カテゴリー
ABEMA INVICTA MMA MMAPLANET o Special UFC UFC271 ケイシー・オニール ロクサン・モダフェリ 大沢ケンジ 海外

【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:2月:ケイシー・オニール✖ロクサン・モダフェリ─01─

【写真】ただ感傷的になるだけでなく、ロクサンから大沢氏は日本人でもやれるという手応えを感じていた (C) Zuffa/MMA

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年2 月の一番は12日のUFC271で組まれたケイシー・オニール×ロクサン・モダフェリ戦について語らおう。


──大沢さんが選んだ2月の一番は?

「ロクサンの最後の試合ですね」

──おぁ、来るものがありましたか。

「まぁ、ロクサンが引退ということで感傷的になる部分もありますし、またここから見えてくることもありました。ロクサンのことはやっぱり彼女が慧舟會の東京本部で練習をしていた頃から知っていて。素材としてどういう選手なのかも知っているつもりです。

そこを踏まえて今、僕が海外のMMAを見ているとどうしても日本との差という視点でとらえてしまうんです。で、そんな時にロクサンって、日本人選手の物差しになりやすいんじゃないかと」

──というと?

「日本でやっている時、僕もロクサンのセコンドに就いたり、練習も当然一緒にやっていました。不器用で……でも、すぐに自分から攻める。相手を見ないで、自分から仕掛ける。やられても、また出る。ロクサンって米国人だけど、日本人と同じカードでUFCで勝負してきた。

そのカードをとにかく、切り続ける。皆が持っているものだけど、ガッツで補う。そこがやっぱり良いですよね」

──大沢さん好みの戦い方ですね。

「今回の試合でも彼女はオニールっていう無敗のファイターが相手でした。スムーズにロクサンに勝って、そのまま女子フライ級の上に駆けあがる。そのための試合ですよね。いくらロクサンの最後の試合だろうが、UFCやオニールからすると。

普通だったら、ロクサンは完全にやられる試合で。確かに打撃を貰っていました。でもロクサンは引かない。メチャクチャ根性があるから。足を使って……その足の使い方も、米国で習ったステップなんだろうなっていうのをひたすら続ける。ガードを固めて、時々当たるパンチは少しステップを変えていて。同じことをずっと繰り返しているんです。

『偉いなぁ』って。ドリルで繰り返してきたことを、ずっと続けて。で2Rにテイクダウンを奪った。3Rも蹴り足を掴むように肩を押してテイクダウン。スクランブルでもバックに回ってヒジ打ちとかして。

まぁ判定負けですけど、判定が割れたようにひょっとしてロクサンかもっていう試合をしました」

──それってロクサンへの身内贔屓ではないですか。素晴らしく頑張ったけど、判定は完全にオニールではないですか。

「いや、そんなことないですよ。試合を見なおしていますから(笑)。そりゃダメージはオニールの方が取っていますけど。でもロクサンもヒジとかいれて、それでどれだけチャラになるのかというのはありますけど、テイクダウンの労力、そして上をしっかりと取った。

ただし、ロクサンはそういうことも超越しているんです。決めたテイクダウン、当てたパンチ、決して上手いといえないんですよ。でも、繰り返して、繰り返して決めるようになる。そうなると、オニールが上手くいかないって迷い始めました。ロクサンが打たれても、全然変わらないから。

それまでオニールがパンチを出していた場面で、躊躇して打たなくて見るようになっていました。で、ロクサンが逆に打つようになった。攻撃は最大の防御──ではないですけど、アタックの回数を増やして、貰っても引かない。で組みにも行く。これ、日本人デキるじゃんって改めて思いました」

──まさにガッツで補う。

「それでUFCの女子フライ級に生き残った。TUFからUFCは1回はあるでしょう。でも、通用しなくてInvicta FCに回り、そこから戻ってきた。そしてUFC女子フライ級のトップとして戦った。日本人だって、ロクサンを見ているとデキるじゃんって、思えるんですよ」

<この項、続く>

The post 【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:2月:ケイシー・オニール✖ロクサン・モダフェリ─01─ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
INVICTA o UFC

UFC on ESPN+60:第5試合・ジェジアニ・ヌネス vs. ラモーナ・パスクアル

女子フェザー級

本来はバンタム級戦でヌネス vs. ウー・ヤナンが組まれていたが、ヤナンが欠場し、初のチリ人女性初のUFCファイターとなるはずだったジェニファー・ゴンザレスに変更。ところが、ゴンザレスは試合1週間前に行われたUSADAの抜き打ち検査の際にUSADAの職員とトラブルがあり、検査ができなかったとして急遽リリースされた。結局、さらに代役のパスクアルがUFCデビューを飾ることになった。

