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45 AB Gladiator KTT MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC UFC YouTube アラン・フィルポット アンソニー・ドリリッチ ウェズ・キャッパー クイラン・サーキルド ドン・マール・ファン パン・ジェヒョク ホン・ソンチャン ロッド・コスタ ロン・チュウ 河名マスト 猿飛流 竹中大地

【Eternal MMA82】タイトル戦は4→2階級のみ。KTTのRoad to UFCファイター=ホン・ソンチャンが出場

【写真】16日に河名マストを相手にGLADIATORフェザー級初防衛戦臨むパン・ジェヒョクと、激しいスパーリングを繰り広げていたホン・ソンチャン(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、豪州・西オーストラリア州パースのHBFスタジアムでEternal MMA82が開催される。
Text by Manabu Takashima

豪州トップ・フィーダーショーのEternal MMAでは、次回3月大会に日本から猿飛流が出場することも決まっている。本来、猿飛流の挑戦を受けるアンソニー・ドリリッチも今大会に出場予定だったが、挑戦者及び代役挑戦者が負傷欠場となり、3月大会で猿飛流を迎えて防衛戦を行うことになった。


またウェルター級王座決定戦=アルディン・ベイツ✖ケイレブ・ライドアウトも中止となり、ベイツは3月2日(土・同)に同じく豪州フィーダーショーのツートップの一角HEX Fight Seriesに出場し、ジョナサン・ミカレフと同プロモーションのウェルター級王座決定戦(!!)を戦うことが決まっている。

(C)ETERNAL MNA

つまり4つのタイトル中2試合がなくなり、メインでライト級選手権試合=王者クイラン・サーキルド✖ドン・マール・ファンが組まれている。

コメインではバンタム級選手権試合=王者ロッド・コスタ✖ 挑戦者アラン・フィルポットの2つのタイトルマッチだけが実現することに。

(C)ETERNAL MMA

この4名のなかでフィルポットは来日経験があり、日本のファンの目に届く場所で戦ってきた選手だ。

そのフィルポット、2016年のVJT大阪大会に来日し竹中大地のRNCで敗れており、ONE Warrior Seriesで2勝2敗、さらにはEternalで1勝3敗ながら挑戦権が与えられた。

この2つのタイトル以上に日本のコアMMAファンにとってはライト級のレギュラーファイトの方が気になるかもしれない。それがウェズ・キャッパーXホン・ソンチャンだ。パースのご当地ファイターのキャッパーは勝つ時にフィニッシュ、負ける時は判定という4勝2敗の選手で、対するホン・ソンチャンはKTT所属でRoad to UFCライト級に出場も、初戦で優勝したロン・チュウに敗れている。

ホン・ソンチャンの再起戦が豪州=Eternalが組まれた。日本だけなく韓国と東アジアに急接近のEternal MMA、要注意が必要だろう。

■視聴方法(予定)
2月10日(土・日本時間)、
午後7時00分~UFC Fight Pass

■Eternal MMA82 対戦カード

<Eternal MMAライト級選手権試合/5分5R>
[王者]クイラン・サーキルド(豪州)
[挑戦者]ドン・マール・ファン(豪州)

<Eternal MMAバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ロッド・コスタ(豪州)
[挑戦者]アラン・フィルポット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・マーチン(豪州)
アミナ・ハダヤ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
トビー・ミーチ(英国)
ダニエル・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
ウェズ・キャッパー(豪州)
ホン・ソンチャン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
カーン・ディアタ(豪州)
イ・ジョンファン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・ジュスティアーノ(豪州)
マーワン・ラヒキ(豪州)

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45 AB LFA LFA176 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC   アライジャ・ジョンズ アルフレッド・ウォーカー アン・トゥアン・ホー ブルーノ・ソウザ マーク・クリマコ 河名マスト

【LFA176】河名マストのライバル?! ジョンズが3度目の正直へ。RTU2024出場はあるか、アンにも注目

【写真】計量は既に終了しておりジョンズが144.6pポンド、ウォーカーがリミット丁度の145ポンドでパスしている。如何ににも2人とも戻してきそうな感じだ(C)LFA

