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【UFC ESPN37】激闘必至。耐久力&精神力のケイター✖右オーバーハンド&左フックとジャブのエメット

【写真】えげつない戦いになることは予想されるケイター✖エメット (C)Zuffa/UFC

18日(土・現地時間)にテキサス州オースチンのムーディー・センターでUFC on ESPN37「Kattar vs Emmett」が開催される。今大会は米国では3月のUFC ESPN33以来、3カ月振りにPPVショー以外でUFC APEXを離れ有観客で実施される。

そんなテキサス大会のメインはカルヴィン・ケイター×ジョシュ・エメットのフェザー級の一戦だ。


今年の1月に上昇一途だったギガ・チカゼを破ったケイターと2019年3月のマイケル・ジョンソン戦から4連勝中のエメット、激しい打撃のやりとりが予想されるマッチアップとなった。

ケイターは組みを織り交ぜて、相手を削る術も身に着けている。とはいえ、5Rの長丁場は自らの体力の消耗も激しく、打撃戦でも組み合いでも疲弊することは絶対だ。ケイターの強味は、疲れることを覚悟のうえで攻撃することで、高い圧力を維持できることだ。

対してエメットといえば、レスリングがベースのファイターらしく踏み込んでの右オーバーハンドが代名詞だ。それも序盤にテイクダウンを見せておいて、相手に組みの防御をインプットさせてから放ち、ただ強振しているわけではない。

自分が打たれるリスクがあるなかで躊躇なく打てるエメットは、返しの左フックも強力の一言だ。打撃戦に少しでも相手の気持ちが引けると、すかさずテイクダウンを織り交ぜ、結果的に右オーバーハンドの精度が上がるという勝利の方程式を持つ。

さらにエメットが厄介な点は威力十分な右を持っていながら、警戒した相手の踏み込みに、本人が一番の得意技と言う左ジャブを合わせる技術を持ち合わせていることだろう。

そんなエメットにとって気がかりな点が、UFCでは5R戦の出場は1度だけで──その際は2Rで敗れている──キャリアを通して25分間を戦ったのはローカルショーのタイトル戦1試合のみ、6年7カ月も前の話だ。

対してケイターはダン・イゲ、敗れたとはいえマックス・ホロウェイ、そして前述したチカゼ戦と3試合連続で5Rを戦い切っている。ケイターは5回戦で序盤からハイペースで戦うことが経験上できるが、エメットがパワフルな打撃とレスリングを3R制と同じように仕掛けることができるか。

打たせて疲弊させる術も身につけているケイターは、チカゼ戦でも最後の1分でヒジ打ちを連打し耐久力と精神力の強さを見せつけた。

そんなケイターに対し、一発で終わらせることができるエメット。両者が駆け引きを駆使つつ突破口を攻めることに求め、結果激しい打ち合いに発展することが予想されるメインだ。

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN37対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
ジョシュ・エメット(米国)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
ジョー・ローゾン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー(米国)
アルベルト・デュラエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)
グラム・クタテラデス(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス(米国)
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
トニー・ケリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
コート・マックギー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
マリア・オリヴェイラ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
ヒカルド・ラモス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
エディ・ワインランド(米国)

<ミドル級/5分3R>
カイル・ダウカウス(米国)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ(米国)
デロン・ウィン(米国)

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MMA MMAPLANET o UFC UFN207   アーノルド・アレン ダン・イゲ モフサル・エフロエフ

【UFN207】モフサル・エフロエフがダン・イゲを完全ドミネイト。アーノルド・アレンを指名!!

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダン・イゲ(米国)

まずイゲが左ジャブを入れ、左ローにもステップインしてワンツーを決める。積極的に踏み込んで拳を振るうイゲに対し、エフロエフもワンツーを伸ばす。イゲのローに右を合わせたエフロエフが、前蹴りを胸に当てる。さらに後ろ回し蹴りを見せたエフロエフはジャブを当てる。右をかわしボディを入れたイゲは、ステップインにヒザを合わされて動きが一瞬止まる。

足を使って間合いを測るイゲ、急がないエフロエフが右オーバーハンドを当てて、シングルレッグからバックに回る。立ち上がったイゲを前方にスラムしたエフロエフは、エルボーを受けてもドラッグダウンしバックを続ける。足り上がって胸を合わせたイゲがボディロックもエフロエフは小手投げから正対して離れる。イゲも持ち直し、初回が終了した。

