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【Shooto2023#01】「パンクラス、DEEPに続いて修斗でも」山本健斗デリカット戦へ、山本琢也─02─

【写真】熱くなることを抑えることができるか── (C)MMAPLANET

15日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#01で、山本健斗デリカットと対戦する山本琢也のインタビュー後編。

グラチャンで2階級制覇を果たしたあと、RIZINで敗れながら、家族のために復帰を果たす山本。その舞台に修斗を選んだ理由と現在の目標とは。それは鶴屋怜のパンクラス王座奪取から始まる、パラエストラ千葉ネットワークの野望だった。

<山本琢也インタビューPart.01はコチラから>


――山本選手がMMAを続けるモチベーションは、やはりご家族なのですね。

「自分の場合は、そうですね。子供が自慢できるようなものを見せてあげたい。僕は勉強の成績が良いわけでもなくて。そんな僕が子供に見せられるものは何かなって考えた時に、このMMAしかないのかなって思います。格闘技をやっていると、いつ最後が来るか分からないじゃないですか。

だから今は毎試合、良いところを見せられるように頑張りたい。そう思っています。あと、自分自身、RIZINで負けた時は恥ずかしくて、1カ月ぐらい外に出られなかったんですよ。誰かから連絡をもらっても、返事もせずに」

――……。

「すると、ネバークイットで一緒に練習しているISAOさんから『また練習においでよ』と誘っていただいたんです。そこからまた少しずつ練習に参加するようになりました。ISAOさんに声をかけていただく前は練習していなかったから、また体重が戻ってしまって」

――そこで体重の話に戻るのですね(笑)。

「さすがに100キロまではいかなかったですが、太りやすい体質なんでしょうね……たぶん」

――果たして体質なのか何なのか、ご自身で調べたことはないのですか。

「僕と一緒に生活していたら、太る理由は分かると思います(苦笑)。1日中食べ続けていたり――特にご飯が大好きだし、ジュースもメチャクチャ飲むので、やりたい放題ですよ」

――それを自分で言ってはいけないかと……(苦笑)。試合の話に戻すと、前回の試合から1年空いた理由は何だったのでしょうか。

「去年もRIZINからオファーは頂いていました。でも僕が体重を落とせそうになかったり、大会自体が無くなったりで。ただ、1年も試合をしないのはマズイなと思って、鶴屋さんに相談したんです。そこで修斗の試合が決まりそうだったのに、今度は僕が怪我をしてしまいました」

――ということは、今回の試合は負傷明けということになるのですね。

「はい。1月の大会までには治すので――と伝えて、今回試合を組んでいただきました」

――復帰戦の舞台が修斗になったのは理由も教えていただけますか。

「まずパンクラスのフェザー級には、練習仲間のISAOさんがいます。DEEPでも、神田コウヤ君が活躍していて、今度はタイトルマッチですよね(2月11日、五明宏人と暫定王座を争う)。簡単に言うと、フェザー級のランカーに練習仲間がいない修斗を選びました。やっぱりベルトが欲しいので」

――いわゆるスポットではなく、修斗のベルトを巻くために参戦するということですね。

「もともとアマ修斗全日本で優勝して、プロでも新人王トーナメントにエントリーしていて、諸事情で出場を辞退しました。そのあとはグラチャンに出ていて、修斗の会場に行くことも少なかったんです。でも修斗については、パラ千葉ネットワークからは扇久保(博正)さんや岡田(遼)さんが出ていて、その誇りを胸に戦っているという印象があります。……すみません、ただ個人的にはそのあたりのことは何も考えていなくて(苦笑)」

――対戦相手である山本健斗デリカット選手についても、あまりご存じないですか。

「いえっ、試合が決まってから映像は見ました。どちらかというと打撃が強いファイターで、僕との試合でも前に出て来るのかな、という感じです」

――その試合映像を見て研究するタイプでは……なさそうですね。

「アハハハ。試合でどう体が動くか。試合してみないと分からないタイプです。でもRIZINで負けて、そういった対策も大事だなと思いました。今回は相手をイメージしながら、対策もやってきています。

鶴屋さんから『また熱くなったら打ち合いに行くだろ?』と聞かれて、僕も冗談で『そうだと思います』と答えたんですよ。『それで良いわけないだろう!』と怒られました(笑)。どうしても打撃をもらったら熱くなってしまうところがあるので、同じ失敗は繰り返したくないです」

