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【Fight&Life & Bloom FC01】未知のモンゴル人ファイターを襲撃、上田将年「ドロドロの暑苦しい試合を」

【写真】インタビューは残暑厳しい9月に行われたもの。2カ月を経て、いよいよ上田がBloom FCのケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

現在発売中のFight&Life#99で11月19日(日)に福岡市中央区の西鉄ホールで旗揚げ戦が開催されるBloom FCのメインでツェルマー・オトゴンバヤルと対戦する上田将年のインタビューが掲載されている。

長くパンクラスで活躍し、フライ級タイトル戦線にも幾度となく絡んできた筑豊在住の上田が、福岡をベースとした独立プロモーションの旗揚げイベントで国際戦を戦う意味とは──。

ここでは当インタビューを全文掲載したい。


──11月19日、「九州から世界へ」を合言葉としたBLOOM FCが旗揚げ。上田選手はメインでモンゴルのツェルマー・オトゴンバヤルと対戦します。パンクラス30周年記念大会が9月、そして12月に開かれるわけですが、BLOOM FC出場を選択したのは?

「実は9月大会もオファーをもらっていました。連勝中でバリバリの選手が相手だったのですが、自分は今2連敗中で、次はどうしても勝ちたいという気持ちも強く、初めて返事を保留させてもらったんです。3連敗は経験したことがないですし。そして周囲に相談した時に『ファン目線で言えば見たい。でも今、このタイミングでやるべきじゃない』という助言を貰いました。『ここでこけると、上田君は立ち直ることはできなくなる』と。

──ハイ。

「結果、初めてオファーを固辞させてもらいました。ただ2週間ほど過ぎて、他のカードが発表されているなかで、オファーを断ったことを心の底から後悔するようになったんです。『俺、やっちまった』みたいな感じで。自分のなかで、『俺って逃げたんかな?』と思うようになりました。ただ一度断った試合だし、自分からまた受けさせてくださいなんて言えないというタイミングで、11月に福岡で地元発のMMA大会が開催されるということが耳に入って来て──。主催者の方からも電話を貰いました」

──つまりはオファーがあったということですね。

「ハイ。そして『どんな相手と戦いたい?』と尋ねてももらいました。地元の大会だし両親、家族、友人、後輩たちが見に来ます。できれば格好良いところを見せたい。空気的に地元凱旋だし、勝てるという見込みのある相手でも構わないということは感じられました。でも、9月のパンクラスをお断りしたことが心に引っ掛かっていて。『絶対に勝ちたい』という気持ちもありながら、『できれば外国人選手で、強いヤツとやりたい』と答えてしまったんです」

──それでこそ上田選手だと、我々は思ってしまいます。

「皆のために勝ちたい試合というのはあったのですが、何よりもずっとやってきた自分のために試合ということがあって。それを伝えると、挙がってきた対戦相手がなかなかのガチで良い選手たちで(笑)。ぶっちゃけて『選んで良いよ』とも言ってもらえたんです。でも、自分で選ぶのも嫌で。『自分と手の合う、激しい試合ができる選手。上田、こいつと戦えという選手を用意してください』とお伝えしました。

──どうしても、勝てる公算が高くなる相手を選びかねないですし。ご当地マッチに欠かせない選手なので、そういうことがあるのも興行ですが、そこは拘りがありましたか。

「ハイ。それをやると、自分じゃないだろうって。それで良いのかって。正直なところ自分が若くて、連勝中であればこの状況で相手を選ぶことは有りだと思います。レコードを伸ばすことで海外、上を目指すという点において。ただ自分の場合、現役で戦う格闘技人生は最終章に近づいています。それをやっちゃうと違う。自分に嘘をつくことになる。そしてキャリアを終える時に、『あの時、地元の試合だからってイージーな相手に逃げちゃったな』と思い起こすことになるだろうと思って。自分に正直に行く。それが強い相手と戦いたいという気持ちでした」

──ご自身の試合を含め、今回が旗揚げとなるBloom FCですが、パンクラスでもDEEPでも修斗でもない。首都圏を起因とする縦の繋がりを排除し、九州勢の強化を目指すプロモーションが生まれることに関してどのようにお考えですか。

「素直に良いことだと思いました。自分が格闘技に出始めたのは、福岡で行われていたグラジエイターでした。あの時は修斗、パンクラス、DEEPと関係なく九州の選手対韓国人選手だったりがあって、凄く楽しかったです。所属は違えど『皆で頑張ろうやぁ』っていう空気があって。今、九州でプロMMA興行は修斗の闘裸男さんだけになっています。個人的には自分がずっと戦ってきたパンクラスを福岡に持ってきたいという想いもあります」

──ハイ。

「ただ、昔のグラジエイターみたいに福岡で年に2回、3回と九州の選手対東京、関西の選手という大会ができれば良いなぁという想いもありました。そういう気持ちになっていた時に、(奥宮)ハントさんからBLOOM FCの話を聞いて、凄く嬉しかったです。今、頑張っている後輩たちも格闘技へのモチベーションが上がると思います」

──福岡に限らず、地方在住の選手は1度の敗北で、実戦を戦う機会が首都圏の選手と比較してグンと減ってしまいます。

「同世代、年下の選手でも仕事、家庭があって可能性があるのに格闘技から離れています。ホント、負けてしまえば終わり。いつオファーがあるか分からない状況で、自分たちもやってきたので。その状況で気を張って、実生活を犠牲にしながら格闘技を続けることができるかというと、やっぱりなかなか難しいです」

──その通りだと思います。

「特に家族ができれば。それでも定期的に福岡で大会があり、また外国人選手や首都圏の選手と戦える舞台があれば違ってきます。僕自身、パンクラスのランカーになることで絶対にオファーがあるという確約があったので、集中力を切らさず私生活を犠牲にしても格闘技を続けることができました。その結果が、今もモチベーションを持って、格闘技と向き合っていられるということなんです。あの時代にBLOOM FCのような大会があれば、今も続けていた選手がもっといたんじゃないかと正直に思います」

