カテゴリー
ABEMA MMA ONE Road to ONE05 キック キャプテン☆アフリカ チャンネル ボクシング 修斗 南風原吉良斗 和田竜光 小野島恒太 山本空良 山本聖悟 新関猛起 河名マスト 竹中大地 野尻定由 青木真也 須藤拓真

【Road to ONE05】須藤拓真と対戦、18歳プロシューター南風原吉良斗「打・投・極、MMAで勝ちたい」

【写真】プロ修斗では沖縄大会で2度戦い、どちらもパウンドアウトで勝利している南風原。Zoom取材でまさかの「平良」と呼び捨てにするトンパチ振りを発揮(笑)(C)MMAPLANET

明日5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」で、Theパラエストラ沖縄から南風原吉良斗が出場し、須藤拓真と対戦する。

14歳の時から松根良太の下で修斗を学ぶ、18歳の超新世代はジュニア時代から修斗で戦ってきた自負を持ってRoad to ONEのケージに足を踏み入れる。


──Road to ONE05で須藤選手と戦う、南風原選手です。キャリア3戦目で初の東京での試合になりますね。

「最初、ドッキリかと思いました。松根さんが浅倉カンナ杯からオファーだとか冗談を言っていて(笑)。そうしたらRoad to ONEだと聞いて『えっ?』となりました。で、すぐに噛ませ犬で呼ばれるのかと思ったのですが、相手の戦績を見てルーキー同士の対戦だと分かりました。

東京とか県外で戦いたい気持ちは凄くあったので、怖いというより、ワクワクする気持ちが優っています。平良が出た大阪の大会で試合がしたかったのですが叶わなかったので、これはチャンスだと思って、すぐに出場を決めました。ABEMAで中継される大会だし楽しみです」

──ONEルールで戦うことに関しては、どのように感じていますか。

「相手が寝技の選手なので、グラウンドのヒザとかはないと思っています。それより足関節に重点をおいてやってきました。試合の映像を見ても足関節が本当に好きなんだろうなって。それをさせないように上を取って殴りたいです。

ノーギの映像も見ましたけど、僕自身は足関節のエスケープには自信があります。松根さんもヒザ十字、トーホールドが得意だし、サドルとかのディフェンスも『俺は今成選手から練習でも取られない』って凄い自慢げに話していました(笑)」

──アハハハハ。

「じゃぁ、大丈夫かなぁって気持ちです(笑)。対処した上で殴ります。僕は上から殴るのが好きなので、それで行きたいです」

──いやぁ、松根さんに対して『自慢げに』とか言ってしまうところが、彼が教えてくれた「やんちゃ」な一面が見えた気がします。

「いや……松根さんには叱られてばかりで怖いです(笑)」

──その松根さんの下で南風原選手が修斗を始めたのは、いつ頃からなのでしょうか。

「14歳の時です。父親がボクサーだったのもあって、何か格闘技をやりたくて……キックをしようと思ったんです。だから本当はキックボクシング目的にジムに入ったのですが、修斗のジムだったんです。でも松根さんが『結構、楽しいからちょっとやってみな』と言ってくれて。で、ちょっとやってみたら、その魅力の虜になりました。

こんな技を覚えたいとか凄く探求心が芽生えてきて、毎日に練習するようになり、今ではそれが当たり前になっています。あと試合ですかね。始めて7カ月後ぐらいに試合で勝って、そこから本当にはまりました中3の時にジュニア修斗に出て、15歳からアマチュア修斗に出ています」

──自然とプロになることを決めていた感じですか。

「そうですね。あと仲宗根武蔵さんが試合のために追い込み練習としかしているのを見て、凄く格好良くて。僕もプロになろうと決めました」

──Theパラエストラ沖縄は、プロも増えていて盛り上がっているのではないですか。

「今、13人プロ選手がいます。僕らは松根さんが地元でプロ大会を開いてくれていて、試合ができているので本当に恵まれていると思っています」

──ジム内部にも、互いにライバル意識もあるのでは?

「そうですね。年齢は一番下ですけど、フライ級とかストロー級の選手も多いですし、年齢になくガンガンやっています」

──それこそ、松根さんが南風原選手は平良選手に食らいついて頑張っていると教えてくれました。

「あぁ、そんな風に言ってくれているんですね……。そうですね……平良は年齢も近いし、越えたいというのはありますね」

──しっかりとライバル視をしているのですね。

「まだボコボコにされてはいるんですけど、必死に食らいつくという気持ちはあります。平良はなんか……」

──あの、スミマセン。最初、電波が悪いのか、風の音で聞こえないのかと思ったのですが、先ほどから平良選手のことを平良と呼び捨てにしていませんか?!

