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【DEEP104】鈴木琢仁戦前、北岡悟「この試合が全て。先のことを試合前に公の場所で語ることはないです」

【写真】8カ月ぶりにケージへ向かう北岡 (C) MMAPLANET

23日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP104 IMPACTで、北岡悟が鈴木琢仁と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

北岡にとっては今年2月、DEEP100回記念大会で大原樹里に敗れて以来、8カ月ぶりの復帰戦となる。さらにいえば2018年大晦日の川尻達也戦以降、2年10カ月もの間、勝ち星から遠ざかっている。

自身のYouTubeチャンネルにアップされた動画では、大原戦の直後に引退を示唆するような発言もあったが……。そんな北岡に、大原戦以降の8カ月間と、鈴木戦について訊いた。


――今年2月に行われた大原樹里以来、8カ月ぶりの試合を1週間後に控えています。もう追い込みの練習は終わった頃ですか。

「キャンプは、ほぼほぼ終わりですね。まだ少し動きますけど、基本的にはスーパーきつい状態は終わりました」

――ここ最近は、以前よりもロータス世田谷で練習する回数を増やしているそうですね。

「はい。ロータスではMMA練習をやっているからですね。試合では八隅さんにセコンドについてもらいますし。ザ・ワンTVのYouTubeの動画でも話しているんですが、ここ(パンクラスイズム横浜)だと、自分が真剣に練習しているなかで、他の選手たちの動きも目に入ってくるんですよ。

『それは明らかに違うだろ』っていうこともやっていたりする。そこで自分が夢中で練習していると、選手のことがほったらかしになりますし。でも自分は、自分自身の練習に集中したい瞬間もあるので、ロータスへ行っているという話です」

――なるほど。前回の大原戦については、北岡選手のYouTubeチャンネルに試合後の控室の様子がアップされていました。その中で「終わりかな……」という言葉があったのですが、それは引退という意味だったのでしょうか。

「……見たままじゃないですか。あの動画を見て、皆さん解釈してください。そういう意味でアップしました」

――昨年9月、RIZINの久米鷹介戦の後、退場する際の表情とは違っていました。

「そうですね。(大原戦は)久米戦とは試合の内容が違いますから。内容も相手も違うし、試合の種類も状況も違うので」

――大原戦後、すぐに練習は再開したのですか。

「ダメージが抜けてから再開はしていました」

――復帰戦がこのタイミングになったのは……。

「このタイミングで試合をしようと、僕自身が決めました。僕は受け身ではないので、自分でやろうと思ったタイミングで、佐伯(繁DEEP代表)さんと話をしました」

――北岡選手自身が、このタイミングを選んだと。その理由は何だったのでしょうか。

「いろいろな理由がありますね。所属選手の試合スケジュールも、DEEPの興行スケジュールも関係してくるので。今回はDEEPの興行が9月と10月にあって、自分自身の調整のタイミングも考えて、9月ではなく10月だなって考えました。

9月大会にDJ(.taikiが)出ることになったのもあります。DJも試合スパンは空けたくないタイプなので、DJのほうが先に9月大会へ、僕が10月大会に」

――そう、北岡選手から佐伯さんに伝えるわけですね。

「そうです。僕が2月に負けてションボリしているタイミングで、佐伯さんは『また試合がしたいなら、ウチ(DEEP)で試合を用意する』というニュアンスのことを言っていてくれていました。だから、試合をするなら佐伯さんに話をするのが、正しい収めどころですよね」

――その時に、対戦相手についても希望を伝えるのですか。

「直近の試合で負けていない選手がいいな、とは思いました」

――それは、なぜでしょう?

「今DEEPで活躍している、ちゃんと強い選手ということですね。要は、僕もここ2年10カ月の間勝っていない選手ですけど、復帰戦同士の試合になるのは嫌でした」

――そこで鈴木琢仁選手が対戦相手として挙がってきた時点で、鈴木選手のことはご存じだったのでしょうか。

「はい。DEEPに出ている選手のことは、ほぼほぼ網羅しているので。彼がウチの所属選手とパンクラスのネオブラッド・トーナメント決勝で戦った時(2016年9月、鈴木が木村一成に勝利)から見ているので、どういう選手かは分かっています」