──この大会が継続すれば福岡、九州の選手は強くなれますか。

「なります。アマチュアの子たちはポテンシャルが高くても、試合になったら絶対に勝てるわけじゃない。たまにしかない試合に出て負けて、そこから立ち上がれなくて辞めていった。それぞれの人生があるから、『お前、続けろよ』とも言えなかったです。でも、ああいう場面に出くわすと辛くて。もっと頑張ることができれば、見ることができる世界も違ってくるのに──と。そういう経験を何度もしてきたので、この大会が続けば1度負けても、次に頑張ることができます。そうなることで福岡、九州のレベルがどんどん上がると思います」

──そのような気持ちに火をつけるのが、今大会のメインで国際戦を戦う上田選手の役割でもあるかと。

「若い頃だったら『KOしたろ』、『はじき飛ばしたろ』と言っていたと思います。でも僕、来月で36歳になります。あえて36歳のドロドロの試合を見せたい。スカ勝ち、一本勝ちとしっかりと勝利を決めることは大切ですけど、ドロドロの試合こそ人の心を動かす。仲間たちも、そういう試合をすると『勇気を貰えた』と言ってくるんで。試合の勝ち方というよりも、試合全体で自分の生きざま……ドロドロの暑苦しい試合を見せたいちゅうのはあります」

──対戦相手の印象は?

「打撃は振ってきますね。ケージレスリングも腰が強くて、なかなか倒せない。ただし背中をマットにつかせてしまえば勝つ確率は上がるかと。『良いところ見せちゃろ』とか熱くならずに、自分の距離を保って戦います。ただ下がり過ぎると勝機を逃してしまうので、しっかりとケージを使ってテイクダウンを奪って背中をつかせたいです」

──モンゴル人の福岡襲来は、2度目の元寇──1281年の弘安の役以来750年振りです。

「試合前に筥崎宮(※元寇の際に時の上皇が敵国降伏を祈願した神社)に行って、しっかりとお参りして神風を吹かせたいです。ただ天候ではどうにもならないので、自力で立ち向かいたいと思います」

※上田将年インタビューと関連して、Fight & Life格闘紀行:福岡偏「福岡でMMA独立プロモーション、Bloom Fighting Championshipテイクオフ!!」が掲載されているFight&Life#99は現在発売中です。

■ Bloom FC01対戦カード

■第2部

<フライ級/5分2R>
市川剛希(日本)
荒木凌(日本)

<バンタム級/5分2R>
河野慶樹(日本)
荒木雄登(日本)

<バンタム級/5分2R>※
NAO(日本)
後藤優弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
出田貴大(日本)
RAGO(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将年(日本)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
原田惟紘(日本)
上田祐起(日本)

<フェザー級/5分2R>
盛坪チャッピー大樹(日本)
柿原”RR”昇汰(日本)

<フライ級/5分2R>
柴山鷹成(日本)
真生(日本)

<フライ級/5分2R>
平賢二郎(日本)
陸虎(日本)

■第1部

<フェザー級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

<ライト級/5分2R>
平川杏平(日本)
髙橋惺哉(日本)

<63キロ契約/5分3R>
持田哲兵(日本)
パク・サンヒョン(韓国)

<ライト級/5分2R>
深見弦汰(日本)
清水洸志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
米倉大貴(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング無差級/5分2R>
中村勇太(日本)
小次郎(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分2R>
スターリング・ベアー・ミーチャム(米国)
ムクロック(日本)

<フライ級/5分2R>
koki(日本)
下田洋介(日本)

<フライ級/5分2R>
堺龍平(日本)
田上健太(日本)

<フライ級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

※はヒジ無し

※Fight & Life格闘紀行:福岡偏「福岡でMMA独立プロモーション、Bloom Fighting Championshipテイクオフ!!」が掲載されるFight&Life#99は10月23日(月)に発売です。

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【TORAO31】神田T800周一×野瀬翔平──TORAO史上最強のグラップリング&スクランブル対決が決定!

【写真】国際戦を経験した2人による注目の一戦(C)MMAPLANET

12月3日(日)に山口県山口市のKDDI維新ホールで開催されるプロ修斗公式戦「TORAO31」で、野瀬翔平と神田T800周一が対戦する。
Text by Shojiro Kameike

元GLADIATOR王者で修斗でも世界ランキング6位の神田と、修斗ではランク入りしていないものの2年連続でRoad to UFCに出場している野瀬の一戦――これはTORAO史上最強のマッチアップだ。


2000年代初頭、格闘技ブームが起こるなかでもプロMMA興行の大半は首都圏や大阪、名古屋といった地域で開催されていた。そんななか2002年6月、人口約10万人という岡山県北部の津山市でGRAPPLINGMAN実行委員会による「GPRAPPLINGMAN 闘裸男」はスタートする。

大会がスタートしてから20年が経ち、大会名称も闘裸男からTORAOへ。主催者もGRAPPLINGMAN実行委員会が発展解消する形で、TORAO NATION STATEへと生まれ変わった。津山市だけでなく岡山市内、福山、広島、徳島、高松、山口、そして九州は福岡でも興行を開催するなど西日本を代表するMMAプロモーションへと成長した。

そんななか山口大会で対戦する神田も野瀬も、プロ修斗公式戦の多くをTORAOで戦ってきたファイターだ。神田は自らを「TORAOファミリー」と呼び、GLADIATORバンタム級王座を獲得すると同時にTORAOにも出場し、いまや修斗世界バンタム級6位につけている。

(C)Zuffa/UFC

野瀬は福岡からTORAOを中心にキャリアを積み、Road to ONEにも出場。世界を目指し2022年、2023年と2年連続でRoad to UFCに挑んだ。11月19日にBloom01で柔術全日本王者の米倉大貴とProgressフォークスタイルグラップリングで戦い、1カ月弱のインターバルで神田戦に臨む。

