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【ONE X】コロナ感染者数が上げどまりのシンガポール。チャトリが10周年記念大会の延期を発表

【写真】いつまでコロナに影響を受ける日々がONEでは続くのだろうか (C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンが12月5日(日・現地時間)に予定されていた10周年記念大会=『ONE X』をシンガポールの新型コロナ感染の状況悪化により、2022年早々に延期するとSNSで発表した。

ONE世界バンタム級選手権試合=ビビアーノ・フェルナンデス✖ジョン・リネケル、ONE世界フェザー級選手権試合=タン・リー✖ゲイリー・トノン、デメトリウス・ジョンソン✖ロッタン・ジットムアンノンのミックスルールファイトが発表され、さらに2つの世界戦や女子アトム級ワールドGP決勝らが組まれる予定だった10周年記念大会がリスジュールを強いられることとなった。

9月中旬よりコロナ陽性者数が増加し始め、国民の80パーセント以上がワクチン接種を済ませ、2022年からはワクチン接種者以外はオフィスなどの出社も禁じるという国策を政府が採ったシンガポールだが、10月になっても1日の感染者数は上げ止まり状態が続く。現状も人口570万人弱と、東京都の半分に満たない総人口のシンガポールで、1日の感染者は平均3500人に及ぶ。

チャトリはSNSで新しい日程などについては、後日発表するとしている。なお今週の金曜日に行われる予定のONE NEXTGENに関して、現状は変更なく実施される方向だ。


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【ONE X】12月5日に10周年記念大会、2つの世界戦に加え──ロッタン✖DJの混合マッチが決定!!

【写真】最高の食材が揃ったゲテモノ料理となるのか、新たなメインディッシュとなるのか(C)ONE

16日(木)、ONE Championshipが12月5日(日・現地時間)に10周年記念大会=『ONE X』を開催すること2つの世界戦、そしてムエタイとMMAの混合ルールでロッタン・シットムアンノンとデメトリウス・ジョンソンが対戦することが発表された。

グラップリングではなくプロ修斗公式戦、つまり岩本がMMAデビューを迎えることとなった。2011年9月3日の第1回大会から10年が過ぎ、世界のMMA界においてアジアを代表する存在となったONEが、10周年記念大会である意味、ONEらしいマッチアップを発表した。


ONEムエタイ世界フライ級王者でキックでも同級ランク1位のロッタンは2018年のONE初出場以来、MMAグローブでの立ち技戦で圧倒的な強さを見せ、10連勝中だ。

一方のDJはフライ級ワールドGPを制したものの今年の4月にアドリアーノ・モライシュの持つONE世界フライ級王座に挑戦し、人生初のKO負けを喫した。

立ち技では世界最高のロースターを誇るONEを代表する若き鉄人ロッタンと、MMAに至宝といえる全ての局面を融合させたDJの戦い。10周年記念大会のお祭り的な意味もあり、ONEの発表自体にone-of-a-kind battle(唯一無二のバトル)という表記も見られるが、最高の役者の顔合わせで格闘技的にも興味深い局面はいくつも考えられる。とはいっても、勝負の鍵を握るのはルール設定──以前にムエタイとMMAのどちらを先に持って来るのかという点に尽きる。

MMAグローブ着用で行われるようだが、ラウンド数や1Rが何分になるなどは明らかになっていない。重ねてルール設定がまず鍵となる一戦だけに正式発表を待ちたい。

またONE世界バンタム級選手権試合=王者ビビアーノ・フェルナンデス✖ジョン・リネケル、そしてONE世界フェザー級選手権試合=王者タン・リー✖ゲイリー・トノンという2試合もアナウンスされた。

前者は柔術✖ボクシングのブラジリアン同朋対決、後者はテコンドー系トータルファイターと至宝のグラップラーのマッチアップ、異種格闘技の香りがするMMA世界戦も要注目だ。