「アハハハハ。いや、インタビューなので平良の方が良いのかと思って」

──いやいやいや。そこは普通でお願いします。

「本当は達郎先輩とか、達郎って呼んでいます」

──達郎……呼び捨てじゃないですか(苦笑)。

「アハハハハ。じゃあ達郎先輩でいきます。達郎先輩の凄いところは全部できるんですよね。僕は得意技とそうでない技の精度に差があります。でも、あの先輩は全部同じレベルでできるんです。

達郎先輩が凄いのはもちろん分かっています。置いて行かれています。だから、まずは追いつきたいです。僕はこの試合のあとに修斗の新人王トーナメントにエントリーしているのですが、Road to ONEで圧倒的に勝って他の選手とは違うというのを見せつけたいです」

──須藤選手は修斗でなくNEXUSで戦っていることは意識しますか。

「NEXUSというか、この人は寝技をMMAで試したいだけで本気でやっているとは思えないです。試合を見ていても寝技しかしていないので、打撃も寝技もあるMMAで勝ちたいです。打・投・極を見せたいと思っています。

それと僕の試合は前の方なので、KO勝ちして大会に火を点けたいです。沖縄の代表、その気落ちを込めて戦います」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

The post 【Road to ONE05】須藤拓真と対戦、18歳プロシューター南風原吉良斗「打・投・極、MMAで勝ちたい」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA MMA ONE Road to ONE05 キック キャプテン☆アフリカ チャンネル ブラジリアン柔術 ボクシング 南風原吉良斗 和田竜光 小野島恒太 山本空良 山本聖悟 新関猛起 河名マスト 竹中大地 野尻定由 青木真也 須藤拓真

【Road to ONE05】南風原吉良斗と対戦、全日本ノーギ優勝の須藤琢磨─01─「対策練習は全くしない」

【写真】所属するExtreme EBINAのロゴの前で。まったくMMAの香りがしない柔術クラスのワキでインタビューした(C)MMAPLANET

5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」で、9月4日に行われたBJJF全日本ノーギのエキスパート、フェザー級で優勝したばかりの須藤拓真が南風原吉良斗と戦う。

MMAデビュー以来Nexusで3試合戦い、全てを足関節で勝っている柔術家・須藤がMMAを戦う理由。そして今回の南風原戦に向けての意気込みを尋ねると──21歳とは思えない、堂々かつ飄々とした格闘家像が浮き彫りとなった


──Road to ONE05で南風原吉良斗選手と対戦する須藤選手ですが、試合まで1週間。まだ正式発表がない状況です(※取材は9月29日に行われた)。どれぐらいの人が、須藤選手が試合をすることを知っているのでしょうか。

「ホント、公には言えない感じが続いています。身内、道場内だけですね」

──オファーがあったのはいつでしたか。

「9月の最初、全日本ノーギ柔術のあとでした。正直、えっという感じでした。柔術、グラップリングを本業でやっていてMMAの試合に出ていたので、Road to ONEから声が掛かるとは思ってもみなかったです。

あくまでも柔術、グラップリングでキャリアを積んでいくなかでMMAも戦っていかないといけないなというつもりでやってきたぐらいなので。だからRoad to ONEのような注目される大会からオファーがあったのは、正直嬉しかったです。『戦う』と即答させてもらいました」

──対戦相手の南風原選手に関しては、名前を認識していましたか。

「最初は出場できるかどうかの確認で、それからすぐに対戦相手の名前を聞かされ、調べました(笑)。相手はそれほど気にしていなかったので、ずっとキャリアのある選手と戦うことになっても『取れたら美味しいな』ぐらいの気でいました。

それに対戦相手どうこうでなく、いつも通りの練習をするだけですし。対戦相手の動画は見ますが、対策練習は全くしないので」

──とりあえず動画をチェックしての印象は?

「ザ・オールラウンダー、総合っていう感じの戦い方ですね。自分とは真逆のタイプです」

──そんな須藤選手がブラジリアン柔術を始めたのは、いつからだったのですか。

「4年前ですかね。高校の途中からですね。もともと格闘技を見るのは好きで、ずっとやっていた野球を辞めた時に何か体を動かそうとか思って、帰宅途中にあるExtreme EBINAに入会しました。

動画で格闘技を見ているなかで、今成さんの試合が得に好きで。他の選手が殴って、蹴ってとやっているなかで今成さんがクルクル回っているのを見て、『コレ、やりたい』って思ったんです。それでブラジリアン柔術をやろうと思ったのが最初のきっかけですね」

──今成選手の技は、道着を着た柔術では禁止だと知った時はどう思いましたか(笑)。

「ヒールがあると思って入会しました。そうしたら『それ、ダメだから』って(笑)。ただ入口は今成さんでしたけど、柔術の練習を始めると凄く面白かったです。もう普通に柔術で黒帯になりたいと思いました」

──2020年2月にNEXUSでMMAデビュー戦を戦っていますが、柔術家の須藤選手が打撃有りのMMAを戦おうと思った理由は?

「実は柔術を始めて半年後ぐらいから、ここの道場が開くのが午後8時からで、学校が終わってから4時感ぐらいあるので近くのキックのジムでキックボクシングも練習するようになっていて。打撃も組み技もやっているし、MMAもやってみようかなという気持ちはありました。

そうしていると、ここで指導している松本(大輔)さんがZSTで活躍していて、松本さん経由でネクサスの話を頂き、それをきっかけに始めた感じです。アマチュアを1試合して、プロルールで戦うようになりました」

──キックボクシングの試合経験もあるのですか。

「アマチュアで何試合か……10戦ちょっとして、2回ぐらい負けています。でもMMAでは打撃は全然使っていないですね(笑)。今も週に1、2度通っているので、打撃に苦手意識はないんですけど」

──柔術では何といっても先の全日本ノーギのエキスパート・フェザー級優勝で一躍注目されるようになりましたが、あれだけ足関節を駆使できたことに、本当に驚かされました。

「ここは普通の柔術道場だし、足関節をやる環境がそれほど整っているわけではないです。それでも足関節が好きで始めた柔術なので、動画とかで勉強してきた感じです」

──他の道場やジムで足関節を習うことは?

