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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 UFC キック シー・ミン ソ・ユダン ドン・フアシャン

【Road to UFC2024Ep02】1Rに左ハイでダウンを奪ったシー・ミン。逆転狙うソ・ユダンを押し込み判定勝ち

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
シー・ミン(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ソ・ユダン(韓国)

シー・ミンが距離を詰めてヒジを浴びせる。両者がワンツーからパンチで打ち合うなか、シー・ミンは左ヒジを打ち込む。ソ・ユダンは左ミドルを見せるが、シー・ミンは相手の打撃にカウンターを合わせていく。ソ・ユダンの右ローをキャッチしたシー・ミンがニータップで組みつく。首相撲から引きはがすソ・ユダン。またも打ち合いからシー・ミンが左ハイを放つと、ヒザがソ・ユダンの顔面にクリーンヒットした。前のめりに倒れたソ・ユダンのバックについたシー・ミンは、仰向けになった相手のトップに回る。ボトムから足を上げていくソ・ユダンに対し、シー・ミンがポスチャーでトップをキープする。ソ・ユダンは腕十字を狙いつつスイープを仕掛けるも、シー・ミンが立ち上がる。続けてソ・ユダンもスタンドに戻った。シー・ミンは右ロー、ソ・ユダンもワンツーを打ち込む。共に打撃を見せ合い初回を終えた。

2R、左右にステップを踏むソ・ユダンに、シー・ミンはワンツーを繰り出す。シー・ミンの右ローをキャッチしたソ・ユダンがニータップからグラウンドに持ち込んだ。ハーフガードのシー・ミンを抑え込むソ・ユダン。シー・ミンはケージまで下がる。ケージキックを狙うシー・ミンだが、ソ・ユダンが左腕を差してトップをキープする。ソ・ユダンが鉄槌を落とすと、シー・ミンは嫌がる表情を浮かべた。なおもケージキックを狙い続けるシー・ミンは背中を着けられたままラウンドを終えている。

最終回、ソ・ユダンがケージ中央へ飛び出す。左右の連打を浴びせ、シー・ミンの顔面に右クロスを打ち込んだ。左ハイからパンチに繋げるソ・ユダンに組みついたシー・ミンは、ボディロックでドライブへ。ウィザーで耐えるソ・ユダンの左手を押さえているシー・ミンはヒザで削る。ソ・ユダンが押し返すとシー・ミンが離れた。打撃戦ではソ・ユダンのパンチがシー・ミンの顔面を捉える。テイクダウンのフェイントから左右フックを打ち込んでいくソ・ユダンは、ローからダブルレッグで組みついた。しかし、シー・ミンが左腕を差し上げてケージに押し込んでいく。ソ・ユダンの投げを防ぎ、頭をおっつけてケージに押し込み続けるシー・ミン。ケージ際の差試合から最後の20秒でケージ中央に戻った両者。シー・ミンをニータップをソ・ユダンが潰したところで試合終了のホーンが鳴った。

1Rはダウンを奪ったシー・ミンが確実に獲った。2Rはテイクダウンに成功したソ・ユダンのラウンドだろう。最終回をどう判断するか--打撃の精度はソ・ユダンが上回っていたと思われるが、ケージに押し込む時間は長かったシー・ミンが勝利した。長いインタビューを展開したシー・ミンは、準決勝で同じ中国のドン・フアシャンと対戦する。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 Road to UFC2024Ep02 UFC ソン・ヨンジェ ブログ 河名マスト

【Road to UFC2024Ep02】河名マスト、渾身のバックコントロールでソン・ヨンジェに削り勝つ

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
Def.3-0:30-26.29-27.29-27
ソン・ヨンジェ(韓国)

河名がダブルレッグから組んで、両差しでヨンジェをケージに押し込むここから河名がテイクダウンを仕掛け、背中を見せて立ち上がるヨンジェのバックにつく。ヨンジェが正対すると、河名は左腕を差してケージへ押し込み。ダブルレッグに入ってテイクダウンする。

ヨンジェが背中をつけずに立ち上がると、河名はしつこくバックコントロールしてテイクダウする。ヨンジェが亀になると河名はパンチをコツコツと入れ、ヨンジェが立ち上がってもテイクダウンする。残り1分でヨンジェが立ってケージを背にして正対。河名は両差しで組んでテイクダウンを仕掛け、残り10秒、腕のクラッチを外して殴る。

