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【Road FC49】女子アトム級王座決定戦へ。小狼=パク・ジョンウン「Roadの王者になり、DEEPでも……」

【写真】チビウルフ・ポーズは健在。明日の夜、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるか。期待大のパク・ジョンウン(C)MMAPLANET

4 日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC59で女子アトム級王座決定戦が組まれ、パク・ジョンウンがシム・ユリと対戦する。

2015年、18歳でプロMMAデビューを果たした時の相手は藤野恵実だった。黒部三奈、ハム・ソヒら日韓のトップと戦い韓国女子MMAで最も経験豊かなファイターに成長したパク・ジョンウンだが、コロナにより1年8カ月実戦から遠ざかることとなった。

今回の試合を前にして、コロナ禍が彼女に何をもたらしたのか。また、これからについてどのように考えているのかを尋ねた。


──お久しぶりです。試合が近づいてきましたが、どのように過ごされていますか。

「御無沙汰しています。ジムの会員さんの指導をして、練習をして、いつも通り過ごしています。とても元気です(笑)」

──1年8カ月振りの実戦になります。

「久しぶりの試合なので緊張しています。一番気がかりなのは、コロナの影響でジムで練習できたり、できなかったりということを繰り返していて、今回は1カ月しか試合に向けて練習できなかったことです。これまでと比べると準備期間が短かったので、その分一生懸命練習しています」

──コロナ感染が広がってから、MMAファイター人生を考え直すということはなかったですか。

「長かったんですね。ジム経営など困難な局面もありましたけど、私はジムを代表して戦っている立場です。でも、まだこの世界でトップにもなっていないですし、ここで辞めてしまうようなことがあれば一生後悔することになるのは目に見えていたので、そういう気持ちは一切なかったです。練習を淡々としていました」

──コロナ感染拡大が収まり、渡航者への隔離措置が解除されればDEEPの佐伯代表はDEEP JEWELSアトム級王座決定トーナメントでパク・ジョンウン選手を出したかったという話をされていたことがあります。

「私自身はその話は知りませんでした。ただ、佐伯代表が韓国人選手を日本に呼びたいと言ってくれていることは伺っていました。私もDEEPから声が掛れば、絶対に試合をしたいと思っています」

──この間、パク・シウ選手が東京に滞在し、そのトーナメントに出場も含め、試合を重ねてきました。Double GFCやAngels FCという韓国内の大会で試合をしたいという気持ちになることはなかったですか。

「パク・シウ選手が日本で試合を続けていることは、しっかりと把握していました。ただ私はRoad FCの選手なので、他の団体で試合をしようとする気持ちはなかったです。逆にあのコロナ禍の状況下で大会を開いていることで、クラスターが発生しないか心配でした。この間、Road FCがイベントを行わなかったことこそ韓国のメジャー団体として正しい判断だと思っています」

──ではパク・シウ選手がチャンピオンになれなかった事実に関しては、どのように捉えていますか。

「この時期に選手が試合をできるということは、どこにいても有難いことです。ただし、彼女の判断と私の判断は関係ないです。パク・シウ選手は大島選手との試合でも、しっかりと寝技の対策はしていたと思います。現に1度勝っている相手ですし。ただ、これがMMAなんだと思います。100パーセントはありません。また次に向かって、パク・シウ選手も頑張っているはずです」

──韓国と日本が以前のように行き来できるようになった時、DEEP JEWELSアトム級タイトルはパク・ジョンウン選手のターゲットになりますか。

「私自身、前澤智選手と挑戦権を争って試合をしたこともあります。まずはRoad FCのタイトルを取り、そこからDEEP のチャンピオンも狙えることになれば光栄です」

──つまりは次のタイトル戦は落とせないということですね。一昨年、現時点で最後の試合でTKO勝ちをしているシム・ユリ選手が相手ですが。

「もう1度、試合をすることになるとは思ってもいなかったです。ただし、この間に私の研究も前回よりしているでしょうし、強くなっているはずです。今回は厳しい試合になると思うので、気を引き締めて準備しています」

──満足に練習できない時期もあったかもしれないですが、前回の試合からパク・ジョンウン選手はどこが一番成長していると思いますか。

「メンタルですね。この間、成長できたのは。そこは試合を戦ううえで、一番必要な部分ですし。そこが試合に出れば、より強くなれると思います。コロナという状況で、自分をよりコントロールできるようになったと感じています。

この状況でできることを黙々と最大限にやってきました。次の試合もただチャンピオンになるだけでなく、女子選手のモチベーションになるような選手になりたいと思っています。皆の目標になれるような。経済的に余裕ができて、女子選手の育成に役立てるならそうしたいですし、それが無理ならRoad FCと協力して、女子MMAを盛り上げたいと考えています。過去にRoad FCが行ってきたリアリティTVショーでも、女子選手の参加は少なく男子選手と戦ったりしている状況は歯がゆかったので」

──女子選手がオーディション番組で、男の選手と戦っていたのですか?

