カテゴリー
BELLATOR MMA キック ヤーソラフ・アモソフ

Bellator267:メインイベント・マイケル・ペイジ vs. ドゥグラス・リマ

ウェルター級。2年前に対戦し、リマがKO勝ちでペイジがMMA初黒星を喫した試合の再戦。

リマは前戦でヤーソラフ・アモソフに敗れ王座から陥落。ランキング1位。

ペイジはリマに敗れた後5連勝中。

いつも通り半身でステップしつつ牽制するペイジ。リマはじわじわ出ていく。ペイジの飛び込んでの右がヒットし、リマはバランスを崩してダウンするがすぐ立つ。またじわじわ出たリマ。バックスピンキックを放つペイジ。ペイジの飛び込みに合わせてリマタックル。テイクダウン。ペイジクローズドガード。ケージに頭を押し付ける体勢に移動したリマ。パウンドを入れるが、ペイジは手首を掴んで防ぐ。リマ腕を振りほどきパウンド。また腕を掴むペイjいだが立ち上がって外したリマ。ペイジ下から蹴り上げ。足を蹴るリマ。ゴング。

1Rリマ。パウンド自体は数発程度だったが、下から逃げられなかったペイジ。相変わらずテイクダウンされた後の対処に不安がある。

2R。飛び込んでパンチを入れるペイジ。リマはガードを固めながらプレスしていく。リマの飛び込んでのパンチはかわしたペイジ。ペイジがパンチからハイ。また出ていくリマ。ローで足を払うと、1戦目のように倒れたペイジにアッパーを放つが、ペイジすぐに立ってかわす。ペイジの飛び膝はヒットせず。サイドキックを放つペイジ。ペイジタックルを見せたが組み付かず。両者のヒットが少ない中で残り1分。ペイジの飛び込んでの右。リマバランスを崩したがすぐ立った。ゴング。

2Rはヒット数でペイジ。

3R。前のラウンドはタックルを見せなかったリマだが、このラウンドもガードを固めて出ていく。ケージ際をサークリングするペイジ。リマ飛び込んでパンチの連打。ヒットしバランスを崩したペイジだが、すぐ立って離れる。ペイジが飛び込んでパンチを打ち込む。また飛び込み。リマはカウンターのパンチを放つ。ケージまで追い込んだリマ。ペイジの飛び込みにまたカウンターを合わせる。残り2分ちょっとでリマタックル。あっさりテイクダウン。ペイジ今度は下からガッチリホールディング。引き剥がしたがまた手首を掴むペイジ。リマ腕を外して立ち上がりパウンドを打ち込む。ペイジが蹴り上げるとまた座ってガードの中に。また手首を掴むペイジ。タイムアップ。

手を上げ勝利アピールするリマ。ペイジは笑顔なし。1Rはスリップダウン気味のパンチを入れたペイジに入れるミラクルジャッジがいる可能性もあるが…。

29-28リマ、29-28ペイジ、29-28ペイジ。スプリットでペイジ勝利。

首を振り苦笑いでケージを去るリマ。1Rペイジがパンチで2度倒しているが、いずれもリマはすぐ立っておりスリップダウン気味。試合の半分はリマがグラウンドで上になった状態で、ペイジが下から手首を掴んでディフェンスしていたものの、ヒット数自体はリマが上。

ポール・デイリー戦からテイクダウンディフェンスが成長していなかったペイジ。下になっての対処もディフェンスだけで立つ動きがなかった。リマから5Rテイクダウンし上をキープし続けた王者アモソフが相手だと厳しい試合になりそうだが。

mmadecisions.com

割れたのはやはり1R。メディアのジャッジはすべてリマ支持。

カテゴリー
BELLATOR MMA ONE ヤーソラフ・アモソフ

Bellator265:セミファイナル・ローガン・ストーリー vs. ダンテ・シーロ

ウェルター級。ストーリーはランキング5位。

ストーリーはNCAA D-1レスラーで大学4年間オールアメリカン。レスリング引退とともにMMAに転向。ローカルイベントで5試合連続1RKO勝利しBellatorと契約。契約後も連勝を続け、Bellator6連勝としたが、昨年11月に後に王者となるヤーソラフ・アモソフとの無敗対決でスプリット判定負けした。

