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【Bellator289】ウィリスがクラッチマーのTDを完封、快勝も気になるケージレスリングのクイック・ブレイク

<ウェルター級/5分3R>
ジャリール・ウィリス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
カイル・クラッチマー(米国)

間合いを取る両者。ウィリスが左ジャブ、クラッチマーは頭の位置を変えてオーバーハンドを繰り出す。カーフを蹴るウィリスは左ジャブを続け右オーバーハンド、そこにクラッチマーが左フックを当てる。クラッチマーの右ハイをかわし、距離をつめたウィリスが左ボディストレートを伸ばす。スイッチしてワンツーからスリーのウィリスが、オーソに戻して右前蹴りから右カーフを蹴る。ウィリスは続いて右を当て、右フックに組みついたクラッチマーがケージに押し込む。

上背で上回るウィリスは右を差してヒザをボディに突き刺し、テイクダウンを許さない。レフェリーが両者を分け、ウィリスがワンツーから左ミドル、さらにワンツーを効かせてミドルキックへ。たまらず組みついたクラッチマーが右エルボー、続くエルボーを押し返され姿勢を乱す。ウィリスが逆にクリンチゲームに持ち込むが、ラスト10秒で離れて左ローを蹴った。

2R、まず右カーフを蹴ったクラッチマーは左ジャブを被弾して下がるとボディも殴られる。前に出直したクラッチマーに対し、ウィリスがタイミングの良いワンツーをヒット。クリンチ戦で左フックを受けても、ウィリスがワンツーで圧をかける。飛び込んで左フックを決めたウィリスは攻勢を続け、クリンチゲームにはレフェリーが意外なほど早いタイミングでブレイクを命じる。

打撃の間合いに戻ると、リードアッパーから右フックと攻勢のウィリスはボディから左ストレートを打ち、クラッチマーの動きが止まる。残り2分、ダブルレッグでケージまでドライブしたクラッチマーだが、クラッチできず自ら離れる。直後のダブルレッグもケージに押し込むにとどまり、インサイドトリップ、ダブルレッグの仕掛けも不発に終わったクラッチマー。またもレフェリーが早々のブレイクを入れ、ウィリスが右から左を当てる。ボディから顔面を殴ったウィリスが初回に続き、この回も取った。

最終回、まず左ミドルを蹴ったウィリスがワンツー、右ボディから左フックを顔面に入れ、さらに右ストレートを打ち込む。カウンターのフックにも、ウィリスの勢いは止まらずクラッチマーが組んでクリンチへ。直ぐに離れると、ダブルレッグをスプロールされたクラッチマーが、すぐに連続でトライ。ケージに押し込み、クラッチを組んで押し込むもレフェリーが両者を分けた。

クラッチマーは左の差し上げテイクダウンを狙うが、ウィリスは腕を一本差して倒れない。このブレイクの早さは仕掛ける方には厳しく、受ける方には余裕を与える。案の定、頭から突っ込んだクラッチマーはかわされて、逆にバックに回られそうになり自らガードを取る状態に。クラッチマーはハーフで左腕を差し、続くキムラ狙いもウィリスが防いで立ち上がり際にヒザを入れていく。

残り1分、組みから離れたウィリスが左の前蹴り、さらにインローを蹴る。クラッチマーは右フックに逆に組まれてケージに押し込まれると、そのままタイムアップを迎えた。終わってみると、打撃の手数と精度、そしてしっかりとポイントをマネージしたウィリスが3-0で快勝──しかし、このブレイクの早さは、メインカードのマゴメド・マゴメドフ✖パッチー・ミックス、ラフェオン・スタッツ✖ダニー・サバテーロという2試合に少なからず影響を与えそうだ。


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【Bellator289】計量終了 世界戦&ドGP大会で、プレリミ・ウェルター級クラッチマー✖ウィリスに注目

【写真】菊入にはこの対戦の勝者辺りをターゲットにしてほしい(C)BELLATOR

9日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator289「Stots vs Sabatello」の計量が8日(木・同)に行われている。

今大会のメインはバンタム級ワールドGP準決勝を兼ねたBellator暫定世界バンタム級選手権試合=王者ラフェオン・スタッツ✖ダニー・サバテーロだ。

ワイルドカードから堅実な試合と、派手なトークで成り上がってきたサバテーロのレスリング力とバックコントロール力に王者が、如何に対応するのかが注目される。

そしてコメインには女子世界フライ級選手権試合=王者リズ・カモーシェ✖挑戦者ジュリアナ・ヴェラスケスという立場を変えた再戦と、2つの世界選手権試合が組まれている。

さらにバンタム級ワールドGP準決勝のもう1試合ではマゴメド・マゴメドフ✖パッチー・ミックスがマッチアップされ注目カードがズラリと並んだ同大会。

ここでは、プレリミのとある一番に注目したい。


それがカイル・クラッチマー✖ジャリール・ウィリスのウェルター級戦だ。菊入正行がベラトールとサインしたことで、より注目されるサークルケイジのウェルター級戦線で、ランク的に8位のクラッチマーとランク外のウィリスは現実的に考えて、菊入がトップ5と戦うために確実に乗り越えたい相手といえる。