――では、この2年で練習環境が変わったなかで、最も成長していると実感する部分は何でしょうか。

「それが、実感できているものがないんです(苦笑)」

――えっ……。

「一緒に練習している選手について、『この人は強くなったなぁ』と思うことはあります。でも自分の試合スタイルは変わらないし、他の部分がどう変わったかは分からないんですよね。それは次の試合で、僕がどう変わったかを皆さんに見てほしいです」

――なるほどっ! 対戦するデリカット選手は現在、修斗世界フェザー級2位です。王者のSASUKE選手がRTUのワンマッチに出場しているなかで、山本選手に勝てば暫定王座決定戦――あるいは正規王座挑戦に近づくことができるマッチメイクではないでしょうか。

「そこは意識しています。修斗に出るからには、やっぱりベルトを目指さないといけないと思っています。もちろんベルトを獲る自信もあります。

パラ千葉ネットワークの中でも鶴屋怜君がパンクラスのベルトを獲って、次はコウヤ君がDEEPのベルトに挑みます。さらに僕が修斗のベルトを巻けるように、とチームメイトからも応援してもらっています。だから、ここが僕の頑張りどころですよね。格闘技人生ってチャンスが多いわけではないので、ここで頑張って修斗のベルトを獲りたいです」

■視聴方法(予定)
1月15日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#01対戦カード

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット(日本)
山本琢也(日本)

<63キロ契約/5分3R>
加藤ケンジ(日本)
ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト(ブラジル)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
黒部三奈(日本)
渡辺彩華(日本)

<バンタム級/5分3R>
野尻定由(日本)
齋藤奨司(日本)

<2022年度新人王決定Tフライ級決勝戦/5分2R>
須藤晃大(日本)
片山将宏(日本)

<2022年度新人王決定Tフェザー級決勝戦/5分2R>
椿飛鳥(日本)
CHAN-龍(日本)

<2022年度新人王決定Tライト級決勝戦/5分2R>
安海健人(日本)
深見弦汰(日本)

<2022年度新人王決定Tウェルター級決勝戦/5分2R>
クアト驎(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<68キロ契約/5分2R>
ヨシ・イノウエ(日本)
磯部鉄心(日本)

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【Shooto2023#01】プロ修斗初陣、山本琢也─01─「2部練も良いところと悪いところがある……」

【写真】インタビューで体重が思ったように落とせていないことを露呈してしまった山本。変わらなきゃも変わらなきゃ (C)SHOJIRO KAMEIKE

15日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#01で、山本琢也が修斗初参戦で山本健斗デリカットと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2013年に全日本アマ修斗を制した山本、プロでの活躍の舞台は修斗でなくグラチャンを選択しライト級&フェザー級の2冠王者に輝いた。

試合は基本的に年に1回か2回――家族を養うために仕事をしながらMMAを続ける。それが山本の選択だった。ところが、この2年間で山本の生活環境は大きく変わったという。試合直前、山本に現在の練習環境と、そのモチベーションについて訊いた。


――試合を1週間後に控えた山本琢也選手です(※取材は1月7日に行われた)。山本選手のインタビューといえば、これまで練習環境と体重について触れられることが多かったのですが、それはお仕事の関係でなかなか練習できる状態ではなかったことが要因でした。

「そうでしたね(苦笑)。今は試合が決まって気持ちも入り、練習スケジュールの都合もついたので、パラエストラ松戸と柏に行くことができています。以前と比べたら今は練習できる環境になっていて、門前仲町のネバー・クイットさんでもお世話になっています。あと年末年始はT-ブラッドさんにもお世話になりました」

――それだけ練習できる状態に変わったのは、いつ頃のことなのでしょうか。

「2年前ですね。実は当時働いていた会社を退職して、僕を応援してくれるスポンサーさんの会社に勤めることになったんです。だから仕事が半分、格闘技が半分という生活になりました」

――スポンサーさんの会社に勤務するということは、それだけ練習や試合の際も融通を利いてもらえるのですか。

「普通に会社に勤めているよりは融通が利くと思います。本当にありがたい環境で仕事をさせてもらっているんです。以前は試合が決まってから1カ月~1カ月半の間、有給を使って練習するという感じでした。それが今は、普段から週6で練習できています。それも午前に仕事をして、午後から練習に行かせてもらったりとか。ネバー・クイットさんだと15時から選手の練習がありますから」

――いわゆるプロ練や選手練習は午前中やお昼、つまり夜の一般会員クラスの前に行われることが多くなりましたね。

「そうなんですよ。良い練習ができるのは朝や昼が多くて。その練習を終えたあと、夜はパラエストラ千葉ネットワークに行っています」

――ということは、1日2部練ができる環境になったのですか。

「2部練できる日もあります。ただ、それも良いところと悪いところがありますよね。練習時間が増えた分、それだけ疲労も溜まっていって……。昔よりも怪我が増えたし、ケアしないといけないって実感しています」

――現在はどのようなケアを行っているのでしょうか。

「それが……ケアできていないんです」

――えっ!?

