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【RIZIN45】クレベル・コイケ戦前の斎藤裕─01─RIZIN LIFEを振り返る「プレッシャーというより、責任感」

【写真】斎藤裕は、ジェネラルの認知度が上がっても斎藤裕だった (C)MMAPLANET

31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45で、斎藤裕がクレベル・コイケと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

斎藤のインタビューがMMAPLANETに掲載されるのは、3年9カ月振りとなる。2020年から修斗世界フェザー級王者としてRIZINに出場し、斎藤を取り巻く環境は大きく変わった。朝倉未来を下し、さらにRIZINのベルトを巻きメインイベンターとなったことで、ただのイチ選手ではなくなった――と本人は語る。そんな斎藤がRIZIN出場以降から現在まで、抱えてきた想いを語ってくれた。


――MMAPLANETにとって斎藤裕選手の単独インタビューは2020年3月29日に行われる予定であった、修斗世界フェザー級王座防衛戦(※コロナ禍のため試合は実現せず)以来となります。

「お久しぶりです! MMAPLANETさんには修斗の頃から取材していただいて。その後はRIZINがリングだったので――」

――まずは経緯説明から、ありがとうございます(笑)。斎藤選手は主戦場をRIZINに移し、格闘技キャリアも大きく変化したのではないでしょうか。

「結構変わりましたね。良くも悪くも目立つようになってしまい、生活はしづらくなっています。生活圏でも面が割れているようなものなので、下町だとお店に行ったら僕だとバレてしまうとか(苦笑)」

――街で「あぁ、斎藤裕がいるぅ~」と声をかけられたり(笑)。

「アハハハ。僕は耳が沸いているので、変装していてもバレるんですよ。もうプライベートはない感じですね」

――街中で声をかけられた時は、握手やサインを求められると対応するのですか。

「僕は対応しますよ(笑)。失礼な人に対しては『ちょっとどうかな……』と思うことはありますが、常識のある人には対応します」

――一番驚いたのは、RIZINに主戦場を移してからYouTubeをはじめSNSでの発信を頻繁に行うようになったことです。

「あぁ、そうですね。そういう形で発信していかないといけない立場になって――あんまりSNSでの発信というのは得意ではないけど、なんとか続けています」

――斎藤選手の場合はSNSで有名になって試合の機会を得ているのではなく、試合をして有名になることによりSNSで発信しなくてはいけない立場になったという印象があります。

「その違いはあるかもしれないですね」

――RIZINをはじめ、国内のMMAを盛り上げていかなければいけないという意識が以前よりも高まったのでしょうか。

「RIZINで摩嶋選手に勝ち、2戦目でベルトを賭けて朝倉未来選手と対戦することになりました。あの状況まで行ったことにより、自分は世間と戦わなくてはいけなくなって――その状況は受け入れるしかないと思いました。朝倉選手に勝ってチャンピオンとして試合をしていかないといけないし、世に向けて発信することは仕事としてもやっていかなければいけない、と考えるようにはなりましたね」

――一方で、練習環境や技術的な変化はありますか。

「練習に関しては、いろんなところに行って自分に必要なことをやるようにしています。より明確に、よりギュッと詰めて練習する。自分が必要なことだけをやるので無駄がない。それだけ合理的になってきたとは思います。次のクレベル選手もそうですが、本当にやり甲斐のある選手と対戦させてもらっていて、どんどん自分に足りないものを身につけていかなければいけない。試合ごとに技術の上積みはやっているつもりです」

――まだ修斗がケージで公式戦を開催する前でも、斎藤選手はリングで戦いながらもケージが見える稀有なファイターでした。距離の取り方、組み手、テイクダウンそしてグラウンドのコントロールは、まさにケージのそれだったと思います。RIZINに出場し、ケージからリングで戦うようになり、技術的に変化させてきたものはありますか。

「大きいところでいうとRIZINはユニファイドルールではなく、採点基準としては打撃が優先されますよね。RIZINのファンの方々は、組み技や寝技の攻防よりも打撃のような派手な攻防を好むことは、自分でも理解していて。リングで戦うことも含めて――自分が求めているものとは少し違うかもしれないけれども、RIZINやお客さんが求めているものに応えられるようにしているのは確かです。ただ、今年に入って久しぶりにケージで戦い、『ケージで戦うのも悪くないなぁ』と思いました(笑)」

――アハハハ。斎藤選手がケージで戦うのは2019年9月の高谷裕之戦以来、3年7カ月振りでした。

「機会があれば、どんどんケージでも戦いたいと思うぐらいでしたよ」

――久しぶりにケージで試合を行い、リングとの違いは感じましたか。

「LANDMARKの平本戦は、修斗時代と同じ試合をしようと考えていました。特に大きな違いはないかもしれないです。ユニファイドであろうと、そうでなかろうと、対応できる選手は何でも対応できると思っています。ベラトール勢もA・Jマッキーとかパトリシオは、RIZINルールに対応していたじゃないですか」

――確かに。斎藤選手の場合はRIZINルールで勝つ、あるいはファンに受け入れられるためのシフトチェンジは、早々に実現できていたのでしょうか。

「摩嶋戦の勝ち方のイメージが強いのか、自分の中でも初参戦で『サッカーボールキックや四点ヒザがあるルールでも対応できるんだなぁ』と思いました。摩嶋選手ほどの強い相手で、新しいルールでも自分の動きや技が出せるタイプなんだなと、改めて気づきましたね」

――摩嶋戦であの勝ち方をして、朝倉未来とケラモフを連覇し、いきなりピークが来ました。その時に取り巻く環境は変わったのですか。

「そうですね。僕としては住む場所は変わっていないし、もともと生活にお金が掛からないタイプなので、自分の中では特に変わっているとは意識していなかったです。でも周りの目は違っていて、特に朝倉選手に勝った時は周りの世界がひっくり返ったような感じでした。僕としても少し戸惑いはありましたよね。『そこまで騒がなくても……』という(苦笑)」