2R、エフロエフの前蹴りやハイにも距離を詰めるイゲがジャブやワンツーを被弾する。イゲがアイポークがあったとアピールし、ごく短い時間だが試合が止まる。再開後、近距離で右アッパーを入れたエフロエフは、イゲの右に右を合わせる。再び跳びヒザを見せたエフロエフ。初回ほどダメージを与えることはできなかったが、イゲを怯ませる効果は十分にあったようだ。やや時間を置いて、再び前に出るよいうになったイゲはローに右をカウンターで受けるが、右に続き左ボディを入れる。

エフロエフも打たれて下がらず、ワンツー&前蹴り。イゲは左フックで応える。さらにジャブを伸ばしたイゲはテイクダウ狙いを一度は切るが、次の展開で遠い位置から低い位置に組んだエフロエフのダブルレッグに背中をつかされる。エルボーを入れたエフロエフは、イゲを流血に追い込みこの回も取った。

最終回、カットだけでなく左目も腫らしたイゲは左の差しあげテイクダウンから、バックを許しテイクダウンを取られる。ワンフックのエフロエフは後方から殴り、左足を制して胸を合わせることを許さない。イゲは立ち上がるが、リフトされ後方へのテイクダウンを許す。再び背中を取ったエフロエフが立ち上がったイゲの正面に回りテイクダウン。キムラロックを切り返してトップを維持したエフロエフに対し、イゲが背中を見せる。

前方へのスラムの直後にシングルレッグに出たイゲの頭を潰したエフロエフが、鉄槌をいれる。懸命に上体を起こしにいくイゲは、後方にエルボーを振るうなど、粘りを見せる。エフロエフはボディロックにきたところで体重を浴びせてトップいを取り切る。イゲの三角絞めを担ぎ、背中を再び取ったエフロエフは胸を合わせに来たところでスクランブルからスタンドに戻る。残り20秒でテイクダウンを決め、バックから殴ったエフロエフが力の差を見せフルマークの判定勝ちを収めた。

UFC6連勝とした勝者は「相手はずっと危険だった。ファイト・オブ・ザ・ナイトに相応しい。次はビッグファイトを望む。僕はチャンピオンになる。次の相手は使命できるなら。1人いる。なんども対戦要求をしているけど、逃げるクソ野郎──アーノルド・アレンだよ。僕はヤツを倒したい。ロンドルで戦う? フィニッシュするよ」と話した。


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MIKE MMA UFC   カリーネ・シウバ ジョシュ・エメット ダン・イゲ マリア・オリヴェイラ

6.4『UFC Fight Night』でダン・イゲとモフサル・エフロエフが対戦


 UFCが6月4日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)でダン・イゲ vs. モフサル・エフロエフのフェザー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 イゲは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でジョシュ・エメットに判定負けして以来の試合で2連敗中。フェザー級ランキング現在9位。

 エフロエフは昨年6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でハキーム・ドワードに判定勝ちして以来1年ぶりの試合。で現在15勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。フェザー級ランキング現在13位。


Karine Silva(Sherdog)

 同じくUFCが6月4日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)でポリアナ・ボテーリョ vs. カリーネ・シウバの女子フライ級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ボテーリョは昨年5月の『UFC on ESPN 23: Reyes vs. Prochazka』でルアナ・カロリーナに判定負けして以来1年1ヶ月ぶりの試合で2連敗中。シウバは現在28歳のブラジル人で戦績14勝4敗。昨年10月の『Dana White's Contender Series 45』でヤン・チーフイに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で今回がUFCデビュー戦。

 また、5月21日にのFight Nightシリーズの大会(会場未定)でポリアナ・ヴィアナ vs. タバサ・リッチの女子ストロー級マッチが行われることも確認したとのこと。

 ヴィアナは昨年2月の『UFC 258: Usman vs. Burns』でマロリー・マーティンに1Rアームバーで勝利して以来1年3ヶ月ぶりの試合で2連勝中。リッチは昨年10月の『UFC Fight Night 196: Costa vs. Vettori』でマリア・オリヴェイラに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MIKE MMA UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー ジョン・チャンソン ダン・イゲ ピョートル・ヤン マックス・ホロウェイ

アルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤン2が3.5『UFC 272』→4.9『UFC 273』に変更/ヴォルカノフスキーの防衛戦の相手はコリアンゾンビに変更

ショック! 3.5『UFC 272』アレックス・ヴォルカノフスキーと3度目の対戦予定だったマックス・ホロウェイが負傷欠場/ヘンリー・セフードらが代打出場をアピール(2022年01月08日)

3.5『UFC 272』マックス・ホロウェイ負傷欠場を聞いたアレックス・ヴォルカノフスキーはコリアンゾンビに「やろうぜ!」(2022年01月08日)

3.5『UFC 272』のメインイベントはコルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルの元チームメイト対決(2022年01月12日)

 こちらの続報。


 アレックス・ヴォルカノフスキーのフェザー級王座防衛戦の相手として予定されていたマックス・ホロウェイの負傷欠場を受けてジョン・チャンソンがヴォルカノフスキーに挑戦することをMMAFightingが確認したとのこと。

 また、この試合とアルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンのバンタム級王座統一戦は当初3月5日の『UFC 272』で行われると見られていましたが、コルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルが決定したことを受けて4月9日にニューヨーク州ブルックリンで開催する『UFC 273』に変更されています。

 ジョン・チャンソンは6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でダン・イゲに判定勝ちして以来の試合で現在フェザー級ランキング4位。続きを読む・・・
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MMA UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー ジョン・チャンソン ダン・イゲ マックス・ホロウェイ

3.5『UFC 272』マックス・ホロウェイ負傷欠場を聞いたアレックス・ヴォルカノフスキーはコリアンゾンビに「やろうぜ!」

ショック! 3.5『UFC 272』アレックス・ヴォルカノフスキーと3度目の対戦予定だったマックス・ホロウェイが負傷欠場/ヘンリー・セフードらが代打出場をアピール(2022年01月08日)

 こちらの続報。


 ジョン・チャンソンのマネージャー、ジェイソン・ハウスが「コリアンゾンビは『UFC 272』でタイトルマッチに挑戦する意志がある」とコメント。また、「ランキングを見ると、彼は勝利を収めた次の最高ランクのファイターだし、多くの人たちがかなり前から話していた試合でもある。チャンスが貰えれば、彼は世界一であることを証明するだろう」ともコメントしています。


 また、アレックス・ヴォルカノフスキー自身もツイッターでジョン・チャンソンに「やろうぜ!」とコメントしており、代打に最も相応しいと認識しているようです。

 ジョン・チャンソンは最近2021年6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でダン・イゲに判定勝ちしており、現在フェザー級ランキング4位です。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC269 ジョシュ・エメット ダン・イゲ

【UFC269】初弾でダウンを喫したイゲ。2R&3Rを盛り返したと思われたが、エメットに判定負け

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ダン・イゲ(米国)

間合いをはかる両者。イゲがジャブ、ローを見せる。ジリジリと前に出るエメットの初弾は右オーバーハンド。この一発で、イゲが後方に倒れる。立ち上がり際のヒザ蹴りヲキャッチしてテイクダウンしたイゲは、スクランブルを制してバックへ。前方へ落としたエメットはスタンドに戻るとヒザを突き上げる。距離を取り直した両者、イゲが右ローを蹴る。ワンツーにエメットは右を合わせていく。ダメージが抜けたイゲは鋭いハイを放ち、ジャブを連続で繰り出す。

ジャブを続けるイゲ、エメットは左右のフックで前に出る。イゲの左フックを踏み込んで潰したエメットが右をヒット、ワンツーを放ったところで時間となった。

2R開始直後にワンツーで右を当てたエメットに対し、イゲもショートのコンビを入れる。一発で終わらせることができそうな両者の打撃戦、イゲがボディにパンチを纏める。と、イゲはダブルレッグへ。切ったエメットがボディから右フックも、直後にイゲが左を当ててエメットの動きが止まる。

ここで攻め攻め急がなかったイゲは、パンチを見せてテイクダウン狙いもエメットが切る。イゲは綺麗にジャブを入れ、エメットのロングをブロックする。するとイゲは右オーバーハンドから左ミドルと、打ち終わりに左を当てる。精度で上回るイゲが左アッパー、エメットの右オーバーハンドをかわしてジャブ、右のカウンターを入れラウンドを取り返した。