「ちょっと良くないですよね(苦笑)。自分が無口なほうで、コミュニケーションが得意なほうではないので……」

――ではこの機会にアピールしておきましょう。鶴屋浩代表、山本選手はケアの方法を求めています!

「アハハハ、お願いします」

――練習環境が変わった2年前というと、2020年12月にグラチャンで鍵山雄介選手を下し、ライト級に続きフェザー級のベルトを巻いた頃です。翌年10月には希望していたRIZINに出場したものの、白川陸斗選手にKO負けを喫してしまいました。

「やっぱりコンディショニングの問題が大きかったです。練習環境が変わってから大舞台に出ることになり、どうなるんだろうと自分でも考えていました。結果、自分のコンディショニングがヘタクソで……。もっと勉強しないといけないなと思いました。

以前もインタビューで言っていたとおり、ずっと1年に1回体重を落として試合に出る状態でした。体重を落とすための練習というか。それが普段から練習できるようになってから、いろいろ考えるようになったんですね。でも考えすぎて、うまくいかなかったり……。だから、何も考えないほうがうまくいっていたんですかね(苦笑)」

――アハハハ。白川戦で実感したコンディショニングの難しさについては、この1年で改善されていないのですか。

「学習したようで学習していないというか、そのままです(苦笑)。やっぱり難しいですよね。でも、もう試合まで1週間ですし、あとは思いっきりやるしかないかなと思います。もう気持ちは吹っ切れて練習していますね」

――そこで練習環境ともう一つの問題である、現在の体重というのは……。

「エヘヘへ」

――エヘヘへ、ではありません(笑)。

「思ったようには落ちていないです。そこも周りに聞いていかないといけないですね。パラエストラ千葉ネットワークやネバー・クイットには、経験のある先輩方も多いですし」

――それだけ生活が変わり、練習環境も変わりました。以前は家族との生活を最優先にしていた山本選手です。スポンサーさんの会社に就職し、家族との生活を維持しながらMMAを続けたいと思った理由は何だったのでしょうか。

「前回の試合でKO負けした時、それを見て娘が泣いちゃったんですよ。僕は娘が生まれてから負けたことがなくて。娘にとっては父親が負けた姿を見るのは初めてだから、怖くて泣いちゃったんだと思います」

――……。

「娘に父親のカッコ良い姿を見せられるのって、今の時期ぐらいじゃないですか。それとお嫁さんからも『アナタはこんなもんじゃないから。早く次の試合をして、みんなを見返してほしい』って言われたんです」

――とても強い言葉ですし、すごく励みになる言葉ですね。

「MMAをやっているのは自分のためですよ。でも、家族のためっていうところもあります。お嫁さんと娘に、もっと良いところを見せたい。だから、お嫁さんにそう言われると――やるしかないです」

<この項、続く>

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ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto2023#01 ブログ 山本健斗デリカット 山本琢也

【Shooto2023#01】アマ修斗優勝から9年2カ月、山本琢也が山本健斗デリカット戦でプロ修斗デビュー

【写真】望むはより高い頻度で実戦を経験すること。そんな山本琢也が修斗初陣へ(C)MMAPLANET

20日(火)、サステインより2023年度のプロ修斗公式戦第一弾=Shooto2023#01の対戦カードが発表されている。

2022年度新人王戦決勝5試合、ブラジルからロイベ・オリベイラ・ネイトの参戦と同時に明らかとなったのが、山本琢也のプロ公式戦初出場だ。


元Grachanライト級&フェザー級王者の山本は2013年の全日本アマ修斗ウェルター級を制しており、当然のようにもプロ昇格を果たしていた。翌2014年4月に新人王Tの須藤大戦でプロデビューも決まっていたが欠場し、その後はグラチャンで戦績を年に1、2度のペースで積んできた。

格闘技よりも家庭第一の山本だが、その潜在能力の高さを誰もが認めるところだった。長岡弘樹、岸本泰昭、鍵山雄介という実力どころを下し、ようやく本腰を入れたと思われた山本は昨年10月にRIZIN参戦も、白川陸斗に敗れる。

