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【UFC264】再出発、ジルベウト・ドゥリーニョ─02─「UFCファイター? ユーヤはUFC王者になれる」

【写真】レイモンド・ダニエルズとのトレーニングの成果は!! (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264「Poirier vs McGregor3」で、スティーブン・トンプソンと対戦するジルベルト・ドゥリーニョ・バーンズ・インタビュー後編。

(C)Zuffa/UFC

サンフォードMMAの盟友、超ド級ストライカーのビセンチ・ルケがハマってしまったワンダーボーイのトリックに対し、ドゥリーニョはキャンプ中にレイモンド・ダニエルズと対策を施していた。

またこの間、サンフォードMMAで出稽古を行っていた若松佑弥を「UFC王者になれる」とドゥリーニョは絶賛した。

<ジルベウト・ドゥリーニョ・インタビューPart.01はコチラから>


──テイクダウンを視野に入れているということですね。楽しみです。ところでチームメイトのビセンチ・ルケとは、ワンダーボーイ戦について話しましたか。彼はトンプソンに敗れています。

「ビセンチとワンダーボーイの試合も含めて、いつも僕は彼のコーナーにいるんだ。今、ビセンチはブラジルにいるけどスパーリングのビデオを送って、アドバイスをずっと貰っていた」

──ビセンチは前に出ても、詰め切ることができずパンチを被弾する形で敗れました。

「ビセンチも僕もアグレッシブなファイターだ。ただし、グラップリングを含めるとスタイルが違う。ビセンチも組んで戦うことができるけど、僕は組み続けて戦うことができる。組みの展開を増やすことで、ビセンチの時のような試合にはならないだろう」

──ところでワンダーボーイと戦うにはファンの期待とは別に、待って彼に前へ出てこさせるファイトも選択肢の一つとしてあるのではないかと思うのですが。

「確かに、その選択肢はあるよ。彼を前に出てこさせるという戦いはある。でも、僕の戦い方は待ちじゃない。前に出て、色々と仕掛けることだ。そこで自分の展開にならないなら待つこともあるだろうね。タイロン・ウッドリーやアンソニー・ペティスがやったように。

いくつかキャプションもあるし、それだけのトレーニングを積んできた。アグレッシブにも戦えるし、我慢の試合もできる。とにかく全ての力を使って勝利を手にするよ」

──このところドゥリーニョは打撃の成長を見せつけてきましたが、この試合は柔術がカギを握りそうですね。

「イエス。柔術とレスリングを世界に見せる格好の機会になると思っている。ハイレベル・ストライカーをテイクダウンして、極める。これ以上の舞台はないだろう。ワンダーボーイのゲームをされると、正直厳しい。だから僕の柔術ゲームに持ち込む。

そのためにサンフォードMMAではレイモンド・ダニエルズと練習してきたんだ」

Bellatorで活躍するダニエルズは、現Bellatorキックのウェルター級王者で。過去にWAKOやポイント空手でも成功を収めている(C)BELLATOR

──おお、トンプソンと同じ米国ジェントルマンキックの雄と準備をしてきたのですね!! 

ダニエルズはサイドキックとジャブ&ストレート、そして後ろ回し蹴りという戦いでは、ワンダーボーイに引けを取らないです。

「その通り。1日に2回、1カ月間レイモンドと準備をしてきた。レイモンドはワンダーボーイのコピーもしてくれるし、何よりもあの独特なスタイルを詳しく解析してくれた。スティーブンが仕掛けてくるであるトリック、そして僕が犯してはいけないミスについて繰り返し、繰り返しアドバイスを受けてきた。レイモンドにはキャンプ中に多大なるサポートをしてもらったよ」

──トンプソンはステップを常に続けます。その動きを目で追うと、混乱してしまうかもしれないですが、あのステップとスイッチの合間に起こる……とあるタイミングで、彼の体はテイクダウンに対して無防備になるような。角度的にみて、組みに弱い姿勢になることが度々あるように見えます。

「フフフフ。良いポイントを見ているね。とてもMMAを考察している意見だ。でも、それ以上は話さないでくれ。ここから先はオクタゴンの中を見てほしい(笑)」

──ハハハハハ。了解しました。ところ、1カ月サンフォードMMAには若松佑弥選手が日本から出稽古に出かけていたと思います。彼と接触することはありましたか。

「もちろんだよ。サトーがしっかりとユーヤをフォローしていたよ。ユーヤが来てくれて、サンフォードの皆がハッピーになれた。ユーヤはベリー、ベリー、ベリーグッドだ。彼は少しでも早くサンフォードMMAに戻ってきたいと言っていたよ。

この1カ月の間にテイクダウン、グラップリングともに凄く成長したし、ストライキングは元から良かった。ユーヤの練習を見るたびに、感心させられたんだ。毎回、成長が見て取れたからね。またサンフォードMMAに来てほしい、もの凄い可能性を秘めているからね」

──そこまでですか……。平たい言い方になりますが、UFCファイタークラスの実力を若松選手は持っていますか。

「UFCファイター?  いやUFCチャンピオンになれる力を持っている。素早いし、ファイトIQが高い。ヴァグネウ・ホシャの柔術のクラスで、色々と質問をして、すぐに自分の動きに反映さえることができていた。あの吸収力は素晴らしいよ。もちろん、もう少し試合数を重ねて経験を積む必要があるけど、彼はチャンピオンになれる力を持っているよ。

フロリダにやってきた当初は、コミュニケーションを取ることも苦労していた。でも最後の方は英語も凄く上達していた。凄くスマートだ。今回は数週間だけだったけど、数カ月……そうだね3カ月、いや半年間サンフォードにいれば、一段階違うファイターになれるだろう。それぐらい、ユーヤは良い選手だ」

────おお、ドゥリーニョがそう言っていることを知ると若松選手もさらに気合がはいると思います。彼への言葉を含め、今日はありがとうございました。土曜日の試合、期待しています。

