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Interview ONE ONE Dangal ONE119 ビー・ニューイェン ブログ リトゥ・フォーガット

【ONE Dangal】GP出場決定ながらニューイェンと対戦、リトゥ・フォーガット「ただのレスラーじゃない」

【写真】吉と出るか、凶と出るか。GPまで1カ月でのストライカーとの対戦(C)MMAPLANET

15日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録されたONE Dangalが中継される。

同番組は4月29日(木・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで収録されたリトゥ・フォーガット✖ビー・ニューイェン戦がラインナップに加わっている。

番組名のDangalはリトゥの実姉であるギータ・フォーガットとバビータ・クマリというレスラー姉妹を育てあげたマハヴィル・シン・フォーガットを題材とし、インドで歴史に残るヒットとなった映画と同じタイトルだ。

そのリトゥは5月28日に開幕する女子アトム級GP出場を控えておりながら、今大会出場を決めた。GPへ向け、実戦強化という策に出たリトゥに、ONEインド進出やニューイェン戦について尋ねた。


──リトゥ、アトム級GPの1カ月前というタイミングで、ビー・ニューイェン戦を戦うことを決めた理由を教えてください。

「もちろんGPの1カ月前に試合をすることがリスキーだとは分かっているわ。でも、GPを戦う前によりハイレベルな選手と戦っておきたかったの。ニューイェンはストライカーだし、この試合を経て私はGPに向けてより自信を得ることができると思っているわ」

──確かにリスキーだと思います。試合に負傷はつきものですし。でも、それだけ自信があるということでしょうか。

「アスリートとして……ウォリアーはいつだって試合を戦う状態にないといけないはずよ。それにGPの前に、この試合を経験できることは私にとって利点しかないと考えているの」

──そして、この大会ではアージャン・ブラーがONE世界ヘビー級王座に挑戦し、グルダージャン・マンガット✖ロシャン・マイナンという試合が組まれました。さながらインド人ファイターの祭典で、イベント名はダンガルです。

「まずダンガルという名前は、私の家族を題材にした映画のタイトルだし、このイベント名の大会で試合ができて凄くハッピーよ。そして、これだけのインド人ファイターが集まることで、インドのファンも凄く喜んでくれることも絶対だし。その点でも、とても嬉しく思っているわ。

でも、実際のところは大会名がダンガルになることは知らなかったし、私が試合をすることを決めてから、こういうイベントになるって教えてもらったの」

──ダンガルという大会名はただハッピーなだけですか。それともプレッシャーを感じることもありますか。

「プレッシャーはないわ。ケージに入ると、全てを忘れて試合に集中しているから。ダンガルという大会名は、ただ私にさらなるモチベーションを与えてくれることになった感じね」

──ダンガルはインドだけでなく、世界中でヒットした映画ですし、ONE Appで試合を視聴する人も多くなるでしょうね。私の家族も凄く大好きな映画です。

「ワオ!! ありがとう。そう言ってもらえると凄く嬉しいわ(笑)」

──ところでブラーとマンガットはインド人ですが、カナダ国籍です。リトゥはネイティブ・インディアンファイターとして、インドのファンにこのショーを届けることを誇りに思っていますか。

「もちろん、誇りに思っているけど、アージャンとグルダ―ジャンの国籍がどこであろうと、彼らはインド人。私たちがインド国旗の下で戦うことが大切で、アージャンやグルダ―ジャンと一緒に戦えることは何よりも嬉しいわ。

この大会を視聴することで、インドでのONEチャンピオンシップ人気も上昇するだろうし、もっと多くのインド人ファイターがONEを目指すようになってくれることを願っているわ。

ONEはパンデミックがなければ、インド大会を開いていただろうし、この大会がパンデミック終息後に、インド進出を果たす大きなステップになるでしょうね。

私自身パンデミック後もシンガポールに留まり、1年半もインドには帰国していなくて。家族に会えていないし、本当にインドが恋しいわ。でも、とにかく今は試合に集中するように心がけている。全力で、目の前に立ちはだかるビーを倒さないとね。レッツゴー」

