カテゴリー
BELLATOR o UFC キック ダリオン・コールドウェル マゴメド・マゴメドフ

Bellator278:セミファイナル・エンリケ・バルゾラ vs. ニキータ・ミハイロフ

バンタム級GPワイルドカードだが、ミハイロフがジョシュ・ヒルの代役として急に出場が決まったため、140ポンド契約の試合。勝者がマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCのバルゾラは前戦のBellatorのデビュー戦で元バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに3RKO勝ち。バックボーンはルタ・リーブリ。

ヒョードル・チーム所属のミハイロフはコンバットサンボ・散打がバックボーン。23歳で、Bellator戦績2勝0敗。

ミハイロフが飛び膝からシングルレッグへ。ケージを背負ってブラウン肘で抵抗するバルゾラだが、ミハイロフリフトしてテイクダウンを狙う。片膝を着いたバルゾラだが、ミハイロフ立って離れる。バルゾラがプレスしてパンチのフェイント。ミハイロフバックブロー。またプレスするバルゾラ。ミハイロフケージを背負った。パンチのフェイントに反応するミハイロフ。ミハイロフタックルに入るが逃げ気味で切られる。ミハイロフバックスピンキック。クリーンヒットしたがバルゾラは効いてないアピール。組んでボディロックしたバルゾラがテイクダウン狙うが離れた。バルゾラタックル。四つからテイクダウンを狙うとミハイロフ下になる。バックに回ったバルゾラがパウンドを入れていく。ミハイロフシングルレッグに入るが、バルゾラこらえてブラウン肘を入れるとバックに回り逆にテイクダウン。残りわずか。パウンドで削るバルゾラ。ゴング。

1Rバルゾラ。テイクダウンで上を行っている。

2R。またプレスするバルゾラ。圧されて下がるミハイロフ。パンチで飛び込んだミハイロフだがすぐにプレシャーを受けて下がる。逃げ気味のタックル。潰したバルゾラ。座った体勢のミハイロフのボディに膝。足をすくって寝かせた。ハーフ。亀になったミハイロフ。チョーク。なんとかディフェンスしたミハイロフ。がぶったバルゾラはダースチョークを狙う。外れてバックを狙ったが前に落ちたバルゾラ。逆にバックを取ったミハイロフ。投げてテイクダウン。が、バルゾラ正対して逆にテイクダウン。バックマウント。チョーク!しかしややズレている。外れた。ゴング。

2Rバルゾラ。

3R。ミハイロフバックブローを見せる。右ハイ。シングルレッグ。ケージでこらえてブラウン肘を入れるバルゾラ。シングルレッグから倒したミハイロフだが、バルゾラすぐに立ってタックルに入り逆に倒した。がぶりから上を取るバルゾラ。膝をついたミハイロフのボディに膝。タックルを潰してバックに。バックマウントからチョーク。腕をつかんでディフェンス。バックから殴るバルゾラ。ミハイロフ立ってスタンドバック。膝をついたミハイロフにパウンド。タイムアップ。

判定三者フルマークでバルゾラ勝利。GPではいきなりマゴメド・マゴメドフとの対戦になるが、トーナメントのダークホース枠になりうる存在。

カテゴリー
BELLATOR Bellator278 MMA o   ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス ベラトール マゴメド・マゴメドフ

Bellatorバンタム級GP、セルジオ・ペティス&ジェームズ・ギャラガーに続いてジョシュ・ヒルも欠場

Bellatorバンタム級GP、セルジオ・ペティス&ジェームズ・ギャラガーの欠場により4.22『Bellator 278』で1回戦進出を懸けた2つのワイルドカードが決定(2022年03月25日)

 こちらの続報。


 ベラトールMMAが4月22日にハワイ州ホノルルで開催する『Bellator 278: Velasquez vs. Carmouche』でバンタム級ワールドグランプリのワイルドカードとしてエンリケ・バルゾーラと対戦予定だったジョシュ・ヒルが欠場することをMMAJunkieが確認したとのこと。欠場理由は不明。