なおONE Xはさらに複数の世界が予定され、ONE10年の歴史を彩ったファイター、これからの10年を創っていく選手が勢揃いするという話も伝わってくる。そうなれば、「試合のオファーがあった」とSNSで発したあの人の参戦も十分に有り得る。出場メンバー、対戦カードの続報が気になる10周年記念興行だ。

■ONE「Revolution」視聴方法(予定)
9月24日(金・日本時間)
午後8時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時00分~ONE Super App

■ONE「Revolution」対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] オク・レユン(韓国)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]猿田洋祐(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キム・ジェウン(韓国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
アミール・アリアックバリ(イラン)
アナトリー・マリキン(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
内藤大樹(日本)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・アルメイダ(ブラジル)
トーマス・ナルモ(ノルウェー)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)
ジャン・チェンロン(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ジェームス・ヤン(米国)
ロエル・ロサウロ(フィリピン)

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ONE ONE TNT03 ONE118 Report ジョン・リネケル トロイ・ウォーセン ブログ

【ONE TNT03】ボディ。顔面に左右のフックを連打し、最後は右ストレート一閃。リネケル、完勝

【写真】最後は見事なカウンター、リネケルがウォーセンに圧勝(C)ONE

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
Def.1R4分35秒by KO
トロイ・ウォーセン(米国)

左ミドルを蹴ってきたウォーセンとの距離を詰めて、いきなり連打を見せるリネケル。さらに左ミドルに右フックを合わせ、ローから距離を詰めてボディを連打する。そのボディが急所に入り試合が中断するが、直ぐに再開。左右のボディフックから顔面に攻撃を移すリネケルが、圧倒的な圧力でウォーセンを攻める。

ウォーセンも必死にロー、右フックを繰り出すと左ジャブでリネケルのバランスを崩させる。構わず前に出たリネケルはほぼ大振りの左右のフックでウォーセンを攻めたて、腹と顔面を射抜いていく。ジャブから左リードフックを入れたリネケルが、ボディにパンチを纏める。そして右、左とフックを入れウォーセンのテイクダウンを切る。これだけ腹を殴られても、効いた風でもないウォーセンに対し、リネケルはローでバランスを崩させ、顔面へコンビを入れる。と、頭を振って右を打ってきたウォーセンに右ストレートをカウンターで一閃。

一発で後方にウォーセンが倒れ、勝負は決した。「僕のパンチが重いことは分かっている。初回でKOした。次はタイトル戦だ。チャンピオンになるためにONEに来た。ビビアーノより僕の方が強い。僕がベストであることを世界に証明する」とリネケルは勝利者インタビューで話した。


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News ONE ONE TNT03. ONE TNE04 ONE118 オク・レユン ジョン・リネケル トロイ・ウォーセン ブログ マラット・ガフロフ ミャオ・リータオ リース・マクラーレン 澤田龍人 若松佑弥

【ONE TNT03】若松佑弥✖マクラーレンがTNT枠に。澤田龍人が突然のリータオと再戦。オク・レユン初陣も!!

【写真】全米のMMAファンにYuya Wakamatsuの名を浸透させるチャンス到来!! (C)MMAPLANET

14日(水・現地時間)、ONE Championshipから4月22日(木・現地時間)放送のONE118:ONE TNT03大会のラインナップが発表された。

まずメインでジョン・リネケルがトロイ・ウォーセンとのマッチアップの放送が、ついに正式発表となった。明日15日(木)に中継されるTNT02で上久保周哉の対戦相手が、ウォーセンからミッチェル・マーチャルに変更され、ラカイ勢が軒並みカードから消えていることで、この両者の試合が組まれていることはほぼほぼ公然の秘密だった。

嬉しいのは若松佑弥とリース・マクラーレンのファイトがメインカードで、全米プライムタイムの中継枠に入ったことだ。DJ撃破で、一躍注目されるようになった王者アドリアーノ・モライシュへ挑戦権が掛った一戦という見方を全米のファンに与えることができだろう。


(C)ONE

と同時にアディショナルカードにもなかった澤田龍人の名前が見られることに注目だ。

しかも対戦相手は昨年10月9日(※放送は10月16日)に判定勝ちを収めているミャオ・リータオだ。澤田によると大会収録の前の週末に急遽オファーがあり、この一戦に臨むことを決めたという。