ポテンシャルのみで戦ってきた山本がぶつかった壁。あの敗北から1年を経て修斗で仕切り直しを決めた山本の相手は、山本健斗デリカットだ。そう奇しくも山本と同様にグラチャンのライト&フェザー級王者から2019年1月に修斗に参戦した坂本洋平を迎え撃ったファイターと戦うことになる。山本とは対照的に、追い込み過ぎで試合に出る体を壊してしまうファイター=阪本は、デリカットを初回TKOで勝利いている。9年2カ月を経てプロ修斗初陣に挑む山本が、デリカットを相手にこの間の成長を如何に見せることができるか。デリカットもまた河名マスト、飯田健夫に連敗中で後がない状態で山本を迎え撃つことになる。

そして新人王T決勝Dayに、準決勝ではドローながら得票数の差でバンタム級ファイナル進出を逃した齋藤奨司が、12月の闘裸男で神田T800周一に敗れた野尻定由と戦うことも明らかとなっている。

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Grachan46 Interview J-CAGE ブログ 山本琢也 鍵山雄介

お蔵入り厳禁【Grachan46】ライト&フェザー級王者に。山本琢也「相手は関係なく自分のやりたいことを」

【写真】試合をした痕跡が顔に見られない。そして常に牧歌的な空気を醸し出す山本琢也、強心臓の持ち主が金と銀のベルトを肩に掛けた (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されたGrachan46で、鍵山雄介を破りライト級に続き、フェザー級のベルトを戴冠した山本琢也。

MMAPLANETではベルト奪取直後に、山本のインタビューを行っていた。お蔵入り厳禁──結果として大晦日出場のなかった山本の声を大晦日にお伝えしたい。


──フェザー級王座奪取、おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「フェザー級に落として、しっかりと形にデキたので一安心というか……これからだなという気持ちです」

──最後まで減量は問題なかったですか。

「途中に色々とありましたが、最終的には回りの人よりも厳しい減量ではなかったかと思います」

──一気に勝負がつくかと思いましたが、そこから鍵山選手が粘りを見せ、上を取られる場面もありました。去年の植田豊選手との試合がフラッシュバックすることは?

「今日は落ち着いて、考えながらできたというか……。無駄に展開を作りに行くと逆に良くないかと思い、押し込まれている時とかも考えながら、逆にゆっくり、ゆっくりと戦いました。時間とかも聞きながら、焦らずにできたと思います」

──最初から終わらせに行っているようにも見えましたが、あそこも冷静に戦っていたのですか。

「最初の攻撃でカットしたのが分かったので、終わらせに行きました。でも上手く決めることができなくて、また落ち着いて戦う展開になりました。常に『ここでムチャすると疲れる』というのは頭にあったので、セコンドの方にもとりあえずタイムを言ってほしいということを伝えていました。

戦っている時も時間を聞くことができていたので、上手く戦えたかと思います」

──昨年の苦戦が生きた形ですね。

「う~ん、前のこととか余り考えずに戦ったので、それが生きているどうかはあんまり分からないです(笑)。いつもよりかは余裕を持って戦えたというのはあるかと思います」

──鍵山選手の粘りはどのように感じましたか。

「自分のことしか考えていなかったので。とにかく終わってくれと思って戦っていました」

──予想通りの試合はできましたか。

「試合前に尋ねられた時もプランは考えていないと言ったように、考えずに戦っていました。プランを立てても、試合展開が違うようになると意味がないので。別にプランは必要ないです(笑)」

──相手の動きを見て反応するということでしょうか。

「反応するというよりも、自分だけの自己主張ですね。相手は関係なく自分のやりたいことをする。そこに相手がどうやってくるのかということで、戦っていました」

──想定以上の攻撃があったらという気持ちもあるのでしょうか。

「う~ん、そうなったらビックリすると思います」

──ビックリですか……。では65キロで実戦を戦い、自己評価は?

「良くなったんじゃないかと思います」

──試合後にはRIZINへのアピールもありました。

今回は控室で認定式が行われた

「いつも試合が終わると家族に感謝の言葉を伝えたいと思っているのですが、岩﨑代表からLINEが来て『アピールして』って(笑)。

だから、想ったように感謝の言葉を伝えることができなかったです」

──アハハハハ。

「でも一応、RIZINという言葉を出せたので良かったです。次のステージに上がって、一つ、一つ、勝っていこうと思います。そういうところを皆に見てもらえるよう練習をどんどん積んでレベルアップしたいです。」

──RIZINフェザー級のことは、しっかりと予習していますか。

「軽く見たりはしています。でも考え過ぎると、疲れちゃうので(笑)」

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Grachan46 J-CAGE Result ブログ 山本琢也 植田豊 藤村健悟 鍵山雄介