「特にないです。ここでは週に1度、グラップリングのクラスがあるので松本さんや論田(愛空隆)選手と練習させてもらっています」

──MMAの練習は、週にどれくらいしているのしょうか。

「普段の練習が終わってから、少し相手をしてもらうぐらいでほぼMMAの練習はしていないです」

<この項、続く>、

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

The post 【Road to ONE05】南風原吉良斗と対戦、全日本ノーギ優勝の須藤琢磨─01─「対策練習は全くしない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA MMA ONE ONE Championship RIZIN Road to ONE05 UFC   キャプテン☆アフリカ チャンネル 修斗 南風原吉良斗 和田竜光 小野島恒太 山本空良 山本聖悟 新関猛起 河名マスト 海外 竹中大地 西川大和 野尻定由 青木真也 須藤拓真

【Road to ONE05】野尻定由と対戦、山本空良─02─「格闘技をやりたいと思ってもらえる試合がしたい」

【写真】しっかりと話せる。そんな印象の山本空良です (C)NOB YASUMURA

5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE「Sexyama Edition」も出場し野尻定由と対戦するする──NEXUSフェザー級チャンピオン山本空良インタビュー後編。
Text by Shojiro Kamaike

山本は幼少期から練習を共にしている西川大和と同じく、現代MMAの中で下になることも厭わないスタイルで戦ってきた。今後は世界を目指して戦っていくうえで、その戦い方に変化が見える。そんな山本がRoad to ONE参戦、野尻戦、そして今後について語った。

<山本空良インタビューPart.01はコチラから>


――子供の頃から一緒に練習している西川大和選手は、修斗の世界ライト級チャンピオンシップで、下からのパンチとヒジでダメージを与えて勝利しました。それはスクランブルの展開が多く、トップを取ることが有利となる現代MMAでは異質なスタイルです。山本選手も下になることが多いのですが、試合を見ていてどう感じていますか。

「正直言うと、そのスタイルはやめたほうが良いと思っています。いろんなファイトスタイルがあるのが、MMAじゃないですか。このスタイルで世界を獲ることができるかどうか――僕は、それは難しいと思っているので」

――ものすごく正直な意見ですね。

「先日の世界チャンピオンシップを見ていても、『もっとリーチがある相手、もっとパンチがある相手ならどうなんだろう?』と思いました。MMAでは、上に行けば行くほど、相手のパンチも強くなっていくじゃないですか。もちろん大和も、そこは考えながら戦っていると思うんですけど」

――山本選手も、以前は下になることが多かったと思います。しかし最近の試合では、上からサブミッションを狙ったり、スタンドの打撃を重視する試合になってきていますよね。

「はい。最近は、スタンドの攻防を集中的に練習しています。それは『スタンドで勝ちたい』とか『上を取ったほうが勝率が良い』ということではなく、どうすれば相手を早く倒せるかを考えているからなんです」

――それだけ自身の中でMMAファイターとしての幅が広がっているということですか。

「今まで、相手はグラップラーが多かったんです。だから打撃――パウンドが得意ではない選手が相手だから、下から極めて勝つというフィニッシュを選ぶこともありました。でも今は、僕もMMAファイターとしての幅が広がってきていると思います。自分としては寝技も打撃もできたうえで、相手の弱いところを衝く選手になりたいですね」

――プロデビュー以来、PFCとZSTを中心に戦ってきた山本選手ですが、2019年からネクサスに参戦し、今年はフェザー級のベルトを獲得しました。

「何て言うんだろうな……ネクサスのベルトを獲れたことは、すごく嬉しかったです。でも、それで調子に乗ったり、甘えが出るようなことではいけないと思うんです。ネクサスのベルトを獲って、初めてスタートラインに立てたというか」

――スタートライン、ですか。

「まだ自分は完成されていません。もっともっと強くなります。このベルトを獲って、そして防衛していくことで、自分は強いファイターなんだと胸を張って言えるんじゃないかと思います」

――強くなって目指す先はRIZINなのでしょうか。ネクサスのベルトを巻いた時に、「RIZINに出たい」という発言がありました。

「もちろんRIZINに出させていただければ嬉しいんですけど、僕はずっと海外を目指してきました。世界最強のファイターになりたいんです。男だったら、世界で一番強いと言われたい。だから今、最強の舞台がUFCであれば、そこで戦いたいです」

――今回の大会はRoad to ONE、つまりONE Championshipを目指す興行です。ONEに対しては、どのような印象を持っていますか。

「ONEはアジアで一番強い人が集まる大会だと思っています。軽量級では、UFCに負けないぐらい凄い選手が揃っています。特に立ち技が強い選手が多くて……。試合を見ていると、もうヤバいですよね(苦笑)」