シーロはBellatorデビュー戦となる。MMA7勝2敗の27歳。19年に1度だけONEに出場したが、アギラン・タニに判定負け。いきなり上位ランカーとの対戦だが、抜擢か、Bellatorにありがちな咬ませ犬ファイトか。

 いきなりタックルに入ったストーリー。こらえるシーロを逆方向に投げてテイクダウン。シーロはフックガードを取るが、足を超えていくストーリー。ハーフ。ガードに戻したシーロだがまたハーフに。ハーフ→フルガードに戻すという展開が続く。ストーリーは時折パウンドを入れているが、ここまでは大きなダメージは与えていない。最終的にガードに戻しゴング。

1Rストーリー。

2R。ストーリーすぐタックル。ボディロック。ケージでこらえるシーロだが片膝をつく。しかし寝かされずに立った。が、またタックルに入りテイクダウン。またパスの攻防が続く。シーロ立とうとする気配なし。残り20秒という微妙な状況でレフェリーブレイク。立ったがすぐタイムアップ。

2Rストーリー。

3R。シーロが打撃を出していくがストーリータックル。テイクダウン。会場はブーイング。シーロバックを取らせて立つ。ケージで正対するが、ストーリーなおもテイクダウン狙い。シングルレッグへ。シーロがぶった。頭部に肘を入れる。ストーリー立ってまたシングルレッグ。ケージでこらえるシーロ。残り1分。シーロニンジャチョークを狙うが入れず。ストーリーが押し込むだけの展開で時間がすぎる。ブラウン肘を連打するシーロ。タイムアップ。

29-28ストーリー、29-28シーロ、29-28ストーリー。スプリットでストーリー勝利。

1,2Rはストーリーに入れるしかないと思うのでシーロに入れたジャッジは意味不明。にしても、これといって実績のないBellatorデビュー戦の相手に上位ランカーが苦戦しすぎ。

カテゴリー
BELLATOR Result Bellator260 アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ルカス・ブレナン

【Bellator260】試合結果 ドゥグラス・リマ、3度目の王座転落。新チャンピオンはヤーソラフ・アモソフ

【写真】デビュー以来26連勝。29連勝のヌルマゴが引退した今、アモソフの負け無し記録は現役で世界一だ(C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナ でBellator260「Lima vs Amosov」が開催された。

上限を設けながら、会場にファンが戻ってきたBellator──。

そのメインでヤーソラフ・アモソフが、ドゥグラス・リマを破りBellator世界ウェルター級王座に就いた。頑強なボディロックから、腰に乗せてテイクダウンを何度となく決められたドゥグラス・リマは、スクランブルでなくガードで下になる展開を続け、為すすべなく3度目の王座陥落となった

新王者誕生したウェルター級戦線ではキャッチウェイト戦ながらジェイソン・ジャクソンが、ポール・デイリーを完封し王座挑戦に近づいた。またワールドGP決勝を控えるフェザー級のおいてアーロン・ピコが、その存在感を改めて見つける一本勝ちを収め、LFA王者からBellatorにやってきたジャスティン・ゴンザレスはタイワン・クラッストンに辛勝しプロモーション・デビューの大切な一戦で勝利を手にしている。

Bellator260「Lima vs Amosov」
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
○ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)5R
判定
詳細はコチラ
×ドゥグラス・リマ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)3R
判定
詳細はコチラ
×ポール・デイリー(英国)
<フェザー級/5分3R>
○アーロン・ピコ(米国)3R1分33秒
アナコンダチョーク
判定
詳細はコチラ
×エイデン・リー
<ウェルター級/5分3R>
○マーク・レミンガー(米国)2R3分30秒
TKO
詳細はコチラ
×デマルケス・ジャクソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○カイル・クラッチマー(米国)3R
判定
×レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)
<フェザー級/5分3R>
○ジャスティン・ゴンザレス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×タイワン・クラッストン(米国)
ライト級/5分3R>
○ボビー・キング(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ニック・ニューウェル(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
○ルカス・ブレナン(米国)1R1分54秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×マシュー・スキビッキー(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
○マリーナ・モフナトキナ(ロシア)3R
判定
×アマンダ・ベル(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○アレックス・ポリジィ(米国)1R4分22秒
ストレートアームバー
×グスタボ・トゥルヒーリョ(キューバ)


