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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 K-1 MMA MMAPLANET o UFC キック ダナ・ホワイト ブルーノ・ロピス マンスール・アブドゥルマリク ラミ・ハメド

【DWCS S08 Ep01】アブドゥルマリク、乱戦も一気にヒジでTKO。カヴァナ、デルカド&ロピスとUFCへ

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
Def.2R3分55秒by TKO
ウェズ・シュルツ(米国)

D1レスラーのアブドゥルマリクに対し、シュルツはD3レスラーだ。ジャブで詰めるアブドゥルマリクに対し、蹴りを多用するシュルツ。構わず前に出たアブドゥルマリクはワンツーからスリーと、フックを振るう。間合いを取り直しフックで詰めたアブドゥルマリクに対し、嫌がったようにシュルツがシングルレッグへ。切ったアブドゥルマリクのバック狙いを前方に落とし、逆にシュルツがバックへ。すぐに胸を合わせて離れたアブドゥルマリクは右を当てる。ハイからスピニングバックキックを見せたシュルツは、逆に左ハイを蹴られてダブルレッグから引き込む。

クローズドの中でアブドゥルマリクは腰を上げ、三角狙いを防いでパスへ。バタフライガードを取ったシュルツはパンチにレッスルアップでスタンドに。既に疲れた感のあるシュルツに対し、アブドゥルマリクは左ストレートから左ハイを繰り出す。回転系の蹴りやワンツーという攻撃も、威力が感じられないシュルツはスピニングバックフィストも、右を当てた直後に左を被弾して初回が終わった。

2R、左ミドル&右ハイのシュルツ。アブドゥルマリクも左ハイを返して、ジャブを伸ばす。アブドゥルマリクは慎重に攻めるが、右回りに後ろ回し蹴りから左を被弾する。ダブルレッグを切ったアブドゥルマリクはとにかく荒いシュルツのパンチを被弾し、ダブルを切ってもスイッチでバックを許す。離れたアブドゥルマリクにダブルレッグを決めたシュルツが、サイドバックで左のパウンドを連打する。

アブドゥルマリクは立ち上がりきれず、崩されパンチ&ヒザを受ける。立って離れたアブドゥルマリクはジャブを入れ、右ストレート。シュルツのシングルを切ってパウンドを打ち込む。ダブルに切り替えて、股間の下から後方へのフリップを潰されたシュルツは、シングルも防がれバックからフォールを奪いに来たアブドゥルマリクに背中をつけさせる。

そのままマウントに移行したアブドゥルマリクが、強烈な右エルボーの連打で背中を見せ――レフェリーが試合を止めると、ダナ・ホワイトが立ち上がって拍手を送る。さらにダナはケージに上がり、敗者にも「ファッ〇ン・グレートファイトだ」と声を掛けた。

慎重さが禍し、切れて強さを見せつけたアブドゥルマリクは「凄くハッピーだ。神に感謝している。チームの皆が支えてくれた。パワーは使わず、スピードとテクニックで戦った。粗いファイトだけど、こういうこともある。スタミナがないと色んな奴ら言う。でも、意味はないよ」と話し、エクストリーム・クートゥアーの面々に改めて感謝した。

そして審判の時。「5度のK-1王者、7勝0敗。4つのKO勝ち、6勝0敗の相手に最高のKO勝ちを収めた。Get Over Here」とロニー・カヴァナが合格。続いてホゼ・デルガドは「最高のウェルラウンダーだ。ショートノーティスでアゴも強かった。全てを兼ね備えている」と絶賛され、契約へ。

続いてブルーノ・ロピスが「31歳に見えない。殺傷能力がある。ボディショットのKOも良いし、君の物語も好きだ」と言われたのに対し、ラミ・ハメドは「君が何者が見せないといけない。今日はそうじゃなかった」と契約は見送られる。最後にアブドゥルマリクは「テストに受かった」と笑顔を迎えられ、4人の勝者が最高峰へのステップアップを決めた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o キック ティン・ワン ライカ ラミ・ハメド