――そんなONEに出ているファイターと比較して、今の自分はどのような位置にいると思いますか。

「グラップリングだけなら、通用するんじゃないかと思っています。でも強いストライカーが多いですからね。UFCと同じぐらい強いストライカーに対して、どう戦うか。昨年からコロナ禍の影響もあって、試合数も減りましたが、今はとにかく強い選手に挑戦していきたい。試合で勝つか負けるかというより、どんどん強い選手と対戦して成長していきたいです」

――なるほど。今回、Road to ONEからオファーが来た時の感想を教えてください。

「ビックリしました(笑)。まさかオファーが来るとは思わなかったので。たくさんの方が注目してくれる大会ですし、Road to ONEを通じて自分のことを知ってほしいです。初めて僕の試合を見る方にも、ネクサスのチャンピオンがどんなものなのか見せたいですね」

――対戦相手は、修斗世界バンタム級9位の野尻定由選手です。どのような印象を持っていますか。

「実は、野尻選手の試合は見ていないんです。僕は相手のことは知らずに試合をするタイプで……父からは『テイクダウンを狙ってくる選手だよ』と聞いているので、だいたいのイメージは出来ています」

――では、野尻戦でどんな試合を見せたいですか。

「試合全体を通して、自分が全部支配したいと思っています。全てコントロールして、圧倒的に勝つ。狙うのは、1Rでの勝利ですね。見ている人が『自分も格闘技をやりたい!』と思ってくれるような試合をしたいです」

――『次の試合も見たい』ではなく、『自分もやりたい』と思ってくれる試合、ですか。

「僕のなかでは、一本かKOで勝つのは当たり前で、なおかつ1Rで狙いに行きたいです。格闘技ってやっていると楽しいんですけど、見ている人にとっては、漬け込んだりする試合は面白くないじゃないですか」

――……。

「でも、そんな展開の中にも技術があるんですよね。実際に格闘技をやってみると、そういうことも分かってくると思うんです」

――確かに野球やサッカーなどは、子供の頃から遊びの中で野球や慣れ親しんでいるから、バンド攻撃やオフサイドも当然のように受け入れることができるのかと。

「そうなんですよ。たとえば、打撃が得意だった選手が、どれだけグラップリングを練習して、MMAではパウンドで勝つのか。そこには選手の技術と努力があります。選手には何かしらの上手さがあって、努力をしている。だからプロの舞台に立つことができています」

――まず格闘技への理解を深める入口づくりが重要となりますね。

「格闘技もやってみると本当に奥が深いし、それが分かると見るほうも楽しくなるはずです。だから僕はRoad to ONEを通じて、『自分も格闘技やってみたい!』と思ってくれる試合を見せたいです」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ Road to ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

The post 【Road to ONE05】野尻定由と対戦、山本空良─02─「格闘技をやりたいと思ってもらえる試合がしたい」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA MMA ONE Road to ONE05   キック キャプテン☆アフリカ ジェイク・ウィルキンス チャンネル ボクシング 南風原吉良斗 和田竜光 小野島恒太 山本空良 山本聖悟 新関猛起 河名マスト 海外 竹中大地 野尻定由 青木真也 須藤拓真

【Road to ONE05】2度目の正直、MMA初勝利目指す河名マスト「形になりつつあります」

【写真】ゼロ距離打撃=ダーティボクシングが巧みになれば、大きな武器となるはず(C)MMAPLANET

5日(火)、東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edhition」の第1試合に、河名マストが出場。新関猛起と対戦する。
Text by Shojiro Kamaike

河名はグレコローマンで全日本学生選手権、ジュニア五輪、そしてU23世界大会を制するなど、レスリングでは輝かしい実績を残してきた。今年に入り、MMAに転向したものの7月にFighting NEXUSでプロデビューするも、ジェイク・ウィルキンスにTKO負けを喫している。

そんな敗戦の中でもグレコの技術を生かしたテイクダウンやグラウンドコントロールなど、らしさは残した。あとは、その強さをMMAに生かすことができるかどうか。

そんな河名に、次戦への意気込みを訊いた。


――MMA2戦目を3日後に控えている河名マスト選手です。今はもう練習を終えたところでしょうか。

「明日も打ち込みとか、試合に向けた最終確認を行います。前回の試合が終わってから1回休んで、そこから追い込んだスパーリング、苦しいスパーリングを経験してきました。おかげで仕上がってきていると思います」

――追い込んだスパーリング、苦しいスパーリングとは?

「所属しているロータス世田谷には、いろんな選手が練習に来られています。スパーリングの時は、八隅(孝平ロータス世田谷代表)から『次はこの選手、次は……』と指定されて、誰が相手になるか想定できません。そこで、誰が相手になっても対応できるかどうか。そういったスパーリングをしてきました」

――なるほど。今回出場するRoad to ONEというイベントには、どのような印象を持っていますか。

「前回(2月22日、Road to ONE04)はヤングガンズということで、国内の若手選手が主体でしたよね。でも以前の形で開催されるのであれば、僕は海外の選手と試合をしたいので、出場できるのは嬉しいです」

――河名選手はレスリングのグレコローマンでU23世界大会を制してMMAに転向しましたが、7月25日のプロMMAデビュー戦では、ジェイク・ウィルキンス選手のハイキックで顔面をカットし、TKO負けとなりました。あの試合から得たものはありますか。

「もちろん負けたことは悔しいです。勝ちたかった、その気持ちが最初にあります。でも逆に負けたから――打撃をもらいまくって、カットして負けた。このままではいけない、ということが本当によく分かりました」

――自分自身の中で出せたこと、出せなかったものなどはありますか。

「自分の中でやりたかったことはできた、それは収穫だったと思っています。テイクダウンしてから相手を抑える、レスリング力でコントロールするという部分はクリアできました。でも反面、打撃の防御に関しては至らなさを痛感しました」

――打撃の防御で至らなかった点とは?