――では鈴木選手に対する印象を教えてください。

「若くて良い選手だと思います。柔術ベースではあるけど、しっかりとMMAファイターですし」

――このタイミングで試合をしたい、そう佐伯さんに伝えたのは、鈴木戦後の展開も考えてのことなのでしょうか。

「もちろん、この試合の後にやりたいことはあります。でも、まずこの試合が全てであることは確かだから、先のことを試合前に公の場所で語ることはないです」

――分かりました。では、次の試合で何を見せたいですか。

「私のほうから『こういうものを見せたい』というのは、ないです。ケージの中を見てください。それを皆さんが勝手に見ることになる。いつもそう思っています」

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大原樹里

【RIZIN】“DEEPの鉄人ファイター”大原樹理が矢地祐介に再戦要求「ヤッチくん再戦しようや」

スクリーンショット (2200)

273: 名無しさん@恐縮です 2021/10/13(水) 21:21:48.11 ID:YX7rufj90
怪我しない大原樹里ってすげえな

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DEEP103 Interview J-CAGE ブログ 大原樹里 小金翔

お蔵入り厳禁【DEEP103】小金に勝利、大原樹里「暫定王者が日本ライト級1位ということで良いですかね」

【写真】試合後、舌も滑らかだった大原。それだけプレッシャーのかかった一戦だったに違いない (C)MMAPLANET

23日(木・祝)に開催されたDEEP103で、DEEP暫定ライト級王者の大原樹里がZSTライト級チャンピオン小金翔から判定勝ちを収めた。

初回、2Rとバックグラブを許し苦しい展開だったが、ブレイク後から前に出て仕掛け続け、きわどい判定を制した。

お蔵入り厳禁、同大会後に共同会見で大原樹里が話していたことを抜粋してお届けしたい。


──王者対決を制した心境を教えてください。

「素直にホッとしています。正直、動きは堅かったですけどDEEP✖ZSTの王者対決だったので、取りあえずDEEPの王者としての威厳を保てたことが何よりも嬉しいです」

──バックを取られるシーンもありましたが、小金選手の印象は?

「やっていて思ったのは、体形が近いので似たようなことをやりたいんだなって試合中に思いました」

──試合のキーポイントになったのはどこだと思いますか。

「1Rは絶対に取られていますし、3Rは自分が取っている。2Rの中盤以降からダメージポイントを僕が取っていたという印象はあります。シーソーゲームになっちゃったので、最後は分からなかったです。そういう試合を取れたのはデカい。3Rにはフックでぐらつかせた。その記憶はあります。あそこでいかないと勝てないと思いました」

──意地悪な見方をすると、2Rにバックマウントを取られている時にブレイクが掛かりました。あそこから大原選手は上がり、小金選手は落ちた。そういう風に見えました。バックマウントを取られている状態でブレイクというのは大きくなかったですか。

「そうですね。確かにブレイクになったのがデカいです。

あの辺りから行かないと勝てない。殴り合おう、振り回そうと思いました。それが一番嫌なことだと思って。あの後、小金選手の息が上がっていたんですよね。あそこで一気に力が落ちたように感じました」

──これだけサイズのある大原選手をバックグラブで制する。見落としがちですが、かなり疲れたと思います。

「そうなんですよね。1Rのバックでもゼイゼイと言っていたので、しんどいことは伝わっていました。2Rは相当疲れていたし、ここを戻さないと勝てないなと自分も思っていました。そこも含めて、行って正解でした。行くしかなかったです」

──そして行けたので、勝利を手にできたわけですね。

「そこは……自分も行ける、行き癖がついたかと思います」

──組みのある相手に大原選手は、以前と比較して明かに仕掛けることができるようになっていますね。

「そうですね。前までは行かないといけないところで、行けなくて今日みたいな試合も判定1-2で負けるようなことがありました。どうせ負けるなら、行って負けた方が自分でも納得いくなかって」

──そして勝利のマイクで正規王者の武田選手に悪態をつきました(笑)。

「ハハハハ。そうッスね。何してんねんと。俺は勝っているんで。誰とは言わないですけど……修斗とパンクラスのチャンピオンを二盾したけど、俺はあの相手に勝っているから。俺、ライト級1位っていうことで良くないですか? 日本人の。暫定チャンピオンが日本ライト級1位ということで良いですかね」

