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【DEEP103】誠悟✖SEINT !  藤田大和✖伊藤裕樹=暫定フライ級選手権試合!!! 大原樹里✖小金翔!!!!!!!

【写真】3つ揃って、良いカード。見たくなる理由が存在するマッチアップだ(C)MMAPLANET

25日(日)及び、26日(月)に掛けてDEEPが9月23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールにおけるDEEP 103 IMPACTの開催と対戦カードを発表している。

現在明らかとなっているのは、DEEP暫定フライ級チャンピオンの藤田大和が伊藤裕樹の挑戦を受けるタイトル戦と、ライト級暫定王者の大原樹里が小金翔とノンタイトル戦、そしてメガトン級の誠悟✖SEINTの3試合だ。


2月の20周年大会で暫定王者となった藤田は、7月大会でリーチの長いストライカー=山本聖悟を相手に、その差を感じさせない踏み込みとタイミングの良さを見せ、成長著しい組技をほぼ封印し右ハイキックからパウンドアウトしている。

従来持つ打撃に加え、組み技でも力をつけたことでウェルラウダ―として強さが際立ってきた藤田にとって、伊藤は現時点で最後に黒星を喫した相手だ。2019年9月、スクランブルでバックを制しRNCで藤田を斬って落とした伊藤は、その後紆余曲折の暗黒の時を経て、6月に安谷屋智弘を同じくRNCで下して藤田戦以来となるDEEPでの勝利を挙げている。

スピードとフィジカルでは間違いなくチャンピオン、一瞬の閃きと反応力でチャレンジャー──前回の対戦から対照的な時間を過ごしてきた両者の再戦、興味深さアンリミテッドだ。

ライト級の一番は7月4日に大木良太との暫定ライト級王座決定戦で、不本意ながらローブローからのテクニカル判定でベルトを巻いた大原に対し、2014年7月以来7年2カ月振りのDEEP参戦となるZSTライト級王者の顔合わせとなった。

互いに長身でリーチの長さを誇るチャンピオン対決。積極的な大原、慎重な小金という見方もなりたつが、これはチャンピオンベルトが掛かっていても全くおかしくない要・注目カードだ。

そしてメガトン級の一戦は、苦戦が続くミスターメガトン=誠悟に6月のニューピア=東京インパクト大会で酒井リョウをKOし、NY州ロングアイランド出身ながら「ジャングルからやってきた」、「ワニと練習をしている」という、空回り気味のコメントで一部から注目を浴びたSEINTとのマッチアップとなった。

一発KOのインパクトを残したSEINTだが、実は柔術ベース。誠悟戦では全く違った姿を見せるかもしれない。

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DEEP102 MMA 大原樹里 大木良太

【DEEP102】激しい打ち合いからのローブロー……大原樹里が大木良太をテクニカル判定で下し、DEEP暫定ライト級王者に

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.5-0
大木良太(日本)

ガードを高く上げる大原に、サウスポーの大木が左ロー。前に出る大原が右を返す。距離を取りながら左ローを繰り出す大木に対し、大原は右を狙う。大原の右ミドルハイをブロックした大木は、前に出る。大原は右ミドル、右ハイ。大木は距離を詰めてパンチの連打。これをブロックした大原がプレッシャーをかける。ガードを下げて回る大木に、右を狙う大原。

大木に右ミドルを当てた大原が、大木が組み付いてきても捌いて離す。大木のいきなりの左がヒット。さらに大木が組み付いても、大原は離れる。ケージを背にして左に回る大木が、距離を詰めてくると大原はパンチで迎え撃つ。大木の左ハイをブロックした大原、前に出てくるところに右のテンカオを合わせる。大木の左と大原の右が交錯。距離を取る大木に、大原が右ミドルを当てる。残り10秒、大木が組み付くが大原が首相撲の展開でディフェンスする。

2R、大原が大きな右ハイ。大木は左ローを当てる。距離を詰めていく大原が右ミドルをヒット。大木が打ち合いに持ち込む、大原もパンチを顔面にもらって下がる。ケージ際で差し合いになった両者。大木が右腕を差し上げてテイクダウンを狙うが、大原も踏ん張り倒れない。大原をケージに押し込み、足を踏む大木。大木が両腕を差し込んだが、大原が右腕を入れて体勢を入れ替える。

押し返す大木に、首相撲からヒザ蹴りを打ち込んだ大原。ここで離れた両者、大原は右ミドルを当てる。距離が近くなると、大木の連打がヒット。大原はアッパーで迎え撃つ。大木も左ストレートを当てるが、大原も打ち返し、首相撲からヒザ。さらにケージ際でパンチを当てる。ケージ中央で右ストレートを当て、ダウンを奪った大原。立ち上がった大木にパンチ連打を浴びせる。

ケージを背負う大木に、パンチを打ち込み続ける大原。首相撲からのヒザ蹴りから大木をケージに押し込む大原は、ボディへヒザ。大木は押し返してから、疲れた表情でケージ際へ。大原にも疲れが見える。

最終R、開始早々の大木の左ローが大原の下腹部を捉える。試合は一旦中断され、大原に休憩が与えられたが、ここで試合が終了。

3R0分07秒までのメディカル判定となり、ジャッジ5名とも大原の勝利を支持し、大原がDEEP暫定ライト級王者となった。


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DEEP102 MMA ONE ROAD FC 中村大介 原虎徹 吉野光 大原樹里 大木良太 山本聖悟 海飛 牛久絢太郎 藤田大和 雅駿介 鶴屋怜

【DEEP102】計量終了 暫定フライ級王者・藤田大和は山本聖悟と。キャリア3戦目までの新鋭フェア勃発!!

