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【DEEP JEWELS】速報中!DEEP JEWELS 33 ~アトム級GP 2021 FINAL~

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村田夏南子のUFCから女子繋がり。浜松町のニューピアホールではDEEP JEWELS 33 ~アトム級GP 2021 FINAL~が開催されます。アトム級GPの準決勝、決勝に加え、本野美樹(AACC)×伊澤星花(高本道場)のストロー級タイトルマッチと見どころ十分。あろう事か遅刻確定ですが、本日も電波と充電の続く限り会場から速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
×パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
(1R 腕十字)
◯大島沙緒里(AACC)
1R、大島はパンチを打ち合いって流れからタックルに行く戦術。パンチを被弾するが、しっかり打ち返す。だが肝心のタックルは切られてしまいパウンドを被弾。しかしシウは深追いしない。スタンドに戻るとシウの左フックがクリーンヒット。ダウンした大島にパウンドを仕掛ける。すると大島は下から腕十字!これがガッチリ極まってシウはタップ!大島が逆転の一本勝ち!


【第2試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
◯青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
(1R 腕十字)
×にっせー(フリー)
1R、開始直後からタックルに行く青野。にっせーはこれを切って離れ側にパウンド。さらに青野は前に出るといなしてスタンドでバックに回る。しかし青野は向き直ってタックルでテイクダウン。マウントから肩固めを狙う。にっせーがスイープした瞬間、青野は下から腕十字!これが極まってレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 ライト級】
◯ひしぬまjujcyさやか(和術慧舟會GODS)
(2R TKO)
×ぽちゃんZ(ねわざワールド品川&パラエストラ東京)
1R、開始直後から重量級同士のぶつかり合い。重たいフックをそれぞれヒットさせる。身体が近づくと長い差し合い。ブレイクがかかる。膠着するかと思いきや、中盤からひしぬまが面白いように投げでテイクダウン。終了間際にはマウントも奪取して優位に試合を進めた。
2R、開始直後にひしぬまが投げでテイクダウン。袈裟固めの体勢からマウントに移行してパウンド連打。体勢を変えて打ち続けるとついにレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 51kg契約】
×音波(AACC)
(判定0-3)
◯竹林エル(総斗會三村道場)
1R、DEEPJEWELS常連ストライカーの音波に一歩も引かない打撃戦を仕掛ける竹林。互角以上に打ち合う。逆に音波はタックルを交えるがテイクダウン出来ず、自らグラウンドに引き込む。すかさず腕十字!だが竹林は冷静に対処して脱出。スタンドに戻ると竹林が首相撲からの膝蹴りなどで攻勢。さらにグラウンドでもバックに回るなど優位に試合を進めた。
2R、開始直後に音波のハイキック。しかし竹林は怯まずに前に出るとパンチを打ち返す。さらには首相撲からの膝蹴り連打で攻勢。組みついた音波は首投げでテイクダウンするが竹林はするっとバックに回る。チョークを仕掛けて優勢。最後までバックをキープして試合終了。判定は竹林!


【第5試合 ストロー級】
×藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定0-3)
◯HIME(毛利道場)
藤田は計量400gオーバーのためイエローカード1枚が出た状態で試合開始。
1R、ローで試合を組み立てる藤田に対してHIMEはチャンスと見るや飛び込んでいく展開。中盤に差し合いになると藤田が崩してテイクダウン。しばらく上をキープするが、HIMEが立ち上がる瞬間に藤田のバックに回る。おんぶの体勢からチョークを狙うが決め切れずにラウンド終了。
2R、開始直後に藤田のハイがヒット。HIMEはグラつくがすぐにパンチを打ち返して立て直す。そこからスタンドでの一進一退の攻防。それが中盤になるとHIMEのパンチが冴える。ケージに追い詰めると左右の連打で藤田の動きを止める。あと1発まで追い込んだが藤田は要所で組みついて難を逃れて試合終了。判定はイエローが出ている事もあり、HIMEに軍配。


【第6試合 フライ級】
◯奈部ゆかり(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×ARAMI(フリー)
1R、序盤から重厚な差し合いが続く。奈部は開始直後に首投げ、終了間際に足払いでテイクダウンを奪うがARAMIはすぐに立ち上がる。一方のARAMIはなかなか攻め手を見出せないが終了間際にスタンドから隙を突いて足関節を狙ったがタイムアップ。
2R、やはり重たい差し合い中心。その流れでも奈部のテイクダウンは手堅い。タックルからリフトして倒したり、足を掛けて倒すなどバリエーションを見せて優位に立つ。ARAMIはギロチンや足関節を狙うなどしたが、奈部に冷静に捌かれてしまい打つ手がない。このまま試合は終了。判定は奈部に軍配。


【第7試合 セミファイナル DEEP JEWELSストロー級タイトルマッチ】
×本野美樹(AACC)
(1R 腕十字)
◯伊澤星花(高本道場)
1R、開始直後にパンチを餌に両足タックルでテイクダウンする伊澤。本野もすぐに立ち上がるが、差し合いから再び伊澤がテイクダウン。すかさず腕を狙いに行く。アームロックから腕十字を仕掛けるとこれがガッチリ極まって本野はタップ!伊澤が一本勝ちで王座を奪取!