──そのシンガポールでは去年の11月まで組み技の対人トレができなかったです。そういう点でも昨年10月と12月の試合と比較すると、リトゥのコンディションは良くなっているのではないですか。

「それもあるけど、パンデミック前からEvolveでは打撃の練習に重点を置いてきたし、パンデミック後もレスリングや柔術よりもムエタイをやりこめた。その点からもMMAファイターとして成長していると思っている。だから、今回の試合ではどれだけ私が成長しているか期待して見てほしい。

特にビーの打撃は、過去に私が経験したことがないレベルだけど、私は自分がやってきたことに自信を持っているから、本当に私のストライキングに注目してほしい」

──では逆に得意のテイクダウン後のグラップリングに関しては、自身の成長には手応えを感じていますか。

「もちろん、毎日のように成長しているわ。ビーとの試合では打撃からレスリング、そしてグラップリングと私がどれだけ成長したのかを証明するファイトにしたい。私はもうただのレスラーじゃない、どこでも戦えるところを皆に見てもらうわ」

■視聴方法(予定)
5月15日(土・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ONE Dangal 対戦カード

<ONE世界ヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ブランドン・ヴェラ(米国)
[挑戦者] アージャン・ブラー(カナダ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>※
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
ショーン・クランシー(アイルランド)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ビー・ニューイェン(米国)

<58.3キロ契約/5分3R>※
三浦彩佳(日本)
ハイアニ・バストス(ブラジル)

<65キロ契約/3分3R>
グルダージャン・マンガット(カナダ)
ロシャン・マイナン(インド)

※2月26日に収録。その他の試合は4月29日に収録された試合

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News ONE ONE Dangal ONE119 アルジャン・ブラー ブログ リトゥ・フォーガット 三浦彩佳

【ONE Dangal】”インドの夜”にブラーが世界ヘビー級王座挑戦&リトゥも出場。三浦彩佳の試合も放送!!

【写真】インドのMMAを引っ張る存在となるか。アルジャン・ブラーとリトゥ・フォーガット(C)Zuffa/UFC

ONEチャンピオンシップより、15日(土・現地時間)に放送されるONE Dangalのラインナップが発表されている 。

同番組は4月29日(木・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで収録された試合と、2月26日に同じく収録されていた試合とのカップリングで放送されることになる。

番組名のDangalとはヒンドゥー語で闘争、暴動を意味する単語で、何よりも同国の映画史上──国際的に最も成功を収めた映画のタイトルだ(※邦題はダンガルきっと、つよくなる)。

映画ダンガルはギータ・フォーガットとバビータ・クマリというレスラー姉妹を育てあげたマハヴィル・シン・フォーガットを題材とした映画だが、その父と姉に持つのが現在はONEで活躍中で、同大会にも出場するリトゥ・フォーガットだ。


この日はリトゥだけでなく、インド系カナダ人のグルダージャン・マンガットが、リトゥと同様にEvolve MMA所属のインド人ファイター=ロシャン・マイナンと戦う同朋対決に加え、メインではマンガットと同様にインド系カナダ人でロンドン五輪フリースタイルレスリング120級同国代表のアルジャン・ブラーが、ONE世界ヘビー級王者ブランドン・ヴェラに挑戦する。

イベント名を把握していなかったブラーは、この陣容から『Indian invasion 』と大会を呼んでいたほどだ。現状ONEにとってチャトリ・シットヨートンCEO兼会長もインドは開拓すべき市場で、TV局の放映料も多額だと認めている。

結果、同番組はアジアの時間帯でいえばTNT大会のような木曜日の午前中でも、従来のONEがイベントを行う金曜日の夜でもなく、土曜日の夜に放送されるのもインドというマーケットを考慮してのことに違いない。

そんなダンガルでは三浦彩佳✖ハイアニ・バストスの58.3キロマッチも中継される。本来はストロー級の両者、当時の三浦のSNSからも分かるようにこの試合は2月26日に行われたものだ。三浦はこの試合で勝利し、アトム級GP出場をアピールする腹積もりでいたが、試合の3日前に出場メンバーが発表されており、精神的ダメージがなかったか危惧されているところだ。