「ハイ。普通にありました……だから私が役に立てるなら、UFCのTUFのようなオーディション番組の女子版をやってみたいです」

──いつの間にか、韓国内でも最も経験が豊富な選手の1人になりました。ここでチャンピオンになると、下から伸びてきた選手の壁になるというキャリアを積んでいこうという考えなのですか。

「私は自分の立場を弁えることができていると思います。まだ韓国でもチャンピオンになっていないです。例えチャンピオンになっても、まだまだ経験は足りません。自分の力をまだケージのなかで全て見せることができたとも考えていません。

なのでチャンピオンになり、韓国の女子MMAを盛んにし……誰からも認められるような状況になって海外の試合に出ていきたいです」

──素晴らしい考えですね。パク・ジョンウン選手、今日はありがとうございました。では日本のファンに一言お願いします。

「日本で試合をしたときに、狼ポーズを日本のファンがしてくれたり……そういうことが本当に嬉しかったです。感激していました。今もSNSに日本のファンから応援のメッセージをもらいます。私は日本のファンの温かさを忘れていません。次の試合に必ず勝って、少しでも早く日本で試合をしたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします」

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【Road FC59】MMA復帰=フェザー級王座決定戦、キム・スーチョル─02─「毎日、泣きそうになる」

【写真】2019年12月にグラップリングでケージに復帰していたスーチョル。土曜日の夜はMMAグローブを装着した彼に会える(C)MMAPLANET

4 日(土・現地時間)に韓国ウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC59で、パク・ヘジンとRoad FCフェザー級王座決定戦を戦うキムキム・スーチョル・インタビュー後編。

女子アトム級王座決定戦=パク・ジョンウン✖シム・ユリと並び、ダブル・クラウンで4年5カ月振りのMMAを戦うキム・スーチョルは、ケージの中とともに人として強くなることを常に目指してきた。

コロナ禍でより大人に、そして内面が強くなったキム・スーチョルの今回の試合に賭ける意気込みとは。

<キム・スーチョル・インタビューPart.01はコチラから>


──コロナの時代を経験して、各々が人間として真価を問われると自分は感じています。スーチョル選手もこの間に、何か学んだという感覚はありますか。

「自分の周囲にも仕事を失ったり、命の危険に陥った人もいました。生きる上で危機感が高まった時期でした。そのなかで自分も子供はまだできていませんが、家庭を持っています。人として強くならないと、ここを生き残ることはできない。少しでも強くなろうと、覚悟を決めた期間でもありました」

──スーチョル選手も人として強くなったのは、もうずっと以前からですよ。ONEの頃、Road FCで戦っていた時、そして今はケージの外の顔つきが違います。ケージの中は以前からずば抜けて使ったのですが(笑)。

「ありがとうございます。以前より……前も少しは成長していたかと思っていたのですが、今は常に気を強くしないとダメです。だから、以前以上にその気持ちで頑張っています」

──押忍。今回、対戦相手はさきほども言われましたが、最近の韓国では寝技が秀でた選手です。その一方で打撃に穴があると思われます。

「そういう風に思わる選手かとは思います。確かに打撃のテクニックはそれほどではないです。ただし、一発があります。一発で相手を倒せますし、ダメージを与えるパンチの持ち主です。一発が重いので、そこは気を付けないといけない相手です。パク・ヘジン選手のパンチで危ないシーンに追い込まれることは十分にあると警戒しています」

──今回はフェザー級のタイトル戦です。今後もフェザー級で戦っていくということでしょうか。

「そこは考え中です。バンタム級とフェザー級の掛け持ちで戦う方が、チャンスが広がると思っています。ただし、バンタム級でも4、5キロほどの減量なのでフェザー級では小さいです」