【写真】ノンタイトル戦でしっかりと結果を残したい藤田。山本は9月のRoad FCをターゲットに王者狩りを目指す?! (C)DEEP

3日(土)、明日4日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 102の計量が中野区の中野サンプラザで行われた。

タイトルマッチ3試合を含め合計9試合=18人の出場選手、全員が問題なく計量をパスしている。


タイトルマッチは暫定王座決定戦を含め3試合、さらに暫定フライ級チャンピオンの藤田大和はノンタイトルマッチで、Road FC活動再開に意気上がる山本聖悟と対戦する。

新しい力の台頭が目立つDEEPにあって6月のニューピアのナンバー大会で対戦相手の計量失敗で、デビュー2戦目が不戦勝となった鶴屋怜、同じニューピアでも東京インパクト大会でギロチンで一本勝ちデビューを果たした海飛は、2週間のインターバルで連続出場となった。

さらに国内ムエタイ3冠から、2月のDEEP100でデビューした雅駿介も2度目のMMAに臨む。さらに雅の同門=原虎徹と戦績3戦以内の注目株が前半戦にズラリと並んでいる。原の相手、吉野光はDEEP初陣。2月のRoad to ONE04で野瀬翔兵という修斗期待の新鋭を破った吉野は、今回はDEEP期待の原を潰しにかかる。

形容の仕方は悪いが、デビュー間もない選手たちの品評会──光るのは誰だ?!

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■ DEEP102計量結果
※赤字の選手名をクリックするとインタビューに飛びます

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎:65.6キロ
[挑戦者]中村大介:65.6キロ

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也:83.8キロ
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ:83.85キロ

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里:70.25キロ
大木良太:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
藤田大和:57.05キロ
山本聖悟:57.2キロ

<バンタム級/5分2R>
雅駿介:61.7キロ
RYUKI:61.2キロ

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助:70.55キロ
泰斗:70.1キロ

<バンタム級/5分2R>
原虎徹:61.3キロ
吉野光:61.4キロ

<67キロ契約/5分2R>
海飛:66.7キロ
佐藤勇駿:65.55キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:59.5キロ
荒木凌:59.5

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DEEP102 MMA RIZIN キック ブログ 大原樹里 大木良太

【DEEP102】暫定ライト級王座決定戦へ、大原樹里─02─「第2のミスターDEEPと思っていただけたら」

【写真】ミスターDEEP、DEEPEST愛な大原樹里 (C)MMAPLANET

4日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP102で、ライト級暫定王者決定戦に出場する大原樹里インタビューの後編。

MMAキャリアは50戦、そのほとんどをDEEPで戦ってきた大原にとって、DEEPのベルトにはこだわりがある。現王者・武田光司への過去2回の王座挑戦は、いずれも敗退。その武田の負傷によりめぐってきた暫定王座獲得のチャンスを、ここでモノにできるか。

ここでは対戦相手の大木について、そしてDEEPへの深すぎる想いについて聞いた。

<大原樹里インタビューPart.01はコチラから>


――次戦、DEEPライト級暫定王者決定戦では大木良太選手と対戦します。大木選手は矢地選手と同じKRAZY BEE所属ですが、印象はいかがですか。

「サウスポーからローとパンチで来る、ストライカータイプですよね。スタイルは違っても打撃中心なのは僕と同じなので、試合も打撃がメインになると思っています」

――その一方で、大木選手はスプロールやケージやロープ際での四つの展開など、組みでも強さを見せています。

「スタンドレスリングは強いと思います。でも、レスリングが主体というわけでもないし、どうなんですかね……組んでくるのかなぁ? 寝技でやろうとするかどうか」

――大原選手の打撃に対して、グラウンドに持ち込もうとする可能性はあると思います。

「そうですよね。僕はこれまでどおり打撃で行きます。キッチリKOを狙っていきますよ」

――大原選手はMMAのキャリアが50戦、対する大木選手は次の試合がプロ7戦目です。

「キャリアや経験の差はあると思いますけど、DEEPでは5試合目でベルト挑戦というほうが……僕は今まで50戦やってきました。そのほとんどをDEEPで戦ってきたんですよ」

――過去50戦のうちDEEP以外の試合は6戦のみですね。

「勝ったり負けたり、苦しい時もありました。でも、そんななかでも歯を食いしばってやってきたんです。それでDEEPライト級のベルトに挑戦できたけど、2回とも武田選手に負けて」

――フューチャーキングトーナメントも含めると、最初のタイトルマッチがDEEP41戦目でした。

「僕には、それだけDEEPでやってきた自負があります。やってきた相手も違う。今回は暫定王座ではありますけど、僕は絶対にDEEPのベルトを巻きたいんですよ」

――大原選手の言葉からは、とても深いDEEP愛を感じます。もともとDEEPには、どのような経緯で出場することになったのでしょうか。

「2009年にDEEPのフューチャーキングトーナメントで準優勝して、その後どうするかっていう話になったんです。それで、すぐに試合をしたかったので、声が掛かったところに出ようと」

――そこで、最初に声が掛かったのがDEEPだったのですね。

「フューチャーキングで準優勝したこともありましたし、クラブDEEPに出ませんか? というお話をいただきました」

――クラブDEEP!! かつてDEEPの育成大会的なポジションとして開催されていましたが、もう現役でクラブDEEP経験者も少なくなっていると思います。

「そうですよね。だから、DEEPに対して、こだわりは強いです。ウチの会長(KIBAマーシャルアーツクラブ、ランボー松風会長)の教えもあって」

――会長の教えとは?

