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【ONE FN03】遂に東南アジア・サーキット復活。10月KL大会で、リネケル×アンドラジのバンタム級世界戦

【写真】この一番は、申し訳ないけどミドル級世界戦の何倍も楽しみ!! (C)ONE

7日(水・現地時間)、ONE Championshipが10月22日(土・同)にマレーシアはクアラルンプールのアシアタ・アリーナでONE Fight Night03(オフィシャル発表ではONE on Prime Video03)を開催すると発表している。

ONEがマレーシアでイベントを開くのはコロナ前の2019年11月22日以来、実に2年11カ月振りとなる。またコロナ期間に中国のHERO SERIESとタイでタイ勢&国内在住外国人ファイターでイベントを行ったことを除くと、ONEにとってシンガポール以外での大会は2020年2月のインドネシア大会以来となる。


そんなコロナ共生時代、ポスト・コロナのONEの船出となる同大会は開始時間が米国東部標準時10月21日8時と表記されており、現地では22日(土・同)の午前9時となる。

このためにKL大会は前夜=21日(金・同)にナンバーシリーズ=ONE162の開催が見込まれているが、ここは正式発表を待ちたい。何より通常シリーズ以前に、ONE FNのカードが発表されるのはそれだけ米国市場の重要性が高いから。

そしてアナウンスされたカードはMMA世界戦2試合、ONE世界ミドル級選手権試合=王者ライニア・デリダー×挑戦者シャミル・アブデュラエフ、そしてONE世界バンタム級選手権試合=王者ジョン・リネケル×挑戦者ファブリシオ・アンドラジだ。

キャリア16連勝、ミドル級&ライトヘビー級世界王者のデリダーにチャレンジするアブデュラエフは、異例のONE初参戦でタイトル挑戦となる。

日本のファンにとって楽しみなのは、すばりバンタム級タイトル戦の方だろう。王者リネケルは今年の3月にビビアーノ・フェルナンデスを倒し、UFCから転じて4戦目でサークルケージの頂点になった。

一方、アンドラジはコロナ禍のタイ大会でONE出場権を得て以来、NZのマーク・アベラルド日本の佐藤将光中国のリー・カイウェンフィリピンのジェレミー・パカティウ韓国のクォン・ウォンイルとアジア太平洋勢を総なめ、佐藤以外は全てフィニッシュ勝利を挙げている。

MMAにアジャストされてムエタイ、首相撲をポジショニングにも昇華させたアンドラジだが、ここ3試合は組みの展開はなくパンチ、ヒザ蹴り、ミドルキックで初回KOを飾っており、まさにアンタッチャブルな存在となっている。

そのアンドラジが、同朋リネケルに挑戦。リネケルの拳の圧を、アンドラジがスピードと多彩な打撃で如何に攻略していくのか。KO必至の世界戦だ。

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LFA LFA138 MMA MMAPLANET o UFC UNF02 ウェスティン・ウィルソン ジョン・リネケル フランシスコ・リベラ ユライア・フェイバー 水垣偉弥 田中路教 石原夜叉坊

【UNF02】1カ月のインターバルで、石原夜叉坊が剛腕ベテラン=フランシスコ・リベラと対戦!!

【写真】オクラホマ州ショーニーでの夜叉坊。相変わらずだが、その相変わらずも連敗中とは違う、良い感じ相変わらず感があった(C)MMAPLANET

石原夜叉坊が20日(土・現地時間)にカリフォルニア州コマースのザ・コマース・カジノ&リゾートで開催されるUFN(Up Next Fighting)02でフランシスコ・リベラと対戦することを自らのSNSで明らかとしている。

ダウンタウン・ロサンゼルスの東南、コマースで夜叉坊がインターバル1カ月で次戦に挑む。


5日のLFA138で田中路教のサポートに訪れた際、その惜敗に涙が見せていた夜叉坊は7月23日にXMMAでウェスティン・ウィルソンを左でKOし、5月のホセ・ヘルナンデス戦から2連続KO勝ちとようやく……といよりも、待ちに待った復活を成し遂げている。

そんな夜叉坊がSNSで「この年代の人と戦えるなんて、もうないと思います」と綴っている相手リベラは1981年生まれの40歳、Tachi PFからUFCにステップアップを果たすと、バンタム級戦線で2012年から2016年まで活躍した。