2R、ここも河名がすぐにダブルレッグから組み付くが、ヨンジェは離れる。ヨンジェが右ストレートを見せて前に出る。これを嫌ってか、河名は半身になるようにケージ内をサークリングする。そこから河名はダブルレッグで組みつき、ヨンジェをケージに押し込んでバックにつく。ヨンジェも腕のクラッチを切りながらスピニングバックエルボー。これをもらう河名だったが、すぐに組んで離れ際にアッパーを突き上げる。

試合がスタンドになるとヨンジェが右ストレート。河名がダブルレッグで組んでボディロックでケージに押し込むが、動きが止まってブレイクになる。ヨンジャがジャブから右ストレート、下がる河名がシングルレッグで組むがテイクダウンできない。逆にヨンジェは河名の右フックを空振りさせて右ストレート、そして右の前蹴り。下がる河名が必死にダブルレッグでテイクダウンするが、ヨンジャがすぐに立つ。

ヨンジェが前に出て左フックをヒットさせると右アッパーと左フックで猛攻。河名がダブルレッグで組みつくと、ヨンジェはそこにヒジを連打する。ここもテイクダウンした河名だったがトップキープできない。ヨンジェは右の前蹴りから距離を詰めて連打。河名はヨンジェの左フックに合わせて組んでテイクダウンする。ヨンジェもスタミナが切れか、バックについた河名がヨンジェをケージに押し込む。立ち上がったヨンジェが離れ際に右ヒジを入れると、河名も右の縦ヒジを飛び込んでパンチを連打する。

3R、河名が下がりながら左ミドル、左フックを効かせるとパンチで前に出る。たまらずヨンジェがシングルレッグで組みつくと、河名はそれを切ってバックへ。ヨンジェが四つん這いになると、河名は左足を一本フックしてコントロールする。河名はヨンジェが立ち上がると前方に崩し、ヨンジェの動きに合わせて崩す、バックについて殴り続ける。

残り1分、河名は腕のクラッチを外してパンチの手数を増やす。苦しそうな表情を浮かべるヨンジェをハーフネルソンで固定して立たせない。最後は顔を守るだけになったヨンジェを殴り続ける。ここで試合終了となり、河名が判定勝利。2Rにヨンジェの打撃でピンチを迎えなかったが、3Rに渾身のバックコントロールでドミネイトし、1回戦を突破した。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 UFC キック ドン・フアシャン

【Road to UFC2024Ep02】ドン・ フアシャンがシャルマを完封──も、ワンマッチ査定で良かったのでは?

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
ドン・フアシャン(中国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
プリヤ・シャルマ(インド)

サウスポーのドン・フアシャンに、シャルマが左ローを蹴る。ドン・フアシャンは左ミドル、続いて左ハイを狙う。ドン・フアシャンは右ローを入れ、様子見のなかで蹴りを散らす。ここから左は届かなかったが、組んでシャルマをケージに押し込んだドン・フアシャン。自ら離れて、慎重な展開が続く。もう一歩、半歩遠いドン・フアシャンがケージに詰まったシャルマとの距離を詰めて左ミドルハイを蹴っていく。残り1分を切り、ドン・フアシャンが跳びヒザを見せた。さらに左を伸ばすドン・フアシャンに対し、シャルマは効果的な攻撃は一つもなかった。

2R、手数が増えた両者。シャルマが前に出るようになる。それでもローの蹴りで試合は続く。と、ドン・フアシャンがダブルレッグからボディロックテイクダウンを決める。7試合の一本勝ちを誇るドン・フアシャンが、バックを制してスタンドで両足をフック。しばらくして着地したドン・フアシャンは離れて、打撃の間合いに。左を見せて組んだのテイクダウン狙いを防いだシャルマだが、ケージに詰められた時間が続く。離れて打撃の間合いになるが、特に効果的な攻撃はなかった。

3R、ドン・フアシャンの左ミドルに右を合わせようとしたシャルマ。続く、テンカオも距離が遠い。ドン・フアシャンがサイドキック、シャルマが右ローを蹴るが──究めて、内容が乏しい試合に。声を出してワンツーをシャドーのように繰り出すシャルマだが、ドン・フアシャンがダブルレッグを決める。スクランブルでバックに回ったドン・フアシャンが、後方からヒザをワキ腹に突き上げる。頭を抱えて、前方に崩されたシャルマは立ち上がって、何とか胸を合わせるまで戻す。