「会長はキックボクシング出身で、出る団体を決めたら他には出ない、という教えです。だから『DEEPを選ぶなら、今後DEEP以外はないよ』と最初に言われて。これまでVTJやGrachanにも出ていますけど、それも全てDEEPの佐伯代表から頂いたお話でした」

――ではRIZINの矢地祐介戦も、DEEP代表という気持ちが強かったのですか。

「もちろんです。DEEP以外で試合をする時も、佐伯代表からお話を頂いているので、僕の中では全部DEEPの試合です。自分で勝手に、僕はDEEPの選手なんだと思っていますから。最近は僕のことを扱いづらいかもしれないけど」

――扱いづらい、というのは……。

「試合させてくれ、とばかり言うので(笑)」

――ハハハ。北岡戦の直後も、5月のDEEP大阪大会への出場をアピールしていましたね。

「出られるなら出たかったです。今まで、DEEPで負けたから他の大会に出たいとか、そういう気持ちは一切なかったですね。DEEPで負けた直後に、佐伯代表に『すぐ試合したいから次、組んでほしい』とお願いしたり(笑)」

――今回DEEPのベルトを獲得したら、その先……というのは考えていないですか。

「ベルトを獲ったとしても、何も変わらないと思いますよ。もちろんDEEP王座の防衛戦をやっていきますし、たとえばDEEPから言われたらRIZINに出ます。あまり海外には興味がないんですけど、それもDEEPから出ろと言われたら出ます」

――以前、元DEEPミドル級王者の桜井隆多選手が「ミスターDEEP」と呼ばれましたが、気持ちでは大原選手も負けていないですね。

「はい。『第2のミスターDEEP』、そう思っていただけたら嬉しいです。そのためにも、大木選手をKOして、必ずDEEPのベルトを巻きます」

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■DEEP102対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]中村大介(日本)

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也(日本)
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
大木良太(日本)

<フライ級/5分2R>
藤田大和(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
RYUKI(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
泰斗(日本)

<バンタム級/5分2R>
原虎徹(日本)
吉野光(日本)

<67キロ契約/5分2R>
海飛(日本)
佐藤勇駿(日本)

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
荒木凌(日本)

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DEEP102 MMA RIZIN キック 大原樹里 大木良太

【DEEP102】大木良太戦控える大原樹里─01─「北岡さんとの試合が暫定王者決定戦で良かった」

【写真】北岡に勝利し、挨拶を済ませてから改めて勝利の雄叫びを挙げた大原。あの勝利がどれだけ内面に影響を与えているのか楽しみだ (C)MMAPLANET

7月4日(日)、DEEP102が東京都文京区の後楽園ホールで開催されフェザー級、ミドル級のタイトルマッチとともに、ライト級暫定王者決定戦がラインナップに並んでいる。
Text by Shojiro Kameike

現ライト級王者・武田光司の負傷により組まれた暫定タイトルマッチに挑むのは、12年間DEEPで戦い続けてきた大原樹里と、プロデビューから6連勝中の大木良太だ。大原は過去、武田に3敗を喫し、ベルトをその腰に巻くことはできなかった。しかし昨年からRIZINで矢地祐介、DEPPで北岡悟というビッグネームを連破して、今回のチャンスをつかんでいる

そんな大原が、いかにして再び王座戦線に戻り、矢地と北岡に勝利することができたのか。暫定王者決定戦を控える大原に、現在のファイトスタイルと練習方法について尋ねた。


――大木良太選手とのDEEPライト級暫定王者決定戦が決まりました。試合1週間前のインタビューとなりますが、現在の調子はいかがですか。

「はい、しっかりと調整できています」

――大原選手は2009年にプロデビュー、MMAのキャリアは50戦を超えるなか、そのほとんどをDEEPで戦ってきています。

「そうですね。12年間ずっとDEEPでやってきて、これまで勝つことも負けることもあったけど、歯を食いしばって戦い続けてきました。今回は絶対にベルトを獲ります」

――今ご自身からもあったとおり、DEEPで戦ってきて、連勝後にトップファイターに跳ね返され……というキャリアを過ごしてきました。特に、現ライト級王者の武田光司選手とは、3戦して3敗。ベルトにも手が届いていません。

「初戦(2018年8月、判定負け)は、僕がずっとDEEPでやってきているのに、武田選手はあの時7戦目で。その相手に負けた時は悔しかったです。それからまた2敗していますし。武田選手のレスリング力が強かったですね」

――2戦目は2019年10月に、テクニカル判定負け。3戦目は2カ月後、3Rにキムラを極められて、DEEPライト級王座獲得は成りませんでした。しかし昨年9月、RIZINで矢地祐介選手に勝利したことで、再び評価を高めたように思います。

「あの試合は、思い切り行けました」

――RIZINという舞台で勝ったことにより、周囲の見る目は変わりませんでしたか。

「ジムの人たちも、応援してくれている人も喜んでくれましたけど、RIZINに出たから……というのは、特になかったです。僕にとっては、北岡さんとの試合のほうが大きかったですね」

