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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o エンリケ・バルゾラ キック フアン・アルチュレタ ボクシング

【Bellator286】ボクシング&レスリングの融合=高い完成度のアルチュレタが、バルゾラから3-0の判定勝ち

<141ポンド契約/5分3R>
フアン・アルチュレタ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

いきなりワンツーを伸ばしたアルチュレタ、ダブルレッグを切ったバルゾラはワンツーの右を被弾する。さらに右を振り、ワンツーで前に出るアルチュレタが左をヒットさせ、パンチを纏める。右オーバーハンドを入れてツー、スリーとパンチを続けるアルチュレタはシングルレッグで組みつきバックを制する。背中を譲って立ち上がったバルゾラはツーオンワンから殴りに移行。

正面を向き、離れたバルゾラは頭を大きく下げて右を放つ。跳びヒザのタイミングで左ローを蹴られ、その場跳びになったバルゾラはクリーンなボクシングで左フックを被弾するなど厳しい展開が続く。ここでダブルレッグでテイクダウンを決めたバルゾラは上四方で抑え、スクランブルで素早くバックに回る。立ち上がったアルチュレタをケージ押し込み、スイッチを許さずバックの飛び乗ったバルゾラだが、前方に落とされる。蹴り上げにサッカーボールキックで顔を蹴ったアルチュレタ。結果的にガードの上から顔面をかすめたぐらいだが、あの位置で顔を蹴りに行くのは悪質な反則、流すレフェリーは理解できない。

2R、パンチとレスリングを織り交せる両者。テイクダウン狙いを切ったアルチュレタがシングルも、スクランブルからバルゾラが離れる。頭を大きく振ってパンチを出し、シングルからダブルレッグでアルチュレタがテイクダウンを決める。ケージににじり寄って立ち上がりたいバルゾラの腰、ヒザ裏をコントロールするアルチュレタだが、バルゾラもスタンドに戻り離れる。ダブルレッグを防いだバルゾラは、レスリングゲームでシングルレッグからケージに押し込まれる。

頭を押して切るバルゾラ、ウィザーにとるがシングルに移行されリフトアップから前方に落とされる。スクランブルでがぶったアルチュレタだが、頭を抜いたバルゾラが左腕を差してケージに押し込む。バルゾラのシングルを切り、逆にシングルからダブルで攻めるアルチュレタは、再びシングルに戻してケージにバルゾラを押し込むが、エルボーを打たれながらラウンド終了を迎えた。

最終回、左右に回るアルチュレタのテイクダウン狙いを切ったバルゾラは左ミドルから右を振るう。回って離れたアルチュレタがダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックを取る。足を払いつつ尻もちをつかせ、頑強に背中を取ったアルチュレタが、胸を合わされて離れる。バルゾラは右アッパーを空振りし、ジャブを被弾する。ラウンドが進むと尻上がりに調子が上がるバルゾラの強味を封じ込むアルチュレタは、それだけ動きが多い。ここに来てダブルで時間を使い、削るアルチュレタだったがダブルレッグでテイクダウンを許す。

バルゾラはスイッチでバックを許し、スタンドに戻るとパンチの回転数を上げるが左ミドルを蹴られ、シングルレッグでケージに押し込まれる。バルゾラは頭部にヒジを落として、スクランブルから離れるとダブルレッグでテイクダウンを奪う。ついにハーフでトップを取ったバルゾラは、背中を見せたアルチュレタに対し両足をフックしてRNCを狙う。残り30秒、首を守って腕を通させないアルチュレタは、胸を合わせて立ち上がると跳びヒザを見せて試合を締めた。

結果、ジャッジは3者とも30-27でアルチュレタを支持した。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o イスラム・マメドフ キック ニック・ブラウン ボクシング

【Bellator286】テイクダウン奪取直後、ブラウンの仕掛けを許さなかったマメドフがフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ニック・ブラウン(米国)