とはいってもクラッチマーはオクラホマ州立大時代にD1オールアメリカンに輝いており、個人成績でも5位と7位に入賞したこともある日本にはいないフォークスタイルレスラーだ。レスリングと打撃、そしてサブミッションを融合させたスタイルでオクラホマ州タルサのXtream Fight Nightでキャリアを積み、コロナ前の2019年11月にベラトールと契約を果たした。

当時無敗だったケムラン・ラチノフに判定負けを喫したが、クラッチマーはサークルケイジのプレリミ戦線で4勝1敗の戦績を残し、通算9勝1敗のレコードを持つ。キャリア序盤は一本勝ちも見られたが、ベラトールではレスリング&コントロールで4勝のいずれもが判定勝ちとなっている。

対するウィリスはコロナ禍から活動再開したばかりのLFAでウェルター級チャンピオンになりベラトールにステップアップしたファイターで、2連勝後にムハメド・ベルハモフ、サバウ・ホマシという実力者に遅れを取り、現状は2勝2敗とイーブンの星取り状況だ。

レスラーのクラッチマーに対し、ウィリスはマネージメントタイプのウェルラウンダーで、手数の少ない打撃戦で競り勝つイメージが強い。結果、突破力のある選手と戦うと後手に回りディフェンスも甘くなり、ここ2試合は上記のファイターを相手に一本負けを喫している。

ズバリ勝敗予想ではクラッチマーが有利と見られる一番。菊入の対戦相手候補として両者を見るのであれば、クラッチマーのテイクダウン&コントロール、ウィリスのスコアリング打撃に焦点を当てたい。そして菊入がレスラー&ボクサーという北米基準のファイターと戦う際には、ウィリスの戦い方が参考になる──かと思われるウェルター級マッチだ。

■視聴方法(予定)
11月19日(土)
午前7時00分~ U-NEXT

■Bellator289計量結果

<Bellator暫定世界バンタム級選手権試合&バンタム級ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者]ラフェオン・スタッツ: 134.4ポンド(60.96キロ)
[挑戦者] ダニー・サバテーロ: 135ポンド(61.24キロ)

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]リズ・カモーシェ: 124.8ポンド(56.6キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ヴェラスケス: 124.2ポンド(56.33キロ)

<バンタム級ワールドGP準決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 134.4ポンド(60.96キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ: 185.6ポンド(84.18キロ)
アンソニー・アダムス: 185.4ポンド(84.09キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホルツ: 124.2ポンド(56.33キロ)
イララ・ジョアニ: 124.8ポンド(56.6キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.8ポンド(77.47キロ)
ジャリール・ウィリス: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロウ: 145.4ポンド(65.95キロ)
クリス・レンチローニ: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・ボーム: 145.1ポンド(65.81キロ)
カイ・カマカ3世: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マーク・レミンガー: 170.8ポンド(77.47キロ)
マイケル・ロンバード: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ミドル級/5分3R>
パトリック・ダウニー: 185.8ポンド(84.27キロ)
クリスチャン・エコールス: 185.4ポンド(84.09キロ)

<バンタム級/5分3R>
キャス・ベル: 136ポンド(61.69キロ)
ジャレッド・スコッギンス: 135.2ポンド(61.32キロ)

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『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』前日計量動画


MAIN CARD (Showtime (9 p.m. ET)

・Interim champ Raufeon Stots (134.4) vs. Danny Sabatello (135) – for interim bantamweight title; bantamweight grand prix semifinal
・Champ Liz Carmouche (124.8) vs. Juliana Velasquez (124.2) – for women’s flyweight title
・Magomed Magomedov (134.4) vs. Patchy Mix (135) – bantamweight grand prix semifinal
・Anthony Adams (185.4) vs. Dalton Rosta (185.6)

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 5 p.m. ET)

・Ilara Joanne (124.8) vs. Denise Kielholtz (124.2)
・Cody Law (145.4) vs. Cris Lencioni (146)
・Kyle Crutchmer (170.8) vs. Jaleel Willis (170)
・Kevin Boehm (145.1) vs. Kai Kamaka (145.2)
・Mark Lemminger (170.8) vs. Michael Lombardo (169.8)
・Pat Downey (185.8) vs. Christian Echols (185.4)
・Cass Bell (136) vs. Jared Scoggins (135.2)