 この試合の勝者が6月24日の『Bellator 282: Mousasi vs. Eblen』でマゴメド・マゴメドフと対戦予定ですが、バルゾーラが他の選手と対戦するのか、ワイルドカード消滅によりそのままマゴメドフと対戦するのかも不明です。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator278 Bellator279 MMA MMAPLANET o PFL UFC エマニュエル・サンチェス エンリケ・バルゾラ クリス・サイボーグ ジェイムス・ギャラガー ジャスティン・ゴンザレス ジュリアナ・ヴェラスケス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ベラトール マコア・クーパー マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr リズ・カモーシェ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場

【写真】プロ2戦目──クーパー一家らしく精悍の顔つきの21歳=マコア・クーパーがベラトール初陣に挑む (C)TITAN FC

24日(木・現地時間)、Bellatorより4月22日(金・同)と23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator278と279の追加カード及びカードの変更が発表されている。

ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。

しかし、王者ペティスは負傷で同門対決からドロップアウト。波乱の幕開けどころか、幕開け前の波乱が起きてしまった。


その結果、スタッツは前世界王者のフアン・アルチュレタと暫定王座を争うGP準々決勝をBellator279で戦うことになった。またジェイムス・ギャラガーもトーナメント戦から姿を消し、ペティスとギャラガーが抜けた穴埋めにBellator278でワイルドカード戦が2試合組まれることも今回明らかとなっている。

勝てば準々決勝進出がワイルドカード戦はジョシュ・ヒル×エンリケ・バルゾラ、そしてジョーネル・ルゴ×ダニー・サバテーロとなり、ヒル×バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、ルゴ×サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴとのクオーターファイナルに進出する。

(C)BELLATOR

バルゾラはTUFラテンアメリカ優勝、6勝3敗1分と勝ち越しているUFCから転じた初戦で、ダリオン・コールドウェルを破ったばかり。

(C)BELLATOR

Titan FCバンタム級王者&コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約がならなかったサバテーロはサークルケイジ初陣で、UFC戦績5勝2敗だったブレット・ジョンズを下している。

ペティス脱落、ワイルドカードにニキータ・ミハイロフの名が見られないのは残念だが、それも準々決勝にバルゾラやサバテーロが進出するならGP見所はプラスマイナス・ゼロといっても過言でない。

それだけトーナメントの行方、予想を困難にする実力者がワイルドカード戦に選出されたといえる。

また279大会でベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグ✖アーリーン・ブレンコウのBellator世界女子フェザー級選手権試合が組まれたのに対し、278大会では世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖リズ・カモーシェ戦が組み込まれている。

その278大会ではプレリミに父にレイ・ブラダ・クーパーJr、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世を持つマコア・クーパーがプロ2戦目で、ハワイ・ローカル枠に抜擢されブレイク・ペリーとのマッチアップも決まっている。

父はハワイMMAのパイオニア、兄はPFLで2度の優勝も自宅にガレージで家族だけ練習するという公然ながら、謎多きMMA一家から、レスリングとフットボールで活躍したマコアのBellator初陣は非常に楽しみだ。

なお279大会のプレリミでジャスティン・ゴンザレス×カイ・カマカ3世、エマニュエル・サンチェス✖ヤンシー・メデイロス戦、さらにランス・ギブソンJrも出場するなど注目カードが並んでいる。

The post 【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR MMA o ダニー・サバテーロ マゴメド・マゴメドフ

Bellator278:バンタム級GPのワイルドカード2試合・ジョシュ・ヒル vs. エンリケ・バルゾラ、ジョネル・ルゴ vs. ダニー・サバテーロが決定。勝者がGP出場。

www.bellator.com

セルジオ・ペティスとジェームス・ギャラガーが欠場したバンタム級GPは、ワイルドカード2試合が行われ、勝者がGPに出場する形式に変更。

4月22日のBellator278でその2試合が行われる。ランキング8位のジョシュ・ヒル vs. エンリケ・バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、、ランキング9位ジョネル・ルゴ vs. ダニー・サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴと対戦する。

カテゴリー
BELLATOR MMA o RIZIN   ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス フアン・アルチュレタ マゴメド・マゴメドフ 榊原信行

Bellatorバンタム級GP、セルジオ・ペティスに続いてジェームズ・ギャラガーも負傷欠場

4.23『Bellator 279』セルジオ・ペティスがバンタム級GPを負傷欠場、フアン・アルチュレタがラウフェオン・ストッツと1回戦&暫定王座決定戦(2022年03月23日)