【Grachan46】試合結果 山本琢也が阪本洋平に続き、ライト&フェザー級のチャンプチャンプに

【写真】チャンプチャンプは試合後、マイクでRIZIN参戦をアピールした(C)MMAPLANET

6日(日)、東京都大田区の大田区産業プラザPIOでGRACHAN 46が開催された。

メインではライト級チャンピオン山本琢也が、フェザー級王座決定戦で鍵山雄介にTKO勝ちを収め、阪本洋平に続きGrachan史上2人目の二階級同時制覇となった。

セミは川中孝浩が竹川光一郎をTKO、セミまでは植田豊が19歳の新鋭=藤村健悟をTKOで下している。

GRACHAN 46
<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
○山本琢也(日本)2R0分59秒
TKO
詳細はコチラ
×鍵山雄介(日本)
<ウェルター級/5分2R>
○川中孝浩(日本)1R3分30秒
TKO
詳細はコチラ
×竹川光一郎(日本)
<ライト級/5分2R>
○植田豊(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×藤村健悟(日本)
<70.8キロ契約/5分2R>
△岸本篤志(日本)2R
Draw
△村田俊(日本)
<バンタム級/5分2R>
○善司郎(日本)2R
判定
×今村豊(日本)
<フライ級/5分2R>
△宮内拓海(日本)2R
Draw
△新垣健司(日本)
<バンタム級/5分2R>
○YO-HEI(日本)2R
判定
×奥野真利(日本)
<無差別級/5分2R>
○ラデック(チェコ)1R1分48秒
TKO
×ステファン(ドイツ)

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Grachan46 J-CAGE Report ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】パウンド、パウンド&パウンドで山本琢也が鍵山雄介を圧倒。ライト級+フェザー級王者に

【写真】シルバー=ライト級に続き、ゴールド=フェザー級のベルトを巻いた山本琢也(C)MMAPLANET

昨日6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されたGrachan46レポート、最終回はメインのGrachanフェザー級王座決定戦の模様をお送りしたい。

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也(日本)
Def.2R0分59秒by TKO
鍵山雄介(日本)

今回のタイトル戦を前に「圧が強くなった」と自らの成長を語った山本が、その言葉通りすぐに距離をつめると、鍵山の右に右を合わせる。

右ハイをキャッチした鍵山だが、テイクダウンではなく足を抱えたまま下へ。山本は右のパンチを落として足を引き抜くとパンチが効いて右目カットしている鍵山のシングルからのスクランブルにも、首をコントロールするだけに押し倒すように上を取り直す。

蹴り上げを捌いてサイドに回った山本は起き上ろうとする鍵山に対し、強烈な勢いで鉄槌&パンチを打ちつける。

鍵山も懸命にシングルから立ち上がり、スピニングバックフィストも姿勢が乱れ、右を打たれて腰から崩れる。

山本はここでも蹴り上げを担ぐようにサイドに回り、頭を跨いで上四方に。粘る鍵山は体を捩じって、ダブルから立ち上がり、小外掛けでテイクダウンを決める。

山本はケージを背負って立ち上がり、シングルは頭を押さえて足を引ぬく。右を被弾し、引き込んだのかすぐに下になった鍵山の足関節狙いにも、慌てず足を抜き右で殴った山本は、三角狙いも強いポスチャーで跳ね返す。

足関節、シングルレッグ、鍵山の下からの仕掛けに最後はケージに詰められた山本は、ギロチンで動きを止めてタイムアップを待った。

2R、右を振るって前に出た鍵山が左ハイ。爪先が山本の側頭部に届いたが逆に後方にバランスを崩しそうになる。

鍵山はここで機転を効かしてダブルレッグも、山本はやすやすとスプロールする。山本は離れ前蹴り、鍵山の左ハイをキャッチしてケージに詰めるとパンチの勢いを増していく。

まっすぐ組みついてきた鍵山を切った、山本は右ストレート、続いて左フックを打ちこむ。

下がった鍵山は必死に組んでいくが、ケージに詰められ殴られ、下からのシングルも潰され、最後は鉄槌から左のパウンドを受けたところでレフェリーが試合を止めた。

「色んな人に支えてもらって、しっかりと形にできたので凄く嬉しいです。今後自分、2階級取ったというころで、RIZINで戦ってみたいと思います。

まだまだ実力不足なので、ここから練習して強くなってもっと大きな舞台で山本琢也という名前を売って行けるように努力したいと思いますので、今後もまた楽しみにしてください」とマイクで話し、恒例のケージ内での家族記念写真タイムとなった。


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Grachan46 J-CAGE News ブログ 山本琢也 植田豊 藤村健悟 鍵山雄介