間合いを測る両者。マメドフが左ローを蹴り、ブラウンは右ローをキャッチして組んでいく。離れたブラウンはカーフを再びキャッチしようとするが、ここは取り切れない。逆に右カーフを蹴ったブラウンはワンツーで距離を詰め、ダブルレッグを狙う。マメドフのヒザの気配を察知し、すぐに下がったブラウンは右ストレートに組んでクリンチ──も、個々でも即距離を取り直す。

マメドフの右ロングアッパーは空振りに、続く右にはブラウンが右を合わせていく。マメドフはローダブルレッグも、切られてすぐに離れる。マメドフは続いてローシングルでテイクダウンを決める。ボディトライアングルでクローズドを取るブラウンは完全防御態勢で初回を終えた。

2R、ブラウンのニータップでバランスを崩しそうになったマメドフが、スタンドをキープする。1度の仕掛け、2度目でテイクダウンというグラップラーらしさは見せず、最初のトライで切られると離れるブラウンは、セーブエネジーファイトか。それでも続くシングルでケージに押し込み、自らも削られる可能性のある密着戦に挑むも、結果的にブラウンは自分から離れる。

マメドフも自らテイクダウンに行く場面はほとんどなく、キックボクシング勝負に。と、左を見せた組んだマメドフがボディロック、正面を向いたブラウンはギロチン&ネルソンの仕掛けを封じられ下にされる。

ハーフでヒジ、パンチを受けるブラウンは寝技の展開の前、テイクダウンの攻防で頭がぶつかり頭部をカットしており、顔面が真っ赤に染まっている。足をすくいに来たブラウンの左腕を跨ぎクルスフィックスにとったマメドフは、ハーフからクローズドに戻されても左のパンチを落としてリードを広げた。

最終回、ジャブの差し合い左ハイを空振りしたブラウンは、左フックを被弾する。組んだブラウンがケージにマメドフを押し込むが、逆にマメドフがボディロックで押し込み返す。再度ぽいじしょんを入れ替えたブラウンのダブルレッグを切ったマメドフはボディロック&小外掛けでテイクダウンへ。スクランブル狙いのブラウンを潰し、トップを取り切る。

マメドフはハーフのブラウンを潜らせず細かいパンチを落とす。残り1分、ハーフで抑えて殴るマメドフはこのまま時間切れまでポジションを維持し、フルマークの判定勝ちを手にした。


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o ONE   アンジェラ・リー キック クレベル・ソウザ ジヒン・ラズワン スタンプ・フェアテックス ティモフィ・ナシューヒン ハリル・アミール ボクシング マイキー・ムスメシ

『ONE Fight Night 2』試合結果

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▼ONE世界女子ストロー級選手権試合 5分5R
〇ション・ジンナン(中国)125.00 lbs, 1.0005
[判定3-0]
×アンジェラ・リー(米国)123.75 lbs, 1.0005

▼ONE世界フライ級サブミッション・グラップリング選手権試合 1R12分
〇マイキー・ムスメシ(米国)134.50 lbs, 1.0233
[判定]
×クレベル・ソウザ(ブラジル)135.00 lbs, 1.0191

▼アトム級→54.77kg契約 5分3R
〇スタンプ・フェアテックス(タイ)115.00 lbs, 1.0107
[判定3-0]
×ジヒン・ラズワン(マレーシア)120.25 lbs, 1.0053 ※体重超過

▼フェザー級
×マーティン・ニューイェン(豪州)155.00 lbs, 1.0083
[1R 3分33秒 TKO] ※パウンド
〇イリヤ・フレイマノフ(ロシア)154.50 lbs, 1.0091

▼ライト級 5分3R
〇ハリル・アミール(トルコ)169.50 lbs, 1.0214
[2R 0分58秒 TKO] ※パウンド
×ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)170.00 lbs, 1.0183

▼キックボクシング フェザー級 3分3R
〇マラット・グレゴリアン(アルメニア)154.00 lbs, 1.0172
[判定3-0]
×タイフン・オズカン(トルコ/オランダ)154.75 lbs, 1.0087