The post 【Bellator260】試合結果 ドゥグラス・リマ、3度目の王座転落。新チャンピオンはヤーソラフ・アモソフ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator260 MMA Report ドゥグラス・リマ ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator260】倒されクローズドを取り続けたリマが陥落。26連勝、アモソフが新ウェルター級王者に

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
ドゥグラス・リマ(ブラジル)

左ジャブを伸ばし、右カーフを狙うリマ。アモソフも右カーフを蹴り、左フックへ。リマはボディストレート、鋭い右ミドルを蹴る。シングルからダブルに移行し、最初の組みでテイクダウンを奪ったアモソフはリマの立ち上がり際でボディロックに捕えると、大きく持ち上げてスラム。クローズドガードを取ったリマは、背中の後ろで右手を取られたが、これを解除し頭を引き寄せる。

アモソフは鉄槌を落とし、ボディから頭部を殴る。リマは下からエルボーを見せるが、下のままラウンド終了を迎えラウンドを失った。

2R、左右に回りスイッチを織り交ぜるアモソフに対し、リマがジャブやリードフックを伸ばす。カーフをかわしたアモソフの右オーバーハンドは遠い。それでも左ジャブを伸ばし、リマのステップインをけん制するアモソフは右を当て、左ハイへ。蹴りに反応したリマは直後にシングルで組まれ、またもボディロックでテイクダウンを奪われる。

レスリングよりも柔道的なテイクダウンが強いアモソフがハーフでコントロールし、鉄槌、パンチ、ヒジを落とす。ワキ腹、太腿にヒジを入れるアモソフが、ケージにもたれて座ったリマの顔面にエルボーを入れる。さらに右で殴られたリマは、立ち上がろうとしても腰をコントロールされスクランブルに持ち込めない。最後の30秒でバックを譲ってスタンドに戻ったリマだが、再びボディロックテイクダウンを狙われ耐える局面でラウンド終了となった。

3R、リマの右ハイをアモソフがガードし、左に回って間合を外す。ガードの上から力強い右ハイを蹴ったリマが、強烈な右ローカーフを蹴る。アモソフも右ストレートを返し、右フックにシングルを合わせる。ケージを背負ってヒザをボディに入れたリマだが、ボディロックから大腰でテイクダウンを奪われる。

リマはここでもスクランブルでなく、クローズドガードを選択する。しかしアモソフはパンチが後頭部に当たったと注意を受け、試合はスタンドで再開される。やや厳しめのレフェリーの判断後、リマが右カーフ。さらに左フックに合わせて、右ボディフックを入れたリマが右ミドル、近づいたところでアモソフが右ハイを狙い時間に。

4R、左ジャブを当てシングルに反応できたリマは、続くテイクダウン狙いも切ったが、3度目の組みにケージに押し込まれる。ここもボディロックで抱え上げるアモソフに対し、ウィザーでヒザをつくだけスタンドに戻ったリマだったが、腰に乗せられ結果的にボディロックテイクダウを許す。ここでクローズドガードでアモソフを中の納めるリマに、スクランブルという選択はないのだろうか。チャンピオンは時折りハイガードから腰を切る仕草を見せるが基本はオープンにならず、ヤースラフ・チャントを受けた挑戦者がエルボー、ワキ腹を殴り、顔面には鉄槌を入れてトップが続いた。

最終回、リマの右カーフからの左ボディ、アモソフが右フックを合わせる。裏拳から近づくなど、距離を詰めようとする挑戦者に対し、王者は組まれるのを嫌がり近づくことができない。つまり攻撃手段がないリマが、左ミドルを蹴る。2分を経過し、アモソフが寝具レッグへ。ボディロックに移行することなく、テイクダウンを決めるとチャンピオンは、またもクローズドを取る。

リマはケージ際に移動することもなく、時間が過ぎる。残り90秒を切り、ようやく金網際に移動したリマが腰を切って腕十字へ。ゆっくりしたしかけにも関わらず、アモソフは右腕を取られる。ヒザを押し付けてエスケープを図るアモソフは、クラッチを組んだままこれを回避──リマはクローズドに戻し、試合終了を迎えた。

結果論としては、余りにも闘志に欠けたリマは首をかしげるばかり。ジャッジ2人が3Rをリマのラウンドとしたか49-46✖2、50-45が1人でアモソフが新世界ウェルター級チャンピオンに。

