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MIKE MMA ONE UFC   デミアン・マイア ペドロ・ムニョス

UFCがデミアン・マイア、ジミー・リベラ、クリスチャン・アギレラをリリース


Demian Maia(Sherdog)

Jimmie Rivera(Sherdog)

Christian Aguilera(Sherdog)

 UFCがデミアン・マイア、ジミー・リベラ、クリスチャン・アギレラをリリースしたことをMMAFightingが確認したとのこと。

 デミアン・マイアは現在43歳のブラジル人でMMA戦績28勝11敗(UFC戦績22勝11敗)。2007年10月『UFC 77: Hostile Territory』のライアン・ジェンセン戦から約17年間もUFCで戦い続けました。2010年4月の『UFC 112: Invincible』ではアンデウソン・シウバのミドル級王座に、2017年7月の『UFC 214: Cormier vs. Jones 2』ではタイロン・ウッドリーのウェルター級王座に挑戦しましたが、共に判定負けしています。

 『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』のベラル・ムハマド戦で引退することを示唆していましたが、直前になり現役続行に含みを持たせていました。しかし契約最後の試合で判定負けしたこともありリリースされています。

 ジミー・リベラは現在32歳のアメリカ人でMMA戦績23勝5敗(UFC戦績7勝4敗)。『UFC Fight Night 186: Rozenstruik vs. Gane』でペドロ・ムニョスに判定負けしたのが最後の試合になりました。

 クリスチャン・アギレラは現在29歳のアメリカ人でMMA戦績14勝8敗(UFC戦績1勝2敗)。『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でカールストン・ハリスに1Rアナコンダチョークで敗れたのが最後の試合になりました。続きを読む・・・
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MMA SUG29 UFC アンディ・ヴェレラ ガブリエル・チェッコ ケイトリン・チューケイギアン ケビン・ケイシー ジリアン・ロバートソン ダニーロ・マルケス デミアン・マイア メイソン・ファウラー

【SUG29】初出場、UFC女子ストロー級=ケイトリン・チューケイギアンはヘンゾ・グレイシーの茶帯柔術家

【写真】このジャブの持ち主が、どのようなグラップリングを見せるか(C)Zuffa/UFC

15 日(日・現地時間)にオレゴン州ポートランドのローズモンド・シアターでSubmission Underground29が開催される。

米国の経済活動再開の波はケージ・ノーポイント&サブオンリー大会にまで波及。SUGは昨年4月から会場名を公開せずに無観客で実施されてきたが、今回からはローズモンド・シアターで客入れをも行われることとなった。


記念すべき有観客再開大会で一番の注目はUFC女子フライ級ファイター同士のマッチアップとなる。SUG4戦目、1勝2敗のジリアン・ロバートソンは、今回がケージグラップリング初陣となるケイトリン・チューケイギアンと5分1Rの短期勝負を行う。

本職といえるMMAでは既にUFC世界王座に挑戦経験があり、直近の試合でもパンクラスで活躍したヴィヴィアニ・アロージョに勝利しているチューケイギアンは、身長の高さとリーチの長さを武器に打撃で相手を突き放すファイトを得意としている。

これまで15勝を挙げたMMAに於いて、今から6年前にローカル大会で腕十字での勝利が唯一の一本勝ちではあるものの、チューケイギアンは実はヘンゾ・グレイシーの門下生でもある。しかもヘンゾがから茶帯を巻かれており、グラップリングではMMAでは見せない一面を見せそうだ。

この他、UFCからはライトヘビー級で2勝1敗と勝ち越しているデミアン・マイアの同門ダニーロ・マルケスが、SUGで8戦目となる同朋のガブリエル・チェッコと戦う。

また石井慧を下し、メイソン・ファウラーの持つSUG無差別級王座挑戦経験もある10thPlanet所属のアンディ・ヴェレラも出場。元はヒクソン・グレイシーの教え子で、クロン・グレイシーの盟友ケビン・ケイシーとOT必至の対戦も組まれている。

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MMA Special UFC UFC263 デミアン・マイア ネイト・ディアス ベラル・モハメッド レオン・エドワーズ 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:6月─その弐─モハメッド✖マイア後編「ネイトには乗れない」

【写真】マイアのMMAファイター人生と比較して、青木はネイト・ディアスには乗れないという発言をした(C)Zuffa/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