(C)DOUBLE GFC

さらにはコアJ-MMAファンには大歓迎されるであろうライト級マッチ=マラット・ガフロフ✖オク・レユンが、アディショナルカードからリードカードに昇格しているのは嬉しい限りだ。

オク・レユンは元HEATライト級王者で、その試合を見た日本のライト級ファイターたちの評価が抜群に高い実力者だ。トム・サントスとの乱打戦で王座を失ったモノの、本来はケージレスリングで相手の削ることができるグラインダーでもある。

コロナ禍で来日は途絶えたが、昨年11月にはDouble GFCライト級王座を賭けてキ・ウォンビンと対戦し判定ながら完勝──UAEWに転じたキム・ギョンピョとともにK-MMAライト級最強の男のONEデビューは楽しみでしかない。

■視聴方法(予定)
4月22日(木・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
トロイ・ウォーセン(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
リース・マクラーレン(豪州)

<キック・ライト級/3分3R>
ニキー・ホルツケン(オランダ)
ウェイン・パー(豪州)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
マラット・ガフロフ(ロシア)
オク・レユン(韓国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

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Interview ONE Special ケビン・ベリンゴン ジョン・リネケル ブログ 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:11月─その壱─リネケル×ベリンゴン「ONEの世界観が──」

【写真】こんなにあっさりと決着がつくとは……そんなショッキングな試合になったリネケル✖ベリンゴンだった (C) ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。そんな青木が選んだ2020年11月の一番、第一弾は13日に中継されたONE 113 Inside the Matrix03からジョン・リネケル✖ケビン・ベリンゴンについて語らおう。


──11月の青木真也が選ぶ、この一番。まず第1試合目は?

「ジョン・リネケル✖ケビン・ベリンゴン戦ですね。まぁ、成績としては当然の結果じゃないですか。ただ、あれだけしっかりとKOという結果が残るとショックはショックです」

──この試合もまさにというか、タン・リー✖マーチン・ウェン以上にUFCファイターがONEに参戦して、北米の世界観がONEの世界観を駆逐した試合となりました。

「リネケルがムイン・ガフロフと戦った時は、跳ねた試合ではなかった。だから本調子でなくて、ベリンゴンの目もあるかと思っていたんです。水抜きなしの計量に慣れていなくて、調整面でも不安は残っていたし。だから、あるのかと……にも関わらず、ハッキリと結果が出ましたね。最後もノックアウトというよりも、ゴメンナサイ感がありましたし」

──嫌ダウンか、痛ダウンかと。

「そうでしたね。ベリンゴンってタフで、殴り合いに長けた選手だったのが、ああなる。ビビアーノ・フェルナンデスとあれだけやりあっていて……ビビアーノはDREAMのチャンピオンからUFCと契約まで話があったのに、うっちゃってONEを選んだ選手だったから」

──いわばランク15位とかでなく、あの当時ですがトップ5級の活躍が見込まれていました。

「そういうベリンゴンが、ここでリネケルに負けたことでONEのストーリーラインもゴチャゴチャしてしまいます。リネケルのUFC的な世界観を持ちこんできたから、話がおかしくなってしまって」

──そもそもリネケルとONEの契約に関しては、DJやエディ・アルバレスと違い、なぜその必要があるのかと思ったのも事実です。ヴィトー・ベウフォート然り。ブラジル大会でも狙っていたのかと。

「謎でしたね。なぜ、この世界観を持ちこむのかって。米国でTV中継を始めたことで、北米や南米開拓というのはあったのかもしれないですけど、謎だった。

リネケルに関してもUFCでのレコードは良くても、ここ一番に負けている選手ですからね」

──計量ミスが多く、実は水抜き無しの1階級上というのは合っているのかしれないです。水抜きありで65キロだと、対戦相手ももっと大きくなってしまうので。

「あぁ、それですね。ムイン・ガフロフと戦った時はジャカルタだったから、コンディションも悪かったのかもしれないですね」

──う~ん、旅の疲れでなければブラジリアンは東南アジアで戦うのは苦ではないような気がします。ビビアーノも「マニラはリオみたいだ。気候もフルーツが多いのも」って言っていましたし。