【第8試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級GP決勝】
◯大島沙緒里(AACC)
(判定3-0)
×青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
1R、開始直後に青野がフックからのコンビネーションでタックルを決めてテイクダウンに成功。ここから上下が激しく入れ替わる寝技の展開がスタート。大島はしつこくアームロック、腕十字、足関節を仕掛けるが青野は寸前で回避。終了間際には大島が仕掛けてきた足関節合戦に付き合うが互いに決められずにラウンドを終えた。
2R、開始直後に青野がタックルでテイクダウン。しかし大島は果敢に下から足関節を仕掛ける。青野は対応して上をキープしていたが、大島はするすると上になると腕十字であわやの場面を作り攻勢。終盤は大島が上のポジションをキープして試合終了。判定は大島に軍配。2回級制覇を成し遂げた。
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DEEP JEWELS33 DEEP101 KINGレイナ MMA ONE パク・シウ 住村竜市朗 大島沙緒里 東陽子 米田奈央 鶴屋怜

【DEEP JEWELS33 & DEEP101】計量終了 鶴屋怜の対戦相手が6.95キロオーバーで試合が中止に

【写真】DEEP 2Days 4Showsのトリは住村✖米田のウェルター級マッチ(C)DEEP

19日(土)、20日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS33とDEEP101の計量が同所で行われた。

2日間4大会、DEEPウィークエンド2日目の計量は両大会で体重オーバーが見られた。まずDEEP101の第1試合でプロ2戦目に挑む鶴屋怜の対戦相手=岡崎鷹士郎が、フライ級の一戦でフェザー級に相当する64.15キロ、6.95キロオーバーの大失態を見せる。

怜、そして父・浩もそれでも対戦を要望したが、プロモーション側は体重差があり過ぎるため中止を決定。結果、岡崎の失格で鶴屋は不戦勝扱いとなった。


さらに第2試合で佐藤拳駿と戦うはずだった畠山祐輔が、減量の影響で体調を悪化させ、午前中に救急車で搬送されて失格に。佐藤は計量を済ませており、彼も鶴屋と同様に不戦勝が決まった。

なおK-Clannを離れフリーとなったKINGレイナは、リミットの1.5キロアンダーでパスし、パンクラシスト=東陽子との対戦に臨む。

DEEP JEWELSでは藤田翔子が、400グラムオーバーでイエローカードが提示されマイナス1Pからスタート。HIMEが勝利した時のみ試合が成立することとなっている。

DEEP 101

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午後4時50分~PPV SPWN

■ DEEP 101計量結果

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.55キロ
米田奈央:77.5キロ

<女子64キロ契約/5分2R>
KINGレイナ:62.5キロ
東陽子:63.7キロ

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘:57.15キロ
伊藤裕樹:56.9キロ

<バンタム級/5分2R>
石司晃一:61.5キロ
CORO:61.55キロ

<59キロ契約/5分2R>
ヒロヤ:58.90キロ
関原翔:58.95キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.2キロ
山本歩夢:66.2キロ

<フェザー級/5分2R>
畠山祐輔:──キロ
佐藤拳駿:65.15キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:56.8キロ
岡崎鷹士郎:61.15キロ
 
DEEP JEWELS33

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前11時30分~PPV SPWN

■ DEEP JEWELS33計量結果

<DEEP JEWELSアトム級GP決勝/5分2R>
TBD
TBD

<DEEP JEWELSフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 本野美樹:52.15キロ
[挑戦者] 伊澤星花:51.5キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:57.2キロ
ARAMI:56.95キロ

<ストロー級/5分2R>
藤田翔子:53.5キロ
HIME:52.5キロ

<51キロ契約/5分2R>
音波:50.95キロ
竹林エル:50.3キロ

<ライト級/5分2R>
ひしぬまjujcyさやか:69.05キロ
ぽちゃんZ:69.8キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
にっせー:47.4キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
大島沙緒里:47.55キロ

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DEEP JEWELS33 MMA パク・シウ 大島沙緒里

【DEEP JEWELS33】アトム級GP&パク・シウ戦へ、大島沙緒里─02─「下からでもいけるパターンがある」

【写真】分かっていても掛かるのが、必殺技。キムラへの仕掛け、その緻密さでパク・シウ越えなるか(C)MMAPLANET

20日(日)、東京港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS33で、アトム級GPに挑む大島沙緒里のインタビュー後編。