両者は12月2日の豊洲大会出場&他の相手と戦うという話も聞かれていたが、一転してTORAO最高のマッチアップで相対することとなった。

そのファイトスタイルは対照的だ。野瀬の強みといえばアグレッシブなテイクダウン&サブミッションであるのに対し、神田は「神田返し」に代表される相手の力を利用したディフェンス&オフェンス技術を持つ。グラップリング&スクランブル対決で神田が翻弄するか、あるいは野瀬がフィニッシュするか――ノンストップの技術戦に注目だ。

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【Fight&Life & Bloom FC01】「海外で活躍するまでの道のりを福岡で完結できるように」(奥宮ハント)

【写真】両者の想い。それは選手に試合機会を与え、実力のある若い選手たちが現役生活を続けられるようになること(C)MMAPLANET

今月 23日(月)発売予定のFight&Life#99で11月19日(日)に福岡市中央区の西鉄ホールで旗揚げ戦が開催されるBloom FCに関連し、地方都市の独立プロモーションの有りかたに関してのレポートが掲載される。

首都圏を起因とするプロモーションの盾の関係、そして同地における垣根を取っ払い福岡、そして九州の選手たちの成長に欠かせない──試合機会を与えることを唯一&絶対の目標として活動を開始するBloom FCの発足に向けて、福岡県下のMMA関係者の声を拾った。

誌面上ではその一部しか掲載できなかった彼らの言葉をここでお伝えしたい。その第一弾はBloom FC実行委員会の中心となる奥宮ハント&鬼木貴典、両氏のインタビュー。Bloom FCの旗揚げの上にある想いを語ってもらった。


――Bloom FCの旗揚げが決まりました。ハント選手が既存のプロモーションの壁を無くして、九州の強化に乗り出す。アマチュアでなくプロ興行を開始しようと思うようになったのはいつ頃からでしょうか。

ハント もともとやろうと思っていたのですが、5月の(プロ修斗公式戦)闘裸男にうちの選手が5人ほど出させてもらって。それでも、出られない選手もいました。試合がしたくても、その機会がない。そういう選手が年に1回、福岡では山本(陽一)さんが闘裸男を開いてくれても出てきてしまいます。1年中練習しているのに、試合の機会がないというのは本当に可哀想で。

鬼木 リアルな話をするとフォーマットのあるモノを福岡に持ってこようと、ハントのケツを叩いていました。フォーマットがあるところの方が、一から創るよりも楽です。選手も集まってくる。僕らはサポートをするだけで大会が成立します。

ハント ただ、それだとオファーを待っている状態なんですよね。

鬼木 どこのプロモーションで戦うか、それは選手が成長してから決めることで。そこに行き着くまで経験がないと、選手を続けることができないです。加えて上昇志向のある選手が海外で戦いたいと考えた場合、これだけ選手も増えてきた中で首都圏の大会のオファーを待っている状態では、経験を積めない。ならば福岡で独立プロモーションとして活動できないか、そこをハントと話しました。

ハント 最初はデキるのか、不安でした。でも試合機会がないから、オファーがあれば戦う。そうなった時に、もうその団体でしか戦えないのか。それだと結局、オファー待ちという状況は変わらなくて。

──最初にSEXした相手と結婚しないといけないのか、ということですね。

ハント (苦笑)。

鬼木 まぁ、まぁ、まぁ、そういうことですね。

──結婚という契約がないのであれば、ずっと一緒にいる必要はない。

ハント 何も分からない若い選手ですし、試合で生活が成り立つわけでもないので。

──ただし、格闘技界でアクションを起こすとポジティブなだけでなく、ネガティブなリアクションも起こるものです。

ハント とにかく九州の皆さんの協力が必要になってきますから、そこはしっかりと説明をして活動理由を話して協力をしていただければと。特に闘裸男はずっと昔から大会を開いてくれていたので、ウチのジムからもBloom FCだけということでなく、これまで通り選手を送り出したいですし。自分のやる大会にも、闘裸男に出ている選手に出て欲しいです。選手が行き来できる、そういう環境にしたいです。

福岡は選手も交流しているし、皆、仲が良いです。何よりも、福岡は選手も増えて試合機会がない選手がいるのだから覚悟を持って動き出さないといけない時が来たと思っています。

──自分が前回、取材をさせてもらった4年前と比較して選手人口は増えているのでしょうか。

ハント かなり増えています。やっぱりRIZINの影響もありますし、一般に格闘技が広まったというのはあります。うちのジムもRIZINに出たいと思っている選手が、UFCに出たいと思っている選手より多いと思います。

鬼木 そこはそこで良いと思います。日本で一番大きな大会ですし。そこで戦うと目立つ。注目されますから。それは凄く大切なことです。そして、選手も戦績を積めば方向性も変わることがあると思います。

ハント それに本田(良介)君のようにタイガームエタイの所属になって、世界を目指している選手もいますし。世界を目指す選手も増えてくると思います。だからこそ、国際戦も組んで行きますし。海外の選手と戦えるのは、本当に選手にとって良いことなので。

外国人選手も上に行きたい。チャンスを求めて日本にやってくるはずです。海外にチャレンジをしに来るので、絶対に気持ちが強いです。そういう選手と戦って、経験を積んで強くなって欲しい。そうですね、そういう経験を積んで欲しいですね。上田(将年)選手がモンゴルの選手と戦いますが、若い選手も影響を受けるはずです。単純に福岡では国際戦をライブで見る機会は滅多になかったので。そういう試合を見ることで、モチベーションになります。上田選手もこれからの選手に背中を見せるためだけに戦うわけじゃないですけど、この試合があることは若い選手のためになると思っています。

──イベントとしては、どのような構成に?