「あぁ、なるほどぉ。そうかぁ……高温多湿で。なら、あの時はやっぱり減量の仕方がまずかったのかな」

──そのビビアーノが、リネケルの挑戦を受けることになるかと思われます。

「なると余計におかしくなりますよね。ビビアーノがチャンピオンでブラジル人同士だし……」

──おかしいと感じるのは、青木選手にとってONEという戦いの場はどういうモノだったのでしょうか。

「ONEの面白さって、北米的な世界観が入らない面白さだった。僕がONEで戦うようになった時は北米の物差しが一切なかったから。そういう面白さ、ワクワク感。要は鎖国された世界観があったから面白かったんです。それがグローバル……全ての価値観を、北米を含めた世界に当てはめるようになりましたね」

──飲み込まれないためには、勝たないといけないんですよね。

「この負けは分かっていたことだけど、ベリンゴンはスクランブルが強く、蹴りもできる選手でタフだったのに……。しっかりと北米に侵食されるようになってきましたね」

──私などは勝手ながら、元UFCやBellatorのライト級の選手がONEにロースターに加わって青木選手と戦うようなことがあれば、それは楽しみですよ。

「それは良いかなって思います(笑)。ONEの世界観でなく、僕の世界ですけどね」

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ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 Report ケビン・ベリンゴン ジョン・リネケル ブログ

【ONE113 Inside the Matrix03】ジョン・リネケルの圧力に、あのベリンゴンが何もできず完敗TKO負け

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
Def.2R1分16秒by TKO
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

まず右ローを蹴ったリネケル。ベリンゴンは左ロー、リネケルもローを返す。ジリジリと距離を詰めていくリネケルが、ローから距離を取り直す。互いに踏み込み、リネケルが左を打っていく。ベリンゴンはローから右ロングフック、リネケルは距離を詰めてボディからフックを振るっていく。スピニングバックキックにも動じないリネケルは、フック中心のファイトでベリンゴンに圧を掛ける。ベリンゴンは鼻血を流しており、後ろ回し蹴りはあたりが浅い。

左フックは力が入りバランスを崩したベリンゴン、リネケルともに足を止めてフックを打ち合う。リネケルはアッパーを入れ、ベリンゴンのサイドキックが顔面をかすめても構わる右を振るって前に出る。近い距離でアッパーを多用するリネケルは、ボディから顔面を打ちベリンゴンの勢いが弱まり初回が終わった。

2R、顔に傷が目立つベリンゴンは、ローに右を合わせるもリネケルは動じず左フックを狙う。ボディから前に出られたベリンゴンは、走るように距離を取り直す。至近距離での圧が違うリネケルは左ストレートから頭を抱えるベリンゴンに右アッパー、さらに左フックをを打ち込む。

前方に崩れたベリンゴンにパウンドを入れたリネケルが完勝。「ベリンゴンはタフだったけど、KOするためにここに来たんだ。ビビアーノ・フェルナンデス、お前のために来たんだ。ベイビー」とリネケルは笑顔で話した。


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【ONE113 Inside the Matrix03】計量&ハイドレーション結果 ONE✖UFC、ADCC&ROAD 王者、手塚&箕輪

【写真】ジェヘはほとんどバンタム級の契約体重マッチでソン・ミンジョンと対戦する。タフファイトは間違いないか (C)MMAPLANET

本日13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


手塚裕之、箕輪ひろばがロシア、そしてフィリピンの強豪と戦う試合を始め、元UFC✖前ONE世界バンタム級王者対決=ジョン・リネケル✖ケビン・ベリンゴン。Road FCフライ級王者からWarrior Seriesを経てサークルケージデビューとなるソン・ミンジョン✖元ONE世界フライ級王者ジェヘ・ユースタキオ。ADCC✖2回世界王者ユーリ・シモエスのMMA初陣と全試合が楽しみない今大会、ハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03計量&ハイドレーション結果