GP準決勝の相手パク・シウとは、昨年12月に対戦し、判定負けを喫した。ミクロ級に続きアトム級で2階級制覇を目指す大島にとっては、リベンジを賭けた一戦でもある。

ここではパク・シウとの再戦とGP決勝戦。そしてその先に見据えるものとは何かを訊いた。

<大島沙緒里インタビューPart.01はコチラから>


――修斗でプロデビューし、2戦目で現女子スーパーアトム級王者の黒部三奈選手と対戦しました。

「黒部さんとの試合は、緊急事態宣言が出た直後で、体重が当日計量で52.5キロだったんですよ。だから、ほぼストローじゃないですか。それに黒部さんが強くて……」

――大島選手の場合、柔道時代から体格の問題があるのですね。

「修斗では減量なし、普段の体重で試合に出ました。そのあとDEEP JEWELSでミクロ級になりますけど、身長でいえばミクロ級の中でも一番小さいぐらいなんです。でも柔道の時も44キロ級に出ていましたし、ミクロ級があるなら出たいと思って」

――その希望が叶い、DEEP JEWELSのミクロ級に出場して、ベルトも獲得しています。

「修斗で大きな選手と対戦してからミクロ級の試合に出たので、相手がすごく小さく感じられました。それは良かったと思います」

――次にアトム級トーナメントに参加し、DEEP JEWELSで2階級制覇を目指すこととなりました。

「ミクロ級のベルトを獲ったあと、ノンタイトル戦でパク・シウに負けてしまって、アトム級トーナメントのオファーを頂いた時も、正直迷いました」

――迷った?

「トーナメントの組み方が、抽選でしたから。そうすると、パク・シウと1回戦で当たることもあるじゃないですか。私としては、再戦までにもう少し時間が欲しいと思ったんです」

――アトム級だと相手の体格も大きくなりますが、それは気にならなかったのですか。

「体重は普段が50キロぐらい、アトム級だと少し減量するぐらいなので、相手の減量幅を考えると、ちょうど良いとは言えないですね。でも、過去に50キロで試合をしたので、アトム級の47.6キロならいけると思いました」

――なるほど。

「それと、前アトム級チャンピオンの前澤智さんと1回だけ練習したことがあるんですけど、私は今149センチで、前澤さんは私と身長が同じぐらいだったんです。同じ体格の方が、その階級で戦っていたんだと知って、私も考え方が変わりました」

――では改めてパク・シウ選手についてお聞きします。前回は2020年12月に対戦し、判定負けを喫しました。その時の印象を教えてください。

「まず会場の新宿FACEって、リングが小さめなんですね。

そこでパク・シウと向かい合った時、相手のことがすごく大きく感じられて。試合中も、それだけで相手の圧力を感じてしまいました。リングも小さいし、回れないし……という感じだったんです」

――試合ではテイクダウンして、何度かサブミッションのチャンスもありました。

「1Rにテイクダウンしてからヒザ十字が取れるチャンスがあって、惜しいところまで行ったのですが、極めることができませんでした。一つひとつポイントを抑えることができていなくて……。試合では一つでもチャンスを逃すと勝てない、と思いました」

――確かに、あのヒザ十字は最大のチャンスでした。他にも腕十字を狙っていく場面もありましたね。

「私の攻め方がパターン化していると思うんです。とにかくテイクダウン、みたいな。でも最初から圧力を感じてしまっていたので、それでは倒しきれないですよね」

――ただ、大島選手の場合はテイクダウンだけではなく、下から仕掛けるというパターンもあります。さくら戦(2020年7月、キムラで一本勝ち)では、下からキムラを固めて支点としてリバーサルしています。

「実は私、柔道時代から下のポジションも得意なんです。さくら戦の返し方も、高校の時から練習していました。下になるとパンチをもらってしまうこともありますけど、『ここを持てれば下からでもいける』というパターンがあって。それが富松さんとの試合(2021年3月、富松恵美のシングルレッグに、キムラクラッチ&引き込み返しからキムラロックで勝利)でもハマりました」

――形にハマれば勝てる。そうした絶対的な自信があるのですね。

「はい。でもパク・シウとの試合では、その形まで持っていくことができませんでした。相手もフィジカルが強くて、逃げ方も巧かったので」

――その得意パターン、得意な形に周囲は気づいているのでしょうか。

「細かいポイントまで分かっている人は、いないと思います。次のパク・シウ戦でも、最終的に狙う形は同じですけど、戦い方のイメージは変わってきています。再戦では最終的な形に持っていくために、いろんな準備をしていますね」

――試合場はリングではなく、ケージになります。

「リングよりも広いし、ケージのほうが好きですね。今まで試合もケージでやっているほうが多いので」

――先ほど、アトム級トーナメントに参戦するうえで、「パク・シウとの再戦までには、少し時間が欲しい」と言っていました。再戦が決まった今の心境は?