 こちらの続報。


James Gallagher(Sherdog)

 Bellatorバンタム級ワールドグランプリに出場予定だったジェームズ・ギャラガーが負傷欠場することをMMAJunkieが確認したとのこと。ケガの詳細は不明ですが手術を伴うもので、ギャラガーは「このトーナメントの傍観者になることにがっかりしている」「今年の下半期には復帰する準備ができているので、誰かが負傷欠場した場合は代わりに出たい」とコメントしています。

 ギャラガーの1回戦のカードは未定でしたが、マゴメド・マゴメドフ戦が有力視されていたとのこと。『Bellator 279』の前日に同じくホノルルで開催する『Bellator 278』でジョシュ・ヒル vs. エンリケ・バルゾーラが行われるので、この勝者がGPに代打出場することになりそうですが、もう1枠空いています。


【Bellator】王者ペティスに続きギャラハーもGP欠場、榊原信行CEOは日本人参戦について「扇久保博正とか“ひょっとしたらひょっとするかも”」(ゴング格闘技)
 榊原信行RIZIN CEOは、23日の『RIZIN.35』(4月17日)の会見後の本誌の取材に、ペティス欠場と日本人選手の参戦について、「それも情報をもらっているので、この後スコット(コーカーBellator代表)と話をして、(日本人選手の参戦も)“ひょっとしたらひょっとするかも”しれない。Bellatorバンタム級GPとしては、ペティスを中心に組み立てるはずだったのが、長期離脱になる怪我ということなので、その先でもGPに出て来ることもないと思いますから、誰か代替選手を決める中で日本人選手──扇久保(博正)とかね、難しいかもしれませんが、スコットと話をしようと思います」と語っている。

 これはジェームズ・ギャラガー欠場が報じられる前のコメントですが、こうなると可能性が出てきた!?続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR MMA News o マゴメド・マゴメドフ

Bellator:ジェームス・ギャラガーがバンタム級GPを負傷欠場。

mmajunkie.usatoday.com

Bellatorバンタム級GPへの出場が決まっていたジェームス・ギャラガーが、負傷によりGP出場を辞退するとのこと。ギャラガーはGPでの対戦相手・日程は発表されていなかったものの、マゴメド・マゴメドフとの対戦が噂されていた。

ギャラガーはランキング7位でGP出場選手の中で最下位。先に欠場が決まった王者セルジオ・ペティスとともに、代役は現在未定となっている。

カテゴリー
BELLATOR F1 MMA o   クリス・サイボーグ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ベラトール マゴメド・マゴメドフ 堀口恭司

Bellatorが4.22&4.23ハワイ大会を開催/バンタム級GP 1回戦で堀口恭司 vs. パッチー・ミックス、セルジオ・ペティス vs. ラウフェオン・ストッツ



 ベラトールMMAが4月22日と23日にハワイ州ホノルルのニールS・ブライスデル・センターで大会を開催することをMMAJunkieが確認したとのこと。22日が『Bellator 278』、23日が『Bellator 279』になります。ベラトールがハワイ大会を開催するのは2019年12月20&21日の『Bellator 235: Misech vs. Perez』&『Bellator 236: Macfarlane vs. Jackson』以来2年4ヶ月ぶり。

 そして、『Bellator 279』のメインイベントはクリス・サイボーグ vs. アーリーン・ブレンカウの女子フェザー級タイトルマッチになるとのこと。

 サイボーグは昨年11月の『Bellator 271: Cyborg vs. Kavanagh』でシネード・カヴァナに1R KO勝ちして以来の試合で今回が4度目の防衛戦。ブレンカウは同じく『Bellator 271: Cyborg vs. Kavanagh』でパム・ソレンソンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。Bellatorフェザー級ランキング1位。両者は2020年10月の『Bellator 249: Cyborg vs. Blencowe』で対戦しており、この時はサイボーグが2Rリアネイキッドチョークで勝利しています。

 また、『Bellator 279』ではバンタム級ワールドグランプリ1回戦としてセルジオ・ペティス vs. ラウフェオン・ストッツ、堀口恭司 vs. パッチー・ミックスが行われるとのこと。ペティス vs. ストッツはペティスのバンタム級王座防衛戦も兼ねています。