2014年5月には水垣偉弥とも対戦しており、現時点で日本人唯一のUFC5連勝目となった白星を献上している。その水垣、ユライア・フェイバー、ジョン・リネケル、エリック・ペレスらトップ勢には跳ね返され、4勝5敗でオクタゴンを去っていたリベラは、UFCリリースは実戦から離れていた。

が、2021年1月に5年ぶりにXMMAでカムバックを果たすと、この1年4カ月の間に同プロモーションとCombateで3勝2敗とハイペースで試合をこなしている。

4月にはジョン・ドッドソンに敗れ、今回は復帰戦以来のフェザー級マッチで夜叉坊の前に立ちふさがるリベラ。剛腕、腕っぷしの強さで戦うベテランを相手に、夜叉坊がしっかりと自分の間合いで拳の交換ができるか――本格的に復調をアピールするのに持ってこいの相手だ。

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ABEMA Brave CF MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC UFC   ジョン・リネケル スティーブン・ローマン トロイ・ウォーセン ビビアーノ・フェルナンデス ファブリシオ・アンドラジ 上久保周哉 中村倫也 松嶋こよみ

【ONE→???】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(11)上久保周哉「もう7月いっぱいは大人しくして」

【写真】飄飄とこれからについて語る。この辺りも上久保の強さ。そして──強さに人は巻き込まれていく (C)MMAPLANET

1月14日にトロイ・ウォーセンとのスクランブル戦を制し、最後は一方通行に動きを制限させたうえでのRNCでの一本勝ち、上久保周哉の2022年に過去最高の期待が募った。

あれから半年、上久保は国内で組み技戦に出場しただけで、MMAでは一切戦っていない。聞こえてきたのはONEとの契約をしないと判断したということ。3年半で6勝0敗、サークルケージを離れる決意をした上久保に、現状とこれからについて尋ねた。

2022年、春(※既に梅雨明けだが)~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第11弾は上久保周哉の言葉をお伝えしたい。


──1月にONEでトロイ・ウォーセンにRNCで一本勝ちをして以来、音無しの状態でした。上久保周哉は何をしているのか、ということでインタビューをお願いしようと思った次第です。

「今は……えぇと、1月の試合後にONEから契約更新の話はありました。次のタームの初戦がタイトル挑戦というモノでしたが、更新しないことを決めました」

──タイトルに挑戦できるという話があって、なおフリーランスを選んだのは?

「その話は1月の試合後から、けっこうすぐのタイミングであって。まだビビアーノ・フェルナンデスとジョン・リネケルの世界戦が行われる前でした。つまり、その2人の世界戦の勝者が了承するまで、僕には試合機会がないということが頭にありました」

──ビビアーノかリネケルに挑戦できるという評価を得たことは関しては、どのように思っていたのでしょうか。

「それはやってみたい試合です。特にリネケルはUFCでトップでやっていたので、その強さを体感したという気持ちは凄くありました」

──ただし、結果的に3月に世界戦が行われたので、下手をすると8カ月や9カ月ぐらいは試合ができないかもしれないという状況を嫌ったと。

「ハイ。そんな風に試合ができないという予測を立てました。そこに加えて、契約試合数と契約年数が今の僕には最適でないと思ったからです」

──プロモーションからすれば、マルチイヤーとマルチファイト期間がプロモーションとしての防衛手段でもありますが、合意できなかったということですね。

「契約期間が長いと感じました」

──つまりは上久保選手がONEを安住の地として捉えていなかったということですね。

「ハイ、そうですね。ONEにも強い人はいます。ただ、これ以上残ると一周してしまうと思いました。新しい選手が多く契約している状況でもないですし。そうなると、契約を更新しても僕の中でもう少し強い選手と戦いたいという気持ちが芽生えてくると感じました」

──とはいえONEのなかでもスティーブン・ローマンやファブリシオ・アンドラジのような顔を合わせていない強い選手も在籍しています。

「ハイ。ただし、それほど食指が動くことはないです。昔から第1希望はUFCではあったので。ONEと契約したのはUFCにステップアップを図るうえで最適だと思ったからです。6勝1敗1分だった僕と契約してくれて、3年半の間に東南アジアの選手から韓国人選手、ノーギワールドの優勝者(※ブルーノ・プッチ)やNCAAの強豪であるウォーセンと戦わせてくれたONEには感謝しています。

