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F1 MIKE MMA o Road to UFC UFC UFC275   ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ

ナンダヨー! 6.12『UFC 275』ホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプが直前に中止



 6月12日にシンガポールで開催する『UFC 275: Teixeira vs. Prochazka』で予定されていたホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプのフライ級マッチですが、ボントリンの「体重管理の問題」により中止されることをMMAJunkieのマイク・ボーン記者が確認したとのこと。ボントリンは病院に搬送されたそうです。

 ケイプは4月23日の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でもス・ムダウジと対戦予定だったものの直前に禁止薬物の陽性反応により中止となっており、これで2試合連続の中止です。

 これにより前座の中のどれかがメインカードに昇格すると思われますが、どの試合になるかは不明。大会開始時刻も日本時間午前7時30分から8時になると思われます。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC ホン・ジュンヨン 中村倫也 内田タケル 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】準決勝は10月に。開催地は未決定。内田タケルの連続参戦の可能性――大

【写真】代役出場はそれこそ神のみぞ知るといったところだが、Road to UFC連続出場の可能性は大いにある内田タケル(C)MMAPLANET

9日と10日の両日に渡り、シンガポール・インドアスタジアムで開催されたRoad to UFC ASIA。日本勢はバンタム級の3選手=風間敏臣、中村倫也、野瀬翔平とフェザー級の松嶋こよみが準決勝に勝ち残った。


4つエピソードを終え、ケヴィン・チャンUFCアジア代表はアジア各国、インドネシア、インド、韓国、日本、特に中国での視聴者数の多さについて言及するなど、アジアでダイヤの原石を発掘する試みが成功に終わったことを会見で話し、その場で松嶋×ホン・ジュンヨンの試合に触れ、激闘ぶりが大いに印象に残ったと笑顔を見せた。

チャン代表によると準決勝は10月開催がほぼ決まり、開催地に関しては状況次第と明確にはしなかった。これまでラスベガスのUFC APEX、UFC PIのある上海などが、セミファイナルの地になるという情報も流れていたが、準々決勝大会が成功裏に終えた今――PPVウィークに独立したイベントを開くフォーマットを踏襲することも多いにある。その場合は10月22日のUAEアブダビ大会=UFC281の週に行われる可能性が一気に高まってきた。

また同会見で「フライ級準決勝で欠場が出ると、内田タケルの代役ファイターになる可能性はあるか」という問いに対し、「そういうケースになれば、大いに考えられる」とチャン代表は答えた。その際に内田の勝利を絶賛し、トーナメント準決勝でなくワンマッチも引き続きマッチメイクするので、そこでトーナメントに出ない選手が戦うことも確定のように話していた。

そのワンマッチ出場組ではEpisode01のワンマッチ=ライトヘビー級戦でトゥコ・タクコスをKOした中国のチャン・ミンヤンがUFCと契約を果たしたことをチャン代表は明らかとしている。

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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC ウリジブレン キック 中村倫也 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】カーフキックを効かせての負傷TKOか、野瀬翔平がウリジブレンを下して準決勝進出

【写真】野瀬の勝利でバンタム級出場の日本人選手は全員、準決勝進出となった(C)MMAPLANET

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
Def.1R1分13秒 by TKO
ウリジブレン(中国)

サウスポーの野瀬は左右のロー。左ミドルへ繋げてから下がる。野瀬の右ローをキャッチしたウリジブレンだが、倒すことはできず。互いの右ローが交錯した瞬間、野瀬の蹴りがウリジブレンの下腹部をとらえて試合が中断される。再開後、野瀬は右スピニングバックフィストを見せた。右カーフから相手の蹴り足をキャッチ、ここは倒せずも再び組みついた。ケージを背にしつつも右のオーバーフックから相手を振ったところで、踏ん張ったウリジブレンが右ヒザを捻ったか、うずくまったところに野瀬がパンチを浴びせたところでレフェリーが試合をストップ。野瀬の負傷TKO勝ちとなった。

これでバンタム級に出場した風間敏臣、中村倫也そして野瀬翔平は全員、準決勝に進出した。
勝者の野瀬は「勝利できて素直に嬉しいです。カーフが効いて踏ん張ったのかなと思います。次は準決勝で優勝候補の強い選手(キム・ミヌ)と戦うんですけど、そこで勝って決勝は(中村×風間の勝者と)日本人対決をやりたいです」と語っている。


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o Road to UFC UFC YouTube

HIGHLIGHTS “GUGUN GUSMAN VS. RINYA NAKAMURA – ROAD TO UFC

HIGHLIGHTS “GUGUN GUSMAN VS. RINYA NAKAMURA – ROAD TO UFC

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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC アスクルバイ キム・ギョンピョ