9日(金・現地時間)、アリゾナ州フィニックスのアリゾナファイナンシャル・シアターでLFA176「Johns vs Walker」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインイベントはLFAフェザー級王座決定戦=アライジャ・ジョンズ✖アルフレッド・ウォーカーの一戦だ。ジョンズにとっては3度目の正直なるかというタイトル戦となる。


2022年8月に河名マストに圧勝したことで、その強さが日本にも一部伝わっているジョンズだが、それ以前の2021年3月にブルーノ・ソウザ、そして昨年7月にバスケスとベルトを賭けて戦い敗れている。

ただしバスケス戦は2Rに肩固めを仕掛けられた際、アゴを腕の下に戻し、ヒジを押すという動作に入っているにも関わらずレフェリーが落ちたとした試合をストップ。見るからに誤審ではあったが、試合結果はノーコンテストに覆ることはなかった。

当初の予定では、今大会でそのガルシアとダイレクトリマッチが組まれていたが、王者はTUF出演が決まりベルトを返上した。

大会1週間前のこの判断を支持するのが、米国フィーダーショーだ。彼らの興行はUFCに選手を送り出すという大前提があって成り立っている。ステップアップのチャンスをプロモーション側が契約や口約束を盾に阻むことはない。フィーダーショーの価値はいかにファイターをメジャーに送り込むか。そこが徹底されている。

そのために彼らのベルトは存在しており、UFCへの道が開くとTUFだろうが、コンテンダーシリーズがファイターのステップアップを後押しする。J-MMA界はその可能性がある選手の試合が組まないという対策が取られているが、米国ではメインイベントが変更されても、自らのショーからUFCファイターが生まれることが尊重される。

結果、ジョンズとしては新たな対戦相手を迎えるわけだが、そこも彼らのメンタルでは『勝ってUFCに歩を進める』ことがプライオリティで、あれこれと考えることもないのだろう。

ジョンズにとっては、これが最後のステップアップのチャンスという覚悟の方が大きいはずだ。

そんなメインが組まれた同大会で、もう1人注目したいのがコメインのフライ級でミゲール・サンソンと対戦するアン・トゥアン・ホーだ。

フェニックス郊外のグレンデール在住で、MMA Labの一員のアン・トゥアン・ホーだが、生まれはホーチンミン近くタンビエン県のタイニン──というヴェトナム系米国人だ。

つまり──前回のRoad to UFCフライ級トーナメントにフィリピン代表としてマーク・クリマコが参戦していたように、アン・トゥアン・ホーがここでキャリア6連勝を飾れば──誰が当確するか分かっていないが──日本勢のライバルになる可能性がある。全くの仮定の話だが、万が一ということもあるのでRoad to UFC参戦に動いているフライ級選手は、この試合に目を通して損はないだろう。

■視聴方法(予定)
2月10日(土・日本時間)
午後12時~UFC Fight Pass

■ LFA176メイン対戦カード

<LFAフェザー級王座決定戦/5分5R>
アライジャ・ジョンズ(米国)
アルフレッド・ウォーカー(米国)

<フライ級/5分3R>
アン・トゥアン・ホー(ベトナム)
ミゲール・サンソン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
レスリー・ヘルナンデス(米国)
ブリトニー・カモージ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アリク・ロレンツ(米国)
モンテ・ディオン・オグバナモリソン(ナイジェリア)

<女子ストロー級/5分3R>
マンスアー・アブドゥルマリク(米国)
アラン・センジェレイ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ホビソン・ジュニオール(ブラジル)
カルロ・リッチ(ベネズエラ)

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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC ロン・チュウ 原口伸

【Road to UFC2023Final】原口、右のカウンターを浴びて3RにRNCで一本負け。チュウがUFC返り咲き

<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
Def.3R3分06秒 by RNC
原口伸(日本)

サウスポーの原口がシングルレッグに入るが、チュウが切る。すぐに原口は左足にシングルレッグに入り、その左足を持ち上げるようにチュウをケージに押し込む。バックについた原口がヒザを入れると、チュウが正対する。原口はボディロックで押し込み、再びシングルレッグへ。チュウは深く組ませずに距離を取る。