「こちらこそ、ありがとう。日本のMMAファン、柔術ファンの皆に喜んでもらえる試合をするよ」

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264計量結果

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 156ポンド(70.76キロ)
コナー・マクレガー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ: 263ポンド(119.29キロ)
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ヤナ・クニツカヤ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
クリス・モンティーニョ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン: 170.5ポンド(77.34キロ)
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145ポンド(65.77キロ)
イリャ・トプリア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレヴィン・ジレス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェシカ・アイ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ブラッド・タヴァレス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェローム・リヴェラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)
フ・ヤオゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)

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【UFC264】計量終了 マクレガー「痛みと共に代償を払うことになる」✖ポイエー「雑音、意味はない」

【写真】相変わらずの存在感。ケージの中で、研ぎ澄まされた感性を再び見せることはできるか (C)Zuffa/UFC

9日(金・現地時間)、10日(土・現地時間)のネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264「Poirier vs McGregor3」の計量が行われた。

ダナ・ホワイト、ショーン・シェルビー、ミック・メイナードが壇上に勢揃いしたパブリック計量は、Tモバイル・アリーナに大観衆を集めた。

メインイベントは1月のダイレクトリマッチ、そして3度目の対戦となるメインイベント=ダスティン・ポイエー✖コナー・マクレガーの一戦だ。まずマクレガーがステージに姿を見せ、この日最大の声援を受ける。


計量台の上でガッツポーズを見せ、「ウワー」と絶叫したマクレガーは、臨戦態勢を解くことのないポイエーと向き合っても拳を握って腕を動かし続けた。

「16時間後、人間の持つ慈愛を理解しない不徳な男は痛みと共に代償を払うことになる」とマクレガーは啖呵を切り、ポイエーは「あんな雑音に意味がない。明日を視てくれ。ブーイングも拍手も全てを愛している」と話した。

メイン以外で一番の会場人気を集めたのは、クリス・モウティーニョと対戦するショーン・オマリーだった。ポルトガル国旗をまとってステージに現れたモウティーニョに対し、オマリーはフェイスオフで思い切り凄みをきかせる。そのままオマリーはステージの一番前に移動し、大声を挙げてファンを煽った。

ヤナ・クニツカヤと対戦するアイリーン・アルダナは、4.5ポンドのオーバーでファンと対戦に両手を合わせ謝罪し、30ポンドのファイトマネーのカット&キャッチウェイト戦を戦うことになった。

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264計量結果

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー: 156ポンド(70.76キロ)
コナー・マクレガー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ: 263ポンド(119.29キロ)
グレッグ・ハーディー: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ヤナ・クニツカヤ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
クリス・モンティーニョ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン: 170.5ポンド(77.34キロ)
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ミシェウ・ペレイラ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145ポンド(65.77キロ)
イリャ・トプリア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレヴィン・ジレス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェシカ・アイ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ブラッド・タヴァレス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェローム・リヴェラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー: 186ポンド(84.37キロ)
フ・ヤオゾン: 185.5ポンド(84.14キロ)

ドリキュス・デュプレシー: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレヴィン・ジレス

南アフリカ国旗を掲げて登壇したデュプレシーは、フェイスオフでジレスに思い切り詰め寄り、ダナが慌てて制する場面が見られた。

ニコ・プライス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ミシェウ・ペレイラ

手を叩き、声を挙げてステージに上がったショーマンの中のショーマン=ペレイラはスケールからバック宙を見せ、笑顔のプライスと向き合った。

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MMA ONE UFC UFC264 イリャ・トプリア カーロス・コンディット キック クリス・モウティーニョ ショーン・オマリー ジルベウト・ドゥリーニョ スティーブン・トンプソン ボクシング ライアン・ホール

【UFC264】剛腕トプリアと対戦する、ザ・グラップラー=ライアン・ホール─01─「安全に戦うために」

【写真】イマナリロール→50/50&内ヒールでBJ・ペンからタップを奪っているホール (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264。同大会でライアン・ホールが2年振りの試合でイリャ・トプリアと戦う。

2009年ADCC世界大会の66キロ級銅メダリストにして、色帯時代にはスラム有りのグレイシー柔術世界選手権大会で優勝も果たしているホールはTUF22ウィナーで、2018年12月にはBJ・ペンをヒールで一蹴している。

そんなワールドクラスのグラップラーのホールの打撃のトレーニング・パートナーはスティーブン・トンプソンとタン・リーだという。

テイクダウンを決めようが、引き込もうが距離を詰めて対戦相手に触ることが重要なこの試合で、ボックス&レッスルでなく米国空手やテコンドーのスペシャリスト、距離を取ることに長けているストライカーとホールは練習を積んできたのだろうか。


──イリャ・トプリアと土曜日に戦います。そして、ライアンにとってほぼ2年振りの試合となります。今の気持ちを教えてください。

「チャレンジングな相手と戦えて、とても嬉しいよ。この2年間、しっかりとトレーニングをしてきた。フィジカル、メンタル、テクニックという全て面で成長し強くなっている。この試合はどこまで自分ができるのか、テストマッチになるよ」

──トライスタージムのあるモントリオールは、ジムでの練習ができない時間がずっと続いてきたと思います。トライスターの所属選手も他のジムで練習をするようになりました。ライアンは今回の試合に関しては、どこで準備をしてきたのでしょうか。

「そうだね。僕はトライスターの所属ファイターだ。でもワシントンDCエリアに50/50マーシャルアーツという自分のジムも持っている。トライスターのチームメイトや、友人を呼んで50/50でキャンプをした。モントリオールでも練習したいけど、現状ではベストキャンプだったと思う。

スティーブン・トンプソンや長い間の練習仲間でONE世界フェザー級チャンピオンのタン・リー、ケニー・フロリアン、フィラス・ザハビのコーチングも受けたし、グラップリングはジャスティン・レイダー、そしてブラッド・ハスラー、柔術界からも多くの友人がサポートしてくれた」