──ホベルト・サトシ・ソウザ選手も日本在住ですし。

「それは時期尚早ですよ(笑)」

──でもライト級日本で1位なら……。

「いや、それは時期尚早ですっ!!! それは1回休んでおいてもらって、取りあえずは日本人が相手で良いんじゃないでしょうか。それは……もう、変なことを言ったら、変なことが返ってくるかもしれないので、それはダメです。それは言えない、言えないです(笑)」

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DEEP DEEP103 MMA 大原樹里 小金翔

【DEEP103】ZST王者・小金は極めきれず、打撃戦に持ち込んだDEEP王者・大原樹里がスプリットで勝利

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
小金翔(日本)

大原が左ジャブから左ハイ、小金も左ローを出しながら近づく。大原は右ストレートをヒット、しかし右ローは捌かれる。大原の左ハイの打ち終わりに、右ローを打ち込む小金。大原の左ローをキャッチした小金が、そのままケージに押し込んでグラウンドに持ち込む。バックに回られた大原は立ち上がるも、小金はケージを背にしながらバックをキープし、左足を差し込み、再びテイクダウンを狙っていく。

耐える大原に対し、小金は大原の背中に飛び乗り、右腕を相手の首に回してRNCへ。絞り上げる小金に対し、耐える大原。RNcは極まらずも小金のバックマウントは解けず、小金がグラウンドに引きづりこんだ。グラウンドでもRNCを狙う小金。大原はケージを蹴って回ろうとするも、小金の動きが早く、すかさず腕を回してRNCを狙った状態でファーストラウンドを終えた。

2R開始早々、左ジャブから右ストレートにつなげる大原。さらに右ストレートを当てるが、小金も左ジャブを返し、距離を取りながら左ローを当てていく。左で追いかけながら右ローをヒットさせた大原が、小金を下がらせる。小金は相手の右側に回り、ローと左ジャブを繰り出す。そして大原がケージを背にしたところで組み付き、テイクダウンを奪ってバックマウントへ。4の字ロックで大原の動きを止める。

大原は小金の左腕を抑えて、RNCを狙わせない。しかし小金もバックからパンチを落としながら、右腕を大原の首に回す。RNCに入らせないようにディフェンスし続ける大原。ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開後、大原は右ローをヒット。小金も前に出て、左を狙ってプレッシャーをかける。大原は右ハイで小金を下がらせ、パンチで追撃する。大原が右飛びヒザを見せると、キャッチした小金が相手をケージに押し込んだ。

最終回、パンチで攻める大原に対して小金は左ミドル。さらに組み付いてケージに押し込むも、大原もすぐに離れる。左ジャブを連続でヒットさせた大原は、右ローからパンチを当て、さらに右ヒザを小金のボディに突き刺す。組み付いた小金は、右腕を差し上げて大原をケージに押し込む。左腕を差し上げた小金に投げを打った大原だったが、倒すことはできず。しかしケージ際で体勢を入れ替えた。

四つの状態で入れ替えた小金が、左ヒザを突き上げると、その蹴り足をキャッチした大原がテイクダウンを奪う。立ち上がった小金とケージ際の差し合いが続き、小金も右腕を差し上げながら投げを打った。ともにグラウンドへ持ち込むことはできず、ケージ際での組み合いが続く。テイクダウンを狙ってきた小金に対し、大原が両腕を差し上げるも、小金は左腕のオーバーフックからの払い腰でグラウンドに持ち込んだ。

しかし大原も抑え込まれず立ち上がり、打撃戦に持ち込む。パンチの連打から前に出ていく大原、小金もダブルレッグを仕掛けたが、倒し切ることはできず試合終了となった。

ジャッジは割れたが、大原が2票を得て勝利。王者対決を制した大原は、すぐさまDEEPのベルトを腰に巻いてアピールした。


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DEEP103 Interview J-CAGE ブログ 大原樹里 小金翔

【DEEP103】小金翔と対戦、暫定ライト級チャンプ大原樹里「今日はちょっとイラッとしました(笑)」

【写真】計量直後には、すっかりいつもの大原に戻っていた (C)MMAPLANET

本日23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 103 IMPACTで、DEEP暫定ライト級チャンピオン大原樹里が、ZSTライト級チャンピオンの小金翔と戦う。

計量の席で、普段はソフトな大原が「DEEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」と感情的な言葉を吐いた。連戦男、コロナ禍の前の2019年には5試合、2018年には5試合中4試合をDEEPで戦ってきた大原は、前提ではあるもののチャンピオンとしてDEEPを代表して、外敵を迎え撃つ直前に溢れんばかりのDEEP愛を言葉にした。

