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BELLATOR K-1 MMA o   ゲガール・ムサシ ブラジリアン柔術 ベラトール

12.28『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』に元Bellatorミドル級王者ラファエル・ロバト・ジュニアが出場、対戦相手を公募


 なんとMMA無敗で、ブラジリアン柔術史上、BJ・ペンに続き、ブラジル人以外で世界を制した米国ファイター、ラフェエル・ロバト・ジュニアが12.28両国に参戦を表明してきたのだ。

 そこで谷川Pは次にヴァンダレイ・シウバのようにガンガン攻めていく凶暴なアンドレ・ジダに話を振ってみた。ジダは巌流島にも出たことがあるし、K-1 MAXではMMAファイターでありながら、ブアカーオからダウンも奪っている。ブラジル人というのも、猪木さんをイメージさせる。しかし、ジダは「出たいけど、今、アメリカでグリーンカードを申請していて出国できないんです。ボクはオファーされれば、いつでも日本で闘いたいし、日本のラーメンがまた食べたい」と悔しがった。それじゃあ、仕方がないなと思っていたら、数日後に再びジダから連絡があった。

「ボクは今、アメリカから出られないけど、同じジムの仲間に話をしたら、巌流島にも、猪木メモリアルにもめちゃくちゃ興味があるヤツがいて、ぜひ彼を出してくれないか?」と逆オファーしてきたのだ。こちらとしてはジダに興味があるものの他のファイターには興味ないんだよ、と思いながらも、「とりあえずプロフィール送っておいて」と軽く返答。しかし、送られてきたプロフィールを見て、愕然とした。

 ラファエル・ロバト・ジュニア。もちろん、谷川プロデューサーは全く知識がなかったけど、調べてみるとこれが凄い。1983年生まれの39歳。191センチ、88キロ。元々、ジークンドーやエスクリマといった武術を習っていたが、本格的な活躍はブラジリアン柔術の大会に出るようになってからで、ホーレス・グレイシーにチョークで一本勝ちしたり、ムンジアルやブラジレイロといった黒帯の世界大会で、ブラジル人を破って何度も優勝。

 MMAではこれまた10戦無敗で、ベラトールのミドル級という激戦区であのゲガール・ムサシを破ってチャンピオンに輝いている。しかし、2020年に海綿状血管腫と診断され、王座を返上して、今は後進の指導に当たっているという、伝説的な大物中の大物だったのだ。しかも、日本人にとっては、まだ見ぬ強豪。

 アンドレ・ジダにオファーしたらラファエル・ロバト・ジュニアが出てきたという、とんでもない話ですが…。

Rafael Lovato Jr.(Sherdog)

 ラファエル・ロバト・ジュニアは現在39歳のアメリカ人でMMA戦績10勝0敗。元Bellatorミドル級チャンピオン&元Legacy FCミドル級チャンピオン。世界柔術選手権優勝、ブラジル柔術選手権2度優勝、世界ノーギ柔術選手権3度優勝。2019年6月の『Bellator 223: Mousasi vs. Lovato Jr.』でゲガール・ムサシのミドル級王座に挑戦し判定勝ち、新チャンピオンになって以来試合をしていません。

 というのも、記事にあるように海綿状血管腫という脳の病気が判明したため。実はムサシ戦の前から判明しており試合が中止になりかけたものの、最終的に許可が降りています。ムサシ戦はロンドンで行われましたが、ヨーロッパのコミッションがこの病気の潜在的なリスクを検討した結果、ロバトにこれ以上試合の許可を与えることはないと表明。当然北米でも試合ができるわけもなく、2020年2月にロバトはミドル級王座を返上しています。

 というわけで、現時点で本当にアイディアはまるでなし。我こそはと思うファイター、あるいは良いアイディアがあれば、Twitter等のSNSで教えてください。格オタ激アツの未知の強豪まで飛び込んでくる『INOKI BOM-BA-YE』。猪木さんの偉大さを改めて思い知らされた次第だ。

 現在対戦相手を募集していますが、条件は「体重88kg。巌流島ルールor MMAルール。道着の有無、応相談」とのこと。脳の病気ということを考えると巌流島ルールor MMAルールというのはどうなんでしょう。グラップリングマッチで手を打っておいた方が良いと思うのですが。