26連勝、メジャーMMAプロモーションで初のウクライナ人世界王者となったアモソフは「ハッピーだ。ずっと練習してきた結果だ。連勝記録は気にしていない、ただ与えられた試合を戦っていく。今は息子が来月に生まれるので、それを待ちたい」と話した。


The post 【Bellator260】倒されクローズドを取り続けたリマが陥落。26連勝、アモソフが新ウェルター級王者に first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator260 Gladiator014 MMA News YouTube  グラチアン・サジンスキ アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス タイワン・クラックストン デマルケス・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール ポール・デイリー ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator260】計量終了 クラックストン「大学も出て、学位もある。この試合が人生を左右することない」

【写真】米国ではマスクが嫌がれるのが分かる?! 眼だけ見ると、異様に怖いクラックストン(C) BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ で開催されるBellator260「Lima vs Amosov」の計量が、10日(木・同)に行われた。

メインではBellator世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマが、キャリア25連勝中のヤースラフ・アマソフの挑戦を受ける。

セレモニアル計量後、マスク着用のスコット・コーカーを中央にフェイスオフを行った両者は、肩を組んで記念撮影に収まった。


デイリーの腹回りが……(C)BELLATOR

ウェルター級の新旧対決=175ポンド契約で激突するポール・デイリー✖ジェイソン・ジャクソン。

そのジャクソンとサンフォードMMAの同門で、マーク・レミンガーと対戦する──もう1人のジャクソン=ダマルケス・ジャクソンは4月16日の敗北からの再起戦を前に、個別取材で「サンフォードMMAのチームの皆の士気の高さが、俺をプッシュしてくれる」と話していた。

さらにアーロン・ピコもメインカードで出場する今大会、プレリミでは同じくフェザー級の一戦=ジャスティン・ゴンザレス✖タイワン・クラックストンに注目だ。

LFA王者からベラトール参入のゴンザレス戦を前に、クラックストンは同じく個別取材で「アイツと俺は経験値が違う。俺のようなタフな相手と戦っていない」とワールドGP出場選手の意地が伺われた。

さらにクラックストンは「この試合はベラトールとの契約の最終試合だ。現状で更新の話はない。ただし、ジャスティン・ゴンザレスとの試合を見たら、スコット・コーカーも考えなおすだろうし、他からもオファーは来るはずだ。だからといって俺は何もこの試合が特別だとは思っていない。俺は大学を卒業し、学位を持っている。それを使って仕事に就ける。だから、何も今回の試合で人生が左右されるようなことはないんだ」と一風変わった自信に溢れる言葉を口にしていた。

■視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator260計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ: 170ポンド(77.11キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 175ポンド(79.37キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 175ポンド(79.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.75ポンド(66.11キロ)
エイデン・リー: 145ポンド(65.77キロ)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.75ポンド(77.45キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン: 146.5ポンド(66.45キロ)
マシュー・スキビッキー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ: 205ポンド(92.99キロ)
グスタボ・トゥルヒーリョ: 205.25ポンド(93.09キロ)

The post 【Bellator260】計量終了 クラックストン「大学も出て、学位もある。この試合が人生を左右することない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator260 Bellator261 News トニー・ジョンソン ドゥグラス・リマ ブログ ヤーソラフ・アモソフ ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator260&261】ベラトールがついに6月から─1年4カ月振りの─有観客大会開催

【写真】3度目のウェルター級王座戴冠後、初防衛戦となるリマとキャリア25勝0敗のアモソフ (C)BELLATOR

19日(水・現地時間)、Bellatorが6月11日(金・同)と25日(金・同)にコネチカット州モヒガンサンで開催するBellator260及びBellator261を有観客大会として行うことを発表している。

パンデミック以降、米国ではファイトスピアーと称しモヒガンサンにバブルを形成して大会を開いてきたBellator。この他イタリアとフランス大会と合わせ、今週末のBellator259も含めコロナ禍で計18イベントを実施してきた。