ムエタイバックボーンのヌネスはローカル戦績7勝(6KO)1敗でUFCと契約したが、相手のレベルが低すぎて実力が疑問視されていた。しかし昨年8月のデビュー戦は、UFC2連勝中のベア・マレッキにケージを背負わせ打撃を打ち込み、残り6秒でKO勝ち。過去にはフェザー級で戦ったこともある。

急遽デビューのパスクアルは香港在住で、上海のUFC PIでトレーニングを積んでいた。先月Invictaデビューすると、フェザー級契約だったが相手が7.4ポンドの大幅オーバーでキャッチウェイトに。試合はパスクアルが序盤からパンチのラッシュで攻めて1RKO勝ち。過去にはバンタム級で戦っていたこともあるが、ヌネスより13cm長身の170cm。

左右のパンチを雑に振り回すパスクアル。ヌネスもパンチを返す。間合いを詰めてヌネスがパンチを入れる。押されながらも応戦するパスクアル。プレスしてケージまで詰めるヌネス。パスクアルが出てくるところに左オーバーハンドがヒットしダウン!フラッシュダウン気味ですぐ立ったパスクアル。パンチ・膝で出るパスクアル。また飛び込んだヌネス。ケージを背負ったパスクアルにパンチを打ち込むが、パスクアルタックルでテイクダウン成功。ヌネスガードから肘を入れるが、パスクアル足をさばいてパス。上四方に。下から足を首に挟めるヌネス。ホーン。

1Rヌネス。

2R。間合いを詰めるヌネス。左がヒット。ケージ際でラッシュ!もらってパスクアルダウン。すぐ立ったがタックルに入ったところを潰されマウント。背中を向けたパスクアル。チョークを狙うヌネスだが前に落として脱出。タックルを狙うパスクアルだが警戒されていて取れる雰囲気がない。パンチを貰った右目が腫れているパスクアル。パスクアル飛び込んでタックル。いいタイミングで入り倒した。ガードを取るヌネス。しかしパスクアルも上で固まっているだけ。時間がすぎる。ホーン。

2Rヌネス。

3R。右目が腫れているパスクアルだが続行。タックルに行くが読まれていてかわされる。また組みに行くが止められている。ヌネスこのラウンドは見る展開で手数が少ない。逃げ切り体勢か。パンチを貰い下がるパスクアル。パンチからのタックルは読まれている。またタックル。止めて入れ替えたヌネスがラッシュを打ち込んだ。残り1分。残り15秒でタックルからテイクダウンしたが攻める時間がない。タイムアップ。

30-27×2、30-26の3-0でヌネス勝利。

ヌネスが打撃で圧倒。倒せそうな気もしたが、最後は安全運転で逃げ切った。しかし3Rともテイクダウンを取られてそこから逃げられなかったのは不安材料。ラウンドは失わないという計算もあったのかもしれないが。

実質階級上のパスクアルだが打撃圧されて一方的に。UFCレベルで戦っていけるかはこの試合ではわからず。

カテゴリー
DEEP DEEP106 DJ.taiki INVICTA LFA MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN ROAD FC UFC ジョン・チャンソン 中村大介 伊藤裕樹 小見川道大 川名TENCHO雄生 石塚雄馬 福田龍彌 越智晴雄 青井人

【DEEP106】最後の試合へ、小見川道大「1日、1日当たり前だったことが、当たり前でなくなる」

【写真】どうしても感傷的になりがちなインタビュー、それでもパイセンはビンビン、ギンギンだった(C)MMAPLANET

26日(土)、26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP106で小見川道大が中村大介と現役最後の試合を戦う。

2005年5月、柔道の実績を買われ、吉田道場からPRIDE武士道でプロデビューというMMAファイター人生をスタートさせた小見川が最後のケージインを迎える。他競技の実績はMMAの強さとイコールでないという常識すらなかった時代に、キャリアの序盤からアーロン・ライリー、JZ・カバウカンチ、横田一則という猛者との対戦で黒星を重ね、キャリア4勝4敗でUFCへ。マット・ワイマン、チアゴ・タヴァレスに敗れリリースになるも、過酷な実戦とそのために練習でMMAファイターとして力を確実につけた。

戦極フェザー級GP準優勝、戦極×DREAMの対抗戦となったDynamite!!で高谷裕之にTKO勝ち、DREAMから再度UFCに挑みチャド・メンデスら世界のトップと戦いを重ねた。

英国Cage Rage、ハワイのIcon Sport、韓国のRoad FCと世界中で──、そして国内でもDEEP、GLADIATOR、GRANDSLAMWSOF-GCと無骨なまでに精神と肉体の強さを武器に戦った彼のMMAファイターキャリアは、実際は柔道家しての歩みだった。最後の試合に向けて、小見川道大の心境を尋ねた。


──小見川選手、いよいよ引退試合が土曜日に迫ってきました(※取材は21日に行われた)。今の心境を教えてください。

「そうですねぇ……えぇと、ビンビンです!!」

──無理くりじゃないですか(笑)。

「そんなことないですよ(笑)。体重も自然に落ちて、さっきもグランドスラムでの練習を終えて周ちゃん(勝村周一朗)とココイチのカレーをいつも通り400グラム食べましたからね」

──ギンギンですね!!