ドン・フアシャンがヒザ蹴り、そのままクリンチを続ける。残り30秒で離れたドン・フアシャン。シャルマの前進にヒザ蹴りを2発入れてタイムアップに。ドン・フアシャンが3-0の判定勝ちを収めた。男子と比較して、厳しいレベルの試合。また本戦との差も著しい。女子ストロー級はトーナメントを強引に組むのではなく、ワンマッチで査定しても良かったのではないだろうか。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 UFC キック チュウ・カンチエ ブログ 安藤達也

【Road to UFC2024#01】安藤達也、チュウ・カンチエにダウンを繰り返し完敗。準決はチュウ×原口に

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
チュウ・カンチエ(中国)
Def.3-0:30-25.30-26.30-26
安藤達也(日本)

掛け率-125でフェイバリットの安藤は、腰を落としたワイドスタンスでハイキックを誘ってスウェイでかわす。ワンツーで前に出た安藤だが、左を被弾してバランスを崩す。蹴りから組んで首相撲のチュウ・カンチエは離れて、右ストレートを届かせる。安藤はさらに右を被弾して姿勢を乱すなかでシングルレッグを切られる。パンチを被弾する場面が多い安藤は、飛び込んで右を伸ばすがチュウ・カンチエはそこを見ている。

チュウ・カンチエは右インロー、そして待ちの態勢から右ミドルを決める。スピニングバックフィストを空振りした安藤は、またも右を受ける。さらに右ハイを狙ったチュウ・カンチエは組みから離れると、安藤のアッパーをかわす。飛び込むパンチを見られ、左フックをヒットされた安藤は右ストレートで腰が完全に落ちる。組んでバックから殴るチュウ・カンチエ、安藤は思い切りオーバーハンドを振るってタイムアップを迎えた。10-8が妥当、安藤は厳しい状況に置かれた。

2R、解説のアラン・ジョーバーンが「安藤のセコンドは、技術的な指示が必要だ」と指摘する。待ってカウンター、ここを突破口に追い打ちをかけるチュウ・カンチエが、逆に待つようになった安藤に右ストレートを当てる。右ミドルを蹴られた安藤は、右ストレートで後方にダウン。シングルを潰され、立ち上がり際に後方から蹴りを受けそうになる。

攻め急がないチュウ・カンチエは、しっかいと間合いを測る。安藤は口を開いて、ヒザが泳ぐなかで左を伸ばす。チュウ・カンチエのエルボーに右を合わせた安藤は、足を止めての打ち合い──も、チュウ・カンチエがキャリを取り直す。そしてカウンターを入れたチュウ・カンチエは、乱打戦に応じない落ち着いたファイトを続けると右ボディストレートを決める。これで体が折れた安藤は、三日月を蹴られいよいよ厳しい状態で最終回を迎えることとなった。

3R、左ジャブをまず入れたチュウ・カンチエが、左ローを蹴る。ワンツーをかわされた安藤は、距離を詰めることができない。チュウ・カンチエのステップインに、下がって重心が浮いた状態でパンチを振るっていては、当たってもダメージを与えることは難しい。チュウ・カンチエは余裕をもって、危険をおかさず安藤の前進をかわす。ここにきて腹を攻めるチュウ・カンチエはインローからジャブ、さらに右ストレートを伸ばす。

残り1分を切り、カウンターの右を入れたチュウ・カンチエに対し、安藤がパンチを強振するもバックに回れ、放り投げられ時間に。チュウ・カンチエは大差で判定勝ちし、準決勝の原口伸戦について、「アゴをしっかりと守って、俺がKOするから」と話した。

安藤は事実上のラストチャンスで見せつけられた現実を、どのように受け止めるのだろうか。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 Road to UFC2024Ep01 UFC チュウ・カンチエ ホン・ジュンヨン 原口伸

【Road to UFC2024Ep01】原口伸が左を当てて無限ループへ。ホン・ジュンヨンをドミネイトし準決勝進出

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
原口伸(日本)
Def.3-0:30-25.30-27.30-27.
ホン・ジュンヨン(韓国)

サウスポーの原口に対し、、ホン・ジュンヨンが距離を詰めて左跳びヒザを放つ。これをキャッチした原口はシングルレッグでケージに押し込む。左のパンチを打ち込み、右腕を差し上げた原口。ホン・ジュンヨンが逆に頭をおっつけて離れた。ホン・ジュンヨンの右ハイをかわし、スイッチしながらサークリングする原口は相手が前に出て来るとシングルレッグで組みつく。ケージ際で尻もちを着かされたホン・ジュンヨンは、原口の頭部に右ヒジを打ち込む。右腕をホン・ジュンヨンの背中に回し、左の拳を打ち込んだ原口がシングルレッグに切り替えて逆側に倒す。