▼フェザー級 5分3R
×髙橋遼伍(日本/KRAZY BEE)154.75 lbs, 1.0074
[判定1-2]
〇オ・ホテク(韓国/Extreme Combat)154.00 lbs, 1.0036

▼ムエタイ アトム級 3分3R
〇アニッサ・メクセン(アルジェリア)114.75 lbs, 1.0095
[判定3-0]
×ダオコンファー・バンチャメーク(タイ)115.25 lbs, 1.0066

▼キックボクシング ヘビー級 3分3R
〇ラーデ・オパチッチ(セルビア)245.00 lbs, 1.0036
[2R 1分52秒 KO]
×ヤニス・ストフォリディス(ギリシャ)238.75 lbs, 1.0009

 10月1日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE Fight Night 2』の試合結果。メインイベントはション・ジンナン vs. アンジェラ・リーのラバーマッチで、ションが判定勝ちし女子ストロー級王座を防衛。世界フライ級サブミッション・グラップリング選手権試合はマイキー・ムスメシがクレベル・ソウザに判定勝ち。スタンプ・フェアテックスがジヒン・ラズワンに判定勝ち。髙橋遼伍はオ・ホテクにスプリットデシジョンで敗れています。続きを読む・・・
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【UFN211】UFC2勝目を目指す、ユリア・ストレアレンコ「合気道、剣道、薙刀という武道の稽古は……」

【写真】波乱万丈、人に歴史あり。かといって、それで勝てるほどMMAは甘くない。ストレアレンコは連勝なるか (C)Zuffa/UFC

1日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN211:UFN on ESPN+69「Dern vs Yan」でユリア・ストレアレンコがチェルシー・チャンドラーと戦う。

バルトの格闘技王国リトアニアからSEI☆ZAに参戦し、日本での生活も経験した。さらにラウェイでも戦ったストレアレンコは、母国リトアニアでキャリアの再スタートを切り、TUF、INVICTA FCからUFCへ。3連敗を経て、ようやく片目を開けたばかりのストレアレンコにリトアニア時代を振り返ってもらい、タバタ・ヒッチと揃い踏みする予定だった今回の試合への意気込みを訊いた。


──以前からユリアには尋ねたいことがたくさんがありましたが、今日は15分という限られた時間ですが、可能な限りユリアの格闘技歴についてお尋ねしたいと思います。ユリアと言えば日本でSEI☆ZAで活躍していたことが有名ですが、それ以前にバルトの格闘技大国リトアニア出身という点に興味がありました。リトアニアはドナタス・シマナイティスがBUSHIDOリトアニアを立ち上げキックやMMAが非常に盛んな国です。

「私もドナタスのグループで何度も試合をしたことがあるし、凄く良い関係なの。私の格闘技歴はまだ小さかった頃、12歳の時の空手から始まったんだけど、その空手は私が見たことがあったような空手ではなかったわ」

──どの流派だったのでしょうか。

「協会はユニバーサル・カラテ・フェデレーションという名前だったけど、私の先生は剛柔流空手がベースでケンポー・カラテの練習もしている人だった。私自身、極真空手のルールでも戦っていたし、松濤館空手の大会にも出ていたわ」

──何でも有り空手道だったわけですね。

「そうね一つのスタイルに拘ることなく、どんな空手にもチャレンジをして……全てが楽しかったわ。もともと生まれ故郷のヴィサギナスというベラルーシとラトビア国境に近い街で空手を始めて、高校を卒業した18歳の時にカウナスに移って今のコーチのドナタス・ホウトベリスと出会ったの」

──私も19年や18年ぐらい前にリトアニアを何度か訪れたことがあり、カウナスにあったティターナスジムを訪れたことがあります。たしかボーリング場の2階にあったジムです。

「本当? 実は私のコーチは、元々はティターナスの道場生よ」

──そうなのですか!!