【DWCS S08 Ep01】クリンチ多用のティン・ワンに、スクランブル発進のハメドは判定勝ちも打撃は不発

<ウェルター級/5分3R>
ラミ・ハメド(レバノン)
Def.3-0:30-27.29-27.29-27
ティン・ワン(中国)

フロリダ在住のレバノン人ファイターのハメドは、去年のDWCSを負傷欠場し、1週間のショートノーティスで仕切り直しのチャレンジとなる。対するティン・ワンも10カ月振りのファイトだ。まず左インローを蹴ったティン・ワンに対し、ハメドは右ハイを蹴っていく。遠めの距離で間合いを測る両者、スイッチしたハメドが左ストレートを伸ばしてからインローを蹴る。ポイント空手の踏み込みに、カウンターは当たらなかったティン・ワンがクリンチへ。ここでティン・ワンのヒザが急所に当たり、スタンドで試合は仕切り直しとなる。

頭が当たるステップインから、組んだティン・ワンだがテイクダウンは奪えない。ボディからまたも組んだティン・ワン。ハメドはクリンチでヒザを顔面に突き上げる。離れたハメドがワンツー、左アッパーを狙う。ティン・ワンは腹を殴って組みつくが、離れ際に左を被弾する。最後の10秒の打撃戦も、クリーンヒットはなかった。

2R、「パンチから組んでくるだけだ。リラックスして戦え」という指示を受けたハメドは、左ローを蹴られ構えを変える。小刻みに前手が変わるハメドに対し、ティン・ワンがスピニングバックキックで腹を狙う。ハメドは組まれないために回り、カウンター狙いから内回しの蹴りを繰り出す。ティン・ワンはやはりパンチを見せてクリンチへ。そして、自ら離れる。ティン・ワンのカーフに左を合わせようとしたハメドだが、当たりは浅い。クリンチでのヒザに急所だと意思表示をしたハメド。レフェリーは「ノー」と試合続行を指示する。

これで潮目が変わったか、圧を高めたティン・ワンのパンチにハメドも足を止めて拳で対抗する。ハメドは左ミドルを決めて、リズムを取り戻し左を伸ばす。2発目をかわしたティン・ワンが、組んでボディロック&小外刈りでテイクダウンに成功。そのままサイドで抑えた直後に時間となった。

最終回、ワンツーで前に出るティン・ワン。右に回るハメドにスピニングバックキックを繰り出す。右ストレートから右ミドルを決めたティン・ワンは、フィニッシュ狙いに完全に舵を切ったか。回ってかわしていては、勝っても契約は難しいハメドもカウンターで右を当てる。ティン・ワンのミドル狙いは、急所の上に入り試合が中断する。

再開後、左を入れたハメドは、右ハイを放つ。「来い」とアピールするティン・ワンは、自分から距離を詰めることができない。と、ハメドの左の蹴りにティン・ワンの右ローが急所を直撃し1P減点に。90秒後に再開に応じたハメドは左に回りインローを蹴る。ティン・ワンは組むが、ハメドが差し返して離れる。ティン・ワンはボディショット、右ミドルと腹を攻めるも残り2分を切っているのにクリンチを選択する。ハメドが離れてサークリング、ティン・ワンが組んでいく。

間合いを取り直し、ボディを打ち合った両者。ティン・ワンはここでもクリンチを選択する。ヒジから左右のフックを見せたハメドだが、タイムアップに厳しい表情を見せ――判定勝ちにも、「ダナ、もう少し準備期間をくれ。そうすれば最高のストライカーの姿を見せる」と話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o ブルーノ・ロピス ミハイル・サジニアニ

【DWCS S08 Ep01】昨年敗北のロピス、初回のダウンを跳ね返し腹攻めでサジニアニを逆転TKO―涙を見せる

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーノ・ロピス(ブラジル)
Def.2R4分14秒by TKO
ミハイル・サジニアニ(ジョージア)