「アハハハハ。もう体重も全然大丈夫です。まぁ正直、1カ月ぐらい前からちょっとカウントダウンをするようになってきて、1日、1日当たり前だったことが、当たり前でなくなる。だから1日、1日を大切にしている感じです。今まで練習してきた仲間だったり、友人が会場で最後の試合を見たいって400人ぐらい集まってくれます。本当に感謝しかないです」

──パイセンらしいですけど。そんなに感傷的になって大丈夫ですか。

「それはそれで切り替えます。引退する人間と戦う中村選手の方が、プレッシャーがありますしね。それに僕自身、この試合をやり切らないと次に進めないです。中途半端で、終わりたくない。やり切って終わるために、この試合で勝って終わりにしたいんです。そのなかでフェザー級で一番強い、本物だという選手と戦いたいということで、中村選手を指名させてもらったので」

──直近の試合が2019年10月の毛利昭彦選手との試合でした。その後、いつ頃から引退を明確に考えるようになったのでしょうか。

「2020年の5月にDJ.taiki戦が流れて、そこから色々と考えるようになりました。柔道場の指導もあり、子供たちも試合があります。結果、選手として十分な練習ができていないのに試合はデキていた。そんな中途半端な状態で試合を続けて良いのかという気持ちになったんです。僕は道場が好きです。子供たちが好きです。子供たちに柔道を教えて、自分が学ぶことも多いです。

そうやって子供たちと接しているのに、どっちつかずの状態で競技に出て良いのかと考えるようになって……実際にMMAを続けていて目指すモノがないんです。

昔だったらUFCに出たい、ここでチャンピオンになりたいというのがありました。でも気が付いたら、そういう目標が全くない状態になっていたんです。そんな中途半端な状態で、僕はMMAをやりたくない。そう思うようになりました──このへんでケジメをつけようと、だらだらやりたくないので」

──奥様の反応は?

「結構前から、『まだ、やるの?』みたいな感じではありました(笑)。でもPRIDEでデビューして、UFCで戦い、SBやグラップリングの試合もした。そういうなかでDEEPはRIZIN、UFCに選手を送り出してきた。ジョン・チャンソンだってDEEP育ちだと思っています。そういう日本一の興行のDEEPで最後に戦いたいと……」

──引退を決めた選手は、勝負に淡泊になるというシーンも過去に見ていました。

「それは絶対にないです。最後だからこそ、僕は絶対に勝ちたい。試合が決まってから、今日までしっかりと調整してきました。それにこの間もタバタ(ヒッチ)や(ユリア)ストレアレンコが米国で頑張っていて……」

──SEI☆ZAで小見川選手が指導していたヒッチはLFAからUFCへ進み、ストレアレンコはInvictaでチャンピオンになってオクタゴンにステップアップしました。

「SEI☆ZA組は本当に凄いですよ。彼女たちの頑張りを見ていると、本当に勇気を貰いました。勝ち負けはありますけど、諦めない。タバタは階級が違うところでチャンスを得て、その試合は負けたけど、次は勝ちましたしね。本当に元気を貰いました。それとロクサン(モダフェリ)ですね。

最後まで気持ちで戦って。スプリットっていうのはチョット驚いたけど(苦笑)、あれは凄くロクサンらしい試合で、めちゃくちゃ感動しました。前に出続ける、ロクサンの試合からも元気をもらって。僕も負けないようにしっかりと締めたいと思います」

──小見川道大が最後にケージで見せるものとは?