日本では戦えない相手との試合で、キャリアを創らせてもらったと思っています。対戦相手のクオリティがあって、そこに向けての準備で自分が強くなれるのでONEにいる間に強くなれたと思っています。日本で6試合やっているのと、ONEでの6試合では得られる経験は全然違っていたはずだし。でも、ここからはUFCに繋がる道を進んでいきたいと思っています」

──では契約を更新しないと決めてからUFCを目指し、どのように動いてきたのですか。

「今はマッチング期間で、他との契約に関して交渉は実際には行っていないです」

──松嶋こよみ選手もそうでしたが、契約が切れて半年間は他のプロモーションで戦うのにONEの了解がいるという理解で良いでしょうか。

「そういうものです。だから試合のオファーがあっても、具体的な話はONEを通す必要がある。なら、まぁ交渉も進まないだろうし、僕の方から積極的に動くことはなかったです」

──試合の話というのは具体的には?

「話があったのはBRAVE CFですけど、ONEとのマッチング期間だと伝えると簡単に引き下がっていました。ショーン・シェルビーからも『ONEとの契約はクリアになっているのか』とは、やはり聞かれました」

──ショーン・シェルビー!! それはUFCからも話があったということですか。

「そこは売り込んでもらったからです。その時に『すぐにオファーを出すとすればRoad to UFCか、コンテンダーシリーズだけど』という話でした」

──それでONEに話を通した?

「いえ。マッチング期間はもう大人しくしていようと。特に辞めていく選手にリアクションが良いわけじゃないですし。なら7月いっぱいは、このまま音無しの構えで大人しくしていこうかなという風でやってきました」

──まぁ、そうなると他人事というのは冷たいようで世の常というか。とにかくフリーになるのを待っている状況だということですね。この間、Road to UFCがあっても出ることができなかった。それは忸怩たる想いだったのでは?

「アジア・トーナメントの話はしてもらっていましたし、面倒くさいことを避けたから出られなかったと捉えています。対戦相手のことは聞かされていなかったですけど、直前に代役を探している時もまた話は来ましたし(笑)」

──ズバリ、マッチング期間でなければRoad to UFCに出ていましたか。

「出ていたと思います」

──では実際に出場しているメンバーを見て、仮に出場していたとして優勝できる自信はどれだけありますか。

「まぁ世の中100パーセントはないですけど、100パーセントの自信はあります」

──中村倫也選手の勢いを見てなお、そう断言できるのですね。

「大事なのは勢いじゃないから。だからキム・ミンウとやりたいなっていう気持ちが大きいです。トーナメントは優勝云々ではなくて、キム・ミンウと戦ってみたい。あのトーナメントを見ていると、そう思います。正直、日本人選手と戦ったキム・ミンウ以外の外国人選手は正直、雑魚だったじゃないですか。UFCレベルじゃない。ああいうのを見ていたら、キム・ミンウが一番興味あります」

<この項、続く>

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MMA MMAPLANET o ONE ONE158 キック クォン・ウォンイル ジョン・リネケル ファブリシオ・アンドラジ

【ONE158】ヒザでなく、三日月でクォン・ウォンイルを62秒で沈めたアンドラジ「リネケル。次はお前だ」

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)
Def.1R1分02秒by KO
クォン・ウォンイル(韓国)

体の厚みに明確な差が見られる両者。細いクォン・ウォンイルに対し、サウスポーのアンドラジが左ミドルを蹴る。ジャブから右ストレートを伸ばすクォン・ウォンイル、アンドラジは左フックを返す。右ミドルをチェックし、左ハイを蹴ったアンドラジが左ヒザから右ストレート、続く左の三日月蹴りでクォン・ウォンイルはうめき声を上げてキャンバスに沈んだ。

「キックの練習をずっとしてきた。彼とはスピードが違う。この機会があると思っていた。次はジョン・リネケルだ。逃げるな、次はお前だ」と話し、5万ドルのボーナスを手にした。


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F1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE129 YouTube   アレックス・シウバ エコ・ロニ・サプトラ キック キリル・ゴロベッツ ゲイリー・トノン ジョン・リネケル タン・リー ビビアーノ・フェルナンデス マーチン・ウェン リン・ホーチン