「再戦が決まってから、自分の気持ちを創りあげてきました。本当は準決勝ではなく決勝でやりたかったですけど(苦笑)、抽選で決まったからには、もうやるしかありません」

――当日はパク・シウ戦に勝つと、もう1試合……トーナメント決勝戦があります。

「今のところ、それを考えている余裕はないですね。まずパク・シウと戦い、勝つこと。それしか考えていないです」

――では、トーナメントの先も……。

「その先のことも、まだそんなには考えていないですね。私も、その先に何があるか分かっていないので(苦笑)。トーナメントで優勝したら、アム・ザ・ロケットとのタイトルマッチがある。それぐらいです。でも優勝したら、何かが変わると思います。そのためにも、今回のトーナメントは勝ちます」

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前11時30分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS33対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP決勝/5分2R>
TBD
TBD

<DEEP JEWELSフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 本野美樹(日本)
[挑戦者] 伊澤星花(日本)

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
ARAMI(日本)

<ストロー級/5分2R>
藤田翔子(日本)
HIME(日本)

<51キロ契約/5分2R>
音波(日本)
竹林エル(日本)

<ライト級/5分2R>
ひしぬまjujcyさやか(日本)
ぽちゃんZ(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
青野ひかる(日本)
にっせー(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
パク・シウ(日本)
大島沙緒里(日本)

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DEEP JEWELS33 MMA パク・シウ 大島沙緒里

【DEEP JEWELS33】アトム級GP、まずはパク・シウと準決勝。大島沙緒里─01─「熊鈴をつけて小学校」

【写真】威風堂々、ミクロ級チャンピオン(C)MMAPLANET

20日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS33のアトム級GP決勝トーナメントに出場、準決勝でパク・シウと再戦を行う現ミクロ級王者の大島沙緒里。
Text by Shojiro Kameike

幼少期から柔道を始め、結婚・出産を経て修斗でプロデビューしている大島。その格闘技人生には、常に相手との体格差の問題がつきまとっていたという。

そんな体格差をいかに克服してきたのか。プロデビューまでの格闘技人生を語ってくれた。


――DEEP JEWELSアトム級トーナメント、準決勝に挑む大島佐緒里選手です。試合のプロモーション映像でもありましたが、大島選手は双子のお子さんがいるのですね。

「はい。ずっと柔道をやっていたんですけど、結婚して子供が生まれてから柔道を離れました。主人も柔道をやっているので、主人の柔道を支えたいと思って」

――そこからAACCに入ってMMAを始めるのは、どのような経緯があったのでしょうか。

「本野(美樹=DEEP JEWELSストロー級王者)と同じ大学の柔道部にいて、本野からAACCを紹介されて入ったんです」

――本野選手とは大学時代からチームメイトだったのですか。

「双子の子供が生まれて、外に出るのも大変だったから、出産後もずっと家の中にいたんです。でも、それまでずっと運動してきた人生だったので、そんな生活もつらくなってきて」

――なるほど。

「AACCに入っても、主人や子供のこともあるし、プロでやっていくのは難しいと思っていました。でも通っているうちに、試合に出たくなったんです」

――柔道時代から、MMAは見ていたのですか。

「ほとんど見ていなかったですね。誰かが見ていると、それを横から覗いたりとかするぐらいで。でも浜崎朱加さんと、AACCでMMAの練習しているRENAさんのことは知っていました」

――もともと柔道を始めたのは、何歳ごろですか。

「柔道は3歳から、社会人1年目までですね。親が柔道場を開いていて、兄弟みんな柔道をしていました」

――物心ついた頃には、もう柔道をやっていたわけですね。

「私の場合は、柔道の試合の見に行った時、父親に『柔道やるか?』と聞かれて『やる』と答えた覚えはあります。それで気づいたら柔道をやっていました」

――幼少期に見た柔道の魅力とは、何だったのでしょうか。

「新しいものを目にして、興味を持ったんだと思います(笑)」

――大島選手も柔道をやりたいといって、親御さんも喜んだでしょう。

「そうですね。ただ、私も最初の頃は楽しく柔道をやっていたんですけど、大きくなってきたら、どんどん厳しくなってきて。上の兄弟にも、すごく厳しかったですから」

――最初に試合に出た時のことは覚えていますか。

「最初の試合は小学校の低学年、2年生ぐらいだと思います。でも小さい大会が多かったので、あまり覚えていないんですね。ただ、兄弟の中では私が一番勝てていなかったです。試合に出ても、すぐに負けていました」

――そこから、中学校では柔道部へ?