女子アトム級GPでいえばフォーガットは、5月28日(金・同)に既にモン・ボーとの準々決勝を戦うことが決まっていたが、ONEインディアン・ナイトというべきイベントをスルーすることは考えられなかったと言い、出場を自ら志願したとのこと。

ブラーの世界挑戦、フォーガットのキャリア初の本格的ストライカーとの対戦──は、コロナに苦しむ13億のインドの人々に希望を与えることができるだろうか。それとも厳しい現実を目の当たりにしてしまうことになるのか。

そして三浦はどのような戦いをしていたのか、結果を含め全貌が明らかとなる。

■視聴方法(予定)
5月15日(土・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONT Dangal 対戦カード

<ONE世界ヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ブランドン・ヴェラ(米国)
[挑戦者] アージャン・ブラー(カナダ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>※
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
ショーン・クランシー(アイルランド)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ビー・ニューイェン(米国)

<58.3キロ契約/5分3R>※
三浦彩佳(日本)
ハイアニ・バストス(ブラジル)

<65キロ契約/5分3R>
グルダージャン・マンガット(カナダ)
ロシャン・マイナン(インド)

<57.7キロ契約/5分3R>
アンソニー・ドゥ(米国)
ホイ・リアン(豪州)

※2月22日に収録。その他の試合は4月29日に収録された試合

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News ONE ONE120 アリス・アンダーソン アリョーナ・ラソヒーナ シィォン・ヂィンナン スタンプ・フェアテックス デニス・ザンボアンガ ハム・ソヒ ブログ ミッシェル・ニコリニ モン・ボー リトゥ・フォーガット 平田樹

【ONE120】5月28日のシンガポール大会は初のオール女子イベントに。GP初戦で平田はアンダーソンと対戦

【写真】トーナメント出場選手のなかでいえば、アンダーソンは怖くはないが不気味な相手だ (C)INVICTA FC & MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ONE Championshipが公式SNS上で5月28日(金・同)にシンガポールでONEにとって初の女子だけのイベントONE120「EMPOWER」を開催することを発表した。

メインはONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖ミッシェル・ニコリニで、またこの日から開幕するアトム級女子GPの準々決勝とトーナメント枠も明らかとなっている。


日本から出場の平田樹の相手は、米国のアリス・アンダーソンに決まった。アンダーソンはキャリア5勝1敗、Invicta FCで2勝1敗と勝ち越している。エクストリーム・クートゥアー所属のアンダーソン──シンガポールから米国に戻ったミーシャ・テイトが同所で練習をしており、みっちりと平田対策をこうじてきそうだ。

なお平田と同じ山でモン・ボー✖リトゥ・フォーガットが組まれ、インドMMA界の勝利のエースにキャリア5戦目の試練が与えられた。

(C)ONE

注目のONEデビューを迎えるハム・ソヒは、一度はアンジェラ・リーへの挑戦権を獲得していたデニス・ザンボアンガに。残る1試合はアリョーナ・ラソヒーナとスタンプ・フェアテックスで1月22日大会からのダイレクトリマッチとなる。

当日は女子のみの出場ということで、メインカード扱いであろう上記の試合以外のリードカード等も男子の出場はないのか、気になるところだ。

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News ONE アリス・アンダーソン アリョーナ・ラソヒーナ スタンプ・フェアテックス チャトリ・シットヨートン デニス・ザンボアンガ ブログ モン・ボー リトゥ・フォーガット 平田樹

【ONE】女子アトム級GPが5月28日に開幕。ハム・ソヒ、スタンプ、サンボアンガ、平田樹ら8名が出場決定

【写真】JEWELS、ROAD FC、RIZINと頂点に立ったハム・ソヒのGP出場がついにチャトリCEOが認めた(C)ROAD FC

24日(水・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がSNSで女子アトム級GPに関して5月28日(金・同)にスタートすることを発表した。

出場選手はアリス・アンダーソン、平田樹、デニス・ザンボアンガ、アリョーナ・ラソヒーナ、リトゥ・フォーガット、ハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、モン・ボーの8選手だ。