ハント 基本はプロ興行でメインは5分3R、5分2Rは若い選手たち、これからの選手たちをフューチャーして経験を積んでもらう。九州に根付く大会にするというのが一番で。MMAだけでなくグラップリング、柔術と色々な道場が参加できるイベントにして九州の格闘技を盛り上げたいです。

鬼木 今、福岡の選手は東京の大会に出たいと思っています。パンクラスのネオブラ、DEEPのFKTに渡航費を払って参加していく。それがBloom FCで逆転現象、東京から参加してくる大会にしたいです。逆に東京からお金を払ってでも、新人戦を戦いたい。そういう選手が出てきた時が、Bloomの勝ちだと思っています。

──そのためにも継続開催。そこが一番大切になってくるかと。

ハント そうですね。まずは年に2度は開催して、それを3回、4回と増やしていきたいです。選手が出たいと思う大会にしていくために演出も派手にして、大きな会場もゆくゆくは借りていければ良いかなと思っています。

一番良いのは選手が海外で活躍するまでの道のりを福岡で完結できるようになること。今は東京、大阪の大会で出向かないと海外や次の舞台に繋がらないのが現状です。修斗、パンクラス、DEEPで戦わないとその先はない。それを福岡で勝ち上がって海外に行ける。地元で試合をして実力をつけて、そのまま上の舞台に行くことができれば一番です。それは福岡だけでなく、日本中の都市がそうなれば。東京と変わらないだけ他の都市でも強くなっていける。そういう道を創ることができれば一番良いと考えています。

※Fight & Life格闘紀行:福岡偏「福岡でMMA独立プロモーション、Bloom Fighting Championshipテイクオフ!!」が掲載されるFight&Life#99は10月23日(月)に発売です。

■ Bloom FC01現時点の決定対戦カード

■第2部
<フライ級/5分3R>
上田将年(G-face TEAM/緒⽅道場)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
原田惟紘(G-face)
上田祐起(総合格闘技道場reliable)

<フライ級/5分2R>
荒木凌(ロータス福岡古賀道場)
市川剛希(MAXジム)

<フライ級/5分2R>※
荒木雄登(LIBRE)
河野慶樹(G-face)

<フェザー級/5分3R>
出田貴大(G-face)
RAGO(ロータス福岡古賀道)

■第1部

<バンタム級/5分3R>
持田哲兵(MMA RANGERS GYM)
TBA

<ライト級/5分2R>
深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)
清水洸志(MMA RANGERS GYM)

<フライ級/5分2R>
koki(MMA RANGERS GYM)
下田洋介(095BJJ⻑崎柔術/和術慧⾈會総本部)

<フライ級/5分2R>
堺龍平(MMA RANGERS GYM)
田上健太(フリー)

<フライ級/5分2R>※
林大輝(DESTINY JIU-JITSU)
森本健介(毛利道場)

<バンタム級/5分2R>※
オガワ ワタル(MMA RANGERS GYM)
松本雄斗(美咲)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分2R>
スターリング・ベアー・ミーチャム(095BJJ⻑崎柔術)
ムクロック(DESTINY JIU-JITSU)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級/5分2R>
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
米倉大貴(IGLOO)

※はヒジ無し

※Fight & Life格闘紀行:福岡偏「福岡でMMA独立プロモーション、Bloom Fighting Championshipテイクオフ!!」が掲載されるFight&Life#99は10月23日(月)に発売です。

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【Bloom FC01】「どこからでも極めを」米倉大貴✖「組み技も面白いと」野瀬翔平の組み技戦決定!!

【写真】福岡で、この試合が組まれるのは本当に意義があることだ(C) MMAPLANET

17日(火)、BLOOM FC実行委員会より11月19日(日)に福岡市中央区の西鉄ホールで開催されるBloom Fighting Championshipの追加カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

同大会の旗揚げ戦は2部制で行われ、夜の部はメインのフライ級3回戦=上田将年✖ツェルマー・オトゴンバヤルのフライ級3回戦、同じく3回戦でバンタム級の原田惟紘×上田祐起。昼の部ではバンタム級3回戦=持田哲平×オトゴンスレン・スフバット、ライト級2回戦で清水洸志✖深見弦汰が組まれることが明らかとなっていた。

今回決定したのは第2部のMMAマッチ3試合と第1部のMMA戦=4試合に加え、Progress提供フォークスタイルグラップリング2試合だ。

そのグラップリングマッチ、フェザー級で野瀬翔平と米倉大貴という注目の一番が組まれることとなった。


福岡県直方市出身、プロシューターでRoad to UFC出場経験のある野瀬が、組み技とはいえ旗揚げ大会に出場することは同大会に花を添えることになる。ばかりか、プログラップリングとして米倉とのマッチアップは、同地の柔術&グラップリング界にとっても画期的といえるだろう。

野瀬は柔術の練習も並行して続けており、MMAの試合を見てもグラップリングの強さは誰もが理解している。その野瀬だが、当初は近々の予定でMMAファイトがあるかもしれないという状況だったので、Progress実行委員会の長谷川賢はヒール禁止でMMAファイターとの試合を組むこともできるという提案をしていた。そこで野瀬の師である弘中邦佳氏の返答は「ヒール有りで、相手は強い柔術家をお願いします」というものだった。

とはいえBLOOM FC旗揚げ戦の翌週にはシンガポールでADCCアジア・オセアニア予選が行われ、12月はIBJJFノーギ・ワールドもあることで──この強い柔術家という要求はハードルの高いモノと考えられていた。

しかし、そのADCC予選を控えた米倉は「プロの試合に出てファイトマネーを遠征費に充てたい」と大乗り気で野瀬戦のオファーを快諾した。

道着でJBJJF全日本選手権・黒帯ライトフェザー級、同じくノーギでもエキスパート・ライトフェザー級を制している米倉にとって、MMAにおけるフェザー級契約は4キロほど重い桂さんになる。ただしADCCの最軽量クラスは66キロで、体重の面での米倉は野瀬を試し斬りの相手に選んだともいえる。

Progressのフォークスタイルグラップリングはケージがあり、引き込むと対戦相手に2P献上、下の選手がスクランブルからスタンドに戻って離れると1Pが挽回できるなど、独自のポイント制を採用している。