この間、ファンが会場で観戦できたのは10月10日のパリ大会──1600⃣0人収容の会場に限定1000人の入場が認められた──のみだ。

Bellator260ではドゥグラス・リマ✖ヤーソラフ・アマソフのBellator世界ウェルター級選手権試合、Bellator261はBellator暫定世界ヘビー級王者決定戦=トニージョンソン✖ヴァレンティン・モルドフスキーがメインで──まだ限定的な解除だが、ベラトールの米国大会でファンが会場でライブを楽しめるのは昨年2月以来となる。


The post 【Bellator260&261】ベラトールがついに6月から─1年4カ月振りの─有観客大会開催 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator252 Report ブログ ヤーソラフ・アモソフ ローガン・ストーレー

【Bellator252】ヤーソラフ・アモソフ、危機一髪。薄氷を踏むファイトでストーレーに勝利し25連勝達成

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ローガン・ストーレー(米国)

パンチを振るってテイクダウンの機会を伺うストーレーが、ダブルレッグへ。ケージに詰めるがテイクダウンはできず一旦は離れる。直後にシングルを仕掛けたストーレー、アモソフはここ倒れず左を当てる。パンチを受けてシングルに出たストーレーだが、アモソフはヒザをついて耐える。右フックから左ハイを見せたアモソフは、徹底してテイクダウン狙いを切り、立ちの展開を続ける。

疲れるのは自明のストーレーだが、パンチを受けながらとにかくシングルを仕掛ける。ついにはボディロックに取りバックに回ったストーレーに対し、アモソフは胸を合わせて左フックを振るう。アモソフはここで逆に組んでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックを譲っても前方にストーレーを振り落とす。右を被弾したストーレー、最後までテイクダウンを奪えないまま5分が終わった。

2R、ワンツーを入れたアモソフは左ジャブを連続で当てる。さらに右ストレートもヒットしたアモソフは、左に回りながら左フックを当てる。ストーレーはシングルからバックに回り、足を取ってロールするアモソフからバックを取る。後方からパンチを入れたストーレーだが、ここもアモソフは立ち上がって胸を合わせて離れ──左ジャブを打っていく。

シングルにはダースをセットしたアモソフは、頭を抜かれてもバックを取る。スクランブルから立ち上がったストーレーにヒザ、ワンツーを入れたアモソフだがスタミナを切らしたが、一気に動きが落ちる。アッパーを打たれ、マウスピースを吐き出したアモソフが組みにいって切られると、再びダースも力がない。立ちあがったストーレーは、ここで右を受けてヒザをつく。そのまま組んでいったストーレーをがぶったアモソフがバックに回る。後方からのパンチも力がないアモソフに対し、ストーレーも引き込むようにガードを強いられる。このまま時間となったが、耐久戦の様相を呈してきたファイトは先が読めない展開となった。

最終回、ワンツーを見せて、サークリングを駆使するアモソフがダーティーボクシングからヒザをボディに入れる。ストーレーも足が止まっておりテイクダウンも狙いも力がなく、スプロールからアモソフがパンチを連続で入れる。左リードジャブ、左ミドルを入れたアモソフは、足を払ってテイクダウン。倒れた勢いで立ち上がったストーレーは必死のシングルを切られパンチを受ける。それでも左フックに合わせて組み、バックに回ったストーレーが寝技に持ち込み、ワンフックで一気にRNCへ。

背中をつけて絞めるストーレー、絶体絶命のピンチに見えたアモソフだが顎を引いて耐える。一度絞めを解いたストーレーは、アゴの上から絞められ背中を反られても腰をずらして絞めから逃れる。最後の打ち合いに右を当てたアモソフだが、タイムアップと同時に両手を挙げて勝利をアピールするストーレーとは対照的に、憔悴しきった表情で座り込んだ。

とはいえアマソフは初回と2Rを取っていてもおかしくないが──結果、スプリットに割れた判定で25連勝を達成し、勝利の雄叫びを挙げた。


The post 【Bellator252】ヤーソラフ・アモソフ、危機一髪。薄氷を踏むファイトでストーレーに勝利し25連勝達成 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator252 News アーロン・ピコ クォンリー・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ ペドロ・カルバーリョ ヤーソラフ・アモソフ ルーカス・ブレナン ローガン・ストーレー

【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」

【写真】フェイスオフからエキサイト気味だったカルバーリョは、「ドント・タッチ」と諫めるスコット・コーカーの前で、マスクを外して挑発し始めた(C)BELLATOR

12日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFight Sphereことモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator252「Pitbull vs Carvalho」の計量が行われた。