「だから私もティターナスでは何度か練習したことがあって、今は新しいロケーションにジムは移ったけど、たしか4年ぐらい前までボーリング場の建物にジムはあったはずよ。ドナタスはリトアニアにブラジリアン柔術を持ち込んだ最初の世代で、彼も元々は違うスタイルのマーシャルアーツを学んでいて、若い頃はムエタイで戦っていたの。最初は友人が柔術を習っていて、私も指導を受けると『MMAの戦うならスタイルを変える必要がある』とドナタスに言われたわ。彼はただ柔術、ムエタイ、ボクシングという風に別々の競技を考えていたわけじゃなくて、全てを融合してコンプリートファイターを育てようとしていたから。

私はトラディショナル・マーシャルアーツを学び、MMAファイターとして必要なモノをドナタスから吸収してMMAを戦うようになった。そしてドナタス・シマナイティスから声が掛かってBUSHIDOにも出場したけど、そのときはドローで。でぽ、それから暫らくしてドナタス・シマナイティスから日本のプロモーションが選手を探している。日本で戦わないかと言うオファーがあったの」

──それがSEI☆ZAだったのですね。

「そうなの。ドナタス・シマナイティスはその時点で、私はリトアニアではベストの1人だと思っていてくれていたみたいで。日本では人生で最高の経験をさせてもらったわ。人生が変わったといっても良いぐらいに。それまで海外で試合のチャンスなんてなかったし、国内でも年に1試合ぐらいしか戦う機会はなかった。

SEI☆ZAはMMAではないけど、アマチュアMMAに近かった。私はいきなりプロになったから、アマチュアMMAの経験がなくて。日本でSEI☆ZAを戦うことで、改めてキャリア序盤に必要なアマチュアMMAでのキャリアの積むことができたわ。MMAはどういう風に戦うのかをSEI☆ZAで知ることができた。

しかも日本では伝統的な武道の稽古も積むことができたのは素晴らしい経験になっているわ。合気道、剣道、薙刀という武道の稽古は、今から振り返っても興味深いモノだし。私はただMMAを戦うだけでなく、技の歴史や格闘技や武道の歴史に触れて、精神的な部分を成長させたくて。武道を学ぶことで技術的にも体の機能という面でも、理解を深めることができて、MMAをいかに戦うのかという部分で成長したわ。それに生きていて辛いと感じる時も、あの経験があったからしっかりと克服できるようになれたわ」

──SEI☆ZAでの活動期間中と北米に進出を果たす前年の2019年にはラウェイも戦っていますね。

「最高だったわ。ラウェイは大好きよ。ベアナックルで頭突きもあって。『最高、これ戦ってみたい』って思ったの。でもSEI☆ZAの関係者も『気でも狂ったのか?』って言っていたわ(笑)。最初に出た時は、ルールも理解できていなかったけど『掴んで殴れば良いわ』って。それにラウェイの判定なし、KOで勝たないとドローになるというルールセットが特に好きで。

本来、ファイトってそうじゃないといけないと思う。フィニッシュできなければドローよ、ファイトは」

──その経験がユリアを強くしたと思っていますか。

「貴重な経験になったけど、そういうメンタルが子供の頃から私にはあったんだと思う。実際に試合に出るようになってからも、恐怖を感じることなく戦うことができているわ」

──では今回のチェルシー・チャンドラー戦、UFC3連敗から1勝を挙げたユリアにとって今後のキャリアアップを考えると、非常に大切なファイトになると思います。

「本当に大切な試合よ。ようやく勝つことができたから、ここから勝利を重ねていかないと。何より、UFCで初めて自分より経験の少ない相手と戦うんだし、絶対に落とせないわ。全てを出し切って、勝利を掴むつもりよ」

──今回はSEI☆ZA時代の仲間タバタ・ヒッチと同じ大会で戦います(※インタビュー後、ヒッチの試合はキャンセルになった)。

「私にとってタバタは妹のような存在。いつかこんな日が来ると良いね……なんて2人で日本で話していて。5年後に実現するなんて、本当に信じられないわ。これこそ夢が現実になったっていうことよね」