チュウは左手で距離を測りつつ右ミドル。原口は左のパンチを振って、ニータップでテイクダウン。チュウは尻餅をついたままケージに移動するが、原口はチュウの手を取って寝かせる。チュウは背中を見せて立つと、原口のクリンチ際にパンチをまとめる。左を見せて組もうとする原口。距離を取ったチュウがワンツーを打ち込む。

これをもらう原口だったがダブルレッグに入って、リフトするようにテイクダウンする。原口はサイドポジションからヒジを落とし、チュウは脇を差して立ち上がる。チュウは左手を伸ばして距離を取って右ストレートを当てる。なかなかタックルに入れない原口だったが、左フックからニータップで組んでシングルレッグへ。離れ際に左フックを打った。

2Rもチュウは左を伸ばして、右ストレート・右の蹴りを狙う。原口はシングルレッグに入りつつ、離れ際の打撃を狙う。チュウが右ストレートと右ミドル、原口のダブルレッグに右ヒザ蹴りを合わせる。何とか組んだ原口が左足にシングルレッグに入って、チュウをケージに押し込む。チュウが半身になると、原口はチュウの左足を自分の左足に乗せて固定し、コツコツとパンチを入れる。

チュウもケージを背にして立ち上がり、左手を入れて原口の組みを切る。距離が離れるとチュウが右ミドル、右フック、右のヒザ蹴り。原口も左ハイを蹴って、シングルレッグに入るが切られる。原口が左フックを振ると、チュウは右アッパーから左フック、組み際の右のヒザ蹴り。

段々と組みに行けなくなる原口に対し、チュウがジャブから右フック、右の前蹴り、右ストレート。原口もガードを上げて左ストレートを返すが、打撃ではチュウにが分があり、右ミドル、右ボディ、右ストレート、右の三日月蹴り。チュウのコンパクトな右が原口を何度も捉えた。

3R、チュウが右の飛びヒザ蹴り。原口は左ストレートからシングルレッグに入るが、テイクダウンできない。チュウは右ストレートで前進し、これで原口の動きが止まる。距離があいまいになる原口に対し、チュウが強烈な右ストレート。この一発で原口のマウスピースが吹っ飛ぶ。なんとかシングルレッグに入った原口だがチュウをテイクダウンできない。

レフェリーにマウスピースをつけるように指示され、マウスピースをつける原口だったがしゃだんだ状態からすぐに立ち上がれない。何とか試合再開となるが、シングルレッグでしがみつく原口にチュウが鉄槌を連打。亀になる原口は動きなく、チュウが殴り続ける。最後はチュウが首だけを絞めるRNCを極め、原口がタップして試合が終わった。

最後までテイクダウンを仕掛けた原口だったが無念の一本負け。一方、この勝利でUFC再契約となったチュウは「アイム・バックUFC。これがUFCに戻れる最後のチャンスだったから、すごくプレッシャーを感じていた。チーム、PI上海、エンポ―に感謝している。ハラグチはとてもタフで、下がるとどんどん出てきたと思う。ダナ、Road to UFCはボーナスがないけど、受け取るに相応しいパフォーマンスを僕らは見せたよ。この瞬間を本当に長い間待っていた」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC イー・チャア リー・カイウェン

【Road to UFC2023Final】体重超過のカイウェンを腕十字破ったイー・チャアが、フェザー級を制す

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
Def.1R3分03秒by 腕十字
リー・カイウェン(中国)

リー・カイウェンの計量失敗で149 .5ポンド契約で実施されることになった一戦。互いにサウスポーで構えた友人対決は、まずイー・チャアが左ローを蹴る。リー・カイウェンもローを返すが、イー・チャアも左ローで前足を蹴り、左ストレートを伸ばす。リー・カイウェンは左を2度、3度と被弾するとアッパーカットを突き上げられる。さらに左を入れたイー・チャアはテイクダウンを狙うが、切ったリー・カイウェンがパンチでラッシュをかける。ここも組んだイー・チャアは左エルボーを受けながら、ダブルレッグへ。押し返したリー・カイウェンが小外掛けでテイクダウンを奪いトップと取り切る。