 また、関根“シュレック”秀樹の「猪木軍」入りが決定しています。続きを読む・・・
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ADCC2022 MMA MMAPLANET o UFC   アンドレ・ガルバォン エドガー・クルーズ カイナン・デュアルチ ゲガール・ムサシ ゴードン・ライアン ニコラス・メレガリ ニック・ロドリゲス ラファエル・ロバトJr リョート・マチダ 堀内勇 平本蓮 高橋SUBMISSION雄己

【ADCC2022】高橋サブ&堀内勇がADCCを深掘り─04─。組み技界の平本蓮=ゴードン・ライアン

【写真】ゴードン・ライアンこそが、ミスター・グラップリングなのだる。ガルバォンとの物語も終幕を迎える(C)SATOSHI NARITA

いよいよ、スタート直前。17日(土・現地時間)&18日(日・同)にラスベガスのトーマス&マック・センターで開催される2022 ADCC World Championship。2年に1度のグラップリング界最大のトーナメントが、コロナの影響で3年振りに開催される。

グラップリング界においても特殊なポイント制が用いられながら、世界最高峰の組み技の祭典を高橋Submission雄己とMMAPLANETグラップリング・ライター堀内勇氏が、独断と偏見と愛情をもって深堀り。最終回は66キロ級と77キロ級以外の気になる選手について話を続けてもらうと、ゴードン・ライアンとグラップリングの今後という落としどころが見つかった。

<高橋Submission雄己&堀内勇、ADCC深堀対談Part.03はコチラから>


──66キロ級と77キロ級を相当に深く話していただきましたが、ここからは階級に関係なく気になる選手を挙げていただけますか。

高橋 僕は99キロ以下級のエドガー・クルーズが気になっています。

立ち技が強い、27歳で最近黒帯になった選手です。ニック・ロドリゲスに勝っているんですよね。レスリングで攻めて、良い場面を創って。寝技にはあまりならないで99キロ級の上位入賞候補のニック・ロッドに勝っていることと、ADCCルールというところを考えると、クルーズはダークホース的に上にくると見て良いのではないかと。

堀内 その99キロ級では最近、ノーギを始めたニコラス・メレガリがどこまでいけるのかというのは興味あります。

ダナハーのところで練習して、あえて立ち技の練習をずっとしているような。一番最近の試合では、ラファエル・ロバトJrにボディロックで2度テイクダウンを奪っています。いわゆるレスリングではなく、ADCCで取れるようなテイクダウンでした。道着柔術では世界最強の1人なので、ノーギも着実に成長しているので。カイナン・デュアルチもこの階級にますが、道着だとメレガリが少し上だと思います。ただし、ノーギだとまだカイナンの方が有利かなと。そこを踏まえて、メレガリがどれぐらいトップに肉薄できるか楽しみです。

──しかし、ラファエル・ロバトJrはノーギでリョート・マチダにテイクダウンされているじゃないですか。

堀内 アハハハハハ。2006年、LA SUB Xですね(笑)。もの凄い昔の話で嬉しいです。

リョートが空手でなく、相撲で勝ったという。いきなりグラップリングの試合に出て、ロバトJrに勝つって……でも凄いネタをぶち込んできましたね(笑)。でも、あのあとMMAをやってゲガール・ムサシからテイクダウンを取っているし(笑)。ロバトJrも進歩しています。

──当時カリフォルニア在住、歴史の証人がここにいるということで(笑)。ではロバトJrネタはこれぐらいにして、他に注目の選手は?

堀内 やっぱり、ここ数年北米的グラップリングという短いサークリングのなかを引っ張ってきたのはゴードン・ライアンなので、やっぱりゴードンは見たい選手です。SNSを駆使し、WNOでは試合前にフィニッシュの仕方を書いた紙を渡して実際にその技で勝ってしまうとか、色々と話題を提供してきました。

アンドレ・ガルバォンに張り手をかますとか。その集大成が今回のADCCだと思います。ゴードンはSNSでガルバォンを精神的に攻撃し続けてきました。ついに頭にきたガルバォンが直接文句を言うと、叩かれたという流れで。ガルバォンは最近、これまでの流れを振り返って「ゴードンのトラップにハマってしまっていた自分を認める。SNSでATOSの仲間も攻撃され、コロナもあって心がおかしくなっていた。結果、ゴードンの煽りにまんまとハマってしまい、神から心が離れてダークサイドに落ちてしまった。SNSから離れられなくなって、携帯を何時間も見て夜も眠れない日が続いた」って動画で発表しました。

「私はゴードンを許す。これからは皆でハッピーに生きよう」という締めから、なぜかATOSのプロダクトは全て50パーセントオフのセールだっていう商売に行き着いていましたよ(笑)。