月曜日に中村未来を2Rでパウンドアウトしながら、自信のパフォーマンスが許せないで涙した平田が日本人唯一の出場となり、8名の出場選手は米国、日本、中国、韓国、タイ、フィリピン、インド、ウクライナと全て国籍が違うこともあり、山口VV芽生、アトム級転向を視野に入れている三浦彩佳は選外となり、また噂に上がっていたストロー級王者シィォン・ヂィンナンの出場もなかった。

スタンプは直近の試合でラソヒーナに敗れながら、共に当確となり、ONEが力を入れて市場を開拓しているインドからは、平田と並びプロキャリア4勝0敗と最も少ないフォーガットの参戦が決まっている。

そして公然の秘密とされていた、ハム・ソヒのエントリーがようやくオフィシャルでリリースされたことになる。

意外な人選は米国のアンダーソンだ。キャリア5勝1敗のアンダーソンはInvicta FCで2勝1敗と勝ち越しているもののパラエストラ八王子に在籍していた紫乃バンフーズにスプリット判定負けを喫している。

優勝者は11月に現アトム級王者アンジェラ・リーに挑戦することも明らかとされており、トーナメントを制するには5カ月強で3試合、タイトル戦を含めると半年で4試合を戦うハードスケジュールとなりそうだ。

ズバリ本命はハム・ソヒ、対抗はモン・ボー、穴はスタンプ・フェアテックス、大穴がデニス・サンボアンガといったところか。また負傷者が出ることも考慮するのであれば補欠戦も行われることも考えられる。仮に補欠戦が組まれるのであれば少ないとも1人は日本選手にチャンスを与えてほしいものだ。

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ONE ONE Big Bang ONE114 Result ゲイリー・トノン ジヒン・ラズワン ブログ ボカン・マスンヤネ リトゥ・フォーガット 松嶋こよみ

【ONE114】試合結果 松嶋こよみ、絞めを凌ぐも拳で恐怖は与えられず。ボカンは37秒KO勝ち

【写真】トノンの寝技を凌いだ、ウェルラウンダーの寝技には負けない&打で追い込める自信を元に、次へ向かってほしい(C)ONE

4日(金・現地時間)、シンガポールはシンガポール・インドアスタジアムでONE114「Big Bang」が行われた。

COVID19の影響で対戦カードの変更が試合当日まで見られ、結果7試合と1中継分の試合数としては活動再開後、最も多くの試合が組まれることなった。

注目の松嶋こよみ✖ゲイリー・トノンはテイクダウンからバック奪取で試合をリードしたトノンが判定勝ち。

松嶋はバックチョークを防ぎきるという部分で特筆すべき戦いをやってのけたが、打撃でトノンを封じ込めることはできなかった。

ストロー級注目のボカン・マスンヤネはタイトルコンテンダーのルネ・カタランを37秒KO勝ちし、一気にタイトル戦線へ。

またライブ中継2大会連続で第1試合に抜擢されたリトゥ・フォーガットもジョマリー・トーレスを危なげなくクルスフィックスからエルボーを連打しTKO勝ちを収めている。

ONE114「Big Bang」
<キック・フェザー級/3分3R>
○マラット・グレゴリアン(アルメニア)2R1分52秒
KO
×イワン・コンドラチェフ(ロシア)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○ゲイリー・トノン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×松嶋こよみ(日本)
<キック・ヘビー級/3分3R>
○ムラット・アイグン(トルコ)3R
判定
×アンダーソン・シウバ(ブラジル)
<キック・フェザー級/3分3R>
○アンディ・サワー(オランダ)3R
判定
×ジャン・チュンユ(中国)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)1R0分37秒
KO
詳細はコチラ
×レネ・カタラン(フィリピン)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○ジヒン・ラズワン(マレーシア)3R
判定
詳細はコチラ
×ビー・ニューイェン(米国)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○リトゥ・フォーガット(インド)1R3分15秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョマリー・トーレス(フィリピン)

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ONE ONE Big Bang ONE114 Report ジョマリー・トーレス ブログ リトゥ・フォーガット

【ONE114】リトゥ・フォーガット、抑えの強さからエルボー、鉄槌の連打でTKO勝ち

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
Def.1R3分15秒by TKO
ジョマリー・トーレス(フィリピン)