──ここから先、キム・スーチョルのMMAファイター人生第2章、目標はどこに置いていますか。

「復帰を決めたので、世界一を目指しています」

──柔術の練習が多いということですが、明らかに青タンがありますし、万全の状態で復帰戦に臨めることを願っています。

「カムハサムニダ。これはシン・ドングク選手とのスパーリングで、頭が当たってしまったんです。頭を振って打撃を打って来る選手なので、これ以上のケガをしないように気をつけます」

──キム・スーチョルの復活を楽しみにしている日本のファンに一言、お願いします。

「今日はインタビューで、練習に制限があるということを話してきましたが、そのなかでも練習内容は過去にないほど自分を追い込んできました。毎日、泣きそうになりながら練習を続けています。絶対にファンの皆さんががっかりするような試合だけはしたくありません。最後の最後まで動き続けることができる、最高の戦いをするつもりです。応援、宜しくお願いします」

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【Road FC59】4年5カ月振りのMMA復帰、キム・スーチョル─01─「1人でトレーニングをするしか……」

【写真】とにかくスーチョルの復帰は嬉しい限りだ(C)MMAPLANET

9 月4 日(土・現地時間)に韓国ウォンジュのチアック体育館で開催されるRoad FC59で、キムキム・スーチョルがパク・ヘジンとRoad FCフェザー級王座決定戦を戦う。

女子アトム級王座決定戦=パク・ジョンウン✖シム・ユリと並び、ダブル・クラウンでキム・スーチョルのMMA復帰が決まった。キム・スーチョルは2017年にRoad FCバンタム級王者でキャリアのピークにありながら突然、引退を発表。2年後の2019年12月にグラップリングマッチで実戦復帰を果たすと、2020年に待望のMMA復帰を宣言していた。

しかしながら、ご存知のように世界はコロナ禍に見舞われ、Road FCの活動休止が長引いたため復帰戦も棚上げされた状態だった。ようやくケージに戻ってくる、しかもタイトル戦を戦うキム・スーチョルに話を訊いた。


──4年半ぶりのMMA復帰戦を控え、今の気持ちを教えてください。

「率直に良い気持ちでいます。MMAで再び戦えることが素直に嬉しいです。試合には出ていなかったですが、練習で色々なことをやってきました。ただし、その練習してきたことが実際に試合で通じるのかという不安もあります」

──2019年12月にグラップリングマッチを戦った際、『2020年にMMAに復帰したい』と言っていましたが、すぐにコロナパンデミックが世界を襲いました。あの時点では2020年のいつ頃にMMAを戦うつもりだったのですか。

「自分の気持ちとしては2020年の中頃には、戦いたいと思っていました。コロナウィルス感染拡大で酷いことになり、ここまで復帰が延びたことは致し方ないですが、残念でした」

──ROAD FC自体が活動を1年8カ月に渡り活動を休止していました。ただし、韓国内でもDouble GFCやAngel’s FC、そしてUFCへONEで戦うファイターは実戦経験をこの間も続けてきました。そこでキャリアの積み方を再考することはなかったですか。

「ロードFCはAfreeca TVとARCという大会を続けていて、自分の試合を組むという話が何度かありました。ただし、対戦相手の調整がつかなく結局できなかったんです。本当に何度も相手の名前が挙がってはなくなる。その繰り返しでした。でも、そうやって試合を組もうという風に周囲が動いてくれているのは確かだったので、またRoad FCで試合ができるという風に考えていました」

──しっかりとその日を待っていたわけですね。とはいえ、その間コロナ禍において、トレーニングに影響も出たのではないでしょうか。

「韓国の感染状況は今も良くないです。多くの人が集まって練習することはできないですから、当時は1人でトレーニングをするしかなかったです。スパーリングパートナーもなく、イメージトレーニングをして、あとはフィジカルを高める運動をしていました。

対人練習をするようになったのは、今年の始めからです。でも、すぐに国の感染予防対策が1段階から4段階まであるなかで、一番厳しい4段階に引き上げられることになりました(※イベントの開催が禁止、結婚式も親族のみ。スポーツ観戦は無観客、アルコールの販売が行われる店の影響は禁止。午後6時までは家族以外の会場は4人まで。午後6時以降は2人まで。スポーツ営業施設で試合の準備などの場合は、ワクチン接種が住んでいれば4人以上集まることも可)。