立ち上がったホン・ジュンヨンのバックに回った原口がボディロックからヒザ蹴りで削っていく。正対しながら離れたホン・ジュンヨンは、ワンツーから右ハイへ繋げる。ここで原口がテイクダウンのフェイントからの左でダウンを奪った。立ち上がるホン・ジュンヨンにシングルレッグで飛び込む原口。ホン・ジュンヨンも右跳びヒザを合わせに行くが、そのままケージに押し込まれた。原口はバックコントロール&パンチで削っていった。

2R、原口がステップを踏んで回る。ホン・ジュンヨンの右ミドルを受けた原口がダブルレッグからグラウンドに持ち込んだ。ケージまで下がったホン・ジュンヨンが上半身を起こす。ボディロックで固める原口の左腕を引き上げたホン・ジュンヨンが立ち上がった。離れると原口がホン・ジュンヨンの右をかわしてシングルレッグで組む。ホン・ジュンヨンはグラウンドからすぐに立ち上がる。ノーモーションの右を突いたホン・ジュンヨンに対し、原口の左ストレートが顔面に突き刺さる。

シングルレッグで組み、ケージ際でアンクルピックに切り替えた原口はバックへ。ホン・ジュンヨンが正対するとダブルレッグに組み替えた原口。ホン・ジュンヨンは原口の首を取りに行くも尻もちを着かされた。起き上がるホン・ジュンヨンのバックに回った原口はバックコントロールを続け、正対されるとダブルレッグですくい上げて寝かせる。最後は上半身を起こしたホン・ジュンヨンをケージに押し込み、パンチで削っていった。

最終回、ガードを下げているホン・ジュンヨンに対し、原口は左のガードを固めている。原口の左ストレートに右ミドルを合わせるホン・ジュンヨン。原口はシングルレッグからホン・ジュンヨンの首に腕を回してグラウンドに持ち込む。ホン・ジュンヨンがスクランブルに持ち込むも、原口がドライブしてケージ際へ。シングルレッグ、アンクルピックでケージへ押し込みながらパンチで削る。ホン・ジュンヨンは原口の頭を押さえにかかると、原口は横に回った。立ち上がるホン・ジュンヨンのバックを奪った原口は、正対するとシングルレッグで尻もちを着かせるという無限ループを展開する。ホン・ジュンヨンも正対からスイッチを狙ったが切り返すことはできず。バックコントロール→ダブルレッグ→シングルレッグと無限ループに持ち込んだ原口が試合終了まで押し込み、最後は尻もちを着かせてパウンドを連打した。

裁定はユナニマスで原口の勝利に。1人のジャッジが30-25をつけたということは、2つビッグラウンドとなったようだ。勝利した原口は「今回はフェザー級で適正階級なので、絶対に優勝してやるという気持ちで臨みました。僕の得意な試合運びなので、自分はキツくなかったです。これで『試合がつまらない』と言うなら、相手には返してください。もうちょっと打撃を出したかったけど、どうしてもレスリングに頼ってしまいました。理想はもっとスクランブルの多いレスリングです」と語り、さらに1Rに足首を痛めていたことも明かした。

準決勝に進出した原口は、次戦は続く安藤×チュウ・カンチエの勝者と対戦することになった。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 Road to UFC2024Ep01 UFC フン・シャオカン 本野美樹

【Road to UFC2024Ep01】全く手応えのないインドのシンに、フン・シャオカンが圧勝。準決勝は本野と

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
フン・シャオカン(中国)
Def.1R2分03秒by TKO
キラン・シン(インド)

右カーフを蹴ったフン・シャオカン、さらに左インローから素早いワンツーを繰り出す。シンも前に出るが、ジャブから左フックと圧のある攻撃を見せたフン・シャオカンが組んでボディロックテイクダウン。背中を譲り、頭をヘッドロックで抱えるシンが立ち上がるとボディロックでスラム気味に倒す。マウントを取ったフン・シャオカンがパンチの連打へ。ケージを蹴るだけでしがみつくシンを殴り続けたフン・シャオカンがTKO勝ちで準決勝進出も──圧倒的に対戦相手のレベルは低かった。

準決勝で戦う本野美樹について尋ねられると「立ち技で戦い、打撃をいれる。寝技にいってもサブミットする」とフン・シャオカンは話した。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2024 Road to UFC2024Ep01 UFC キック キム・ハンソル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ 原口伸