「はい。学校に通うために、家を出て下宿していました」

――えっ、中学校から下宿生活だったのですか。

「そうなんです。私の実家は、島根県の山の中にあって……。信号もなく、イノシシとか出てくるような山の中で、ランドセルに熊鈴をつけて小学校に行っていました(笑)」

――熊鈴! なかなか見ないものですね。

「それぐらい、ホントに山の中だったんです。それで、県内で一番柔道が強い中学校に行くためには、下宿しないといけなくて。兄弟みんな、中学から下宿や寮生活を送っていました」

――お子さんが全員、家を出てしまったら親御さんも寂しかったのではないでしょうか。

「寂しかったと思います。子供が一人出ていくたびに、実家に新しい犬が増えていったので(笑)」

――それは本当に寂しかったのですね……。大島選手は中学時代から全国大会に出場していたのですか。

「全中(全国中学校体育大会)は2年生から出場して、初めての全中は2位でした。たまたま、ちょっと調子が良かったんです(笑)。でも当時は体重が足りなかったんですよ。一番下の階級が44キロ級で、私は36キロしかなくて。相手は44キロまで減量してきていましたから」

――そこから体重を増やしたのですか。

「高校の時にケガをして増えました。高3の時に肩を脱臼して、そこから10キロ増えて、今もそのままです。そして高校を卒業して、大学から社会人まで柔道をやっていました」

――それだけ柔道を続けていて、いざ柔道から離れることになった時は……。

「結婚や出産もあったし、それと自分の中で、年齢を重ねて柔道で落ちているのは感じていました。そのまま中途半端に続けるのは嫌だったんです。やっぱり柔道が好きだったので。もちろん落ちているのは年齢や環境のせいだけではないんですけど、ただ自分が目指すところへ行けるのかどうかと考えたら、難しいのかなって」

――しかし、MMAを始めた。

「同じ柔道部だった本野や、柔道をやっている主人が、今も勝負の世界にいるのが純粋にうらやましくなったんです。それと、AACCは周りの人たちがみんなプロで試合をしているから、自分もその世界を目指したくなったところはありますね」

――結果、AACCに入ってから3カ月後に、試合に出ることになりました。

「2019年に関東選手権で優勝して、そのあと全日本選手権でもアトム級トーナメントで愁傷してプロライセンスを頂くことができました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前11時30分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS33対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP決勝/5分2R>
TBD
TBD

<DEEP JEWELSフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 本野美樹(日本)
[挑戦者] 伊澤星花(日本)

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
ARAMI(日本)

<ストロー級/5分2R>
藤田翔子(日本)
HIME(日本)

<51キロ契約/5分2R>
音波(日本)
竹林エル(日本)

<ライト級/5分2R>
ひしぬまjujcyさやか(日本)
ぽちゃんZ(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
青野ひかる(日本)
にっせー(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP準決勝/5分2R>
パク・シウ(日本)
大島沙緒里(日本)

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DEEP JEWELS33 J-CAGE News にっせー パク・シウ ブログ 大島沙緒里 富松恵美 村上彩 青野ひかる

【DEEP JEWELS33】アトム級GP準決勝はパク・シウ×大島&青野✖村上。リザーブで富松✖にっせー

【写真】パク・シウ×大島、事実上の決勝戦だけに試合展開によって決勝の行方が分からなくなる (C) DEEP

27日(土)、DEEPより5月6日(水・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS33で実施されるアトム級GP2021準決勝&決勝のトーナメント枠が発表されている。

今月7日に準々決勝が争われ、パク・シウ、大島沙緒里、青野ひかると不戦勝だった村上彩という4人が残っている王座決定トーナメント。対戦カードの決定は、準々決勝と同様にジャンケンで1~4番という数字が書かれたボールを取る(※前回は封筒)順番が決められ、少ない数のボールを手にした選手から出場枠が埋められるという方法が踏襲された。


恒例となった佐伯繁代表の「じゃんけんぽん」の号令で、パーを出して勝ったパク・シウと村上が「最初はグー、じゃんけんぽん」と声を掛け合い、チョキの村上が最初に枠を決める権利を得る。続いて大島と青野はパーを出した前者が勝ち、村上、パク・シウ、大島、青野という順番が決まった。

結果、1番を選んだパク・シウバが準決勝第1試合の赤コーナーを選ぶ。2番手、村上は「どうしよう」と苦笑いを浮かべつつ、第2試合の赤コーナーを選択。そして最大の注目──3番目のボールを手にした青野は、パク・シウでなく村上の枠を選択し、自動的に準決勝第1試合は昨年12月の再戦となるパク・シウ✖大島が組まれることとに。