それからも規制段階の上下が繰り返されたので、それまでのように練習をすることは今もできていないです」

──UFCやONEに出ている選手は、人数制限はあっても以前に近い練習を行えていると取材で話してくれていましたが、また状況が違うようですね。

「きっとソウルやプサンの選手は、規制段階が緩和されればそういう練習ができるのだと思います。所属チームにプロ選手も多いですしね。そういう時期で政府や自治体から何か制限が特別に掛かるということはないのですが、自分が住んでいるウォンジュは地方都市ですし、コロナに対する見方も大きな都市とは違います」

──日本と同じですね。今やその段階を越えた感もありますが、当初は感染者を自分たちの街から出すな。東京から帰郷もしないでくれ──という空気でした。

「そこは日本と韓国も変わらないと思います。自主隔離を2週間ほどするという所もありました。実際に知人も陽性になり、隔離後もビジネスを2カ月間も休むということがあったんです。そういう地方都市独特の閉そく感はありました。

何よりチーム・フォースもそれほどプロ選手は在籍していないです。以前は他のチームの選手が出稽古に来て、またウォンジュに住んでいない選手も練習していました。規制段階が下がっても、ジムの方では出稽古で他のチームの選手が来館することを禁じていました。自発的に出稽古を中止にした形ですね」

──なるほどぉ、チーム内で練習するので練習相手も限りがあるということですね。

「ハイ。それでも今回の試合が決まってからは1週間に3、4回の対人練習をして2、3回はスパーリングです。それ以外は体力トレーニングですね。アジリティの強化に集中してきました。

ただ今回の対戦相手パク・ヘジンは柔術が強いので、自分の方からソウルに行き、柔術家のチェ・ワンギ選手(2017年アジアでイザッキ・パイヴァに勝利し準優勝)やチェ・ヨンスン選手(2019年アジア選手権ライト級でクレベル・コイケや森戸新士を下し優勝。MMAでも田村一聖に一本勝ちしている)とも練習をしています。

彼らはガードからの攻めが強い選手ですが、今回の試合はMMAということで自分に合わせてスクランブルやトップからの攻撃、足関節などを積極的に使ってくれています」

<この項、続く>

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【Road FC59】キム・スーチョルの復帰戦はフェザー級王座決定戦。パク・ジョンウンもアトム級王座決定戦

【写真】キム・スーチョル、パク・ジョンウンが揃ってタイトル戦に(C)MMAPLANET

9 月4 日(土・現地時間)に韓国ウォンジュのチアック体育館で開催されるRoad FC59の対戦カードが出揃い、メインでキム・スーチョルがパク・ヘジンとRoad FCフェザー級王座決定戦を戦うことが明らかとなっている。

このタイトル戦決定前からシン・ドンシグク✖バク・スンモ戦のライト級戦が決まっていた同大会だが、フェザー級に続き女子アトム級でもタイトル戦が決まり、パク・ジョンウンがシム・ユリと戦うことも発表されている。


Road FCバンタム級王者だったキム・スーチョルはキャリアの絶頂期にありながら、2017年一杯で引退を表明。2年後の2019年12月にRoad FC57でのグラップリングマッチを経て、2020年にMMAを戦うことを宣言していた。しかしながらコロナパンデミックで、Road FCの活動休止が長引いたため復帰戦も棚上げされた状態だった。

今回のカムバック戦に関しては、関西&打撃系MMAファイターが対戦相手になるという噂もあったが、結局──韓国も海外からの来韓者には隔離措置が取られている状態で、この案は見直されることに。

結果、キム・スーチョルはイ・ジョンヨンが返上したタイトルを──その前王者に10秒でKO負けしたパク・ヘジンと争うことになった。22歳でチャンピオンになった前王者=イ・ジョンヨンは、パク・ヘジンとのタイトル初防衛戦後、2年近く実戦から遠ざかっているが、UFCと契約を目指すためにタイトルを返上。Road FCから離れてフリーエージェントになる道を選んだそうだ。

彼の所属するセンジジムは、所属選手をRoad FCにしか出場させてないだけに、ここでRoadとの契約解除はUFCとの交渉が進んでいるのか、ありいは退路を断ってUFC行きに賭けているという見方もできる。スーチョルの復帰戦も楽しみだが、イ・ジョンヨンの行方も気になるところだ。