『ONE: Lights Out』試合結果/ハイライト動画


▼ONE世界フェザー級(※70.3kg)選手権試合 5分5R
〇タン・リー(米国)王者 69.35kg, 1.0053
[1R 0分56秒 KO] ※パウンド
×ゲイリー・トノン(米国)挑戦者 70.30kg, 1.0095
※タン・リーが王座防衛

▼ONE世界バンタム級(※65.8kg)選手権試合 5分5R
×ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)王者 65.60kg, 1.0144
[2R KO] ※左フック
〇ジョン・リネカー(ブラジル)挑戦者 65.0kg, 1.0087
※リネカーが新王者に

▼第8試合 フェザー級(※70.3kg)5分3R
〇マーチン・ニューイェン(豪州)70.25kg, 1.0152
[3R 2分18秒 TKO]
×キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)70.10kg, 1.0018

▼第7試合 キック・ヘビー級 3分3R
イスマエル・ロント(オランダ)123.80kg, 1.0040
イラジ・アジズプール(イラン)119.50kg, 1.0214

▼第6試合 ストロー級(※56.7kg)5分3R
×アレックス・シウバ(ブラジル)56.60kg, 1.0044
[2R 0分05秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
〇エイドリアン・マティス(インドネシア)56.60kg, 1.0044

▼第5試合 キック・ストロー級 3分3R
×ジョシュ・トナー(豪州)56.70kg, 1.0248
[2R 2分11秒 KO] ※左フック
〇ジャン・ペイメン(中国)56.20kg, 1.0036

▼第4試合 フライ級(※61.2kg)5分3R
〇エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)61.20kg, 1.0183
[1R 1分34秒 リアネイキドチョーク]
×チャン・ロタナ(カンボジア)61.05kg, 1.0027

▼第3試合 ムエタイ女子ストロー級 3分3R
〇イマン・バーロウ(英国)56.70kg, 1.0009
[1R 1分39秒 TKO] ※右ヒジ
×ダニエラ・ロペス(アルゼンチン)56.25kg, 1.0195

▼第2試合 ムエタイ 79kg級契約 3分3R
〇リアム・ノーラン(英国)78.85kg, 1.0005
[1R 1分02秒 TKO] ※左ヒザ
×キム・キョンロック(韓国)79.55kg, 1.0160

▼第1試合 キック女子ストロー級 3分3R
〇リン・ホーチン(中国)56.25kg, 1.0124
[判定3-0]
×ミラグロス・ロペス(アルゼンチン)55.45kg, 1.0061


【ONE129】離れ際の打撃が冴えるマーチン・ウェンが、左ボディでゴロベッツの心を折ってTKO勝ち(MMAPLANET)

【ONE129】ビビアーノ陥落――ジョン・リネケルが打ち合いから左フックでKO、世界バンタム級王者に(MMAPLANET)

【ONE129】トノンのヒールフックに右一閃、タン・リーが秒殺KOで世界フェザー級王座を初防衛(MMAPLANET)

 ONE Championshipが3月11日にシンガポール・インドアスタジアムで開催した『ONE: Lights Out』の試合結果。メインイベントのフェザー級タイトルマッチはタン・リーがゲイリー・トノンに1R KO勝ちし王座防衛。セミファイナルのバンタム級タイトルマッチはジョン・リネカーがビビアーノ・フェルナンデスに2R KO勝ちし新チャンピオンとなっています。


 タン・リー vs. ゲイリー・トノン ハイライト動画。


 ビビアーノ・フェルナンデス vs. ジョン・リネカー ハイライト動画。


 マーチン・ニューイェン vs. キリル・ゴロベッツ ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE129 キック ケビン・ベリンゴン ジョン・リネケル ビビアーノ・フェルナンデス

【ONE129】ビビアーノ陥落――ジョン・リネケルが打ち合いから左フックでKO、世界バンタム級王者に

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
Def.2R3分40秒 by KO
ジョン・リネケル(ブラジル)