──そのトレーニング・パートナーやコーチの名前を聞くだけで、どれだけ充実したキャンプになったか想像に難くないです。

「そうだろう(笑)」

──ところでライアンは世界最高峰のオクタゴンで戦うファイターにあって、ベストグラップラーと言えます。ただし、MMAは常にスタンドから始まるものです。ジェントルマンキック出身のワンダーボーイや倒すテコンドー一家で育ったタン・リーは、ボクシング&レスラーとは違う独特な打撃のスペシャリストです。王道でなく、彼らとトレーニングを積む目的はどこにあるのでしょうか。

「まずタンとスティーブンの2人はMMAで最も成功を収めた打撃のスペシャリストだ。スティーブンとは2012年、タンとは2015年から練習してきた。

トプリアはパンチ力がある、とてもデンジャラスなファイターで、当然のように彼の距離で戦うことは本当に危険だ。だからこそ、自分の距離を保つためにスティーブンとタンとのトレーニングがこれ以上ないほど役立つんだ」

──とはいえ、彼らは打撃で戦うための距離であり、タイミングの取り方をします。対して、ライアンは打撃でKOを狙うわけではなく、組みつくための打撃かと思うのですが。

「彼らと練習することで、自分が安全な位置で戦うことができるようになる。トプリアだって自分の距離で戦おうとするから、この安全な距離は維持するこことがとても重要になってくるんだ。安全な位置で戦えないと、とんでもなく危険な場所に身を置くことになるからね。

確かにスティーブンやタンと違い、僕に必要なのは組むための打撃だよ。とはいえ使う目的が違っていても、彼らと同じ技術は必要になってくる。彼らの打撃のテクニックを使って、寝技とグラップリングの展開に持ち込む。そのためにスティーブンとタンだけでなく、全てのコーチや練習仲間の経験が僕に生きてくる。僕が安全に戦い、キャリアを積んでいくためにね」

──組んでイニシアチブをとるには、トプリアは積極的に攻めてくる選手なので都合が良いかと思われます。テイクダウン防御に徹し、ジャブ&ローだけの相手を組んで寝技に持ち込むことは本当に困難なので。

「距離をとって、そんな風に戦う試合をこれまでいくらでも見てきた。グラップラーに対し、その策が最良であることも十分に理解している。でも、そうさせないのが僕のやるべきことだよ(笑)。他の選手が、そこにハマったからといって僕はハマるわけにはいかない。凄くシンプルだけど、最も大切なことだと思っている」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264対戦カード

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
コナー・マクレガー(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
スティーブン・トンプソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(米国)
グレッグ・ハーディー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
クリス・モウティーニョ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン(米国)
カーロス・コンディット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
ミシェウ・ペレイラ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール(米国)
イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)
トレヴィン・ジレス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ジェシカ・アイ(米国)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ジェローム・リヴェラ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー(マケドニア)
フ・ヤオゾン(中国)

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Interview UFC UFC264 ジルベウト・ドゥリーニョ スティーブン・トンプソン ブログ

【UFC264】再出発、ジルベウト・ドゥリーニョ─01─「ワンダーボーイが距離を取れないほど積極的に」

【写真】インタビューが15分遅れたことを謝る──律儀なドゥリーニョ (C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC264「Poirier vs McGregor3」のコメインでジルベルト・ドゥリーニョ・バーンズが、スティーブン・トンプソンと対戦する。

2月に元チームメイトのカマル・ウスマンの持つUFC世界ウェルター級王座に挑戦にして敗れたドゥリーニョは、2度目の挑戦権奪取は最初の時よりも難しいことを自覚した上で、もう1度、尊敬してやまない友人への挑戦を目指す。

ベガスでのファイトウィークの様子とともにウスマン戦、ワンダーボーイとの戦いについてドゥリーニョに尋ねた。


──ドゥリーニョ、インタビューを受けていただいてありがとうございます。

「ブラザー、いつでも大歓迎だよ。それより、インタビュー時間に遅れてしまって申し訳ない」

──いえいえ、たった15分じゃないですか。それはブラジル人にとってはオン・タイムですよ(笑)。

「アハハハ。その言葉に喜んで良いのものか……」

──大昔ですが、ミノタウロをBTTで8時間待ったことがありました。『今、空港だから』って電話があって。『どこの空港?』って尋ねると、『バイーアだ。ガハハハハ』と(笑)

「WOW……。それはクレイジーだ(笑)。それは、酷い。酷すぎるよ(笑)。そりゃあ15分ぐらい、何ともなくってしまうね」

──全く大丈夫です(笑)。そんな話はこれぐらいにして。土曜日にスティーブン・トンプソンとの試合が控えています。

「パンデミックがあって3試合連続でファンのいない会場で試合をしてきたから、このビッグショーで皆の前で戦えて本当に嬉しいよ。これまでコナー・マクレガーと同じイベントで試合をしたことがなかったからね。彼が戦うショーこそ、UFCでも最大級の大会だと思ってきた。友人、ファミリーもベガスの会場に大勢やってくる。凄くエキサイトしているよ」

──フロリダは新型コロナウィルス感染に関して、随分と以前の姿を取り戻したようですが、オーディエンスが会場にやってくるベガスはどうですか。

「フロリダはもう殆どマスクはしてないかな。95パーセントは以前のようだよ。ただ、ベガスにやってきてからはUFCのバブルのなかで過ごしているし、PCR検査を引き続き行っている。以前のように戻りつつあるけど、フロリダとは違うね。

隔離措置も取られているけど、今回は日曜日にベガスに入って月曜日にはPIでトレーニングできている。随分と楽だよ。今日の夜は外には出ることができず、ホテルでトレーニングだ。明日はまたPIに行ける。