「どうしても正面に立ちすぎてしまったり、相手の打撃が見えないところに自分が動いてしまったり――足の使い方がよくなかったと思います」

――試合後には、MMAPLANETのインタビュー記事で、一緒に練習している青木真也選手から河名選手への叱咤激励といえる言葉がありました。

「はい、その記事は読みました。青木さんの仰るとおり、グレコしかできない状態のまま戦ったんだと思います。自分でも思っていたことを、改めて客観的な視点で青木さんから指摘されて……本当に、そのとおりなので(苦笑)。

自分は、まだまだMMAの選手になれていません。これから改善していかないといけない点は、たくさんあります」

――どのような点を改善していかなければいけないと思いますか。

「グレコのように上半身だけで組むのではなく、足にもアプローチできれば、もっと上半身で組むことも生きてくると思います。あとは打撃ですね。まずは足を止めないこと。そして打撃の踏み込みからのテイクダウンだったり、自分の得意な部分に繋げられるようにしていかないといけません」

――つまり、自分のグレコの力を生かしたMMAができるかどうか、ですね。

「そうです。僕は結局、グレコしかできていません。でも、そこが相手より勝っているところです。自分のほうが優れているところを押し出して、勝たないといけないと思います。そのためには、どうやって自分の得意なポジションに持ち込むか、その流れを整理整頓して考えています」

――次の試合に向けて、その整理はできているのでしょうか。

「形になりつつあります。次の試合では、その形を見せたいと思います。今は少しずつ、別物だったレスリングとグレコが、重なりつつあるという実感を持っています」

――たとえば、どのように重なってきているのでしょうか。

「前回の試合では、グラウンドでパウンドやヒジを当てることができました。一応当てた、という感じですけど……。次の試合はもっと手数を増やして、プレッシャーをかけていきたいと思っています。スタンドでは、グレコの技術を生かして近距離の打撃を出したりしたいです」

――いわゆるダーティーボクシングですか。

「はい。たとえばムエタイの首相撲を取り入れて、スタンドで組みながらパンチ、ヒジ、ヒザでプレッシャーをかけながら、相手がそれを嫌がったら次にどうアプローチするか……などですね」

――MMAに対して、自分の力を生かした展開が見えてきているようですね。

「次の相手、新関選手はアマチュアでMMAのキャリアを積んできた選手です。前回のジェルキンス選手もそうでしたが、試合をこなしているぶんMMAでの様々な対処は自分よりも優れていると思います。その相手に、自分がMMAでどんな試合をするのか。再スタートという気持ちで挑みます」

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ Road to ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

The post 【Road to ONE05】2度目の正直、MMA初勝利目指す河名マスト「形になりつつあります」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA DEEP MMA ONE Road to ONE05 その他 キム・デフォン デメトリウス・ジョンソン 修斗 和田竜光 猿田洋祐 秋山成勲 竹中大地 青木真也

【Road to ONE05】フライ級のガチの潰し合い、和田竜光✖竹中大地戦決定。青木真也は組み技戦へ

【写真】ONE本戦までの繋ぎでなく、痺れるカードがきた!! (C)MMAPLANET

22日(水)、ONE JAPANより10月5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O –Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edition」で和田竜光✖竹中大地のフライ級戦と青木真也がグラップリングマッチに出場することが発表された。

昨年9月大会の猿田洋祐✖内藤のび太に続き、日本人選手のガチマッチが実現する。


DEEPフライ級王者から2018年7月にONEに参戦している和田はリース・マクラーレンとダニー・キンガドとの接戦を落としたものの、ユージーン・トケーロ、グスタヴォ・バラルトに勝利し、5戦目にデメトリウス・ジョンソンとフライ級ワールドGP準決勝で対戦。初回にオタツロックでバックを制する善戦ぶりで、改めて実力を知らしめている。

2020年1月には極度の腰痛のなかイヴァニウド・デルフィーノを判定で破るも、コロナ禍のONE参戦ではヨッカイカー・フェアテックスに──コンペティション・コミッティに再審査を行ってほしい──MMAとしては理解不能の判定負けを喫し、ここまで試合がなかった。

対して竹中大地は修斗環太平洋バンダム級王者から、2018年2月にミャンマー大会でキム・デフォンを相手にONE初陣を飾る(※スタンドのRNCをセットし、キムの前転で頭部を痛打し反則勝ち)。

その後は度重なる対戦相手の体調不良で試合が飛び、2019年2月にようやく2戦目に辿り着いたが、ポジションで圧倒するなかマーク・アベラルドのエルボーで唇をカットしTKO負けとなった。

ONEバンタム級トップ戦線入りへ、レアンドロ・イッサに勝利もユーサップ・サーデュラエフに判定負けを喫した竹中は、フライ級転向を決める。転向初戦は和田に敗れているデルフィーノから、しっかりとRNCを極めて一本勝ちも、シンガポールに招聘されることなく8カ月が過ぎていた。