とはいえADCCも後半はポイント制で引き込むと-1点となり、延長戦ではレスリング&スクランブルが重要視されるだけに、米倉としては、このルールもプレADCCという見方が成り立つ。それ以上に米倉が2Pを相手に与えても下から足関節を狙うことは十分に考えられるだけに、野瀬としても純粋グラップリングでの防御能力が問われる一戦になる。

ここでは今回の試合に向けて、両者の意気込みを紹介したい。

米倉大貴
「どこからでも極めを狙っていける自信はあるので、今回もそれを見せられればと思っています」

野瀬翔平
「BLOOM FCの掲げている福岡・九州から世界へという言葉通り、対戦相手の米倉選手はグラップリングで世界レベルの選手だと思います。ここで勝って世界で活躍出来るグラップラーになります。当日は組み技も面白いと思ってもらえるような試合をしますので是非とも注目、そして応援の程宜しくお願い致します」

今回の発表ではProgress提供試合ではムクロックとスターリング・ベアー・ミーチェムのウェルター級マッチも決まっている。柔道家のムクロックはアマ修斗中国選手権ウェルター級優勝、MMAでは2勝0敗。柔術でも今年の西日本選手権の青帯ミドル級&無差別級を制している。

対して095長崎柔術所属のミーチャムは、昨年のアマ修斗ミドル級優勝でプロ修斗デビューも済ませている──長崎の離島に住む米国人選手だ。ミーチャムの長崎からの参戦も、BLOOM FCの活動開始理由である九州の底上げというテーマに合致している。

首都圏の団体の枠を取っ払った地方都市ベースのMMAプロモーション、J-MMA界に一石を投じるBLOOM FC旗揚げ戦の現時点の決定ラインナップは以下の通りだ。

■ BLOOM FC01対戦カード

<フライ級/5分3R>
上田将年(日本)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
原田惟紘(日本)
上田祐起(日本)

<フライ級/5分2R>
荒木凌(日本)
市川剛希(日本)

<フライ級/5分2R>※
荒木雄登(日本)
河野慶樹(日本)

<フェザー級/5分3R>
出田貴大(日本)
RAGO(日本)

■第1部

<バンタム級/5分3R>
持田哲兵(日本)
オトゴンスレン・スフバット(モンゴル)

<ライト級/5分2R>
深見弦汰(日本)
清水洸志(日本)

<フライ級/5分2R>
koki(日本)
下田洋介(日本)

<フライ級/5分2R>
堺龍平(日本)
田上健太(日本)

<フライ級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

<バンタム級/5分2R>※
オガワ ワタル(日本)
PITBULL YUTO(日本)

<Prgressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分2R>
スターリング・ベアー・ミーチャム(米国)
ムクロック(日本)

<Prgressフォークスタイルグラップリング・フェザー級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
米倉大貴(日本)

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Gladiator Gladiator023 MMA MMAPLANET o Progress 世羅智茂 森戸新士

【Gladiator023】バックグラブで先制した森戸が、世羅の逆転を許さず4-2でプログレスFSG暫定王座を獲得

【写真】しっかりとバックテイク。先制点が大きい(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
Def.4-2
世羅智茂(日本)

世羅が右足前に構える。世羅が首を抑えるも、森戸が押していく。ケージ中央から世羅がワキを押して前に出るも、森とも譲らない。世羅のシングルレッグを森戸が切った。スタンドレスリングの展開が続くなか、シングルレッグを切られた世羅が内股でテイクダウンを狙う。これをディフェンスした森戸が、足をすくって世羅に尻もちを着かせるも、すぐに世羅がトップを狙う。

世羅は森戸の右足を狙ったが、ここは森戸が足を組んで防ぎ、立ち上がる。左腕を差し上げた森戸が世羅をケージに押し込み、ダブルレッグに切り替える。ここは世羅が耐え、首投げを仕掛けていくも森戸が耐えてバックへ。バックグラブで2pを獲得した森戸が左ワキをすくって初回を終えた。

2R、森戸が頭を触りに行く。シングルレッグで組んだ森戸がドライブして、世羅をケージに押し込む。一旦離れた森戸が距離を詰めていくと、世羅がシングルレッグで飛び込んだ。しかし森戸が両腕を差し上げて、押し込まれたケージ際から離れた。右腕でプレッシャーをかける森戸に対し、世羅は首を触るも突き放されてしまう。そのまま森戸がプレスをかけ続けた。

最終回、世羅が森戸の首を触りに行くが、森戸が下がる。組んできた世羅に対し、切り返した森戸がシングルレッグで組むと、世羅が首投げへ。さらにバックを狙ったが、森戸にトップを奪われてしまう。これで森戸に2pが追加された。世羅はリバースデラヒーバ、立ち上がった森戸にシングルレッグで組んだが森戸がギロチンで返す。ここで頭を抜いた世羅に2pが入った。

森戸は立ち上がった世羅に対して足を利かせる。世羅は再びガードの中に入るも展開できず。立ち上がってはパスを狙い、パスできず立ち上がるという世羅。森戸はハーフガードから潜りにいったが、世羅は立ち上がる。森戸は左足を上げていくと、世羅が森戸の左足を取ってストレートフットロック、さらに外ヒールを仕掛けたところで試合終了となった。

最終回の後半からポイント差を守りきった森戸が4-2で勝利し、プログレスFSGウェルター級暫定王者となった。


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Gladiator Gladiator023 MMA MMAPLANET NavE o Progress 前田吉朗

【Gladiator023】フォークスタイルグラップリング戦はNavEが前田から6pを奪取し、RNCを極める

【写真】(C)MMAPLANET

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
Def.2R4分28秒 by RNC
前田吉朗(日本)

互いに組んで首を抑えたが、すぐに離れた。前田が、マットに手を着いて挑発。NavEが近づくと前田が立ち上がった。前田が首を抑えにかかる。離れたNavEがダブルレッグで前田に尻もちを着かせ、バックを狙う。しかし前田が切り返してダブルレッグからドライブした。リフトアップした前田は、周囲にマッスルポーズでアピールする。ここでNavEがマットに下りて離れようとするが、前田は離れない。