【Grachan46】計量終了 あと3時間半でスタート。山本琢也、20キロの減量成功、全選手がパス

【写真】2カ月で20キロの減量、ミッション・コンプリートした山本の検査風景 (C)GRACHAN

本日6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46の計量及び抗原検査が5日に行われた。

今大会はメインのフェザー級王座決定戦のみ従来の階級で計量が取り行われ、山本琢也と鍵山雄介が揃ってパス。タイトル戦以外の試合は水抜き減量による免疫力低下を防ぐために、500グラムオーバー規定を2キロめで認められている。

なお抗原検査については同時開催にGrachan Challengeに出場するアマチュア選手、本戦出場の選手及びセコンドが検査対象で全員が陰性となった。

Grachan46出場選手の計量結果は以下の通りだ。


■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午後1時30分~ZAIKO
午後1時30分~FITE

■ Grachan46対戦カード

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也:65.65キロ
鍵山雄介:65.5キロ

<ウェルター級/5分2R>
川中孝浩:78.5キロ
竹川光一郎:78.5キロ

<ライト級/5分2R>
植田豊:71.9キロ
藤村健悟:71.7キロ

<70.8キロ契約/5分2R>
岸本篤志:70.7キロ
村田俊:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
善司郎:62.5キロ
今村豊:62.75キロ

<フライ級/5分2R>
宮内拓海:57.55キロ
新垣健司:58.4キロ

<バンタム級/5分2R>
YO-HEI:63.2キロ
奥野真利:62.5キロ

<無差別級/5分2R>
ステファン:100.6キロ
ラデック:112.9キロ

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Grachan46 Interview J-CAGE News ブログ 山本琢也 鍵山雄介

【Grachan46】対戦カード 山本琢也、なるか2階級制覇。鍵山は盟友のリベンジ&王座奪取目指す

【写真】コブラ会の同門、岸本泰昭がグラチャン・ライト級王座決定戦で山本琢也に敗れてから2年3カ月、鍵山がフェザー級王座を賭けて山本と戦う。対戦カードの下に団体発表の鍵山インタビューを掲載しています(C)GRACHAN

2020年12月6日(日)
GRACHAN 46
東京都大田区
大田区産業プラザPIO

■視聴方法(予定)
12月6日(日・日本時間)
午後1時30分~ZAIKO
午後1時30分~FITE

■ 対戦カード

<Grachanフェザー級王座決定戦/5分3R>
山本琢也(日本)
鍵山雄介(日本)

<ウェルター級/5分2R>
川中孝浩(日本)
竹川光一郎(日本)

<ライト級/5分2R>
植田豊(日本)
藤村健悟(日本)

<70.8キロ契約/5分2R>
岸本篤志(日本)
村田俊(日本)

<バンタム級/5分2R>
善司郎(日本)
今村豊(日本)

<フライ級/5分2R>
宮内拓海(日本)
新垣健司(日本)

<バンタム級/5分2R>
YO-HEI(日本)
奥野真利(日本)

<無差別級/5分2R>
ステファン(ドイツ)
ラデック(チェコ)

──GRACHANに参戦したきっかけは。

「元々DEEPに出ていて、階級も落としもしましたが、やっぱり自分にバンタム級が合って無くて、元の階級フェザー級に戻すときに他の団体を考えました。
そこでGRACHANを選びました。佐伯さんにも話して、頑張ってください!って事で、参戦になりました」

──では過去を振り返る形となりますが、初参戦の相手は大澤茂樹戦でした。

「階級を元に戻しての試合で、名がある選手だったので喰ってやるつもりでしたが、自分では正直勝ったか? ドローかな?と思ったのですが、テイクダウンで負けた感じですね。でも、元の階級、フェザーに戻して自分でもここまでやれることが分かったので、自信にはなりました」

──そして2戦目は原井徹戦でした。

「原井選手は正直強かったです。何が強いというか全体的にそつなく強いです。あまり1本負けすることないのですが、丁寧にキッチリ1本とられました(汗)」

──GRACHAN3戦目に崎山選手と対戦しました。

「この時は凄く調子が良かったです。でも、向かいあったら、強くて……でもセコンドのアドバイスで勝てました」

──他の試合は?

