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o UFC   ジャマール・ヒル デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

1.21『UFC 283』のメインイベントがデイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノ4からグローヴァー・テイシェイラ vs. ジャマール・ヒルに変更

デイナ・ホワイト「1.21『UFC 283』でグローヴァー・テイシェイラ vs. ジャマール・ヒルのライトヘビー級王座決定戦をする」(2022年12月11日)

 こちらの続報。


 UFCが1月21日にブラジル・リオデジャネイロで開催する『UFC 283』のメインイベントが当初予定されていたデイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノのフライ級王座統一戦からグローヴァー・テイシェイラ vs. ジャマール・ヒルのライトヘビー級王座決定戦に変更されています。ポスターもこちらに変更されています。大会名称は『UFC 283: Teixeira vs. Hill』になります。続きを読む・・・
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Column MIKE MMA o ONE UFC   デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

1.21『UFC 283』でデイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノのフライ級王座統一戦/両者は4度目の対戦



 デイヴィソン・フィゲイレドがインスタグラムで2023年1月21日にリオデジャネイロで開催する『UFC 283』でブランドン・モレノとフライ級王座統一戦を行うことを発表。

 フィゲイレドは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でブランドン・モレノに判定勝ちし王座奪回して以来1年ぶりの試合で、なんと4試合連続でモレノ戦。モレノは7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でカイ・カラ・フランスとフェザー級暫定王座決定戦を行い3R TKO勝ちして以来の試合。

 両者の初対決は2020年12月の『UFC 256: Figueiredo vs. Moreno』で、結果はマジョリティドローでフィゲイレドの王座防衛。2021年6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でダイレクトリマッチが組まれ、この時はモレノが3Rリアネイキッドチョークで勝利し王座戴冠。その後さらに『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でダイレクトリマッチが組まれ、フィゲイレドが判定勝ちし王座奪回。その後フィゲイレドがケガで防衛戦ができなかったことから『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でモレノとカラ・フランスの間で暫定王座決定戦が行われ、モレノが勝利したことから異例の4度目の対戦となります。続きを読む・・・
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MMA o UFC UFC277   デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』ブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランス及びデイヴィソン・フィゲイレドとのやり取りを見たファイター・関係者の反応


 『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』ブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランス及びデイヴィソン・フィゲイレドがケージインしてモレノとやり取りしたのを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA o UFC   デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

デイヴィソン・フィゲイレドが7.30『UFC 277』モレノ vs. カラ・フランスのフライ級暫定王座決定戦に激怒、バンタム級転向を示唆

7.30『UFC 277』でブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスのフライ級暫定王座決定戦(2022年05月10日)

 こちらの続報。

Is UFC flyweight champ Deiveson Figueiredo on the way to bantamweight?(MMAJunkie)

 7月30日にテキサス州ダラスで開催する『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスのフライ級暫定王座決定戦が行われる件について正規王者のデイヴィソン・フィゲイレドが以下のコメント。

「UFCがそんなことをするなんて予想外だったからムカついたよ。最後に試合をしたのが数ヶ月前(1月の『UFC 270』)だというのにもう暫定王座決定戦かよ? 信じられない…俺は常にUFCのために素晴らしいショーを提供してきたのに、こういう動きを見ていると過小評価されてる気がする。チャールズ・オリヴェイラのフレーズを使わせてもらえば『チャンピオンには名前があるし、その名前はデイヴィソン・フィゲイレドだ』。そんなプラスチックのベルトには意味がない」

「凄くガッカリしてるよ。この階級から離れることを本気で考えている。(フライ級は廃止の噂があったが)ヘンリー・セフードと俺がこの階級を救った。UFCのこの動きを見て、正直なところ決断しようと思ってる。そうしない方が良いかもしれないが、決断する時はこの階級を去ってバンタム級に上げる」