2021年6月の一番、第ニ弾は12日に行われたUFC263よりベラル・モハメッド✖デミアン・アイア戦について、ネイト・ディアス論を経て──引き続き語らおう。

<青木真也が選ぶ6月の一番─その弐─前編はコチラから>


──NCを挟んで5連勝中、通算で10勝3敗という戦績なのですね……モハメッドは。

「そこに43歳のデミアン・マイアが組まれる。これはちょっと凄いッスね」

──レジェンドファイトでないですし。

「デミアン・マイアが、この歳でこういう試合が組まれることはビジネスとしてタレント性が落ちるということなんですかね?」

──あぁ、だから逆にレジェンドファイトではないと。そういえばUFCは歳を重ねたからレジェンドファイト枠ということでもないような気がしますね。

「スター性、チケットの売り上げ、PPV売り上げという部分でトップではないから、レジェンドファイトにならないという見方はできますよ」

──なるほど、そういうことですね。

「だから鎬を削るファイトになるのかなって」

──そう考えると、レジェンドファイトとはどういうものなのでしょうね。青木選手はネイト・ディアスとレオン・エドワーズの試合とか、どう思いましたか。

「ワンツー入れて客がわくんだから、ネイトは絶対もう辞めないじゃんって思いました(笑)」

──アハハハハ。

「負けてもワンツーを届かせると、ファンが喜ぶ」

──この試合は世界戦でもメインイベントでもなく5分✖5Rでした。メインだから5回戦というのが、そもそも論としておかしな話ですが、それでなくても5回戦になる。ネイトの知名度がそうさせるっていうのは、異常な世界です(笑)。

「そうなるのは、ワンツー当てるだけで褒められる選手だからですよ(笑)。だからデミアン・マイアには、そのタレント性がないということですよね。そこまではないから、勝負論のあるカードを組まれる。まだ、やれる──という試合が組まれています」

──ネイトは勝とうが負けようが安泰で、デミアンの場合は彼に勝った選手が、その功績を持っていく。そういう試合で。

「だから勝負論のある現役なんです。マイアはこの試合の内容でMMAを続けるどうかって言っているけど、ネイト・ディアスは少し間を空けて、またやるわけじゃないですか。そういうのは、僕はあんま乗れないですよね」

──自分、シュガー・レイ・レナードの終盤はタイトル奪取→返上、また違うタイトル戦という大一番ばかりを戦い、ひたすら戦い続けていたトーマス・ハーンズの方が格好良いと思っていたんです。そういう点でもデミアン・マイアは格好良いですよね。

「レナードのことが透けて見えてしまったんですね。高島さんはそう思っても、ファンの人気はレナードなんですよね?」

──そうだったと思います。

「そうなるんですよね。でもワンツー当てているネイト・ディアスより、シングルレッグを懸命に狙うマイアの方が格好良いですよね。やっぱ、そうなんだよな。今回のマイアは色々と深いです」

──そのデミアンがMMAを引退したら、グラップリングや柔術を戦いたい。並行してはできないということを言っていました。

「練習にレスラーを呼んだり、柔術家がMMAに集中するために凄く試行錯誤していたように思います。ミッシェル・ニコリニがマイアのところで練習したりして、強い柔術家がMMAで戦いやすくなる練習環境を創れていたのでしょうね。でも、MMAを引退してから、グラップリングやりますかね。好きそうですけどね。

とにかくUFCで戦い続けてきたのは、格好良いですよ。だいたいマイアなんてTシャツを着てMMAを戦っていた世代なんですから。滑り止めだって(笑)。もしかしたら、PRIDEに来るんじゃないかって。

そういう人がUFCで2007年から14年間もやってきた。バケモノだと思います。本当に格好良かったです。僕らのようなグラップラーは、凄く影響を受けました。試合もそうだし、練習の動画からなんかも。まだ終わりとは明言していないと思いますけど、お疲れ様でした──感はありますね」

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Interview Special デミアン・マイア ブログ ベラル・モハメッド 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:6月─その弐─モハメッド✖マイア「勝った時だけMMAを使うな」

【写真】デミアン・マイアを本当にリスペクトしているからの青木の柔術界への苦言だ(C)Zuffa/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

2021年6月の一番、第ニ弾は12日に行われたUFC263よりベラル・モハメッド✖デミアン・アイア戦について語らおう。


──青木真也が選ぶ2021年6月の一番、2試合目をお願いします。

「ベラル・モハメッド✖デミアン・アイアです。この試合が組まれたUFCの直後にRIZINがあって。サトシ・ソウザとクレベルが三角絞めで勝ったら、日本の柔術の人たちが『柔術だぁ!!』、『三角だぁ』って、わいていたんです」

──自分のところにもSNSで、そういう喜びの声が凄く届きました。

「喜んでいましたよね(笑)。でもデミアン・マイアに触れない。マイアは内容も完敗だったけど、柔術家として凄く気合の入った生き方をしているのに。ベン・アスクレンに勝った時に『オモプラッタでスイープだぁ』、『柔術だぁ!!』ってわいていた柔術界隈の人たちは、モハメッド✖マイアには触れない。