 『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』前日計量結果。全員パスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ラウフェオン・ストッツ vs. ダニー・サバテーロは11人全員ストッツ支持。

・リズ・カモーシェ vs. ジュリアナ・ヴェラスケスはカモーシェ支持10人、ヴェラスケス支持1人。

・パッチー・ミックス vs. マゴメド・マゴメドフは11人全員ミックス支持。

・ダルトン・ロスタ vs. アンソニー・アダムスは11人全員ロスタ支持。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFN215 アンドレ・フィアーリョ ボクシング マゴメド・マゴメドフ ムスリム・サリコフ リー・ジンリャン

【UFN215】MMAふしぎ発見! フィアーリョと対戦、ムスリム・サリコフが語る─01─「散打の歴史 in ロシア」

【写真】初めて聞く話ばかり。試合前でなければ、もっと色々と教えて欲しかった (C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)はネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN215:UFN on ESPN+73「Lewis vs Spivak」が開催され、メインカードのウェルター級でムスリム・サリコフがアンドレ・フィアーリョと対戦する。

リー・ジンリャンに敗れ再起戦となるサリコフは、キング・オブ・カンフーの異名を取る散打出身のストライカーだ。北京五輪と同時開会された北京武術(ウーシュウ)トーナメントの85キロ級金メダリストのサリコフは世界大会で5つの金メダルと1つの銀メダルを獲得しており、散打の歴史で非中国人として最も成功を収めたことで知られている。

そのサリコフにインタビューを試みると彼が指導を受けたマーシャルアーツスクールの存在から、ロシア及びダゲスタンにおける散打の発展理由が語られた。

なぜロシア人ファイターは散打をバックボーンにしているファイターが多いのか──そしてサリコフだけでなく、ヴォルク・アターエフやサビッド・マゴメドシャリポフのような散打ファイターがダゲスタンで生まれた秘密が明らかとなった。


──キング・オブ・カンフーのインタビューができてとても嬉しく思っています。

「ノープロブレム。僕も日本のファンと触れ合える機会がなかったので、インタビューをしてもらってとても嬉しく思っている。スパシーバ。日本という国は僕にとって、とても大切な国だからね」

──ダゲスタン生まれ散打で数々の栄光を手にして来たムスリムですが、日本が大切というのはどういうことでしょうか。そもそも散打がなぜロシアで盛んなのかの分かっていないのですが……。

「ロシアではなくて、ダゲスタンで盛んなんだ。散打はダゲスタンでもっと盛んなアマチュアスポーツの1つだよ。多くの人々が散打のトレーニングをしている。空手もそうだよ。ダゲスタンの人間はボクシング、レスリング、そしてマーシャルアーツが好きなんだ。今では柔術も人気があるよ」

──ムスリムと散打の出会いはいつ頃だったのですか。

「僕は7歳の時にダゲスタンの首都マカチハラから父の故郷であるブイナスクの近くにあるハリムベガウルという小さな村に引っ越したんだ。その時、近所の子供達がマーシャルアーツ・スクールに通っていているのを見た。それがピャーチ・スタロン・スィウェタ(ファイブ・ダイレクションス・オブ・ザ・ワールド)という世界一の規模を誇る武道学校だったんだ。先生のグセイン・マガマエフは若い頃から空手の稽古を積んでいた人物で(双子の兄弟と重量挙げの経験があり、叔父からコンバットサンボの指導を受けた時期もあった)」

──ソビエト連邦時代、空手の練習は禁じられていたと聞いたことがあります。

「その通りだ。彼は空手の稽古をしてチャンピオンにもなった。でも、共産党は空手のトレーニングを突如禁じ、誰もが表立っては空手ができなくなった。でも彼は地下に潜って空手の稽古を続けた。

と同時にグセインは中国に渡り、武術散打を学んだ。中国は知っての通り共産党の国だから空手は禁じられても、ソビエト連邦の共産党政府は中国の格闘技である散打を学ぶことは認めていたんだよ。共産党政府は取締りの目を光らせ、空手の稽古をしていないか監視した。だからグセインも表立っては散打の練習と指導はきなかった。そして監視役が立ち去ると、リアルマーシャルアーツ……ファイトのトレーニングをしていたんだ(笑)」

──なるほどぉ、共産党繋がりで散打はソ連で認められていたと。なのでソ連崩壊後もロシアのMMMAファイターには散打の経験者が多いということなのですね。いやぁ、全然知らなかったです。