「僕はテクニックとかは何もないので、気持ちです。柔道で培ってきた強さをMMAで見せたいと思ってやってきました。最初は負けていたけど、馴染んできて戦い続けることができました。柔道とMMAを組みあわせて……色々なルールの試合にでてきましたけど、自分のなかでは柔道で戦ってきたという気持ちです。打撃といわず当身と呼んで、柔道で戦ってきました。僕の柔道に対する姿勢と気持ちの強さを見てもらいたいと思っています。そんな僕の姿を道場の子供たちに見てもらい、人生を生きる上での活力してもらいたいです」

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午後5時40分~SPWN PPV
午後5時40分~ニコニコ生放送

■ DEEP106対戦カード

<フェザー級/5分3R>
中村大介(日本)
小見川道大(日本)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
福田龍彌(日本)

<ライト級/5分3R>
川名TENCHO雄生(日本)
石塚雄馬(日本)

<フライ級/5分3R>
越智晴雄(日本)
関原翔(日本)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
ヒロヤ(日本)
風我(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩見凌(日本)
山本有人(日本)

The post 【DEEP106】最後の試合へ、小見川道大「1日、1日当たり前だったことが、当たり前でなくなる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AJ・ドブソン INVICTA MMA MMAPLANET UFC UFC271 アレキサンダー・ヘルナンデス アレックス・ペレス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイラ・サントス タイ・ツイバサ デリック・ルイス ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボビー・グリーン ロクサン・モダフェリ 中村大介

【UFC271】オニール相手に現役ラストマッチへ。ロクサン・モダフェリ「諦めないのが私の忍道」

【写真】今も流暢に日本語を操り、最後まで英語も丁寧に聞き取りやすく話してくれたロクサンだ (C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」にロクサン・モダフェリが現役最後の試合を戦う。

2003年11月にSmackgirlでデビューしたロクサンが45度目の試合でグローブを置く。彼女がこれまでMMAを続けることができたのは、偏にMMAへの愛の深さと日々の努力の賜物だ。全く食えない日本の女子格時代から、TUFでチャンスを掴み米国MMA界の人気者になったロクサン──現役最後のインタビューをお届けしたい。


──ロクサン、現役最後の試合が土曜日に迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「凄くワクワクしています。と同時に過去を振り返り、これまでの経験を思うとノスタルジックな気持ちになって。本当に素晴らしい時を過ごしてきました。だから最後の試合に相応しくなるよう、ベストの準備ができています。悔いを残さないよう……自分がやっておきたいこと、全てをやり切るつもりです」

──これまでの試合前と比較して、エモーショナルになることはないですか。

「ハイ、そうですね。プレッシャーもいつもより感じているし、きっと試合の日はもっとエモーショナルになっていると思います」

──引退を決意するには多くの理由が存在していたと思います。引退したいと思ったのか、引退しないといけないと感じたのか。

「いくつか理由があって、私は引退しないといけないと思いました。練習中に頭を打たれると、以前よりもダメージが残るようになってきていました。私は脳に障害を持ちたくないです。そうなる前に辞めようと。そして以前は独身だったけど、今は結婚を決めたフィアンセがいるので」

──おお、おめでとうございます。

「ありがとう(笑)。だから、今が潮時かなって。引退するのは、このタイミングだと思いました」

──引退はフィアンセと話し合って決めたのでしょうか。

「ノー。私が決めました。彼はどういう判断をしても、私を支えてくれるので」

──押忍。これは私が少なからず感じていたことなのですが、パンデミック以前のロクサンは試合をするたびに勝敗に関わらず、成長の跡を見せてくれていました。特に立ち技という点において。ただ、ここ2試合ほどそういう試合になっていなかったです。努力は間違いなく続けていたと思います。ただし、結果がついてこなかった。それは引退を決断したことに関係していますか。

「ここ数年、自分が思ったように戦えていない……そう感じていました。去年の9月にタイラ・サントスと戦った時は、ファイトキャンプの時から良い試合ができないことは分かっていました。頭に衝撃を受けることを恐れて、試合を戦うのに必要なスパーリング・パートナーを選ぶこともなくて。そうね、今でもしっかりと練習ができれば試合に勝つことはできると思っています。でも、それには怖がらないで練習をする必要があります。

今回はヘッドギアをつけて練習しました。以前は、つけることがなったけど。そうすると、良い感じで練習ができて、今回の試合はしっかりと準備ができました」

──しかし、引退試合だというのに若くて活きの良い……8勝0敗のケイシー・オニールと当ててくるとは、本当にUFCらしいです。

「私は誰とでも戦いますよ。どんな相手でもオファーがあれば、答は『イエス』しかありません。日本にいた時から、そうでした。誰と試合が組まれても、私はハッピーだから。それがマーシャルアーツ・スピリッツだし」

──ではオニールの印象を教えてください。

「とてもアグレッシブで、強いファイターね。常に前に出てきて、私とは手が合うと思う。きっと良い試合になります」

──最後の試合、ファンに何を見せたいですか。

「(日本語で)諦めない気持ち。私の心を見せたい。武道はナルトの世界では忍道……諦めないのが私の忍道ね。それをファンたちに見せたいです。(英語で)私の絶対に諦めない気持ちを見せたいです。そうだっ!! 小見川さんも引退しますよね」