昨日の計量直後に行われた大原樹里インタビューをお届けしたい。


──暫定チャンピオンになり、初めての試合です。これまで大原選手は、毎大会のように出場しているように感じられるほど、試合数をこなしてきた選手ですが、王者になって試合数が減って来るということは考えられないですか。

「試合に関しては、別に相手を選ばないので今まで通りのペースで戦っていきたいです。本当にこれまでも相手を選んで戦ってきたわけではないので、今後もそういうことをするつもりはないです」

──ただプロモーション側とすれば、チャンピオンにこの相手はまだノンタイトル戦といえども当てられないといこともあるかと。

「あぁ、そういうことですか……。その場合はそれで……いや、それでも『組んでください』ってお願いします(笑)。どの会場だろうが、試合順もどうでも良いですし、相手も誰でも構わないので。結局、相手を選ばすにハイペースで試合をすることで、自分はここまで来ることができたので、自分はそのペースの方が合っているんだろうなって思います(笑)」

──ハイペースで試合をしてきた結果、リザルトで白星が並ぶと以前とは違う自信のようなモノがついたということでしょうか。

「いやぁ、勝ってはいるけど、自分は格闘のセンスがあるわけでもないので、ずっとやってきたことがチョットだけ出せるようになってきたかというぐらいです。今まで通り、いっぱい練習しないと勝てないです」

──今回もそのように調整してこられたと思いますが、ZSTライト級王者の小金選手が相手です。

「相手は本当に誰でも良かったです。色々話を聞いていても、ZSTのチャンピオンか何か知らないですけど、ちょっとDEEPを蔑ろにして『RIZINに出たい』とか、何やら言っていますよね。暫定でもDEEPのチャンピオンとして舐めたらどうなるか、しっかりと分からせたいですね」

──計量の席でも同様のマイクがありましたが、温厚な大原選手にしても非常に珍しいと感じました。

「今日はちょっとイラッとしました(笑)」

──試合を盛り上げるための言葉ではなく?

「そうですね。ずっとDEEPでやってきた意地があるので、DEEPを蔑ろにされたりバカにされたりするのは、許せないですね」

──大原選手だからこそ、納得できる言葉です。

「これだけ試合をしてきたら、情もDEEPに移りますし。やっぱり意地とプライドもあります。DEEPがあって、今の自分があるので。回りの選手もDEEP愛があるかもしれないけど、俺が一番ですね。ある意味、DEEPの顔みたいにはなっているかと思いますし、DEEPの顔として迎え撃ちたいです」

──大原選手も小金選手も北岡選手と戦っています。結果は小金選手がドロー、大原選手はTKO勝ち。3段論法で自信になる部分はありますか。

「ルールも違うので、何とも言えないですけど……煽り映像とか見ても、『全局面、打撃でも勝てる』とか言っているので、勝てるんならやってみろよと思います」

──そんな大原選手ですが、正規王者の武田光司選手がRIZINで矢地祐介選手に敗れたことはどのように捉えていますか。

「もう『何、負けてんだよ』って感じです。『だったら、こっちでやれや』とはなってしまいますよね」

──明日の試合、その後を見据えて考えていることはありますか。

「取りあえずは暫定のベルトを正規のベルトにしたいです。今回、勝てば相手がいなくなっちゃうのでDEEPが言えば、DEEPに出ますし、もういっこ上のステージにも行きたいです、もう1回。俺も出る権利はあると思っています」

──計量直後にありがとうございました。最後に明日はどのような試合をしたいですか。

「いつも通り、バチバチに殴り合ってしっかりKOしたいと思います」

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■ DEEP103計量結果

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和:56.7キロ
[挑戦者] 伊藤裕樹:56.4キロ

<ライト級/5分3R>
大原樹里:70.7キロ
小金翔:70.75キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.15キロ
渋谷カズキ:56.85キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
関鉄矢:66.3キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:124.05キロ
SAINT:108.9キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
橋本優大:61.5キロ

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大:56.95キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級/5分2R>
鮎田直人:57.05キロ
関原翔:57.2キロ

<フライ級/5分2R>
力也:57.2キロ
日比野”エビ中”純也:57.0キロ

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DEEP103 DJ.taiki J-CAGE News ブログ 伊藤裕樹 大原樹里 小金翔 杉山廣平 渋谷カズキ 藤田大和 越智晴雄 関鉄也 駒杵嵩大