 ペティスは昨年12月の『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』で堀口恭司に4R KO勝ちして以来の試合で5連勝中。今回が2度目の防衛戦。ストッツは昨年8月の『Bellator 264: Mousasi vs. Salter』でマゴメド・マゴメドフに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(Bellator 5連勝中)。Bellatorバンタム級ランキング3位。

 堀口は昨年12月の『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』でセルジオ・ペティスのバンタム級王座に挑戦し4R KO負けして以来の試合。Bellatorバンタム級ランキング5位。ミックスは昨年11月の『Bellator 270: Queally vs. Pitbull 2』でジェームズ・ギャラガーに3Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で2連勝中。Bellatorバンタム級ランキング2位。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN ジェイムス・ギャラガー スコット・コーカー セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催

【写真】GPの開催により、勝ち進めば多くても3試合後には堀口にタイトル挑戦の再チャンスが巡って来ることとなった (C)BELLATOR

3日(金・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されたBellator272「Pettis vs Horiguchi」内で、バンタム級ワールドGPが2022年に行われることが発表された。

同大会のメインカード第1試合でジョニー・エブレンがコリン・ハックボディをTKOで下すと、中継内でヘビー級ワールドGP決勝のライアン・ベイダー✖モルドフスキー、世界ミドル級選手権試合=王者ゲガール・ムサシ✖挑戦者オースティン・ヴァンダーフォード、世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖コーリー・アンダーソンという世界戦が2022年に行われることが言及された。

引き続き中継だけでなく、会場のファンにも「2022年の前半に初めてBellatorバンタム級ワールドGPが開催される」ことがケージ内よりリングアナによって発表され──その出場選手がステージに順次姿を見せた。


マゴメド・マゴメドフ、ジェイムス・ギャラガー、レアンドロ・イーゴ、パッチー・ミックス、ラフェオン・スタッツ、そして前世界王者フアン・アルチュレタが登壇し、残り2人はこの後に世界戦を戦った堀口恭司とセルジオ・ペティスの8人が100万ドルを賭けた8人制トーナメントに参加することが明らかに。

大会終了後の会見でスコット・コーカーは、今回のGPに関して「16人でも8人でも簡単に組むことができた。我々にとってベストの階級だから。4試合のベストマッチアップを実現させるため」8人制としたことを説明した。

まだ2022年のスケジュールが発表されていないベラトールにあって、コーカーは来週にも1月からの大会がアナウンスされるとし、最初の3カ月に上記の3試合、続く3カ月にヤーソラフ・アモソフ✖マイケル・ペイジ(※ウェルター級選手権試合)が組まれ、GPは3月に開始される予定とのこと。

また、今大会のメインでKO負けした堀口に関しては「少し休んでもらって。3月には戦えるようになっているだろう。こういう敗北もあるけど、彼がどういうレベルにあるファイターかは見てもらえたはずだ。試合の全てをコントロールしていた。ホリグチはアメージングでブリリアントなファイターだ」とコーカーは話した。

また開催地に関しては、「新型コロナウィルス感染問題がなかれば日本……RIZINと一緒にさいたまスーパーアリーナ、東京ドームで開きたかった。ただし、COVIDの影響で日本は再びシャットダウン状態だから、ベイエリアかLA、あるいはここモヒガンサン、米国でやることになるだろう」と──日本大会も視野に入れていたことをコーカーは明言した。

The post 【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA   セルジオ・ペティス ベラトール マゴメド・マゴメドフ 堀口恭司

Bellatorが2022年にバンタム級ワールドグランプリの開催を発表/セルジオ・ペティス、堀口恭司ら8名の出場選手も決定



 ベラトールMMAが『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』の開催中に2022年にバンタム級ワールドグランプリを開催することを発表。出場選手8名は以下の通り。

・セルジオ・ペティス
・堀口恭司
・フアン・アルチュレタ
・ジェームズ・ギャラガー
・レアンドロ・ヒゴ
・マゴメド・マゴメドフ
・パトリック・ミックス
・ラウフェオン・ストッツ

 現チャンピオンのセルジオ・ペティスはトーナメントが王座防衛戦になります。優勝者はタイトルと賞金100万ドルを獲得します。決勝戦で堀口恭司がセルジオ・ペティスにリベンジすれば最高のシナリオになりますが…。