──ハイ、2月26日に中村大介選手と引退試合を戦います。

「私と同じ頃に戦い始めた選手の最後の生き残りが、引退をするようになってきましたね」

──小見川選手とロクサン、グランドスラムで練習していたのが懐かしいです。そして、私はロクサンに感謝していることがあります。多くの日本で戦ってきた選手たちは、私がインタビューをした時には当然のように日本のことを話題にしてくれます。ただロクサンは米国のメディア、INVICTA FCやUFCのインタビューでも日本について話してくれます。特に東日本大震災の時期になると、ファイト・ジャパンと言ってくれて……アレが本当に嬉しかったです。

「当然です。私は日本を愛しているんだから。日本のファンの人たちは、私が日本を離れてもずっとサポートしてくれています。8年間、皆さんの住む素晴らしい国で最高の時間を過ごすことができました。日本での日々で、いくつかの人生で最高の瞬間を経験しました。日本の皆が大好きです。そして、いつもインタビューをしてくれて感謝しています。

私のキャリアは日本でスタートをしました。その日本のメディアの方がずっと私のことを覚えてくれることが本当に幸せでした。ありがとう」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

The post 【UFC271】オニール相手に現役ラストマッチへ。ロクサン・モダフェリ「諦めないのが私の忍道」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
INVICTA MMA RIZIN UFC YouTube

Jessica Delboni Wants Atomweight in UFC, Not Interested in Going to Compete in RIZIN

Invicta FC atomweight champion Jessica Delboni talks to MMA Mania’s Drake Riggs about her title win against Alesha Zappitella, the atomweight division in the UFC, going for double champion status in Invicta, and more.

You can follow Jessica at @Jessicadmma on Twitter and Instagram: (https://twitter.com/Jessicadmma) (https://www.instagram.com/Jessicadmma)

You can follow Drake at @DrakeRiggs_ on Twitter and Instagram: (https://twitter.com/DrakeRiggs_) (https://www.instagram.com/drakeriggs_)

MMA mania on Instagram: https://www.instagram.com/MMamaniadotcom
MMA mania on Facebook: https://www.facebook.com/MMAmania
MMA mania on Twitter: https://www.twitter.com/MMAmania
MMA mania on the Web: https://www.MMAmania.com

Timestamps:
0:00 – Celebrating title win
1:34 – Training with Kanako Murata
3:01 – Alesha Zappitella rematch performance
8:19 – Zappitella trilogy?
9:52 – First title defense
10:57 – Going to Japan to compete in RIZIN
12:17 – Chasing double champion status
14:50 – Atomweight in UFC in 2022?
17:53 – Biggest learning experience
22:32 – 2022 goals

#JessicaDelboni #Atomweight

カテゴリー
INVICTA Invicta FC45 MMA MMAPLANET アリーシャ・ザッピテーラ ジェシカ・デルボニ

【Invicta FC45】2度目の正直、ジェシカ・デルボニがザッピテーラを完封。新アトム級世界王者に

<Invicta FC世界アトム級選手権試合/5分5R>
ジェシカ・デルボニ(ブラジル)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
アリーシャ・ザッピテーラ(米国)

いきなりワンツーを入れたデルボニは、ザッピテーラのテイクダウン狙いを小手で切ろうとするが倒される。立ち上がったデルボニをがぶり、ギロチンに移行したザッピテーラは、シングルを切りってマルセロチンへ。

頭を抜いたデルボニがジャブの相打ちから、ワンツー&左ローを蹴る。レベルチェンジでダブルレッグを狙ったザッピテーラ。切ったデルボニはケージに押し込まれるが、体を入れ替えてヒザを突き上げる。ザッピテーラは小手投げも、耐えたデルボニにシングルを狙う。切ってバックに回ったデルボニは下に落とされながらも、バックを狙う。落としきれないザッピテーラだったが、デルボニも窮屈な姿勢からガードを選択する。

ハーフバタフライから立ち上がったデルボニは、ヒザから左フックを当てて離れるとワンツーを打つ。ザッピテーラもパンチを返して、テイクダウン狙い──も切られ、デルボニの圧に負けるようなテイクダウンを仕掛ける。切ってバック狙いのデルボニは回り切れずスタンドに戻ると、パンチを交換し初回が終わった。