「当時グセインはモスクワに居を構えていたけど、1982年にマーシャルアーツを禁じるという取り締まりを受けたのをきっかけに1984年にダゲスタンに戻り、ブイナスクに小さなスタジオで散打の指導を始めたんだよ。僕がブイナスクに住むようになったのが1991年でまさにソビエト社会主義共和国連邦が崩壊する年だった。

僕は父に『皆、何をしているの?』と尋ねた。すると父は『あの子たちはファイトしに行っているんだ。ブルース・リーみたいなマーシャルアーツだよ』と答えてね(笑)。僕はブルース・リーの大ファンで、映画を何本も視ていたから『僕も通いたい』って哀願してね。父は僕を連れてグセインのマーシャルアーツ・スクールに連れて行って話をしてくれた。回りは僕よりも年上の生徒が多かったけど、その日から散打を練習をするようになった。風邪をひいたり、体調が悪くなった日以外は毎日のようにスクールに通った。

僕の先生は散打を指導してくれたけど、彼のベースには空手がある。だから日本は僕にとって大切な国なんだ」

──グセインさんは政府や連盟などのサポートがあって、それだけの大きなマーシャルアーツ・スクールを運営できていたのでしょうか。

「もともと小さなスタジオから始まって、徐々にジムを拡張していった。彼は自分の力でスクールを今の規模まで大きくしたんだ。ただ建物に関しては政府が、提供しているはずだよ。そしてダゲスタン共和国の教育科学省の認可を受け、マーシャルアーツの寄宿学校にまで成長している」

──いやぁ、想像の範疇を越えていますね。

「今では散打だけでなくテコンドー、空手のクラスもある。ヴォルク・アターエフ、ザビッド・マゴメドシャリポフ、マゴメド・マゴメドフらもグセインの教え子だよ。今ではグセインの教え子が他の街にスクールを創っているので、ダゲスタン中にグセインのマーシャルアーツ・スクールが存在しているんだ。ダゲスタンがコンバット・スポーツで強いのは、グセインの教え子たちが全土で打撃を指導しているからだよ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
11月6日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

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o キック マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ

Bellator286:メインカード第1試合・フアン・アーチュレッタ vs. エンリケ・バルゾラ

バンタム級だったが、ファイトウィークに入ってから141ポンド契約に変更。リミットギリギリクリアの元王者アーチュレッタに対し、バルゾラは137.4ポンド。アーチュレッタが落とせなかったのか。

アーチュレッタ3位タイ、バルゾラ9位。

アーチュレッタは堀口が変更したバンタム級タイトルを、今年のGPで堀口を破ったパトリック・ミックスに判定勝ちしてタイトル獲得。しかし昨年の初防衛戦ではセルジオ・ペティスに敗れ王座を失った。今年のバンタム級GPでは、1回戦でペティスの同門・ラフェオン・スタッツと暫定王座決定戦で対戦したが、やや優勢な展開から3Rにハイキックをもらい逆転KO負けで連敗となっている。

バルゾラはワイルドカードからバンタム級GPに勝ち上がり。スクランブルし続けて相手を削っていくスタイル。しかしGP初戦では、ロシアのマゴメド・マゴメドフ相手に接戦の展開からタックルに合わせたギロチンで一本負けした。

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Brave CF BRAVE CF62 MMA MMAPLANET o   アザット・マクスン イリャ・アスカノフ オルジャス・エスカラエフ カミル・マゴメドフ キム・テキュン ダミール・トレノフ ナルザン・アキシェフ バウイルサン・クアニシバエフ ビール・シュテピン マゴメド・マゴメドフ メモシュ・ラザ ロマン・ボガトフ ロランド・ディ

【BRAVE CF62】計量終了 メインはエスカラエフ×ディ。ランカーはアスカノフ、マゴメドフ&タルハ

【写真】メインで地元のエスカラエフと対戦するロランド・ディ(C)BRAVE CF

30日(金・現地時間)、カザフスタンはアルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF62の計量が、29日(木・同)に行われている。

昨年8月以来となるカザフスタン・アルマトゥイでのイベントには、期待された中央アジアのフライ級トップ3=アズ・アルマバエフ、アザット・マクスン、ダミール・トレノフの出場はなかったが、合同興行となるOCTAGON35でBRAVE CFのウェルター級トップの1人であるマゴメド・マゴメドフが、オクタゴン・ウェルター級王者バウイルサン・クアニシバエフに挑戦する──という出向タイトル戦が組まれている。