――今年2月、DEEP100回記念大会で、北岡悟選手と対戦しています。まず北岡戦のオファーが来た時は、どのように感じたのでしょうか。

「自分で良いのか?って思いました。北岡さんは元DEEPのチャンピオンで、日本のMMAを代表する選手。すごく尊敬しているファイターで、そんな選手と戦えるなんて」

――結果は1R KO勝ち。テイクダウンされる場面があったものの極められることなく、強烈なパウンドを当てていました。

「北岡さんに勝ったことは、すごく自信になりました。試合後にも、武田選手とやりたいって言えて」

――北岡戦の勝利によって、暫定王者決定戦出場のチャンスを得たと言えます。

「それは嬉しいんですけど、これで正規王者が防衛戦を行えないなら、北岡さんとの試合が暫定王者決定戦で良かったんじゃないかとも思いますよね(苦笑)。

北岡戦は僕にとってはそれだけ価値のある試合でした」

――その矢地戦と北岡戦では、以前と比べると大原選手のファイトスタイルが少し変わったように思います。組んだ時の安定感と、打撃の思い切りの良さが増したのではないかと。

「打撃については、所属しているKIBAマーシャルアーツでやっています。もともとキックボクシングがベースのジムで、首相撲とかもやっていました」

――打撃はスパーが中心ですか。それともミット打ちでしょうか。

「ミットですね。練習ではミットを打って、フォームやタイミングとか、ダメなところがあったら指摘してもらうという感じです」

――キックボクシングらしい打撃の練習ですね。では、組みについては?

「組みは、カタナ・ジムで佐藤(洋一郎)さんと練習させてもらい始めて、変わってきたと思います」

――元修斗環太平洋王者の佐藤洋一郎選手ですね。佐藤選手との練習で、どのような点が変わってきたのでしょうか。

「佐藤さんは組みが強いし、体格も大きいし、練習ではやられてばかりです。でも、そのおかげで、試合で同じ体勢になったらどうすればいいのか、見えるようになりました」

――というと?

「たとえば練習で佐藤さんに組まれて倒されたとしますよね。試合で同じ体勢で組まれた時、佐藤さんの時はこうしたら倒されたから、こっちに動いてみたら良いんじゃないか。前にこう極められているから、ここを抑えれば逃げられるんじゃないか──という感じです」

――得意な打撃ばかりだけではなく、足りない部分を練習するからこそ身に付く『逃げ方』があって、打撃を生かせているのですね。

「そうですね。やっぱり僕は、グラウンドを凌いで打撃で戦って、KOしたいので」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午後5時30分~PPV SPWN

■DEEP102対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]中村大介(日本)

<DEEPミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]水野達也(日本)
[挑戦者]ジョアォン・バティスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<DEEP暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
大原樹里(日本)
大木良太(日本)

<フライ級/5分2R>
藤田大和(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
RYUKI(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
泰斗(日本)

<バンタム級/5分2R>
原虎徹(日本)
吉野光(日本)

<67キロ契約/5分2R>
海飛(日本)
佐藤勇駿(日本)

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
荒木凌(日本)

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Interview Special   ブログ 北岡悟 大原樹里 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:2月─その参─大原樹里✖北岡悟「若くして亡くなるのとは違う」

【写真】青木真也だからこそ、語ることができる北岡悟論 (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

2021年2月の一番、第三弾は21日に行われたDEEP100から大原樹里✖北岡悟について語らおう。


──青木真也が選ぶ2021年2月の一番、最後の試合をお願いします。

「北岡さんと大原樹里の試合ですね」

──試合が終わってから、北岡選手とは話をされましたか。

「喋りましたよ。いつもの感じです」

──いつもとは?

「そこは北岡さんに尋ねてくださいよ」

──確かに仰る通りです。あの敗北、盟友・青木真也とすればどのように見ましたか。

「ファイターとしての活動を人生で例えると、30代後半は80歳を超えて、40代って90歳以上だと思うんです。寿命でいえば。で、そういう年齢で人が亡くなった時って、20代や30代で亡くなった場合とは周囲の人の気持ちは違うじゃないですか」

──確かに大往生という言葉がありますし、悲しいけど笑顔で送ることができるというのは、私も経験上あります。

「若くして亡くなるのと、違いますよね。悲しいけど、そういう感覚ってあるじゃないですか。北岡さんに関しては、そういう感覚に近いです。これまで日本の格闘技を盛り上げてきた人の節目の試合になるかと思って、会場に行きました。だから北岡さんの敗北を目の当たりにしても残念、悲しいという感覚とは少し違っていました。

できることを一生懸命やって、この試合まで取り組んできた。だから、ここで一つの区切りにして良いと思いました」

──頑張ってとか、まだやれるとか気楽にいう間柄ではないですよね。最後かもという気持ちは周囲にもあるかと思いますが……。この試合が最後になるかも、というのは取材をしていても感じてきたことです。

「それは選手の後半戦を見ていると、誰にでも感じることじゃないですか」

──その通りですね。心の準備をして、違う結果になれば次がまた見られるという感覚はあります。

「この試合に関しても楽観論があって。僕も正直、あった。でも練習を一緒にしていて、コンディション的なことも含めて、甘くないぞという風になっていきましたね。ただし、北岡さんには『イージー』って言い続けましたよ。あのタイミングで危機感を煽ってもしょうがないし。