──もうギャクじゃないですか(笑)。

堀内 いやいや。『もう戦うだけだ』って集中しているという話をしたかったので(笑)。対してゴードンは相変わらず「俺は精神的にヤツをコントロールしている。俺はSNSでふざけて遊んでいるけど、計算ずくなんだ。SNSから離れられなくなるのも、離れるのも術中にハマっているんだ。格闘技でも勝てるけど、格闘技を使わなくても相手をやっつけることができる」って言っているんですよね。

日本だと平本蓮選手なんかが駆使していますが、SNSも含めた具体的なストーリーラインをゴードンは創っていて。その彼とガルバォンとの物語を一つの区切りとして見てみたいです。

──しかし、ガルバォンが敬虔なキリスト教徒振りを発揮していますが、彼の信じる神はステロイドの使用を認めてくれるのですね。『そこは良いんだよ』って言ってくれる神様と。

堀内 アハハハハ。

──それにしてもゴードン・ライアンは、そこまで注目を集める活動もしているのですね。

堀内 ジョン・ダナハーが「なぜ、ゴードン・ライアンはSNSでこれほど大きな存在になったのか」ということを語っていて。「世の中の人はほとんど劣等感、あるいはそれに似たモノを持って生きている。そこでゴードンのように圧倒的に自信しかない人間を見ると、2つの反応が起こる。強烈に憧れを抱くか、あるいは凄く嫌悪感を持つか。どちらにしてもゴードンから離れられなくなる」と機械的な声で言っていました。

高橋 グラップリングが発展していく行き先とはどこにあるという点において、やっぱり柔術と同じで見るより、やって楽しむDo Sportsなんじゃないかという話になるのですが、ゴードンがプロスポーツ的な目線で売ろうとしているのは、凄く興味深いです。新しいビジネスモデルを持ちこんでいる気がします。それをやって何かが動く土壌がもう米国にはあるということだし。

──ところでゴードンのSNSには、ジェネラルも反応するものなのですか。平本選手はそういう層を転がしているわけじゃないですか。

堀内 そこはゴードンも向うのインタビューで尋ねられて「グラップリングはDo Sportsだ。UFCはジムで殴り蹴りをやっていない人間が視るけど、グラップリングの会場にいるのは実際にやっている人間とその家族だけだ。そういう人たちがどんどん増えるというところまでは持って行けるけど、そこは限界がある」と言っています。でも、SNSの活動だけでなく、絶対的な強さあって教則動画を販売して相当な額を稼いでいます。だから「メイウェザーとかマクレガーにはなれないけど、一般レベルでいえば断トツのお金持ちレベルにはなれる」とも言っていますね。

広めるには限界のあるなかで、すそ野を広げて、そのなかでコンペティションだけでなく、収入面でもトップを取るのがゴードン・ライアンですよね。

高橋 そのピラミッドのなかで、どれだけ盛り上げるのか。本質はDo Sportsとしての裾野をどれだけ広げることができるか──ということなのでしょうね。そして、米国はピラミッド自体が大きくなっているといことですね。

──押忍、最後はグラップリングの未来をゴードン・ライアンから学ぶという良い締めになりました。高橋選手と堀内さん、今日はありがとうございました。ADCC世界大会を楽しみましょう。

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BELLATOR o キック ゲガール・ムサシ ポール・デイリー マイケル・ペイジ

Bellator283:メインイベント・ドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

ウェルター級5分5R。しかしリマは1.8ポンドオーバーしキャッチウェイトに。リマ3位、ジャクソン4位。

3タイムウェルター級王者のリマ。ウェルター級トーナメントで優勝し3度目の王者となると、ミドル級に上げてゲガール・ムサシのタイトルに挑戦したが判定で完敗。さらに25連勝中のヤロスラフ・アモソフに敗れて王座陥落。昨年10月、かつてKOしたマイケル・ペイジと再戦したが、スプリット判定負けで3連敗。しかし階級上のムサシ戦はノーカン、ペイジ戦はマスコミがほぼリマ勝利を支持していた内容で、評価は落ちていない。むしろ今回の体重オーバーで評価を落としてしまった。

ジャクソンはBellatorデビュー戦のエド・ルース戦でスプリット判定負けしてから5連勝。すべて判定だが、ベンヘン、ネイマン・グレイシーポール・デイリーに勝利している。