昨年9月、大方の予想を裏切る形で黒星を喫したロピスが2度目の出場。間合いを測る両者、サジニアニがいきなりのダブルレッグもロピスが苦も無く切る。ロピスは右カーフを蹴り、サジニアニが左から右のオーバーハンドで前に出る。ジリジリと前に出たロピスがリードフックから右カーフ。スイッチを見せ、オーソに戻してカーフを続ける。サジニアニもカーフを返し、ロピスのステップインに右ロングを合わせようとした。

拳のヒットはないままラウンド中盤を過ぎると、サジニアニのローにロピスが右をヒットさせる。しかし、サジニアニがまっすぐ下がるロピスに対し、右オーバーハンドを当ててダウンを奪う。すぐに立ち上がったロピスは、シングルレッグをケージに押し込まれるが体を入れ替える。後方に崩された直後にスタンドに戻ったロピスだが、粗いパンチから組みつくサジニアニの圧を受けて初回を終えた。

2R、ロピスはカーフを続け、跳びヒザへ。サジニアニはキャッチしてテイクダウン狙いも、ロピスが離れる。スイッチして左ミドルを蹴ったロピスは、オーソに戻しスピニングバックフィストをヒットさせる。ここからワンツー、ローにサジニアニもフックで応える。エルボーを打たれ頭が当たったと間を外そうとしたサジニアニだが、レフェリーは流す。これで明らかに質量が落ちたサジニアニにパンチを入れ、テイクダウンを切るロピス。初回同様に真っすぐ下がるロピスだが、この状態のサジニアニのパンチでは倒れることはないだろう。

サジニアニに組みにいくが、ロピスはエルボーを打ち込む。離れてテンカオを決めたロピスは、頭を下げるようになったサジニアニの腹にもう一度ヒザを突き刺す。動きが止まったサジニアニは左ボディに、顔をしかめて身を屈める。ロピスは左右のフックでワキ腹とガードの上から顔面を連打し、まずはコンテンダーシリーズにリベンジを果たした。

ロピスは「やり切った。去年の敗北で多くのことを学び、フィニッシュ勝利に結びついた。彼は初回は危険なのは分かっていた。そこを耐えて、制圧する作戦だった。彼の動きが落ちるのは分かっていたから、ヒザは予定の通り。作戦を実践してフィニッシュした」と安堵の表情を浮かべると、家族に感謝の言葉を送り涙を見せた。


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45 AB DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o アーニー・フアレス キック

【DWCS S08 Ep01】11日前のオファー、スクランブル発進のホゼ・デルガドがA1王者フアレスをヒザでKO

<フェザー級/5分3R>
ホゼ・デルガド(米国)
Def.2R1分25秒by KO
アーニー・フアレス(米国)

左右の蹴りを散らすデルガドが、右ストレートを伸ばす。左ミドルを蹴ったフアレスが組みつくが、逆にデルガドがボディロックテイクダウンを奪い、スクランブルでバックを狙う。リストを取り、胸を合わせようとしたフアレスにヒザを2発決めたデルガドは、離れて左ハイからワンツーへ。フアレスが組みに行くも、またもデルガドがテイクダウンを決める。足を捌いて右のパウンドを落としたデルガドが、スクランブルでバックを取り両足を取る。

フアレスが立ち上がると、落とされるのを嫌がったデルガドが着地し、直後にフアレスが右ストレートを伸ばす。デルガドはショートで詰めて、ヒザ蹴りから組んでテイクダウンを決めるとバックへ。正対され離れたデルガドの右前蹴りにフアレスが左フックを決める。一度離れたデルガドが距離を詰めると、フアレスも打ち合いに応じ跳びヒザの着地に組みつく。離れたデルガドがスピニングバックキックからダブルレッグもスプロールしたフアレスは、バックに回りつつヒザをワキ腹に入れて時間となった。

2R、フアレスが右ローからローをキャッチして、ボディに連打する。リリースして中間距離からワンツー、ミドルを蹴ったフアレスは顔を固く守った構えから強烈なワンツーフックを繰り出す。フアレスは組みを見せて、パンチを散らしていく。しかし、左フックにステップバックしケージを背負った状態からダブルレッグを仕掛けたタイミングで、デルガドの左ヒザが顔面を直撃――フアレスは前方に崩れ落ち勝負は決した。

「11日前のオファーで、3日間で頭を入れ替えた。この瞬間のために、ずっとハードトレーニングをしてきてんだ。ジョン・クラウチ、ベン・ヘンダーソンがMMA Labの初日から僕をここまで育ててくれた。家族の皆が僕にエネルギーをくれた。彼らは僕のすべてだ」とデルガドは話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o アン・トゥアン・ホー ロナー・カヴァナ

【DWCS S08 Ep01】ロニー・カヴァナ、強烈な左でアン・トゥアン・ホーを初回KO!!