4選手の準決勝に向けた抱負は以下の通りだ。

大島沙緒里
「再戦なんですけど、しっかりと練習して勝ちに行きたいと思います」。

パク・シウ
「大島選手ともう1度戦うことになったので、頑張って決勝に上がります」

青野ひかる
「優勝目指して頑張ります」

村上彩
「頑張ります。お願いします」

またリザーブマッチとして大島、パク・シウに準々決勝で敗れた富松恵美とにっせーが相対することも決まっている。

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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report ブログ 大島沙緒里 富松恵美

【DEEP JEWELS32】ミクロ級王者・大島沙緒里が2階級制覇へ好発進、富松恵美にキムラで一本勝ち

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里(日本)
Def.1R by キムラ
富松恵美(日本)

左ジャブで距離を詰める大島、シングルで飛び込み富松をテイクダウンし、バックマウントを奪う。富松も動いて逃れようとするが、大島は逃さずサイドで抑え込み、富松の左腕を取ってキムラへ。動けない富松は両足でタップの意思表示をした。


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DEEP JEWELS32 J-CAGE News さくら にっせー パク・シウ ブログ 佐藤絵実 大島沙緒里 富松恵美 村上彩 青野ひかる

【DEEP JEWELS32】計量終了 2選手が体重落とせず。うち1人はアトム級GP出場の──さくら

【写真】上位2試合出場の大島、富松、パク・シウ、にっせーは問題なくパス(C)MMAPLANET

明日7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32の計量が、6日(土)に中野区の中野サンプラザで行われた。

またアトムGP1回戦で村上彩と対戦予定のさくらとアミバが、規定の時間以内に体重が落とせず体調不良に陥っているという連絡が、佐伯繁代表からあった。コロナ禍における医療現場の状況を鑑みると、減量に関して選手だけでなく指導者、ジム関係者も今一度考える機会となるのではないだろうか。

なお第1回目の計量に姿がなかったアミバ、再計量でパスした対戦相手の藤田翔子以外のコメントは以下の通りだ。


富松恵美
「久しぶりの47.6キロの試合で、いつもは大分違う体重でやってきたので禁酒がきつかったんですけど、2日ぐらい前にやっと禁酒できて良かったです。今回アトム級トーナメントでいうことで、私が辞めたいのに辞められない理由が正規チャンピオンになることで。そのチャンスが来たということで、しかも初戦がDEEPのチャンピオンの大島選手ということで。チャンピオンになるからには、強い人を倒して誰にも文句を言われないチャンピオンになりたいと思いますので、しっかり大島選手を倒します。ウチのジムの朝倉カンナとRIZINとJEWELSのベルトを2人で獲って、チャンピオンになるという目標を掲げていますので、必ずソレをクリアして。私もベルトを獲って──まずは強敵、大島さんを倒したいと思います」

大島沙緒里
「富松選手が強いことは十分に分かっているのですけど、これから勝ち上がっていくためにこの試合は絶対に落とせないので、しっかりと勝ちに行きたいと思います」

にっせー
「明日は優勝候補と言われているパク・シウ選手と戦えて嬉しいです。明日はバチバチ殴り合いましょう」

パク・シウ
(※日本語で)「明日、試合楽しくしたいです。宜しくお願いします」

村上彩
「今回はアトム級トーナメントにプロ2戦目なんですけど、参加させてもらえることとても嬉しく思います。練習してきたことを出せるように、自分のペースで頑張りたいと思います」

さくら
「4時までに落としてきます。すみませんでした」

佐藤絵実
「トーナメントに出られることになって凄く嬉しく思います。40歳になった今の私を全てぶつけたいと思います」

青野ひかる
「3年振りの再戦、デビュー戦以来の再戦になるんですけど、3年間で成長したところをしっかり見せて勝ちます」

杉本恵
「急遽参戦になったんですけど、久しぶりのJEWELSで出られてとても嬉しいです。グラプリングではありますが、楽しい試合ができるように頑張ります。勝って美樹に繋げられるように絶対に一本で勝ちたいと思います」

伊澤星花
「急な試合になってしまったんですけど、受けていただきありがとうございます。明日は絶対に一本で勝ちますので応援よろしくお願いします」

ミッコ・ニルバーナ
「プロ3戦目になりますが、バックボーンとか経験とか関係なく強い人間が勝つと思っているので、明日は全てひっくり返します」

奈部ゆかり
「自分は昨年ケガをしてしまって、1年半ぶりぐらいの国内戦となりますが、プライベートでも仲の良いミッコ・ニルバーナ選手が、しかも『倒します』と言ってくれたので凄く嬉しい気持ちになっています。自分と戦ってくれてありがとうございます。でも、明日はしっかり自分の強さを見せたいと思います」