と、イー・チャアは腰を切って腕十字一閃。腹ばいになり右腕を伸ばされたリー・カイウェンが、タップし勝負は決した。

「UFCで戦える能力があることを、証明できた。これで正式にUFCファイターだ。リー・カイウェンは僕の兄弟で、彼が体重を落とせなかったけど本当にハードワークの重ねてオクタゴンに上がったんだ。彼は今も良いファイターだよ。ボーナスを貰って、2人揃ってUFCと契約したい。僕らは友人だけど、オクタゴンに入ればファイトが優先で、友情はその次にある。これが僕らの仕事だから。それが競技なんだ。もっと色々と見せることができる。でも、段階を踏みたいと思う。エンポ―ファイトクラブ、UFC、PI上海、チームに感謝している。旧正月、おめでとう」と話したウィナー。体重をしっかりと落としたイー・チャアの優勝で、フェザー級ファイナルは丸く収まった。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Final UFC チーニョーシーユエ 鶴屋怜

【Road to UFC2023Final】鶴屋怜、バックマウントからパウンドアウト!1RTKO勝利でトーナメント優勝

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
Def.1R4分59秒 by TKO
チーニョーシーユエ(中国)

お互いにサウスポー。鶴屋が右手を伸ばし、前後にステップ。チーニョーシーユエの右に合わせて組みつき、チーニョーシーユエをケージに押し込む。鶴屋は左腕を差し、首相撲クラッチから右の肩パンチとヒザ蹴りを入れる。鶴屋はここから首投げを狙うが、チーニョーシーユエはクラッチを外して距離を取る。

チーニョーシーユエはボディへのジャブから左ストレート。鶴屋が前蹴りを見せると、チーニョーシーユエは左ストレートを伸ばす。鶴屋はジャブから左ストレート、右フックからダブルレッグで組みつく。ここから鶴屋は首投げから袈裟固め、肩固めを狙いつつマウント→バックとポジションを変える。鶴屋はシングルバックで左足を斜めにフック=おたつロックで固め、ツイスターを狙う。

さらに鶴屋は右脇でチーニョーシーユエの首を抱え、マウントポジションでネックロック気味のチョーク=エクセキューショナーチョークで締める。これは極まらなかったが、バックマウントで落ち着くと一気にパンチを連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。

プロ無敗のまま、UFC契約を勝ち取ったつ鶴屋は開口一番「負けを知りてえーー!」と絶叫。「勝ててよかったというのと、決勝なんで相手も強いので判定になると思っていました。フィニッシュできてよかったです」と試合を振り返った。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN UFN235 イ・ジョンヨン ブレーク・ビルダー

【UFN235】RTU 2022優勝のジョンヨン、ビルダーに判定で圧勝。UFCデビュー戦を飾る

<フェザー級/5分3R>
イ・ジョンヨン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ブレーク・ビルダー(米国)

重心を落として構えるジョンヨンがプレッシャーをかける、ビルダーはサークリングしながらインローを蹴る。ジョンヨンは左ボディで飛び込み、ジャブも見せながら右ボディを打つ。組みついたビルダーはジョンヨンをケージまで押し込み、シングルレッグへ。

ジョンソンはビルダーの側頭部にヒジを落とし、ボディにヒザ蹴り。ジョンヨンも腕を一本差して、正対すると離れ際にヒザ蹴りを突き上げる。これがでビルダーが後退し、ジョンヨンは左ボディからガードを固めるビルダーに一気に連打。距離が離れるとビルダーがジャブ、ジョンヨンは左ボディを当てる。

2R、ここもジョンヨンがパンチのプレッシャーをかけて左ボディ、右のヒザ蹴り、右ストレート。ビルダーもジャブとインローを細かく見せて、ジョンヨンにダブルレッグから組みつく。ビルダーは左手を深く入れるが、ジョンヨンは両手でビルダーの右手を持ってクラッチさせない。