【DEEP103】計量終了 大原樹里「EEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」

【写真】温厚な大原が、計量の時に感情的な発言をすることは非常に稀だ (C)MMAPLANET

明日23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 103 IMPACTの計量が、本日22日(水)に中野区の中野サンプラザで行われた。

暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖ 伊藤裕樹戦を筆頭に、暫定ライト級チャンピオン大原樹里がZSTライト級王者の小金翔とのノンタイトル戦、ZSTフェザー級チャンピオン関鉄矢&元NEXUSフライ級王者の駒杵崇大らのDEEP初陣等々、注目のカードが揃った今大会、計量では1人も体重オーバーは見られなかった。

以下、全選手の明日の試合に向けての抱負だ。


※赤色の選手をクリックすると、インタビューに飛びます。

伊藤裕樹
「今回、DEEPフライ級タイトルマッチ──2年前の続きということで、もう1回絞め落として僕がチャンピオンになります」

藤田大和
「明日は初めてのメインということで、しっかりと気合が入って頑張ってきました。明日、リベンジマッチですけど、いつも通りしっかりぶっ倒しに行きます」

小金翔
「今回、しっかりと練習できてきましたので明日はしっかりと勝ちたいと思います」

大原樹里
「えぇ、DEEPに喧嘩を売ったらどうなるか、しっかりと分からせたいと思います」

関鉄矢
「前回はRIZINで堀江選手にやられちゃったんで、今回は再起するっていうことも含めてチョット、バッチリ倒しにいくんですけど、まずは自分もやりたいスタイルがあるので、それをできればと思っています」

DJ.taiki
「9月25日、26日、ゆかりんLove Liveツアー2021。追加公演が行われるというのに負けて、どの面下げてライブに行くっていうんですか。明日はゆかりのためにも絶対勝つ!」

渋谷カズキ
「前回2月、藤田選手にぶちのめされて、それから7カ月間、色々試行錯誤して、明日は最高の相手の前でシン渋谷カズキを見せタイト思います」

越智晴雄
「今回1階級上げてフライ級ということで、ここから最スタートということでフライ級をかき回したいと思っています。明日は必ずKOで勝ちます」

SAINT
「この機会を与えてもらって感謝している。次の試合も楽しみたいと思う。皆、ありがとう」

誠悟
「えっと明日はどっちにしろ、やるかやられるかだと思うんで。面白い試合をしたいと思います。それで勝ちたいと思います」

橋本優大
「今回、相手はベテランで格上ということですが、いつも通り勝ちます」

CORO
「練習通り、いつも通りやれば相手にならないと思います」

杉山廣平
「前回3月、RIZINで今回フライ級タイトルに挑戦する伊藤裕樹選手に負けてから諦めず、日々考えてきました。今回復帰戦ということで、相手の駒杵選手、良い選手なので楽しみです。良い試合しましょう」

駒杵嵩大
「DEEP初参戦なんですけど、圧倒して勝つので応援宜しくお願いします」

関原翔
「明日は自分がやってきた日々の特訓を見せる場所だと思うので、しっかりと会場、爆発させて。フライ級に今回下げて、フライ級の連中の中で自分が一番強いということを、明日は証明できるよう頑張ります」

鮎田直人
「2年近くまともに勝っていないので、明日は何としても勝ちます」

日比野”エビ中”純也
「皆さんも知っての通り、エビ中、新曲が出たので。ぜひ良い曲ばっかなんで聞いてください。良い曲ばかりなんで、宜しくお願いします」

力也
「圧倒的に勝ちます。押忍」

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■ DEEP103計量結果

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和:56.7キロ
[挑戦者] 伊藤裕樹:56.4キロ

<ライト級/5分3R>
大原樹里:70.7キロ
小金翔:70.75キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.15キロ
渋谷カズキ:56.85キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
関鉄矢:66.3キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:124.05キロ
SAINT:108.9キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
橋本優大:61.5キロ

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大:56.95キロ
杉山廣平:56.9キロ

<フライ級/5分2R>
鮎田直人:57.05キロ
関原翔:57.2キロ

<フライ級/5分2R>
力也:57.2キロ
日比野”エビ中”純也:57.0キロ

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CORO DEEP DEEP103 DJ.taiki MMA RIZIN ROAD FC ボクシング 伊藤裕樹 大原樹里 安谷屋智弘 小金翔 杉山廣平 渋谷カズキ 神龍誠 藤田大和 誠悟 越智晴雄 関鉄矢 駒杵嵩大