最終回、慎重な両者。左を当てたイゲが、右ローを蹴る。エメットはジャブを被弾しながら、前に出ると右ではなく左フックをヒットさせる。神経戦のような展開でイゲが右オーバーハンド、エメットが細かい連打を繰り出す。残り70秒、イゲはシングルを切られ、離れ際に両者がパンチを振るう。テイクダウンのフェイクで、大きくスプロールさせられたエメットは、立ち際の蹴りをなんとかかわすと残り1分を切る。

イゲの左ハイをダックしたエメットだが、アッパーを被弾する。そのまま相手の攻撃を見ながらも、打撃戦はビッグショットがないまま時間に──最初のダウンから盛り返したと思われたイゲが、0-3で敗れた。


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MMA UFC UFC269   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス カイ・カラフランス サンチアゴ・ポンジニビョ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジュリアナ・ペニャ ジリアン・ロバートソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ デリック・ミナー ドミニク・クルーズ パウリアン・パイヴァ ペドロ・ムニョス ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ランディ・コスタ

【UFC269】計量終了 王者オリヴェイラ「神は僕とある」×ポイエー「大勝負だ」。ペレスは4戦連続中止

【写真】どちらかといえば王者がクールで、エキサイトしているのは挑戦者だった(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC269「Oliveira vs Poirier」の計量が、10日(金・同)に行われた。

2021年最後のPPV大会のメインはUFC世界ライト級選手権試合=王者シャーウス・オリヴェイラ×挑戦者ダスティン・ポイエーだ。

先に登場したポイエーはスケールの上でベルトを巻くというポーズ。続いてサングラス姿で体重計に乗った王者オリヴェイラはシャウトし、思わずダナ・ホワイトが割って入るほどの勢いでポイエーに詰め寄る。

それでも冷静な表情だったオリヴェイラに対し、かなり興奮し鼻息も荒くなっていたポイエーは「大勝負だ。もう一度、皆の前に頂点に立つためにやってきた。もうミスはしない。レッツゴー」と叫び、両手を高々と掲げた。

対照的に落ち着いたままのオリヴェイラは「何千という見方が彼にいても、神は僕とある。やってやるよ」と話した。


コメインはアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペニャがUFC世界女子バンタム級王座を賭けて戦う。

まず「素晴らしい機会をえることができ、ここにいる皆に感謝している。すごくワクワクしているし、準備は十分。明日はファイアーワークスになる」という言葉を噛んだペニャは笑顔を見せた。

対して養女を抱いてインタビューを受けたヌネスは「皆と今夜会えて、すごくハッピーよ。彼女はライオンハートをまだ正面切って体感したことがないの。ベルトはどこにも行かないわ。皆ぁ、明日ね」といつも通りの意気揚々ぶりだった。

フライ級初戦でカイ・カラフランスと相対するコディ・ガーブラントはセレモニアル計量ということもあり、しっかりとリカバリーの後も見え、問題なく本来のパフォーマンスを期待できそうだ。そのカーブラント、カラフランスの首を掻っ切ってやるポーズに、思わず浮かべた笑みが非常に頼もしく見えた。

胸のタトゥーと同じカラーに髪の毛を染めたショーン・オマリーは、パウリアン・パイヴァとのフェイスオフでヌッと顔を前に出し、威圧感十分。パイヴァも笑顔で流す余裕の表情だった。

髭を蓄えたドミニク・クルーズは、笑顔で登壇したペドロ・ムニョスを相手に非常に厳しい表情を浮かべ、しっかりと握手して別れた。またアレックス・ペレスと対戦予定だったマット・シュネルが体調不良でドクターストップに。残念ながら両者の対戦は3度目も実現せず、ペレスは4試合連続でファイトの機会を失うことになってしまった。

■視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC269計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] シャーウス・オリヴェイラ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]ダスティン・ポイエー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 134.5ポンド(61.0キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ジェフ・ニール: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
コディ・ガーブラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
パウリアン・パイヴァ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 263.5ポンド(119.52キロ)
タイ・ツイバサ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
エリク・アンダース: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.25ポンド(56.81キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145.5ポンド(66.0キロ)
デリック・ミナー: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 129ポンド(58.51キロ)
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)

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BELLATOR UFC キック ショーン・オマリー タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ ライアン・ホール ランディ・コスタ ロブ・フォント