シングルレッグでNavEをケージに押し込んでからハイクロッチへ。展開できないとみるや前田が離れる。両手を広げて挑発した前田が、NavEの動きに合わせて組みつきバックを狙う。しかしNavEがリバーサルしてトップに回ると、テイクダウン2pが与えられた。前田はラバーガードでディフェンスしながら、フックガードでリバーサルを狙う。NavEがトップキープからバックコントロールで、前田が前転して足を狙うも失敗。すぐにNavEがトップに戻った。

最終回、NavEが頭を触りに行く。前田の動きに合わせてNavEがⅡ0タップで入ったが、ここでNavEの頭が前田の顔面に当たり、試合が中断される。再開後、疲労が見える前田のダブルレッグをNavEがスプロールした。スタンドに戻ると、前田がシングルレッグで入り、NavEに手をマットに着かせる。NavEをケージに押し込む前田だが、リスト争いでクラッチを切られてしまう。

NavEが大外刈りでテイクダウンを奪うと、前田はまたも足を獲りに行く。切り返したNavEがバックを奪取し、この流れで2p+2p=計4pがNavEに入った。四の字フックで固めるNavEは、しつこくRNCを狙う。左右の腕を滑り込ませながら、左腕を首に回した。ディフェンスし続ける前田だが、NavEがパームトゥパームで組みタップを奪った。


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Gladiator MMA NavE o ONE Progress YouTube ハム・ソヒ 前田吉朗 川北晏生

【GLADIATOR】速報中!GLADIATOR 023

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ONEのスタンプ×ハム・ソヒの衝撃の興奮冷めやらぬ中、GLADIATOR 023に移動しました。ありがたい事にYouTubeで無料配信。GLADIATORさんありがとうございます!途中からではありますが電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【GLADIATORバンタム級】
×藤原克也(SMOKER GYM)
(2R チョーク)
○川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)
1R、開始直後から組み付いた川北。ケージ際でスタンドでバックに周る。その流れから首を取ってギロチン。グラウンドに引きずり込んであわやの展開だったが藤原は身体を反転させて脱出。スタンドに戻ると藤原がプレッシャーをかけつつも川北もパンチを打ち返してラウンド終了。
2R、開始直後にタックルでテイクダウンした川北。すぐさまバックに周るとチョークを狙う。じわじわとワンハンドで絞めるが藤原は必死でディフェンス。腕を巻き付かせない。しかし残り半分でガッチリ腕が絡み付き藤原は失神。川北が一本勝ちです。


【PROGRESSフォークスタイルグラップリング 60kg契約】
○NavE(N★TRUST)
(2R チョーク)
×前田吉朗(ENCOUNTER)
1R、組み付いた前田がタックル。尻餅を付かせるがNavEはすぐに立ち上がってノーポイント。スタンドの戻ると前田が両足タックル。NavEが耐えると前田はバックに周ろうとするがNavEが正対してそのままテイクダウン。するとNavEに2ポイント。そのまま上をキープしてラウンドを終えた。
2R、開始直後にNavEがタックルでテイクダウン。しかし偶発的なバッティングのためノーカウント。再開するとNavEがタックルでテイクダウン。さらにバックに周って+4点を追加。NavEは足を4の字にロックしてガッチリポジションをキープ。じわじわと腕を首に巻き付けると前田はタップ。NavEが一本勝ちです。
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【Gladiator023】戦わずして王者になったバン・ジェヒョクが4週間前に語っていたこと――

【写真】結果、戦うことなくチャンピオンになったバン・ジェヒョク(C)MMAPLANET

本日30日(土)に、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023。そのコメインでダギースレン・チャグナードルジとGladiatorフェザー級王座決定T決勝を戦う予定だったバン・ジェヒョク。
Text by Manabu Takashima

ご存じの通り、昨日の計量をダギースレンがパスせず、戦わずしてベルトを巻いたバン・ジェヒョクが4週間前に語っていたことをここでお届けしたい。


ノンタイトルで戦うことに。あと2時間でイベントスタート

――4週間後にグラジエイター・フェザー級王座決定トーナメント、決勝戦が迫ってきました(※取材は3日に行われた)。今の体調はいかがでしょうか。

「前回の試合は色々あって、減量の集中していたような形で試合に出ていたので、今回の方が調子が良いです。UFCで活躍中のチョン・ダウン選手とスタミナ・トレをたくさんやってきました。心拍数を測るなど、科学的なトレーニングを採り入れてきたので、準決勝のようにスタミナが切れることなく、もっと良い試合ができると思います」

――もともとスタミナをつけたいという想いがあったのでしょうか。

「自分はあまりそういう気持ちはなかったのですが、KTTのハ・ドンシン監督、チョン・チャンヨル代表から相手はパワーがあり、技術的には問題なくてもスタミナが切れないように戦わないと焦ることになると言われ、スタミナ・トレに取り組むことになりました」

――スタミナが切れるだけの激闘だったので、河名選手との試合はファンの評価も高かったです。

「そう思われているとは思っていなかったです。正直、パンクラスの試合から期間が短くて自分のなかでは準備期間は十分でなかったのですが、良い試合と言われているのはありがたいです」

――判定決着になっても負けない。そういう戦い方が出来ていたように感じました。

「パンクラスで戦った時と違い、対戦相手の河名マスト選手もグラジエイターの試合が初めてだったので、そこまで判定を気にすることはなかったです」

――ではダギースレンの印象を教えてください。

「モンゴル人特有の勢いがあり、パワーがあります。技術的に恐れることはないので、時間を掛ければ勝てると思います。それに彼も準決勝では、相当にスタミナが切れていたと思います。前の試合を見て、打撃もレスリングも完成度は低かったです。なので自分は勝てると踏んでいるのですが、とにかく回りの皆が『モンゴル人はパワーがある』と言ってくるので、それがストレスになっていました(笑)。でも、韓国人もモンゴル人に負けないだけパワーがあるところを見せようと思います」