「とは言え、俺はいつも決断を下す前に間違いを犯さないように熟考するタイプだ。暫定王座をやれば良い、チャンピオンは俺の方だ。その見せかけだけの小さな動きを見ていこう。できればデイナ・ホワイトと直接会って話し合いたいことがたくさんある。アメリカで彼らと話をしたい。それに、ヘンリー・セフードやエリック・アルバラシンと会って、どうするべきかを確認したい」
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MMA o UFC   アレックス・ペレス カムザット・チマエフ カロリーナ・コバケビッチ シェーン・バーゴス ジェシカ・ペネ ジャック・ショア ダニエル・ピネダ チョン・ダウン ティム・エリオット ティーシャ・トーレス デイヴィソン・フィゲイレド ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ブライアン・オルテガ ブランドン・ロイヴァル マット・シュネル マネル・ケイプ リッキー・シモン リー・ジンリャン

7.16 UFCニューヨーク大会をABCが生中継、大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』/主要カードも発表

7.16『UFC Fight Night 210』のメインイベントはブライアン・オルテガ vs. ヤイール・ロドリゲス(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 UFCが7月16日にニューヨーク州エルモントのUBSセンターで開催する大会のメインカードを全米4大ネットワークのABCが生中継することを発表。大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』になります。ABCの生中継があるのは昨年4月10日の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』以来1年3ヶ月ぶり。

・Featherweight bout: Brian Ortega vs. Yair Rodriguez

・Flyweight bout: Askar Askarov vs. Alex Perez

・Bantamweight bout: Ricky Simon vs. Jack Shore

・Women's Strawweight bout: Michelle Waterson vs. Amanda Lemos

・Featherweight bout: Bill Algeo vs. Billy Quarantillo

・Welterweight bout: Li Jingliang vs. Muslim Salikhov

・Flyweight bout: Matt Schnell vs. Sumudaerji

・Middleweight bout: Dwight Grant vs. Dustin Stoltzfus

・Featherweight bout: Herbert Burns vs. Khusein Askhabov

・Middleweight bout: Punahele Soriano vs. Daicha Lungiambula

・Light Heavyweight bout: Dustin Jacoby vs. Da-un Jung

 以上の対戦カードも正式発表されています。当サイトでは未紹介だったカードを紹介していきます。

 アスカー・アスカロフ vs. アレックス・ペレスのフライ級マッチが決定。

 アスカロフは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けして以来の試合。現在UFCフライ級ランキング3位。ペレスは2020年11月の『UFC 255: Figueiredo vs. Perez』でデイヴィソン・フィゲイレドのフライ級王座に挑戦し1Rギロチンチョークで敗れて以来1年8ヶ月ぶりの試合。昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でマット・シュネルと対戦予定だったものの欠場、昨年7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でアスカー・アスカロフと対戦予定だったもののアスカロフの負傷により中止、昨年8月の『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』で再度マット・シュネル戦が組まれたものの『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』、さらに『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』に延期、前日計量後にシュネルのドクターストップにより中止、『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で改めて組まれたもののペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否し中止となかなか試合ができない状態が続いています。現在UFCフライ級ランキング6位。

 リッキー・シモン vs. ジャック・ショアのバンタム級マッチが決定。

 シモンは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でハファエル・アスンソンに2R KO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング12位。ショアは3月の『UFC Fight Night 204: Volkov vs. Aspinall』でティムール・ヴァリエフに判定勝ちして以来の試合で戦績16勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング14位。

 ビル・アルジェオ vs. ビリー・クアランティーロのフェザー級マッチが決定。

 アルジェオは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でジョアンデルソン・ブリトに判定勝ちして以来の試合。クアランティーロは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でシェーン・バーゴスに判定負けして以来の試合。

 リー・ジンリャン vs. ムスリム・サリコフのウェルター級マッチが決定。

 リーは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でカムザット・チマエフに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング13位。サリコフは昨年6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でフランシスコ・トリナルドに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。

 マット・シュネル vs. ス・ムダウジのフライ級マッチが決定。

 シュネルは5月の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』でブランドン・ロイヴァルに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合。現在UFCフライ級ランキング9位。ス・ムダウジは昨年1月の『UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny』でザルルフ・アダシャフに判定勝ちして以来1年半ぶりの試合で3連勝中。昨年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でティム・エリオットと対戦予定でしたが負傷欠場、4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でマネル・ケイプと対戦予定でしたがケイプに禁止薬物の陽性反応が出たことで中止されていました。現在UFCフライ級ランキング12位。