いきなりプレスしてきたジャクソン。リマケージを背負う。カーフキックを入れるリマ。しかしジャクソンプレスし続ける。プレッシャーを掛け続けるが打撃をもらうジャクソン。が、ジャクソンタックル。ダブルレッグからテイクダウン。リマのガード。密着したままパウンド。リマスイープを狙うも返せず。リカバリーもなく下のままのリマ。肘・パウンドを入れるジャクソン。ゴング。

1Rジャクソン。

2R。ジャクソンすぐに詰める。ケージを背負ったリマにタックル。テイクダウンしバックに。片膝を着いた体勢のリマ。立ったところでスタンドバックから投げたジャクソンがテイクダウン。サイドで押さえ込んでいるが、リマはガードに戻す。が、1R同様にガードで凌ぐだけでリカバリーがないリマ。ケージを蹴って体勢を変えると腕十字。腕を引き抜いたジャクソン。リマ下から蹴り上げ。顔面にヒットしたが、ジャクソンまたハーフにして固める。そのままゴング。

2Rジャクソン。

3R。リマのカーフキックで足が流れるジャクソン。しかしまたタックル。ケージで耐えるリマだが、押し込みながら膝を入れるリマ。テイクダウンを狙うジャクソンを投げ返してリマが上に。ジャクソンすぐにケージに移動し上半身を起こすと簡単に立つ。逆にタックルへ。尻クラッチから外掛けテイクダウン。またパウンド・肘を入れていくジャクソン。リマ、このラウンドも下から逃げる動きがない。会場ブーイング。ゴング。

3Rジャクソン。

4R。ジャクソンがプレスすると、すぐにケージを背負ってしまうリマ。ジャクソンタックル。テイクダウン。スイープを狙ったリマだが、失敗すると、またガードに。ブーイング。ジャクソンインサイドからパウンド。背中を付けているリマ。ジャクソンのコツコツパウンドが続きゴング。

4R、リマは何もしていないので10-8がついてもおかしくない。

5R。ジャブを放つジャクソン。タックル。テイクダウン。ケージを背負って座った体勢のリマだが、ジャクソン寝かせた。またリマのクローズドガード。まったく展開ないまま、会場の大ブーイングをBGMにジャクソンのコツコツパンチが続いてタイムアップ。

三者フルマークでジャクソン勝利。

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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o ゲガール・ムサシ ジョニー・エブレン ボクシング

【Bellator282】初回にダウンを奪い、TD&コントロールでムサシを完封。エブレンが世界ミドル級王者に

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
ジョニー・エブレン(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ゲガール・ムサシ(オランダ)

サウスポー、右ローやサイドの蹴りを見せる挑戦者に対し、ムサシがハイを見せる。エブレンは左ミドルを蹴り、ムサシの右を回ってかわす。エブレンの左にカウンターを狙ったムサシは左オーバーハンドを2発被弾する。と、ステップインに右オーバーハンドを受けて崩れたムサシは、組みにいくが殴られケージに押し込まれてれる。ムサシはダーティーボクシングで殴られ、ダブルレッグでテイクダウンを奪われる。

ギロチンで抱え、頭を抱えてダメージの抜こうと時間を使ったムサシは、残り2分でスクランブルでバックを譲る。キムラもリフトされ、前方にスラムされたムサシは続くスクランブルでバックを許し両足をフックされる。前方に落としたムサシはがぶってヒザをつきあげる。残り50秒、打撃の間合いになるとエブレンは慎重にリードを守り切った。

2R、打撃の間合いから殴られたエブレンが、ダブルレッグでしっかりと上を取りサイドで抑える。足を戻したムサシがバタフライガード、フックスイープもスクランブルでエブレンがバックを取る。ケージを背負って正面を向いたムサシだが、即ダブルレッグで倒される。厳しい時間が続くムサシは、頭を押して立ち上がる。離れたエブレンが左オーバーハンドを振るう。ムサシは左ローを蹴る。エブレンがワンツーを入れる。ムサシは距離を詰めるが、互いに相手の攻撃を見て時間となった。

3R、エブレンが左前蹴り、ムサシはジャブを伸ばすが勢いのあるワンツーの圧を受ける。それでも左ジャブを当てたムサシだが、迂闊に手を出すことはできない。左ストレートを伸ばして構えを変えることもあるエブレンが、左オーバーハンドをのばす。折り返しの5分間、両者とも動きを抑えたラウンドになっている。