――RIZINでは3連勝から3連敗を喫しています。特に2021年10月の牛久絢太郎戦から、朝倉未来選手との再戦、牛久選手との再戦まで半年間で3試合というのは、スパンが短いように思っていました。

「牛久選手との初戦の時は、本来なら朝倉選手に勝ったクレベル選手と対戦するのが当然の流れではありました。しかしクレベル戦は実現されず――でも10月、11月、そして大晦日と興行は決まっていく。特に10月は自分の防衛戦のメインの興行で。立場上、自分がやらなければいけない。自分はもう『ただのイチ選手ではない』という自覚はありました。あの頃から少し流れが変わってきたかな、とは思います」

――ご自身の中でプレッシャーや重圧のようなものはありましたか。チャンピオンとして興行に穴は空けられないという。

「それはプレッシャーというより、『責任感』という言葉が正しいかもしれないですね。あれだけの規模の興行でメインイベントを務める立場上、責任感を持って臨むしかない」

――正直なところ、牛久選手にKO負けを喫した2カ月後に朝倉未来選手との再戦というのは、本来なら組まれるはずのないマッチアップだと思います。

「あぁ、う~ん……」

――それでも朝倉選手との再戦に臨んだのは、先ほど仰った「責任感」によるものだったのですか。

「あの時のことで言うと、僕は牛久選手にカットして負けたんですね。なかなか練習にも戻れないし、じゃあ次戦は……と不透明な状態になりました。さらに、あの時はコロナ禍のために12月から海外から選手が入れなくなってしまった。すると日本国内の選手だけで試合を組むしかない。あの時はまだフジテレビが生中継していましたし」

――……。

「そんなことは、選手である僕が考えなくてもいいとは思います。でもRIZINを存続させていくためには興行を成立させないといけない。そんななかで僕もRIZINサイドと話し合いを持ち、いろいろ話をしていくなかで『これも自分の役割なのかな』と思ったんです。これまで多くの先輩方が、それでも試合をしてきてバトンを繋いできてくれたわけじゃないですか。そう思うと、今は自分がその役割を担うべきなんだなと思いました」

<この項、続く>


■視聴方法(予定)
12月31日(日)
午後1時00分~ABEMA
午後1時30分~U-NEXT、RIZIN100CLUB
午後2時00分~スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN45対戦カード

<RIZINフライ級王座決定戦/5分3R>
堀口恭司(日本)
神龍誠(日本)

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]フアン・アーチュレッタ(米国)
[挑戦者]朝倉海(日本)

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
斎藤裕(日本)

<フェザー級/5分3R>
平本蓮(日本)
YA-MAN(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
山本美憂(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
上田幹雄(日本)

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
ヴィンス・モラレス(米国)

<フライ級/5分3R>
扇久保博正(日本)
ジョン・ドッドソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
芦澤竜誠(日本)

<65キロ契約/5分2R>
皇治(日本)
三浦孝太(日本)

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
安西信昌(日本)

<フライ級/5分3R>
新井丈(日本)
ヒロヤ(日本)

<特別ルール・ライト級/5分2R>
安保瑠輝也(日本)
久保優太(日本)

<フェザー級/5分3R>
弥益ドミネーター聡志(日本)
新居すぐる(日本)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
篠塚辰樹(日本)
冨澤大智(日本)

<54キロ契約/5分3R>
那須川龍心(日本)
シン・ジョンミン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
YUSHI(日本)
平本丈(日本)

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【RIZIN.45】皇治、芦澤竜誠を“魚例え”で挑発!?「しっかり神経締めする」 朝倉海との幻のMMAマッチに実現意欲も 『RIZIN.45』公開練習

大みそかに行われる『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)で、ついにMMAデビューすることが決定した“俺たちのスーパースター”こと皇治(34)。対戦相手がサッカー元日本代表の三浦知良選手の息子である三浦孝太(21)となったことで、世間的にも大きな話題となった。

●『RIZIN.45』対戦カード
・バンタム級タイトルマッチ
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海
・フライ級タイトルマッチ
堀口恭司 vs. 神龍誠
・フェザー級
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕
・フライ級
扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン
・バンタム級
太田忍 vs. 芦澤竜誠
・ヘビー級
スダリオ剛 vs. 上田幹雄
・スーパーアトム級
伊澤星花 vs. 山本美憂
・65キロ級(5分2ラウンド)
皇治 vs. 三浦孝太
・フェザー級
弥益ドミネーター聡志 vs. 新居すぐる
・ウェルター級
イゴール・タナベ vs. 安西信昌
・フェザー級
平本蓮 vs. YA-MAN
・70キロ級(5分2ラウンド)
安保瑠輝也 vs. 久保優太
・60キロ級キックルール(OFG)
篠塚辰樹 vs. 冨澤大智
・バンタム級
平本丈 vs. YUSHI
・フライ級
新井丈 vs. ヒロヤ
・54キロ級
那須川龍心 vs. シン・ジョンミン
・バンタム級
元谷友貴 vs. ヴィンス・モラレス

◆会場チケット発売中
PPVはABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVEにて

#皇治 #芦澤竜誠 #朝倉海 #RIZIN #RIZIN45

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【RIZIN】RIZIN.45追加対戦カード発表!

2023年大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.45木村“フィリップ”ミノルのドーピング検査の結果、再び陽性反応が出るという笑えない話題もありますが、なかなか味わい深い追加対戦カードか発表されました。

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【体重、ルール、ラウンド数調整中】
皇治(TEAM ONE)
三浦孝太(BRAVE)
MMAデビュー戦の皇治とMMA戦績2勝1敗の三浦。戦績的にも釣り合うし、知名度的にもキングカズの次男と週刊誌も賑わすお騒がせ男というマッチメイクは話題性があって絶妙の配分ではないでしょうか。でも、三浦も皇治も正念場。三浦はYA-MANに敗れて格闘家としての真価が問われるし、皇治は同じくMMAデビュー戦で三浦を圧倒したYA-MANと否応なしに比較されるはず。おまけに天敵の芦澤竜誠はMMAデビュー戦で格上の太田忍と対戦します。芦澤が勇敢なのか無謀なのかはわかりませんが、その結果いかんによってはまたディスされる可能性もあるでしょう。でも、まさかMIXルールとか皇治にとってダサい事にならない事を願っています。