結構リラックスできているかな。僕はホテルの部屋で過ごすことがストレスにならないから。練習と休息を繰り返している感じだ。とても調子は良いよ」

──徐々に日常を取り戻していますね。

「そうだね。ただ僕はまたワクチン接種をしていないんだ。試合が決まっていたから、副反応が起こるのを避けていた。でも試合の翌週には接種するよ。どちらにしても、僕はもう知っての通り陽性になっているし、かなり気楽に構えている。米国は去年と比べると、ウィルスをコントロールできているし、普段の生活からリラックスできているようになったよ」

──そのような状況で5カ月振りのMMA復帰ですね。カマル・ウスマンに挑戦して勝負には敗れましたが、試合後の2人の様子など素晴らしく感動的でした。

「人生でも凄く特別な瞬間だったよ。ずっとチャンピオンになるために、この人生を捧げてきた。初回にダウンも奪い、夢に手が届く直前までいった。でも、そこで感情的になってしまってミスをたくさん犯した。

カマルのことをずっと尊敬してきた。彼がなぜチャンピオンで居続けることができるのか、僕は理解している。そして、あの夜の彼は僕より強かった。試合をしても、互いへの尊敬心は何ら変わりない。本当に勉強になる試合だった。僕らはケージで戦ったけど、敵だったわけじゃない。試合前も、試合後もずっと彼を尊敬している。

試合が壮絶になったのも、互いがリスペクトし合っていたからだよ。カマルとオクタゴンを共有して、僕は成長できた。結果として、競技者である僕はケージに足を踏み入れるマーシャルアーチスト全員を尊敬しているってことだよ。それはカマルも同じはずだ。だから、また彼と戦いたいと思っている」

──2度目の王座挑戦に向けて、ワンダーボーイというタフな相手が土曜日にはドゥリーニョを待ち受けています。

「2度目の挑戦は、1度目より難しいことは理解している。だから僕は1位の選手と戦いたかった。それでダメなら2位の選手と。そこも戦えなくて、3位の選手をリクエストした。そうやって4位のワンダーボーイが対戦を受けてくれたんだ。

彼はタフだよ。本当にテクニカルな空手ストライカーだ。でも、自信はある。僕は自分が何者か分かっている。この階級で誰と戦っても勝てる。それを土曜の夜に証明するよ」

──ワンダーボーイは距離の魔術師です。特にドゥリーニョのようなアグレッシブなファイターと戦う時は。

「そうだね、今回の試合でも距離を取って来るだろう。そして、長い距離からサイドキックやジャブを仕掛けてくる。そうやって僕にフラストレーションを感じさせるファイトをするんだ。僕がミスするようにね。それがワンダーボーイの戦い方だよ。

なら、彼が距離を取れないほどアグレッシブに戦うよ。そのうえでスマートに戦う。規律を守ってね。そこをしっかりと考えてトレーニングしてきた。しっかりと距離を潰してテイクダウンする。そのために十分な準備をしてきたんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC264対戦カード

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
コナー・マクレガー(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
スティーブン・トンプソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(米国)
グレッグ・ハーディー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
クリス・モウティーニョ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン(米国)
カーロス・コンディット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
ミシェウ・ペレイラ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール(米国)
イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)
トレヴィン・ジレス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
ジェシカ・アイ(米国)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ジェローム・リヴェラ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アレン・アメドフスキー(マケドニア)
フ・ヤオゾン(中国)

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JJ Globo Report WNO08 ジルベウト・ドゥリーニョ ブログ ラファエル・ロバトJr

【WNO08】勝負所でローリング・バックテイク!!!! ドゥリーニョがラファエル・ロバトJrに快勝!!

30日(金・現地時間)、テキサス州オースチンのJWマリオットで、制限を設けた有観客大会として開催されるWNO 08。

注目のカードが数多く見られる同大会のプレビュー最終回は、柔術とMMAの両分野で世界のトップに君臨してきたジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ✖ラファエル・ロバトJrの一戦をお届けしたい。
Text by Isamu Horiuchi

<205ポンド/15分1R>
ジルベウト・バーンズ(ブラジル)
Def. 3-0
ラファエル・ロバトJr(米国)

まずロバトJrがシングルレッグを狙うが、ドゥリーニョことバーンズは距離を取る。やがて座ってシッティングガードを取ったロバトJrは、ドゥリーニョの右足に絡んでのハーフガードへ。ロバトJrの仕掛けを警戒したドゥリーニョは距離を取ってから改めて低く侵攻しようとするが、ロバトJrは左右のニーシールドや腕のフレームを駆使して許さない。

その後、ロバトJrの下からの仕掛けを警戒するドゥリーニョが、たまに低く入ろうとするものの、ロバトJrのシールド&フレームに阻まれる展開が続く。中盤、ロバトJrがキムラ狙いからオモプラッタを仕掛ける場面があったが、ここもドゥリーニョはすぐに腕を抜いて危険を回避した。

残り3分半。右のニーシールドを立てた状態のロバトJrが、下からドゥリーニョの右腕をたぐる。と、その瞬間にドゥリーニョは素早く左にダイブ。見事にロバトJrの左足を超えてサイドについてみせた。すぐに距離を作ってスクランブルを試みるロバトJr。するとドゥリーニョはロバトJrの背中に飛び込んでいって一緒に前転してのローリング・バックテイク!!