他方、ハム・ソヒが返上した女子アトム級王座を賭けて戦うパク・ジョンウンとシム・ユリは2019年12月、現状で最後の試合で直接対決しており、パク・ジョンウンがパウンドアウトでTKO勝ちを収めている。

トップどころは海外と契約し、コロナ期に活動を取りやめているベテラン&中堅勢も少なくなく、国際戦が組めないことで韓国のドメスティック・プロモーション全体が、マッチメイクに苦労の跡が見られる。

加えてRoad FCはDouble GFCやAngele’s FCと違いクロスプロモーションを行わないため、若い力の成長を待つ時期に入ったともいえる。そんななかで男女の軸となるべくファイターがタイトル戦に名乗りを挙げるのは朗報といえるだろう。

一方で日本国内とは数字は違うが、デルタ株により感染拡大が続く韓国だけに、現状で同大会はチアック体育館のキャパ20パーセント、800人程度の有観客大会で実施される予定だが、感染状況が悪化すれば延期もありうるというのが現地での見方だ。

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ABEMA MMA ONE ONE Battle Ground02 ROAD FC UFC アレックス・シウバ エドゥアルド・フォラヤン オトゴンバートル・ネルグイ ジャン・リーポン ブログ

【ONE Battle Ground02】フォラヤンと対戦、TUF CN制覇ジャン・リーポン「アオキと戦うことは、僕の夢」

【写真】Long Journey、ジャン・リーポンがいよいよONEで戦う(C)ONE

13日(金・現地時間)、ONE「Battle Ground02」が放送される。

7月30日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録された今大会のメインで、エドゥアルド・フォラヤンと戦っているのが中国のジャン・リーポンだ。

TUF Chinaウィナー、UFCでは2勝2敗──通算30勝11敗2分の実力者が、再びグローバルステージに戻ってきた。


──今日はインタビューの機会を与えてもらい、ありがとうございます。

「こちらこそ、ありがとう。前にインタビューしてもらったことがあるよね。覚えているよ」

──ハイ、2014年3月にマカオでUFCデビュー戦の次の日にインタビューをさせてもらいました。

「ああ、そうだった。凄く久しぶりだね」

──ハイ。リーポンもUFCから中国国内、Road FCなどに参戦し今回ONEと契約しました。

「ONEで戦うことは、ずっと長く考えていた。でもKunlun Fightとの契約問題があり、2年間試合に出ることができなかったんだ。問題もようやく解決したから、すぐにONEと契約した。ONEは最大のプロモーションではなくても、最大のプロモーションの1つだしね。メンタル面、フィジカル面ともに最高潮で、ONEで絶対に良い試合をするよ」

──Road FCへの出場もありましたが、1試合だけでした。ライト級のタイトルコンテンダーとしてRoad FCで戦うようになったと思うのですが、その後の出場がなかったです。

「あの時、Roadでは3、4試合を戦う契約だった。当時はKunlunとの契約が最優先されるという状況で、Roadはすぐに韓国での試合をアレンジしてくれた。でもKunlunから許可が下りずに韓国で戦うことはできなかったんだ。あの時は契約で縛られていた。でも、もう今はKunlunに縛られることは何一つない、自由になったんだ」

──Kunlunは中国で最大のショーの一つです。国内で名声を得ることもできたかと思います。

「中国のマーシャルアーツ・ファンのほとんどが、僕のことを知っていると思う。これ以上、有名になりようがない。だからこそ、海外の世界規模で活動するプロモーションで戦いたいと思ってきたんだ。

ONEで戦うことで、中国以外の国のMMAファンに僕のことを知ってもらえる。それが僕の望みだったんだよ」

──過去2年間、契約問題があり試合ができませんでした。その間、どのような気持ちでいましたか。

「契約問題、そしてパンデミックもあったから長い間、試合で戦うことができなかった。そりゃあ少しはストレスを感じていたよ。でも、練習を欠かしたことはない。ファイティング・キャンプではなく、普段の練習になるけどね。

この間、今年の1月に僕自身のジムを開き、チームを作ったんだ。結果、全く時間を無駄にすることがなかった。3月からは一般の人たちも入会しているよ」

──今回のONE初陣では元世界ライト級王者エドゥアルド・フォラヤンと対戦します。

「フォラヤンの試合はずっと見てきたよ。パンチも蹴りもとてもパワーがある強豪だ。このところ、結果を残せていないという意見もあるだろう。でも、僕は彼が如何にタフかを知っているつもりだ。油断することはない。全力で戦うよ」