右ローを蹴ったフォーガット、トーレスが右フックを合わせていく。ワンツーからの打撃の交換後に、ダブルレッグで一気にテイクダウンを決めたフォーガットはバタフライフックに、足首をコントロールしてパスを決める。すぐにトーレスが足を戻すが、フォーガットがエルボーから左足を拭き、エルボーを打ちつける。トーレスはクローズドガードに戻し、フォーガットは右足を抜いて鉄槌を落とす。上体を起こして右のパンチを入れ、パスに成功したフォーガットはクルスフィックス&連打へ。エルボーに切り替え、上腕を打ちつけるような鉄槌化エルボーという攻撃で、でフォーガットがTKO勝ちを決めた。

「素晴らしい気持ちよ。イヴォルブMMA、母国のファンの皆と握手をしたい」と勝者は話した。


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News ONE ONE Big Bang ONE114 ゲイリー・トノン ブログ ボカン・マスンヤネ リトゥ・フォーガット レネ・カタラン 松嶋こよみ

【ONE114】対戦カード キンガド✖アクメトフ&アリアックバリ、OUT。ボカン✖カタラン、IN

【写真】リトゥ・フォーガットは2大会連続でLIVE中継オープニングに。インディアンMMAを引っ張る存在になるか(C)MMAPLANET

2020年12月4日(金・現地時間)
ONE114「Big Bang」
シンガポール カラン
シンガポール・インドアスタジアム

■視聴方法(予定)
12月4日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■対戦カード

<ONE Super Seriesムエタイ世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者] ロマン・クリキア(ウクライナ)
[挑戦者] ムラット・アイグン(トルコ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ゲイリー・トノン(米国)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
イワン・コンドラチェフ(ロシア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
レネ・カタラン(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ジョマリー・トーレス(フィリピン)

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News ONE ONE Big Bang ONE Collision Course ONE114 ONE115 アミル・アリアックバリ カイラット・アクメトフ ゲイリー・トノン ダニー・キンガド ブログ リトゥ・フォーガット ローウェン・タイナネス 松嶋こよみ

【ONE114 & ONE115】12月は4日に松嶋✖トノン、アクメトフ✖キンガド。18日はローウェン・タイナネス!!

【写真】これは楽しみ、中央アジアのパイオニア世代のアクメトフ✖新世代ラカイのエース(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

23日(月・現地時間)、ONE Championshipが12月4日(金・同)と18日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで250人限定の有観客大会を開催することを正式発表した。

20日のABEMA中継で12月4日に松嶋こよみが、ゲイリー・トノンと戦うことが明らかとなっていたが、この大会のイベント名はBig Bang、18日大会はCollision Courseと決まった。


松嶋✖トノンが組まれた大会ONE114のメインはキック世界ライトヘビー級王者ロマン・クリキアが、ムラット・アイグンの挑戦を受ける立ち技マッチ。6試合中MMAは4試合で、フライ級のトップランカー対決となるカイラット・アクメトフ✖ダニー・キンガド、ヘビー級でアミール・アリアックバリ✖イスラム・アバソフ、女子アトム級のリトゥ・フォーガット✖ジョマリー・トーレスがラインナップされた。

18日大会=ONE115もメインは立ち技戦でムエタイ世界バンタム級王者ノンオー・ガイヤーンハーダオが、ロドレックP.K.センチャイムエタイジムとの王座防衛戦に挑む。同大会ではメイン以外は全てMMAでライト級=ムラット・ガフロフ✖ローウェン・タイナネス、バンタム級ではユーサップ・サーデュラエフ✖トロイ・ウォーセン、ライト級のアミール・カーン✖パク・デソン、フライ級のチャン・ロタナ✖シェ・ウェイ、そしてウェルター級=ライモンド・マゴメダリエフ✖エジソン・マルケスの5試合が組まれた。

ONE114では松嶋✖トノンは当然として、アクメトフとキンガドの対戦は若松佑弥、和田竜光の今後にも十分に影響を当たる一番。さらにヘビー級GPではないのかというアリアックバリのデビュー戦も、非常に興味深いところだ。