UFC269:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 2.47
ダスティン・ポイエー 1.60
アマンダ・ヌネス 1.11
ジュリアナ・ペーニャ 7.00
ジェフ・ニール 2.05
サンチアゴ・ポンジニッビオ 1.80
コーディ・ガーブラント 1.74
カイ・カラフランス 2.15
ハウリアン・パイバ 3.40
ショーン・オマリー 1.36
ダン・イゲ 2.40
ジョシュ・エメット 1.63
ドミニク・クルーズ 1.95
ペドロ・ムニョス 1.87
アウグスト・サカイ 1.91
タイ・ツイバサ 1.91
ブルーノ・シウバ 1.29
ジョーダン・ライト 3.85
エリン・ブランチフィールド 2.15
ミランダ・マーヴェリック 1.74
アンドレ・ムニス 1.74
エリク・アンダーズ 2.15
アレックス・ペレス 1.31
マット・シュネル 3.60
ダリック・ミナー 2.70
ライアン・ホール 1.50
ランディ・コスタ 1.57
トニー・ケリー 2.55
ギリアン・ロバートソン 1.28
プリシラ・カショエイラ 4.00

年内最後のナンバーシリーズ。メインは黄金のライト級タイトルマッチ。

オリヴェイラUFC最多一本勝ち記録を持つグラップラーでありながら、近年は打撃の能力も向上。フェザー級時代は減量失敗を繰り返すなど適正階級ではなかったが、ライト級に戻して実力が開花。今年5月にUFC参戦11年目で初のタイトル戦のチャンスを掴むと、マイケル・チャンドラーをKOし一発でベルトを手に入れた。

ポイエーも同じくフェザー級からライト級に上げてから花開いた選手で、ライト級転向後12勝2敗1NC。負けた相手はハビブ・ヌルマゴメドフとマイケル・ジョンソンのみ。UFCデビューはオリヴェイラと同じ2010年(ポイエー1月、オリヴェイラ8月)。元王者ペティス、元WSOF王者ゲイジー、元UFC&Bellator王者アルバレスにいずれも完勝し、2019年、王者ヌルマゴメドフが出場停止中のために組まれた暫定王座決定戦で、フェザー級王者のマックス・ホロウェイに終始打撃で圧倒してタイトル獲得。同年に行われたヌルマゴとの王座統一戦では、2Rに一瞬パンチを効かせた場面はあったものの、テイクダウンからパウンドで削られチョークで完敗。

今年は1月に1年ぶりの復帰戦となったマクレガーに対し、1Rはパンチをもらい効かされたが、2Rにカーフキックで形勢逆転。動きが止まり棒立ちになったマクレガーにパンチを打ち込みKO。半年後の再戦ではテイクダウンから削り、最後はマクレガーの足を破壊し、マクレガー幻想を完全に終わらせた。オリヴェイラがタイトルを獲得した王座決定戦も、最初はポイエーに声がかかっていたが、マクレガーとの再戦を優先させるために断っている。

オッズは現王者がアンダードッグ。マクレガーほどの圧倒的なテイクダウンはないオリヴェイラ。ポイエーは遠距離での打撃が得意なため、組み付くのに苦労しそう。ポイエーが削っての判定勝ち。

セミはアマンダ・ヌネス2年ぶりのバンタム級王座防衛戦(昨年と今年にフェザー級王座の防衛戦は行っている)。相手はタイトル初挑戦となるジュリアナ・ペーニャ。2017年から出産と子育てのために2年半の休業期間がり、復帰後はジャーメイン・デランダミーに敗れて2勝1敗。7年負けなし・12連勝中のヌネスに穴は見えない。ヌネスKO勝ち。

メインカードでは元バンタム級王者コーディ・ガーブラントがフライ級に初挑戦。もともと、ヘンリー・セフードの王者時代にフライ級挑戦の話はあった。さらに、昨年11月にはフライ級転向初戦でデイブソン・フィゲイレードのタイトルに挑戦する試合も組まれていた(筋断裂により欠場)。5月には再びバンタム級に戻してのロブ・フォント戦が組まれたが打撃で劣勢となり判定負け。バンタム級ではここ5戦で1勝4敗。ランキング6位のカイ・カラフランス相手に競ったオッズになっているが、まずは自身がどれだけ動けるか。最近はあまり階級を下げて成功した選手は少ないが…。