BRAVE CF自体は8試合というコンパクトなイベント構成は中央アジア勢とロシアが中心となっている。

メインでは6月にライト級暫定王座決定戦で敗れたオルジャス・エスカラエフが、地元での再起戦でBRAVE CFの名勝負男=ロランド・ディを迎え撃つ。

コメインには今も珍しいパキスタン国籍&在住のメモシュ・ラザが、カザフスタンのトップ・フェザー級戦士=ナルザン・アキシェフと戦う。アキシェフはキム・テキュンやロマン・ボガトフにこそ敗れているが、ラザが番狂わせを起こすようなことがあればライト級タイトル戦線に動きが見られることは間違いない。

この他、ライトヘビー級からミドル級に転向を果たしたバーレーンのエース候補ムルタザ・タルハ・アリが88.5キロ契約となった一戦で、同地の中量級トップでEagle FCベテランのキリル・ホミツキと相対する一番も注目だ。

先日、BRAVE CFが発表した初のランキングに入っているのはファザー級5位のイリャ・アスカノフ、ライト級3位のカミル・マゴメドフ、そしてミドル級5位のムルタザ・タルハ・アリの3人だ。ランキングの制定は10月のバーレーン3連戦を睨み、可視化することでタイトル戦線の活性化を促す目的があるように思われるが、トップ5に位置する彼らにとっては絶対に負けられないカザフスタンでの戦いとなる。

なおランカーのマゴメドフと対戦するアクメド・シェルヴァニエフがただ1人計量にパスせず、ファイトマネーの30パーセントが没収され、この顔合わせは実現することとなった。

■視聴方法(予定)
9月30日(金・日本時間)
午後7時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF62計量結果

<ライト級/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ:70.65キロ
ロランド・ディ:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
ナルザン・アキシェフ:65.9キロ

<ライト級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:70.7キロ
ラスル・テザクバエフ:70.0キロ

<ライト級/5分3R>
カミル・マゴメドフ:70.6キロ
アクメド・シェルヴァニエフ:71.7キロ

<88.5キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タルハ・アリ:88.35キロ
キリル・ホミツキ:88.45キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ:66.01キロ
イリャ・パクチア・ウウル:65.85キロ

<63.5キロ契約/5分3R>
アブドゥルファクハド・アフマディ:63.45キロ
ビール・シュテピン:63.4キロ

<ライト級/5分3R>
サンジャルベク・エルキノフ:70.75キロ
アンゾル・アブドゥルコザエフ:70.75キロ

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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o エンリケ・バルゾラ キック パッチー・ミックス ボクシング マゴメド・マゴメドフ

【Bellator282】予想以上の全局面での激戦。打ち勝ったマゴメドフがバルゾラにギロチン極める

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
Def.4R1分27秒by ギロチンチョーク
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

間合いを測る両者。ジャブを見せるバルゾラに対し、マゴメドフが組んでいくがダーティーボクシングで細かいパンチを受ける。直後にスピニングバックフィストを見せたマゴメドフはケージを背負って回る。バルゾラは左ジャブを当て、マゴメドフも左ショートをヒットさせる。ジャブを見せてシングルに出たバルゾラが、意外にテイクダウンを先に奪う。

巧妙に正対してボディロックで立ち上がったマゴメドフは、バックを伺いつつ――反応したバルゾラにボディロックテイクダウンを決める。すぐに立ち上がったバルゾラは、バックを許していたがマゴメドフが離れると首相撲からヒザ、左ジャブを放つ。マゴメドフも右オーバーハンドを当て、左でバルゾラが一瞬動きを止める。直後に2度目のテイクダウンを極めたバルゾラは、マゴメドフの巻き込みにバックコントロールを続ける。マゴメドフはスクランブルに持ち込みスタンドに戻ると、バルゾラがスピニングバックキックを見せて時間となった。

2R、バルゾラの跳びヒザ狙いに左を当てたマゴメドフは、蹴り足を掴んでケージへ。すぐに離れたバルゾラは左を受ける数が多いか。とマゴメドフは右もヒットさせる。真っすぐダブルレッグに出たバルゾラがバックとボディロックで前方にスラム。そのままバックコントロールを続け、再びの巻き込みにもバックを取り続ける。

スクランブルでマゴメドフに負けないバルゾラは、スピニングバックフィストのタイミングでダブルレッグに入り、ギロチンを防いでトップに。ケージを蹴り、態勢を変えてシングルに出たマゴメドフをダースで止めたバルゾラが距離を取り直す。スピニングバックキックで腹を蹴ったマゴメドフのテイクダウンは、決まらない。