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【山本美憂引退試合 RIZIN女子スーパーアトム級】
伊澤星花(Roys GYM)
山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)
山本の怪我で流れて大晦日で実現する事になった一戦。山本の引退の花道を日本最強女子の伊澤が介錯するというアングルはなんとなくわかります。でも、ぶっちゃけ伊澤はもっともっと強豪と当ててどこまで強いか見てみたいというのが率直な感想。ぶっちゃけ伊澤星花のムダ使いではないかと。。。伊澤に見合う相手が見つかりにくいという状況もあるだけに致し方ないか。最後は伊澤が圧巻の強さを見て送り出してくれる事を期待します。

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【フェザー級】
弥益ドミネーター聡志(team SOS)
新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
2022年の平本蓮戦以来の復帰戦を迎える弥益。対する新居はRIZINで飯田健夫を相手に壮絶なKO勝ち。その後のパンクラスでは亀井晨佑をセンタク挟みを極めて激闘を制してフェザー級王座を戴冠。キャリアの中で最も波に乗っていると言っても過言ではないでしょう。弥益がリフレッシュして調子がどこまで戻っているか。お互い極めの強いグラウンドテクニックを持っているだけにハイレベルで拮抗した試合になると見ました。

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【ウェルター級】
イゴール・タナベ(セラヴィー)
安西信昌(TEAM CLIMB)
2023年の台風の目の一人と言えば間違いなくタナベでしょう。RIZIN参戦後は2試合連続一本勝ち。しかも危なげなくあっさり極めているから幻想は高まるばかり。今回はミドル級からウェルター級に下げた事が吉と出るか凶と出るか。まずは計量が第一関門になりそうな予感。対する安西。パンクラスで無類の強さを誇ってUFCにも参戦していたのは2011年~2018年頃の話。あれか5年が経過して直近では5月に海外で試合をして敗戦しており、どこfまで復調しているか。オールドファンとしては川村亮をKOしたパンチがまた見たかったするのです。
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【RIZIN LANDMARK06】「初めてパウンドで人の顔を殴りました(笑)」イゴール・タナベが前戦を振り返る

【写真】『神は抱えきれない責任を負わせることはない』。そういうモノが身の内に宿る。無神論者としては、素晴らしいなと感じます(C)TAKUMI NAKAMURA

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたRIZIN LANDMARK06にて、ANIMAL☆KOJIと対戦したイゴール・タナベ。
Text by Takumi Nakamura

フィニッシュは三角絞めでの勝利だったが、スタンドで自信を持って左ミドルを蹴り、パウンドで削るなど、同じ一本勝ちでもプロセスは違って来た。MMAに挑戦する柔術家ではなく、柔術で勝つMMAファイターになるために――。イゴールがMMAへの取り組みについて語った。


――先月RIZIN LANDMARK06でのANIMAL☆KOJI戦では三角絞めによる一本勝ちでしたが、あの試合の一週間後にJBJJFの全日本ブラジリアン柔術選手権2023にも出場されていましたね。

「ちょうどRIZINの一週間後に全日本大会があって、事前にエントリーはしていたんです。それで怪我がなければ出ようと思っていました」

――今はMMAファイターとして試合をしているイゴール選手ですが、柔術の大会には出ていきたいと思っているのですか。

「はい。柔術は子供の頃からやってきたものだし、最後に柔術の試合に出たのもちょうど1年前だったんです。年内に一度は柔術の試合には出たいと思っていたのでタイミングがよかったです」

――優勝したシャビエル・シウバ選手に敗れて3位という結果でしたが、それについてはどう捉えていますか。

「勝てた試合だったと思うので率直に悔しいです。柔術の試合に出たことは後悔していないし、むしろ楽しかったんですけど、結果を出せなかったことは……悔しかったです(苦笑)。これからもMMA中心ではあるんですけど、タイミングが合えば柔術の大会にも継続して出ていきたいですし、いつも言っていることなのですが、僕はまだ黒帯になって柔術の世界大会に出たことがないので、そこには挑戦したいです」

――それではANIMAL戦について聞かせてください。改めて試合を振り返ってみていかがですか。

「7月の阿部大治戦に比べると打撃は良くなったと思います。阿部戦で初めて打ち合って怖さがなくなったというか。今回は打ち合う場面はなかったですが、自分から前に出られたと思います。あと初めてパウンドで人の顔を殴りました(笑)」

――阿部戦はまだ相手の打撃を受けることを警戒しながらの打撃だったと思うのですが、今回は自信を持って打撃を出しているように見えました。

「ちょうど阿部戦から良太郎先生(※初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者で、多くのファイターの打撃を指導)に打撃を見てもらうようになったんです。阿部戦の時点で打撃は成長していたのですが、まだ打撃をやることに緊張や恐怖心があったんです。でも阿部選手と打撃の攻防をやったことで、打撃に対する怖さがなくなって、練習でも変化を感じるようになりました」

――練習ではスパーリングの回数も増やしているのですか。

「基本的にはミットですね。良太郎先生に週5回ミットを持ってもらって、スパーリングは週2回です」

――MMAグローブで強度の高い打撃のスパーをやるのはラウンド数が限られると思うので、試合で得た経験が大きかったのですね。

「はい。どんぴしゃでクリーンヒットをもらわなかったというのもあるんですけど、殴られることへの恐怖心はなくなりました」

――また試合後にも質問させてもらいましたが、左ミドルがフォームも綺麗で非常によかったと思います。かなり練習では蹴り込んでいたのですか。

「阿部戦は良太郎先生と練習する期間が短かったので、先生からは『今は阿部戦に必要なことだけをやろう』と言われて、パンチとカーフキックに限定して練習していたんです。それで阿部戦が終わった後、練習を再開することになったのですが、阿部選手のスネを蹴って右足を怪我していて。それで『右を蹴れないなら、左ミドルを練習しよう』ということで、ひたすら左ミドルを蹴っていたら、いつの間にか右よりも左の方がいい感じなりました(笑)」