――グラジエイターはプロモーション自体がアジアのフィーダーショーを目指すと明言しています。タイトル獲得後、バン選手はどのようなキャリアを積んでいきたいと思っていますか。

「いろいろあります。グラジエイターのチャンピオンはRIZINに出ています。Road to UFCもそうです。ダギースレン選手は無敗なので、そういう相手に勝ってグラジエイターのベルトを獲ると大きなプロモーションから声が掛かる。そういうつもりで戦います。ダギースレン選手はケガをしないで試合当日を迎え、最高の試合をしたいと伝えたいです。そして日本のファンの皆さんには、不甲斐ない試合をしているのに応援してくれる人がいます。凄くありがたいです。頑張ります」

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator023対戦カード

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)

<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)

<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉(日本)

<65.77キロ契約/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
前田吉朗(日本)

<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
伊藤琥大郎(日本)

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【Gladiator023】テムーレンに挑戦、竹本啓哉「ずっと組む必要はない。組んで、離れてを繰り返して―」

【写真】竹本の狙いが、ハマるか (C)MMAPLANET

明日29日(土)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023のメインでテムーレン・アルギルマーの持つGladiatorバンタム級王座に、竹本啓哉が挑む。
Text by Manabu Takashima

計量失敗で失ったタイトルを取り戻す一戦だが、グラジエイターを巡る環境が大幅に変わり、バンタム級ではモンゴル人がチャンピオンに君臨している。この状況を喜び、さらなる国際戦を望む竹本は――テムーレンを倒すために、一心不乱にとある動きを繰り返していた。


──試合まで1カ月を切りましたが、体調の方はいかがですか(※取材は5日に行われた)。

「好調です。大変、好調です」

――名古屋の練習環境が整っていた。素直にそう思いました。

「プロ練のようなモノはなかなかなかったので、ありがたいです。春日井(たけし)さんがやってくれて。僕自身は今回の試合に向けて、参加するようになったのですが。今回はタイトル戦で、もう一度ベルトを巻きたいというのがあって。タイトルマッチと決まってから、思っていた以上に勝ちたいんだなって。今までも勝ちたかったのですが、今回は特に勝ちたいです。

試合が決まったのが7月末、6月の試合が終わって1カ月しっかりと休んでいたので、このタイミングで出来て良かったです。最初の予定だと、12月になって休みが長くなってしまうので。9月になって良かった。まぁ12月じゃないんで分からないですけど(笑)」

――テムーレンと対戦するうえで、彼と神田選手の2戦目があったことが、最初の試合だけよりも勝機が広がったと思えますか。

「勝機は広がったと思います。1試合目は神田君が投げられて、抵抗できなく投げられるのかと思っていました。ただ2試合目で神田君も対応できていて。それができるなら大丈夫、かなり勝機はある。2回目を見て、そう思いました」

――それでもスクランブル戦を制していた点については、どのように思いますか。

「まぁあの展開は得意なんでしょうね。僕はあの展開はやらないです。やるべきことは、かなりいつも通りになってしまうのですが決めています。やるべきことをやる感じです」

――今日の練習をみるとシングルレッグから、シングルバック。トラックポジション、そしてツイスターという動きを徹底的にやっていました。あれが狙いなのですね。

「あれが狙いです(笑)。だから……映像では(The1TVの収録が同日に行われた)さりげなく1回だけ使ってください。撮影があったのに、ずっと仕掛けていて、『しまった』と思いました。なので、透暉鷹選手に外されたところを使ってください(笑)」

――ハハハハ。あの動きはテムーレンを研究して、狙うべきところだと決めたのですか。

「四つ組みはかなりの確率で投げが来るので。頭を内側にする組みは良くないと判断しました。まぁ、それでバックを取れれば一番なのですが、その動きはやり過ぎているのでいつでも出ます。その他にプランを用意しておきたかったので、この組み立て方を考えました」

――払い腰、内股、あの思い切りの良さが、想定以上という可能性もあります。

「階級の大きい人と結構やってきたので、触ってみて無理そうだと離します。その辺りの感覚は掴んでいるので。組み合ったところで勝負する必要はないから、ずっと組む必要はなくて。組んで、離れて――を繰り返しても構わない。距離を使って、自分だけ有利なところで組もうと思います」

――打撃が粗いので凄く有効かと思うと同時、打撃を一発食らった時にこれまでにない威力を感じて、なお自分の組みができるのか。その辺りはどう考えていますか。

「でも踏み込んできてほしいです。そこを取りたいので、リスクはありますが――来てほしいです」

――組まれないための打撃を使い、組みに付き合わない戦いをテムーレンがやってくると?

「いつも用意していて、使わないで終わっているんです。だから実行したことがないので、どれだけの精度があるのか。でも、前手の練習はしっかりと練習しています。それで下の圧力もかかるだろうし。

僕、思われている以上に打撃をやっても構わないんです。結果、組むことになっているだけで。ジャブを通して、行こうかと……。KOする練習をしているかと言われると微妙なんですけど、距離を制する練習は凄くしています。でも組んで勝ちたいかな(笑)。良い形で組めると、勝てると思っているので(笑)」

――打撃を使うというグラップラーの試合前の言葉は、ほぼほぼスルーだろうと思っていると、自分で否定してしまいましたね(笑)。ただし、打撃の練習をしているならいざという時の精度は違うかと思っています。

「そうですね。僕、土肥潤選手が好きなんです」

――えっ? 突然すぎますが……聖帝、潤選手ですね。今はグラップリングに転じた。

「ハイ。2度負けて、体感として強いことを知っています。もうMMAを辞めたのですが、今度は勝ちたいと思ってきたんです。でも、土肥選手のように打撃なしで組みに行くと……貰って、そうなってしまいますよね。でも愛しいです(笑)」