 ドワイト・グラント vs. ダスティン・ストルツフスのミドル級マッチが決定。

 グラントは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でセルゲイ・ハンドスコに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。ストルツフスは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でジェラルド・マーシャートに3Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で3連敗中。

Khusein Askhabov(Tapology)

 ハーバート・バーンズ vs. フセイン・アスハボフのフェザー級マッチが決定。

 バーンズは2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でダニエル・ピネダに2R TKO負けして以来1年11ヶ月ぶりの試合。昨年7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でビリー・クアランティーロと対戦予定でしたが欠場していました。フセイン・アスハボフは現在27歳のロシア人で戦績23勝0敗。昨年8月の『Dana White’s Contender Series』に出場予定でしたがビザ問題で欠場していました。今回がUFCデビュー戦。

 プナヘレ・ソリアーノ vs. ダルチャ・ランジャンブラのミドル級マッチが決定。

 ソリアーノは2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でニック・マキシモフに判定負けして以来の試合で2連敗中。ランジャンブラは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でコディ・ブランデージに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。

 ダスティン・ジャコビー vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチが決定。

 ジャコビーは3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でミハウ・オレキシェイジュクに判定勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで7連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング15位。チョンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でケネディ・エンゼチュクウに1R KO勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで14連勝中(UFC戦績4勝0敗1引き分け)。

Jingliang Li faces Muslim Salikhov on July 16th(Asian MMA)

 正式発表されてませんが、ジェシカ・ペネ vs. ブリアナ・フォルティーノ(ブリアナ・ヴァン・ビューレン)の女子ストロー級マッチも確認されています。

 ペネは昨年8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でカロリーナ・コバケビッチに1Rアームバーで勝利して以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。フォルティーノは昨年6月の『UFC on ESPN 11: Blaydes vs. Volkov』でティーシャ・トーレスに判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング15位。続きを読む・・・
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o UFC   デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

7.30『UFC 277』でブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスのフライ級暫定王座決定戦


 UFCが7月30日に開催する『UFC 277』(会場未定)でブランドン・モレノ vs. カイ・カラ・フランスのフライ級暫定王座決定戦が行われることをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。正規王者のデイヴィソン・フィゲイレドはケガにより防衛戦がしばらく出来ないそうです。

 モレノは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でデイヴィソン・フィゲイレドに判定負けし王座陥落して以来の試合。フィゲイレドとは3連戦し対戦成績は1勝1敗1引き分けです。現在フライ級ランキング1位。

 カラ・フランスは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でアスカー・アスカロフに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。現在フライ級ランキング2位。

 両者は2019年12月の『UFC 245: Usman vs. Covington』で対戦しており、この時はモレノが判定勝ちしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イリー・プロハースカ クリス・サイボーグ コナー・マクレガー ジャン・ウェイリ デイヴィソン・フィゲイレド ドミニク・クルーズ

ヘンリー・セフードがUSADAの管理下に復帰、半年後のUFC復帰とアレックス・ヴォルカノフスキー戦をアピール


 ヘンリー・セフードがツイッターで管理下選手に復帰したとコメント。


 セフードのマネージャー、アリ・アブドルアジズがセフードがUSADAの管理下選手に復帰したことを報告。UFCの選手が復帰する場合、アンチドーピング・ポリシーに従いUSADAの管理下に入り6ヶ月間ランダムの薬物検査を受ける必要があります。

 アブドルアジズは以下のコメント。

「ヘンリーはアレックス・ヴォルカノフスキー戦とトレーニングに集中するだろう。彼は引退した後もトレーニングを止めなかった。ヘンリーが復帰したらバンタム級王座を奪回できるし、フェザー級王座も穫れると確信している。UFC史上初の3階級チャンピオンになるだろう」



 また、ヘンリー・セフードはツイッターで「アレックス・ヴォルカノフスキーよ、お前に促されて復帰するよ」「コナー・マクレガーの復帰よりも早くチョークで仕留めてやるから契約にサインしろ」とコメントしています。

Henry Cejudo(Sherdog)