逆にジョンヨンが脇を差し返すと、両差しからテイクダウン。ハーフガードで上になるとヒジを落とす。ビルダーが脇を差して体を起こし、ケージに身体を預ける。ジョンヨンはそこに一気にパンチを連打。ビルダーはガードして亀になって立ち上がる。

ビルダーに押し込まれるジョンヨンだが、ジョンヨンは左手を差し上げて右のヒザ蹴り。距離が離れて打撃になると、ジョンヨンがジャブ、左アッパーから右を打ち下ろす。

3R、構えをスイッチするビルダー。ジョンヨンはすぐに右ミドルを蹴る。ビルダーは構えを戻し、シングルレッグで組み付く。ここもジョンヨンはケージに身体を預け、ビルダーの右手をコントロールして組ませない。

逆にジョンヨンはビルダーの左手を小手に巻いて投げを狙い、ビルダーをケージに押し込む。ビルダーはギロチンを狙いつつ、ネルソンで引き込み気味に下になる。ジョンヨンはネルソンを外すと、ハーフガードでトップキープしてパンチとヒジを落とす。

ビルダーも脇を差して体を起こすが、ジョンヨンは肩固めのクラッチで寝かせ、パンチを落とす。ビルダーもなんとかガードに戻し、立ち上がったジョンヨンに蹴り上げを狙った、最後はジョンヨンがインサイドガードでトップキープした。判定はジャッジ3名とも30-27でジョンヨンを支持。Road to UFC 2022フェザー級優勝のジョンヨンがUFCデビュー戦で圧勝を収めた。


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45 AB Brave Fight27 Grachan Grachan59 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep04 Road to UFC2023Ep06 Special UFC   イー・チャア ウィンドリス・パティリマ キム・スーチョル シャオ・ロン チーニョーシーユエ パク・ジェヒョン リー・カイウェン ロン・チュウ 原口伸 小谷 小谷直之 海外 鶴屋怜

【Special】J-MMA2023─2024、Road to UFC決勝へ。原口伸「全然、負ける気はしないです」

【写真】既に計量を終えている両者。ロン・チュウはかなり戻してきそうな体をしており、当日はフィジカルの差は出てきそうだ (C)Zuffa/UFC

2024年も早くも1カ月が過ぎ、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、こらからの1年について話してもらった。
Text by Manabu Takashima

J-MMA2023-2024、第十九弾はRoad to UFCライト級ファイナルを控える原口伸に話を訊いた。

3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるRoad to UFC2023 Finalでロン・チュウと対戦する原口は、いわばレスリング一本槍のMMAスタイルを今回の決勝まで全うすると断言。MMAファイターとしての底上げは、UFCとの契約後であることを明らかとした。

なおRoad to UFCバンタム級決勝はシャオ・ロンの負傷欠場で不成立、フェザー級はリー・カイウェンが4.5ポンドのリミットオーバーとなっている。

■2023年原口伸戦績

2月12日 Grachan59 X BRAVE FIGHT27
〇 1R3分57秒 by TKO 小谷直之(日本)

5月28日 Road to UFC2023Ep04
〇 2R1分25秒 by TKO ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)

8月27日 Road to UFC2023Ep06
○ 3-0 パク・ジェヒョン(韓国)


──昨年の今頃はGrachanライト級王座防衛戦の準備をしていたかと思います。あの時、1年後にUFCとの契約まで一歩のところにいる自分を想像できていましたか(※取材は16日に行われた)。

「Road to UFCに出ることを目指していましたけど、声も掛かっていない状況で。気持ちとしてはあやふやな感じでした。現実味がなかった、それが本当のところですね」

──対して決勝を控えるだけとなった今の心境を教えてください。

「Road to UFC出場が決まった時から、心のどこかで優勝するもんだと思い、普段の生活から練習への取り組みができていました。なので、ようやく来たかというぐらいの感覚です」