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル:65.75キロ/1.0136
ケビン・ベリンゴン:65.45キロ/ 1.0144

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン:64.0キロ/ 1.0207
ジェヘ・ユースタキオ:63.75キロ/ 1.0136

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ:83.75キロ/ 1.0018
手塚裕之:83.0キロ/ 1.0233

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス:92.45キロ/ 1.0187
ファン・ロン:92.7/1.0176

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば:56.4キロ/ 1.0187
リト・アディワン:56.55キロ/ 1.0136

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ケビン・ベリンゴン ジョン・リネケル ブログ

【ONE113 Inside the Matrix03】元UFC=リネケルと試金石の一戦、ケビン・ベリンゴン「疲れさせる」

【写真】蹴りと組みでリネケルを削ることはできるか(C)KEISUKE TAKAZAWA

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」のメインでケビン・ベリンゴンがジョン・リネケルと対戦する。

前ONE世界バンタム級王者のベリンゴンは、ビビアーノ・フェルナンデスとの一連の世界戦で力をつけONEの顔というべき選手に成長した。

パワフルな打撃と、スクランブルゲーム。ONEルールで着実に勝つ術を身につけたベリンゴン。元UFCファイターとの実力査定試合に挑む彼が、シンガポール入りした直後に行ったインタビューをお届けしたい。


──今回の試合はシンガポールについてからはトレーニングや計量、ハイドレーション以外は部屋から出ることが許されていないとのことですが、ストレスはたまらないですか。

「大丈夫だよ。テレビもあるし、インターネットが繋がっているからね。ラカイのメンバーと顔を合わせるのもトレーニングルームだけで、食事も運ばれてきたモノを食べる。こんな経験はこれまでになかったけど、問題ないよ。試合に集中できる環境だ。

何よりも試合があるんだ。僕の最後の試合は1年前の日本大会だよ。ようやくケージに入ることができる。ホテルの部屋に籠りっきりだとか、色々と不便だとかっていうことより、試合ができることが嬉しくてしょうがないんだ。

本当にこの試合に向けてハードトレーニングを積んできたからね。チーム・ラカイは複数の選手が今回の大会で戦うから、トレーニングキャンプ中の雰囲気も凄く良かったよ」

──これまでと比べて、キャンプに変化はありましたか。

「少しね。いつもようにチームの多くのメンバーとジムやオーバル(バギオの陸上競技場)で一緒に練習することはできないし、練習後に一緒に食事をするとかもなく即、家に戻る。違いはそういうことで、練習内容に関しては人数を少なくして同じことができたよ。

皆と一緒の時間がなくなった。これは練習云々でなく、生活が変わったといえるよね。

ジムの一般会員の皆も以前のように一斉に汗を流すのではなくて予約制になり、5人までの人数でトレーニングするようになった。そんな状況なのにシンガポールで試合ができるのだから、ONEに感謝しているよ。

真剣に感染対策もしているしね。PCR検査をした。この状況でホテルに缶詰めになっても、全くネガティブな気持ちにはならないよ」

──日本では徐々に渡航制限も緩やかになってきていますが、フィリピンはいかがですか。

「フィリピンは日本のようにはいかないね。今も国内で行政府を跨いで移動する際には陰性だという証明書を持って、許可を取る必要がある。バギオからマニラに行くにも、許可証がいるんだよ。トラベル・プロトコルに則して移動しないといけない。大変なことさ。でも皆で我慢して、感染者の数は減っては来ているよ」

──ラカイのチームメイトではジョン・クリスコルトンらが既にBrave CFで戦っています。早く試合がしたいという焦りはなかったですか。

「それはなかった。ONEは選手が安全に戦えるよう努力してくれていたんだから。とにかくオファーを待つしかないし。パンデミックが来て、ジムで練習できない時も家で体を動かしていたし、とにかくすぐにでも戦えるよう準備だけは怠らないでやってきたから。