アンラッキーで済ますことはできないかもしれないが、ONEとの水が合わないのかと思われる黒星を重ねてしまった和田だが、今も日本人フライ級のトップであることは違いない。猿田が内藤を下し、タイトル挑戦権を獲得したように、この一戦が今後の両者のONEでの立ち位置を決めることになる──非常にシビアな潰し合いだ。

また対戦相手の発表はないが、青木真也のグラップリングでの参戦も決まった。今大会は「Sexyama Edition」という副題がついており、秋山成勲がリードカード(プレリミ)の選手を対象にSexyamaボーナスとして、大会ベストバウトの勝者に賞金30万円が贈られる。果たして、秋山色のあるファイターの出場はあるのか。青木の対戦相手とともに、その他の対戦カードの正式発表が待たれる。

The post 【Road to ONE05】フライ級のガチの潰し合い、和田竜光✖竹中大地戦決定。青木真也は組み技戦へ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ONE ONE Unbreakable II ONE116 Report イヴァニウド・デルフィーノ ブログ 竹中大地

【ONE Unbreakeble02】竹中大地、フライ級転向初戦でデルフィーノを絞め続け、RNCで一本勝ち

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
竹中大地(日本)
Def.3R2分55秒 by RNC
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

いつも通りサウスポーの竹中が左ミドルを蹴る。これをキャッチしたデルフィーノがケージに竹中を押し込む。体を入れ替えた竹中は両ワキを差し、ヒザを見せる。ケージ際でポジションを幾度となく変える両者、竹中がボディロックテイクダウンを決める。竹中はハーフから足を抜きに掛かり、デルフィーノは足を戻しつつラバーガードへ。

その前にヒザを抜いていた竹中はサイドで抑えると、クルスフィックに捉えてパンチを入れる。デルフィーノのスクランブルにバックには回り切れなかった竹中だが、後方への投げを潰してトップを取ると、ハイガードを潰してハーフで殴る。二重絡みに足を抜くことはできなかった竹中だが、背中をつけ続けさせ初回を間違いなくリードした。

2R、ダルフィーノの右ミドルに、竹中が左ミドルへ。続く蹴りをキャッチした竹中に対し、デルフィーノがギロチンへ。腰を上げ、頭を抜いた竹中はバタフライガードにも腰を捻って足を一本抜き、もう一本もステップオーバーしてパスへ。背中から足を回すデルフィーノだが、竹中はパスからスクランブルでバックを伺う。

自ら背中をつけ、四の字ロックで捕えた竹中のRNCを耐えるデルフィーノ……。竹中はグリップを何度か変え、RNCクラッチへ。アゴの上から絞めに後方にパンチを打つデルフィーノがここも耐える。上に乗り過ぎで極め切れなかった竹中は片腕でも絞め、自らの肩を掴み──腕を入れ替えた竹中だが、タップを奪うことはできなかった。

それでも2Rを通して圧倒的に試合を支配している竹中は、最終回も左ハイから、デルフィーノの蹴りをキャッチしてダブルレッグでテイクダウン、再び背中を取る。スタンドで四の字フックの竹中はRNCクラッチへ。手をマットについたデルフィーノに対し、竹中はパームトゥパームに切り替え、続いて腕を入れかえる。

亀のデルフィーノにパンチから、仰向けになった竹中が左腕をアゴの下に入れる。ついにデルフィーノがタップし、竹中が一本勝ちした。「2Rで一本取るチャンスがあったんですけど、取り切れず。でも3Rで取れて良かったです。今回、一本で勝てたんでもっと強い選手と試合をして上に上がっていきたいですね」と竹中は話した。


The post 【ONE Unbreakeble02】竹中大地、フライ級転向初戦でデルフィーノを絞め続け、RNCで一本勝ち first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview ONE ONE Unbreakable III ONE116 02 イヴァニウド・デルフィーノ ブログ 竹中大地

【ONE Unbreakable02】転向初戦、竹中大地─02─「フライ級に下げたのは勝つ確率が1%でも上がれば」

【写真】フライ級転向初戦で、1年4月ぶりの勝ち名乗りを受けることができたのか── (C)KEISUKE TAKAZAWA

29日(金・現地時間)に中継されるONE116 02「Unbreakable02」。同中継枠でのセミファイナルでイヴァニウド・デルフィーノと対戦する竹中大地インタビュー後編。

世界中の選手と同じように、コロナ禍の影響を受ける日々のいなかで、竹中は自分がやるべきことを続けてきた。その日々の積み重ねの成果をデルフィーノ戦で見せることはできるか。

<竹中大地インタビューPart.01はコチラから>


──竹中大地✖上久保周哉は個人的に凄く見たかったです(笑)。

「だって修斗のケージもRoad to ONEのケージも国内サイズだったじゃないですか。あんなん、もう永久寝技地獄やんって思いました(笑)。ただ、やるって返事をした時は覚悟を決めていたんですけどね」

──それも竹中選手、修斗出身の選手らしいです。ノーと言えない(笑)。結果的にONEの国際規模の大会が10月30日に再開され、デルフィーノ戦のオファーがあったのはどれぐらい経ってからですか。

「いつぐらいですかね……試合のちょうど1カ月前ぐらいでした」

──4月の試合が飛んだのだから、早くオファーがないとヤキモキしなかったですか。

「いや、そこは何も思っていなかったです(笑)。自分のやることを普通にやっておこうという感じで練習をしてきました」

──その練習環境というのは?