距離を詰めるのはリネケル、ビビアーノはケージを背負いながら右ローを放つ。互いにフェイントを見せながら、ビビアーノは右ローを繰り出すも届かない。しかし、一瞬置いてシングルレッグで組み付き、そのまま押し込んでリネケルからテイクダウンを奪った。相手の足をまとめてケージに押し込むビビアーノ。リネケルはフックガードに戻し、ビビアーノの首を抱えてディフェンスする。リネケルは展開がないとレフェリーにアピールし、レフェリーもアクションを要求する。リネケルは立ち上がって離れて右ローを当てた。

ケージを背負ったビビアーノが距離を詰めると、インサイドから左フックを当てたリネケル。打ち合いではリネケルのパンチが当たり、ビビアーノがグラつく。。ビビアーノの顔面から出血が見られる。さらにテイクダウンも読まれているビビアーノ。しかしリネケルの左フックにカウンターの左フックを決め、リネケルからダウンを奪う。組み付きグラウンドに持ち込もうとするビビアーノだったが、リネケルが下からビビアーノの左足を掴み、リバーサルしてトップを奪う。下からビビアーノの三角絞めを防いだリネケルが、トップからパンチを落としていく。リネケルはビビアーノの脇を抑えながらパンチを振るう。

下からヒジを突き刺すビビアーノ。リネケルは上下にパンチを打ち分け、ビビアーノも下から打ち返すなど、グラウンド状態での打ち合いでファーストラウンドを終えた。

2R、リネケルの右カーフキックがヒット。ビビアーノの右ストレートは届かず、リネケルの右カーフが当たる。左ジャブをボディに伸ばすリネケル。ビビアーノが首相撲を狙うと、リネケルはボディに左右フックをたたきつける。しかしビビアーノも右ストレートを当てる。リネケルは左フックを当てるが、打ち合いで右をヒットさせたビビアーノがシングルレッグでテイクダウンに成功した。下からビビアーノを抱え込むリネケル。ビビアーノはしっかりと抑え込み、パンチを落とす。

お互いに細かくパンチを出すなか、ビビアーノがパスを狙ったところでリネケルが立ち上がった。ビビアーノのテイクダウンに対し、右アッパーを狙ったリネケルだが、これは空を切る。ケージ際で打ち合う両者、リネケルの左フックがビビアーノの顔面をとらえる。ビビアーノもリネケルの左をかわして組み付くが、グラウンドに持ち込むことはできない。リネケルが右ボディから、ビビアーノの左フックに対して左を合わせた。これがクリーンヒット、ビビアーノがダウンしたところでレフェリーが試合をストップした。

ビビアーノは2019年にケビン・ベリンゴンから奪還した世界バンタム級王座から陥落。リネケルはONE4戦目でのベルト奪取、5万ドルのボーナスも手にした。


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【ONE129】タン・リーに挑戦、ゲイリー・トノン―02―「ONEでグラップリング戦? 楽しみだ」

【写真】 この攻防で東南アジアのファンがわくようになればグラップリングだけでなく、ONEも大きな武器を手にすることができる(C)ONE

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE129「Lights Out」で、ONE世界フェザー級王者タン・リーに挑戦するゲイリー・トノン・インタビュー後編。

ここでは第2部として、タイトル挑戦への意気込み以外にONEが食指を伸ばし始めたグラップリングに関して、話を訊いた。

<ゲイリー・トノン・インタビューPart.01はコチラから>


――金曜日の世界戦、どのような試合を世界に披露したいと考えていますか。

「自分自身がチャンピオンシップで戦う技量があることを見せたい。僕は世界のベストだということを証明したいんだ。MMAには大したことないレベルの戦いでも、世界という冠がついたベルトがたくさん存在しているけど、僕は世界王者を名乗るに相応しいMMAでベストの1人だと今回の試合を通して認知されることを楽しみにしている。

ここでチャンピオンになれば、4年間7試合目でベルトを巻くことになる。過去6戦で色々なことを急激に学んだ。ただチャンピオンシップというだけでなく、僕がこれまでにしっかりと白黒をつけて勝ってきたことを含め、さっきから言っているように世界のベストの1人だと証明したい。そして、ここで勝ってからさらに大きなことをやっていきたいと考えている」