<フライ級/5分3R>
ロナー・カヴァナ(英国)
Def.1R2分25秒by KO
アン・トゥアン・ホー(ベトナム)

オーソ同士、アン・トゥアン・ホーが右カーフを蹴る。スイッチしたアン・トゥアン・ホーの踏み込みにカウンターを合わせていくカヴァナが三日月を入れる。フライ級とは思えないパワフルな拳を振るう両者。アン・トゥアン・ホーは右を当て、カーフへ。左カーフを返したカヴァナがワンツーを繰り出す。アン・トゥアン・ホーの蹴り終わりに右ローを蹴り、ハイを狙ったカヴァナは、左の前蹴りを当てアン・トゥアン・ホーの蹴りをかわしていく。

左前蹴りをもう1度決めたカヴァナは思い来り踏み込んで左フックを打ち抜くと、返しの右も当てる。アン・トゥアン・ホーが失神、カヴァナは契約間違いないインパクトを残した。

「打ち合い、ファンが喜ぶ試合をするのが僕の役割。僕をここに連れてきてくれた皆に、感謝している」と勝者はバックステージで話した。


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45 AB Brave CF Cage Warriors DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UAEW UFC アン・トゥアン・ホー アーニー・フアレス ショーン・オマリー ジャマール・ヒル ティン・ワン パンクラス ブルーノ・ロピス ホゼ・ミゲール・デルガド ロナー・カヴァナ 内藤由良

【DWCS S08 Ep01】世界的規模のUFC予選=コンテンダーシリーズ開幕。LFA、A1 Combat & JCK王者が出場

【写真】第1試合のフライ級でCage Warriorsから出場のカヴァナと対戦するアン・トゥアン・ホーはアリゾナ育ちのベトナム人ファイター。MMAファイターになるために高校をドロップアウトしたという過去を持つ23歳だ(C)LFA

13日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Seriesシーズン08が開幕する。2017年のスタート以来、既にジャマール・ヒル、ショーン・オマリーという世界王者を輩出した一発勝負の公式オーディションマッチは、UFCが求めるファイター像を浮き彫りにしている。
Text by Manabu Takashima

アグレッシブ、フィニッシュ狙い、リスクをおかして攻める。勝利した上でこれらの姿勢を見せる必要があるコンテンダーシリーズは、コロナ期に世界中のフィーダーショーが活動停止に追い込まれた時期から北米、英国、ブラジル、豪州というUFCにとって重要なライブ拠点だけでなく、世界中のYoung Bloodsに門戸を開放している。


そして、以前はUFCへのチケットだったLFAやTitan FC、Fury FC、Combateらのタイトルは今やコンテンダーシリーズへの交通手形となっている。

そのうえで世界中の大会からタイトルホルダーでなくても、レコードが良くフィニッシュ率の高い選手が選抜されており、MMAワールドにおいて最も濃密な2時間という見方もされている。

今年は日本から内藤由良が出場しているが、第1週も米国、ブラジル、中国、レバノン、英国、ジョージア、米国在住ベトナムと7ヵ国から10人のファイターが集まった。

メインのマンスール・アブドゥルマリク×ウェズ・シュルツはともにLFAと契約下にあり、第3試合でジョージアのミハイル・サジニアニと対戦するブルーノ・ロピスはLFAライトヘビー級チャンピオンだ。