──この試合はリーポンの実力を測るテストマッチかと思います。ONEライト級戦線で勝ちあがる自信はどれだけありますか。

「正直言えば、数年前までクリスチャン・リーのことを強いと思っていなかった。当時の対戦相手は、大したことがなかったからね。でも、ここ数年の世界戦や王座防衛戦で手強い相手と戦い、勝利を手にし続けてきた。あの戦いぶりを見て、ようやく彼の真の姿が分かるようになった。打撃、グラップリング、レスリングとどの面でも秀でた素晴らしいウェルラウンダーだ。今の僕はクリスチャンと戦うことを目標にしているよ。

それと……シンヤ・アオキ、彼はずっと昔から僕のアイドル、ヒーローだった。ONEでアオキと戦うこと、それは僕の夢の一つなんだ。いつかアオキと戦いたい。実現すれば、これほど光栄なことはないよ。

ONEライト級で戦い抜くことは、決して容易いことではないと分かっている。でも100パーセント準備できているし、自信がある。それでも今回の試合に関してエキサイトし過ぎるということはないよ。

そうならないだけ、経験は積んできた。試合前から興奮し過ぎても良いことはない。とても落ち着いている。そして、試合が始まると、全てを開放する。絶対に良い試合を皆に見てもらうよ」

■視聴方法(予定)
8月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground02対戦カード

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
ミャオ・リータオ(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
アラン・ンガラニ(香港)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
リュウ・パンシュアイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
オトゴンバートル・ネルグイ(モンゴル)
ラフール・ラジュ(シンガポール)

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ABEMA MMA ONE ONE Battle Ground02 ONE Championship ROAD FC   アレックス・シウバ エドゥアルド・フォラヤン オトゴンバートル・ネルグイ ジャン・リーポン チャンネル ミャオ・リータオ ラフル・ラジュ

【ONE Battle Ground02】草原の法の番人=モンゴル特殊警察官オトゴンバートル・ネルグイ、出陣

【写真】とにかく豪快なファイターが多いモンゴルから、また注目の選手がONE本戦出場を果たす。ライト級のファイターは要注意だ(C)MMAPLANET

ONE Championshipが9月3日(金・現地時間)に5月に予定されていたオンリー女子大会=ONE Empowerの開催と今月13日(金・同)に録画中継されるONE Battle Gound02の対戦カードが発表している。

7月30日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録された同大会、メインとセミでは既報の通りジャン・リーポン✖エドゥアルド・フォラヤン、アレックス・シウバ✖ミャオ・リータオが組まれており、今回は他3試合のMMAマッチが明らかとなっている。


ヘビー級のトーマス・ナルモ✖アラン・ンガラニ、フライ級のエコ・ロニ・サプトラ✖リュウ・パンシュアイ、そしてライト級のオトゴンバートル・ネルグイ✖ラフル・ラジュの3試合、ONE初出場のトーマス・ナルモは周囲がワクチン接種を済ませておらず、単独でシンガポール入りを果たしたという情報も伝わっている。

そんな3試合のなかで注目はモンゴルのオトゴンバートル・ネルグイだ。ONE本戦は初出場のネルグイだが、2019年10月に東京で開催されたONE Warriro Seriesに来日しており、長田拓也を相手に強烈なパンチからギロチンチョークで下している。

ネルグイにとって、その長田戦以来の実戦となる。本来、ネルグイは長田戦の3カ月後──2020年2月1日に母国モンゴルのウランバートルにおけるMongol FCで韓国在住の同朋でRoad FCなどで活躍してきたムングントスズ・ナンディンエルデンと対戦予定だった。しかし、モンゴル政府は中国の武漢からアジアに広まりつつあった新型コロナウィルス感染拡大にいち早く対応を見せ、感染者が出る以前に1カ月間の教育機関の休校と催し物の開催を中止させる決定をした。

3月14日に同大会の延期も決まっていたが、ご存知のようにCOVID19はその後の1カ月半で瞬く間に世界中に広まり、ネルグイの本職は特殊部隊に属する警察官で、部隊内での感染を防ぐためにMMAのトレーニングからも離れる必要があった。デルタ株で感染者が増加傾向にあるモンゴルだが、7月5日から練習許可が下りたことで1年半ぶりにトレーニングに戻り、今回の試合を迎えることになったという。