【Road to UFC2024Ep01】初回にダウンを喫したアトゥボラティが2R&3Rを取ってキム・ハンソルに判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
キム・ハンソル(韓国)

アトゥボラティは昨年のRTUでライト級にエントリーし、準決勝の原口伸戦で計量オーバーに。今回はウェルター級で非トーナメント戦出場となった。ともにサウスポー。キムは右ジャブを伸ばす。左縦蹴りを見せたキム・ハンソルは、さらに左ローを繰り出した。やや体勢を低く構えて距離を詰めるアトゥボラティだが、キム・ハンソルがプレスをかけ返す。一気に距離を詰めてきたアトゥボラティの顔面に左クロス一閃! ダウンしたアトゥボラティに、キム・ハンソルがパウンドの連打を浴びせる。アトゥボラティがスクランブルから立ち上がり、バックを奪われながらケージ際からケージ中央に戻った。キム・ハンソルは変わらず左クロスを狙う。

アトゥボラティのワンツーをバックステップでかわし、右スピニングバックキック、左カーフでアトゥボラティを下がらせる。キム・ハンソルの右ミドルを捌いたアトゥボラティが左カーフからシングルレッグで飛び込んだ。スプロールしたキム・ハンソルがスタンドに戻り、左カーフを当てる。左ストレートから右フックのダブルを当て、さらに左カーフに繋げる。アトゥボラティの右ローにパンチを合わせるキム・ハンソルだったが、残り1分から手数が少なくなる。互いに左ストレートから右に繋げるも、終了間際はアトゥボラティのパンチがキムの顔面を捉えた。

2R、アトゥボラティが距離を詰めていく。キム・ハンソルが右ジャブで下がらせるも、アトゥボラティが蹴りを散らして組んだ。アトゥボラティが右腕を差し上げると、キムが離れた。ここでバッティングが発生していたか、キム・ハンソルの右目じりから大量の出血が見られる。キム・ハンソルのワンツーをものともせず、アトゥボラティがパンチで詰めていく。しかしアトゥボラティの右手がキム・ハンソルの右目に入るアイポークで、試合は一時中断に。再開後、アトゥボラティが前に出て左ストレートから右フックを返した。

キム・ハンソルの右をかわしたアトゥボラティだが、カーフキックを受けてしまう。探り合いのパンチとローの交換が続くなか、キム・ハンソルの出血が止まったか。しかしアトゥボラティが左クロスを打ち込む。さらにワンツーを当てたアトゥボラティだが、キム・ハンソルの左カーフを受けてオーソドックスにスイッチした。そのアトゥボラティがダブルレッグで飛び込み、キム・ハンソルに尻もちを着かせる。立ち上がったキム・ハンソルをケージに押し込む、左腕を差し上げてからグラウンドへ。バックを狙うもキム・ハンソルが立ち上がり、ケージ際から離れて中央に戻った。

最終回、キム・ハンソルが右ジャブで先制する。サウスポーに戻したアトゥボラティに対し、カウンターの右フックを当てる。幾度もキム・ハンソルの右ジャブがアトゥボラティの顔面を捉える。アトゥボラティのワンツーはかわされた。キム・ハンソルの右ハイの打ち終わりに、アトゥボラティが左ストレートを狙う。キム・ハンソルは左カーフから右ジャブへ。キム・ハンソルの左クロスは空振りに終わり、ケージを背負う場面が増える。しかしアトゥボラティもクリーンヒットは少ない。

右ジャブの相打ちから、アトゥボラティがケージを背負わせて右ハイを繰り出す。キム・ハンソルはパンチを振り合うなかカウンターの右フックを当てた。右スピニングバックキックでアトゥボラティの動きを止めることはできず、左を顔面に受ける。キム・ハンソルは出て来るアトゥボラティに左を合わせるが、後続打がない。残り1分でキム・ハンソルがダブルレッグで飛び込むも倒すことはできず。離れ際に右スピニングバックエルボーを見舞った。残り10秒でアトゥボラティの左カーフでキム・ハンソルが尻もちを着く。亀になったキム・ハンソルにアトゥボラティがパンチを連打してタイムアップとなった。

初回はキム・ハンソルがダウンを奪ったが、2Rと3Rはアトゥボラティが支配したか。ジャッジ3者とも29-28でアトゥボラティを支持して判定勝ちを収め、「去年は計量問題、家族の問題と色々とあったけどカムバックした。兄弟に感謝している。全てを尽くした。最初は組んでいこうと想ったけど、思い切り蹴られて気が変わった。打撃で行こうと」と語った。


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UFCへの登竜門!ROAD TO UFC シーズン3 日本人出場選手 大解剖! 鶴屋怜 UFC初陣への意気込みも!