さらに第2試合でアーニー・フアレスと相対するホゼ・ミゲール・デルガド、オープニングバウトでロナー・カヴァナとアン・トゥアン・ホーもLFAからのチャレンジとなっており、LFAはUFCだけでなく、コンテンダーシリーズへのドラゴンゲートになっていることが如実に理解できる。

この他、Road to UFCのあるアジアからは、トーナメントが組まれていないウェルター級で中国JCK FNウェルター級王者のティン・ワンが参戦。上に記したロピスと戦うザジニアニはジョージアFCのミドル級チャンピオンで、デルガトとマッチアップされたフアレスはA1 Combatのフェザー級のベルトを巻くファイターだ。

これが世界の現実、ショートノーティスのスクランブル発進でない限り、世界中のフィーダーショーから直接UFCと契約という甘い夢はもう抱けない。

第2週以降も、UAEW、BRAVE CF、Hexagon MMA、Cage Warriors、Angel’s FC、KSW、Eternal MMA、HEX FS、パンクラスと世界中のプロモーションでキャリアを積んだ選手たちが、コンテンダーシリーズのケージに足を踏み入れる。明日から10週間、世界規模のUFC予選=コンテンダーシリーズを追うと世界のMMAが見えてくる。

■視聴方法(予定)
8月13日(水・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S08 Ep01対戦カード

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
ウェズ・シュルツ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティン・ワン(中国)
ラミ・ハメド(レバノン)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーノ・ロピス(ブラジル)
ミハイル・サジニアニ(ジョージア)

<フェザー級/5分3R>
ホゼ・ミゲール・デルガド(米国)
アーニー・フアレス(米国)

<フライ級/5分3R>
アン・トゥアン・ホー(ベトナム)
ロナー・カヴァナ(英国)

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45 AB DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 LFA MMA MMAPLANET o UFC アテバ・グーティエ キック クァン・リー パンクラス ボクシング 内藤由良

【DWCS S08 Ep06】内藤由良、5勝1敗(1RKO×4)のカメルーン人ファイター=アテバ・グーティエ戦決定!!

【写真】覚悟を持って、サクッと入りたい(C)MMAPLANET

先月18日にパンクラスから発表があったミドル級KOP内藤由良のDana White’s Contender Series出場、その日時と対戦相手が決まった模様だ。
Text by Manabu Takashima

会場は当然ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで、日時は9月17日(火・現地時間)。コンテンダーシリーズ第6週で内藤と戦う相手はカメルーンのアテバ・グーティエになり、サインを済ませている。


グーティエは戦績5勝1敗のファイターでベースはボクシング、カメルーン代表として五輪を戦うポテンシャルを持っていたといわれている。しかし、彼は五輪への夢をカメルーンに置き、英国マンチェスターに向かってMMAファイターとして活動を始める。

日本国内にも名が通っている大会だと、昨年6月にセルビアで行われたTitan FCに出場し初回に左ハイを決めてKO勝ちを収めている。キャリア5勝のうち、4試合が初回KO勝ちで、1敗は判定負ける。MMAに関しては昨年12月以来9カ月振りとなるが、6月にエジプト・カイロで行われたサンボ・アフリカ選手権コンバットサンボ88キロ級で準優勝に輝いている。

4人参加のトーナメント初戦では右ストレートから返しの左フックで一発KO勝ちしたグーティエだが、決勝はすぐに場外に出て打撃戦に付き合わないモロッコ人選手の抑え込みに至らない小外刈りと、場外に出る小外刈りで計6Pを献上し敗れた。

MMAでの1敗もテイクダウン狙いで削られており、グーティエは組みに課題が残っているのは明らかだ。とはいえ、キャリア唯一の黒星も初回にバックを制してRNCを狙い、パウンドを続けて疲弊した結果であり、コンバットサンボでも積極的に組みからパウンドを繰り出していた。

この組みでも戦うという意志が、グーティエの打撃の質量を高くしている。間違いなく内藤にとって、グーティエのパワーは過去に実戦で経験していない領域になるはずだ。そんな打撃の圧を嫌った結果のテイクダウンの仕掛けだとアッパーを狙われ、切られると強烈な勢いを持つヒザ蹴りが待っている。