――スパーリングだけでなく反復練習で技を磨く。それは柔術でもキックでも同じですね。ミドルを蹴るようになって、MMAとしてはどこが変わりましたか。

「スタンドの距離感が良くなって、タックルにも入りやすくなりました。良太郎先生が常に僕に言うのが『組み技の選手が打撃の練習を始めると、ストライカーみたいな動きをすることが多い。でもイゴールは打ち合う練習をするんじゃなくて、打撃の駆け引きとか寝技に持っていきやすくするための打撃を練習しよう』ということなんです。ANIMAL戦も試合前にずっと練習していたパターンでテイクダウンを取れました」

――なるほど。良太郎選手とはいい師弟関係が築けているようですね。

「はい。良太郎先生は知識もすごいし、僕に必要なものを教えてくれるし、本当に最高の先生ですね」

――また今回はグラウンドでのパンチも的確に入っていました。スタンドの打撃と同じように練習していたものだと思っていたので「初めてパウンドで人の顔を殴った」というコメントは意外でした。

「ハーフガードになった時にヒザが入ったままになっていて、動きにくかったんですよね。それでどうしようかなと思っていたら目の前に顔があったんで、殴ってみようと思って殴りました。そしたらANIMAL選手がすごく嫌がって動きが止まったので、そのまま殴り続けたという感じですね」

――練習していないにも関わらず非常に安定感のあるパウンドでした。

「あそこで変に動くとバランスを崩すので、足を抜くことよりも殴ることを優先しました。意外とスムーズにパンチを打てたし、効かせることも出来たので新しい武器になりそうな気がします」

――柔術で培ったグラウンドにおけるバランス感覚が活きたようですね。

「間違いなくそれはありますね。ホベルト・サトシ・ソウザが矢地祐介選手とやった時にマウントから殴っていて、みんな『あそこでバランスを崩さずに殴るのはすごい』と言っていたんです。当時僕はMMAをやっていなかったので、あまりピンとこなかったんですけど、今になって思うと柔術で培ったバランスの良さなんだろうなと思います」

――柔術家は自然にグラウンドでバランスをとることが身についているのでしょうね。

「簡単にいうと脱力なんですけど、相手がこちらに動いてきたら、自分はこちらに動く。そうすればバランスをキープできる。そういうことが体に染みついているんだと思います」

――フィニッシュはマウントポジションから腕十字を狙い、最後は三角絞めという流れでした。

「あれはもう『もらった!』という感じですね」

――MMAデビューから4連続一本勝ちとなりましたが、今回はスタンドの打撃やパウンドも出すことが出来て、今までにはない経験が出来たのではないですか。

「本当にそうですね。それまでの3試合とは違う試合内容だったと思います」

――イゴール選手はプロ2戦目でメルヴィン・マヌーフ、3戦目で阿部選手と対戦していて、柔術のバックボーンがあるとは言え、普通はそのキャリアで戦う相手ではないですよね。

「僕も思い返してみて、よくやったなと思います(笑)。マヌーフ戦のオファーが来たときは、正直めちゃくちゃ怖くて、自分が勝つ姿なんて想像できなかったんです。でもここで逃げちゃったら、逃げ癖がつくというか。一度でも“逃げる”壁を超えると、また厳しい試合のオファーが来たときに逃げる選択をしてしまいそうな気がしたんです。僕はキリスト教徒で、キリスト教えの中に『神は抱えきれない責任を負わせることはない』というものがあるんですね。だからマヌーフ戦も乗り越えられると思って試合を受けました」

――結果論ですがものすごい経験値を得ることが出来ましたよね。

「マヌーフは引退してからの復帰戦ということだったんですけど、僕とやる3カ月前にヨエル・ロメロとやっていて、その時点でBellatorのランキングでも8位くらいでしたからね。『全然復帰戦じゃないじゃん!』と思いました(笑)」

――試合のペースとしては普通ですね(笑)。

「それで2戦目でマヌーフとやったから、当分試合で怖いと思うことはないだろうと思ったら、3戦目のオファーが元UFCファイターでパンクラスでもチャンピオンになっている阿部選手と言われて、『えーーー!!』みたいな(笑)。僕はマヌーフより阿部選手の方が怖かったんです。阿部選手はRIZINでもマルコス・ソウザやストラッサー(起一)さんの寝技にも対処して勝ってるし、マヌーフは一か八かの試合ができる選手でしたけど、阿部選手はそういうわけにはいかないですか」

――僕も阿部選手の方がMMAファイターとして完成度が高く、マヌーフ選手よりも手ごわい相手だと思っていました。

「そういう相手に一本勝ちできたというのは自分の中では大きかったですね」

――イゴール選手を見ていると、ただ柔術で勝負するだけでなく、MMAファイターとして強くなってMMAで勝とうとしているところがうかがえます。そこは意識していますか。

「はい。僕は柔術の技術だけでMMAで勝っていけるとは思っていないんですよ。僕も子供の頃からUFCを見ていて、柔術だけでチャンピオンになった選手はいないと思っていて。MMAをやる柔術出身選手として、何々が出来ないからって壁を作りたくないんです。打撃の壁、レスリングの壁、フィジカルの壁……そういうリミットを自分で作りたくないし、MMAをやるならMMAファイターとしてレベルを上げて試合をしたいです」

――次の舞台として狙うはRIZIN大晦日だと思いますが、そこに向けた想いを聞かせてもらえますか。

「やっぱり僕はRIZINで戦っているので、大晦日の大会には出たいですね。あまり海外で試合をしたいとか、どこどこに出たいという気持ちはなくて、今戦っているRIZINでトップに立ちたい。そうすれば自然にチャンスが巡ってくると思っています。組まれた試合を勝ち続けて、色んな扉を開いていきたいです!」

