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【ONE120】5月28日のシンガポール大会は初のオール女子イベントに。GP初戦で平田はアンダーソンと対戦

【写真】トーナメント出場選手のなかでいえば、アンダーソンは怖くはないが不気味な相手だ (C)INVICTA FC & MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ONE Championshipが公式SNS上で5月28日(金・同)にシンガポールでONEにとって初の女子だけのイベントONE120「EMPOWER」を開催することを発表した。

メインはONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖ミッシェル・ニコリニで、またこの日から開幕するアトム級女子GPの準々決勝とトーナメント枠も明らかとなっている。


日本から出場の平田樹の相手は、米国のアリス・アンダーソンに決まった。アンダーソンはキャリア5勝1敗、Invicta FCで2勝1敗と勝ち越している。エクストリーム・クートゥアー所属のアンダーソン──シンガポールから米国に戻ったミーシャ・テイトが同所で練習をしており、みっちりと平田対策をこうじてきそうだ。

なお平田と同じ山でモン・ボー✖リトゥ・フォーガットが組まれ、インドMMA界の勝利のエースにキャリア5戦目の試練が与えられた。

(C)ONE

注目のONEデビューを迎えるハム・ソヒは、一度はアンジェラ・リーへの挑戦権を獲得していたデニス・ザンボアンガに。残る1試合はアリョーナ・ラソヒーナとスタンプ・フェアテックスで1月22日大会からのダイレクトリマッチとなる。

当日は女子のみの出場ということで、メインカード扱いであろう上記の試合以外のリードカード等も男子の出場はないのか、気になるところだ。

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE04 アリス・アンダーソン スタンプ ハム・ソヒ ブログ モン・ボー 平田樹

【ONE】After 2/22平田樹─03─「GPの相手だったら、コレで勝てるなら絶対に仕掛けます」&「楽しみ」

【写真】もう2月22日は吹っ切れた、平田樹 (C)MMAPLANET

2月22日(月)、東京都渋谷区TSUTAYA O-EASTで開催されたRoad to ONE04「Young Guns」のメインで、中村未来にTKO勝ちした平田樹インタビューPart.03。

試合のデキ、アトム級GP出場発表の際の周囲のざわめき──を経て、5月28日に開幕するGP出場に向け、平田樹は2月22日をどのように消化、糧としているのか。

インタビュー最終回、平田はあっけらかんとしているぐらい、これからを見ていた。2月22日が終わっても、ガキには未来しかないようだ。

<平田樹インタビューPart.02はコチラから>


──自分でやりたいことをする。内山高志さんとのボクシング練習もそこがスタートだったのですか。

「内山さんのところは大沢さんから『1回行ってみたら』と言ってもらって。その1回でパンチの打ち方が悪いから肩が痛くなるとか、修正してもらえたんです。その時に凄いって思って練習させてもらうようになりました。

それは、やっぱり自分が求めているものだから通っているわけで。そう思うと、やっぱり自分のやりたいことにトライできるのは今の自分の強味だと思います」

──自信のやりたいことというのは、やる気に通じると思いますが、中村戦を踏まえて何をしていかなければいけないと感じましたか。

「自分的にはレスリングを強化したいです。前回の試合では少しはできていたんですけど、もっとできるはずだし。技ももっと覚えないといけないです。GPを勝ち上がっていくにつれ、どんどん強くなれると思います」

──レスリングで修得したいのはテイクダウンですか、それともコントロール?

「テイクダウンとコントロール、両方やりたいです。あとは柔術、寝技だけもやりたいです。MMAをやることが多いのですが、寝技はやっぱり練習していて楽しいです」

──ところで柔術はどこで練習しているのですか。

「トミー・ヤノさんって柔術の子がいて。イグルー所属らしくてクレイジービーにも来ているので、その子に寝技を教えてもらっています。お兄ちゃんも寝技が好きだし、寝技って次から次とつながるのが面白いですね。極まった時はメチャクチャ嬉しいですし(笑)」