打撃の間合いに戻ると、マゴメドフが左リードフックを決める。全くたじろかないバルゾラは手数が増えて圧を掛けていく。しかしスピニングバックフィストをかわされた直後に左フックをマゴメドフが打ち抜き、バルゾラのマウスピースが吹き飛ぶ。さらに右後ろ回し蹴りをマゴメドフが蹴った直後にタイムとなった。

3R、マゴメドフがジャブから右を当て、前に出る。左をローをキャッチし、テイクダウンを狙ったマゴメドフだが、バルゾラがギロチンで受け止めてバックに回る。胸をあわせたマゴメドフだが、ダブルレッグからバックを許す。力強いボディロックでコントロールしたマゴメドフがボディにパンチを入れて離れる。

マゴメドフが右を伸ばし、左ジャブでダウンを奪う。すぐに立ち上がったバルゾラだが、左を被弾して動きが落ちる。勢いを受け止めず、かわすようになったバルゾラが正対するがヒザをマゴメドフが突き刺す。距離が近づくとダーティボクシングでパンチをまとめたバルゾラは、左を受けテイクダウンを切られる。マゴメドフはワンツー、これが外れるとバルゾラがショートのアッパーを連打する。左ミドルを入れたマゴメドフは右を当て、左右に回りつつアッパーを狙う。クリンチではショートを当てるバルゾラだが、ダブルレッグはまたも切られケージに押し込んだ状態で時間となった。

4R、ジャブから左フックを入れたバルゾラがダブルレッグへ。マゴメドフがスプロールし、シングルを切る。差し返しつつ離れたマゴメドフがボディを殴り、紙一重で当たらなかったが鋭い後ろ回し蹴りを繰り出す。バルゾラは左ジャブからダブルレッグへ。その頭を左ワキの下で抱えたマゴメドフがギロチン、ジャンピングガードからロールして上を取る。直後にバルゾラは観念したようにタップし、マゴメドフがワールドGP準決勝進出=パッチー・ミックス戦を決めた。

「彼がレスリングをしてくることは分かった。2Rにはコーナーに『取る』って伝えるんだ。パッチーとは一緒に練習していたから、こんなに早いタイミングで戦いたくなかった。でも、試合は試合だ。戦うだけ」とコメントし、ケージに上がったミックスとフェイスオフから健闘を称えあった。


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BELLATOR o UFC キック ダリオン・コールドウェル パッチー・ミックス ピョートル・ヤン マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ

Bellator282:メインカード第2試合・マゴメド・マゴメドフ vs. エンリケ・バルゾラ

バンタム級トーナメント1回戦5分5R。マゴメドフ4位、バルゾラ10位。

ACB時代にピョートル・ヤンに勝利しているマゴメド・マゴメドフ。昨年8月のBellator3戦目で現暫定王者のラフェオン・スタッツに判定負け。

UFCのバルゾラは、1月のBellatorデビュー戦で元王者ダリオン・コールドウェルをスクランブルの展開で削っていって3Rに肘・パウンドでKO勝ち。4月のワイルドカード選出マッチではヒョードル・チームのニキータ・ミハイロフに完勝。トーナメントのダークホース枠。

勝者が準決勝で堀口を破ったパッチー・ミックスと対戦する。

組んだマゴメドフ。すぐに離れるとマゴメドフバックブロー。ヒット。詰めていくバルゾラ。ジャブがヒット。ワンツー。下がってケージを背負うマゴメドフ。バルゾラシングルレッグ。ダブルレッグに切り替えてテイクダウン。バックを狙うが、マゴメドフが正対し逆にテイクダウン狙い。投げて倒してバックに回るマゴメドフ。バルゾラ立ち上がりスタンドバックに。クラッチを切って離れたバルゾラ。パンチで出る。左がヒット。削っていくバルゾラ。残り1分。マゴメドフのパンチを貰って一瞬ぐらついたバルゾラだがタックルへ。テイクダウンしてバックに回る。しかし上を狙うところでマゴメドフが立った。すぐ詰めるバルゾラ。ケージを背負わせる。マゴメドフのアッパーがヒット。ゴング。

1R僅差の展開だが、試合はバルゾラペース。

2R。すぐに間合いを詰めるバルゾラ。休ませない。ボディに前蹴り。またケージを背負うマゴメドフ。バルゾラタックル。バックに回った。投げてテイクダウン。ハーフバック。足のクラッチを外して立ったマゴメドフ。バック肘を放って正対したマゴメドフ。ギロチンで引き込んだが外れる。後転したマゴメドフをがぶるバルゾラ。アナコンダチョーク。しかし放した。マゴメドフのバックキックがボディにヒット。タックルに入るマゴメドフだが切ったバルゾラ。がぶって膝。またアナコンダ。しかし振りほどいて立ったマゴメドフ。バルゾラ距離を詰めてパンチで攻める。ジャブ。ケージまで詰める。マゴメドフのバック肘は空振り。しかしそこから左がヒット。さらにバックスピンキックを頭部にヒットさせた。ゴング。