さらにそのまま両足フックを完成し、4の字ロックに移行してみせた。この見事すぎる動きで、ドゥリーニョはそれまで膠着気味だった展開を一挙に自分のものに持っていった。

そのままチョークを狙っていくドゥリーニョ。ロバトJrはディフェンスしながら体をずらしてゆくと、ドゥリーニョはフックを解除してのマウント狙い。が、ロバトJrはすかさず隙間を作ってシティングに戻った。

残り2分。時間のないロバトJrはベリンボロや内回りを仕掛け、さらに足も狙ってゆくがドゥリーニョは無理せず距離を取って回避。さらにロバトJrはギロチンを狙うが、ドゥリーニョに首を抜かれたところで試合終了した。

判定は3-0でドゥリーニョに。自分より大きい相手にミスを犯さないように気をつけて戦い、勝負所を逃さず一気に爆発的に畳みかけて決定打を奪う。MMAでは強烈な打撃で畳みかけることができるUFCトップコンテンダーならではの勝負強さを見せつけた──見事な勝利だった。

「とにかく疲れたよ。ラファエルは大きかったからね。キムラには気をつけていたんだ。少しの隙を逃さずにサイドについて、バックを取れた。あれは僕の一番強いポジションなんだ」と語ったドゥリーニョは、グラップリングに戻ってきた理由については「(2月のカマル・ウスマンとの)タイトルマッチで負けたのが理由だよ。あの敗戦からしばらく落ち込んだけど、その後自分のルーツに戻りたいと思ったんだ。そこで道着着用の練習をたくさんして、そうしたら指を痛めちゃったからノーギの練習もした。そんな時にWNOから話をもらったから、ぜひやるよと答えたんだ。ジョシュ・ヒンガーとの試合にも興味があったけど、ラファエルが相手だと言われて、さらにやる気に火が着いたんだよ」とコメント。

失意の敗戦から2ヶ月半、最高の形での復活の狼煙を上げたドゥリーニョ。7月のUFCにおけるスティーブン・トンプソン戦では再び強い姿が見られそうだ。

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JJ Globo Preview WNO08  エルダル・エルダロフ ジルベウト・ドゥリーニョ ブログ ラファエル・ロバトJr

【WNO08】クレイグ欠場で、ムンジアル王者&MMAトップのロバトJr×ドゥリーニョがメインに!!

【写真】重厚感溢れるグラップリングが見られそうだ (C)F2W & Zuffa/UFC

30日(金・現地時間)、テキサス州オースチンのJWマリオットで制限を設けた有観客大会として開催されるWNO 08。

純粋にプログラップリング・イベントとしてプレリミアム感を醸し出し、注目のカードが数多く見られる同大会──まずはメインのラファエル・ロバトJr✖ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ戦の見所を紹介したい。


<ノーギ/15分1R>
ラファエル・ロバトJr(米国)
ジルベウト・バーンズ(ブラジル)

クレイグ・ジョーンズの負傷欠場を受けてメインに繰り上がったのが、IBJJF柔術世界王者にしてMMAでもビッグネームとなったこの両者の対戦だ。

現在37歳のロバトJrは、2007年に世界柔術ウルトラヘビー級を制し、BJ・ペンに続き米国人で2人目の黒帯で世界王者と輝いた大ベテランだ。以降も道着着用、ノーギの両方のルールで世界の重量級のトップ戦線で活躍してきた。

2014年にはMMAデビュー。2019年6月にはゲガール・ムサシに競り勝ち、10戦全勝の戦績でBellator世界ミドル級王座に輝いた。が、海綿状血管腫によりそのベルトを防衛することなく返上、以後は組技大会に専念している。

3月のF2W166では、8歳年下のガブリエル・アウメイダからパスを奪って上四方からのキムラロックで完勝。鉄人ぶりを見せつけている。

対するドゥリーニョことジルベルト・バーンズは34歳。2011年のムンジアル・ライト級において、ルーカス・レプリ、JTトレス、クロン ・グレイシーを連破して世界王者に就いている。

翌12年にMMAデビューを果たし、18年から20年にはUFCで6連勝。今年の2月にはカマル・ウスマンの持つウェルター級タイトルに挑戦(3RTKO負け)したトップコンテンダーだ。

柔術では重量級で戦ってきたロバトJrと中量級のドゥリーニョ。体格差ゆえにこれまで実現してこなかった2人の世界王者/MMAスター同士の一戦が今回実現する。

時の流れに左右されない有効性を持つ Timeless jiu-jitsu を掲げるロバトJrのトップからの無類の圧力の強さは、前回のガブリエル・アウメイダ戦でも証明済み。体格で劣るドゥリーニョとしては、柔術になれば下から創るATOS流のモダン柔術を実施できるが、近年はMMAの影響も強くグラップリングでもスタンドレスリングの攻防から上攻めというパターンも多く、今回の試合でも現役UFCトップランカーの爆発力をここで活かしたい。

対してロバトJrは下からもキムラロック、三角絞め、オモプラッタ、足関節等多彩な仕掛けや極めを使いこなす。かつてADCC世界大会でパブロ・ポポビッチのトップからの強烈無比なプレッシャーを跳ね返し、下からの攻撃で後退させて勝利したこともある。

ロバトJrがガードゲームを駆使した時、UFC世界王座挑戦が確定しMMAに専念していながらも──ヴァグネウ・ホシャらトップグラップラーと激しい練習を連日繰り返し、7月10日にはスティーブン・トンプソン戦が決まっている──ドゥリーニョがどれだけ対応できるかも、大きな鍵となりそうだ。

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JJ Globo News WNO08 クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ジェッサ・カーン ジルベウト・ドゥリーニョ タイ・ルオトロ デヴィッド・ガルモ ハイサム・リダ ブログ ラファエル・ロバトJr

【WNO08】ギャビでなくタイ・ルオトロ✖クレイグ。ロバトJr×ドゥリーニョ、AOJ✖10thPlanet女子対決も

【写真】2019年9月のADCCにおけるクレイグとタイ・ルオトロ。同じレフェリーの横に立つと、当時はこれだけ体格差があった……(C)

30日(金・現地時間)に開催されるWNO08のラインナップがほぼ固まっている。

オンライン配信グラップリングが毎週のように開催されるなか、WNOはメインでクレイグ・ジョーンズ✖タイ・ルオトロ、コ・メインでラファエル・ロバトJr✖ジルベルト・ドゥリーニョ・バーンズなど、スペシャル感のあるマッチアップが用意されている。