「パラエストラ大阪、パラエストラ東大阪の選手練習とパラエストラ和泉の一般会員さんとの練習。いつも通り、これまで通りですね」

──もう一般会員さんも練習していますしね。

「そうですね、練習できない期間もあったし、コロナのことも分かってきたので、感染予防をしながらやっていますね」

──ところで対戦相手のデルフィーノに関しては、どのような印象を持っていますか。

「和田選手と戦った時のままの選手なのか、もっと他に何か持っているのか。そこがちょっと不気味な感じです。あの試合では調子が悪かったのかもしれないですし、8連勝していた選手なんで。

でも自分の良いところを全部ぶつけて倒さなアカンかと思っています。倒したいですね。ボクシングジムでパンチを磨いていて来たので、そこを出したいです。

ただ練習したからって上手いこと試合で出るかっていったらそうではないんですけど……パンチと蹴りで削って最後ばバックチョークとかで極めたいというのはあります」

──転向初戦ですし、しっかりとインパクトを残したいですね。

「印象の残る試合ができれば良いのですが、とりあえず最低限勝つこと──ですね。自分のなかでは」

──直接対決ではなく、出世争いという部分で若松佑弥選手、和田竜光選手という日本勢もライバルになってきます。

「やっぱり比較されますからね。強い日本人選手が2人いる階級なので。でも……それはバンタム級の時も同じだったので。佐藤将光選手がいて、上久保選手がいた。僕がフライ級に落としたのは、自分が勝てる確率が1パーセントでも上がるのであれば──ということだったので。やはり他の選手云々ではなく、自分がいかに戦っていくのかだと思います。

上を見ていくために……フライ級の方が自分のパフォーマンスは良くなると思って下げたので」

──最後の体重調整など、階級を下げたことで変わりはありましたか。

「まぁONEのバンタム級だと全然余裕があるというか、普段から食べて大きくしていたので。フライ級だと普通に少し節制して、練習していると問題なく体重も落ちています」

──ではバンタム級で戦うために体を大きくしていた時と比べ、練習での動きで変化を感じましたか。

「今の方が切れがあり、動きは良くなっています。スピードもありますし。練習をしていて組んだ時の質量も、『落ちていない』と皆には言われています。それは本当のところは、どうだか僕には分からないのですが……(苦笑)。それと疲れが抜けやすくなっているのは確かです」

──ではシャープになった動き、期待しています。

「バンタム級からフライに落としてきたけど、竹中大地は期待できると思ってもらえるような試合をしたいです」

──このまま2日間、最後まで何もないことを願っています。

「アハハハ。そうですね。ありがとうございます」

※同インタビューは12月16日に収録

■視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>※
竹中大地(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
クォン・ウォンイル(韓国)

<キック・ライトヘビー級/3分3R>※
ミハイロ・ケイコビッチ(セルビア)
ヘイブラット・イスアエフ(ロシア)

<62.5 キロ/5分3R>
ソヴァナリー・エム(カンボジア)
チェ・チョンユン(韓国)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

※2020年12月18日に収録

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

The post 【ONE Unbreakable02】転向初戦、竹中大地─02─「フライ級に下げたのは勝つ確率が1%でも上がれば」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview ONE ONE Unbreakable II ONE116 02 イヴァニウド・デルフィーノ ブログ 竹中大地

【ONE Unbreakable02】フライ級転向初戦、竹中大地─01─「今回は何も起こっていないですね(笑)」

【写真】西の実力者が、ついに実戦へ (C)ONE

29日(金・現地時間)に中継されるONE116 02「Unbreakable02」。同中継のセミファイナル枠で、竹中大地がフライ級転向初戦=イヴァニウド・デルフィーノと対戦する。

2019年11月にユーサップ・サーデュラエフに敗れ、フライ級転向を決意した竹中はパンデミック以前も試合が急遽なくなるという経験を繰り返してきた。そんな彼のコロナ禍での日々、今回の試合に向けての意気込みを訪ねた。


──2日後にデルフィーノ戦が控えている竹中選手です。対戦相手の変更などないですか。竹中選手の試合といえば、何かが起こりそうで。

「いえ、代わっていないです(笑)。今回は何も起っていないですね」

──対戦カードの変更が常のコロナ禍ですので、竹中選手の場合はまた何か起こるのではないかと気が気でないです(笑)。

「今回は特になく、順調です(笑)。会場に行くためのピックアップの時間が2時だったのが、朝の10時に変わったぐらいですね。朝がゆっくりできへんなぁって」

──収録ファイトは会場入りが早いですね。総入れ替え制のようですし。

「逆に何があっても行けるという風に気楽に構えるようにしています。何かあっても気にせえへんようにというぐらいで。これまで台風で関空からのフライトがなくなり、1日遅れて伊丹空港から鹿児島、そこから上海に入ったのに試合がなくなったこともありましたからね。アハハハ。相手が盲腸って(笑)」

──なかなかの経験をしてきました(笑)。今回はホテルの部屋にほぼほぼ隔離のような状態かと思われますが、精神的に厳しくはないですか。

「PCRの結果が出てからは1日に3回トレーニングをして、プールの時間もあります。プールでは外の空気に触れることができますから、それほどでもないです。部屋を出るときはトレーニングルームやウェイトのジムに担当の人が案内してくれている感じです」

──それは案内でもあるかもしれないですが、監視でもありますよね。食事の方は?