2Rも僅差。終盤までバルゾラペースに見えたが、最後にマゴメドフの攻勢があった。

3R。距離を詰めるバルゾラ。左ミドル。キャッチしたマゴメドフ。そこからタックルに入るがバルゾラ切った。逆にバックに回る。スタンドバック。クラッチを切って振りほどいたマゴメドフ。マゴメドフの左がヒットしバルゾラ一瞬腰が落ちた。バルゾラ後退。しかしまたバルゾラが出ていく。四つに組むが引き剥がしたマゴメドフ。詰めるバルゾラ。ケージを背負ったところでタックルに入るが切られたマゴメドフ。バルゾラ四つに組んでクリンチアッパー連打。また詰めたバルゾラ。右がヒット。追撃はかわしたマゴメドフだがバルゾラ詰めていく。パンチからタックル。受け止められるとすぐ放す。マゴメドフ飛び膝。かわしてまたタックルに入るバルゾラ。ゴング。

3Rも僅差の展開。

4R。パンチから四つに組んだバルゾラ。ケージに押し込む。倒せず離れた。また詰めていくバルゾラ。パンチからタックルへ。マゴメドフ受け止めてギロチン!引き込んで全力で絞める!下になり外そうとしたバルゾラだが外れずタップ!

接戦を制しマゴメドフが準決勝進出。

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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o UFC   アナトリー・トコフ アレクサンデル・シャブリー アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ エンリケ・バルゾラ ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ブレント・プリマス マゴメド・マゴメドフ ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ 渡辺華奈

【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ

【写真】バルゾラの挑発をメゴメドフは、文字通り理解できなかった(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator282「Mousasi vs Eblen」の計量が、23日(木・同)に行われている。

キャリア11連勝でいつの間にやらタイトル挑戦権を獲得したジョニー・エブレンが、ゲガール・ムサシの持つBellator世界ミドル級に挑むタイトル戦がメインの今大会、全選手が計量をパスしている。


中重量級のメイン以上に日本のファンに注目を集めているといっても過言でないバンタム級ワールドGP準々決勝2試合は、ワイルドカードを勝ち上がり本トーナメントに晴れで挑むことになったダニー・サバテーロとエンリケ・バルゾラが、それぞれレアンドロ・イーゴとマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCから転じダリオン・コールドウェル&ニキータ・ミハイロフを下したバルゾラが、マゴメドフの執拗なテイクダウン&コントロールに対しても、持ち前の粘りを見せることができるのか。この5分✖5R試合で、マゴメドフをより疲弊させて勝利を得るようなことがあれば、ワイルドカードから対抗馬に躍進となる。

そのバルゾラ、フェイスオフで何やら言葉を掛けるが、耳を傾けたマゴメドフは結果、分からないというジェスチャーで応える。

もう一つのGPトーナメントは、堅実なスタイルを派手な言動でカバーするサバテーロが、一気に距離を詰めて額をつけるような状態でまくし立ててイーゴを挑発する。イーゴも言葉を返し、不遜な笑みを浮かべた。

決して組みも弱くないイーゴが、組みだけで勝負といって過言でないサバテーロのバック地獄を掻い潜ることができるか。長引けば、サバテーロの準決勝進出も十分にある一戦だろう。
この他、ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがキャリア7連勝を賭けてジョニー・ソトと戦うフェザー級マッチや、ライト級元世界王者で10thPlanet柔術を駆使するブレント・プリマスが、圧力はさほど高くないが21勝3敗という抜群の戦績を誇るアレクサンデル・シャブリーを迎え撃つライト級戦。

さらに渡辺華奈に負けたラテン女子対決=アレハンドラ・ララ✖イララ・ジョアニ戦、サバウ・ホマシ✖マイコン・メンドーサの渋いウェルター級戦、キャット・ジンガーノの出場と非常に粒揃い、モヒガンサン・アリーナ大会らしくプレリミでも充実さラインアップが揃ったBellato282だ。

■視聴方法(予定)
6月25日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■Bellator282 計量結果