それと同時にあの試合を競技的に見ると、北岡さんの試合の時の体の張りが凄いなと思いました」

──私は前日の計量で北岡選手の体を見て、シェイプされているなと感じていて。そしてケージの中に入ると、ここまでリカバリーするのかと。

「あぁ、僕は逆ですね。北岡さんだけでなく、元谷選手や昇侍選手にしても計量の写真を見て、目がくぼんでいるって驚いたんです」

──そこに関していうとコロナ禍の国内MMAは当日計量+1階級上という大会が増えて、前日計量の様子とリカバリー具合を見る機会が激減しているかもしれないです。

「あぁ、だから北岡さんのリカバリーが浮き出て見えたんだ。普段を見ている僕とは逆だったわけですね。ただ、他の選手の体とかみても、やっぱり異常です。単純に危ないって。体を仕上げることと、健康はまた別ですしね」

──健康維持でなく、命を削って戦っているという姿勢の表れかもしれないのですが、最近の風潮の使っていた私は改めてリカバリーのすさまじさに驚いてしまいました。ただし、そこに後バンテージを見出しているのであれば、格闘家はやるのだと思います。

「僕は……アレをやる自信はないです。フェザー級に落とした時に、『これは何回もできない。死んじゃう』と思ったので」

──減量とリカバリー以外に、技術的な部分で青木選手に伺いたいことがあります。

「ハイ、どんなことですか」

──北岡選手が仕掛けたヒールなのですが……極まらなかったという結果論を承知で、大原選手の対応の仕方を見ると回転して、ズバッと足を抜くというモノではなく、殴るために離れなかった。対処として、逆に回っている場面もありました。そして思い切り殴られるまで時間もままあったので、足を組み替えて内ヒールに移行することもできたのではないかと。

「そこは僕も岩本(健汰)さんとも話したのですが、内ヒールは逃げられるモノと思っています。実際に大原が防ぐことができたかどうかは別ですが、今成さんに一発でもっていかれたこともあるし。ただし、内ヒールはもう掛からない──そう思っている方が良いと思います。

だから、あの外掛けの外ヒールは間違っていない。ただし、右ワキで抱えて左に回る──のではなくて、左に体をかぶせて極めにいくというのが今の外ヒールのセオリーですね」

──捻る方向と、体重を掛ける方向が逆になると。

「ハイ。そうなんです」

──それはズバリ、北岡選手は足関節のアップデートができていなかったということでしょうか。

「ハイ。でも、それは北岡さんに限ったことではないです。選手の多くは技オタクではないですから。何よりも外ヒールが悪いわけでなく、そこから移行させることを頭に入れることが大切で。

MMAならスイープが一番ですよね。そしてスクランブルからバックを取る。それがMMAにおける足関節に効用として、一般的かと思います。

それと北岡さんの外ヒールも若い時の勢いがあれば、極まっていたんじゃないかと思います。でも、そこができなくなったのは年齢を重ねたということで。

これもMMAの選手に多いけど、MMAとグラップリングを切り分けたというのはあると思います。グラップリングのためのグラップリングを意識していることはなかったはずです」

──グラップリングの試合を見ていると、例えばクレイグ・ジョーンズの取り方は、MMAだと殴られます。ただし、あの極め方を見て、MMAに採り入れることもできるとは思うんです。

「使えるモノはいくらでもあります。グラップリングの理屈をMMAの理屈に置き換えると、使えるモノはヒールだけでなくかなり存在しています。だからベーシックな技術と流行ものの技術を両方を見ないといけないです。捨て置けない技術であることは間違いなく、それをゲイリー・トノンは証明していると思います」

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DEEP100 J-CAGE Report ブログ 北岡悟 大原樹里

【DEEP100】TDを防いで左のカウンターから踏みつけ&パウンド、大原樹里が北岡悟にKO勝利

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.1R4分44秒 by TKO
北岡悟(日本)

開始直後、ダブルで飛び込んだ北岡。さらにシングルからダブルに切り替え、大原をケージに押し込みながらテイクダウンを奪う。背中をケージに着けて立ち上がる大原。北岡はダブルからボディロックで大原をケージに押し込む。カットしようとした大原に対し、マットに背中をつけた北岡だが、大原の左足を抱えて極めにかかる。これを凌いだ大原は、北岡にケージを背負わせてパンチの連打。北岡はパンチを食らいながらも、再び組み付く。

しかし相手をケージに押し込むのは大原。北岡はケージを背にしながら体勢を入れ替えてダブルレッグダイブ。大原もヒザで迎え撃ち、ケージ際の攻防へ。ここでブレイクがかかり、残り1分でケージ中央での打撃戦となり、北岡が距離を詰めようとしたところで、大原の左がカウンターとなってヒット。ダウンした北岡の顔面を踏みつけ、さらにパンチを連打で落とす大原。北岡の動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。

勝利した大原は、試合後に現DEEPライト級王者・武田光司への挑戦をアピールした。

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DEEP100 Interview J-CAGE ブログ 北岡悟 大原樹里

【DEEP100】THE 北岡悟「誰しもが死ぬかも知れない。俺はそんなの余裕で覚悟してやってんだよ」

【写真】計量後、最大限の集中するまでしばしリラックスタイムの北岡 (C)MMAPLANET

明日21日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されるDEEP100の計量後、大原樹里と対戦する北岡悟に話を訊いた。

2年2カ月振りの勝利へ。北岡悟の覚悟とは。


──「語るべき何かは明日生き残って語りたいと思います」と抱負を話されていましたが、今の心境を話してもらうことは可能ですか。

「ハイ。もちろん。減量がクリアできて良かったなぁと(笑)」

──しんどかったですか。

「しんどいというか、大変でした」

──計量が始まる前に一番前の席で、『アァ』とか『ダァア』とか大きな声を発し、計量後もそうでしたが、周囲も触らぬ神に祟りなしのような空気で。

「えへへ、そうですか(笑)。無意識ですね」

DJ.taiki風呂ではもっと凄いですよ。『音量、音量』って言っても『独り言だから』って言うんですよ(笑)。サウナでも、凄くて。

──それだけ、苦しいと。

「無意識です。大変だから(笑)。回りのことは特に気にしていないです。ゲップ? 出たから、出ただけです。アハハハ」

──とにかく試合が明日に迫ってきました。減量でなく、動きの方の仕上がり具合は?