内藤とすればグーティエは打撃戦をやり合う必要はないが、打撃戦に付き合い可能な限りグーティエの攻撃を見極めてから、組んで削っていきたい。そうすれば2R、3Rになるとグーティエはスタミナを切らし、パウンドアウトやバックを制しての絞めという──コンテンダーシリーズに欠かせないフィニッシュ勝利も見えてくる。

内藤が絶対に犯してはならないのは、ワンツーに真っ直ぐ下がり、上体が伸びること。その瞬間、グーティエはハイキックで襲い掛かって来る。グーティエがワンツーを貴重なのは絶対だ。このワンツーのツーは、ストレートの場合とフックの場合がある。直後のハイ狙いも、デフォルトと捉えて良いだろう。頭を狙う蹴りは内藤の体が伸びても、ダックでかわそうとしても軌道を変えて蹴り抜いて来る。

内藤は角度を前後だけでなく、左右のステップが欲しい。ワンツーをかわして──ではなく、ワンツーと同タイミング、もしくはその前にダブルレッグ、シングルレッグでグーティエを捕まえたい。それにはパンチを被弾しても倒れないという覚悟が内藤には必要になってくる。

なお同大会にはLFAで活躍している米国在住ベトナム人ファイター=クァン・リーも出場し、豪州のアーロン・タウと対戦することも決まっている。

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45 AB Cage Warriors DWCS DWCS S08 LFA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase345 Shooto UFC YouTube   アリ・カラダギィ ダナ・ホワイト チャンネル パンクラス 内藤由良

ミドル級キング・オブ・パンクラシスト内藤由良が『Dana White’s Contender Series』シーズン8に出場

マーシャルワールド パンクラスオフィシャルグローブ PGPA3




パンクラスが公式YouTubeチャンネルで「内藤由良選手がUFCに挑戦! 内藤選手は、ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024に出場することが決まりました。詳細は追って発表されますが、一足先にパンクラスでの軌跡をご覧ください!」と公表した。

6月30日(日)のPancrase345のメインで、2年3カ月振りの実戦を戦ったミドル級KOP内藤。キルクリフFC所属のディラン・オサリバンの代役アリ・カラダギィを相手に、1R1分52秒でマウントからのエルボーでTKO勝ちを収め、改めてUFCを目指すことを宣言していた。

 今年の『Dana White’s Contender Series』は8月13日~10月15日の10週に渡って実施。内藤の試合がどこで組まれるのか、対戦相手が誰になるのかは未定ですが、前半はかなりカードが埋まっていることから後半になる可能性が高そうです。

Yura Naito(Sherdog)

 内藤由良は神奈川県出身。1996年4月26日生まれで現在28歳。MMA戦績6勝0敗。第15代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト。続きを読む・・・
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45 AB DWCS DWCS S08 F1 LFA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase345 Road to UFC UAEW UFC YouTube   アリ・カラダギィ アンソニー・ドリリッチ アン・トゥアン・ホー アーセグ カイ・カラフランス クァン・リー コ・ソクヒョン ショーン・オマリー ショーン・ガウシー ショーン・シェルビー ジャマール・ヒル スティーブ・アーセグ ダナ・ホワイト チャンネル パンクラス ペイトン・タルボット モンテル・ジャクソン 中務修良 内藤由良 木下憂朔 猿飛流

【DWCS S08】Must Watch!! パンクラスがミドル級KOP内藤由良のコンテンダーシリーズ出場を公表

【写真】人生を賭けた一発勝負、痺れる展開になってきた(C)MMAPLANET

18日(水)、パンクラスが公式YouTubeチャンネルで「内藤由良選手がUFCに挑戦! 内藤選手は、ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024に出場することが決まりました。詳細は追って発表されますが、一足先にパンクラスでの軌跡をご覧ください!」と公表した。
Text by Manabu Takashima

6月30日(日)のPancrase345のメインで、2年3カ月振りの実戦を戦ったミドル級KOP内藤。キルクリフFC所属のディラン・オサリバンの代役アリ・カラダギィを相手に、1R1分52秒でマウントからのエルボーでTKO勝ちを収め、改めてUFCを目指すことを宣言していた。