第1試合開始は12日朝7時半から。速報します。

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MMA キック ダン・イゲ

UFC on ESPN30:メインイベント・エジソン・バルボーザ vs. ギガ・チカゼ

フェザー級5分5R。バルボーザ9位、チカゼ10位。

強烈な蹴りを武器にライト級でもトップランカーまで上り詰めたバルボーザ。昨年フェザー級に落とした初戦はダン・イゲに2Rまで僅差の内容でスプリット判定負けしたが、そこから2連勝。前回はランカーのシェイン・バーゴスをカーフキックで効かせた上に、パンチでKO勝ち。

キック世界王者からMMAに本格転向したチカゼは、コンテンダーシリーズで一本負けするなど当初はMMAへのアジャストが出来ておらず、テイクダウンディフェンスに難があったため、得意の打撃も思い切り出せなかった。しかし非テイクダウン回数はコンテンダーシリーズ初戦から4→3→2と試合をこなすことに少なくなり、ここ4試合はテイクダウンをされていない。その分、攻められるようになり、ここ2戦はKO勝ち。前戦では古豪のカブ・スワンソンを63秒でKOして世代交代を印象つけた。

プレスするのはバルボーザ。チカゼケージ際まで下がる。バルボーザカーフキック。チカゼ飛び膝を放ったがヒットせず。ミドルを入れるチカゼ。バルボーザワンツー。チカゼ出たがまたプレスされる。ダッシュしてパンチをはなったチカゼだがバルボーザのパンチを貰いバランスを崩した。チカゼ左の蹴りから出ていく。距離を取るバルボーザを追っていく。ガードの上だが攻撃の印象はつけた。残り20秒。チカゼまた出ていく。左ミドル。バルボーザ下がって距離を取る。ホーン。

1Rチカゼ。

2R。またプレスするバルボーザ。しかしチカゼが飛び込んでパンチを打ち込んでいく。間合いを詰めるのはバルボーザだが手数ではチカゼ。入ってくるところに右を合わせるチカゼ。チカゼがオーソドックスに構えるとカーフキックを入れるバルボーザ。打たれるとスイッチするチカゼ。バルボーザ右ハイ。チカゼは左右にステップしてケージにつまらないようにしている。追っていくバルボーザ。またカーフキック。バルボーザ左ミドル。前蹴り。パンチはヘッドムーブでかわしたチカゼ。ホーン。

際どいラウンド。後半はバルボーザがプレスしていたが、手数には差がない。

3R。ジャブを出すバルボーザ。チカゼがテンカオを放つとキャッチしようとしたバルボーザだがつかめず。チカゼが間合いを詰めてパンチをヒット。ちょっと効いた!チカゼ追いかけていく。距離を取るバルボーザだがパンチが入りぐらついた。追い打ちでダウン。下かあ足関を狙うバルボーザだが足を抜いたチカゼ。タックルに入るバルボーザにアナコンダチョーク!しかし決まらず。抜けて立ったバルボーザにさらにパンチを打ち込む。ぐらついて再度ダウンしたバルボーザを見てレフェリー止めた。

チカゼが初のメインでストライカー対決を制す。意外なアナコンダチョークも見せたが、最後はやはり打撃で決めた。

勝ったチカゼはマックス・ホロウェイとの対戦をアピール。

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MMA News UFC ダン・イゲ

『UFC 264』でライアン・ホールとイリア・トピュリアが対戦

Ryan Hall vs. Ilia Topuria added to UFC's July 10 event(MMAJunkie)

 UFCが7月10日にラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でライアン・ホール vs. イリア・トピュリアのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 ホールは2019年7月の『UFC Fight Night 155: De Randamie vs. Ladd』でダレン・エルキンスに判定勝ちして以来の試合で現在8連勝中(UFC 4連勝中)。昨年8月の『UFC Fight Night 175: Smith vs. Rakic』でリカルド・ラマスと対戦予定だったものの負傷欠場、3月の『UFC Fight Night 187: Edwards vs. Muhammad』でダン・イゲと対戦予定でしたがこちらも負傷欠場していました。

 トピュリアは『UFC on ESPN 19: Hermansson vs. Vettori』でデイモン・ジャクソンに1R KO勝ちして以来の試合で現在10勝0敗(UFC 2勝0敗)。続きを読む・・・