職業柄ネルグイのフィジカル=強度が落ちることはい。とはいえMMAを戦うには特殊警察の任務とは違うスタミナは不可欠だ。以前に極端はガス欠を試合中に起こしたこともあるネルグイだけに、今回の試合の一番の不安材料は対戦相手のラフル・ラジュではなく、自らのコンディションとなりそうだ。

■視聴方法(予定)※録画中継
8月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground対戦予定カード

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
ミャオ・リータオ(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
アラン・ンガラニ(香港)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
リュウ・パンシュアイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
オトゴンバートル・ネルグイ(モンゴル)
ラフル・ラジュ(シンガポール)

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K-MMA MMA ROAD FC UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】プサン産永久電池カン・ギョンホ「ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはない」

【写真】まさにムサの面持ち、カン・ギョンホ(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催され、カン・ギョンホがハニ・ヤヒーラと対戦する。

兵役、コロナ禍と試合間隔が2度も大きく空いたUFCキャリアながらカン・ギョンホはこれまで、オクタゴンで6勝2敗と大きく勝ち越している。K-MMA界の永久電池、スクランブルで無類の強さを見せるカン・ギョンホにハニ・ヤヒーラ戦に向けて、その心境をZoomインタビューで訊いた。


──ハニ・ヤヒーラ戦が近づいてきましたが、調子はいかがですか。

「時差ボケもなく、全て上手くいっています」

──20カ月間、試合から離れていましたが、いよいよオクタゴンに戻ることができます。

「長い間試合はできなかった分、ケガもなくしっかりと体を休めることができたので、試合が決まればすぐに最高の状態で戦いに戻ることができました」

──ROAD FCが活動を再開し、Double GFCやAngel’s FCはコロナ禍でも継続的にイベントを開いてきました。チームメイトも試合があったかと思いますが、この状況にフランスとレーションは感じなかったですか。

「練習をするということにおいて、何も変りはないですから大丈夫でした。チームメイトの試合を見て、他の大会の試合をチェックしつつ、自分の練習に集中してきました。そうすることでフラストレーションも感じないですし、モチベーションを保つことができました」

──韓国のコロナの状況はソウルからの情報が多く入ってくるのですが、プサンのことはあまり伝わってきません。この試合に向けて、練習は問題なかったですか。

「プサンの感染者が多くなっている時は、練習にも少し影響が出ましたが、状況を整えてすぐにキャンプに入ることが出来ました。マスクの使用や、人数制限、練習に参加した人間を明確リスト化するなど規則はありましたが、それだけのことでした。人数は時々で違い、5人の時もあり、10人が最大という感じでしたね」

──チームMADは20人ぐらいで激しい練習をする印象が強いのですが、そういうわけにはいかないですね。

「そうはいかないですよね。でも、人数制限がなくても自分の体格を考えると、スパーリング相手は限定されてきますし、本当にそこまで困難なことはなかったです」

──ではハニ・ヤヒーラの印象を教えてください。

計量は両者揃って136ポンドでパスしている(C)Zuffa/UFC

「ベテランです。そして絶対的にグラウンドが強い。ずっと彼の試合を見てきたので、ハニ・ヤヒーラと戦えることはとても嬉しいです」

──ハニはテイクダウンから、寝技で仕留めようとする選手です。一方、カン・ギョンホ選手はスクランブルを得意としています。寝技を拒絶する自信はどれだけありますか。

「寝技になることを頭にいれて準備をしてきました。ただし、トップコントロールしようとしてきても、自分のレスリングは彼よりずっと強いので。そこは自信を持っています」

──ハニが最後まで勝負を諦めないファイターであるなら、カン・ギョンホ選手もスプリットになるような競り合いを繰り返しており、勝負強さには自信があるかと思います。その中で勝負の鍵を握ってくるのは、どういう部分になるでしょうか。

コンディションは万全か(C)Zuffa/UFC

「コンディションでは自分の方が上だと思っています。ハニ・ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはないです。そこが大きなアドバンテージになり、判定になっても落とすようなことはありません。

もちろん、試合前なのでどのような戦いをするのか詳細を話すことはできませんが、自分も最近の試合は判定勝利が多いですが、以前は数多くの試合でフィニッシュしてきました。今回もフィニッシュを狙っています」

──では、最後に日本のファンに一言メッセージをお願いします。

「しっかりと準備をしてきました。皆さんのサポートに感謝しています。日本の皆さんもコロナ禍において、安全に過ごしてください」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

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O.R.F. – ON REFAIT LE FIGHT 1 : OSUNAARASHI VS BOB SAPP (RIZIN 13)

Radio Karoshi revient avec un nouveau concept : ON REFAIT LE FIGHT (O.R.F.) !
Et oui vous ne le saviez pas mais le MMA, c’est aussi une grande passion (comme la littérature, la musique, le cinéma, le tennis de table…etc).
Alors je vous donne rendez-vous prochainement pour un autre combat commenté par mes soins.