──そこをまたMMAに融合させていたかないといけないということですね。抑える寝技と、殴る寝技はルームが変わってきますしね。

「そうなんですよね。めちゃくちゃ難しいです」

──そんななかGPですが、気になる選手はいますか。

「一番はモン・ボー選手です。右ストレートが男子並みの威力なんじゃないかと思って。ただワンツー、ワンツーでそこだけで。変な投げもしていたけど、グラウンドではパウンドの方が好きなんだなって」

──ONEのアトム級ではずば抜けて大きいような気がします。

「デカかったですね。55キロですもんね、前の試合も。でもあれだけ大きいですし、上がって来るんじゃないかと思います」

──不気味なのがアリス・アンダーソンです。

「映像を見たんですけど、下ばかりやっていないですか?」

──はい。ただし、最後の試合が1年半前です。米国、エクストリーム・クートゥアーの所属で……なんというのか、ONEで戦う女子選手は得意と不得手な部分がハッキリしているケースが多いですが、北米の選手は90点と30点とかでなく、60点で揃えることができる。そういう選手に成長していれば、平田選手にとっては未知の相手ではないかと。

「ONEの人は彼女の今を知っていると思うので、相当なレベルにあるとは思っています。バランスも良いし、気持ちも強い。そういう部分で考えると、中村選手とは骨格も体の強さも違うはずです。クローリン選手も打撃も体も本当に強かったです。小さいのにこんなに強いんだって思いました。

だからアンダーソン選手は身長も高くて、リーチも長いから、どれだけ強いんだろうなって」

──そういう選手を腰に乗せて投げると、どうなるのか。

「背中に乗せても足がマットに着いていて、バックを取られてしまうと思います。今まで自分より小さい選手としか戦ってこなかったので、ああいう背の高い選手が組んでくると、そのまま押し込まれるかなとか考えますね」

──もし、戦うなら……ですね。

「ハイ。アンダーソン選手ともしやるなら」

──正月にハム・ソヒ選手と、将来でなく今戦いたいと言っていたではないですか?

「ハイ」

──そこでハム・ソヒ選手の妹分で、平田選手とも練習しているパク・シウ選手に今の両者の実力を比較してもらいました。そうしたら『問題になりません』と。

「どういうことですか?」

──相手にならないということかと。

「アハハハハハ。私もパクさんに、ハムちゃんってどれぐらい強いのですかって聞いたんです。そうしたら気持ちがメチャクチャ強いって。やっぱりそうなんですよね。技術云々じゃなくて、気持ちが強いから何でも返せるって」

──技術もあって、気持ちも強いのだと思います……。

「浜崎さんとの試合を見ていても、最後までやり切っているし。その部分は自分と違いがあるなって思います」

──今、名前が挙がった3選手も含め、トーナメントの間に戦ってみたい選手は誰になりますか。

「えぇ……モン・ボーさん、ハムさん、スタンプ……皆になってしまいますね。皆、強い。結構、ヤバいメンバーだと思います。ONEに出ている選手しか、彼女達と戦えないわけだし」

──ヤバいと思っている時の方が、欲をかくことなく勝利に邁進できるかもしれないですね。正直、先日の中村選手との試合では平田選手の表情が弱気に見えたことがありました。あれは戸惑いだったのか、それとも怖いと感じたのでしょうか。

「怖いというか、打撃をしたいけど上手くできるか分からないという迷い。でも、組んで投げると絶対的にいけるけど、それをやっちゃいけないだろうっていう迷い……ですかね」

──いける自信があるのに、やってはいけない……。それ、今も思っていますか。

「そうなんですよね……。GPの相手だったら、コレで勝てるなら絶対に仕掛けます。やっちゃいけないなんて思わないですよね。そこが相手を見て、そういう風になってしまった自分のダメなところが出たと思います」

──もう2月22日を良い方向に活かせそうですね。無理はしていないですよね?

「ハイ、次の日は落ち込んでいましたけど」

──結局、試合後に行きたいと言っていたマクドナルドには?