日本の柔術家の人って、MMAで柔術っぽいモノが見られると『柔術最高』って言いたいんだなって思いました(笑)」

──自分は北米MMAで下になって勝つことの難しさは理解はしているつもりで、下でなくても柔術的な動きが見られると嬉しいです。それは足関節も同じだし、カポエイラでも首相撲でも、空手でも同じです。キックボクシング&レスリングでないMMAの王道から外れた技術が見られると。

「はい、分かります。だからデミアン・マイアが負けた時も見ているじゃないですか?」

──はい。

「でも勝った時だけ盛り上がるのは、都合良いよなって思います。都合良くMMAを見ているなって」

──ボンサイ柔術の人々が、喝采するのは良いですよねぇ。柔術の先生が勝って、『柔術最高じゃん。俺たちの先生、最強だよ』って。負けたら、彼らは落ち込むわけですから。

「はい、はい、はい。でも、MMAで勝った時だけ『柔術っ!!』って喜ぶ柔術家は都合が良い。だから僕は『日本はMMAができないヤツが柔術をやっているじゃん』って言ってきたんです」

──懐かしい、もう4年も前に論議した件ですね。柔術は柔術、MMAはMMMA。その青木選手の言い分に真向から反論させてもらった身ですが、『都合良い』という青木選手の言い分は分かります。MMAの試合で蹴りで決着がついて『キックぅ!!』、アッパーで決着がついて『ボクシングぅ!!』とわくキックボクサーやボクサーがいないのは、MMAと自分たちの競技を別物として見ているからでしょうし。

「そうですよね!! だったら負けた試合も見て、触れろって。勝った時だけMMAを使うなって」

──三角絞めの解析をYouTubeでやるぐらいの商魂があったほうが、ただ喝采しているより好きです。

「デミアン・マイアに触れろ。ムンジアルとか柔術の試合でわかないし。柔術同士では柔術最高ってならないで、MMAで勝った時にソレをMMAをやっていない柔術家が言うなら、僕は『MMAできないから』って言います。高島さんは柔術とMMAは別だっていうけど、『お前ら一緒くたにして見てんじゃん』ってなりますよ。」

──WNOやEUGとかのグラップリング・シーンより、MMAでわくのは……都合が良い。

「結局のところ、ちゃんと格闘技を見てない。だってレベルでいったら、絶対に違うわけじゃないですか。デミアン・マイアがやってきたことって……。

あとデミアン・マイアのモハメッド戦で興味深かったのは、モハメッドは佐藤天が2年近く前に戦った相手なんです。間モハメッド✖マイア戦が終わって僕、佐藤天に連絡しちゃったんですよ。『あの時に勝っていたら──デミアン・マイア戦があったかもしれなかったんだ』って。もちろん、あの後モハメッドは連勝しています。でも、それは佐藤天にもあり得るわけだし。

彼はそういう風に勝っていると、デミアン・マイアと戦うことができる環境にあるんですよね。僕たちのようなグラップリング寄りの柔術が好きな人間からすると、デミアン・マイアとできるって凄いことだし。それを想像するだけで、ドキドキしちゃったんです」

──想像するだけで(笑)。

「そうなんです(笑)。そんな混沌とした中で、佐藤天は頑張っている。だから佐藤天がインタビューで話している内容が、真実味を増してくるんですよね。そうやって佐藤天はリアルな中にいるのと、日本は違うなって……僕は思いました」

──別物になりつつありますね。いや、もうなっているのでしょうね。

「佐藤天が何をやっているのか。そういうことだと思います。平たい言葉ですけど、夢がある。モハメッドはアブダビ筋に押されているのはあるかもしれないですけど、まぁそこも含めて夢があります」

──そのモハメッドですが、最初にシングルレッグで尻もちをつかされて、バックを譲ることなく立ち上がっていました。デミアン・マイアの壁レスを遮断したことで、その後のテイクダウン防御もあったと思います。

「それをどれだけの人間ができるのか。でも、最初のアレ以外は取れてないから、マイアも落ちてはいるんですよね。なんだかんだといってベラル・モハメッドは強いし、UFCのランキングから零れそうな選手は強いということですね」

<この項、続く>

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Report UFC UFC263 デミアン・マイア ブログ ベラル・モハメッド

【UFC263】15分間、トライすること数知れず。テイクダウンは1度。デミアン・マイアがモハメッドに敗れる

<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
デミアン・マイア(ブラジル)