HIME
「プロ1戦目ということで、第1試合からバチバチの試合をして盛り上げていきたいと思います」

ケイト・ロータス
「コロナ禍で大変ななかで試合ができるように動いてくださったDEEP関係者の皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございます。明日は一発目ということで、その後に出る選手に負けないぐらい会場を沸かせたいと思うので、応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ

<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ

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【DEEP JEWELS32】じゃんけんぽん!! 牧歌的な抽選会が、にっせーのパク・シウ戦選択で空気変わる

【写真】左から一回戦の顔合わせで並んだ6選手とリモート参加の2選手 (C) DEEP

31日(日)、東京都中野区中野サンプラザにおいて3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32~アトム級GP2021開幕戦~のトーナメント抽選会が行われた。

前澤智の現役引退に伴い返上されたDEEP JEWELSアトム級王座および優勝賞金100万円という副賞も懸けられた今回のトーナメントは、富松恵美、大島沙緒里、パク・シウ、青野ひかる、にっせー、さくら、佐藤絵実、村上彩の8人で争われる。

冒頭の佐伯繁代表の挨拶で、3月の1回戦と5月に行われる準決勝&決勝も5分2Rで行われることが明らかとなった今回のトーナメント、その抽選会は山口県周南市からリモート参加の佐藤絵実と映像が繋がらないというアクシデントでスタートが切られた。


佐藤と同様に沖縄からは、にっせーもリモート参加となった今回のトーナメント抽選会は、8人同時のジャンケンで1~8番という数字が書かれた封筒を選ぶ順番が決められ、少ない数を引いた選手から出場枠が埋められるという方法が採られた。

出場選手はマスク姿でかなり牧歌的な雰囲気のなかジャンケンが始まるが、8人もいると──当然のようにあいこが続く……。結果、14度連続で勝ち抜けは決らず、佐伯代表に勝った選手から抜けるように変更された。

佐伯代表のパーに対し、チョキを出した富松、青野、村上が勝ち残り3者で改めてジャンケン。富松が一抜けし、村上、青野と続いた。続いて再びパーを出した佐伯代表に勝ったさくらが4番目の選択権を得ると、ここから残った4選手によるジャンケン大会に。

本命パク・シウとにっせーが負け、勝ち残った佐藤と大島は大島が勝ちとなり、5番手に。6番、佐藤。パク・シウとにっせーは前者が勝ち7番目の選択権を手にし、にっせーが最後となった。

続いて上に決まった通り富松、村上、青野、さくら、大島、佐藤、パク・シウ、にっせーという順序で封筒を手にすると、1番を引いたパク・シウが第3試合を選択する。2番を引いたにっせーがパク・シウも第3試合=パク・シウの枠に入るとことを告げるや、佐伯代表が「本当ですか? 合っていますか?」と思わず確認する一幕が見られ、他の出場選手からもどよめきが起こった。

引き続き村上が第2試合を選び、さくらも村上の横に立つ。5番手の大島は第4試合、ここでも6番を引いた富松は大島の横に並び立ち、結果──青野と佐藤が第1試合に決まった。

にっせーがパク・シウ戦を望んだことで、トーナメント枠に1人が入ると次の選手は対戦相手の隣の枠をチョイスするという──彼女達の気の強さが如実に表れた抽選会となった。なお準決勝&決勝はシャッフルされる。全8選手の抱負は以下の通りだ。

青野ひかる
「デビュー戦で佐藤選手と対戦して負けたので、やっとリベンジができるのが嬉しいです。まずが3月の試合をしっかり勝ちます」

佐藤絵実
「せっかくチャンスを頂けたので挑戦者という気持ちを持って、後悔のないように戦いたいと思います。40歳の主婦、応援よろしくお願いします。

村上彩
「前回デビュー戦で勝てたので、アグレッシブに攻めて勝ちたいと思います」

さくら
「3月の試合で女子高生として出るのが最後になるので、最後に相応しいアグレッシブな試合をしたいと思います」

パク・シウ
「今まで日本でグラップリングの選手と試合をしてきていたのですが、私もにっせー選手と試合がしたかったです。ストライカー同士なので面白い試合になると思います」

にっせー
「一番強い選手と戦いたいと思い、パク・シウ選手とやりたかったので戦えることになり良かったです」

大島沙緒里
「まさか初戦で富松さんと試合をするとは予想していなかったです。試合をする以上はしっかりと準備して戦いたいと思います」

富松恵美
「ちょっと若者ばかりが出ていて不安だったのですが……。佐藤さんが今日、誕生日ということで40歳、おめでとうございます。正直、出るのは迷ったのですが、これまでやってきた技術をもっと出したいという気持ちもあります。ベルトも暫定チャンピオンで終わっているのがネックになっているので、しっかりと正規チャンピオンになって堂々とJEWELSの王者だぞと言って──その先はどうなるか分かりませんが、まずは階級は違いますけどベルトを持っている大島さんの強さを体感したくて、選ばさせていただきました。もちろんチャンピオンを倒すつもりで、1回戦から戦いますのでチケットを買って後楽園ホールに来てください」