【RTU ASIA2022】キム・ギョンピョが左フックのカウンターからのパウンドでアスクルバイを秒殺KO

【写真】元HEATライト級王者、日本MMAにも馴染み深いキム・ギョンピョが完勝した(C)MMAPLANET

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
Def.1R0分30秒 by TKO
アスクルバイ(中国)

サウスポーのアスクルバイ、距離を詰めてくるキム・ギョンピョに左ローを当てる。しかしキム・ギョンピョがアスクルバイの左ミドルに左フックをカウンターで合わせてダウンを奪う。すぐさまキム・ギョンピョがパウンドを連打し、レフェリーが試合をストップ。秒殺決着となった。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC アンガ・ハンス キック ルー・カイ

【RTU ASIA2022】オッズ評価を覆す中国MMA、ルー・カイがアンガ・ハンスをパウンドで沈める

【写真】鋭い打撃と抑え込み、からのパウンドアウト――中国MMA、強い(C)MMAPLANET

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
Def.2R4分33秒 by TKO
アンガ・ハンス(インドネシア)

距離を詰めるカイに対し、アンガが右クロスをクリーンヒット。さらに右のオーバーハンドで追い立てる。カイも右のショートをインサイドから当てた。ケージ中央でアンガがニータップで組みつき、ケージに押し込んでいく。離れるカイ、アンガはボディブローをヒットした。カイはパンチからロー、さらに右ストレートを繰り出す。アンガのニータップをスプロールしたカイは、右ストレートを当てて相手の右側へ回るように。アンガはパンチからボディロックで組みつき、左腕を差し上げてクラッチしながらカイをケージに押し込んだ。

カイは左腕を差し返して右ヒジ。離れたアンガにケージを背負わせ、右アッパーを見せる。カイの右ストレートをかわしてアンガがニータップを仕掛けるも、倒すことはできず。ケージ中央でカイが左ジャブ、さらに左ミドルからアンガのパンチに左フックを合わせた。このコンビネーションがさらにヒット。アンガは右スイングを振るうが届かず。カイが右フックから打撃で押し込む。右アッパーを打ってから離れるカイ、残り10秒でダブルレッグで組みつきクリーンテイクダウンを奪って初回を終えた。

2R、アンガに右前蹴りを決めるカイ。右スイングを振るいながら相手の右に回る。さらに右ストレートを当てたあとダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。アンガはハーフガードで相手の両腕を抱えていく。腕をほどいたカイはパスから袈裟固めへ。アンガはエビを打つも状況を打開できず。カイは袈裟固めからストレートアームバーで抑え込み、パンチを顔面に落とす。腕は外れたものの、暴れる相手に対してケージキックでポジションを整えるカイ。再び相手の右腕を抑え、パンチの連打を浴びせる。

動けないアンガ、パンチに対して嫌がる表情を見せた。そのままパンチと鉄槌を連打するカイに対し、アンガはブリッジで腕を抜きフルガードに戻した。下から三角絞めを仕掛けるアンガ、カイは強烈な右の拳をアンガの顔面に落とす。カイの右連打をもらい動きが止まったアンガを、そのままカイがパウンドアウトした。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC イ・ジョンヨン

【RTU ASIA2022】2年7年ぶりのMMAで秒殺勝利、イ・ジョンヨンがシェ・ビンに腕十字を極める

【写真】まさに電光石火、ヒジでダメージを与えていたイ・ジョンヨンが腕十字を極めた(C)MMAPLANET

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
イ・ジョンヨン(韓国)
Def.1R0分36秒 by 腕十字
シェ・ビン(中国)

イ・ジョンヨンが距離を詰めて、右ローから右クロス。シェ・ビンはシングルレッグで組みつき、ケージ際へドライブする。ヒジをもらってグラつきながら、イ・ジョンヨンに尻もちを着かせたシェ・ビンだったが、ここでイ・ジョンヨンが下からイの左腕を取って腕十字を極めた。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キック トップノイ・キウラム 堀内佑馬

【RTU ASIA2022】トップノイの左でダウンを喫した堀内佑馬、3Rに逆転ならずユナニマスで敗れる

【写真】堀内の打撃にトップノイが左を被せ続け、1Rはダウンも奪った(C)MMAPLANET

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
Def.3-0:29-28.29-27.29-27.
堀内佑馬(日本)

サウスポーのトップノイにプレッシャーをかける堀内。トップノイは堀内の右ミドルに左ストレートを合わせた。ケージを背にしながら左ロー、左ミドルを繰り出すトップノイ。堀内の打ち終わりに左ストレートを狙う。距離を詰めた堀内の顔面を、右アッパーで突き上げたトップノイ。堀内はニータップで組みついて相手をケージに押し込んだが、トップノイが首相撲から離れた。堀内は細かいローで攻める。トップノイが前に出て来ると、堀内は右ショートを合わせて下がる堀内。