LFA、UAEW、TUF出演など実現しそうで流れたUFCへの道が、結果的に内藤にとって最上の形で歩を進めることになった。Dana White’s Contender Series=DWCSは、その名の通りダナ・ホワイト、ショーン・シェルビー、ミック・メイナードというUFC首脳の前の行われる御前試合で、1年に10大会が火曜日の夜にUFC APEXで実施される。

1大会=5試合というフォーマットで、UFCとの契約が審査される真剣勝負の場だ。2017年からスタートしたコンテンダーシリーズからは既にショーン・オマリーとジャマール・ヒルがUFCの頂点に立っている。そんなUFCに直結する今年の登竜門は8月13日にスタートし、10月15日まで10週に渡って鎬が削られる。

既にEp01とEp02&Ep04は5試合が決定しており、第3週と第5週は3試合が埋まっている状況だ。あとは第9週と第6週で1試合が決まっているがEp07 、08&10は5試合全て10人のスポットが空いたままなので、これらの週に内藤の雄姿が見られることになるだろう。

アジア勢にとってUFCとの契約を賭けた戦いはRoad to UFCが並行して開催しされているが、従来はフライ級からライト級、今年はフェザー級までの3階級しか実施されず、事実上ミドル級の内藤には、アジア勢で競い合ってUFCへ進むというルートは存在していなかった。

事実今年のシーズン8では既にEp01のウェルター級戦で中国のJCKウェルター級王者ティン・ワン、Ep4では韓国Angel’s FCウェルター級王者のコ・ソクヒョンと、中量級のアジアン・ファイターの出場が決まっている。

(C)LFA

広義でアジア系でいえばLFAで戦うベトナム人ファイター(アリゾナ州在住)のアン・トゥアン・ホーが第1週のフライ級に、同じくLFAからチャンスを掴んだクァン・リーも米国に住むベトナム人選手だ。

また、ここでこのカードを組むのか──と豪州のMMAファンが歯ぎしりをしつつ、注目せざるを得ないのがEp09で決まったショーン・ガウシーとアンソニー・ドリリッチのダウンアンダー対決だ。

ガウシーはHEX FSフライ級王者で、今年の5月に中務修良を右クロスで一蹴している。対してEternal MMAフライ級王者ドリリッチは3月に猿飛流を2Rに、6月には1Rでマックス・リアリをKOしている。しかも今、豪州MMA界ではHEX FSとEternal MMAがドメスティック大会#01の称号を得るために、チャンピオンの引き抜き合戦を繰り広げるなど、骨肉の争いを展開している。

とはいえ破壊力十分の右を持つガウシー、必ず当たる左の持ち主ドリリッチが、わざわざコンテンダーシリーズで戦う必要があるのか。なんせガウシーは戦績9勝1敗で5KO勝ち、ドリリッチは8勝1敗で4つのKOと2つの一本勝ちを誇っており、揃ってUFCが求めるフィニッシャーだ。

恐らく両者は8月18日にパースで行われるUFC305出場に標準を合わせていたはず。加えていえば、2人ともカイ・カラフランスとスティーブ・アーセグの両者のうち、どちらかが欠場となればショートノーティスで母国でオクタゴンに足を踏み入れる気持ちでいることも間違いない。

UFC側として、両者ともその力があるからこそ、8月でなく10月にガウシー×ドリリッチの試合を組んだとしか考えられない。

日本からは2年前の木下憂朔に続き、内藤が挑戦することで注目度も上がるに違いないDWCS S08だが、内藤以外の出場ファイターも状況としては、ガウシー×ドリリッチ戦ほどお膳立て揃っていなくても、世界中から人生を賭けて集まって来る。それらの戦いが熱い激闘にならないはずがない。

それらの戦いから明日のショーン・オマリー、ペイトン・タルボット、モンテル・ジャクソンが生まれる可能性が高い。日本のMMAファンにとって、2時間のコンパクトな大会ということも含めて、DWCSはマストウォッチと断言できる。

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