サウスポーのマイアに対し、モハメッドが右を伸ばす。ダブルを切られたマイアが左を当てる。モハメッドも右を打ち、スイッチしながら間合いを図る。マイアはシングルに出てケージにドライブ。ダブルレッグで切り替えて、テイクダウンに成功する。立ち上がったモハメッドにシングルを続けるが、モハメッドが足を抜く。

直後のテイクダウン狙いをスプロールしたモハメッドは、続くシングルもケージを背にして防御する。ここも足を抜いたモハメッドは左フックをヒット。徹底してシングルを狙うマイアがレッグリフト、頭を腰につけて押し込むもモハメッドはケージを背にして耐える。右腕を差して離れたモハメッドだが、押し込み続けたマイアのラウンドとなったか。

2R、モハメッドがジャブを伸ばし、構えを変える。汗が目立つマイアはシングルも、足をホールドできないで離れる。それでも右フックを当て、左ストレートからダブルレッグ、シングルへ移行するマイア。テイクダウン防御を念頭に、打撃は単発のモハメッドだがマイアの被弾する数が増えてくる。

左ストレートを当て、オーソに構えを変えて左ジャブを伸ばすモハメッドは、シングルを切る。残り1分を切り、シングルでドライブしたマイアは肩を押し込み、頭をつけていくがモハメッドがエルボーを入れ時間となった。

最終回、最初のシングルで足を抜かれ、ヒザをマットに着けて低い姿勢で組みに行ったマイアだが、モハメッドが距離を取る。テイクダウンが命綱のマイアは、頭の位置が動かなくなると右を2発被弾する。それでもシングルに出て、モハメッドが足を抜くという展開が見られ、特にモハメッドが攻撃で試合を支配しているわけではない。

テイクダウンを切って、パンチを当てて加点するモハメッドが1Rの最初の組み以外は全てシングルを切り続ける。それでもマイアは残り1分を切り、ケージにシングルで押し込んでいく。一旦しゃがみ込み、体を起こしてケージに押し込め続けたマイアだが、テイクダウンは奪えずタイムアップに。

ケージ中央で両手を上げ、真上を見つめたマイアの脳裏に何がよぎっているか。0-3で敗れたマイアは、拳にキスをしてモハメッドとハグをした。


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Interview MMA UFC UFC263   デミアン・マイア ベラル・モハメッド

【UFC263】ベラル・モハメッド戦へ、デミアン・マイア─02─「柔術と共に生きる。それは僕の使命」

【写真】1年8カ月振りの勝利を手にすることができるか。それともMMAで戦う最後の雄姿となるのか(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで開催されるUFC263「Adesanya vs Vettori 2」でベラル・モハメッドと戦うデミアン・マイア・インタビュー後編。

マイアの口から、この試合のパフォーマンス如何で今後のことを決めるという発言が訊かれた。この言葉はこれまで通り戦えるという自信を持ち続けていることの裏返しでもある。

43歳、デミアン・マイアが戦い続けることができる理由と、対戦相手モハマッドの印象──そして、盟友ジャカレ・ソウザの敗北について尋ねた。

<デミアン・マイア・インタビューPart.01はコチラから>


──デミアンは人としてフレッシュさを保つ人生を送っているのですね。と同時に柔術、グラップリング、MMAと達成感があり、戦い続けることにモチベーションを保つことを難しく感じることはないですか。

「僕がモチベーションを維持できるのは、何よりも練習することが好きだということが挙げられる。練習が試合より好きなんだ。練習はいつも学びがあり、上達が伴う。学ぶことがあるのは喜びだよ。それにジムで練習をすることだって、UFCの試合に負けないぐらいビッグチャレンジなんだ。ただ楽しいから練習するんじゃない。チャレンジしているから、練習で上達することができる。

自分の限界を超える──そんなチャレンジをトレーニングの度に繰り返す。だからこそ練習するたびに学ぶことができる。それが僕のモチベーションになっている。

試合のための練習は短期間で成果が求められる。試合がない時のトレーニングは、時間を置いて上達するもの。それは一生追及できるモノだよ。達成感の話になったけど、練習で得られる達成感は、試合で得らえるモノより大きいよ」

──なるほどぉ。そのような考え方もあるのですね。

「それと……やはり柔術の旗の下で戦うことは、僕にとっては大きなモチベーションになっているよ。柔術と共に生きる。そんな生き方を僕は信じている。それは僕の使命でもあるんだ」

──柔術家として戦うデミアンにとって、ベラルはどのようなファイターでしょうか。

「ベラル・モハメッドは本当にタフだ。レスリング出身だけど、今やストライカーのようだ。何より、スタミナが十分にあり15分間アグレッシブに戦い続けることができる。

特別テクニカルではない。でも、彼の一番の武器はメンタルの強さ。そして勝利を欲する気持ちが彼を強くしている」

──そんなベラル・モハメッドを相手に、デミアン・マイアは43歳にしては素晴らしいという評価でなく。年齢に関係なくデミアン・マイアは素晴らしいという試合を見せてほしいです。