チームの仲間がブレイブCFで試合ができるようになったのは、ただ嬉しかった。僕は試合の機会が巡ってくるのを待つだけ。そこに何も変わりはなかったよ」

──そして、決った試合がリネケル戦でした。

「良い選手だし、戦うのを僕も楽しみだよ。自分がどれだけやれるのかテストになると思っている」

──ONEはMMAでトップステージの一つです。とはいえUFCには世界中から強豪が集まっており、リネケルはケビン・ベリンゴンというファイターのスケールとなる相手かと思います。

「とても重要な試合だよ。一つはこの試合に勝てば、ビビアーノの持つタイトルに再び近づくことができる。そういう意味でも大切だ。リネケルがUFCファイターだったことは、気にならない。僕と彼の間に明確な差があるとは思っていないしね。

しっかりとゴールを目指し、プラン通りに戦えば勝てる。そのために練習してきた。打撃で戦うよ。リネケルは確かにヘビーハンドの持ち主だ。でもキックを織り交えて叩けば、彼はスタミナが切れるに違いない。

疲れて動きが落ちる。そこがリネケルの一番の弱点だ。打撃戦もパンチ中心で、蹴りをほとんど使わない。蹴ったとしても強くない。そんな彼に対して、キックを上手く使って戦い、疲れさせる。そうしたらテイクダウンを仕掛けるのも良いだろうね。削っていくのが作戦の一部だ。パンチを空振りしても、スタミナを無くすからね」

──リネケルはほぼ打撃戦という印象ですし、そこにフォーカスできますか。

「確かにビビアーノは柔術がずば抜けて強かったから、組みを警戒しながら打撃を使う必要があった。リネケルに対しては、逆に僕からテイクダウンを狙うこともできるだろう。ビビアーノとの試合では組ませない、組まれてもエスケープするという風に戦ってきたけど、テイクダウンも柔術もずっとドリル練習を繰り返し、スパーリングもしてきた。

逃げるためのグラップリングでなく、攻めるグラップリングを僕も使うことができるからね。そういう試合にもトライするよ。

もちろん打撃戦にも自信があるし。彼のアッパー、フックは気を付ける必要があるけど、そこをしっかりと見極めて僕のパンチや蹴りを効かせるよ。

僕の方が打撃でも優っていることを証明し、ランキング1位の座を守る。そして、ビビアーノに挑戦するんだ」

──ケビン、本当に楽しみにしています。今日はありがとうございました。

「こちらこそ。日本のファンにコロナ対策をしっかりとして、安全に過ごして欲しいと伝えてもらえないかい」

──もちろんです。

「また日本の皆の前で戦いたい。アリガト!」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】手塚はラマザノフ、箕輪はアディワン。メインはベリンゴン✖リネケル!!

【写真】ベリンゴン✖リネケル、このカードはたまらなく興味深い (C)MMAPLANET

6日(金・現地時間)、ONE113「Inside the Matrix03」の中継が終わったONEのオフィシャルホームページで13日(金・同)に放送されるONE113「Inside the Matrix03」の対戦カードが発表されている。

Matrixシリーズ、これまで11試合で日本人の出場は若松佑弥だけだったが、次回は手塚裕之がムラッド・アマザノフと、そして修斗世界ストロー級王者からONEに転じた箕輪ひろばが、チーム・ラカイのリト・アディワンと対戦する。


手塚と対戦するラマザノフは戦闘民族ダケスタンの選手で、2月にペ・ミョンホをTKOで下しデビュー以来9連勝で負け無しのファイターだ。一方、箕輪と戦うリト・アディワンは昨年の日本大会で仙三を下しているラカイの新鋭で、現在7連勝中で通算戦績は11勝2敗。両者揃って、非常にタフな相手と戦うこととなった。

なおMatrix03も5試合全てがMMAで、メインはケビン・ベリンゴンがジョン・リネケルと戦うバンタム級戦だ。元バンタム級王者のベリンゴンがビビアーノ・フェルナンデス以外のワールドクラスのファイターと拳を交える──超大一番だ。