「けっこう良いと思います。近年でも」

──小森真誉選手をメインパートナーにして調整してきたと伺いました。

「ハイ、小森君と小金(翔)君ですね。背が高いから。思い切り対策練習です」

──2人の長身の選手との練習で、大原選手のどのよう攻撃で気を付けようと対策してきたのでしょうか。

「気を付けるというか、僕がどう動くかですね。もちろん試合の映像もありますし……そんなにチェックする方がじゃないですけど。ザックリとこうしてくるだろうというのは分かっています。でも、何か気にするというより、自分のやることを集中してやってきました」

──大原選手を相手に、動かしてもコントロールできるのかが焦点かと。

「小金君の時は小金君のリアクションもあったかもしれないけど、僕がああしたっていうのもあるじゃないですか。なぜ、ああしたかっていう理由もあるので。そこを踏まえて、小金君とは1年振りに練習をして、5分✖3Rを2週連続で突き合ってもらいました。僕自身、そこではiSMOS.1の時とは違うやり方をしました。iSMOS.1ではブレイクがないとか、色々と理由があってああいう風に戦ったので。

でも──そこも含めてこの1年、2年の自分の取り組みだったり、起きた出来事とか意味があったから変遷を経てきたと思うし。それが明日、出ると思っています」

──小金選手は下で動けなかったし、動かなかった。ただし大原選手は下になった時、粗さは残っていてももっと動いて立ってこようとするかと。

「なるほど。そうですね──だからこそリスクもある、危険性もある。それも分かっています。でも、関係ねぇよって感じかな。もう、ここまでくると勝ちたいというのもありますけど、自分を出すだけかな。出せば勝てると思っています」

──月曜日のRoad to ONE04はガキには未来しかないというテーマを持っています。そういうなかで「中年には、何があるのでしょうか」と聞かせてください。

「あぁ、オジサンです。僕、自分で創っていますから。僕のYouTube視てください。『オジサンにだって、未来あるもんきっと!』って動画を創ったんですよ」

──おお、そうなのですね。『きっと』と。

「ハイ。きっと、です。煽りVでも吉田(了至ディレクター)さんに言ったけど、これは全員に対して──相手が僕のことを終わらせるって言ったらしいけど、そりゃそうだよ。俺だって終わるかもしれないし、お前だって終わるかもしれないんだぞって。お前のファイター人生も明日で終わるかもしれないけど、分かって言ってんのって。

それは全員に言えることだから。きょうび、この世界になって地震もあるし、コロナにもなっている。別に死ぬのは、誰でも死ぬんだぞって」

──人間にとって唯一平等なのは……。

「死ぬってことですよね。誰しもが死ぬかも知れない。俺はそんなの余裕で覚悟してやってんだよって感じですかね。それをABEMAのTHE WONDERみたいに、自分で創ったんです──30万払って。だから、そこも視てください(笑)。結構、ちゃんと真面目にやっていますよ」

──北岡選手が真面目なのは、もう百も承知です。

「アハハハハ」

■視聴方法(予定)
2月21日(日)
午後1時45分~PPV SPWN
午後3時~サムライTV

■DEEP100計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
昇侍:61.7キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
大原樹里:70.6キロ

<DEEP暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
阿部大治:76.8キロ
レッツ豪太:76.85キロ

<DEEP暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
藤田大和:56.65キロ
渋谷カズキ:56.25キロ

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎:66.2キロ
中村大介:66.1キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
神田コウヤ:65.75キロ

<女子フライ級/5分2R>
杉山しずか:56.8キロ
栗山葵:56.45キロ

<メガトン級/5分2R>
関根シュレック秀樹:──キロ
誠悟:──キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.45キロ
東修平:61.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ヒロヤ:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘:57.05キロ
松場貴志:57.05キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
関原翔:61.1キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:66.05キロ
山本歩夢:66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.3キロ
井上雄斗:66.05キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:56.5キロ
竜己:56.2キロ

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【DEEP100】計量終了 DJ.taiki「どの面下げて、下げなくて──」。松場貴志「モンモンしなさぁぁぁい」

【写真】DEEP100、20周年記念大会のメインで戦う元谷と昇侍(C)MMAPLANET

明日21日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されるDEEP100の計量が中野区の中野サンプラザで行われた。メガトン級で出場の関根シュレック秀樹と誠悟、レジェンドによるグラップリングタッグマッチ出場の4人以外の出場の14試合=28選手は全員が体重オーバーなく計量を終えた。

メインから順に計量、撮影、コメントという風に進んだ公式計量。そのメインで対戦する元谷友貴と昇侍、そしてセミで北岡悟と対戦する大原樹里は減量の影響か、やや声がかすれていた。