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ANIMAL☆KOJI BELLATOR o RIZIN UFC YouTube   アラン“ヒロ”ヤマニハ イゴール・タナベ スダリオ剛 ストラッサー起一 チャンネル トップノイ・キウラム ヒロヤ ビクター・コレスニック ホジェリオ・ボントリン 中村優作 井上雄策 伊藤裕樹 佐藤将光 太田忍 後藤丈治 所英男 村元友太郎 渡慶次幸平 荒東“怪獣キラー”英貴 貴賢神 高木凌

【RIZIN RANDMARK6 振返り解説】疑惑の判定続出⁉️判定について切り込みました!あの選手の成長も凄かった‼️

最後までご視聴ありがとうございました。
また次回の動画でお会いしましょう。

▼ 荒東中の怪獣キラーチャンネル(勝利おめでとう)
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ストラッサー起一経歴【主戦場】
2014〜2017  UFC(アメリカ)
2017〜2019  RIZIN(日本)
2019〜2020  Bellator(アメリカ)
2021〜. RIZIN(日本)

—-目次—-
0:00 オープニング
2:04. 所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ
8:47. 太田忍 vs. 佐藤将光
14:47. スダリオ剛 vs. イム・ドンファン
18:01 伊藤裕樹 vs. トップノイ・キウラム
23:50. 中村優作 vs. ヒロヤ
28:43. イゴール・タナベ vs. ANIMAL☆KOJI
31:07. 貴賢神 vs. 荒東“怪獣キラー”英貴
37:15. 村元友太郎 vs. ホジェリオ・ボントリン
38:13. ビクター・コレスニック vs. 高木凌
39:40. 渡慶次幸平 vs. 井上雄策
40:58. 後藤丈治 vs. 日比野“エビ中”純也

———————————————–
【チャンネルスポンサー募集中】
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【RIZIN LANDMARK06】イゴール、三角絞めで完勝。「これから色んな相手を当ててください」

【写真】イゴールが打撃の間合いを外してテイクダウン、マウントから腕十字→三角絞めと完勝(C)RIZIN FF

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.1R3分50秒 by 三角絞め
ANIMAL☆KOJI(日本)

ステップを踏んでジャブを突くANIMAL。イゴールもジャブを返して前に出て、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。ハーフガードで上になったイゴールは体を起こしてヒジ・パンチを落とす。

起き上がろうとするANIMALを寝かせてパンチを打ち込むイゴール。絡まれている足を抜いてマウントを取ると腕十字へ。これは極まらずガードポジションになるが、すぐに下から三角絞め。これをがっちりと極めてANIMALからタップを奪った。

7月の阿部大治戦に続いて、2連続一本勝ちとなったイゴール。子供たちをケージに上げると「今日はたくさんの応援ありがとうございました。

(2人の子供と並ぶと)言うことが飛んでしまいました(笑)。この2人と奥さんがいれば、僕は誰にでも勝てます。これから色んな相手を当ててください」と語った。


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【RIZIN LANDMARK06】スクランブル発進で太田忍と対戦、佐藤将光「誰かの力になれるならーー」

【写真】これぞ佐藤将光の生き方(C)MMAPLANET

明日10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されるRIZIN LANDMARK06に急遽参戦が決まった佐藤将光。
Text by Manabu Takashima

8月にONEとの契約を白紙に戻し、フリーランスになっていた佐藤がこれからのターゲットを見定めるなかで、手にした太田忍との一戦。「ありきたり」と嫌い、自分のなかでの格好良さ――美学を求める佐藤に話を訊くと、淡々と語る将光節がきかれた。


――3日前に太田忍選手と対戦することが、RIZIN.44のリング上で発表された佐藤将光選手です(※取材は27日に行われた)。オファーはいつ頃に?

「僕に話が来たのが2週間切っていたくらいで、次の日に『やる』と答えて。その数日後に返事がきたので決まったのは結構直前でした」

――YESしか答えはなかったですか。

「まぁ急だなぁとは思ったのですが、『いつでも、誰とでもやるよ』って言っているのに、受けないのは格好悪いと思って(笑)。そこですね。体重だけは直前なので63キロまでしか落ちないと伝えて。次をどうしようかと考えている時で、自分の答えもハッキリしていない中で決めた形ではあるんですけど」

――8月の最初にONEとの契約を解除できたと伺いました。あの時は本当に良かったと思いました。キム・ジェウンにスクランブルで、彼の望む体重で戦い勝利したにも関わらず、負けた方がジョン・リネケルと戦うなんてありえないと思っていたので。

「(苦笑)。もうちょっとやりたかった――というのはあります。リネケル、ビビアーノ・フェルナンデスと戦えるところまで来ているのかとも思っていたので。そこで終わってしまったのは、心残りです。直接、世界のトップと戦えなかったので。まぁリネケルに勝ったファブリシオ・アンドラジとやり合えたので、UFCファイターも、遠くはないと感じられたのは楽しかったです。1週間前に現地入りして、試合だけを考えて過ごし、戦って帰ってくる。創り方、食事、勝手も違うことを経験できました。

コロナ禍で色々な体験もさせてもらったし、帰国したら成田で陽性になって家に帰れないとか(笑)。でも方向が違うなというのは、少し前から感じていました。アクションとイエローが増えたこともあって。何より試合があるかないか分からない状態って、精神的に良くないので。ここでフリーランスになれたことは良かったです。

練習自体は凄く楽しいですけど、試合の感覚は欲しいという衝動に駆られる。それが波で来るんですよね。平気な時は平気なんですけどね」

――まず修斗でワンテンポをおき、そこからどこを目指すのか。RIZINだろうと思っていました。

「修斗もめっちゃ考えましたし、RIZINも視野に入っていました。RIZINだとアゼルバイジャンか大晦日と睨み、話もさせてもらって」

――アゼルバイジャンというのが、佐藤選手が自分自身の立ち位置が分かっているなぁと(笑)。

「アハハハハ。むしろ興味がありますけどね、なかなか行ける国じゃないので(笑)」

――アゼルバイジャンはRIZINですが、他で海外も考えていましたか。

「PFLも気になっているので話は持ちかけていて。それにUFCが、この年でもしあるなら……トライできるときがあれば、一度は戦いたい。引退したときに悔いが残るから、そのチャンスがあるならやりたいと思っていました。そういうところで戦う前に単発で修斗とか、国内で戦うことを考えていて。