「日本から持ってきた分とルームサービス、それとFoodpanda(オンライン・フードデリバリーサービス)もあります。僕はルームサービスでヘルシーなモノを無難に頼んで食べています」

──とはいえ、なかなかな状況ですね。

「でも、もう慣れました(笑)」

──ところで2019年11月のユーサップ・サーデュラエフ戦以来、1年1カ月振りの試合です。この間に世の中が変わってしまいました。

「そうですね。まず前の試合が終わって階級を落とそうと決めて、1月に1度フライ級の体重を作ったんです。そこでONEにフライ級で試合をすることを伝えて、4月の大会で戦えるようオファーもありました。確かマレーシア大会でした。相手はカイラット・アクメトフで」

──おお、それは転向初戦でトップランカーとの対戦だったのですね。

「『階級変更して、いきなりか!』って感じやったんですけど(笑)、そこに向けて準備をしていたところでコロナでキャンセルになり、ここに至るという感じですね」

──コロナ禍での練習はどのようなモノでしたか。

「(昨年4月の)緊急事態宣言の時は、スパーリングをせずに自主練──走ったり、特定の人とミット打ちをしていたぐらいです。あの間もスパーをしている人はしていたと思いますけど、コロナウィルスがどういうモノか自分のなかで分かっていなかったので、2カ月ぐらいは様子見していました。練習して罹患し、それを人にうつしてしまうことがあるので。

2カ月後にスパーリングを再開し、今はコロナがどういうモノが分かってきたので、予防対策しながらやってきました」

──そのなかで、このタイミングでのデルフィーノ戦。一時期、Road to ONEで竹中✖上久保周哉戦があるかもしれないという話が伝わってきたときは、かなり楽しみだったのですが。

「僕もやるという返事はしたんです。そしたら次の日の練習でケガをしてしまって……」

──ONEと契約しているのだから、海外で外国人選手と戦いたいという意見も多く聞かれました。竹中選手は上久保選手と戦いたかったのですか。

「やりたくないですよ(笑)。でもオファーをもらっているのに、試合をしないってスッキリしないじゃないですか。夏頃ですし、まだまだ試合がいつになるのか分からない状態で戦えるならやろうと思いました。

結局、ケガをしてしまったのですが──やはり試合がしたいというのが、あの時の気持ちでした。受けて試合をすることが、これからを考えると良かったのか、悪かったのかも分からないですけど」
※同インタビューは12月16日に収録

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable02対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>※
竹中大地(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
クォン・ウォンイル(韓国)

<キック・ライトヘビー級/3分3R>※
ミハイロ・ケイコビッチ(セルビア)
ヘイブラット・イスアエフ(ロシア)

<62.5 キロ/5分3R>
ソヴァナリー・エム(カンボジア)
チェ・チョンユン(韓国)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

※2020年12月18日に収録

■ONE Unbreakable03視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable 03対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

The post 【ONE Unbreakable02】フライ級転向初戦、竹中大地─01─「今回は何も起こっていないですね(笑)」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News ONE ONE Championship ブログ 山口芽生 手塚裕之 竹中大地 鈴木博昭

【ONE】ファン参加型のインスタライブ対談、第2週は手塚裕之✖鈴木博昭、竹中大地&山口芽生!!

ONE【写真】ファンも参加できるライブ対談、第2弾は手塚✖鈴木、竹中✖山口だ(C)MMAPLANET

世界中の強豪と激闘を繰り広げるONEアスリート達とファンの方々との交流を目的とし、普段聞くことができない本音トークや舞台裏の心境、練習方法などONEを生き抜くリアルな選手達を知ることができる機会となります。今だから、選手同士の『あの選手から話を聞いてみたい』という熱い思いを実現させたそしてこの人だから話せるONEアスリートのIGライブ。

25日(土)に平田樹✖内藤大樹、26日(日)若松佑弥✖仙三のマッチアップが実現していたが、2ndウィークは5月2日(土)に手塚裕之✖鈴木博昭、3日(日)は山口芽生✖竹中大地の対談が実現することとなった。


ウェルター級KOPから昨年10月のONE 東京大会で修斗王者との対戦を制してONEと本契約なった手塚と、すでにSuper Seriesで世界王座挑戦経験のある鈴木の顔合わせは、両者の希望に則して実現するという。野生獣と怪物くん、共通点はマッスル&ネイチャーとリリースでも強調されている両者の間で、どのような筋肉と自然の談話が展開されるか。

また山口と竹中は一見なんの共通点がないように見えるが、マネージメント的には同門だ。ここは山口のSNS以外では、ほぼ門外不出の『あの人』ネタで竹中をリードしてほしいところだ。

この2つのIG LIVEは両日とも、午後8時から1時間の予定で出演する選手のインスタグラムのLIVEから視聴可能となっており、視聴者も参加可能だ。