――そんなMMAのワールドタイトル・ショットを控えているゲイリーに、このタイミングでする質問ではないかもしれないですが、今年はADCCイヤーです。グラップリングでは新しい才能の台頭が目覚ましく、ONEもマイキー・ムスメシと契約するなど、軽量級でMMAと関係のなさそうなグラップラーも確保し始めました。今後、組み技での活動については、何か考えていますか。

「とても興味深く、この状況を眺めているよ。今はMMAを優先しているし、世界チャンピオンになれば防衛する必要がある。でも、ADCCにチャレンジできるならしたい。そこでも世界チャンピオンになれば、これほどのビッグイヤーは僕にとってないだろうからね。

それにONEでもこれだけグラップラーとサインしているのだから、彼らとグラップリングで戦ってみたいとも思っている。とにかく、ONEでグラップリングが盛んになることは楽しみだよ。実は昨日、マット・ヒュームから電話を貰ってね――今後もグラップリングマッチを定期的にショーに組み込みたいということで、ルールの部分で改善すべきことはないかって意見を求められたんだ」

――おおっ!! 世界タイトルに挑戦する選手に(笑)。

「アハハハ。シンヤ・アオキと戦ったように、ONEでまたグラップリングを戦えることになれば、それは楽しいだろうね」

――とはいえ一般のファンはグラップリングに対して、それほどポジティブな印象を持っていないと思います。ONEではムエタイやキックボクシングなど立ち技もありますし、もちろんMMAもある。そのなかで、ゲイリーはグラップリングでキックやMMAに負けないファンの支持を得る自信はありますか。

「鋭い指摘だよ。グラップリングが常に抱える現状が、どうやってボクシング、ムエタイが好きなファンの理解を得られるのか――だからね。殴ってダメージを与えるという分かりやすさとは対極にあるのがグラップリングだ。拳で殴るって、実は誰もがもっとも身近に感じる攻撃で。アジアでは、それがキックなのかもしれないけど……。

僕が柔術を始めたとき、誰もグラップリングを戦って生活をできる環境なんてなかった。ただし、ここ数年新しいテクノロジーの発展と足並みを揃えるように、従来のルールとは違うグラップリング大会が始まり、フィニッシュという皆がより分かりやすい戦いが増えてきた。ただし、試合内容はグラップリングを戦う個々の意思によって決まる。

サブオンリーでも戦わない選手はいる。そういう選手がファンの喜ぶ試合ができるわけがない。いかなるルールだろうが、ね。エキサイトな試合ができる……ファンに喜んでもらいたいというグラップラーをどれだけ投入できるのか。そういう正しい人材がONEに集まってくれば、世界的に見てムエタイやキックより、グラップリングが注目を浴びる可能性はあると、僕は思っている」

――ゲイリーがハニーホールに入った刹那、1万人の大歓声が起こる――そんな夢のような場面がONEで見られるようになることを夢見ます(笑)。

「Sure。任せてくれ!!」

――では、最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンのサポートに感謝している。また近いうちに日本に行きたい。シンガポールに来る際にトランジットで滞在する日本の空港は世界一番キレーなエアポートだ。日本の空港ではロイス・チョコを買い込むんだ。ホテルの部屋にある冷蔵庫にロイス・チョコがある。試合が終わって、ロイス・チョコを食べるのが楽しみでならない(笑)。COVID19騒ぎが集結し、また日本で戦えることを心から願っている。皆、応援ありがとう」

■放送予定
3月11日(金・日本時間)
午後8時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時00分~ONE Super App

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]タン・リー(米国)
[挑戦者]ゲイリー・トノン(米国)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

<キック・ヘビー級/3分3R>
イスマエル・ロント(オランダ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョシュ・トナー(豪州)
ジャン・ペイメン(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
チャン・ロタナ(カンボジア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
イマン・バーロウ(英国)
ダニエラ・ロペス(アルゼンチン)

<ムエタイ79キロ級契約/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
キム・キョンロック(韓国)

<キック女子ストロー級/3分3R>
リン・ホーチン(中国)
ミラグロス・ロペス(アルゼンチン)

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【ONE129】トノンの挑戦を受けるフェザー級王者タン・リー―02―「ただ単体で、技術は存在しない」

【写真】言っていることが武術家、タン・リー (C)ONE

11日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムでONE129「Lights Out」でゲイリー・トノンの挑戦を受けるONE世界フェザー級王者タン・リー・インタビュー後編。