これ折角この話を貰って試合もするのにアレなんですけど、ONEを離れてRIZINってありきたり過ぎて(笑)」

――ハハハハ。凄く普通なのに、それが佐藤選手らしくないと。

「最近は判断基準が、自分のことをダサい自分と思いたくない。格好良い自分でいたい。海外で勝負をしている人の方が、格好良いと個人的に思うので、そういう風になりたい。だから海外で何かあったら――とは思っていました。ただ今回はスクランブルだし、出場の仕方としては面白い。らしさも、出る。まだ気持ちが固まっていない状態でしたけど、必要とされたことが嬉しかったです」

――では太田忍選手の印象を教えてください。

「う~ん、まぁ警戒すべきポイントはある。でも僕がやってきたことで攻略できるんじゃないかと、今は思えています。決まってから映像をたくさん視て、あれから成長しているだろうけど――やることはある程度想像はつく。そのなかできっと攻略できると、自分を信じることができています」

――MMAの完成度はまだ高くない。レスリングベースの馬力で戦う。その馬力が、熟練した技術を突破することがあります。

「フフフ、ありますね。スティーブン・ローマンとか、まさにそういうことで。太田選手もあの試合を絶対見ているでしょうし、僕の負けパターンはいくらでも映像にあります。そういう意味で僕がこれまでやってきた――日本の総合格闘技からMMAの細かい技術で、彼を上手く丸め込める。そういったところを見せたいと思います」

――LANDMARKなのでケージです。太田選手にも優位に働くかもしれないですが、佐藤選手は確実にケージの方がリングよりアドバンテージがあるかと思います。

「ハイ。僕はケージの方がやりやすいです。誰と戦ってもそうですが、太田選手と戦う上でも優位に働きます。やっぱりロープだと、背中に腕が回りますからね。彼はボディクラッチが取れたら、絶対に投げることができる。そしてロープの方が絶対にボディクラッチはとりやすい。ケージでもボディクラッチは取られると思っていますけど、立つにしてもケージの方がやりやすいです。リングだと微妙なことが起きて、ブレイクが掛かって展開が変わってしまうこともあるので」

――グラウンドのヒザ、そしてサッカーボールキック。前者はONEでも認められていましたが、そこまでのレスラーはいなかったです。

「レスラーのがぶりは脅威なので、四点ヒザは警戒しないといけないです。あとはこかされてすぐにとか。太田選手は倒してからもコントロールにこだわらないで、殴ってくる選手なので結構そういう攻撃もやってくると思って練習しています。来ると思っていれば、致命傷にならず立ち上がることができるので。

サッカーボールキックは実は多くの人が覚えていないのですが、パンクラスがユニファイドになる前には認められていた時期がありました。サッカーボールキックがあった方が戦いやすいです。テイクダウンを切った後、コントロールしていて残り時間がなくなると狙っていた攻撃です」

――このところ、セコンドや指導も他のジムの選手にもしています。そこはファイターとして役立つ部分があるのでしょうか。

「ファイターとしてというより、人として頼りにされること、誰かの役に立てていること、頼ってもらえることを凄く嬉しく感じます。できることはやりたい、自分が。それがまた良い形で返ってきますし。今日も色々な選手が、僕にアドバイスをくれました。それって、僕が普段からしているからで。そうですね――誰かの力になれるなら、なりたいです」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<63キロ契約/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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『RIZIN CONFESSIONS』第132回動画

【RIZIN 公式グッズ】RIZIN×Roen コラボ ポンチョタオル タオル ビッグタオル バスタオル RIZIN ライジン ロエン 格闘技




 『RIZIN CONFESSIONS』第132回の動画。今回は10月1日にドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催する『RIZIN LANDMARK 6』から所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ、イゴール・タナベ vs. ANIMAL☆KOJI、太田忍 vs. 佐藤将光の見どころを紹介しています。続きを読む・・・
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【RIZIN LANDMARK06】ロシアの強豪コレスニックに挑む、高木凌「格闘家は強さが正義」

【写真】強くなることに対して、貪欲さが伝わってきた高木だった(C)SHOJIRO KAMEIKE

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)のRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAでRIZIN初参戦の高木凌がビクター・コレスニックと対戦する。

その強烈な右ストレートを武器に、パンクラスで7戦6勝(5KO)1敗の成績を誇る高木。「格闘家は強さが正義」と言い切るフェザー級の新鋭は激戦区のRIZINフェザー級に風穴を開けるべく、ロシアの強豪コレスニックに挑む。


――RIZIN初参戦が決まった高木凌選手です。まずオファーを受けた時の心境から聞かせてください。

「僕は日本(国内タイトル)を獲ってから世界にいきたいという気持ちがあるのですが、今回RIZINからオファーをいただいて、うれしかったです。ただし相手がコレスニックだと聞いて、ものすごく強い選手なのでうれしいだけではなく厳しい戦いになると思いました。オファーを受けてから覚悟を持って生活を続けています」

――高木選手は学生時代は野球をやっていて、格闘技経験なしでパラエストラ八王子に入会しているので、格闘技歴そのものは浅いですよね。

「4年くらいですね。そのキャリアでRIZINに出るのは不思議な感じですけど、言い訳せずにMMAを続けてきて、ここまでは行けるんだなと思いました」

――昨年12月に新居すぐる選手に敗れて初黒星を喫して、そこから2連勝しています。あの負けで何が変わりましたか。

「新居戦まで無敗で来ていて、自信満々だったんですけど負けてしまって。その時はその時なりに精いっぱいやっていたんですけど、もっともっとやらなければいけないことがあると実感して。それからロータス世田谷にも通うようになり、ロータスでの練習で自分に足りないものが分かりました。復帰戦だった遠藤来生戦の前は過去イチ練習していて、平気で一日三部練とかやっていたんです。