──10月にお兄さんの央選手と対談をさせていただいた時、試合に向けての練習に関して悩みがあって病んでいるという発言もありました(笑)。

「あっ、でも次の日にはケロッとしていました(笑)」

──アハハハ、何なのですか。それは(笑)。

「気楽にはやれてなかったですね(苦笑)。今から思うと、色々と背負ってしまってやりたいこととデキていることが噛み合っていなかったです。僕は完璧主義みたいなところがあると思うので、上手くいかないとモヤモヤしてしまうということはあります」

──12月9日に当初は予定されていた決勝戦ですが、その1カ月少し前に韓国で央選手がRoad FCのグローバルT決勝をキム・スーチョルと戦いました。敗れはしましたが、あの激闘を傍で見て何か得ることはできましたか。

「兄貴という一番近い存在が、キム・スーチョルというメチャクチャ強い相手と対峙する。その緊張感はセコンドでも、味わうことができました。キム・スーチョル選手は普段はニコニコしていて凄く良い感じの人なのですが、試合になると殺気に溢れていて。MMAファイターになって初めて、怖いと感じました。アレを感じ取れたことは良かったです。

その怖いと感じた選手に向かっていく──アニキの覚悟が見えました。あそこは自分が見習わないといけない部分ですね。そこは決勝戦に向けて、良い経験になりました」

──同時になかなか日程がハッキリせず、2カ月ズレたことをどのように捉えていますか。

「僕にとってはプラスです。一番大きなことは開催地が上海からラスベガスになったことですね。米国はホームではないですけど、アウェイでもない。中立の場所なので」

──十数時間の飛行機の旅、時差もある。それでもベガスの方が良いと。

「ラスベガスと聞いて、『良しッ!』ってなりました。ラスベガスはMMAのメッカですし、意識しないところでテンションが上がっていたと思います。経験という部分では相手の方がずっとあって。だからこそ、この2カ月という時間は少しでも詰めることができたと思いますし」

──対戦相手のロン・チュウですが、準々決勝と準決勝の試合を見返して思っていた以上に手強い選手だと思うようになりました。

「Road to UFCから見るようになって1回戦は強烈なKO勝ちをして、強さを見せて準決勝は判定で手堅く勝っていた。最初は韓国人選手をマークしていたのですが、ロン・チュウの方が全然強いですね(苦笑)。

それでも全然、負ける気はしないです。なんか燃えていますね」

──テイクダウン対策は徹底してくると思います。

「得意なのはバレていますよね。すぐに行ってダメなら、我慢するのも手かと思っています。打撃戦につき合うということではなくて、動いてタイミングをずらしてテイクダウンへの意識が薄まった時に一気に狙う。切られて、そのまま続けるとそこは防がれるので、そういう風に戦おうかと考えていますし、練習もしています。

ただし自分のテイクダウンは初速なんかは、普通のMMAファイターと違うと思っています。だから、基本は切られないと考えています。でも相手が準備をしているところで仕掛けると切られます。準決勝では、相手が準備しているのに仕掛けて切られたので……言ってみれば、プレッシャーをかけても仕掛けない。そこで相手が出てきたところで、仕掛けるとかタイミングに変化を持たせようと思います」

──組んで倒しても、立たれる。だから、組みは淡泊になり打撃戦が多くなるのも今のMMAです。組み技は疲れるという意識を持っていますか。

「疲れます。でも、自分の武器なので。最後は離れると死ぬぐらいの意識でやっています。それでも無理から打撃をするよりも、組んでいる方が……そうですね、体力的には疲れますが、気持ちは一切折れないです。そこで相手が嫌がるような素振りを見せれば、また元気になりますし」

──UFCでは準決勝の動きだと、切られるだけでなくパウンドを打たれるかと思います。今回はその辺りも意識することはありますか。

「次の試合はトーナメントの決勝ですし、今持っている強さをぶつけます。勝ちに徹するというか、全てをぶつけて戦います。そうなると、これまでやってきた打撃の展開になることもあるだろうし、結果的にそうなれば先を見越していることになるかもしれないですね。理想は倒して殴る。でも、パウンドでは隙間ができてスクランブルに持ち込まれるので、エルボーとか密着して打つ方向で考えています。