さらには同じくラカイの元フライ級王者ジェヘ・ユースタキオが元Road FCフライ級王者からWarrior Seriesを経て本戦デビューとなるソン・ミンジョンとマッチアップされ、ADCCを2度制しノーギワールドでも世界一に輝いているユーリ・シモエスがMMAデビューをファン・ロンと行う。全てにおいて、日本のファンも興味を持てるカードが揃っており、ある意味Matrixシリーズで最も気持ちが入るラインナップという見方もできる。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

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【NEWS】サイボーグがオークションにPRIDE勝利者トロフィーを出品。コロナ感染で人々の救済訴える

E.Cyborg【写真】サイボーグの試みに、旧チームメイトが声を挙げてサポートする(C)BELLATOR

28日(木・現地時間)、ブラジルのナンバーワンMMA&柔術記者であるマルセーロ・アロンソ氏からMMAPLANETに、ぜひとも日本のMMAファンに伝えて欲しいという連絡があった。

アロンソ氏によると、シュートボクセ所属時代にパンクラスやPRIDE、戦極で戦い、その後もStorikeforceやBellatorで活躍したエヴァンゲリスタ・サイボーグが、PRIDEで獲得した勝利者トロフィーをLeilão Cidadão Solidário=一致団結した市民オークションに出品し、そこで得た全金額を寄付し新型コロナウィルス感染拡大で苦しむ人々をサポートするという活動を始めたとのこと。
Special Thanks to Mrs.Yuko Hirakawa Queiroz Sousa


Cyborgサイボーグは現在ブラジル・マットグロッソ州のホンドノーポリス在住で、ブラジルでは7万人以上の感染者が確認されており、死者は5000人を超える状況だ。

マットグロッソ州では300人を下回る感染者数とはいえブラジルではジャイール・ボルソナーロ大統領が「コロナ封じ込めより、経済優先」という方針を露にし、「国民の7割が感染、どうしようもない」などという発言をし、世界からヒンシュクを買っている。

結果、新型コロナ感染の実態がつかみきれないばかりか、主要官僚の離反が相次ぎ、通貨安が止まらず経済の悪化が進むという負のスパイラルにある。そして経済活動がストップすることで、真っ先に困窮する弱者の救済にサイボーグは取り掛かった。

今回サイボーグは2006年9月10日のPRIDE無差別級GP決勝大会で 西島洋介と対戦しRNCで勝利した際に、手にした勝利者トロフィーをオークションに出品する。最初の価格を1000ドル(約10.8万円)からだ。

このサイボーグの試みにシュートボクセ時代の師匠やチームメイト等から以下のような賛同の声をLeilão Cidadão Solidárioがアップした動画で挙げている。

フジマール・フェデリコ
「このトロフィーは計り知れない価値がある。サイボーグ、私もこのオークションに参加するよ」

ハファエル・コルデイロ
「チャンピオンの行いだ。君を誇りに思う。皆が、彼を我々と同じようにサポートすることを願っている」

ヴァンダレイ・シウバ
「自分もPRIDEのトロフィーをいくつか持っているし、ファイターにとってどのような意味があるか理解している。MMAが好きで、このトロフィーを収集したいならこの機会を活かして欲しい」

ファブリシオ・ヴェウドゥム
「もうPRIDEは存在しないけど、あそこで誰が戦っているのは皆が知っている。さぁ、助け合おう。サイボーグ、本当にありがとう」

マウリシオ・ショーグン
「試合で勝って、このトロフィーを手にした時の気持ちは僕も知っている。この斬新なアイデアに賛同してほしい。サイボーグが多くの食事を必要な人に届けられることを願っている」

ジョン・リネケル
「このトロフィーは日本で最大の団体だったPRIDEのモノなんだ。人々を助けたいという行動を祝福したい。皆に神のご加護を」

「日本のMMAファンの皆さんも、ひぜこの動画に目を通して欲しい」というのが、ブラジルのルタドール達、そしてマルセーロ・アロンソの願いだ。