「次の日に行ったんですけど、そんな気持ちだし……あまり美味しくなかったです。でも今はシンガポールで戦えることが凄く楽しみです。あのデカい会場で戦うの、初めてなんです」

──意外と、そうなのですね。

「大会を見に行ったことはあるんですけど……。それに去年の2月には無観客になって、シンガポールにいるのにまさかのホテルでTV観戦になってしまったんですけど」

──アハハハハ。今回も恐らくは上限のある、キャパに対して本当に少ないお客さんの前で戦うことになるかと。

「お客がたくさんいる方が良いけど、そこは期待しないようにします。でもONEの本拠地ですし、シンガポールで戦えることが楽しみです。それと早く対戦相手を発表してほしいです」

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News ONE アリス・アンダーソン アリョーナ・ラソヒーナ スタンプ・フェアテックス チャトリ・シットヨートン デニス・ザンボアンガ ブログ モン・ボー リトゥ・フォーガット 平田樹

【ONE】女子アトム級GPが5月28日に開幕。ハム・ソヒ、スタンプ、サンボアンガ、平田樹ら8名が出場決定

【写真】JEWELS、ROAD FC、RIZINと頂点に立ったハム・ソヒのGP出場がついにチャトリCEOが認めた(C)ROAD FC

24日(水・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がSNSで女子アトム級GPに関して5月28日(金・同)にスタートすることを発表した。

出場選手はアリス・アンダーソン、平田樹、デニス・ザンボアンガ、アリョーナ・ラソヒーナ、リトゥ・フォーガット、ハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、モン・ボーの8選手だ。


月曜日に中村未来を2Rでパウンドアウトしながら、自信のパフォーマンスが許せないで涙した平田が日本人唯一の出場となり、8名の出場選手は米国、日本、中国、韓国、タイ、フィリピン、インド、ウクライナと全て国籍が違うこともあり、山口VV芽生、アトム級転向を視野に入れている三浦彩佳は選外となり、また噂に上がっていたストロー級王者シィォン・ヂィンナンの出場もなかった。

スタンプは直近の試合でラソヒーナに敗れながら、共に当確となり、ONEが力を入れて市場を開拓しているインドからは、平田と並びプロキャリア4勝0敗と最も少ないフォーガットの参戦が決まっている。

そして公然の秘密とされていた、ハム・ソヒのエントリーがようやくオフィシャルでリリースされたことになる。

意外な人選は米国のアンダーソンだ。キャリア5勝1敗のアンダーソンはInvicta FCで2勝1敗と勝ち越しているもののパラエストラ八王子に在籍していた紫乃バンフーズにスプリット判定負けを喫している。

優勝者は11月に現アトム級王者アンジェラ・リーに挑戦することも明らかとされており、トーナメントを制するには5カ月強で3試合、タイトル戦を含めると半年で4試合を戦うハードスケジュールとなりそうだ。

ズバリ本命はハム・ソヒ、対抗はモン・ボー、穴はスタンプ・フェアテックス、大穴がデニス・サンボアンガといったところか。また負傷者が出ることも考慮するのであれば補欠戦も行われることも考えられる。仮に補欠戦が組まれるのであれば少ないとも1人は日本選手にチャンスを与えてほしいものだ。

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ONE Result ONE Unbreakable ONE116 ザキムラッド・アブデュラエフ ジェイムス・ナカシマ ブログ モン・ボー リト・アディワン 川原波輝 青木真也

【ONE116】試合結果 青木真也がナカシマに一本勝ち、川原波輝はアディワンにKO負け

【写真】コロナ時代のMMAファイターを地で行った川原波輝。敗れはしたが、目標を目指せる位置に立てることになったのは絶対だ(C)ONE

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたONE116「Unbreakable」。

セミで青木真也がジェイムス・ナカシマに激勝、9日のオファーを受けた川原波輝はリト・アディワンにKO負け、ザキムラッド・アブデュラエフというダゲスタンの恐怖が初陣を飾った同大会の試合結果は以下の通りだ。

ONE116「Unbreakable」
<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
○カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)2R1分56秒
KO
×アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
○青木真也(日本)1R2分42秒
フェイスロック
詳細はコチラ
×ジェイムス・ナカシマ(米国)
<キック・ヘビー級/3分3R>
○ラーデ・オバチチッチ(セルビア)2R1分11秒
判定
×ブルーノ・スサノ(ポルトガル)
<<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>>
○ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)1R2分08秒
ネッククランク
詳細はコチラ
×ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
<54.8キロ契約/5分3R>
○モン・ボー(中国)3R
判定
詳細はコチラ
×サマラ・サントス(ブラジル)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○リト・アディワン(フィリピン)2R2分02秒
KO
詳細はコチラ
×川原波輝(日本)