試合で戦うためには、自分を理解すること。自分の技、相手の技、いずれもその技単体でなく、疑問を持ち、答えを追求する――他に類を見ないテコンドーをMMA最大活用できるタン・リーならではの話を聞くことができた。

<タン・リー・インタビューPart.01はコチラから>


――この試合が決まる前からライアン・ホールと磨いて来たことがあるから、対策もより練りやすいということですね。

「それに相手のことばかりでなく、何よりも自分が何をできるか。そこを掘り下げないと。ここにギャップを感じないように戦うことが大切だ。僕のゲームに穴はないのか。

ダブルレッグが上手い相手なら、ダブルレッグに入れない動きは何なのか。それが左フックなら、どういう風に使えば良いのか。これまで使ってきた左フックとのギャップがないように打つにはどうすれば良いのか。

マーシャルアーチストは、毎日の稽古のなかでそこを養っていくもの。それが楽しんだよ。そうやって自分のスキルを高めていく。毎日が学びだと思っている。それだと1週間で7日間、学ぶことができるだろう?

そりゃあ試合のことも考える。試合中に上手くいかなくなることは誰にだって起こりうる。だってパーフェクトなファイターじゃないからね。だからこそ少しでもそこに近づきたくて、自分のゲームを組み立ている。それには、どこに自分の穴があるのかを理解する必要があるんだ。

その穴を埋める手段は何なのか。それがカーフキックだったとすれば、どう使えば穴がより埋まるのか、そうやって創り上げていくんだよ」

――それは相手の技や自分の技を単体で研究するというよりも、相手や自分を研究することと技がリンクしているということでしょうか。

「100パーセント。その通りだよ。それが僕の打撃にしても、他の選手とは違うのはそういうことなんだよ。どの瞬間、どういう風に攻撃をするのか。それは相手も同じタイミングでアタックしてくる瞬間かもしれない。なぜ、そういう風に攻撃するのか。相手がそうやって攻撃してくるのは、なぜか。それを理解して初めて、自分がどのように動くのかという結論が出る。

それができるのも、自分を理解しているから。自分が分かっていないと、どういう風に攻撃して良いかも分からずに、ただ攻撃を仕掛けることになる。それは危険だ。フィジカル、メンタル、戦略、戦術が一体化し、僕の打撃は生み出される。僕の打撃は、どうすればより良くなるのだろうか。それには技単体でなく、今言った要素を理解しなければならない。それは相手の技を研究するときも同じことだよ。

打撃戦を避けたいグラップラーに対する打撃と、打撃で攻めてくる相手への攻撃手段は変わってくる。外に回るウェービング、内に回るウェービング、その現象だけを理解するんじゃなくてね。その動きが何を相手に起こさせ、僕に起こるのか。ハニーホール、インサイドヒールも同じことだよ。ただ単体で技術は存在しない」

――それだけの細かい心理面、試合を組み立てる作業をしてきたうえで、金曜日の夜はどのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ベストバージョンのタン・リーのベストパフォーマンスを世界中のファン、特に日本のファンに披露したい。少し試合感覚が空いてしまったけど、KO勝ちを見てもらうよ」

――最後に日本のファンへメッセージをお願いしようと思っていたのですが、既に日本のファンにという言葉を貰ってしまいましたね。

「日本のファンには感謝しているという言葉しか浮かんでこないよ。日本のファンはファイトの見方が分かっている。皆は最高のグラップリングが何か、最高のストライキングが何かが分かっている。そんな日本のファンだからこそ分かる、最高の試合を見せたいと思っているよ」

■放送予定
3月11日(金・日本時間)
午後8時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時00分~ONE Super App

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]タン・リー(米国)
[挑戦者]ゲイリー・トノン(米国)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ジョン・リネケル(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

<キック・ヘビー級/3分3R>
イスマエル・ロント(オランダ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョシュ・トナー(豪州)
ジャン・ペイメン(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
チャン・ロタナ(カンボジア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
イマン・バーロウ(英国)
ダニエラ・ロペス(アルゼンチン)

<ムエタイ79キロ級契約/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
キム・キョンロック(韓国)

<キック女子ストロー級/3分3R>
リン・ホーチン(中国)
ミラグロス・ロペス(アルゼンチン)