「もちろんだよ。試合前に何をいってもしょうがないことは分かっているけど、本当に心身ともに絶好調なんだ。以前と変わらず戦えると思っているから、オクタゴンに向かう。そして、実際にはどうなるか。どう感じるかで、今後のことを決める。良くないなと感じると、戦うのを辞める時だよ」

──勝手ながら、もっとデミアンの試合を見続けたいです。

「アハハハ、ありがとう。例えMMAから足を洗う時がきても、柔術とグラップリングの試合には出ようと思っている。以前、韓国でスパイダー柔術トーナメントを観戦した時、本当に素晴らしいと思った。ああいう試合に出ていくつもりだよ」

──パンデミックにより、米国ではグラップリングの大会が本当に盛んになりました。

「そうだね、WNOなど凄く良いイベントだし。ブラジルでもグラップリングは盛んになっているよ」

──ドゥリーニョはMMAとグラップリング、柔術を並行して戦っています。

「MMAを戦っている間は、MMAに専念したい。柔術やグラップリングの試合に出るのは、MMAキャリアを終えてからだと考えている。MMAとグラップリングや柔術を同時に戦いたいとは思わないんだ。2つも一緒にできない。今、やるべきことにフォーカスしたいんだ」

──デミアン、いつも生きていくうえで糧になるような話をしていただき本当にありがとうございます。

「僕の方こそ、日本のファンに僕の声を届けてくれて感謝しているよ。僕にとって初めての大きな旅は2003年に日本でコラル・チャレンジに出た時だった。あれから1度も日本を訪れていないけど、最高の思い出になっている。

日本の文化、人々が大好きだ。絶対にまた日本へ行ってセミナーを開いたり、日本の皆との時間を持ちたい。僕のマーシャルアーツのルーツは日本にある。次に日本に行くときは東京だけでなく、京都や他の街も訪れたい。また日本の皆に会える日を楽しみにしているよ」

──2003年、日本に一緒に来たジャカレが5月の試合で、アンドレ・ムニスにショッキングな敗北を喫しました。最後にあの試合について、デミアンがどう思っているのか教えてもらえますか。

「試合は視ていないんだ。でも、戦い続けている人間の全てに起こりうることだよ。どういう敗北があっても、ジャカレが最高のファイターの1人であることは変わりない。MMAを長い間戦っていると、そんなこともある。ジャカレが今後、どうするのかは僕には分からないけど、ジャカレは未来永劫最高のファイターであることは変わらない。

そんな彼だってミスをする。人間は誰だってミスをするんだ。あの負けで彼が終わるとは、これっぽっちも思っていない。そして、一つの負けで彼の実績は、何一つとして傷つくことはない。なにより僕の彼への尊敬の念は変わることはない。ジャカレはこのスポーツの永遠のアイドル、ヒーローであり続けるよ」

■視聴方法(予定)
6月13日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWプライム

■UFC263計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ: 183.5ポンド(83.23キロ)
[挑戦者] マーヴィン・ヴェットーリ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者] ブランドン・モレノ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ネイト・ディアス: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア: 170.4ポンド(77.29キロ)
ベラル・モハメッド: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
ジャマハル・ヒル: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 154ポンド(69.85キロ)
ブラッド・リデル: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリク・アンダース: 205ポンド(92.99キロ)
ダレン・スチュアート: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョアン・カルダーウッド: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ: 145.5ポンド(66.0キロ)
モフサル・エフロエフ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135.5ポンド(61.46キロ)
アレクシス・デイヴィス: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ: 155ポンド(70.31キロ)
テレンス・マッキニー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・パターソン: 148.5ポンド(67.35キロ)
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カルロス・フィリッピ: 262.5ポンド(119.06キロ)
ジェイク・コリアー: 264.5ポンド(119.97キロ)

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Interview MMA UFC UFC263 デミアン・マイア ベラル・モハメッド

【UFC263】契約最後の一戦、デミアン・マイア─01─「今後のことは、土曜日の試合が終わって決まる」

【写真】パンデミックがなくとも引退を考えていると、公言したデミアン・マイア(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで開催されるUFC263「Adesanya vs Vettori 2」。

UFC世界ミドル級選手権試合=王者イスラエル・アデサニャ✖挑戦者マーヴィン・ヴェットーリ、UFC世界フライ級選手権試合=王者デイヴィソン・フィゲイレド✖挑戦者ブランドン・モレノ、さらにはUFC史上初となるタイトル戦でもメインでもなく5分✖5R制で行われるレオン・エドワーズ✖ネイト・ディアスのウェルター級マッチなど、注目カードが目白押しの今大会で、デミアン・マイアがベラル・モハメッドと対戦する。