やっぱり負けた後は普段の生活も楽しくないんですよ。遊んでいたり、飲みに行ったりしても。ふいに負けたことが頭に浮かんじゃって。だったらもっと限界を決めずに練習しようと思って意識が変わりましたね。今はある程度落ち着いて、週6日×3部練をやって強くなれるとは限らないので、バランスをとりながら練習していますが、あの時はひたすら練習していました」

――高木選手は打撃でのフィニッシュが多く、テイクダウンやグラップリングの強化が必要だと感じたのですか。

「そうですね。僕みたいに格闘技のバックボーンがない選手がレスリングや柔道をやっていた人たちに組み技で勝つのは容易ではないです。でもだからといってバックボーンがない選手が試合で優遇されるわけはないし、リングに立てばみんなスタートラインは同じです。だったら自分なりに工夫してやるしかないわけで、ロータスで練習を続ける中で、どうやって組み技で勝てばいいんだろうと考えて取り組んでいます。本当に昔は何できずにやられたんですけど、今は少しずつ対応できるようになりました」

――高木選手は格闘技歴も短く、プロでの試合時間も短いんで、どうしても経験値という面では不足していると思います。逆に言えば経験値を積むことでの伸びしろは多いですよね。

「例えばまだ倒し倒されの激闘はしたことがないし、練習でダウンしたり、打撃を効かされたことがないんです。でもこれから必ずそういう試合があるし、試合中に焦る展開もあると思います。そうなった時のことを想定して練習はしていますし、いざしんどい展開になっても対応できないとは思わないです」

――高木選手は以前から元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志選手のジムでパーソナルトレーニングを受けているそうですが、受けるようになったきっかけは何だったのですか。

「僕はバックボーンがないながらにも打撃で負けたことがなくて。そしたらアマチュア時代に打撃で押されて負けたことがあったんです。自信を持っていた打撃で不利になって負けたことがあまりに悔しすぎて、何か変えないとダメだなと思って、自分は蹴りよりパンチが好きだったからボクシングをやろうと思いました。それで内山さんのジムを探して指導してもらうようになりました。

僕は田口良一さん(元WBAスーパー・IBF世界ライトフライ級統一王者)にメインで教えてもらっていて、田口さんは他のトレーナーが許すところを絶対に許さないんですよ、本当にミリ単位のズレを指摘されるレベルで。でも上のレベルに行けば行くほど、そのミリ単位のズレが勝負を分けるじゃないですか。だから僕は田口さんにそのズレを修正してもらっているというイメージで、僕にはその指導方法がばっちりハマっていますね」

――さて対戦相手のコレスニック選手にはどんな印象を持っていますか。

「シンプルに強い。本当に強い相手だと思います。知名度がないだけで、UFCファイターのネイト・ランドウェアーともバチバチにやり合っているし、日本人で勝てる相手は少ないと思います」

――ファイトスタイル的にはいかがでしょうか。

「MMAでは掴まれるリスクがあるので、蹴ることは難しいのですが、コレスニックは前蹴り、ミドル&ローを蹴りまくって、かなり蹴りの技術が高い選手だと思いました。しかも掴まれるのを恐れずに思いっきり蹴っているのが印象的です」

――パンチの打ち方もワキが空いている独特の起動でフルスイングという。ロシア系ファイターらしい選手だと思います。その相手をどう攻略しようと思っていますか。

「僕はKO率が高いので、いつもKOを狙って戦っていると思われがちなのですが、どちらか言えば勝手にKOになってる感じなんですよ。だからコレスニックの蹴りを上手く対処しつつ、多少は被弾する覚悟も持って、自分がどうそこを打開するか。最終的に自分が倒して勝っていると思います」

――特にこれというパンチを狙わなくても、自然にKOしているのですか。

「はい。タイムアタックみたいな感じで倒すことはないですね。適当に思われるかもしれませんが、特定のパンチを狙うのではなくて、勝手に出るパンチで倒している。そんな感じです」

――なるほど。でも先ほどのミリ単位で打撃のズレを修正するという普段の練習の積み重ねとして、自然に体が反応するのかもしれないですね。

「ああ…確かに。繊細に練習している分、勝手に出るんだと思います」

――ここでコレスニック選手に勝てば、高木選手にとっては大きなステップアップになります。

「ぶっちゃけRIZINにも半端な選手が多いじゃないですか。RIZINに出ている選手でコレスニックに勝てる選手はなかなかいないと思うんですよ。だから僕がコレスニックに勝てば実力を認めてもらえると思うし、やばいやつがRIZINに来たぞと思わせたいですね」

――RIZINに出るのであれば、コレスニック選手のような強豪とやることに意味があるという考えですか。

「やっぱり強くなりたいですからね。今までの選手が強くなかったというわけではなく、上に行くためにはどこかで必ず強い選手とやらないといけないし。僕自身もコレスニックに勝てれば自分に自信を持てると思います」

――今の選手はMMAにおいて色んなキャリアの積み方があると思います。高木選手は強さを追求することで自分を表現したいですか。

「格闘家ですからね。格闘家は強さが正義なんで。ルックスとかトークとか、そういうのはあとからついてくればいいというか、自分はちゃんと順序を守りたいんです。強さがない格闘家にはなりたくないし、ちょっと有名だから注目される舞台に出るとか、俺はそういう選手とは違うぞってところを見せたいです」

――クオリティの高い試合を見せて会場を沸かせたいですか。

「はい。間違いなくそうしたいですね。今RIZINのフェザー級で上にいる選手たちのケツに火をつけたいし、見ている選手にも『こいつには勝てないかも…』と思わせる試合をやりたいです。僕とコレスニックだったら他とは違うハイレベルな試合を見せられると思うので、その違いを楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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【RIZIN LANDMARK06】貴賢神戦へ、荒東“怪獣キラー”英貴─02─「僕のお披露目会。それしかないです」

【写真】体重=パンチ力では決してない。MMAもボクシングも体術の一つ。そんな吉鷹打撃を見せることができるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