ギャビ・ガルシアとの道場マッチばかりが話題のクレイグだが、2021年はまだWNOでホナウド・ジュニオールを内ヒールで破った試合しか実戦経験がなく、今回の試合が2戦目となる。

対してタイ・ルオトロは2021年になって初めてプログラップリング大会への出場となる。2019年のADCCでは66キロ級で注目を集めたルオトロだが、その後は160ポンドや170ポンドで試合をすることが多く、今回のクレイグ戦ではついに200ポンドとADCC時代と比べ25キロも違う体重リミットで戦うことになる。

ロバトJrは元Bellator世界ミドル級王者で、ドゥリーニョはUFC世界ウェルター級タイトルコンテンダー。MMAで最も成功を収めたムンジアル優勝者同士の一戦は、ライトヘビー級(205ポンド)で行われる。

女子マッチではグレース・ガンドラムがジェッサ・カーンという非常に興味深いマッチアップも決まった。カーンは2001年10月生まれの20歳のカンボジア系米国人。12歳で柔術を始めAOJに合流し、ギ・メンデスの指導を受け去年の10月に黒帯が巻かれている。

一方のガンドラムは2002年5月生まれの18歳、彼女もまた昨年7月にエディ・ブラボーから黒帯を授けられている。エレクトリックチェアーからの連係を使えば、その柔軟性もあって男子柔術家以上に10thPlanet柔術メソッドを使いこなすガンドラムと、モダン柔術の総本山AOJで鍛え上げられたカーン。両者の対戦は、異文化柔術交流戦となることは間違いない。

これらの試合以外、ついには175ポンドとなったニッキー・ライアンとPJ・バーチ戦、ケイド・ルオトロ、デヴィッド・ガルモが出場するWNO08──YouTubeとFacebookで配信されるプレリミで、ハイサム・リダとスローン・クライマーの対戦も決まっている。

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Report UFC UFC258 ウスマン・ヌルマゴメドフ ジルベウト・ドゥリーニョ ブログ

【UFC258】カマル・ウスマンがドゥリーニョをパウンドアウト。ホルヘ・マスヴィダルに怒り爆発

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
カマル・ウスマン(米国)
Def.3R0分34秒by TKO
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)

開始直後に右を伸ばし、右ミドルとローを蹴るドゥリーニョ。構えを変えるウスマンの左に対し、ドゥリーニョがテンプルに右を入れ動きを止める。攻め急がず、間合を図って右、そして右ハイを蹴ったドゥリーニョだったが、ここでバランスを崩す。ウスマンは寝技にいかず、ローを蹴り隙を伺う。ドゥリーニョはマットに手をついて蹴りを狙い、爪先を掴んだウスマンが太腿を蹴っていく。

ドゥリーニョは足回しを続け、ウスマンは大きなパウンドでなく蹴りを入れる。立ち上がったドゥリーニョは左ヒザをボディに入れ、組まれても離れウスマンのジャブを見る。そのジャブを届かせたウスマンは、右ローを蹴る。スイッチしたウスマンは左ミドル、ドゥリーニョの右ヒザをキャッチしてもテイクダウンにはいかない。

ドゥリーニョは左を当て、ヒザを狙うがジャブを受ける数が増える。ハイから組みに行ったドゥリーニョが直後に右を伸ばす。さらに右から左、アッパーを入れたドゥリーニョが初回を取った。

2R、右を伸ばした前に出るドゥリーニョに対し、ウスマンは左ジャブを連続で当てる。その左ジャブに右ローをドゥリーニョが合わせると、スイッチしたウスマンが右ジャブを伸ばす。オーソで左ジャブ、スイッチで左ストレートを伸ばしたウスマンだが、ここにドゥリーニョが右オーバーハンドを合わせる。直後にウスマンが左ジャブから、右を当てるとドゥリーニョがマットに手をつく。

ダメージの残るドゥリーニョにジャブを続けるウスマンが、左から右を入れ、サウスポーへ。オーソに戻して左ジャブを当てたウスマンは、スイッチして左ハイ。左ストレートを当てる。戻してジャブのウスマンに、ようやく右を当ててドゥリーニョだったが、続く右ローにジャブを合わされ尻もちをつかされる。

残り1分、じっくりと見てジャブを伸ばすウスマンに対し、ドゥリーニョも右を返し左ジャブを届かせる。最後の10秒でダブルを切られたドゥリーニョ。この受けの強さ、ウスマンの強さを改めて挑戦者は感じる瞬間となったのではないだろうか。

3R開始から間もなくして、ウスマンがドゥリーニョのローに右を合わせる。後方に倒れ、必死に足をきかせようとするドゥリーニョに思い切り右のパウンドを落とし、それでシングルを取りに来たところでウスマンがパンチを纏めると、レフェリーが試合をストップ。

涙にくれる敗者を眺め、ウスマンも目に手をやる。ウィナーコールのあと、ハグをして言葉を交わした両者。さらにサンフォードMMA陣営とハグをかわしたチャンピオンは、バックステージ・インタビューに向かった。

そして──「タフな……とてもタフな試合だった。ジムの状況と言い、ギルバートがライト級で敗れウェルター級に階級を上げた時、彼に協力して一緒にやってきたんだ。一緒に練習してきて、彼のカウンターの強さは皆を眠らせてきた。アレをもらって、『よし、やろう』ってなったよ。前のジムはダッチキックボクシングをやってきた。僕はサウスポーの練習をして、スイッチが大好きなんだ。トラビスはキャンプで常にジャブ中心に組み立てて来た。タフだったよ。僕はギルバートのことが大好きなんだ。でも、僕がチャンピオン。ここは僕のケージだ。ここに入って来るなら、友人でもなんでもない。始まったら終わるまで友達じゃない。自分のすべきことをしないといけないんだ。