【DEEP103】藤田大和に挑戦、伊藤裕樹─01─「良いヤツですよね。もう1回勉強してもらえれば良いかな」

【写真】言葉は丁寧、淡々と受け答えしつつ、言いたいことはズバッという伊藤。ここもファイトスタイルに似通っているか(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、DEEP暫定フライ級チャンピン藤田大和に伊藤裕樹が挑戦する。

2年前、2019年9月8日に藤田をRNCで破っている伊藤だが、その後はプロ初黒星を喫すると1年間の引き籠り生活に。この間、藤田は敗北を糧に全局面で進化し、今年2月に同王座を獲得している。

伊藤は3月のRIZINを経て、6月にDEEPで安谷屋智弘を破り挑戦権を手にした。先の藤田戦、安谷屋戦もRNCを極め切り、Road FCからキャリア6勝のうち、5つの勝利は相手と仕留めている。

一発はある。と同時に、流れのなかで極め切る力を優勢、劣性のなかで持っている。この終わらせる感覚はどこから生まれているのか。伊藤に尋ねた。


──Zoomの画面でも左目の周囲が青くなっていることが確認できるのですが……。

「あっ、これは練習中にヒザ蹴りを貰ったもんですね。でも、全然大丈夫です」

──6月に安谷屋選手とのタフファイトをRNCで勝ち切り、タイトル挑戦の権利を手に入れました。

「あの試合はめっちゃしんどかったです。タイトルに関しては、あそこで勝てば佐伯代表から『勝てばタイトルマッチに、かなり近づくから』という風には言ってもらっていたので。そこを意識して戦っていました」

──佐伯さんはその時、神龍誠選手のDEEPカムバックはないと見ていたのかもしれないですね。

「いや、突然試合が発表されてビックリしました。『まだ、やっとんだぁ』って」

──正規王者に復帰については、また後程伺うとして。「しんどかった」と振り返った安谷屋戦、何が「しんどかった」のでしょうか。

「やっぱり組みの展開が多くて……試合前に組みの展開になると厳しくなるとは予想していました。捌きながらチャンスを伺っていたのですが、フィジカル的にもちょっとえらかったです。でも、チャンスに極め切れて良かったです」

──あそでRNCがハマらなかった時は、どうなるのか。それは少し思いました。伊藤選手は終わらせる力を持っている選手ですが、終わらせに行って凌がれるとどうなるのか。

「結構、腕がパンパンでしたしね。3Rまでもつれ込んでいたら……それでも動くことができる体力は残っていました。それに安谷屋選手もミドルとかで削れていることも分かっていたし、3Rになっても何とか勝てたかと。それがあったから、あそこもガムシャラに極めに行くことができたんだと思います」

──試合を終わらせにいくのは、凌がれると相手も気持ちが盛り返すことがありますし、何より自身の体力を消耗します。それでもあのように行けるのは、行けるという感覚があってのことなのでしょうか。

「う~ん、それよりも守りに入るより、常にKOか一本を狙っていきたいという気持ちだと思います。そこで取れなくて形勢逆転されても、一か八かのスリルがめっちゃ好きです」

──そこで行ける伊藤選手なので、愚問かもしれないですが、行ける・行けないの差はどこだと思いますか。

「どうなんですかね。やっぱり気持ち……性格じゃないですか。そこで行かんかったら、僕はあとで後悔すると思います。『あそこで行っておけば』と思うのは嫌いなんです。逝くことができるチャンス、相手に隙があるならガンガン狙って行っちゃいます」

──大したものです。なかなか思い切れないかと思います。

「取りあえず行ったら、なんとかなる。仮に倒すことができなくても、攻めているのはこっちだし次の展開を創れます。だから、思いっきりいきます」

──なるほど、次が頭にあっての思い切りの良さなのですね。

「負ける覚悟をもって、常に勝ちにいくことを意識しています。勝ちに行き、倒しに行くということを。二の矢、三の矢はあるので、またトライすれば良いことです」

──伊藤選手はずば抜けたフィジカルの持ち主でもないし、かといって超スタミナ派でもない。そこは自分でスタミナ配分を考えて戦っているのでしょうか。

「いや、結構すぐにスタミナは切れます(笑)」

──ですよね(笑)。でも、粘る。

「上手く誤魔化して、少し回復させて攻める……みたいな感じですかね。最後まで切らさないというのは、あります」

──少し、伊藤選手が理解できたような気がします。そしてチャンピオン、藤田大和選手です。このところの充実振りは目を見張るものがあると思うのですが、どのような印象を持っていますか。