今大会のメインはBellatorがCovid19パンデミックで活動休止に突入した3月13日のBellator241で組まれていたBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準々決勝=パトリシオ・フレイレ✖ペドロ・カルバーリョの一戦だ。


8カ月の時を経て仕切り直しとなった世界戦。ライト&フェザー級のチャンプチャンプ=パトリシオにとって昨年9月以来の実戦となる。挑戦者のカルバーリョは今も珍しいポルトガル人ファイターだ。「母国でMMAの知名度が上がることに役立てるファイター人生を送りたい。僕がパトリシオに勝てばもっとポルトガルでMMAは盛んになる」という抱負を3月の時点でカルバーリョは語っている。

そんな人格者的な発言をしていたカルバーリョだが、パブリック・ファイスオフでは拳を突きつけ、マスクを外してチャンピオンを挑発する。しかし、マイクを向けられると「僕の自信はハードワークによるもの。1月から1月、月曜日から月曜日、ずっと練習を続けているから試合ごとに100倍成長している。3月から今日までの期間は、ただひたすら僕を成長させてくれた」と冷静な発言をした。

対してフレイレは「俺がチャンピオン。アイツを殺す。ただ勝つ、それだけだ」

上背やリーチで上回るカルバーリョ、パトシリオのスピードと爆発力を兼ね添えたファイトに対して、序盤は落としても我慢強く5Rの時間を使って──王者に攻め疲れをさせることが勝利には欠かせない。それには二冠王の攻めの圧力を凌ぎきることが求められる。とはいってもパトリシオはカウンターを取るのも秀でており、待ちのファイトもできる。つまりカルバーリョにとっては、攻めて守ることが必要な心身ともにタフなチャレンジが待ち受けていることになる。

セミではカビブ・ヌルマゴメドフのMMAでデビュー以来負け知らず29連勝というワールドレコードに次ぐ、24連勝中のヤーソラフ・アモソフが、ローガン・ストーレーと戦う。

フォークスタイルレスリングがベースのストーレーだが、アモソフはエド・ルースを払い腰で投げ、ダブルレッグでテイクダウンを決めており、いかにケージとスクランブルゲームでコントロールできるかがカギとなる。

メインカード・オープニングはフェザー級ワールドGP準々決勝のダニエル・ヴェイケル✖エマニュエル・サンチェス戦がマッチアップされ、プレリミにもアーロン・ピコ、ケリー・テイラーメレンデス、クリス・ブレナンの息子ルーカス、ホイスの嫡男クォンリーと気になるファイターが目白押しの今大会。

しかし、テイラーメレンデス、ブレナンは体重おーアーでキャッチ戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午前6時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator252計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.7ポンド(65.63キロ)
[挑戦者]ペドロ・カルバーリョ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ローガン・ストーレー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ダニエル・ヴェイケル: 143.8ポンド(65.22キロ)
エマニュエル・サンチェス: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス: 116.2ポンド(52.7キロ)
エミリー・キング: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
ゲイブリエル・ヴァルガ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランドン・フィリップス: 150ポンド(68.03 キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
マニー・ムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)
スカイラー・スート: 135.4ポンド(61.41キロー

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 148ポンド( 67.13キロ)
アンドリュー・サラス: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローラン・ファラルド: 170.5ポンド(77.34キロ)
パット・ケイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クォンリー・グレイシー: 168.8ポンド(76.5キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

The post 【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator244 Report ブログ ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator244】アッパーからの連打、ヒジでカットさせたアモソフがキャリア23連勝達成!!