Bob Sapp VS Osunaarashi lors du Rizin 13 :

La pesée : https://www.youtube.com/watch?v=MCjuVHqYUgQ

Regarder du MMA sur YouTube ( C’EST GRATOS ) :

Rizin
https://www.youtube.com/channel/UCZZ0UGjWsRdM8_5bsqtxYaQ

One Championship
https://www.youtube.com/user/OneFCMMA

Deep
https://www.youtube.com/channel/UCrzcqokfdjCm0JiqzYJZxeA

Shooto
https://www.youtube.com/user/shootoofficial/videos

Bellator
https://www.youtube.com/user/BellatorMMA

UFC
https://www.youtube.com/user/UFC

KSW
https://www.youtube.com/c/KswmmaPL/videos

M1 Global
https://www.youtube.com/channel/UCcJXxoW4w0dDKu8aZA9uqUw

PFL
https://www.youtube.com/c/PFLMMA/featured

Jungle Fight
https://www.youtube.com/channel/UC5M5y5qpJRvaLnAIRVzGqoA

UCMMA
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Road FC
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【Road FC58】カーフを効かせ、右フックからパウンドアウト。ファン・インスが新ミドル級王者に

【写真】新Road FCミドル級王者ファン・インス(C)ROAD FC

<Road FCミドル級王座決定戦/5分3R>
ファン・インス(韓国)
Def.2R0分34秒by TKO
オ・イルハク(韓国)

まずローを蹴ったオだが、逆にファンの右カーフで姿勢を乱す。直後に組みにいったオは、倒せず距離を取り直すもファンが断続的に右カーフを蹴り前足を削っていく。スピニングバックフィストをよけて組みついたオに対し、頭が当たったか鼻を気にしたファンが背中を見せて離れる。

これを追いかけたオがパンチを後方から狙い、前を向きなおしたファンが逆に右フックを振るう。ここでオはテレホン気味だが、左と右のフックを入れ、ファンの動きが落ちる。すかさずオはテイクダウンからスクランブルでバックへ。

オは正面を向いてファンを金網に押し込むも、レフェリーが早々にブレイクを命じる。直後にオはカーフを蹴られ右フックを被弾、飛び込んだファンに左右のフックを返してケージ中央へ。引き続きファンは右カーフを蹴り、ケージに詰まったオは前足をかなり効かされ、スイッチ気味に構える。オは右を2発当てて前に出ると、組んで支えつり込み足へ。テイクダウンは奪えず、左足のダメージが心配な初回となった。

2R、ファンが思い切り右カーフを蹴ると、オがヒザをつく。立ち上がっても足が揃い気味のオに対し、ファンが右フック一閃。崩れたオに詰め寄ったファンは、レフェリーが止めないとみるとパウンドの追撃を落とす。これを見てレフェリーが試合をストップしファン・インスが新ROAD FCミドル級王座に就いた。


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MMA ROAD FC Road FC58 キム・ジェフン

【Road FC58】キム・ジェフンがクム・ガンサンをケージ押し込み、鉄槌連打で失神に追い込む

【写真】墨を隠すため、ラッシュガード着用の元極道キムが映画俳優のクム・ガンサンを破った(C)ROAD FC

<無差別級/5分3R>
キム・ジェフン(韓国)
Def.1R2分06秒by TKO
クム・ガンサン(韓国)

左ローを蹴ったアクション俳優のクム、キムがローを返すとまたローを蹴っていく。両者、手数が少ない見合った状態が続き、クムが左ローを再び蹴る。キムは左を伸ばし、距離を詰めてワンツー。クリンチでクムをケージに押し込む。体を入れ替えたクムを押し返し、ケージに押し込んだ状態で右腕を差したキムが左の鉄槌をテンプルに連打する。これでクムが失神し、キムがTKO勝ちを決めた


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