なんと──これでもジャッジ1人は10-9でザッピテーラを支持、2人はデルボニにつけて試合は2Rに。ザッピテーラのシングルレッグを切ったデルボニが左ロー、サウスポーからオーソに戻し左アウトサイドローを蹴る。互いに構えを変えるなか、右ローを蹴ったデルボニに組んだザッピテーラは、切られてもケージに押し込む。ボディにヒザを入れあうと、回して離れたデルボニはダブルここも切ってエルボーを連打する。

チェーンレスリングができないザッピテーラは、ローで足が流れハイを狙わる。デルボニはテイクダウン狙いを切ってパンチを入れるという展開のなかで、右アッパーを打ち込む。左フックを当てたザッピテーラは、バックステップでスリップしたデルボニに組みつくが、テイクダウンは奪えない。デルボニは右ミドルを繰り出すようになり、ローにシングルを合わされても体を捩じって足を引き抜く。

テイクダウン狙い一本槍となったザッピテーラは左を被弾し、離れてテイクダウン狙う。これもスプロールされ、最後は初回と同じようにパンチを交換。さすがにジャッジ3者ともデルボニにつけ、スコアを20-18、20-18、19-19とした。

3R。ジャブの相打ちからデルボニが左ロー、ザッピテーラが右を合わせる。中間距離の打撃戦は、決してザッピテーラが劣勢ということもなく、テイクダウンを交えない展開もあり得る。それでもデルボニは左をヒットさせ、左ローから左ハイを放つ。ザッピテーラのワンツーに、素早くパンチを打ち返すチャレンジャーの左がカウンターで当たる。チャンピオンの右は振りが大きくなり、ローから左ハイを再びデルボニが狙う。

テイクダウンの踏み込みがないと、打撃の威力も落ちたザッピテーラはフックを振るいながらクリンチも、ケージに押し込んだデルボニが右腕を差して左エルボーからヒザを決める。離れてダブルレッグも遠いザッピテーラ、パンチを打たれて立ち上がる。完全に試合はデルボニのペースとなり、終盤の打ち合いで下がりながらテイクダウンを仕掛けたチャンピオンは切られてパンチを纏められた。

30-27、30-27、29-28の状態で迎えた4R、テイクダウン狙いを切られたザッピテーラは、フックの打ち合いに応じる。デルボニは足を使い、間合を外してロー。ここにパンチを合わせようとしたザッピテーラが、直後に左をヒットさせる。しかし、右ストレートを被弾すると、シングルを仕掛けたザッピテーラが、肩に座ったデルボニのパンチを打たれる。

最後は前転で離れたデルボニは、スイッチの左ミドルを蹴られるも、構わず圧を掛けて右をヒット。シングルを即前転から逃れ、立ち上がったチャレンジャーが左ストレート、そして左ローを蹴る。ザッピテーラがテイクダウン狙いにパンチを交えるも、当たらない。前足を左ローで削られ、テイクダウン狙いでようやく尻もちをつかせたザッピテーラだが、コブラでリバーサルを許しそうになる。

尻を抜かずに、足を抱えたままケージを背負うデルボニは余裕の表情でエルボー肩口に落とし試合は4P×2、2P×1のリードの状態で最後の5分を迎えた。

5R、パンチの交換に逆転を賭けたいザッピテーラがパンチを振るって前に出る。シングルをスイッチして切ったデルボニは、足を抱えて背中をつけない。ザッピテーラは尻もちをつかせた状態でシングルに拘るが、時間が進んでしまう。結果、鉄槌を落とされエルボーを受けたザッピテーラは、スイッチでシングルを切られてバックを許す。

足はフックできず、落とされそうになったデルボニは腕十字へ。ザッピテーラが防ぎ、トップを奪取も、時間は残り45秒に。前転からヒザ十字を仕掛けたデルボニは、このまま極めずともホールドで時間を使う。ワキ腹を殴られるが、蹴って離れたデルボニは時間とともに勝利を確信し、笑顔を浮かべた。

結果、大差の判定勝ちを収めた新王者デルボニは「とても嬉しい。何て言って良いのか。柔術も打撃も私の方が上だと言ったように……なぜ前回負けたのか……自分を信じて、ムエタイでも成長した。コーチからも『もう、私の想うように戦える』と言ってもらえたわ。ヒジもヒザも使える。皆が好きな試合ができる。全てで成長し、私がチャンピオンだと断言できる。アリーシャには対戦相手を尊敬するということを教えてあげたわ。チャンピオンはケージの外では、ポライトでないと」と語った。


The post 【Invicta FC45】2度目の正直、ジェシカ・デルボニがザッピテーラを完封。新アトム級世界王者に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
INVICTA Invicta FC45 MMA MMAPLANET UFC ラモーナ・パスカル