■ DEEP JEWELSアトム級GP1回戦対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる(日本)
佐藤絵実(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩(日本)
さくら(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ(韓国)
にっせー(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里(日本)
富松恵美(日本)

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【DEEP JEWELS32】負傷欠場の永尾音羽に代わり、佐藤絵美がアトム級GP2021に出場決定

【写真】他にない経験値を生かすことができるか(C)

29日(金)、DEEPより3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32~アトム級GP2021開幕戦~でGP1回戦に出場予定だった永尾音波に代わり、佐藤絵美の参戦することが発表されている。

【アトム級GP2021出場選手】
富松恵美
大島沙緒里
パク・シウ
青野ひかる
にっせー
さくら
佐藤絵美
村上彩


永尾の負傷欠場により代替出場のチャンスを得た─既にママさんだった─佐藤は2014年にRoad FCのソン・ガヨン戦でMMAデビュー戦を戦い、しなしさとこが2戦目の相手という破天荒なキャリアのスタートを切った。

海外参戦&国内トップとの対戦後、2015年9月の全日本アマ修斗で優勝しMMAファイター人生を仕切り直し、妊娠&出産を経てプロ修斗、闘裸男、DEEP JEWELSへ。

青野ひかるや古瀬美月に勝利。再デビュー後は4連勝としてからは、アム・ザ・ロケットと2試合、パク・ジョンウンというタイと韓国の強豪に完敗を喫している。

佐藤は積極的な打撃と、下からの極めも持つファイターだが、元来のポジティブ思考からが真っ向勝負が多く、ディスタンスコントロールに課題が見られた。とはいっても、それは対戦相手の圧力が異様に高いケースで、代役出場とはいえ佐藤がこれまで戦ってきた強度の高い相手との経験値を持っているGP出場選手は富松恵美ぐらいだろう。

この経験値を生かした戦いができれば、初戦突破は射程圏内。キャリアの集大成という意気込みで3月7日に照準を絞ってくることだろう。彼女を含め、初戦の生き残りがまずカギとなる今回のGP──1回戦の組み合わせ抽選会は、明日31日(日)の午後8時より、YouTube DEEPチャンネルでライブ配信される。

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【DEEP JEWELS32】3月7日、アトムGP開幕戦。ストロー級タイトル戦=本野✖伊澤、奈部ゆかりが復帰戦

【写真】富松恵美、青野ひかる、大島沙緒里、パク・シウ ──実績的には上位4名といって良いGP参加選手。にっせー、さくら、永尾音波、村上彩らが上位の壁をいかに破るのかも楽しみだ(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

18日(月)DEEPより3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールでDEEP JEWELS32~アトム級GP2001開幕戦~の開催とGP出場メンバー、DEEP JEWELSストロー級選手権試合を含んだ決定対戦カードの発表があった。

かねてより話に挙がったいたストロー級GP、3月の後楽園大会で1回戦が行われ、5月大会で4人制ワンナイトトーナメントで優勝者が決まる。そのトーナメント出場メンバーは以下の8人で、顔合わせは後日抽選で決定する。

【アトム級GP2001出場選手】
富松恵美
大島沙緒里
パク・シウ
青野ひかる
にっせー
さくら
永尾音波
村上彩


富松恵美は元アトム級暫定王者で、大島沙緒里は現DEEP女子ミクロ級チャンピオン。12月にその大島を破ったパク・シウが韓国から参戦する。また青野ひかるは昨年10月に前澤智の持つアトム級王座に挑戦して逆転負けを喫している。大島とのミクロ級王座決定戦に敗れた──にっせーらが出場する今回のGPトーナメント。今や海外ではトーナメントを年単位で行うようになったが、2大会の短期決戦はまさにJ-MMAスタイルといえるだろう。

なお今日の発表ではDEEP JEWELSストロー級選手権試合=チャンピオン本野美樹✖伊澤星花も明らかとなっている。このタイトル戦は昨年12月のノンタイル戦で伊澤に敗れたチャンピオンのリベンジ戦となる。

さらに一昨年12月にRoad FCに参戦し、試合前にヒザを負傷していながらローワン・ピルガーに激勝した奈部ゆかりが、実に1年4カ月振りの実戦復帰戦をミッコ・ニルバーナを相手に行うことも発表された。

DEEPとDEEP JEWELSのダブルヘッダーでなく、単独で後楽園ホールでの開催となる同大会、JEWELSの総力戦となる。

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