「2年前に戦った時とは別人になった。そう言って良いぐらい化けています。前はボクシング主体で試合を創っていたのが、今はもう組みも蹴りも使えて『MMAとして格段にレベルが上がっとるな』と思います」

──MMAPLANETのインタビューで、それは伊藤選手に負けたからだと。「ありがとう」という言葉までありました。

「あぁ、読みました。良いヤツですよね(笑)」

──とはいえ、あの言葉は自信の表れかと思います。

「ハイ、まぁもう1回倒して、また勉強してもらえば良いかなって(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■DEEP103対戦カード

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和(日本)
[挑戦者] 伊藤裕樹(日本)

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
小金翔(日本)

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
関鉄矢(日本)

<フライ級/5分3R>
越智晴雄(日本)
渋谷カズキ(日本)

<メガトン級/5分2R>
誠悟(日本)
SAINT(米国)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
橋本優大(日本)

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級/5分2R>
鮎田直人(日本)
関原翔(日本)

<フライ級/5分2R>
力也(日本)
関原翔(日本)

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DEEP DEEP103 MMA RIZIN ROAD FC   修斗 北岡悟 大原樹里 小金翔 岡見勇信 林源平 海外

【DEEP103】大原樹里と戦う、ZSTチャンプ小金翔─01─「DEEPのベルトを獲ったら、RIZINに出るチャンス」

【写真】昨年7月に北岡悟の自主興行iSMOS.1で、その北岡とドロー。今年4月にZSTでノンタイトル戦に勝利している小金(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103にZSTライト級王者の小金翔が参戦し、DEEP暫定ライト級王者の大原樹里と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

ZSTではライト級王者として敵なしの状態にあった小金が、DEEP出場を決めた理由は何だったのか。そして、いきなり現役チャンピオン大原との王者対決を迎える小金の心境は――

新天地での戦い、その先に見据える目標を小金が語った。


――ZSTでの戦いを経て、今回はDEEP暫定ライト級王者の大原樹里選手と対戦しますが、小金選手はDEEPでプロデビューしたのですよね。

「そうですね。2011年にDEEPでデビューして、2014年までDEEPで戦っていました。そこからパンクラスにも出たあと、Road FCやPXCなど海外の大会からオファーがあって、それを受けながら、ここ数年はZSTに出ていたという感じです」

――その間、所属はなくフリーランスとなっていますが、何かキッカケがあったのでしょうか。

「5年前、もともと所属していたCORE蒲田というジムがなくなって、そこからフリーになりました。今は主に、GENスポーツパレスのプロ練習に参加させていただいています」

――GENスポーツパレスのプロ練といえば、岡見勇信選手、水野竜也選手など重い階級の選手が多いイメージがあったのですが、現在は中軽量級の選手も増えているのですね。

「ここ最近、僕と同じ階級の選手が増えました。明日のパンクラスに出場する林源平選手、徳留一樹選手、AKIRA選手といった人たちがいて、あとウェルター級の選手も多いので、とても良い練習になっています(※このインタビューは11日に行われた)」

――なるほど。そんななかで、小金選手は2017年からZSTを主戦場としていましたが、今回DEEPで戦うこととなりました。どのような経緯でDEEPに参戦することになったのでしょうか。

「ZSTではベルトを獲得したあと、対戦相手がいなくなってしまったんです。チャンピオンとして防衛戦をやるという目標を持っていたのですが、なかなか挑戦者となるような対戦相手が出てこなくて」

――2018年10月に平信一選手を判定で下し、ZSTライト級王者となりました。確かに当時のZSTでいえば、平選手を下すと次の対戦相手を探すのは難しかったかもしれませんね。

「僕もあの頃から『RIZINに出たい』という発言をしていて、でも出られるチャンスがなかった。もっと上の舞台を目指すために、DEEP、パンクラス、修斗のどこかで戦いたいと思うようになったんです」