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ONE ONE Unbreakable ONE116 Report サマラ・サントス ブログ モン・ボー

【ONE116】右ストレート、攻め時になると手数を増やすモン・ボーがサマラ・サントスに3-0の判定勝ち

<54.8キロ契約/5分3R>
モン・ボー(中国)
Def.3-0
サマラ・サントス(ブラジル)

ゆっくりとした移動から左ジャブを素早く見せ、右ローを蹴ったモン・ボー。待ちの姿勢のサントスに左右のローを続ける。さらに右オーバーハンドを見せたモン・ボーは、サントスの右オーバーハンドにも左フックを入れる。残り2分、両者に攻めるようレフェリーが注意する。直後に右を伸ばしたサントス、モン・ボーは構わず間合を図り右に回りながらロー。サントスはローからハイ、ロングフックを当てる。そこにカウンターを合わせようとしていたモン・ボーは、踏み込んだ際にバランスを乱す。

上を取ったサントスは、落とされる三角を狙う。防がると、腰を切って腕十字を仕掛けたサントスだが、モン・ボーがラウンド終了まで耐えきった。

2R、モン・ボーは後ろ回し蹴りを見せる。初回と同じように左右のローを蹴るモン・ボーが、右を伸ばすも届かない。サントスはローを返し、左ジャブ。距離を取ったモン・ボーはワンツーを放つ。前に出てきたサントスの頭を抱えてパンチを連打したモン・ボーは、右を差して投げるようにテイクダウンを奪う。

足を一本越えたモン・ボー、サントスがすぐにフルガードに戻る。ハイガードに移行したサントスはガードを開け、ラバーガードを狙うもすぐにクローズドに戻す。ガードの中で動きが少ないモン・ボーは起き上ってスタンドへ戻る。右を被弾してサントスが下がったところでラウンド終了となった。

最終回、鋭い右ローを蹴ったモン・ボー。距離が近づき組んできたサントスを突き放す。モン・ボーは左リードフックも、狙いはワンツーの右だ。サントスはこの右に踏み込みを封じ込まれる。必死に組んだサントスだが、エルボーを被弾する。それでもフックを打っていったサントスに、モン・ボーはケージに押し込みボディロックからテイクダウンを狙う。

ヒザをつき、すぐに立ち上がったサントスは離れて前に出るが、右が待っている。モン・ボーは攻めが右ストレートに絞っているが、決定打はない。残り25秒、左右のフックを入れ姿勢を乱したサントスからマウントを取ったモン・ボーがエルボー、パンチを落としタイムアップに。

攻め時が来ると、一気に攻撃をまとめたモン・ボーが3-0で判定勝ちを手にし「減量が大変だった」と話した。


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News ONE ONE Unbreakable ONE116 サマラ・サントス ジェイムス・ナカシマ ブログ モン・ボー 青木真也

【ONE116】1月22日、青木真也✖──組み負ける可能性もある?!──ジェイムス・ナカシマ戦、正式発表

【写真】ようやく正式発表となった青木とナカシマの一戦(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

7日(木・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」のカードが発表された。

そして昨年のクリスマス前に海外メディア発信から国内でも情報が出回っていた青木真也✖ジェイムス・ナカシマ戦が正式にアナウンスされた。青木にとってONE本戦出場は一昨年10月の日本大会以来、実戦は昨年9月のRoad to ONE03の江藤公洋戦から4カ月ぶりとなる。

一方のナカシマは10月30日に収録されたONE世界ウェルター級選手権試合で、キャムラン・アバソフに敗れキャリア初黒星を喫している。デビューから13試合、ユニファイド及びONEと全てウェルター級で戦ってきたナカシマにとって、水抜き減量禁止の77.2キロ=ONEライト級での試合は初めてとなる。