トップノイは相手が前に出て来ると左ストレートを合わせる。さらに左クロスで堀内からダウンを奪った。しかしグラウンドには行かず、スタンド戦を要求するトップノイ。さらに右サイドキックで堀内に手を着かせた。さらにトップノイはミドルと左ストレートを当てていく。堀内のパンチをサイドステップでかわし、パンチを当てるトップノイの左クロスが堀内の顔面を捉える。左オーバーハンドが堀内のテンプルを捉えた。堀内が組むと、首相撲から離れ際にヒジを当てる。ラウンド終了間際に堀内が組みつくも、トップノイは首相撲の体勢に入ってホーンを聞いた。

2R、堀内が距離を詰める。トップノイにケージを背負わせて右ミドルハイ。相手の左ミドルをキャッチしてケージに押し込んだ堀内は、ヒジをもらいながらシングルレッグに切り替えた。スクランブルからギロチン、これを外されるもバックに回った堀内はグラウンドでバックマウントを奪った。オタツロックで相手の動きを制す堀内。トップノイがエビを打つとバックマウントへ移行し、再度オタツロックからRNCを狙った。これは極まらずも、今度は四の字ロックからパンチで削っていく。トップノイはパンチを受けながら雄たけびを挙げていた。

最終回、トップノイの左ミドルをキャッチした堀内だが、トップノイはすぐに離れる。トップノイの左フックをかわしてシングルレッグで組みつくも、ここもトップノイが離れた。トップノイは左ロー、堀内の右ショートに右フックを合わせる。さらに堀内のシングルレッグをスプロールしたトップノイは、スタンドに戻ってパンチを当てていく。トップノイの左ストレート、右バックスピンエルボーをもらう堀内。トップノイは下がりながらスイッチし、堀内のパンチをかわす。堀内は疲労か動きが落ちた。

堀内が組んできてもスプロールするトップノイだが、トップノイにも疲労が見えてきた。堀内のパンチをかわしながら舌を出したトップノイ、さらにシングルレッグをスプロールして立ち上がる。距離を詰めてきた堀内を首相撲に捉えたトップノイは、ボディにヒザを突き刺す。これを嫌がった堀内はシングルレッグへ。トップノイのブリッジを防いでトップを奪った堀内は、バックマウントへ移行する。さらにオタツロックでバックをキープする堀内だが、トップノイに右腕を抱えられて動けない。この状態で試合終了のホーンが鳴り、ともに両手を突き上げた。

1Rはトップノイ、2Rは堀内、3Rは果たして――裁定は1Rのダウンも響く内容で堀内がトップノイに敗れた。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC ググン・グスマン 中村倫也 風間敏臣

【RTU ASIA2022】中村倫也がグスマンにアメリカーナを極めて1回戦突破。準決勝は風間との日本人対決に

【写真】圧勝といえる試合内容を見せた中村。インタビューも英語で答えていた(C)MMAPLANET

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R3分24秒 by アメリカーナ
ググン・グスマン(インドネシア)

サウスポーの中村がプレッシャーをかける。グスマンはケージを背負いながら右ストレート、右ハイを繰り出した。中村は左ミドルから距離を詰め、相手のパンチを打ち終わりにダブルレッグで飛び込んだ。スクランブルからバックコントロール、相手の右腕を足で抑えながらヒジを叩きつける中村。ここでクルスフィックスを極めにかかった。これは極まらなかったものの、そのまま相手の右腕を制してパンチとヒジで削っていく。ここでレフェリーが試合を中断、中村に後頭部への打撃があったとみなされ、減点1となった。

再開後、グスマンは右ストレートから右ハイ。中村は相手をケージに詰めて左ハイを繰り出す。中村の右フックをかわすグスマンだが、相手の蹴りの打ち終わりに飛び込んだ中村がダブルレッグで組みつき、リフトアップしてテイクダウン。サイドからグスマンの左腕を取ってアメリカーナを極めた。

1回戦を突破した中村は、インタビュアーの質問に対して「レスリングには自信を持っている。チームメイトに感謝している。今日は自分の日になった」と、全て英語で答える。9月の準決勝は、昨日勝利した風間敏臣との日本人対決となった。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC イー・チャア ホン・ジュンヨン 松嶋こよみ

【RTU ASIA2022】松嶋こよみがTD&左ヒザで韓国2冠王者ホン・ジュンヨンとの死闘を制し、準決勝へ進出

【写真】自身がラストチャンスと語ったRTU、まずタフファイトを制して準決勝へ(C)MMAPLANET

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29.
ホン・ジュンヨン(韓国)