ROAD TO UFC シーズン3
5月18日(土)&19日(日) U-NEXTで全試合完全生配信!

5月18日(土)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード1,2】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005408?=FS00001

5月19日(日)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード3,4】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005409?=FS00001

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エピソード1,2 対戦カード
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【エピソード1:日本時間19時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
ズー・カンジエ vs 安藤達也

男子フェザー級(65.8kg以下)
原口伸 vs ホン・ジュニョン

女子ストロー級(52.2kg以下)
フォン・シャオツァン vs キラン・シン

女子ストロー級(52.2kg以下)
ホアン・フェイル vs 本野美樹

ウェルター級(非トーナメント)
バテボラティ・バハテボラ vs キム・ハンスル

【エピソード2:日本時間21時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
シエ・ビン vs イーブーゲラ

女子ストロー級(52.2kg以下)
シー・ミン vs ソ・イェダム

男子フェザー級(65.8kg以下)
河名真寿斗 vs ソン・ヨンジェ

女子ストロー級(52.2kg以下)
プリヤ・シャルマ vs ドン・フアシャン

女子フライ級(非トーナメント)
ワン・ツォン vs パウラ・ルナ

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エピソード3,4 対戦カード
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【エピソード3:日本時間19時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
ダーエミィスウ・ザウパースー vs 小崎連

男子フライ級(56.7kg以下)
ジョン・アルマンサ vs アンガド・ビシュト

男子バンタム級(61.2kg以下)
ユ・スヨン vs 野瀬翔平

男子フライ級(56.7kg以下)
ジー・ニウシュイエ vs チェ・ドンフン

ライト級(非トーナメント)
キ・ウォンビン vs. 雑賀達也

【エピソード4:日本時間21時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
バーエゴン・ジェライスー vs カンタラージ・アガーサ

男子フライ級(56.7kg以下)
キルー・シング・サホタ vs イン・シュアイ

男子バンタム級(61.2kg以下)
キム・キュサン vs 中西透暉鷹

男子フライ級(56.7kg以下)
松井斗輝 vs ルエル・パニャレス
※松井斗輝選手の体重超過により試合中止

女子フライ級(非トーナメント)
ヤン・チーフイ vs リサ・キリアコウ

※対戦カード・対戦順は直前まで変更する場合があります。
※直前の変更により当日の内容が異なる場合があります。

【目次】
0:00 オープニング
1:42 鶴屋怜 UFC初陣への意気込み
5:11 日本人出場選手 大解剖
10:07 フライ級トーナメント 出場選手
12:08 バンタム級トーナメント 出場選手
18:56 フェザー級トーナメント 出場選手
25:47 ライト級 出場選手
27:22 ROAD TO UFC “ここを見ろ!”
28:54 鶴屋怜 デビュー戦への意気込み

格闘技観るならU-NEXT!
#UFC #ROADTOUFC #MMA #鶴屋怜 #岡田遼 #高阪剛

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【Road to UFC2024Ep03&Ep04】計量終了。フライ級は松井斗輝が体重超過で試合中止に……

【写真】フライ級、バンタム級、フェザー級、非トーナメント戦のライト級まで勢ぞろい(C)Zuffa/UFC

19 日(日・現地時間)に中華人民共和国は上海のUFC PI上海で開催されるRoad to UFC2024 Ep03&Ep04の計量が18日(土・同)に行われた。トーナメント参加の小崎連、野瀬翔平、透暉鷹ならびに非トーナメント戦出場の雑賀ヤン坊達也は計量をクリアしている。しかしフライ級出場の松井斗輝は計量オーバーで試合が中止となった。
Text by Shojiro Kameike

海外勢も全員計量をパスし、フェイスオフではバンタム級トーナメントで戦う中国のダールミス・チャウパスゥイが、小崎連に顔面を近づけ挑発する場面も見られた。


非トーナメント戦も含めてEp03&Ep04に出場する全選手が計量をパスするなか、松井は132ポンド=59.87キロ――フライ級リミットから7ポンド(3.17キロ)となった。1ポンドオーバーまでは認められているなか、この結果は如何ともし難い。

今年2月にパンクラス大阪大会で秋葉太樹と対戦予定であった松井は、計量に向けた水抜き中に倒れ、病院に救急搬送されている。点滴や食事を受けて計量会場に戻ると6.8キロオーバーで、公式ルール(5ポンド以上は試合不成立)に則り試合は中止となってしまった。