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【ONE127】試合結果 マリキン暫定王者に。VV芽生、不可解判定負け。デェダムロンは現役引退 

【写真】ウィリアムスに敗れたデェダムロンは、引退を発表した。お疲れさまでした!!(C)ONE

2月11日(金・現地時間)、シンガポールのシンガポール・インドアスタジアムでONE127「Bad Blood」が開催された。

メインの世界バンタム級選手権試合=ビビアーノ・フェルナンデス×ジョン・リネケル、日本から出場予定だった猿田洋祐×グスタボ・バラルト戦がコロナの影響で中止となった波乱の大会。

メインのONE暫定世界ヘビー級王座決定戦ではアナトリ―・マリキンが、キリル・グリシェンコを下し、ダブルボーナスで10万ドルも獲得──正規王者アージャン・ブラーとの対戦をアピールした。

山口V.V芽生はジヒン・ラズワンに右を当て、ぐらつかせる場面を創り、テイクダウン&ポジションでも優位に立っていたが、ジャッジは2人はローとジャブのワズワンを支持。ONEのジャッジは、とにかく打撃を出せば良いという判断をしているかのような結果となった。

フライ級では韓国のウ・ソンフンが、ヨッカイカー・フェアテックスを秒殺KO、ストロー級でもダニエル・ウィリアムスが初代ONE世界ストロー級王者デェダムロン・ソーアミュアイシルチョークをボディショットでKOした。

パフォーマンス・ボーナス=アナトリ―・マリキン、ジョナサン・ハガティー、ウ・ソンフン

ONE127「Bad Blood」
<ONE暫定世界ヘビー級(※102.01キロ)王座決定戦/5分5R>
○アナトリ―・マリキン(ロシア)2R3分42秒
KO
×キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
○ジョナサン・ハガティー(英国)3R
判定
×モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
○チェン・ルイ(中国)3R
判定
×マーク・アベラルド(ニュージーランド)
<53.5キロ契約/5分3R>
○ジヒン・ラズワン(マレーシア)3R
判定
詳細はコチラ
×山口V.V芽生(日本)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
○ウ・ソンフン(韓国)1R0分18秒
KO
詳細はコチラ
×ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○ダニエル・ウィリアムス(豪州)2R1分35秒
KO
詳細はコチラ
×デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
○ダスティン・ジェインソン(カナダ)3R
判定
×ウゴ・クーニャ(ブラジル)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○リン・ホーチン(中国)3R
判定
×ビー・ニューイェン(米国)
<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
○オーディー・ディレイニー(米国)1R1分06秒
ショルダーロック
×トーマス・ナルモ(ノルウェー)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
─スノト(タイ)NC
─ティオル・タン(米国)


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【ONE127】あぁ猿田洋祐×グスタボ・バラルトもコロナで中止に。V.V芽生✖ラズワンがメインカードに

【写真】しょうがない。何度も書き記すが、社会事象。あるいは雪が降るのと同じ自然の摂理 (C)TSP

明日11日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE127「Bad Blood」で組まれていたストロー級戦=猿田洋祐×グスタボ・バラルト戦が中止となったことがONEから発表された。

メインのONE世界バンタム級選手権試合=ビビアーノ・フェルナンデス×ジョン・リネケルに続き、MMAファンが楽しみにしていた試合がなくなった。ONEの発表によると、COVID19の健康安全プロトコルにより対戦がなくなったとのこと。このカードに関しては、非公式及び未確認情報ではあるが猿田が検査で陽性結果が出たという報は現場レベルで伝わって来ていた。

リネケルと同様に出国&搭乗時点では陰性、そして現地で陽性になったわけだが、猿田に症状はなく擬陽性の可能性もあるということで、予定されたように繰り返し検査は行われ、最終結果が今夜出され陽性→中止に至ったと思われる。

猿田自身がSNSで、最後まで調整していたと綴っているように体調的には全く問題なく、本人も落胆していることだろう。加えて発表が猿田個人の陽性ということではなかったため、セコンドを含めバラルト陣営も何かが起こっていたかもしれない。

なおメインの世界戦、猿田の試合がなくなったことで山口V.V芽生とジヒン・ラズワンの一戦がメインカードに昇格している。




■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■対戦カード

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<53.5キロ契約/5分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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