【Invicta FC45】香港から世界へ。「扉を開けることになれれば」ラモーナ・パスカル、パシェワにTKO勝ち

<153.4ポンド契約/5分3R>
ラモーナ・パスカル(香港)
Def.1R1分00秒by TKO
シャミアー・パシェワ(米国)

上海のUFC PIからベガスへ、そしてインヴィクタ参戦を実現させたパスカルが体重オーバーのパシェワと対戦。サウスポーのパスカルがワンツー、パシェワが右を返しバランスの悪い右の蹴りを繰り出す。パスカルは左ローを蹴り、笑顔を浮かべるパシェワにローからワンツーを蓮ぞする。続いてヒザをボディに入れるとパシェワが動きを止める。

パンチのラッシュから、ヒザをボディ、そして顔面に決めたパスカルがTKO勝ちを決め、「3月からベガスに来て、心身ともに準備してきた。ここまで来るのは大変だったけど、私がアジアの若い選手たちのために扉を開けることになれれば。この機会を与えてくれたインヴィクタに感謝している。皆、自分を信じて前に進んで」と話した。


The post 【Invicta FC45】香港から世界へ。「扉を開けることになれれば」ラモーナ・パスカル、パシェワにTKO勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
INVICTA Invicta FC45 MMA MMAPLANET UFC ボクシング

【Invicta FC45】アクロ体操の女王、運動神経抜群のカーワンがじっくりと戦い、フランコにRNCを極める

<バンタム級/5分3R>
へイリー・カーワン(米国)
Def.2R3分17秒by RNC
モニカ・フランコ(米国)

かつてGSPがコーディネーション目的で練習に採り入れていた体操競技がベース、アクロ体操で全米トップだった運動神経を持つカーワンのインヴィクタ初陣。サウスポーの構えからワンツーのカーワン、フランコもパンチを返す。組んだカーワンはダブルアンダーフックでヒザをボディに入れ、小外刈りを狙う。ケージを背にして耐えるフランコもヒザを返す。

ダーディ―ボクシングを交えるようになったカーワンがボディロックを続けるが、2分以上テイクダウンができない。シングルに切り替えようとしたカーワンは、手首を掴まれボディロックに戻すと、フランコが右腕を差し返す。カーワンも差し返してヒザ蹴り、前方に崩すと、立ち上がり際に顔面にヒザを放っていく。残り35秒で、ついにテイクダウンを決めたカーワンが右のパンチをハーフで落とし、上腕を打ちつけて10-9×3で初回をリードした。

2R、左フックを入れ、ヒザをボディに突き刺したカーワンが、ここもケージにフランコを押し込んでいく。カーワンは両ワキを差し、小外でテイクダウンを早々に決める。ハーフのフランコは、細かいエルボーとパンチを受け50/50ガードを取るが、ヒザをマットにつけているカーワンは動じることなく、逆に腰を切れないようにして殴っていく。

残り2分でマウントに移行したカーワンは、殴って背中を取るとRNCを極めた。レフェリーはストップしなかったが、技を解いたカーワンに対しフランコも敗北を認め臨戦態勢に戻るようなことはなかった。「私の意志とは別のところで1年半戦えなかった。UFCで戦いたい。ダナ、連絡を待っているわ」とカーワンはマイクで話した。


The post 【Invicta FC45】アクロ体操の女王、運動神経抜群のカーワンがじっくりと戦い、フランコにRNCを極める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
INVICTA Invicta FC45 LFA MMA MMAPLANET ROAD FC YouTube   アリーシャ・ザッピテーラ ジェシカ・デルボニ ボクシング ラモーナ・パスカル

【Invicta FC45】計量終了 北米MMA戦い初めはザッピテーラ×デルボニから。パスカル&カーワンも注目

【写真】組みのなかでのダーティボクシングやヒザも重要な攻撃となることが予想される(C)INVICTA FC

11日(火・現地時間)、12日(水・同)にカンザス州カンザスシティのポリス・アスレティック・リーグで開催されるInvicta FC45「Zappitella vs Delboni 2」の計量が行われた。

北米MMAシーン2022年の戦い初めとなる今大会のメインはInvicta FC世界アトム級選手権試合=王者アリーシャ・ザッピテーラ×挑戦者ジェシカ・デルボニの再戦だ。

この両者は昨年5月のInvicta FC on AXSで対戦し、ザッピテーラがスプリット判定勝ちで王座防衛に成功している。とはいっても初回、2Rとデルボニが制したと思われるラウンドをジャッジがチャンピオンのラウンドとしたため、不可解な判定といっても過言でない内容だった。


と同時にインヴィクタFCではオープンスコアシステムを採用しており、デルボニはスコア的に劣勢のなかで3Rを積極的に攻めることができずに、ここを落としたことが敗北を招いたといっても過言でない。