昨年3月にジルベウト・バーンズに敗れて以来、実に15カ月振りのファイトとなるデミアンは、この間に43歳を迎えていた。土曜日のファイトが、UFCとの契約最終試合になるデミアン・マイアは、モハメッド戦後に今後の動向がハッキリすると断言した。


──デミアン、ベラル・モハメッド戦が迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「凄く良い感じだよ。凄く良い。しっかりと調整もできている。フェニックス入りしてからも、好調さをキープしているよ」

──今回はパンデミック以降、3度目の客入りを行う大会です。

「素晴らしいね。ファンが会場にいるのは最高だよ。ファンがいない会場、TVカメラの前で試合のするのは悲しいことだと思う。僕はこれまでたくさんのファンの前でしか、戦ったことがないしね。

特にUFCで戦うようになって、今年の10月で14年になるんだけど、常にファンで膨れ上がったアリーナで試合をしてきた。1人1人のファンの声が、僕の力になる。ファンの存在があって、僕のファイトは成立するんだ。だからアリゾナのファンの前で、パンデミック以前と変わらない状況で試合ができることは嬉しい限りだよ」

──昨年2月にドゥリーニョに敗れ、直後にパンデミックが起こりUFCは活動停止期間に入りました。それでも2カ月後にはショーを再開しましたが、デミアンは15カ月ケージに戻ってきませんでした。この間、引退を決意したのではないかと思ったこともありました。もちろんデミアンの決断に何も言えることはないのですが、誠に勝手ながらもう1試合はデミアンの試合が見たいという気持ちでした。

「そう言ってもらえると、嬉しいよ。正直、パンデミック以前から引退については考えてきた。これが契約では最後のファイトだ。恐らく最後になるだろう。試合でどれだけのパフォーマンスを見せることができるのか。試合を終えた時、自分が何を想うのか。どう感じるのか。

自分では皆に満足してもらえる動きができると信じている。でも、実際に試合でどうなるかは誰にも分からない。まだ、もう1試合戦いたいと思うのか。もう2試合戦いたいと思えるのか。全ては土曜日の試合次第だよ」

──そのような試合に向けて、コロナの影響はなかったでしょうか。悲しいことにブラジルからバッドニュースがずっと届いていました。

「ブラジルは米国と同じで、大きな国土があるのに都市に人口が集中している。僕の住むサンパウロのようにね。多くの死者が出たけど、知り合いのファイターで亡くなる人がいないのは不幸中の幸いだよ。

命を落とす人は基礎疾患があったり、年老いた人が多い。僕らのようなアスリートは、もともと健康体だから練習仲間や知り合いが陽性になっても、重症化はしなかった。とはいえ経済的な問題を抱えている人だらけになったけどね。

練習に関しては、今のサンパウロではプロはグループ練習もできている。パブリックに対してはジムは閉まったままだけど、僕らは変わらず練習をしてきた。

だからスパーリングやミット打ちなどは問題なかったよ。ただウェイトとかフィジカルトレーニングは、普段使っているジムが閉められていたから、違う場所を探すなど少しだけ問題はあった。コロナの影響がないわけではないけど、さほど大きな問題ではなかったよ」

──43歳、もう同じ質問ばかりを受けていると思いますが、加齢によるメンタルとフィジカルの変化について、デミアンに尋ねないわけにはいかないです。

「誰もが年齢とともに精神的に弱くなり、肉体的にも体力が落ちるだろう。でも、僕は練習中にそういうことを感じることは一切ない。だから、また戦おうと思ったんだ。練習中に気持ちが落ちたり、体力の衰えを感じるようだともう戦えない。トレーニングの質が落ちていないから、まだファイトできるという感覚でいる。

正直、今の僕は試合を戦うこと以外にやるべき仕事はいくらでもある。それでも戦いたいのは、練習をしていて衰えを感じていないからなんだ。

自分より若いチームメイトとの練習で、力が落ちたと感じたら指導、セミナー、ジム経営、ジムの拡大、そっちに専念するよ。そんな日は必ず訪れるけど、今はまだ来ていない。

それにメンタルに関しては、年を取るほどに強くなっているんだ。反面、疲れを感じることもある。これだけ長く、一つのことをやってきたからね。他のことをしたいという気持ちも芽生えてくる。そういう点では、パンデミックが起こり1年以上試合ができなかったことが、逆に良かった。要に