テイクダウン後の相手の処理が上手いと、テイクダウンから後の勝負になります。テイクダウンは取れるので。意識は倒した後、そこから何をやるのかは3パターンほど用意していて、そのうちのどれかを当てはめる。相手の動きとかでなく、そこにはめ込みます」

──契約することがデフォルトとして、2024年はどのような活動をしていこうと考えていますか。

「それこそUFCを契約した後は、MMA選手として完成度を上げていきたいです。だから契約した後は、少し時間を空けるかもしれないですね。UFCデビューは夏から秋、その前に海外で練習もしてみたいです。トーナメント中は勝つ事に集中してきたので、終わればMMAを楽しめる時間も創りたいと思っています。幸い、今回の試合でビザも取れ、アッチで練習する障害はなくなったので米国──キルクリフFCとかで練習したいですね。また、しっかりと考えますけど、MMAを……知らない世界を味わいたいです」

──そのためにもロン・チュウ戦、クリアしてください。

「ハイ。一部では厳しいとか言われているようですけど、僕は勝つことしか考えていないです。そうやって自分を信じ込んでいるので、それを当日にしっかりと見せることができれば……と思っています」


■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午後1時30分~UFC FIGHT PASS
午後1時15分~U-NEXT

■Road to UFC2023 Final計量結果

<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
原口伸: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
リー・カイウェン: 149.5ポンド( 67.81キロ)
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
鶴屋怜: 125.5ポンド(56.92キロ)
チーニョーシーユエ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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45 AB F1 MMA o Road to UFC UFC YouTube   原口伸 鶴屋怜

『ROAD TO UFC』シーズン2決勝戦前日計量動画

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フライ級(56.7kg以下)マッチ 5分3ラウンド
鶴屋怜(125.5lbs/56.93kg) vs. ジー・ニウシュイエ(125.5lbs/56.93kg)

フェザー級(65.8kg以下)マッチ 5分3ラウンド
カイウェン(149.5lbs/67.81kg)* vs. イー・ジャー(145.5lbs/66.00kg)
<* カイウェンは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のイー・ジャーに報奨金の20%を支払う>

ライト級(70.3kg以下)マッチ 5分3ラウンド
ロン・チュー(156lbs/70.76kg) vs. 原口伸(155.5lbs/70.53kg)

 『ROAD TO UFC』シーズン2決勝戦前日計量動画。カイウェンがオーバーしましたが試合は行われます。





 意気込みを語る原口伸と鶴屋怜。続きを読む・・・
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AB F1 MMA o ONE Road to UFC UFC   イ・チャンホ シャオ・ロン リー・カイウェン 原口伸 鶴屋怜

『ROAD TO UFC』シーズン2決勝戦オッズ/視聴方法

ロード~第15章×2 [ 高橋ジョージ ]


 BetOnlineの『ROAD TO UFC』シーズン2決勝戦のオッズを紹介。

▼ライト級トーナメント決勝/5分3R
原口伸+100(2.00倍)
ロン・チュー-120(1.83倍)


▼フェザー級トーナメント決勝/5分3R
イー・ジャー-210(1.48倍)
リー・カイウェン+180(2.80倍)


▼フライ級トーナメント決勝/5分3R
鶴屋怜-600(1.17倍)
ジー・ニウシュイエ+425(5.25倍)



 なお、バンタム級トーナメント決勝イ・チャンホ vs. シャオ・ロンは延期になっています。


 開始時刻、視聴方法は上記を参照。続きを読む・・・
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45 AB DEEP DEEP JEWELS GFC Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET NavE o Progress Road to UFC UFC YouTube イ・スンチョル シン・ジェヒョク チェ・ドンフン チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク ライカ 久保健太 修斗 和田教良 松田亜莉紗 河名マスト 澤田政輝 竹内稔 竹本啓哉

【Gladiator CS01】配信イベントで、フライ級王座決定T開戦=和田教良がチェ・ドンフンと対戦!!