 日程は未定ですが、開幕戦は第1四半期(1~3月)に行う予定とのこと。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Brave CF LFA MMA ONE PFL RIZIN RIZIN TRIGGER01 UAEW UFC   アダム・ボリッチ キック ジェイジェイ・ウィルソン スコット・コーカー ストラッサー起一 ダイキ・ライトイヤー ダニー・サバテーロ ベラトール マゴメド・マゴメドフ 中田大貴 住村竜市朗 堀口恭司 堀江圭功 山本空良 川中孝浩 昇侍 木下憂朔 松場貴志 柏木信吾 獅庵 竿本樹生 萩原京平 釜谷真 魚井フルスイング

【RIZIN TRIGGER01】柏木信吾に訊く─02─「RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます」

【写真】後編のスナップショットは真面目バージョン。必ずRIZINの文字が背景に入る場所をセレクトする柏木氏(C)MMAPLANET

本日28日(日)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN TRIGGER01。同大会を前にしてJ-MMAの実状、世界の中の日本のMMAという論点で柏木信吾氏に行ったインタビュー後編。

RIZINルールのケージ大会に期待すること。そしてRIZINとBellatorの今後に対して柏木氏が熱弁をふるった。

<柏木信吾インタビューPart.01はコチラから>


──TRIGGERはケージでRIZINルール。ケージで北米ユニファイドとも、リングでRIZINルールとも違う戦いが見られそうです。

「ケージでグラウンドの4点ヒザ、サッカーボールキックがあれば膠着はかなり減少するかと思います。選手にとっては気が抜けなくて、精神的に厳しい戦いになるでしょうね」

──レフェリーも気が抜けないです。

「う~ん、でもそこはアジャストしていただかないと」

──サッカーボールキックが入ると終了の合図的なこともありますが、ケージを背負って座った状態の選手にヒザ蹴りとか、本当に怖いです。ただし、見た目のインパクトでストップしてしまうことも起こる可能性があります。

「ヒザですよね。テイクダウンから起き上り際、スクランブルでのヒザ蹴りはユニファイドではない攻撃で。ユニファイドだと一息つけるところが、致命傷になる」

──いやぁ、止まることができないですね。厳しいっ!!

「そうなんです。動くしかない。なら立ち上がってクリンチに、すぐに持ち込まないと」

──それはそれで疲れますね……。ところでユニファイド思考の選手が、ケージで外国人選手との試合も組まれていくのであれば、「リングだから」とRIZINを避けていた選手が出場するケースも増えそうですね。

「そうかもしれないですね……」

──と同時に、ケージしか出たくないんだと言うかもしれないです。

「そういう選手はお断りです(笑)。というのは冗談で、TRIGGERだけ、そして踏み台にしたいという選手が出るのも良いと思います。TRIGGERで無双して、それでも『リングは出ない』というのなら格好良いですし、運営側としては意地でも出場させたくなってビッグファイトが生まれるかもしれない。

それこそTRIGGERが盛り上がると、RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます。RIZINリング王者、RIZINケージ王者が生まれるってなると、それはそれで面白くないですか。そこまでTRIGGER……RIZINで金網が盛り上がるなら、それこそさっき高島さんが言った別競技……RIZINのスピンオフ・ストーリーが確立する。それってメチャクチャ面白いですよ」

──もう制圧ですね。

「ハイ」

──J-MMA界を……。

「いや、何言っているんですか!! そんなことないですよ」

──アハハハハハ。

「いやいやいやいや、引っかけじゃないですか!!(笑)。そんなことは考えていないですよ。でもリングとケージの統一チャンピオンシップとか、面白くないですか!!」

──そりゃ面白いですよ。結果、制圧してしまうし(笑)。

「だから、制圧じゃないですって(笑)」

──自分はフリーで25年やってきたから、力がないモノは続けられない。それが当然だと思っているのは嘘じゃないです。

「でも、RIZINはそれを全然望んでいないですから。やはり協力体制がないと、業界全体が盛り上がらないですからね。どこかが転んだときに、『ざまぁ見ろ』なんて思っている業界は伸びないです」