「そのあとは、修斗大阪大会で2連勝してます」

──GRACHAN参戦してから、中からと外から見たGRACHANの違いってありましたか。

「結局、上の選手は強いです。外から見たら他の団体と変わりないけど、中から見たら、弱い選手と一度も試合したことないですし、わざわざ他から来て、弱い選手と試合やらされても、ちょろちょろやって満足するような事も求めてないし、上に行きたいので! 強い選手とやってなんぼ!──みたいな。弱い選手と試合して勝っても、嬉しいのは一瞬、その時だけ! 強い選手ととにかくやりたい。そこは譲れないですね。だから、強い選手を当ててくれるGRACHANには感謝してます」

──1年半ぶりのGRACHAN(2019年6月2日、崎山勲戦)になりますが、それまで数々の試合が流れましたね。

「そうですね。GRACHANからの派遣で香港の試合が流れたりと、他団体含めてで5回流れました」

──今回タイトルマッチの話がきた時の気落ちは?

「GRACHANの初参戦からベルトを狙って入ったきたので、順番がようやく回って来たって感じです」

──山本琢也選手の印象は?

「正直、格闘技始めるスタートの時から、やる前からも強い選手だと思います。代表の三島さんにも言われているんですけど、総力戦で全部使って勝負しないとあかんと言われ、10数年間やってきた事の全てを出し切って勝ちに行きます。山本選手は階級落としてくるので、僕は過去に階級落として自分の良いところが消えた経験があるので、そこがポイントになってくると思います」

──前大会で仲に良い獅庵選手がタイトルマッチでした。

「僕が山下君(獅庵)とやった選手と試合するわけではないけど、俺は取らないとならない!との意識が強くなりました。

──最後に、試合に向けての意気込みをお願いします。

「ベルトは自分の為のもの。応援してくれる人、サポートしてくれる人の分の気持ちも背負っているので、絶対に勝ちます。そしてその先は、海外とかGRACHANが提携する団体含めて考えて行きたいです」

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【Grachan46】フェザー級王座決定戦=鍵山雄介戦前の山本琢也─02─「何の不安も抱えていないです」

【写真】ザ天然素材=山本琢也 (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46。同大会のメインで組まれたGrachanフェザー級王座決定戦で鍵山雄介と対戦する山本琢也インタビュー後編。

最大で101キロあった体をフェザー級まで落とす。フルマラソンの距離を数度に渡り走っている。今やMMAの世界では聞くことが稀になったトンパチな行動を実行してしまう山本は、ライト級時代よりも強いと断言。2階級制覇を成し遂げ、RIZINで戦う──勝利に向かっている。

<山本琢也インタビューPart.01はコチラから>


──阪本選手との練習で、一番変わったのはどこだと感じていますか。

「最初は圧にやられていたのですが、逆に自分も圧を掛けることができるようになったことかと思います」

──これまでも圧はあったかと思うのですが……。

「そこをさらに何か掛けられるようになったみたいで。星野さんにも『本当に圧が凄い』と言ってもらえていますし、打撃も組みも詰めることができるんじゃないかと思っています」

──ではベルトを掛けて戦う対戦相手、鍵山選手の印象を教えてください。

「これをインタビューで言っちゃって良いのか分からないのですが、特に映像もみていないので……。イマイチ分かっていないです。まぁ、○○に勝って、✖✖には勝っていないぐらいは聞いたのですが……」

──映像もチェックしていないのですか。

「映像は2度ぐらい、ゆっくり視ました。でも、記憶にはないなぐらいの感じなんです(苦笑)。たからやってみないと何も分からないです」

──そのような状況でしたら、私も鍵山選手の特徴に関連した試合への質問はできなくなりますね(苦笑)。

「まぁ阪本さんからは、注意点を伝えてもらって──そこに気を付けていれば勝てると言ってもらっていますし」

──もう階級が変わっただけで、山本選手のポテンシャルを推し量る試合になるわけですね。

「ここまでの過程には色々とありましたけど、結果として今は自信しかないです。何の不安も抱えていないです」

──基本的に泰然としていますね。

「そうですか?(笑)」

──ハイ。なんか、のんびりと構えているようで(笑)。ところでフェザー級に落とし、タイトル戦を経てどのような将来像を描いていますか。

「ここでタイトルを獲って、違うステージにいければと思っています」

──それはズバリ、RIZINと捉えて良いですか。

「行けたら良いなと思っています」

──DEEP、修斗、パンクラスという老舗3団体ではなく?