 ヘンリー・セフードは現在35歳。2020年5月の『UFC 249: Ferguson vs. Gaethje』でドミニク・クルーズに2R TKO勝ちしバンタム級王座を防衛したまま引退を発表しています。近年はコーチとしてデイヴィソン・フィゲイレド、ジョン・ジョーンズ、クリス・サイボーグ、ジャン・ウェイリ、イリー・プロハースカらと練習しています。続きを読む・・・
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MMA o ONE ONE Championship ONE X UFC YouTube   アレッシャンドリ・パントージャ デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ 若松佑弥

デメトリアス・ジョンソン「UFCはフライ級の選手にPPVボーナスを支払ったことはない」「ブランドン・モレノはデイヴィソン・フィゲイレドとの4戦目に拘らない方がいい」

デイヴィソン・フィゲイレド「ブランドン・モレノはレイシストで一線を越えてきたから4度目の対戦はやりたくない」→モレノ「俺と対戦したくないだけだろ」(2022年04月06日)

 こちらの続報。




 ONE Championship 10周年記念大会『ONE X』で行われたミックスルールマッチでロッタン・ジットムアンノンに2Rリアネイキッドチョークで勝利したデメトリアス・ジョンソンが以下のコメント。

「この勝利がフライ級王座再挑戦に繋がるとは思ってない。タイトルマッチの前に何試合かすることになると思う。前回アドリアーノ・モラエスと対戦した時にもっと我慢強く戦っていれば、あの右アッパーや膝蹴りは貰わなかったと思うけど、もし若松佑弥のような遠距離戦をしていたら、おそらくイエローカードが出されてファイトマネーを10%没収されてただろう。だから、なかなかアプローチしづらい試合ではあるけど、次にその機会があったら最後の機会になるかもしれないので、その時のために万全の準備をしておきたいと思う。『次のタイトルショットが欲しいし、準備はできている!』と言っていたのに、結局負けてしまって、次のチャンスが無くなったということにならないようにしたい。あと2試合ぐらい挟めば良かったのにということの無いようにしたい」

「デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノもそうだ。なぜ4戦目をやろうとする? モレノはアレッシャンドリ・パントージャやカイ・カラ・フランスとやるべきだ。別の相手と対戦して勢いを取り戻し、新鮮な気持ちで臨んで欲しい」

「誰もがタイトルを追いかけようとしているが止めておいた方が良い。タイトルは、それに相応しいなら、道がそこに続くなら、自然にやってくる。ただ道を走ろうとして、同じ障害にぶつからないで欲しい。他の選手と戦うことで新たな発見があるかもしれないし、その障害に近づいたときに『ああ、今回はやり方が分かった。この2~3年見てきたこととは違う』と思うはずだ。違うことをするべきだが、それを実践しているのは僕だけだ」

「ブランドン・モレノはフィゲイレドと対戦しても、カイ・カラ・フランスと対戦しても、ファイトマネーは同じだと思う。彼らはPPVボーナスを貰っていない。UFCはフライ級ファイターにPPVボーナスを支払ったことはないので、80万件売ってるようなふりをしないで欲しい」

「モレノがカイ・カラ・フランスやパントージャと戦えば 出場給と勝利ボーナスで25万ドルぐらいは稼げるだろう。そしてエスカレーター式に、もう1試合戦ってさらに25万ドル、合計50万ドル稼いで、今度はタイトルマッチで3万ドルのスポンサー(Venum)収入を得てから、タイトルマッチ前の再契約を拒否してからベルトを獲ったら、その瞬間にはいいポジションに居られる。だから、まずはお金を稼ぐために戦う方がいい。結局、それが僕らの仕事だし、それからタイトルを狙っても遅くはない」
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MMA o Report UFC   アレッシャンドリ・パントージャ デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

デイヴィソン・フィゲイレド「ブランドン・モレノはレイシストで一線を越えてきたから4度目の対戦はやりたくない」→モレノ「俺と対戦したくないだけだろ」


 『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でアスカー・アスカロフに判定勝ちしたカイ・カラ・フランスが、デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノの4度目の対戦があるのならバックアップファイターになりたいとコメント。

 フィゲイレドとモレノは3試合連続で対戦しており成績は1勝1敗1引き分け。最近は1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で対戦しておりフィゲイレドが判定勝ちしフライ級王座を奪回しています。