僕のことをバカにするヤツもいる。でも僕はウェルター級王者でい続けるんだ。あの6日間しかキャンプができないと言い訳ができる状態でしか、試合を受けなかった野郎がいる。そして僕の鼻を折ったとか、そんなことばかり言っている。お前にフルでトレーニングキャンプできる時間をやるよ。誰とでも戦うけど、下らないことを言い続けるならケージで俺の前に姿を見せろ」とホルヘ・マスヴィダルに怒りを爆発させた。


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News Preview UFC UFC258 アンソニー・ヘルナンデス カマル・ウスマン クリス・グティエレス ジルベウト・ドゥリーニョ ディエゴ・リマ. アンドレ・イーウェル ブライアン・ケレハー ブログ ベラル・モハメッド ホドウフォ・ヴィエイラ リッキー・シモン

【UFC258】計量終了 アーリープレリミ、プレリミにマーヴェリック、シモン、ホドウフォら注目選手

【写真】いよいよ待ったなし、UFC世界ウェルター級選手権試合 (C)Zuffa/UFC

13日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC258「Usman vs Burns」の計量が12日(金・同)に行われた。

メインでチャンピオン=カマル・ウスマンにチャレンジャー=ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが挑戦するUFC世界ウェルター級選手権試合を筆頭に、全12試合に出場する24人の選手は誰1人計量失敗がなかった。


PPVラインナップが世界戦に断トツの注目度の高さがあるからか、メインカード5試合、プレリミ4試合、アーリープレリミ3試合のなかにバランスよく気にあるファイトが散りばめらた感のがある。

アーリープレリムではオープニングに昨年末30日で2度目のSUG出場を果たし、Invicta FC世界フライ級タイトルコンテンダーのパール・ゴンザレスを圧倒。

5分という短い本戦試合タイムながら4分11秒にRNCを極めたジリアン・ロバートソンが、そのInvicta FC時代にそのゴンザレスに勝利しているミランダ・マーヴェリックと対戦する。

フェニックスシリーズ優勝、力強いレスリングがベースのメーヴェリックはこの試合を皮切りに順調にステップアップを果たせば今大会のセミで戦うメイシー・バーバーやアレクサ・グロッソのポジションを得られる期待の素材だ。

同じくアーリープレリミからはフェザー級のリッキー・シモン✖ブライアン・ケレハーの一戦も見逃せないマッチアップだ。

コロナから活動を再開した直後のオクタゴンで5月、6月、9月と戦い2勝1敗だったケレハーが、2021年第一弾のUFC ABCでシモンと戦う予定だったが、コロナウィルスに感染し今大会に両者の対戦は延期されていた。

シモンの特徴は打撃とテイクダウンが一体化し、スクランブル上等の動きを止めないスタイルにある。ワイドスタントで前進運動と上半身の捩じり効果を同時に発揮できる強靭な肉体から腹、顔にパンチを振り分け、終着点となるダブルレッグに持ち込む。倒した後は、抑えないでリリースするとこにエネルギーを使い過ぎないアタッキング&省エネという彼の秘密が隠されている。

とはいえケレハーもこの動きに遅れを取らず、また接近戦が続くようであれば圧力でう回ることも十分に考えられる。PPVカードでおかしくない、フェザー級戦は動きを止めた方が敗れる──回遊魚MMAとなろう。

蹴りのレベルチェンジというべき左右の両方向から、上下を散らして下で仕留めるクリス・グティエレスと、UFCで挙げた4勝のうち3試合がスプリット判定勝利という粘り強さが信条のアンドレ・イーウェル。

加点方のグティエレスと、減点しないイーウェルの我慢比べの一戦だ。

ベラル・モハメッドとディエゴ・リマのウェルター級戦も前者が陽性となり、12月に実現しなかったカードの仕切り直しだ。

テイクダウンに帰結する打撃ながら、KOパワーを持つモハメッド、仕切り直しのUFC再契約シリーズ=TUF25から3勝2敗としぶとく粘り、イーウェルにも似て直近の2試合がスプリットを制いているリマ──しんどい削り合いが展開されそうだ。

プレリミメインはミドル級でホドウフォ・ヴィエイラがアンソニー・ヘルナンデスと相対する。黒帯で階級と無差別でムンジアルを制すること5度、2015年のADCCも99キロ級を制したグラップリング無双のホドウフォはMMAでも無敗の7連勝中と怪物ぶりをいかんなく発揮している。

オクタゴンでも2連続で肩固めで一本勝ちというホドウフォが、LFAミドル級王者からUFCにステップアップを果たし、1勝2敗のヘルナンデスを相手にさらなるステップアップを賭けた試合に臨む。

メインカードではライト級のボビー・グリーン✖ジム・ミラーがそれぞれ 156ポンド(70.76キロ)と155.5ポンド(70.53キロ)で計量をパスしていたが、直後にバックステージにグリーンが倒れ試合出場が不可能となった。

■視聴方法(予定)
2月14日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC258「Usman vs Burns」計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ジルベウト・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 186ポンド(84.37キロ)
イアン・ハイニッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 185ポンド(83.91キロ)
マキ・ピトロ: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ: 186ポンド(84.37キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ: 171ポンド(77.56キロ)
ベラル・モハメッド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
マロリー・マーチン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
アンドレ・イーウェル: 138.5ポンド(62.82キロ)
クリス・グティエレス: 140ポンド(63.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 169.5ポンド(76.88キロ)
フィリップ・ロウ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)

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Interview UFC UFC258 カマル・ウスマン ジルベウト・ドゥリーニョ ブログ

【UFC258】旧友カマル・ウスマンに挑戦、ジルベウト・ドゥリーニョ「テイクダウンだってできる」

【写真】いつも通り終始笑顔だったドゥリーニョ (C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC258「Usman vs Burns」。

同大会のメインでジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが、UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦する。