――殴られないで組む、そのような距離設定……分かる人は分かるけど、いよいよ会場が静まりかえる。そして、そうなると竹本選手の勝機が広がってくるかと。

「あぁ、そうですね。そうだと思います。正直、会場が静かになるのはしょうがないと思っています。でも僕はMMAの中のグラップリングに感動したので、僕みたいなヤツが喜んでくれて、見たことがない人が『なんだ、これは??』って思ってもらえると嬉しいです。

分かる人は分かるという試合をやっていることは申し訳ないですが、この道を選んだ時から、観客席が静かになることはしょうがないと考えてきました。それを変えようとは思いません。自分のやるべきことをやります。

なにより今回のテムーレンや、強い選手に自分の試合をやって勝つと、これが何か分かりたいと思ってくれる人が増える……そうなってほしいです。組み技は面白いので、組み技を好きになって欲しいです」

――ベルトを取り戻した後は、どのようにキャリアアップを考えていますか。

「ここ最近、フィリピン、モンゴルと日本国籍でない人と戦うことが増えました。そういうの、良いですよね。日本人じゃない人、日本でないところで試合がしたいです。そういうのに興味があります。色々なところで、色々な人と戦いたい。文化圏が違うところで、試合をやってみたいです。

グラジが海外の選手を呼んでくれるようになって、本当に嬉しかったです。そういう選手とどんどんやりたいと思っていたのですが、立場上言えなかったです。ここで勝つと、それをハッキリと言えるようになります。そうなりたいです」

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator023対戦カード

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)

<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)

<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉(日本)

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
前田吉朗(日本)

<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
伊藤琥大郎(日本)

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【Gladiator023】計量終了 ダギースレンが計量失敗、バンが新フェザー級王者になりノンタイトル戦

【写真】ダギースレンの体重をしっかりと確認するバン・ジェヒョク (C)MMAPLANET

明日29日(土)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023の計量が、28日(金)に大阪市淀川区のアットビジネスセンターPREMIUM新大阪で行われた。
Text by Manabu Takashima

プレリミ、メイン、ポストリミ、計20試合に出場するファイター40名のなかで計量失敗は1人――それがGladiatorフェザー級王座決定T決勝戦でパン・ジェヒョクと対戦するダギースレン・チャグナードルジだった。

リミット65.8キロに対し、67.55キロだったダギースレンは下着を脱いで計量に臨んだものの67.45と1.65キロと大幅オーバーに。


2時間の再計量まで時間があったが、サウナから計量会場を訪れたダギースレンは心身とも衰弱している様子で、もう一度サウナに入る前に代謝を立構えるために水分を補給したもの汗が出ず、67.55キロで健康上の理由から減量を切り上げることとなった。

900グラムまでの体重オーバーであれば、計量をパスしているパン・ジェヒョクが勝った場合のみ王座奪取という変則タイトルマッチが採用されるのだが、最終的に1.75キロではタイトル戦は組まれず――さらにトーナメント決勝という性格上、ダギースレンは失格となり不戦勝でパン・ジェヒョクがGladiatorフェザー級王座に就くことに。

そのうえで米国の数あるステート・アスレチック・コミッションに見られる、5ポンド以上の体重差の場合は試合が不成立となる条項に当てはまらないためにバン・ジェヒョク陣営を試合を臨み、これをダギースレンも了承。計量は67.55キロだったが、フェザー級ノンタイトル戦としてファイトマネーの30パーセントをパン・ジェヒョクに譲渡し、イエローカード2枚、ダギースレンが勝利したときはノーコンテストで試合は実施されることとなった。

ファイトマネーの30パーセントの譲渡があったうえで、イエロー2枚は二重の罰則に感じられるが、それでもダギースレンが戦う意思を見せたということは、罪の意識を持ってケージに足を踏み入れることになるのかもしれない。

ともあれGladiatorバンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉戦、Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂という2つのタイトルマッチ。

さらにフェザー級タイトル戦線の今後のカギを握る河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル・ズッキーニョス×ハンセン玲雄、ミドル級王者のノンタイトルs藤井章太×イ・イサク、ライト級の八木敬志×エフェヴィガ雄志戦というメインカード。

加えてプレリミでもグラップリングでNavE×前田吉朗、伝統派空手勢=吉田開威&南友之輔が出場する第1&第2試合。計量前だというのにセコンドの石井逸人がたこ焼きを食べるという非人道的な行動に出ていた川北晏生と阿部光太のTRIBE勢の出場等々、見どころが多いGladiator023だ。

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator023計量結果

<フライ級/5分2R>
宮川日向:56.85キロ
坪内一将:56.2キロ

<フライ級/5分2R>
陸虎:57.05キロ
古賀珠楠:56.55キロ

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝:52.1キロ
三輪勇気:52.1キロ

<フェザー級/5分2R>
水野翔:65.35キロ
野口蒼太:65.65キロ

<ライト級/5分2R>
秋岡翔:70.45キロ
磯嶋祥蔵:69.75キロ

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー:61.2キロ
[挑戦者]竹本啓哉:61.2キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク:67.45キロ→67.55
ダギースレン・チャグナードルジ:65.75キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士:75.8キロ
世羅智茂:76.8キロ

<フェザー級/5分3R>
河名マスト:66.0キロ
ユン・ダウォン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
ハンセン玲雄:66.2キロ

<ミドル級/5分3R>
藤井章太:84.1キロ
イ・イサク:84.25キロ

<ライト級/5分3R>
八木敬志:69.9キロ
エフェヴィガ雄志:70.2キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE:59.80キロ
前田吉朗:59.4キロ

<バンタム級/5分3R>
藤原克也:61.2キロ
川北晏生:61.2キロ

<フライ級/5分2R>
和田教良:56.25キロ
梅亞愚裸毒一郎:57.05キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:66.0キロ
高木亮:65.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼:77.2キロ
阿部光太:77.2キロ

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ:61.6キロ
宮口龍鳳:61.1キロ

<バンタム級/5分2R>
吉田開威:61.1キロ
空:60.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.25キロ
小松祐貴:60.8キロ

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥――
伊藤琥大郎――

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