会場の笑いを一番取っていたのはDJ.taikiで、空気を読まず小芝居を延々と続け不評を買っていたのが──案の定、松場貴志だった。

第1回計量時に計量会場に到着していなかった西谷大成以外、27選手の計量後の抱負は以下の通りだ。

昇侍
「DEEPの100回記念大会にメインイベンターとして出させていただくこと、非常に光栄に思っております。メインイベントに相応しい、DEEPの100回記念大会に相応しい戦いをしたいと思うので、応援よろしくお願いします」

元谷友貴
「DEEP100のメインとして、しっかりと勝ちたいと思います」


大原樹里
「北岡選手、とても尊敬してファンだった選手ですが、それでは勝てないので尊敬と敬意をもって明日しっかりと勝ちたいと思います」

北岡悟
「えぇ、語るべき何かは明日生き残って語りたいと思います」

レッツ豪太
「この度はこのようなDEEP100回記念大会という大きな舞台に、しかも暫定王者決定戦というところに初参戦で迎えられることに感謝しつつ、さらにGLADIATORのチャンピオンなんでグラジエイターのチャンピオンとしての強さをぶつけて、明日はKOで勝ちます」

阿部大治
「明日は真っ向勝負でぶっ倒して、ベルトを獲ります」

渋谷カズキ
「今回は韓国のビョン・ジェウン選手の代役として急遽戦線となったのですが、来るべくして来た今回の戦いだと思っています。明日はしっかりと極めて次に繋げたいと思っております」

藤田大和
「今回、タイトル初挑戦ということでこういう機会を与えて下さった佐伯代表、ありとうございます。ビョン・ジェウン選手に代わって(対戦を受けてくれて)、渋谷選手ありがとうございます。明日は何が何でも獲りに行く心構えでしっかり勝ちに行きます」

中村大介
「フェザー級一発目でチャンピオンとやらせていただき、ありがとうございます。DEEPの記念すべき100大会で全選手のなかで一番楽しんで試合をしたいと思います」

牛久絢太郎
「DEEP100回記念大会で中村選手と戦えることを光栄に思います。明日はインパクトの残る試合をします」

神田コウヤ
「意気込みは扇チャンネルを見てください」

DJ.taiki
「自分は前回のタイトルマッチで凄い情けない試合をして負けてしまって、悔やんでも悔やみきれない、死んでも死にきれない、これはもう死んでも成仏できないんじゃないかと。もしかして俺は既に死んでいて、タイトルマッチでも成仏できない地縛霊なんじゃいかと思うぐらい悔しくて。そんなことを考えたりで……もしかして俺はチャンピオンになれないと成仏できないんじゃないかと。

皆よく対戦相手に対して、引導を渡してやるとか言いますけど、俺は自分自身、自分に対して引導渡してやるつもりで、チャンピオンになって引導を渡すつもりでやいたいと思います。

そして来る2月27日は田村ゆかり姫の45回目のバースデーです。こんなね、試合に負けてどの面下げてバースデーイベントに行くんだって話ですけど、今回はオンラインになってしまったので、どの面は下げないんですけど──勝って無事にオンライン・イベントを視られるように頑張ります」

栗山葵
「ええと年数とか年上とか関係ないと思っているので、今回は大きい大会なんでもっと大きく行こうと思っているんでお願いしまぁす」

杉山しずか
「良いところを出させないのが私の仕事かと思いますし、自分のやりたいことを全部出させてもらおうかと思っています。ホントはこれから伸び盛りの選手にこれからドンドン活躍してもらいたいというのがありますし、私の役目はそういう人たちに引き継いでいくというか──そういう気持ちもなくはないのですが、まぁ乗り越えられるなら乗り越えてみろという試合をしたいと思います」

東修平
「えぇ、CORO選手──明日は宜しくお願いします」

CORO
「記念すべき大会に出られて光栄です。こちらこそよろしくお願いします」

雅駿介
「ムエタイの世界からベルトも全て捨ててこの世界にやってきました。MMAでどの局面でも勝負して勝てるよう準備してきたので、明日は圧倒して勝ちます」

ヒロヤ
「明日は必ずぶち壊します」

松場貴志
「Grachanから来ました。DEEP100参戦させていただき、誠にありがとうございます。そして対戦相手のアニヤ選手、今までの試合映像全て見てきました。そして今日、確信に変わりました。その左のお尻、魚の目できていますね。大きな大きな魚の目できていますね。その大きな大きな見たことないような大きな魚の目、もうそれは魚の目じゃない。

魚だ。目じゃない。そんな相手に僕は本気を出せない。ただ私もフェアに戦いたい。そこでこれを塗ってあげます(天花粉と書かれた瓶を取り出す)。私が塗ってあげます。さぁ、アニヤ!! こっちを向いてモンモンしなさぁぁぁぁぁぁぁい」

安谷屋智弘
「アニヤじゃなくて、安谷屋です。明日はしっかりと勝って、次につなげたいと思います。松場選手、明日は宜しくお願いします」

関原翔
「DEEPは初参戦になりますが、第1試合で会場を盛り上げて他の選手につなげたいと思います」

力也
「明日は自分らしい試合をして盛り上げて、応援よろしくお願いします」

山本歩夢
「対戦相手が急遽代わったんですけど、高塩選手受けていただきありがとうございます。MMAを始めて半年でこんな大きな大会にオープニングファイトではありますが、出場させていただけることを光栄に思います。オープニングファイト一番手、鶴屋怜から良いバトンが回ってくると思いますので、僕もしっかりと勝ってジムの先輩の神田コウヤ選手に良いバトンをつなぎたいと思います」