この間も練習し、新しいことを学び続け、身につけてきた。そして、どれだけ戦いたいのかも理解できたんだ。柔術をやりこむことで、MMAでさらに使える動きがあることも発見できた。まぁ……それでも、ボディが限界だというサインを出せば、この楽しい日々も終わりを迎えるけどね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月13日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWプライム

■UFC263対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
[挑戦者] ブランドン・モレノ(メキシコ)

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ(英国)
ネイト・ディアス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
ベラル・モハメッド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(米国)
ジャマハル・ヒル(米国)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー(米国)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
ダレン・スチュアート(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ローレン・マーフィー(米国)
ジョアン・カルダーウッド(英国)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
モフサル・エフロエフ(ロシア)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド(スウェーデン)
アレクシス・デイヴィス(カナダ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
テレンス・マッキニー(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・パターソン(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム(フランス)
ルイジ・ヴェンドラミニ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
カルロス・フィリッピ(ブラジル)
ジェイク・コリアー(米国)

The post 【UFC263】契約最後の一戦、デミアン・マイア─01─「今後のことは、土曜日の試合が終わって決まる」 first appeared on MMAPLANET.

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【The Fight Must Go On】DVDチラ見─03─2005年5月28&29日、ADCC2005。最後の柔術家✖UFCファイター

ACDD2005【写真】日本ではクエストが権利を取り、DVDを発売。ここで紹介するDVDは米国版だ (C) FIGHTWORLD.com

国内外のMMA大会の中止及び延期、さらには格闘技ジムの休館など、停滞ムードの真っただ中です。個人的にも大会の延期と中止のニュースばかりを書かざるをえない時期だからこそ、目まぐるしい日々の出来事、情報が氾濫する通常のMMA界では発することができなかったMMAに纏わる色々なコトを発信していければと思います。こんな時だからこそ The Fight Must Go On──第19弾は懐かしくもあり、今や秘蔵っぽさタップリのDVD紹介シリーズ、その第3回として2005年5月28&29日にカリフォルニア州ロングビーチのザ・ピラミッドで開催されたADCC2005のDVDを紹介したい。


2005年はMMA界にとって、転機となったな年だ。この年の1月から4月にかけて全米ケーブルネットワーク局SpikeでThe Ultimate Fighterシーズン01が中継された。この番組が当たらなければ、ZuffaはUFCへの投資と経営を諦めていただろう。

そんな最後の一手が起死回生の場外ホームランとなり、UFCは──いやMMAは世のメインストリームを闊歩する道を歩み始めた。そんな年に開催されたADCCサブミッションレスリング世界大会は、PRIDEに出場している以外のMMAファイターにとってグラップリングの優勝賞金が高額だった最後の大会(※いつの間にかこの名称もサブミッションファイティングに変更されているが……)といえる。

UrajahズッファがWECを買収する以前とはいえ66キロ級にユライア・フェイバー、ギルバート・メレンデス、77キロ級にはジョルジュ・サンピエール、ディエゴ・サンチェス、ジェイク・シールズ、青木真也、88キロ級にフランク・トリッグ、デニス・ホールマンらが出場している。

aoki2年後のADCC2007ではロバート・ドリスデール、ファブリシオ・ヴェウドゥム、シャンジ・ヒベイロ、デミアン・マイア、マルセリーニョ・ガウッシア、ハニ・ヤヒーラという6人の世界王者が全てMMAに進出していることからも、2005年を潮目にMMAと柔術の関係が変化したことが分かる。

GSPそんなMMAファイター達の挑戦を跳ね返した柔術勢と柔術家同士の潰し合いに馳せ参じたメンバーも、レオ・ヴィエイラ、マーシオ・フェイトーザ、レオ・サントス、マルセリーニョ・ガウッシア、ホナウド・ジャカレ、デミアン・マイア、シャンジ・ヒベイロ、ホジャー・グレイシーと凄まじいばかりの面子が揃っていた。

marcio今や柔術も道着とノーギが別物と捉えられるようになったことを考えると、ノーギグラップリングという分野において、MMAファイターが本気で柔術家に挑み、また米国勢のレスリングと柔術の融合が始まったのが、このADCC2005といえる。

■青木のセコンドは欽ちゃん!!

そんなADCC2005は日本国内ではクエストが3枚組、計674分のDVDを発売しており、ここで紹介した米国とは別構成になっている。この米国版はFIGHT MARKET.comから7枚組で発売され、グラフィックの注目すべき点は各選手のセコンドが明記されている点。青木のセコンドには近藤哲也氏、そして橋本欽也君の名前がしっかりと刻まれている!!