ONE115は何といってもローウェン・タイナネスに注目だ。ライト級では動きの悪さを露呈したガフロフ戦をステップに、クリスチャン・リーとハワイ頂上対決につなげるのか。ONEライト級の裏番長の1年11カ月振りの実戦復帰は期待大だ。

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ONE ONE Inside the Matrix ONE113 Report ブログ リトゥ・フォーガット

【ONE113】ビッグショー復活第一弾、インドのリトゥ・フォーガットがポブをパウンドアウト

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
Def.2分02秒by TKO
ノウ・スレイ・ポブ(カンボジア)

距離を詰めたリトゥが、左を伸ばす。ワンツーを返すポブに対し、リトゥは一気に飛び込むとケージにポブを押し込みシングルレッグでテイクダウンを奪う。直接サイドを取ったリトゥは、ニーインベリーから殴るが抑えが十分でなくポブが立ち上がる。即シングルレッグでテイクダウンを決めたリトゥは、サイドで抑え右腕をヒザで抑えて殴っていく。

ここも抑え切れず立ち上がったポブだが、その間もサイドバックから殴られ、3度目のテイクダウンを許す。リトゥはハーフの中から左のパウンドを落とす。パスガードを決めたリトゥは、最後にマウントを取ってパンチを落としたが時間となった。

2R、右を当てたリトゥに対し、ポブは右ローを蹴る。左を伸ばしつつダブルレッグでテイクダウンを決めたリトゥは、両足を跨いだ形で左右のパウンドを落とす。クローズドに戻したポブだが、そのままパンチを受け続け、ガードを越えられたところでレフェリーが試合を止めた。


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News ONE ONE Inside the Matrix ONE113 エドゥアルド・フォラヤン オンラ・ンサン クリスチャン・リー シィォン・ヂィンナン タン・リー ティファニー・テオ ブログ マーチン・ウェン ユーリ・ラピクス ライニア・デリダー リトゥ・フォーガット

【ONE113】計量&ハイドレーション結果 国際大会再開、12選手がサークルケージへ

【写真】タイトル戦以外でエドゥアルド・フォラヤン、そしてリトゥ・フォーガットが出場する。フォラヤンの相手=カルーゾがデカい!!(C)MMAPLANET

本日30日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE113「Inside the Matrix」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


本格的なイベントの再開となった今大会。4つのタイトル戦とフィリピン、インドという最重要マーケットを意識したといっても過言でない──6試合がライブ中継される。

従来のONEのハイドレーション・チェックの際は、計量ルームで小便が出るのを待つ選手が複数名見られる。ところが今大会は新型コロナウィルス感染予防のため、文字通り三密を避けるためにハイドレーション・チェックの時間がずらされるなど、ニューノーマル仕様が見られた。

そんななか数字から見て取れるのは、ライト級王者クリスチャン・リーの体重がリミットより1.4キロ軽く、対して挑戦者のユーリ・ラピクスはリミット丁度の77.1キロであること。その一方で、チャンピオンのハイドレーションは1.0005で、チャレンジャーは1.0248という上限ギリギリの数値だ。

クリスチャンにしても水分を多めにとっての数字であることが予想されるが、ラピクスは汗をかいて水分補給したことも十分にありえる。今夜のケージで両者がどのような体で現れるのか、見ものだ。

なおハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■ONE 113 Inside the Matrix計量及&ハイドレーション結果

ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン:92.7キロ/ 1.0112
[挑戦者]ライニア・デリダー:92.65キロ/ 1.0044

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー:75.7キロ/ 1.0005
[挑戦者]ユーリ・ラピクス:77.1キロ/ 1.0248

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]マーチン・ウェン:70.25キロ/ 1.0061
[挑戦者]タン・リー:69.55キロ/ 1.0049

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィオン・ヂィンナン:56.25キロ/ 1.0014
[挑戦者]ティファニー・テオ:56.6キロ/ 1.0168

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン:76.5キロ/ 1.008
アントニオ・カルーゾ:76.2キロ/ 1.0061

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット:52.05キロ/ 1.0183
ノウ・スレイ・ポブ:52.0キロ/ 1.0103

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