(C)LFA

上記にあるようにアバソフに敗れたナカシマだが、それまではデビューから12連勝してきた。ONEではルイス・サッポ、そして岡見勇信に勝利している。

そのナカシマ、米国時代には後のUFCファイターであるデリック・クランツを破りLFAウェルター級王座に就くと、UFCにステップアップを果たす前のカイル・スチュアートを相手に防衛に成功し、ONEと契約した。

ナカシマという姓を持つが、日本人の血は流れておらず──父親が日本人ファミリーの養子だった。祖父は日本人、祖母がLA生まれの日系米国人という環境だったが、その祖母の影響を幼少期に受けたというナカシマは、非常に寡黙な人物でケージの中でも黙々とレスリング&柔術を融合させたスタイルで戦う。

テイクダウン、コントロール、スクランブルでの仕掛けが軸のナカシマ、青木にとっても北米スタイルのファイターとの対戦は、極端な体格差はあったベン・アスクレン戦以来となる。いずれにしても組みが強く、体格で上回るナカシマは青木にとって非常に危険な相手であることは間違いない。

そんなONE116の上位2試合は共にSuper Seriesのキックボクシング世界戦で、メインは世界バンタム級王者アラヴェル・ラマザノフがカピタン・ペッティンディーアカデミーの挑戦を受け、コ・メインも同じキックの世界戦でライト級王者レギン・アーセルが、ムスタファ・ハイダを相手に防衛戦を行う。

この他、ライブ枠MMAマッチは青木✖ナカシマ以外に3試合、女子アトム級戦でモン・ボーとサマラ・サントスとマッチアップされている。この試合は今年開催が決まっている女子アトム級GPへの出場査定試合となることは間違いないだろう。

■視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE116対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

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ONE ONE113 Report ブログ プリシーラ・ガオール モン・ボー

【ONE113 Inside the Matrix02】倒せる拳を持つ女モン・ボー。ガオール相手に2試合連続、ワン・パンKO!!

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
Def.1R1分20秒by KO
プリシーラ・ガオール(インドネシア)

サウスポーのガオールに対し、やはりアトム級では肩回りなどが一回り大きなモン・ボーが軽くジャブを繰り出す。ガオールがローから左ミドルハイ。モン・ボーの前進を蹴りで突き放したいガオールだが、モン・ボーの圧力はそれを許さない。ケージの前を左に移動したガオールだが、サイドキックに右ストレートを合わされダウンを喫する。そのまま距離を詰めて、右のパウンドでKO勝ちを決めた

2試合連続のワンパンKO勝ち。倒せる拳を持つモン・ボーは「KOする準備をしてたし、凄く満足している」と笑顔を浮かべた。


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News ONE ONE Inside the Matrix02 ONE113 エコ・ロニ・サプトラ キム・キュソン キャムラン・アバソフ ジェイムス・ナカシマ ティモフィ・ナシューヒン ピーター・バウシュト ブログ プリシーラ・ガオール モン・ボー 若松佑弥

【ONE113 Inside the Matrix02】計量&ハイドレーション結果 第1試合=女子アトム級戦はGP査定試合?

【写真】デビュー戦同士の時とはいえ、現UFC世界女子ストロー級王者ジャン・ウェイリに勝利しているモン・ボー──要注目だ (C)MMAPLANET

本日6日(金・現地時間)、中継されるONE113「Inside the Matrix02」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


世界ウェルター級選手権試合をメインに、MMAのみ5試合が組まれている今大会。オープニングから女子アトム級で新チャイナ・パワー=モン・ボーが、インドネシアのプリシーラ・ガオールと対戦。恐らくは来年の開催が決定している女子アトム級ワールドGPの査定試合になるであろう注目のマッチアップだ。

なおハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix2対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ:83.7キロ/ 1.0207
[挑戦者]ジェイムス・ナカシマ:81.6キロ/ 1.0083

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン:76.6キロ/ 1.0044
ピーター・バウシュト:76.4キロ/ 1.0044

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・キュソン:61.15キロ/ 1.0191
若松佑弥:61.2キロ/ 1.0140

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ:60.8キロ/ 1.0237
ラモン・ゴンザレス:60.65キロ/ 1.0099