高塩竜司
「代打出場ということで、自分は代打出場は得意で3回目なんですけど、あとオープニングファイトも自分が覚えているなかでは5試合ぐらいやらせていただいているんですけど、今回でプロの試合としては16戦目になります。ある程度、結果も求められるようになるので、反則以外のどのような手段を使っても絶対に勝ちます。勝ち方に拘らず絶対に勝ちます」

西谷大成──本計量時に間に合わずコメント無し

井上雄斗
「本戦に負けないように頑張ります」

竜己
「明日は一発目の試合なので盛り上げます」

鶴屋怜
「竜己選手、明日は良い試合しましょう」

■視聴方法(予定)
2月21日(日)
午後1時45分~PPV SPWN
午後3時~サムライTV

■DEEP100計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
昇侍:61.7キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
大原樹里:70.6キロ

<DEEP暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
阿部大治:76.8キロ
レッツ豪太:76.85キロ

<DEEP暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
藤田大和:56.65キロ
渋谷カズキ:56.25キロ

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎:66.2キロ
中村大介:66.1キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
神田コウヤ:65.75キロ

<女子フライ級/5分2R>
杉山しずか:56.8キロ
栗山葵:56.45キロ

<メガトン級/5分2R>
関根シュレック秀樹:──キロ
誠悟:──キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.45キロ
東修平:61.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ヒロヤ:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘:57.05キロ
松場貴志:57.05キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
関原翔:61.1キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:66.05キロ
山本歩夢:66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.3キロ
井上雄斗:66.05キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:56.5キロ
竜己:56.2キロ

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DEEP100 GONG KAKUTOGI Interview J-CAGE ブログ 北岡悟 大原樹里

【Special】1月22日(金)発売GONG#112から。DEEP100出場、北岡悟「ただ試合をする。うん」

【写真】北岡悟とDEEPとの馴れ初めとは(C)MMAPLANET

2月21日(日)に東京都文京区のTDCホールにて開催されるDEEP100 IMPACT~20th Anniversary~で、大原樹里と対戦する北岡悟インタビューが、今月22日(金)に発売されるゴング格闘技#312に掲載される。

パンクラシスト北岡悟のDEEPと佐伯繁代表との物語、そして大原と戦う北岡の巡る現状とは。ここではその冒頭部分を抜きとってお届けしたい。


──DEEP100、20周年記念大会に出場します。北岡悟といえばパンクラス。ただしDEEP及び佐伯繁代表との確かな繋がりも感じられます。特に2011年4月の中尾受太郎戦以降はDEEP出場が8回、パンクラスは6試合、そしてRIZINも8度です。

「ああ、そうなんですね。意外と上手く付き合っていますね(笑)。佐伯さんとは──RIZINとの間にいるのは佐伯さんだし、一応。一応って言っちゃダメですね(笑)」

──アハハハ。でも、そこで一応って言える仲だから良いのかと。

「確かに。仲……、仲ですね」

──北岡選手にとってDEEP20周年記念大会に出るというのは、どういう意味があるのでしょうか。

「お話を頂いたので。ただただ、そういうことです。タイミングもあったと。20周年記念大会に関しては、『もしかしたら話がもらえたりすることがあるのかな?』とはチョットは思っていました」

──チョットだったのですか。

「ハイ。DEEPのなかでは費用対効果がどうなのかというのがあります。RIZINで僕の試合が多いのは、費用対効果が良いから。でもDEEPではどうなのか。今回は、対戦相手があってのことだとは思います」

──大原樹里選手ありき、だと?

「だからこそ、このカードが組める」

──ただ大原選手アップという空気もしないです。

「う~ん、本当はプロモーターからすれば若くて費用対効果が良い選手が勝つ方が良いんです。循環にもなりますし。その方がナイスといえば、ナイスなんだろうと思います。

でも、そんなに露骨じゃないですよね。佐伯さんは。逆に僕がそれぐらいの状況──『どうせ向うがアップのカードなんだろう!』っていう風に憤った方が良いのかもしれないです。でも、そんな風でもない。

あんまりなんかね……、だからって『有難い』だとか『感謝しています』とかを口にしたくはないですね」

──記念大会に花を添える選手ではあるかと思いますが。

「それも自分が言うことじゃない。ただ試合をする。うん」

──記念の大会だから北岡選手に出て欲しいというのはあるかと思います。

「分かっています。そこは分かってはいます」

──そんな北岡悟とDEEP、そして佐伯代表の物語を少し聞かせてください。DEEP初出場となった2007年4月のファブリシオ・ピットブル・モンテイロ戦、あの時はどのような状況でのDEEP出場だったのでしょうか。

「PRIDEに出る権利が懸けられた試合だったんです。その年の2月にグスタボPCという選手とパンクラスで試合をして判定勝ちして、PRIDEに出たいとアピールしました。当時、パンクラスはBordogと提携をしていたんですけどね」

──懐かしい!! そんななか、PRIDE出場をアピールしたと。

「ハイ。それでPRIDEに出場するという話も一応はありました。2007年4月はPRIDEの最後のイベントがあったのですが、ナンバーシリーズだけどライト級の試合を1試合入れるからと。

でも結局、そこは『青木にします』ということで──僕はその年に予定されていたPRIDEライト級GPへの出場権を賭けて、DEEPでモンテイロと戦うことになったんです」

<続きは、1月22日発売のGONG312号で>

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