──素晴らしい話です。ユリアにはもっと尋ねたいことがあるのですが、時間が来てしまいました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「私は日本への感謝の気持ちを忘れたことはないわ。タバタと一緒に日本社会の中で過ごした日々が、私と彼女のキャリアの第一歩になっている。日本で私たちを尊敬し、応援してくれた人々のことを絶対に忘れることはないわ。土曜日、日本の皆に喜んでもらえる試合をすることを約束するわ。そして、タバタと2人で日本のファンに勝利を届けるから」

■視聴方法(予定)
10月2日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN211計量結果

<女子ストロー級/5分5R>
マッケンジー・ダーン: 115.5ポンド(52.38キロ)
イェン・シャオナン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 170.5ポンド(77.34キロ)
フランシスコ・トリナルド: 170ポンド(77.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
トレヴィン・ジョーンズ: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・シェイニス: 146ポンド(66.22キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタニエダ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ダニエル・サントス: 138.5ポンド(62.82キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス: 155ポンド(70.31キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 254ポンド(115.21キロ)
イリル・ラティフィ: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ: 155ポンド(70.31キロ)
ジェシー・ロンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン: 205.5ポンド(93.21キロ)
フィリッピ・リンス: 205.5ポンド(93.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ: 139.5ポンド(63.27キロ)
チェルシー・チャンドラー: 140ポンド(63.5キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 135ポンド(61.24キロ)
グイド・カネッティ: 135.5ポンド(61.46キロ)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE FN02 アンジェラ・リー キック ボクシング

【ONE FN02】初回に猛攻のヂィンナンが、アンジェラの反撃に押し切られず──判定勝ちで3度目を制す

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
シィオン・ヂィンナン(中国)
Def.3-0
アンジェラ・リー(米国)

前に出てジャブを伸ばすアンジェラ。右をかわしたヂィンナンに右ローを蹴っていく。左ローから右をヒットさせたアンジェラに対し、ヂィンナンが右を返す。ボディから左を打ったヂィンナンは、距離を詰めてきたアンジェラに組ませないように戦う。ワンツーボディから左フック、続く右でダウンを奪ったヂィンナンはシングルを切ってヒザを頭部に入れる。さらにパンチからヒザにつないだヂィンナンは、立ち上がったアンジェラにパンチを纏める。

アンジェラは下がりながらよろめいて倒れて、シングルレッグへ。下になり三角狙いのアンジェラは、これを防がれパウンドを被弾する。さらにヒザを受けながらアンジェラはシングルで起き上がると、頭を固めてヒザをボディに入れヂィンナンを離さない。右を差しあげたアンジェラだが、小手を決めたヂィンナンが上を取る。寝技に行かず、立って待ち受けるチャンピオンを見てレフェリーがアンジェラを立たせる。それでもパンチで前に出るアンジェラは、腹と顔面を殴られながら前進を続ける。アンジェラはミドルで距離を詰めてクリンチ、右腕を差してヒザをボディに入れ初回を生き延びた。

2R、右前蹴りから右を伸ばし組んでいったアンジェラ。ヂィンナンが切って離れ、しっかりとアンジェラの攻撃を見て右をヒットさせる。まっすぐダブルに出たアンジェラが右を差しあげて、ボディロックから後方へ投げ切ったアンジェラに対し、ヂィンナンがスクランブルへ。アナコンダで固定し、ヒザを入れたアンジェラは後方回転でアナコンダを続ける。立ち上がって、ヒザを頭部に突き刺すアンジェラがアナコンダで引き込む。上を取り、アナコンダを解いたアンジェラはガードの中からパウンドも、蹴り上げからスタンドに戻られる。