 フィゲイレドはインスタグラムで「デイナ・ホワイトよ、私はいつでもどこでも誰とでも戦うことはご存知だろう。ファンもブランドン・モレノとの4度目の対戦に期待していることは知ってるが、彼のチームメイトがレイシストで一線を越えてきた。俺の体に猿の顔をハメ込む加工をしてきた。俺はインド人と黒人が多い自分の街で人種差別と偏見を止めるためのキャンペーンに参加している。UFCチャンピオンとして次期防衛戦は次のコンテンダーであるカイ・カラ・フランスとやりたい」とコメント。

 『UFC 270: Ngannou vs. Gane』の前にモレノのチームメイトであるマルセロ・ホジョがインスタライブでフィゲイレドの加工画像をアップしていたそうです。

 これに対し、モレノのマネージャー、ジェイソン・ハウスが「4度目の対戦に同意して以降はレイシズムなことはしてないので理に適ってない主張だ」とコメントしています。

 その後フィゲイレドはツイッターで「ブランドン・モレノよ、お前は後部座席に移動した。アレッシャンドリ・パントージャにリベンジできたらタイトル挑戦権が与えられるだろう。デイナ・ホワイトよ、そうしよう」とコメントしています。


 これに対しブランドン・モレノは「彼は俺との対戦をできるだけ回避したいだけだ」とコメント。


 UFCは7月に4度目の対戦を計画していたとのこと。デイヴィソン・フィゲイレドは「交渉していたことすら知らなかった」とコメントし、マネージャーのヴァリッジ・イズマイウに対し両拳のケガが回復していないことから復帰には時間が掛かると報告したそうです。現在はミット打ちもできない状態で、復帰時期は10月か11月になるとのこと。改めてブランドン・モレノ戦には興味はなくカイ・カラ・フランス戦をアピールしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET UFC UFC270 キック デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

【UFC270】3度目の対決はフィゲレイドが攻撃の正確性で上回り、モレノから世界フライ級王座を奪還

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
ブランドン・モレノ(メキシコ)

互いにケージ中央で高くガードを上げるなか、フィゲイレドは右カーフキック。モレノは左ジャブをカウンターで当てる。さらにフィゲイレドが右カーフを狙うなか、両者はケージ際で組み合う。フィゲイレドが右腕を差し上げると、モレノも右腕を差しながらフィゲイレドの股の間からクラッチを試みる。組めないと見るや、左のアンダーフックからフィゲイレドのクラッチを切ったモレノ。その瞬間にフィゲイレドも離れた。再びケージ中央で向かい合う両者、フィゲイレドの右カーフでモレノがバランスを崩した。

フィゲイレドはモレノの左ハイをブロックし、またも右カーフを当てる。モレノも右ローを返すが届かない。モレノの右ストレートにボディロックを合わせたフィゲイレドが、バックに回る。モレノは反転してフィゲイレドを振り落として立ち上がった。スタンドに戻ると、フィゲイレドはまたも右カーフキックを当てる。さらにサウスポーへスイッチ、するとモレノは右のバックスピンキックから右ストレートを当てた。フィゲイレドが右ストレートと左前蹴り、モレノもパンチを返して1Rを終えた。

2R、フィゲイレドが前に出る。ジャブで迎え撃つモレノの左足にシングルレッグを仕掛けたフィゲイレドだったが、ここは倒せず。しかし右カーフを当てながら、コンタクトを試みる。左右フックを振り合あった後、がフィゲイレドがまたも右カーフを当てた。フェイントの掛け合いから左ジャブを当てるフィゲイレド、モレノが前に出てくると組み付いてかわす。ここでフィゲイレドの右バックスピンキックをキャッチして、さらに左足を刈ってテイクダウンしたモレノだったが、フィゲイレドもすぐに立ち上がった。

モレノも左ジャブから右カーフキックをヒットさせる。フィゲイレドは右の前蹴り。徐々にモレノが追いかける展開に変わっていく。距離が詰まると、ショートのパンチを当てたモレノ。フィゲイレドの右カーフに左ジャブを返す。フィゲイレドはシングルレッグを狙うも倒せず。モレノが左ジャブで自分のリズムを作っていく。さらに右バックスピンキックを、フィゲイレドの足に当てたモレノ。両者がケージ中央で打ち合う名から、フィゲイレドのパンチをもらったモレノの動きが一瞬止まるも、モレノのパンチもフィゲイレドの顔面を捉える。最後はモレノが左ハイから左ジャブを当て、フィゲイレドの左ハイをかわした。