起こってしまったことは仕方ない。そんな松井にとって秋葉戦の計量オーバーを乗り越えてのRoad to UFC出場であったが、今回のパナレス戦も中止に(パナレスがトーナメント準決勝に進出)。どのような事情があるかは分からないが、やはり2試合連続で計量オーバーは残念でならない。世界最高峰の舞台で戦うチャンスを逃してしまった松井と陣営には、バンタム級転向も含めて今後を検討してほしい。

一方、バンタム級トーナメントの透暉鷹は、キム・キュソンと並ぶと体格差は一目瞭然だが、その差をアドバンテージに変えることはできるか。野瀬×ユ・スヨン、雑賀×キ・ウォンビンと日本勢が日本でも馴染みのあるファイターと対戦するマッチアップも含めて要注目だ。

■視聴方法(予定)
5月19日(土)
Ep01午後7時~ UFC Fight Pass
Ep02午後9時~UFC Fight Pass
Ep01&02午後6時45分~U-NEXT

■Road to UFC 2024 Episode04対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
リー・ユンフン(中国):61.69キロ
チィルイイースー・バールガン(中国):61.69キロ

<Road to UFCフライ級T準々決勝/5分3R>
キル・シン・サホタ(英国):57.15キロ
イン・シュアイ(中国):56.93キロ

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
キム・キュソン(韓国):61.46キロ
透暉鷹(日本):61.69キロ

<Road to UFCフライ級T準々決勝/5分3R>
ルエル・パニャーレス(フィリピン):56.70キロ
松井斗輝(日本):59.87キロ
※松井の計量オーバーで試合中止

<女子フライ級/5分3R>
リサ・キリアコー(豪州):56.93キロ
ヤン・チーフイ(中国):57.15キロ

■Road to UFC2024 Ep03対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
ダールミス・チャウパスゥイ(中国):61.46キロ
小崎連(日本):61.46キロ

<Road to UFCフライ級T準々決勝/5分3R>
ジョン・アルマンザ(フィリピン):57.15キロ
アンガド・ビシュト(インド):56.70キロ

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
ユ・スヨン(韓国):61.46キロ
野瀬翔平(日本):61.46キロ

<Road to UFCフライ級T準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国):571.5キロ
チェ・ドンフン(韓国):57.15キロ

<ライト級/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国):70.53キロ
雑賀ヤン坊達也(日本):70.53キロ

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【Road to UFC2024Ep03】3年連続出場・野瀬翔平、スヨン戦へ「お互い得意なところでどちらが勝るか」

【写真】柔術黒帯のスヨン相手にも組みでの真っ向勝負を宣言し、勝利への執念を語った(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)&19日(日・同)に中国は上海のUFC PIで開催されるRoad to UFC2024。2日間で4エピソードが実施されるアジア発、世界最高峰への道──その2日目、エピソード03で野瀬翔平が韓国のユ・スヨンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2年連続でRoad to UFCに出場するも、UFCとの契約まで手が届かなかった野瀬。2024年はRIZIN佐賀大会に出場するなど、キャリアを積んでUFC再挑戦につなげる1年にすると位置付けていたが、本人も予想していなかった3年連続となるRoad to UFC出場が決まった。しかも対戦相手は元DEEP王者であり、日本でもその強さが知られているスヨンだ。バンタム級屈指の好カード、そして悲願のUFC契約に向けた戦いを前にした野瀬が心境を語った。


――RIZIN佐賀大会後に取材したときには「今年はRoad to UFCに出場することは難しいと思うので、色んな大会でキャリアを積む1年にしたい」とおっしゃっていました。そんな中で急転直下Road to UFC出場が決まり、率直に出場が決まったときはどんな心境でしたか。

「全く思いもよらなかったというか、まさかオファーをいただけるとは思っていなかったのでびっくりしました」

――こんなチャンスはないという気持ちでしたか。

「そうですね。ジムで先生と『Road to UFCのオファーがあるけどどうする?』という話をして、本来は期間を空けて経験を積んで強くなってから再挑戦と思っていたんですけど、その時に怪我をしていないとも言えないし、元気かどうかも分からない。やりたいときにできるとは限らないし、極端な話、格闘技そのものをやっていないかもしれない。実際に僕はそれが身に染みて分かっているので(※高校時代に柔道の試合で首の骨を骨折した経験がある)、オファーが来たからには出ます、出たいですと伝えました」