──ホント、その通りです。自分たち雑誌も格闘技通信が休刊になった時、ゴン格の人間で喜んだ者など誰一人もいなかったです。先を走っていたライバル誌がなくなるって、ジャンルにとって大きなピンチだったので。だからTRIGGERで勝っても、もともと活躍していたプロモーションで試合も続ける。そういう風になるのが、理想ですね。

「そうなんですよ。負けて戻って再生だけでなく、勝った選手が凱旋。そこも上手く調整しながらやっていくつもりです。そこはしっかりと向き合って、足並みを揃えてやっていければ業界全体が良くなる。甘いですかね?」

──甘かろうが、辛かろうが……です(笑)。理想を追いかけないと。そういう部分ではどのプロモーションも選手の手売りがマネタイズになっており、勝ち負けに関係なく試合が組まれるという状況があります。そこはUFC、Bellator、PFL、ONE、BRAVE CF、UAEWなどとの違いですが、柏木さんはどのように考えられていますか。

「日本ではMMAが興行という形に収まっており、コンテンツとして広く認められチケット云々でなく、スポンサーフィーやインベスターからの投資を得ることができる状況にはないです。この状況では、PFLのように地味でも強ければ良いという風に世界中から選手を呼ぶことはできない。それができれば本当に理想的で。でも、日本はその状況ではない」

──そこを業界全体でどう打開していけるのか、期待しています。そして、ここからは柏木さんの渉外という面で、お話を聞かせていただきたいのですが。

「ハイ」

──RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorと契約した。ベラトールとエクスクルーシブですが、RIZINに関してはベラトールの合意があると試合ができる。これは画期的な、この業界になかった契約形態だと思います。そうなると他の日本人選手も同じようにベラトールと契約し、日本でも試合をすることができるようになるのでしょうか。

「日本人選手に関わらず、RIZINとエクスクルーシブ契約の外国人選手も堀口選手のような契約形態にできないかという問い合わせは来ています」

──そうなりますよね。

「日本が大好きで、RIZINも大好きだ。RIZINで2度戦い、ベラトールで2試合する。そういうことは可能か?と」

──それが実現すれば、本当に素晴らしいことです。

「堀口恭司選手を皮切りに新しい契約の仕組みができるかもしれないです。まあ、これはスコット・コーカーと榊原社長の話し合い、人と人、人間関係で決まったことなので本当に凄いことだと自分は思います」

──ただし、そういう希望を堀口選手以外の日本人選手が持っていてもベラトールで勝てるでしょうか。私は正直、甘くないという想いはあります。

「それは私もあります。簡単ではないです。正直、世界という言葉は言いやすいかもしれないですが、やはり知ることが先だと思います。行きたいというのも良いです。行けるなら、行くべきです。でも、現実を見る必要性はあります。かつ国内で誰もが納得する戦績を残した選手が行くのが一番ではないかと。UFCに行くのではなく、UFCで勝つことを考えてほしい。

そうなると現状では日本からシレっとUFCに行っても、伝わらない。イケイケの気持ちになっている選手には分かってもらえないかもしれないですが、自分のブランド力を上げて日本のファンを引き連れてUFCへ行って欲しいです。

日本のファン、1万人、2万人、10万人の目ん玉を連れて行ってくれよ、と。国中から応援されて行けば良いじゃん。周囲の100人とかでなくて。せっかくRIZINってモノがあるんだから、『RIZINは違う』とかって言うのも良いけど、使えるモノは使えば良いのに。逆に使ってよって僕は思います」

──もう19年以上過去の話ですが、桜井マッハ速人選手がUFCでマット・ヒューズの持つ世界ウェルター級王座に挑戦した時、WOWOWやサムライTVのスタッフが現地に赴き、専門メディアだけでなくスポーツ新聞、そして一般誌の記者もラスベガスを訪れていました。何より、マッハは世界に挑戦する力があった。

「まさにそういうことですね。今はそういう風になっていないです。世間が何か、格闘技が盛り上がっているね──というところまで、まだ浸透していない。世界一を目指すのは良いです。僕もそういう姿を見てみたい。その実績が、皆に貢献できるようになるにはRIZINを使えば良いと思います。変に意固地になるんじゃなくて……」