<175ポンド契約/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
Def.1R5分00秒 by TKO
マーク・レミンガー(米国)

右を当て、パンチをまとめたアモソフが右ハイを狙う。レミンガーもステップインに左フックを合わせようとする。左を見せて左ハイ、ケージに下がったレミンガーに右アッパー2発を含むパンチを纏めたアマソフ。組みついて、引き込んだレミンガーに対し、アモソフがエルボーで目尻をカットさせる。流血のレミンガーはケージ際に移動して立とうとするが、アモソフが潰して左のパンチを打ち込む。

重く、切れのあるパウンドに削られるレミンガーは、背中をつかされ鉄槌を被弾する。残り1分、ハーフで抑えパンチとエルボーを続けたアモソフは起き上って座ったままのレミンガーに右フック、ローを蹴る。レミンガーは足関節を狙うが、殴られて初回が終わった。

インターバル中にレミンガーの左目の上のカットを診たドクターが、試合続行不可能と判断しアモソフはキャリア24連勝を決めた。


カテゴリー
BELLATOR Bellator244 News ウラディスラフ・パルブチェンコ エリック・ぺレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ライアン・ベイダー ワジム・ネムコフ

【Bellator244】計量終了 ベイダー✖ネムコフ、前座のアモソフ、ペレス、パルブチェンコも見逃せない

【写真】やはりライトヘビー級の方が適正体重と思えるライアン・ベイダーだ (C)BELLATOR

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される Bellator244「Barder vs Nemkov」の計量が行われた。

今大会のメインはBellator世界ヘビー&ライトヘビー級王者ライアン・ベイダーが、ライトヘビー級王座防衛戦をワジム・ネムコフ相手に行う一戦だ。


ベイダーは2018年5月からヘビー級で戦ってきており、ライトヘビー級で戦うのは実に2年9カ月振りとなる。レスリング&ボクシングの強さでベラトール移籍後は無敗の5連勝中のベイダーだが、昨年9月のヘビー級王座防衛戦はチーク・カンゴを圧倒しておきながらアイポークがありNCとなってしまった。

対するネムコフは、サークルケージで4連勝中でうち3試合がフィニッシュと強さを見せてきた。上記にあるようにベラトールに来て無敗の快進撃を続けるベイダーだが、ヘビー級ワールドGPにおける対戦相手──エメリヤーエンコ・ヒョードル、マット・ミトリオン、キング・モー、そしてカンゴにしてもピークから下り坂の選手であることは間違いない。対してネムコフは、ピークに向かっているファイターだ。

そんな勢いのある選手との戦いが、3年に渡りなかったことがどのように影響するのか。ウェルラウンドなネムコフの攻撃の回転数が上がるファイトを寸断できない場合は、大いに王座交代劇もありうるタイトル戦だ。

活動再開後のベラトールの特徴として、プレリミの充実ぶりは今回も見られる。

口が開いているルチャリブレのマスクはつけなかったゴイト(C)BELLATOR

試合間隔が延びているファイターに対し、チューンナップ目的であるかもしれないが、キャリア23連勝中のヤーソラフ・アモソフは24勝目を、転向初戦を6ポンドの体重オーバーだったトビー・ミセッチに敗れたエリック・ペレスはベラトール初勝利を狙い、プレリミマッチで戦う。

さらに日本のファンにとってはアモソフの同朋、ウクライナからウラディスラフ・パルブチェンコの初参戦も気になるところだろう。

元REALフェザー級王者はREAL&Arzaletから、母国のローカルショーとRussian Cagefighting Championshipを経て北米に辿り着いた。中村ジュニア、芦田崇宏からしっかりと一本勝ちを収めているパルブチェンコのメジャー挑戦、非常に楽しみだ。

■Bellator244計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー: 204ポンド(92.53キロ)
[挑戦者] ワジム・ネムコフ: 203.9ポンド(92.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジェシー・ミーリー: 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン: 264.9ポンド(120.15キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 234.6ポンド(106.41キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 186ポンド(84.37キロ)
アンドリュー・カペル: 185.1ポンド(83.95キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 174.4ポンド(79.1キロ)
マーク・レミンガー: 174.6ポンド(79.19キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 155.3ポンド(70.44キロ)
シドニー・アウトロー: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
エレック・ペレス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ジョシュア・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.8ポンド(66.13キロ)
ウィル・スミス: 143.7ポンド(65.18キロ)

<ライト級/5分3R>
ウラディミール・トコフ: 155.3ポンド(70.44キロ)
クリス・ゴンザレス: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ウラディスラフ・パルブチェンコ: 147.5ポンド: 149.6ポンド(67.85キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 147.8ポンド: 149.1ポンド(67.63キロ)

<147ポンド契約/5分3R>
ヴェベル・アルメイダ: 147.5ポンド(66.9キロ)
サリム・ムハイジノフ: 147.8ポンド(67.04キロ)