オーソで右オーバーハンド、右ローのエブレンは、そのままオーソを続けると右をヒットさせる。さらに右を決めたエブレンがサウスポーに戻って左ミドルを入れる。そしてオーソで右を打ち込んだエブレンは、ジャブを被弾しても思いきりオーバーハンドを左右から振るう。エブレンは空振りも増えてきたが、この回もラウンドを取った。

4R、ジャブから左ハイを放ったエブレンが左オーバーハンドで前に出る。反応したムサシだったが、続く右ハイ直後に6度目のテイクダウンを奪われケージを背負って座る。エブレンは頭をアゴの下に押し込み、立たせない。ここを外し、ムサシが立ってきたタイミングでバックを取ったエブレンが両足をフックしてグラウンドにも持ち込む。

ムサシは暴れるが、フックは外せず襷から虎視眈々とエブレンはRNCの機会を伺っている。残り80秒、スクランブルからスタンドに戻れたムサシだが、1分を切ることにはダブルレッグで倒されてしまう。最後の10秒でエブレンはホールドを外し、左右のフックを打って最後の5分へ。

最終回、フィニッシュしか勝利のないチャンピオンだが、左に右を合わさ出鼻を挫かれる。エブレンはローに右を当て、立ち技で牽制を続けると2分が経過したところでテイクダウンを決める。もう打つ手がないチャンピオンは、尻餅をついてケージを背負うという――この試合では定番のポジションで、細かいパンチを放つ。

背中を譲らないと立てない状態で、そのままバックを取られたムサシは後方へのパンチを放つも、最後の10秒でバックスープレックスで投げられる。最後も空振りに終わったが、思い切りワンツーフックを伸ばしたエブレンは、時間と同時に勝利を確信した表情を浮かべた。

初回の右オーバーハンドから、一方的な攻撃&支配力でエブレンはフルマークの判定勝ちでBellator世界ミドル級の頂点に。「皆が信じてくれて、僕はこれができた」とATTのチームメイトに感謝の言葉を述べた。


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BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o UFC   アナトリー・トコフ アレクサンデル・シャブリー アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ エンリケ・バルゾラ ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ブレント・プリマス マゴメド・マゴメドフ ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ 渡辺華奈

【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ

【写真】バルゾラの挑発をメゴメドフは、文字通り理解できなかった(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator282「Mousasi vs Eblen」の計量が、23日(木・同)に行われている。

キャリア11連勝でいつの間にやらタイトル挑戦権を獲得したジョニー・エブレンが、ゲガール・ムサシの持つBellator世界ミドル級に挑むタイトル戦がメインの今大会、全選手が計量をパスしている。


中重量級のメイン以上に日本のファンに注目を集めているといっても過言でないバンタム級ワールドGP準々決勝2試合は、ワイルドカードを勝ち上がり本トーナメントに晴れで挑むことになったダニー・サバテーロとエンリケ・バルゾラが、それぞれレアンドロ・イーゴとマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCから転じダリオン・コールドウェル&ニキータ・ミハイロフを下したバルゾラが、マゴメドフの執拗なテイクダウン&コントロールに対しても、持ち前の粘りを見せることができるのか。この5分✖5R試合で、マゴメドフをより疲弊させて勝利を得るようなことがあれば、ワイルドカードから対抗馬に躍進となる。

そのバルゾラ、フェイスオフで何やら言葉を掛けるが、耳を傾けたマゴメドフは結果、分からないというジェスチャーで応える。

もう一つのGPトーナメントは、堅実なスタイルを派手な言動でカバーするサバテーロが、一気に距離を詰めて額をつけるような状態でまくし立ててイーゴを挑発する。イーゴも言葉を返し、不遜な笑みを浮かべた。

決して組みも弱くないイーゴが、組みだけで勝負といって過言でないサバテーロのバック地獄を掻い潜ることができるか。長引けば、サバテーロの準決勝進出も十分にある一戦だろう。
この他、ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがキャリア7連勝を賭けてジョニー・ソトと戦うフェザー級マッチや、ライト級元世界王者で10thPlanet柔術を駆使するブレント・プリマスが、圧力はさほど高くないが21勝3敗という抜群の戦績を誇るアレクサンデル・シャブリーを迎え撃つライト級戦。

さらに渡辺華奈に負けたラテン女子対決=アレハンドラ・ララ✖イララ・ジョアニ戦、サバウ・ホマシ✖マイコン・メンドーサの渋いウェルター級戦、キャット・ジンガーノの出場と非常に粒揃い、モヒガンサン・アリーナ大会らしくプレリミでも充実さラインアップが揃ったBellato282だ。