【写真】MMAファイター人生を賭けて和田が、チェ・ドンフンに挑む(C)MMAPLANET

29日(月)、DEEPより3月17日(日)に大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#01の対戦カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

DEEP JEWELSストロー級チャンピオン松田亜莉紗が、チャンピオンとして初めての試合をノンタイトルの3回戦、そして初の国際戦に挑むことが決まった。


グラジのフライ級のベルトは昨年3月にNavEを8秒でKOしたニャムジャルガル・トゥメンデムベレルがRoad to UFCと契約したために返上して以来、空位となっていた。

そんなフライ級タイトル戦線が再び動き始めたのが、昨年9月大会。元王者NavEがプログレスのグラップリングで再起戦に勝利すると和田教良が6年半振りにグラジに参戦を果たした。和田は12月大会に連続出場し、自身初の国際戦となったシン・ジェヒョク戦で完全ドミネイト勝利を収めた。

その12月大会には韓国からイ・スンチョル、チェ・ドンフンという若き実力者も出場し、それぞれが澤田政輝と久保健太をKOしている。グラジの最軽量級の頂点を巡る戦いの気運が高まりつつあるなか、今回の王座決定トーナメント開催という運びとなった。

和田はDEEPで2勝1敗、パンクラスで2勝2敗1分け、修斗で2勝2分、そしてGLADIATORで2勝1敗と日本の各プロモーションで結果を残しており、現在は2分を挟んで4連勝中と3年間負け知らずだ。

対してチェ・ドンフンはキャリア3戦目でK-MMA界の実力派MMAイベントであるDouble GFCのフライ級チャンピオンになっている。過酷さが熾烈を極める韓国海軍出身の鉄の心を持ったイケメン男子は上に記したように昨年12月のグラジ初出場時に過去にKO負けのない久保を初回から打撃でリードし、魂の反撃を逆に粉砕してKO勝ちを収めている。

一見、グラップラー✖ストライカーのクラシカルなMMAマッチアップともいえるが、下のコメントにあるようチェ・ドンフンは自らを元はグラップラーだったと話しており、和田がMMAファイター人生を賭ける組み技の展開がどうなるのかも、楽しみだ。

と同時に、この他の3つの準々決勝がいつ、どのような顔合わせで実施されるのかも続報を待ちたい。なお、プレスリリースに寄せられた和田とチェ・ドンフンの今回の対戦に向けての意気込みは以下の通りだ。

和田教良
「フライ級王座決定トーナメントに出場させて頂き、ありがとうございます。ただし、正直なところチェ・ドンフン選手と試合ができるということで試合を受けさせてもらいました。この次のことは、考えていません。

最近、固い試合展開、いわゆるショッパイ試合ばかりしてしまい、オファーも減ったなかで元々の所属先のZOOMERの祖根代表の紹介で昨年の10月にGLADIATORで戦わせていただき、ありがたいことに2カ月スパンで試合を組んでもらえたことに感謝しています。

現役の間に国際戦を戦いたいと思っていたなか、前回大会でソレが実現できて、今回は対戦したいと願っていた選手と試合ができることは、ホンマにありがたいです。

チェ・ドンフン選手はイケメンで、強い選手だと思います。でも月並みになりますが、フィニッシュか結果的にドミネイトできるように励んでいきます」

チェ・ドンフン
「こんにちは! 今回、GLADIATORのフライ級トーナメントに出場する事になった、チェ・ドンフンです。まず、前回大会に引き続き再びチャンスを下さったGLADIATORのスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

トーナメント初戦の相手、和田選手はグラップリングが上手なタイプに見えました。自分はウェルラウンダーだと思われていますが、本来はグラップラーだということが証明できるチャンスだと思います。

和田選手は自分が成長するための相手として不足のない優れた選手だと思います。ただし試合映像を見ると、力づくに相手を抑えているように見えて、アレでは自分には通用しません。自分はパワーにも自信がるし、柔道の経験もあるので同じことを和田選手にやってやります。

凄く楽しみな試合なので万全の準備をして、コンディションが良くなかった12月の試合よりも素晴らしい試合をお見せすることを約束します」

■視聴方法(予定)
2月16日(金)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator CS01対戦カード

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]パン・ジェヒョク(韓国)
[挑戦者]河名マスト(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
竹内稔(日本)

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
和田教良(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

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