サウスポーで構える松嶋に対し、ホン・ジュンヨンが右のインロー。松嶋もローを返すが、ホン・ジュンヨンの右インローでバランスを崩した。松嶋が組みつき、引き込む形になり足に組みつくも、ホン・ジュンヨンが立ち上がった。下がりながら左フックを当てた松嶋、下がるホン・ジュンヨン。ホン・ジュンヨンがプレッシャーをかけて右インローを当てていく。松嶋は右フックを繰り出しながら右足をかけてホン・ジュンヨンに尻もちを着かせた。ホン・ジュンヨンは右ボディストレートへ。

松嶋はケージを背負いながらステップをを使い、パンチを繰り出す。ホン・ジュンヨンは右ストレート、松嶋は相手のローの打ち終わりにニータップを仕掛ける。シングルレッグに切り替えて、そのままホン・ジュンヨンにケージを背負わせた松嶋。パンチの打ち合いから、組んだ松嶋がバックへ。そのままケージ際でバックコントロールを続ける。バックから左ヒザを顔面に突き刺した松嶋、ホン・ジュンヨンがダウン気味にマットへ手を着いた。

立ち上がったホン・ジュンヨンに右前蹴りからパンチに繋げる松嶋。ペースが落ちたホン・ジュンヨンにパンチからダブルレッグへ繋げ、ホン・ジュンヨンに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けるホン・ジュンヨンを首相撲で抑えたあと、立ち上がった相手にパンチを浴びせていった。終了間際はホン・ジュンヨンがケージ中央まで押し戻した。

2R、サウスポーからスイッチしながら右インローを当てた松嶋。右ストレートから右の前蹴り、しかしホン・ジュンヨンの右をもらって動きが止まった松嶋に、相手は猛然と襲い掛かる。松嶋はダブルレッグでグラウンドに持ち込み、ケージ際まで相手を運ぶ。スクランブルに持ち込むホン・ジュンヨン、松嶋はケージ際でガブり、バックに回りながら右ヒジと右ヒザを当てる。離れた松嶋は、ケージ際まで下がり、パンチからダブルレッグへと繋げる。

立ち上がった両者は打ち合いへ。松嶋もホン・ジュンヨンの右フックをもらう。しかし右フックから左ボディを当てた松嶋は、そのままダブルレッグでテイクダウンを奪った。ケージに背中を着かせる松嶋、ホン・ジュンヨンが立ち上がって右ストレートを返す。ケージ中央で打ち合う両者、松嶋が左足をかけて相手のバランスを崩す。そしてボディロックからグラウンドに持ち込む松嶋。ホン・ジュンヨンも立ち上がるが、すぐに松嶋が再びダブルレッグでホン・ジュンヨンに尻もちを着かせた。

疲労が見えるホン・ジュンヨン。立ち上がった相手を首相撲からケージに押し込む松嶋、離れるとフックを振ってくる相手を捌きながら、足をかけて倒そうとしたが、耐えたホン・ジュンヨンがバックを狙う。松嶋は切り返してトップへ。右ヒジを落としてラウンドを終えた。

最終回、オーソドックスでスタートした松嶋が右ローと右前蹴りを見せる。距離を保ちながらニータップを狙う松嶋だったが、ホン・ジュンヨンもディフェンスした。細かいローを効かせる松嶋、下がりなが左ストレートを当てる。さらに足を使い、スウェーで相手をパンチをかわしながら自身の拳を叩きつけていく。ここで相手のテイクダウンをスプロールし、バックを狙った松嶋だが、相手に立ち上がられてしまう。もみ合いからグラウンドでバックに回られた松嶋、しかしトップを取り返していく。

立ち上がった両者には、明らかに疲労が見られる。ここで組んだ松嶋が大外刈りでクリーンテイクダウンを奪った。サイドポジションで相手を抑え込む松嶋。背中を見せた相手に対し、サイドバックからパンチを打ち込む。そのままバックコントロールする松嶋に対し、ホン・ジュンヨンの動きが落ちた。起き上がる相手をバックコントロールでグラウンドに持ち込み、パンチを連打していくと、ホン・ジュンヨンはパンチを嫌がる表情を見せた。そのまま松嶋がバックコントロールを続け、試合終了のホーンを聞いた。

裁定はまさかのスプリットとなったが、松嶋の勝利に。
「ギリギリで勝てたと思ったが、相手が強く良い試合になった。まさしくコリアンゾンビの弟子だなと思いました。いつかあそこにたどり着きたい。もっと良い打撃の距離で戦いたかったが、相手のプレッシャーが強くて、こういう展開になりました」と語った松嶋。
この勝利でトーナメント準決勝へ進出、9月にイー・チャアと対戦する。


The post 【RTU ASIA2022】松嶋こよみがTD&左ヒザで韓国2冠王者ホン・ジュンヨンとの死闘を制し、準決勝へ進出 first appeared on MMAPLANET.