――その3大会のなかで、DEEPを選んだ理由は何だったのでしょうか。

「RIZINで、各プロモーションの王者が集まって対戦した大会がありましたよね」

――2019年のRIZINライト級GPではなく、昨年に日本人王者が集まった大会(RIZIN24以降)のことですか。

「そうです。DEEP王者の武田光司選手、修斗王者の川名TENCHO雄生選手、パンクラス王者の久米鷹介選手……その中で、武田選手が川名選手と久米選手に勝ちました。それで『ライト級で一番レベルが高いのはDEEPだ』と思ったのが、DEEPを選んだ理由です」

――……あの時、各プロモーションの王者が出場しているなかで、小金選手の名前がないことに対しては、どのように感じていましたか。

「悔しかったです。『なぜ?』という気持ちでした。自分自身が出られなかったこともそうだし、ZSTがそういったチャンピオンたちの中に入れなかったことも含めて、本当に悔しかったですね」

――今も目標としているのは、RIZIN出場なのですか。

「RIZINです。日本国内では、一番盛り上がっている大会ですよね。DEEPのベルトを獲ったら、RIZINに出るチャンスもあるんじゃないかと思っています」

――そして迎えるDEEP復帰戦、対戦相手はいきなり現役王者の大原選手です。

「そうですね……大原選手はチャンピオンですけど、暫定チャンピオンなので、DEEPライト級のNo.2と対戦するということになりますね」

――No.2が相手では不満ですか。

「違います! そういうことではないです(苦笑)。DEEPに出場することになって、いきなり武田選手や大原選手のようなチャンピオンと対戦することはないと思っていました。まず他の選手とやってからだろうと思っていて」

――そう思っていたら、いきなりチャンピオンが来ました。

「ビックリしました。『いきなりチャンピオンと試合させてもらえるのか!?』って」

――ここで大原選手に勝てば、次は再戦としてタイトルマッチになるかもしれません。

「僕もDEEPのベルトが欲しいですし、オファーを断る理由もなかったです」

――そんな大原戦を控えている小金選手ですが、昨年7月に北岡悟選手と対戦しています(3Rドロー)。そのあと北岡選手が大原選手との試合のために、仮想・大原として小金選手と練習していたのですね。

「はい。今考えると不思議な縁なんですけど……」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

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DEEP RIZIN 北岡悟 大原樹里

【DEEP】北岡悟 ボンサイ柔術からの刺客・鈴木琢仁と復帰戦!

北岡×鈴木
10月23日に後楽園ホールで開催されるDEEP 104 IMPACTで北岡悟(パンクラスイズム横浜)×鈴木琢仁(Bonsai Jiu-Jitsu)のライト級ワンマッチが行われる事が発表されました。

北岡はRIZINではホベルト・サトシ・ソウザ、ジョニー・ケース、久米鷹介というトップ選手に敗戦。さらに背水の陣で臨んだDEEPでも大原樹里に敗れて現在泥沼の4連敗中。今回も敗れるといよいよ外野は進退について騒ぎ出す頃でしょう。連敗を止めて雑音を封じる事が出来るか。

運命の対戦相手は鈴木というのがまた絶妙なマッチメイク。ここ最近の鈴木の戦績は勝ったり負けたりが続いていますが、相手なりに競った試合が出来るのが印象的です。サトシ・ソウザ、クレベル・コイケの活躍で一躍脚光を浴びているボンサイ柔術というのが一段と光ります。

しかしテイクダウンと極めの強い北岡を相手に鈴木は寝技勝負を挑むのか。過去を振り返ると、結構イケイケで打撃で勝負を仕掛けている試合が思い出されます。ストライカーの大原樹里を相手にパンチを振るって慌てさせた場面は特筆モノ。北岡のテイクダウンを警戒しつつ、打撃戦を仕掛けると見ています。

北岡は崖っぷちギリギリで踏み止まるか。鈴木がこれ以上ない美味しい試合で勝利して出世試合とするか。10月のDEEPはなかなか良質なカードが揃ってきましたね。
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DEEP DEEP101 DEEP103 DEEP104 DJ.taiki MMA RIZIN   アーロン・ピコ 久保健太 伊藤裕樹 住村竜市朗 北岡悟 大原樹里 大木良太 小金翔 山本歩夢 平田直樹 杉山廣平 海外 渋谷カズキ 石塚雄馬 神田コウヤ 米田奈央 藤田大和 越智晴雄 鈴木琢仁 駒杵嵩大 鶴屋怜

【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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