デルボニは翌月のフェニックスシリーズの8人制変則トーナメントを危なげなく制し、リベンジ戦となる今回の挑戦権を得た。優勢とみられるチャレンジャーだが、ジャッジの裁定は当人にはコントロールできない。そこで重要なのが、オープンスコアシステムに対応した臨機応変さ、だ。不足の事態に陥った時に、自らの戦いにアレンジを加えることができるか否か、ここがデルボニにとって王座奪取への鍵となるかもしれない。

今大会で2人のニューカマーにも注目したい。1人目はシャミアー・パシェワと対戦するラモーナ・パスカルだ。香港国籍、中国名ではファン・ターチンというパスカルは、現在ベガスのシンジゲートMMAで練習をしており、過去にはRoad FCに出場経験もある。

香港から韓国、メキシコと流離いのMMAファイター人生を経てインヴィクタへ。パスカルとしては、この地をステップを前提とした定住地としたいところだ。気になるのは対戦相手のパシェワが3ポンド以上の体重オーバーでキャッチウェイト戦で戦うこと。当日の体格差、そしてパシェワのスタミナが気になる。

もう1人の注目の新顔はLFAで活躍してきたヘイリー・コーワンだ。アクロバティックス&タンブリング=アクロバティック体操で2度のオールアメリカンに輝く運動神経の持ち主は、殴られることが厭わないファイターに向いた性格の持ち主でもある。

2020年9月にプロデビュー戦以来の黒星を喫しキャリア5勝2敗となったコーワンが、全キャリアを過ごしてきたLFAを離れ、インヴィクタを選択し再スタートに挑む一戦も見逃せない。

■視聴方法(予定)
1月13日(木・日本時間)
午前10時00分~Invicta FC YouTube & MMA Junkie

■ Invicta FC45計量結果

<Invicta FC世界アトム級選手権試合/5分5R>
[王者] アリーシャ・ザッピテーラ: 104.8ポンド(47.53キロ)
[挑戦者] ジェシカ・デルボニ: 103.8ポンド(47.08キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ラモーナ・パスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
シャミアー・パシェワ: 153.4ポンド(69.58キロ)

<バンタム級/5分3R>
モニカ・フランコ: 135.4ポンド(61.41キロ)
ヘイリ―・コーワン: 135.4ポンド(61.41キロ)

<フライ級/5分3R>
ヘレン・ペラルタ: 125.4ポンド(56.88キロ)
エリス・ポーン: 124.8ポンド(56.6キロ)

<アトム級/5分3R>
ケイティ・サウル: 105.9ポンド(48.03キロ)
タミカ・ジョーンズ: 105.3ポンド(47.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリア・ホセ・ファベラ: 138.4ポンド(62.77キロ)
サラ・クレチカ: 135ポンド(61.24キロ)

The post 【Invicta FC45】計量終了 北米MMA戦い初めはザッピテーラ×デルボニから。パスカル&カーワンも注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Column INVICTA MMA ONE UFC  

クラウディア・ガデーリャが脳震盪の後遺症により引退を発表



 クラウディア・ガデーリャがインスタグラムで引退を発表。

Claudia Gadelha(Sherdog)

 クラウディア・ガデーリャは現在33歳のブラジル人でMMA戦績18勝5敗(UFC戦績7勝5敗)。最近はUFC女子ストロー級ランキング7位でした。2016年7月の『The Ultimate Fighter 23 Finale』でヨアンナ・イェンジェチックの女子ストロー級王座に挑戦し判定負け。2013年7月の『Invicta FC 6: Coenen vs. Cyborg』で浜崎朱加に3R TKO勝ちしています。2014年7月の『UFC Fight Night 45: Cowboy vs. Miller』でティナ・ラーデマキに判定勝ちした試合がUFC史上初の女子ストロー級での試合でした。2017年9月に日本で開催された『UFC Fight Night 117: Saint Preux vs. Okami』ではジェシカ・アンドラジに判定負けしています。

 2020年11月の『UFC on ESPN 17: Santos vs. Teixeira』でヤン・シャオナンに判定負けして以来試合をしていませんでしたが、脳震盪の後遺症により「後頭部をナイフで刺されるような痛み」に襲われて練習もまともに出来ない状態だったとのこと。しかも新型コロナウイルスの影響でブラジルに帰国することも出来なければ家族を呼び寄せることも出来ないこともストレスになっていたそうです。

 今後はトレーニングを続けながら後進の育成に尽力するとのことで、「今の人生にとても満足しているので、誰にも同情されたくはない」とのことです。続きを読む・・・