■視聴方法(予定)
6月25日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■Bellator282 計量結果

<Bellaotr世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
レアンドロ・イーゴ: 134.75ポンド(61.12キロ)
ダニー・サバテーロ: 134.75ポンド(61.12キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
エンリケ・バルゾラ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・モレット: 155.5ポンド(70.53キロ)
キリズ・モタ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)
カシウス・ケイン: 169.75ポンド(76.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジョニー・ソト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 156ポンド(70.76キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 155.75ポンド(70.64キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.25ポンド(65.88キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 186ポンド(84.37キロ)
ムハマド・アブダラー: 184.25ポンド(83.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170ポンド(77.11キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.75ポンド(77.45キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イララ・ジョアニ: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.75ポンド(66.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー: 184.25ポンド(83.57キロ)
ファビオ・アギラー: 184ポンド(83.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ブライス・ローガン: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

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BELLATOR o UFC ゲガール・ムサシ フィル・デイヴィス ライアン・ベイダー

Bellator281:セミファイナル・リョート・マチダ vs. ファビアン・エドワーズ

ミドル級。リョートはライトヘビー級6位、エドワーズはミドル級4位。

今月44歳になるリョート。Bellator移籍後2連勝していたが、ゲガール・ムサシ戦ではスプリット判定負け。ライトヘビーに上げ、フィル・デイヴィスにもスプリット判定負け、ライトヘビー級トーナメントはライアン・ベイダーに判定負けと、現在3連敗中だが、いずれもUFC時代に対戦している試合の再戦だった。今回はまたミドル級に落としての試合。もともとライトヘビー級では減量に余裕があった。

地元イギリスのエドワーズはデビューから8連勝していたが、直近2戦では連敗中。

リョートはいつもの構え。プレスしてロー。リョートのローにパンチを合わせたエドワーズ。蹴りをキャッチしてパンチを入れる。下がったリョートをケージに詰めてパンチ連打。四つに組んだリョートが投げて倒したが、すぐに立たれた。エドワーズパンチを入れて離れる。また四つに組むとエドワーズがケージに押し込む。しかし離れ際にエドワーズの左の肘がヒット。リョート効いた!足元がふらついているリョートにパンチの追い打ち!左フックが顎を打ち抜きリョートダウン!パウンド!KO!

リョートこれで4連敗。しかもBellatorで初のKO負け。厳しくなった。

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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o オースティン・ヴァンダーフォード ゲガール・ムサシ

【Bellator275】何もさせず。右を入れ、TDを切ってパウンドアウト。ゲガール・ムサシが85秒で防衛成功

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
ゲガール・ムサシ(オランダ)
Def.1R1分25秒by TKO
オースティン・ヴァンダーフォード(米国)

左ジャブを伸ばすヴァンダーフォード。ムサシも左から前に出て右を狙う。右ショートを入れたムサシ、近い距離でパンチを交換するヴァンダーフォードは大振りのパンチに右を合わされて足がふらつく。圧を掛けたムサシの前進に、ヴァンダーフォードはシングルに出るかこれをスプロールされ、腹ばいの状態で鉄槌を連打される。動けないヴァンダーフォードを見てレフェリーが早々に試合をストップし、ムサシが王座防衛に成功した。

「時間をかけるつもりだった。次? 分からない。僕はフィジカル的にも今がベストで、最高の状態にあると断言できる」とムサシは話した。


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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o UFC   オースティン・ヴァンダーフォード カサン・マゴメドシャリポフ ゲガール・ムサシ シネード・カヴァナー ホセ・サンチェス リア・マコート リッチー・ブギーマン・マルチネス

【Bellator275】計量終了 天下一品MMA TD=ヴァンダーフォード×ゲガール・ムサシ=経験値

【写真】ヴァンダーフォードが持ち味を発揮し、ムサシがそれを凌ぐような25分が見られれば最高だ(C)BELLATOR

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にアイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator275「Mousasi vs Vanderford」の計量が行われた。

メインでBellator世界ミドル級王座を賭けて戦う王者ゲガール・ムサシと挑戦者オースティン・ヴァンダーフォードは前者が 184.6ポンド、後者がやや軽めの183.7ポンドで無事計量を終えている。