<Bellaotr世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
レアンドロ・イーゴ: 134.75ポンド(61.12キロ)
ダニー・サバテーロ: 134.75ポンド(61.12キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
エンリケ・バルゾラ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・モレット: 155.5ポンド(70.53キロ)
キリズ・モタ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)
カシウス・ケイン: 169.75ポンド(76.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジョニー・ソト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 156ポンド(70.76キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 155.75ポンド(70.64キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.25ポンド(65.88キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 186ポンド(84.37キロ)
ムハマド・アブダラー: 184.25ポンド(83.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170ポンド(77.11キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.75ポンド(77.45キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イララ・ジョアニ: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.75ポンド(66.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー: 184.25ポンド(83.57キロ)
ファビオ・アギラー: 184ポンド(83.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ブライス・ローガン: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

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BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o エンリケ・バルゾラ キック ニキータ・ミハイロフ マゴメド・マゴメドフ

【Bellator278】ミハイロフとのスクランブル戦を制したバルゾラがフルマーク判定勝利でGP準決勝へ

<Bellatorバンタム級ワールドGPワイルドカード戦140ポンド契約/5分3R>
エンリケ・バルゾラ(ペルー)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ニキータ・ミハイロフ(ロシア)

ガードを高く上げて、ジワリジワリと距離を詰めるミハイロフ。バルゾラにケージを背負わせ、飛びヒザからダブルレッグで組みついた。バルゾラのヒジをモノともせず、リフトアップしてグラウンドに持ち込んだミハイロフだが、すぐにバルゾラに立ち上がられてしまう。スタンドに戻るとバルゾラがプレッシャーをかけてミハイロフにケージを背負わせる。ミハイロフは右スピニングバックフィストを放ちながら前に出るも、バルゾラは右ストレートからを主体にミハイロフを追い込む。

ミハイロフはケージを背負いながらシングルへ。バルゾラはスプロールしてスタンド戦を選ぶ。ミハイロフの右バックスピンキックがバルゾラの顔面をかすめたが、バルゾラは構わず打撃戦へ。組んでも制し始めたバルゾラが、ミハイロフをマットに放り投げた。明らかに動きが鈍ったミハイロフのバックに回るバルゾラ。ミハイロフが切り返して左足へのシングルで組みつき、バルゾラをケージに押し込む。ミハイロフは右足へのシングルに変えたが、これをスプロールしバルゾラがバックに回り、さらにケージ際でミハイルをコントロールしながらパンチを落としていった。

2R、上下にステップを踏み、距離を詰めるバルゾラ。ミハイロフもプレッシャーをかけるが、手数が少ない。バルゾラが前に出ると、ケージを背負うミハイロフ。組みつくバルゾラに対し、ワキを差し返したミハイロフだが、離れたバルゾラにケージに押し込まれる。ミハイロフはダブルレッグへ。これを潰したバルゾラが、ミハイロフの背中をケージに着けてボディへヒザ蹴りを突き刺し、そのまま背中をマットに着けさせた。

ハーフガードのミハイロフをケージに押し付け、コツコツとパンチを落とすバルゾラ。ミハイロフが体を起こして立ち上がろうとしたところで、バックに回ったバルゾラがRNCを狙う。これは極まらずも、切り返したミハイロフをガブり、ダースチョークに持ち込むバルゾラ。動くミハイロフを極めきれずもトップをキープするバルゾラだったが、ミハイロフがバックを奪い返し、バックスローでバルゾラをマットに叩きつけた。しかしバルゾラの動きは止まらず、すかさずバックに回ってRNCへ。これも凌がれたが、バルゾラが上からパンチとヒジを落としていった。

最終回、ミハイロフが前に出る。ケージを背負うバルゾラに対し、ミハイロフが大きな右を振るう。距離を詰めて来るバルゾラの前足に右ローを放ったミハイロフは、さらに右スピニングバックフィスト。蹴りを繰り出したあと、バルゾラの左足にシングルレッグを仕掛けた。そのままミハイロフがケージに押し込んでいくも、バルゾラが足を抜く。ミハイロフは右足へのシングルに切り替えるも、バルゾラがダブルレッグで取り返してグラウンドへ。ミハイロフの背中をマットに着かせる。バルゾラはダブルレッグに来たミハイロフをコントロールし続ける。

相手の上半身を足を潰して、ケージに押し込むバルゾラ。グラウンドで相手のボディにヒザ蹴りを突き刺す。ミハイロフのシングルをスプロールし続けるバルゾラがバックに回り、右腕をミハイロフの首に回してRNCへ。凌ぐミハイロフ。バルゾラは左腕を巻きなおすも極まらず。それでもバルゾラがバックコントロールでミハイルの動きを制し、最後はミハイロフの背中をマットに着けさせた。

フルラウンドに渡るスクランブル戦を、バルゾラがフルマークで制した。
勝者バルゾラはGP準決勝でマゴメド・マゴメドフと対戦する予定だ。


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