──そこまで意固地にならないと、その意志力がないとできない。それも有りだし、自分に納得したい選手もいるのも致し方ないかと(笑)。

「もちろん、バカだなって思わせるぐらいの直向きさのある選手、僕も好きです。あの意志の強さは大好きです」

──必殺、大好きだからRIZINで戦う姿が見たいってことですね(笑)。

「まぁ、あの道は修羅の道ですからね。そのおかげでLFAの中継があるって、ありがたいですよ。だから、僕も世界に行くためにRIZINを使ってほしいという想いは、ここで満足してほしくないという気持ちに通じています。それはTRIGGERも、そう。利用して上を目指して欲しいです。」

──なるほど。いやぁ、柏木さんはやっぱり究極ですよ。では堀口選手とは逆にベラトールの選手がRIZINにやって来ることは、またあるのでしょうか。

「あります。ホント、この世界で前例のない良好な関係なんです。それはスコット・コーカーの日本に対する思い入れもありますし、理解が凄くあるからこそ現実になっている。スコットももちろん自分たちの利益を考慮しなければならない立場ですが、その先を見ている。そういう野心があるから、この関係を築くことができている。選手とプロモーター、プロモーターとプロモーターがWIN WINにある。やはり人間関係はWIN WINでないと築けないです」

──仰る通りですね。

「だからRIZINからベラトールに選手を送り出すだけでなく、ベラトールの選手にもRIZINに来てもらいたいという話は当然しています」

──マゴメド・マゴメドフ、ジェイジェイ・ウィルソン……見たいですねぇ。

「僕はボリッチ、ボリッチって言っていますよ(笑)」

──クソ見てみたいですね。アダム・ボリッチ、ぜひTRIGGERで。

「いや、だからTRIGGERはそうじゃないですって(笑)。アジアの活きの良い選手とか招聘したいです。ベラトールだったら、単発契約で出ている選手なら有り──かもしれないです。でも、そうしたらアジアの選手の方が面白い。そうしたらMMAPLANETでもインタビューお願いします」

──勿論です。

「でもジェイジェイ・ウィルソンとか、ダニー・サバテーロとかMMAPLANETがインタビューしたら体重オーバーとか、コロナで陽性になって欠場って。ああいうジンクスを創るのは勘弁してほしいなぁ(笑)」

──いや、勘弁してくださいはこっちですよ。またネガティブ・キャンペーンだ(笑)。

「アハハハハ」

──リングだと自分は書くことができないですけど、J-MMA界のためにもRIZINにベラトールのトップ選手が来日してほしいです。

「そうするとベラトールの通常大会も日本のファンが楽しめますしね。でも、ホントTRIGGERきっかけで、今日はMMAPLANETにインタビューしてもらって嬉しかったです」

──今後も月刊・柏木信吾のこの一番など、お願いできれば自分も嬉しいです。

「ホントですか。ぜひ、お願いします(笑)」

■視聴方法(予定)
11月28日(日)
午後2分~Exciting RIZIN
午後2時~RIZIN LIVE
午後2時~スカパー!

■ RIZIN TRIGGER01計量結果

<フェザー級/5分3R>
昇侍:65.80キロ
萩原京平:65.95キロ

<68キロ契約/5分3R>
堀江圭功:68.00キロ
中田大貴:67.40キロ

<ウェルター級/5分3R>
ストラッサー起一:76.75キロ
川中孝浩:76.10キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:76.90キロ
木下憂朔:76.95キロ

<バンタム級/5分3R>
獅庵:60.95キロ
魚井フルスイング:60.50キロ

<フライ級/5分3R>
竿本樹生:57.00キロ
松場貴志:56.60キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.00キロ
山本空良:65.60キロ

<73キロ契約/5分3R>
奥田啓介:72.45キロ
グラント・ボグダノフ:72.95キロ

<バンタム級/5分3R>
釜谷真:60.90キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.90キロ

<キック53キロ/3分3R>
政所仁:52.75キロ
平松侑:53.00キロ

<キック61キロ/3分3R>
市村大斗:60.90キロ
テーパリット・ジョウジム:60.95キロ

<キック46キロ/3分3R>
百花:45.70キロ
未來:45.85キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:60.80キロ
藤原克也:59.80キロ

<キック55キロ/3分3R>
森井翼:54.90キロ
FUJIMON♡:54.60キロ

The post 【RIZIN TRIGGER01】柏木信吾に訊く─02─「RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます」 first appeared on MMAPLANET.