「以前に鶴屋さんからRIZINに出ないかということで3度ほど声をかけてもらっていたのに、全て断ってきたので、今は他でという考えはなくRIZINで戦うことができればという感じです(笑)」

──斎藤裕選手が朝倉未来選手を破りました。RIZINフェザー級で戦っていくことに対して、どれほど自信を持っていますか。

「自信ですか……それはやってみないと分からないっていう話ですね(笑)。まだまだ強くなれる可能性はあると思っているので、しっかりと練習していきたいです。

阪本さんも動けるようになれば、またお世話になりたいですし。阪本さんも手術後はモチベーションが上がって、やる気が出てくるでしょうし」

──同じ階級になりますね。2人ともRIZINに出場するとライバル関係になります。

「そうですねぇ。でも、阪本さんは勝負所を決めて戦っていく人でしょうし、Grachanの岩﨑代表からはその辺りのことでもフォローしてもらえるようです」

──その場に行き着くためには、今回のタイトル戦でベルトを巻くことがマストだと思います。改めて意気込みをお願いします。

「そうですね……環境も変わって、自分もさらに自信がつきました。技術力も多少はついたと思っています。なので去年の12月の試合のようにやられそうになる場面もない、応援してくれる人が安心して観ることができる試合をしたいと思っています。

ちょっと期待してほしいです」

──ライト級の山本琢也よりも、フェザー級の山本琢也の方が強いでしょうか。

「そうですね、大丈夫です。強いんで、もう。また勝ったら取材の方宜しくお願いします」

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【Grachan46】フェザー級王座決定戦=鍵山雄介戦前の山本琢也─01─「6月はMaxで101キロありました」

【写真】この時で体重は85キロほど、3カ月で20キロの減量もなかなかだ──が、6月にはさらに16キロも重かったという山本 (C)MMAPLANET

6日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan46。同大会のメインでライト級チャンピオン山本琢也が、阪本洋平の返上したフェザー級のベルトを賭けて鍵山雄介と対戦する。

6月に過去最高、101キロあったという山本は12月5日に65.8キロで戦うために、フルマラソンの距離も何度か走ったという。底知れぬ感が、さらに広がってしまった感がある山本にタイトル戦について尋ねた。


──今日(※11月30日)、これから練習ということはまだ体を動かしている感じですか。

「今日で終わりにしようかという感じです」

──Grachanフェザー級王座決定戦へ向け、とにかく気掛かりは体重です。山本選手は普段はかなり大きいということなので。

「全然、問題ないです」

──それはライト級の時と比較しても、問題ないということですか。

「そうですね、少し悩んだこともあったんですけど、ここまで来てしまえば余裕です。あと3キロぐらいで」

──では、もう水抜きぐらいですか。

「ハイ。これまで水抜きをしてこなかったのですが、全然いけると思います。食事に関してもみてもらっていて、本当に順調です。ムチャをしそうなこともありましたが、終わってみればしっかりと落ちました」

──9月にフェザー級王座に挑むことが発表された時も、もう絞れていたのですか。

「あの時は、もう気にはしていました。だからゆっくりと落としてきて……マックスでは101キロあったので」

──えーっ!! 101キロって、重すぎませんか!!

「コロナで試合がないと聞かされていたので1度、100キロまでいってみようということで、6月に101キロまでいきました」

──その増減は完全に体に悪いですね(苦笑)。

「そうですね(苦笑)。応援してくれる人とかも増えてきたので、ここで勝って節制しようかと思っています」

──9月の会見の時は何キロぐらいだったのですか。かなりグッドシェイプに見えたのですが……。

「あの時だと80キロ半ばでした。そういう風に言ってもらえることは多いのですが、意外と重たいんですよね」

─3カ月で20キロの減量ですか。痺れますね。

「65キロは中学の時以来なので、どうなるのかなと最初は思っていました」

──練習での動きはライト級で戦う時と比較して、いかがですか。

「力は落ちていないです。ステップとかも教えてもらっていて動けるようになっているので、階級を下げたことはプラスになっていると思います」

──会見では練習環境も変化が加わりということを言われていましたが、この試合の準備は?

「実は阪本(洋平)さんが手術をされたので、試合前は一緒に練習できなくなって……T-BLOODは1度だけ行かせてもらいました。電話で『体重どう?』とか、そういう連絡は貰っています。

あとは星野大介のキャンディジムで週に1度スパーリング、それとパラエストラ千葉でミットとスパーを少しですかね。正直なところ体重を落とすために、走り続けるのがメインでした」

──えっ、これまでとあまり変わっていないような……。

「とにかく体重を落とさないことには始まらないので、走り続けました。フルマラソンの距離も、何度か走りましたし。本当にみっちり走り続けました(笑)」

──ということは、これまで通り地力の強さで戦うファイトになるということでしょうか……。

「それでも阪本選手と練習させてもらっていた期間で教わったことは自分のなかでプラスになっています。それを試合で出すことができるかどうかは……分からないですが。それこそ、いつも通りになってしまう可能性もなくはないので(笑)。ちょっと試合で試してみたいですね、どう変わっているのか。そこは自分でも楽しみです」

<この項、続く>

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