2度目の同王座獲得後、2度目の防衛戦となるムサシにとってヴァンダーフォードは、相当に厄介な相手になる可能性が高い。ペイジ・ヴァンザントと結婚したことで名前をあげたヴァンダーフォードは、コンテンダーシリーズで勝利もUFCとの契約はならず、ペイジの夫という見方がされていた時期もある。

しかし、Bellatorと契約後は5連勝でレコードを11勝0敗とし挑戦権を獲得した。小規模大学のNCAAといえるNAIAのオールアメリカンレスラーは、グレイシーバッハ・ポートランドでファビアーノ・ペガレヴィの指導の下、柔術とレスリングをレスリングに寄りにミックスし、極めを加えるというスタイルを確立し破竹の勢いを見せている。

単にレスリングでいえば、ヴァンダーフォードより優れてテイクダウン能力を持つファイターはまま存在するだろう。ただし打撃戦、相手がストライカーでテイクダウン防御に長けた相手を倒すことにかけてヴァンダーフォードは天下一品だ。

ローからダブル、右オーバーハンドからアンクルピック、あるいはニータップ、ラリアットのように腕をフックで巻き込んでのテイクダウンと、打撃を見せてから相手を倒す。それができるのも、打撃戦で格上の相手にもテイクダウンを織り交ぜることで打撃戦に応じることができるからだ。

さらに倒した後のパウンド、トランジッションが力強い。特にスクランブルでバックに回りつつ、RNCを狙ったかと思うとトップにスイッチし、ニーインベリーやハーフからセットする肩固めはSUGでリッチー・ブギーマン・マルチネスを破ったほどだ。

この肩固めがRNCとの中間地点にあるというか──バックでも、正対でもない半身の態勢で極めるという独特のモノ。ヴァンダーフォードはムサシの得意とする、ジャブで突き放してテイクダウンを許さない戦いを封じ込めることができる。と同時にヴァンダーフォードが、このパワフルかつスピーディな戦い方ができるのも3Rだからという見方も成り立つ。

過去に5Rを経験していないチャレンジャーが、あのノンストップファイトを25分できる状態に仕上げることが可能なのか。対してムサシには7度の5回戦マッチ、4度が判定までもつれこんだ経験がある。その経験値を活かし、ムサシはヴァンダーフォードを泳がせ疲れさせるファイトを見せることができるか。そのためにヴァンダーフォードの動きを見過ぎると、ムサシは最初3Rで削られることもあり得る──そんな世界ミドル級選手権試合だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時00分~ U-NEXT

■Bellator275 計量結果

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 184.6ポンド(83.73キロ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード: 183.7ポンド(83.32キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 145.8ポンド(66.13キロ)
シネード・カヴァナー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク: 144.8ポンド(65.68キロ)
アブ・ダンカラ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ホセ・サンチェス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 135.4ポンド(61.41キロ)
ジョーネル・ルゴ: 135.2ポンド(61.32キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 135.6ポンド(61.5キロ)
クルシェ・カクロフ: 134.8ポンド(61.14キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー: 155.2ポンド(70.39キロ)
デヴィ・ギャロン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック: 115.2ポンド(52.25キロ)
ステファニー・パージ: 114.9ポンド(52.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン: 156ポンド(70.76キロ)
デラー・キャリー: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ウラディミール・トコフ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ: 264 ポンド(119.74キロ)
ゴカン・サリカム: 247.6ポンド(112.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン: 144.8ポンド(65.68キロ)
ネイサン・ケリー: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
リー・ハモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェイミー・ヘイ: 146.8ポンド(66.58キロ)

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【Bellator275】サビット・マゴメドシャリポフ弟=カサン、完勝必須の10勝1敗=サンチェス戦へ

【写真】カサンはリモート会見で「18歳から米国で練習している。マーク・ヘンリーにはファイターとしてだけでなく、人間として成長させてもらった」と話していた(C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンでBellator275「Mousasi vs Vanderford」が開催される。

メインでBellator世界ミドル級王者ゲガール・ムサシに、オースティン・ヴァンダーフォードが挑むタイトルマッチが組まれた今大会は、2022年初の欧州大会ということもあり、チャレンジャーのヴァンダーフォードと、メインカードでブライアン・ムーアと戦うジョーネル・ルゴ以外は、全て欧州&ロシアのファイターが占めている。