――ある意味、神様に出ろと言われているようなものですよね。

「はい。3年連続でRoad to UFCに出させてもらえるなんて、普通はないことですからね」

――RIZINにも出場して、色んな試合のチャンスがあったと思いますが、UFCを目指すという気持ちは変わらなかったですか。

「そうですね。この話を聞いたときに、即答で(Road to UFCに)出ると答えたので。それだけUFCに出たい気持ちが強いです」

――過去2回のチャレンジで、ここを勝ち抜いてUFCと契約することが最大のゴールだということを身を持って知っているのが野瀬選手です。過去2回トーナメントを勝ち抜けなかった経験が生かせるかどうか。それが今回のトーナメントで試されると思います。トーナメントを勝ち抜くために何が必要と思って取り組んできましたか。

「一番は気持ち、心だと思います。Road to UFCは普通と違って独特の雰囲気なんですよ。みんなUFCとの契約を勝ち取るために飢えているというか。1回戦では同じ国同士の戦いもあるし、そういう独特の雰囲気の中でどっちが相手を飲み込むか。気持ちの強さが大事だと思ってます」

――試合までの環境も他と空気は違いますか。

「対戦相手と一週間同じホテルですし、独特の雰囲気はありますね。何回経験しても」

――でもそれを2度経験しているというアドバンテージはありますよね。

「そうですね。そんなにフワフワもせずに、いつもと変わらず淡々と試合の準備ができます」

――ちなみに1週間も相手と同じホテルにいると顔を合わせることもありますよね。

「はい。今回もすでに何度かあって。ちょうど僕がPIに練習行ったときに、相手のユ・スヨンの練習終わりと重なって、軽く挨拶する、みたいな。でもそのおかげで、練習のときに相手をイメージしやすかったです。試合前に現物の相手を見て、相手のサイズ感を思い浮かべることができるので」

――この試合に向けた準備という部分ではどんな対策をしてきましたか。

「相手は柔術黒帯で得意な部分、組んでテイクダウンして…というところが見えているので、そこでどちらが勝つか。相手が組みが強いからといって、びびって打撃でいっちゃうとその時点で気持ちで負けてるじゃないですか。そうじゃなくて、いつも通り組んで極めることを意識してやってきました」

――スヨン選手が組みが強いタイプだからこそ、野瀬選手も自分のスタイルを貫く方が勝利への近道になる、と。

「その方が相手も嫌だと思うし、そこでどちらが勝つか。お互い得意なところでどちらが勝るか勝負します」

――スヨン選手はDEEPでも試合をしていて、今大会の出場選手の中でも屈指の実力者だと思います。

「3団体でチャンピオンになっているので、かなり強い相手だと思ってます。むしろ優勝候補の一人だと思うし、試合を見てもすごく強いので、そこは相手の強さを認めた上で、僕が勝ちにいきます」

――先ほどもテイクダウンやグラウンドゲームが試合のキモにはなると思うのですが、やりやすいイメージはありますか。

「僕もそこでどちらが主導権を握るかだと思っていて。僕の得意な形、4の字クラッチしてのバックキープができれば勝てるかな、と。僕はバックキープの形に入れば、絶対に逃がさずに、削るなり極めるなりできると思っているので、そこまでどういくかですね」

――この試合は日本のファンも注目しているカードです。野瀬選手自身は周囲の声や期待の声を感じていますか?

「RIZINに出たことで色んな方に自分を知ってもらえて、前回よりも応援してくれる人が増えたなとは感じてます」

――どんな試合をして次に繋げたいですか。

「もちろんフィニッシュして勝つのが一番だし、フィニッシュも狙いますけど、どうなってもいいから勝ち切りたいです。全試合スプリット判定でも3回勝てば契約なので。どんな試合になってもいいから勝つという気持ちでいます」

――UFCに直結する機会はそう何度も来るものではないと思います。そこに臨む覚悟は決まっていますか。

「全部の試合がそうですけど、この試合でも大きな怪我して競技生活が終わりになるかもしれない。実際に僕は大怪我をして、歩けなくなるかもしれないという経験をしています。本当に試合でどんなことが起こるか分からないので、一戦一戦を大切にして、そして最後になるかもしれないと思ってやってきました。だからこのチャンス断る選択肢はなかったです」

――それでは最後に日本のファンにメッセージをいただけますか。

「応援してくださっている皆さん、日本人の強さを証明して、そして僕自身の強さを証明して1回戦を突破します」

■視聴方法(予定)
5月19日(日)
午後7時~UFC Fight Pass
午後6時45分~U-NEXT

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