そして米国版ではスポンサーが裏表紙で紹介されているが、KORAL、TAPOUT、On The Mat、Jiu Jitsu PRO Gear、FOKAIなどギアやショップだけでなく、Grappler QuestとNAGAという2大グラップリングのロゴも確認される。

ADCC2005も今や、UFC Fight Passで視聴可能だ。もうとやかくいう必要もない。各階級の優勝者、そして今見ても色あせることのない顔合わせを記しておきたい。

66kg
【66キロ級】
優勝レオ・ヴィエイラ 準優勝ハニ・ヤヒーラ
<1回戦>
レオ・ヴィエイラ✖徹肌ィ郎
ギルバート・メレンデス✖バレット・ヨシダ
ユライア・フェイバー✖マルコ・パフンピーニャ
<準々決勝>
ヴァグネイ・ファビアーノ✖ハニ・ヤヒーラ
マーシオ・フェイトーザ✖ユライア・フェイバー
<準決勝>
ハニ・ヤヒーラ✖マーシオ・フェイトーザ

leo
【77キロ級】
優勝マルセリーニョ・ガウッシア 準優勝パブロ・ポポビッチ
<1回戦>
青木真也✖マルコス・アヴェラン
GSP✖オットー・オルソン
パブロ・ポポビッチ✖ヘンゾ・グレイシー
ジェイク・シールズ✖ディエゴ・サンチェス
<準々決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖青木真也
レオ・サントス✖ジョルジュ・サンピエール
パブロ・ポポビッチ✖ホアン・ジュカォン
ジェイク・シールズ✖キャメロン・アール
<準決勝>
マルセリーニョ・ガウッシア✖レオ・サントス
<3位決定戦>
ジェイク・シールズ✖レオ・サントス

88kg
【88キロ級】
優勝ホナウド・ジャカレ 準優勝デミアン・マイア
<1回戦>
サウロ・ヒベイロ✖ラリー・パパドポロス
ジョルジ・マカコ✖花井岳
デヴィッド・アベラン✖三原秀美
デニス・ホールマン✖フランク・トリッグ
<準決勝>
デミアン・マイア✖サウロ・ヒベイロ

99kg
【99キロ級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝アレッシャンドリ・カカレコ
<1回戦>
ロバート・ドリスデール✖アンソニー・ペロシュ
アレッシャンドリ・カカレコ✖内藤征弥
<準々決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ロバート・ドリスデール
ホジャー・グレイシー✖エドゥアウド・テレス
シャンジ・ヒベイロ✖ジャマール・パターソン
<準決勝>
アレッシャンドリ・カカレコ✖ユノラフ・エイネモ
ホジャー・グレイシー✖シャンジ・ヒベイロ
<3位決定戦>
シャンジ・ヒベイロ✖ユノラフ・エイネモ

99+
【99キロ超級】
優勝ジェフ・モンソン 準優勝ガブリエル・ナパォン
<1回戦>
ガブリエル・ナパォン✖ムスタファ・アルトゥルク
リコ・ロドリゲス✖ハイム・ゴザリ
ラハディ・ファーガソン✖石井淳
ジェフ・モンソン✖カリーム・バイロン
<準々決勝>
マーシオ・ペジパーノ✖ダニエル・グレイシー
<準決勝>
ガブリエル・ナパォン✖マーシオ・ペジパーノ
ジェフ・モンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥム

Open
【アブソリュート級】
優勝ホジャー・グレイシー 準優勝ホナウド・ジャカレ
<1回戦>
ホジャー・グレイシー✖青木真也
アレッシャンドリ・カカレコ✖レオ・サントス
マルセリーニョ・ガウッシア✖リコ・ロドリゲス
<準々決勝>
ホジャー・グレイシー✖ファブリシオ・ヴェウドゥム
ホナウド・ジャカレ✖アレッシャンドリ・カカレコ
マルセリーニョ・ガウッシア✖ディエゴ・サンチェス
<準決勝>
ホナウド・ジャカレ✖マルセリーニョ・ガウッシア
<3位決定戦>
マルセリーニョ・ガウッシア✖アレッシャンドリ・カカレコ

w60kg
【女子60キロ】
優勝キーラ・グレイシー 準優勝レカ・ヴィエイラ
<1回戦>
藤井恵✖リマ・ハダット
キーラ・グレイシー✖エリカ・モントーヤ
ギャジー・パーマン✖レティシア・ヒベイロ
レカ・ヴィエイラ✖ロクサン・モダフェリ
<準決勝>
キーラ・グレイシー✖藤井恵

【女子60キロ超級】
優勝ジュリアナ・ボルジェス 準優勝タラ・ラロサ
<1回戦>
マルース・クーネン✖近藤有希
薮下めぐみ✖アマンダ・ブキャナー
<準決勝>
ステイシー・カートライト✖マルース・クーネン
ジュリアナ・ボルジェス✖薮下めぐみ