3R開始早々、フィゲイレドの右カーフが当たる。モレノが飛びヒザを見せようとした瞬間、それを受け止めたフィゲイレドがテイクダウンを奪い、バックに回る。しかしモレノも立ち上がり、フィゲイレドもヒザを突き刺しながら離れた。スタンドでは、モレノの右カーフがヒット。ところがフィゲイレドの左ジャブがクリーンヒットして、モレノがダウン。すぐに立ちあがったモレノの左ジャブがフィゲイレドの顔面を捉え、フィゲイレドの動きが鈍った。フィゲイレドも左ボディを突き刺し、右カーフでモレノのバランスを崩した。

モレノが二段蹴りから左フックを当て、組み付くのに失敗したフィゲイレドも右カーフをヒットさせる。互いに左ジャブで探りながら、フィゲイレドの右カーフに右のパンチを合わせて下がらせたのはモレノだ。組み付きたいフィゲイレドを突き離し、パンチを当てるモレノ。しかし残り10秒でフィゲイレドの右クロスがクリーンヒット、前のめりに両手を着いたモレノにフィゲイレドが上から覆いかぶさる形でラウンドが終了した。

4Rもフィゲイレドの右カーフキックからスタート。ケージ中央でフェイントを見せ合う両者、モレノのバックスピンキックとパンチが届かず、フィゲイレドのパンチが当たる。対するモレノも右ローと右バックスピンキックでフィゲイレドの足を狙っていく。フィゲレイドの左右フックをブロックしたモレノだったが、中間距離になるとフィゲレイドの右カーフを食らってしまう。フィゲイレドが距離を取り始め、左ストレートを繰り出したが、モレノがカウンターで右ローを当てた。

モレノの左ジャブがクリーンヒット。フィゲイレドは距離を取って、手数が少なくなった。しかしスタンドの正確性はフィゲレイドのほうが上か。モレノは手数こそ多いものの、空振りも見られる。ここでフィゲイレドは組みを選択し、ボディロックからモレノをケージに押し込み、バックに回った。モレノの足にヒザを突き刺して削っていくフィゲレイド、モレノはケージづらいに離れ、打ち合いからケージ中央に引き戻した。左ミドルから左ジャブを繰り出すモレノと、右カーフを繰り出すフィゲイレド。残り5秒でモレノが組み付き、両腕を差し上げていったが、すぐにフィゲイレドが離れた。

最終回、フィゲレイドが前に出る。フィゲレイドの右をかわしたモレノが左ジャブを放つと、フィゲイレドは距離を取った。しかしモレノも組み付き、ボディロックからテイクダウンを奪って、フィゲイレドにしっかり背中を着かせた。フィゲイレドも足を利かせながら、足を掴んでくるモレノから離れて立ち上がる。スタンドに戻ると、モレノが左ジャブでリズムを作る。モレノの右をかわしたフィゲイレドがダブルレッグを仕掛けるも、モレノがスプロールしてスタンドに戻した。

ケージ中央で見合う両者。モレノの左の射程距離が長い。フィゲイレドが十分に距離を取りつつ、ショートレンジになるとテイクダウンを仕掛ける場面も。ここでフィゲレイドの右ストレートが当たり、モレノが尻もちを着いた。モレノも立ち上がり、パンチでフィゲレイドを下がらせる。サウスポーにスイッチしたフィゲイレドへ右ローを放つモレノ、フィゲイレドもオーソドックスに戻して右ロー。残り30秒から激しく打ち合う両者、さらに残り10秒でフィゲレイドのテイクダウンを凌いだモレノが、左右フックを当てて試合終了のホーンを聞いた。

3度目の対決はフルラウンドのシーソーゲームに。各ジャッジ1ポイント差のユナニマス判定でフィゲレイドが勝利し、前王者が世界フライ級王座を奪還した。


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