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
プリシーラ・ガオール:51.45キロ/ 1.0156
モン・ボー:52.1キロ/ 1.0195

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ONE Inside the Matrix02 ONE113 キャムラン・アバソフ ジェイムス・ナカシマ ティモフィ・ナシューヒン ピーター・バウシュト ブログ プリシーラ・ガオール モン・ボー 未分類 若松佑弥

【ONE113 Inside the Matrix02】若松佑弥出場大会、カード発表。アバソフ✖ナカシマのウェルター級世界戦

【写真】ONE✖北米というだけでなく、ロシア✖北米というべきアバソフ✖ナカシマの世界戦だ (C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ONE Championshipの公式ホームページで11月6日(金・同)に中継されるONE113「Inside the Matrix02」の対戦カードが発表された。

ONEにとって7カ月振りのメガ・イベントとなるInside the Matrix大会は、昨日30日に世界戦4試合を含む6試合がライブ中継された。日本ではABEMAのライブ中継中に若松佑弥の出場とキム・キュソン戦が明らかとなっていたが、今回の発表でキックボクシング2試合を含む6試合の全容が分かった。


メインはONE世界ウェルター級王者キャムラン・アバソフに、ジェイムス・ナカシマが世界戦だ。昨年5月に岡見勇信を破り、10月にゼバスチャン・カデスタムを破りONEウェルター級の頂点に立ったアバソフに対し、ナカシマはキャリア9連勝でLFAウェルター級王者に輝き、10戦目からONEに戦場をONEに求めるとルイス・サッポや岡見を相手に3連勝中で、キャリア全体を通してはデビュー以来12連勝で負け知らずだ。

昨夜はLFAで暫定フェザー級王者だったタン・リーが、マーチン・ウェンをKOしONE世界フェザー級チャンピオンの座に就いており、北米フィーダーショー王者の実力を見せつけた。今回はそのLFA王者が、ロシア系のアバソフの王座に挑む。いってみればアバソフはウェンやオンラ・ンサンのようにアジアにMMAを普及させたONEの顔ではない──故に昨夜の4大タイトルマッチに並ぶことがなかった。ONEを職場として選択したキルギス国籍の王者アバソフとナカシマの世界戦は、これまでのONEとは違うストーリーラインにあるマッチアップといえる。

セミではライト級=ティモフィ・ナシューヒン✖ピーター・バウシュトが組まれた。バウシュトは下石康太やエドゥアルド・フォラヤンに勝っており、昨夜の大会で世界ライト級王者クリスチャン・リーに挑戦したユーリ・ラピクスよりも下馬評では実力者と目されてきた。

こじつけになってしまうが、ンサンを破り世界ミドル級チャンピオンになったライニア・デリダーと同じオランダ人──バウシュトもまたONEの勢力分布図を変える力を持つ新勢力だ。エディ・アルバレスをKOしたナシューヒンとの一戦は、次期挑戦者決定戦の意味合いも十分にあるだろう。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

ようやくみられる日本勢=若松は、かつて日本のHEATで戦いEvolveトライアウトで合格者であるキム・キュソンと戦うが、負けは許されないどころか、その先のステップとなる勝ち方が求められる。

(C)ONE

また王者アンジェラ・リーが産休に入った女子アトム級戦線、来年1月にスタートするという話のGPトーナメント、その査定試合といえるのがプリシーラ・ガオール✖モン・ボーの一戦だ。

デビュー戦で、現UFC世界女子ストロー級王者ジャン・ウェイリに勝利しているボーは、ストロー級時代の緩いラインの時は見るべきところの少ないファイターだったが、アトム級に絞ると打撃がキレキレだ。ストロー級のシィオン・ヂィンナンに続きチャイナパワーを誇示でるか。インドネシアの散打ファイター=ガオルとの戦いは、その試金石となる。

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix02対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ピーター・バウシュト(オランダ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・キュソン(韓国)
若松佑弥(日本)

<ムエタイ59キロ契約/3分3R>
ロッキー・オグデン(豪州)
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
ラモン・ゴンザレス(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
プリシーラ・ガオール(インドネシア)
モン・ボー(中国)

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