そんななかロシア勢といえども、米国に拠点を置くカサン・マゴメドシャリポフが出場し、10勝1敗のスペイン人ファイター=ホセ・サンチェスと対戦する。

カサンはサビット・マゴメドシャリポフの実弟で21歳、6勝0敗の記録を持つ。兄同様、回転系の蹴り技を使いこなしテイクダウン&寝技も強いウェルラウダ―だ。そのカサンは22日(火・同)に共同のリモート会見を行いサンチェスに対し、「彼はグッドファイターだし、自分にとってチャレンジになる。10勝1敗で、僕より経験がある。そういう選手と戦い、い、自分の動きができるか確認できることは嬉しいよ」と話している。

とはいえ、スペイン国内でキャリアを積んできたサンチェスはレコードこそ綺麗だが、過去の試合を見る限りフックを振りまわして組みつく、ケージに押し込んでテイクダウンからパウンドを狙うというパターンが多い。対戦相手の力量も、実際のところは分からないが、北米やロシアのフィーダーショーに出場する選手のレベルにないように映った。

レコードは立派だが、押し込まれることがあってもカサンがテイクダウンを奪われたり、寝技で攻め込まれるシーンは想像し難い。ばかりか、ハサンの期待値の高さでいえば一方的な勝利がデフォルトともいえる。

カサン自身も会見が進むと「彼はウェルラウンダー、打撃が使えるグッド・レスラー。きっとMMAの前はレスリングをやっていたんだろう。でも、もうやるべきことは分かっている。金曜日の試合に勝って、今年はできるだけ多くの試合をしたい。ただ、このあとはラマダーンが始まるので、その間は試合を避け、またモスクワ大会があるなら、そこで戦いたい」と、サンチェスを軽視するような発言は控えていたが、絶対的な自信を伺わせていた。

カサンは会見中の他の質問で同い年、同じく6勝0敗のルーカス・ブレナンについて認識していなかったことが露呈したほどで、言葉とは裏腹にサンチェス相手に苦戦するとは思っていないだろう。

AJ・マッキー時代のベラトールフェザー級戦線で、今後が特に楽しみなカサンだけに上では一方的な勝利がデフォルトと記したが、絶対とさらに高い要求をしたい今回の一戦だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午前2時30分~ U-NEXT

■対戦カード

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]ゲガール・ムサシ(オランダ)
[挑戦者]オースティン・ヴァンダーフォード(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
シネード・カヴァナー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(米国)
アブ・ダンカラ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ホセ・サンチェス(スペイン)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
ジョーネル・ルゴ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ(英国)
クルシェ・カクロフ(タジキスタン)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・レアリー(英国)
デヴィ・ギャロン(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ダニー・マコーマック(アイルランド)
ステファニー・パージ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ジュニア・モーガン(英国)
デラー・キャリー(アイルランド)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ(イタリア)
ウラディミール・トコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデルニコフ(米国)
ゴカン・サリカム(トルコ)

<フェザー級/5分3R>
スコット・ピーダーソン(英国)
ネイサン・ケリー(米国)

<ライト級/5分3R>
リー・ハモンド(アイルランド)
ジェイミー・ヘイ(英国)

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BELLATOR MMA   ゲガール・ムサシ ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール マイケル・ペイジ 渡辺華奈

5.13 Bellatorロンドン大会のセミファイナルはドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソン

5.13 Bellatorロンドン大会のメインイベントはヤロスラフ・アモソフ vs. マイケル・ペイジのウェルター級タイトルマッチ(2022年01月18日)

5.13 Bellatorロンドン大会でデニス・キーホルツ vs. 渡辺華奈、ダニエル・ヴァイシェル vs. ロバート・ホワイトフォード(2022年01月26日)

 こちらの続報。


 ベラトールMMAが5月13日にロンドンで開催する『Bellator London: Amosov vs. MVP』のセミファイナルがドゥグラス・リマ vs. ジェイソン・ジャクソンのウェルター級マッチになることを発表。

 リマは昨年10月の『Bellator 267: MVP vs. Lima 2』でマイケル・ペイジに判定負けして以来の試合で3連敗中。3連敗とはいえゲガール・ムサシ戦はミドル級に階級を上げての王座決定戦、ヤロスラフ・アモソフ戦は判定負けでのウェルター級王座陥落、マイケル・ペイジ戦は物議を醸したスプリットデシジョンということで、Bellatorウェルター級ランキングは2位と高い評価をキープしています。

 ジャクソンは昨年6月の『Bellator 260: Lima vs. Amosov』でポール・デイリーに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。現在Bellatorウェルター級ランキング3位。続きを読む・・・