ブラックジリアンズ~サンフォードMMAで長きに渡って時間を共にしてきた旧友への挑戦は昨年7月に予定されていたが、ドゥリーニョが新型コロナウィルスに感染し直前に流れた。

同じく12月の対戦はウスマンが負傷し、今週末いよいよ両者の対戦が実現する。MMAPLANETではZoomでドゥリーニョをインタビュー──自信にあふれる言葉の数々が訊かれた。


──土曜日の夜、いよいよカマル・ウスマン戦が実現します。

「素晴らしいトレーニング・キャンプを行い、絶好調だよ。今回の試合はこれまでの試合とは違いコーチ全員、チームメイト全員が対戦相手のことを良く知っている。だからこそ、しっかりと準備ができて完璧な作戦を立てることもできた。今回の試合はこれまで以上に自信を持って戦えるよ」

──7月にウィルスに感染し挑戦できなくなった時は。どのような気持ちになりましたか。

「最初は状況を飲み込むことに苦労した。夢が実現するまであと僅かという所まで来ていたのに、どうなってしまったんだって。チャンピオンになれる立場から、遠ざかってしまうことは悲しかったし、辛かったよ。

でも気持ちを切り替えて、練習に取り組んだ。結果、精神的にも肉体的にもテクニック的にも去年の7月よりずっと成長して強くなっている。あのことを受け入れ、より成長できた。それに去年の7月は4週間しか調整期間がなかったけど、今回はフルトレーニングキャンプを実施できたからね」

──ところで7月から7カ月間、ドゥリーニョは柔術やグラップリングの試合に出てこなかったです。これまではMMAで試合間隔が空くと組み技の試合に出場していたのですが、やはりタイトル挑戦を前にして控えたということでしょうか。

「UFCが許してくれないんだ。前回の挑戦が流れ、僕の次の試合はタイトル戦だと決まっていた。だから他の試合に出てケガをされたら……ということだよね」

──UFCがそうすることも理解できます。ただ、ドゥリーニョの組み技も見続けたい気持ちもあります。

「僕も柔術やグラップリングのスーパーファイトには出続けたいと思っている。コンペティションに出ることで、柔術の強化につながるのは絶対だから。実戦トレーニングの意味でも組み技で戦いたい。だから、チャンピオンになったらグラップリングの試合で出られるようUFCとは話すつもりなんだ」

──なるほど、いかにもドゥリーニョらしいです。キャンプはサンフォードMMAでやってきたと思いますが、グラップリングに関してはホベウト・アブレウのファイトスポーツ・マイアミで行うこともあったのですか。

「サイボーグとはドリルを多くこなしてきた。それにファイトスポーツ所属のヴァグネウ・ホシャとのトレーニングもずっと続けてきた。ヴァグネウは今回の試合のコーナーマンだ。ファイトスポーツではしっかりと組みの練習をしてきたよ」

──ところで先ほどもドゥリーニョが今大会の対戦相手はコーチも練習仲間も良く知っていると言っていました。チームメイトとの対戦はやり辛さもありますか。

「う~ん、カマルはもうサンフォードMMAの所属ではない。コロラドでトレバー・ウィットマンと練習しているしね」

──ただヘンリー・フーフトはこの試合でコーナーに就かないと聞いています。

「なぜカマルがUFC世界チャンピオンになれたのか。ブラックジリアンズでヘンリーの指導を受け、サンフォードMMAで練習してきたからだよ。

チームメイトでなくなっても、ヘンリーにとっては僕と同様に教え子なんだ。だからヘンリーの判断を僕は尊重するよ。それにコーナーにはいなくても、ヘンリーは僕を勝たせるためにしっかりと指導をしてくれたしね。

さっきも言ったようにヘンリーだけでなく、全てのコーチ、チームメイトがカマルのことを知っている。そんな環境で準備してきたんだ。あとはケージのなかで勝つだけさ」

──カマルが彼のレスリング技術をディフェンス面で主に使い、打撃でもジャブを中心にタッチキックボクシングをして、その隙に一気にテイクダウンを狙う。そのうえで寝技には付き合わない。このような戦いをしてくると、相当にハードな戦いになるかと思うのですが。

(C)Zuffa/UFC

「そうやってくるだろう(笑)。ケージに近い位置で戦い、押し込んでくる。そこを想定して準備してきた。

問題ないよ。僕は自分の打撃を信じているし、ケージでの攻防でも負けない。それにテイクダウンだってできると思っているから、試合を楽しみにしてほしい。

パンチは僕の方が強いし、柔術も僕の方が上だ。気持ち、スタミナ、パワー、全てを一つに掛け合わすとカマルより優っている。

とにかく僕の方がハングリーだ。カマルがどんな気持ちで戦うのか、僕には分からない。でも、この試合に賭ける気持ちは僕の方が強い。チャンピオンになるために一番ハードな練習をしてきた。キャリア最高にハングリーな状態だよ。

土曜日にはフィニッシュして、世界チャンピオンになる。カマル・ウスマンをフィニッシュする、世界チャンピオンに相応しい力を見せるよ」

──日本の柔術家たちもドゥリーニョを応援していると思います。

「2010年に日本に行き、今もマルキーニョス、サトシのソウザ兄弟とは良い友達なんだ。今度、日本へ行くことができるのはいつになるか分からない。でも、絶対的にまた日本へ行く。少しでも早く皆に会いたいと思っている」

■視聴方法(予定)
2月14日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC258対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(米国)
[挑戦者]ジルベウト・バーンズ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
イアン・ハイニッチ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス(米国)
マキ・ピトロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン(米国)
ジム・ミラー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
アンソニー・ヘルナンデス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
ベラル・モハメッド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)
マロリー・マーチン(米国)

<140ポンド契約/5分3R>
アンドレ・イーウェル(米国)
クリス・グティエレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
ブライアン・ケレハー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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