10月1日(日)、愛知県のドルフィンズ・アリーナで開催されるRIZIN LANDMARK06で、貴賢神と対戦する荒東“怪獣キラー”英貴のインタビュー後編。

タイでMMA人生をスタートさせた荒東は2020年に帰国し、打撃を教わるためチーム吉鷹の練習に参加することに。そこで学んだのはヘビー級の打撃ではなく、荒東英貴のための打撃だったという。荒東が語る、自身の打撃のとは――。さらにチーム吉鷹を主宰する吉鷹弘氏が荒東の打撃について語ってくれた。

<荒東“怪獣キラー”英貴インタビューPart.01はコチラから>


――チーム吉鷹で練習するうえで、『こういう打撃をやりたい』『この選手のようになりたい』という希望はなかったのですか。

「一切なかったです。そういう固定概念みたいなものを持っていなかったから、おかげさまで何とかチーム吉鷹でスパーリングできるようになれたのかもしれないですけど。チーム吉鷹って、他のキックボクシングジムと教える内容は違うじゃないですか」

――確かに他のジムとは一線を画しているイメージがあります。

「最初の頃は強い人たちにシバかれるか、僕がダーティボクシングで攻めるかというぐらいで(笑)。でも最初に柔道つながりで吉鷹吉鷹先生とお話してから、吉鷹先生も僕のことをイジってくれていたんです。その中で吉鷹先生が教えてくれることが、僕の中でハマッっていって――『この人、凄いなぁ』と思いました」

――チーム吉鷹では最初に何を教わったのでしょうか。

「ディフェンスです。ディフェンスをやった後に、ミドルの蹴り方とかに進みました」

――最初にディフェンスですか!

「チーム吉鷹に通い始めた2020年の年末に、練習でレッツ豪太さんにバッチバチにやられて……僕、初めて泣いたんですよ(苦笑)。『これはディフェンスを練習せな勝てんな』って。そこから吉鷹先生にディフェンスを教えてもらい、僕も教わったことを吸収できて」

――吉鷹さんの指導がハマッた要因は何だと思いますか。

「吉鷹先生の教えは武術的で、僕に合ったものを教えてくれるんです。それは岩﨑さんも同じで。僕がセオリーに沿って『こうしなきゃいけない』と考えていても、岩﨑さんは『荒東さんの場合はこうしたほうが良い』と教えてくれる。お二人のおかげで、僕自身も『自分に合ったものを探さなアカンねや』って考えるようになりました」

――荒東選手も、そうした指導を素直に受け入れられたのですね。

「たとえば打撃の練習って、あまりディフェンスに重きを置いて教えてくれるところは少ないと思うんですよ。チーム吉鷹だと、受け返しをよくやります。僕はそれが楽しかったです。レッツさんに泣かされた時から、本当に顔面攻撃への恐怖が凄くて。それを克服できたのが嬉しかったですね」

――他に『自分に合っているもの』と感じた指導はありますか。

「やっぱり体の使い方ですね。特に軸足の置き方や足さばきとか。吉鷹先生も現役時代、大きな相手と試合していたじゃないですか。僕もヘビー級では、自分より大きな相手と戦うことになる。そういうところがリンクしているんですよ。吉鷹先生は実際に自分が使っていたものを教えてくれる――それは生きた技術で。理論だけじゃない、生きた技術なんです。一番大きかったのは、パンチの打ち方でした。僕、最初はパンチが弱かったんですよ」

――えっ、それは意外です。

「今は自信がありますよ。それは吉鷹先生のおかげです。説明するのは難しいのと、本当に秘密なので言えません(笑)」

――アハハハ。とにかく打ち方でパンチの威力も大きく変わるということですね。

「吉鷹先生に教わったことを、自分でミックスしてから吉鷹先生に返すんです。『こういうことをやっているんですけど……』と言ったら、吉鷹先生は『こういう時は当たるけど、こうなった場合は止めておいたほうがエエかもしれんな』と答えてくれて。その答えがまた自分の中にハマってくる――ということが、ずっと繋がって今に至ります。一番感激したのは、GRACHANヘビー級トーナメントの決勝でした」

――決勝では右ローで崩してから右でダウンを奪った試合ですね。

「あれは吉鷹先生が言っていたとおりだったんです。その前に桜井隆多さんと対戦した時は判定勝ちで、試合後に吉鷹先生から『なんで右ローを蹴らんねん!』と言われました。下から崩していくのは当たり前ですけど、そこは重要な構えと蹴り方があって。でもあの時は右足を負傷していたから、蹴ることに不安がありました。その負傷が治って決勝では右ローを蹴ったらドンピシャで――『マジで先生の言うことを聞いておこう』と思いましたね(笑)」

――これまで日本MMAのヘビー級で、荒東選手ほど細かい足さばきからローを蹴る選手は少なかったように思います。

「それがね……僕なんて本当ならライト級ぐらいの体格でしょ。もともとフレームが圧倒的に小さいことは分かっているので、2月の試合が終わってからフィジカル強化にも取り組んでいますし、教わったこともハマってきました。これから、まだまだ行けますよ」

――では次の貴賢神戦は、どのような試合を見せたいですか。

「僕のお披露目会ですね。それだけしかないです。相手と比べて僕が劣っている点は無いので。相手に何もさせないし、できれば印象的な試合をしたい。『ヘビー級にもこんな選手がおるんや』と思ってもらえると一番です」

チーム吉鷹主宰 吉鷹弘氏の評価
「荒東の良さは理解力ですね。彼は教えたことをすぐに理解して、自分の中に取り入れることができます。ここ2~3年ではウチのメンバーで最も伸びた選手の一人です。特に荒東の場合は、始めて2年でココまで来ましたから。MMAファイターの中でも打撃面は群を抜いていると思います。荒東にとっては今回の試合が分岐点になるでしょう。今までは荒東が右のパンチを見せると、相手は『ここで行ったら倒される』と感じて下がっていました。日本のヘビー級で、あれだけローを蹴ることができるのも荒東ぐらいだと思います。でも次の貴賢神選手は絶対に前に出て来る。しかも右のパンチは強いし、伸びてきますよね。その貴賢神選手を下がらせて倒すことができたら、もう国内では相手がいなくなりますよ」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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