ヂィンナンも疲れた感のあるヂィンナンはケージを背負う状態で右からダブルに入られる。シングルに移行したアンジェラを殴るヂィンナン。チャレンジャーは左腕を差し、ボディロックに。ヂィンナンは肩パンチを突き上げられ、左のパンチを被弾する。離れたヂィンナンが右フックを入れ、アンジェラが前蹴りを放つ。ボディショットを入れたヂィンナンは、呼吸を整え、アンジェラもラウンド終了を待った。

3R、既に心身ともに疲弊している両者──ダメージはアンジェラの方が大きいが、ヂィンナンも疲れが見える。飛び込んだアンジェラはすかされ、姿勢が乱れたところで反対のケージまでヂィンナンがパンチを振るって追いかける。ボディから左フックを当てたヂィンナンに対し、アンジェラがハイキックから殴る。ヂィンナンもディフェンス無用の殴り合いに応じ、組んだアンジェラがヒザからヒジを入れる。

ここで離れたアンジェラはボディを殴られても、右ミドルから右を打ち込む。左右のフックを返したヂィンナンは右を当てて組みながら姿勢を乱す。鋭い前蹴りをかわしたヂィンナンは、左から右オーバーハンドを届かせアンジェラの右をかわし、右ボディを決める。アンジェラのシングルは背中を見せて足を抜いたヂィンナンは、走って距離を取り直す。飛び込んで右を当てたアンジェラだが、ローに右を合わされる。残り50秒、蹴り足を掴まれも右で殴るヂィンナンは右ボディにもハイキックから前蹴りを返す。右ハイから右を当てたアンジェラがパンチを纏める。アンジェラは左ヒジから飛び込んで、組み&ヒザでラウンドを終えた。

4R、笑顔を浮かべたヂィンナンは左に右を合わされる。蹴りからパンチに繋げるアンジェラは、左を殴られても右を返して首相撲へ。ヒザ蹴りを顔まで突き刺すアンジェラが、勢いに乗るとヂィンナンのパンチを被弾しても前に出る。アンジェラが右を入れ、ヂィンナンも右を返す。前に出るアンジェラ、回ってカウンターに蹴り&パンチのコンビネーションで攻める。アンジェラは左ミドルを入れ、ボディをかわすと足を使うようになる。誘うアンジェラに対し、左を当てたヂィンナンがシングルを切る。続くクリンチでヂィンナンを押し込んだアンジェラのヒザ蹴りにも、ヂィンナンは右を振るう。

ヂィンナンの右オーバーハンドがヒットし、ボディから左フックにつなげる。アンジェラは全く怯まず右で前に出ると、ヂィンナンも右を返す。右ローから組んだアンジェラは左ヒザをボディに入れ、ヂィンナンが苦しそうな表情を浮かべる。左エルボーを空振りしたアンジェラはレベルチェンジから、ダブルレッグも時間となった。

最終回、前に出るアンジェラが右を当てる、左を返すヂィンナンは左ジャブをヘッドムーブでかわす。とアンジェラは右ストレートから組んで、ボディロックへ。ここでテイクダウンを奪う。ついにマットに背中をつけたヂィンナンに対し、パスから顔面にヒザを入れたアンジェラがスクランブルでバックへ。立ち上がったヂィンナンは金網を使って、足のフックを許さない。

着地したアンジェラに対し、手首を掴んだ状態のヂィンナンが胸を合わせる。離れた両者、残り2分を切り、ヂィンナンが左を当てる、待ってカウンター狙いのチャンピオンは、左を見せてアンジェラを誘う。前蹴りから右を伸ばすアンジェラだが、ワンツーに右をカウンターで受ける。右ハイ後に、右を受けた挑戦者。ヂィンナンは足を使い、ケージを意識した位置取りでやはりカウンターを狙う。

左ハイのアンジェラは右の蹴りを見せて、両手を広げる。飛び込んで左を当てたアンジェラだが、押し込み切れずに時間に。両者、勝利をアピールもニアフィニッシュでいえば初回のヂィンナンが優勢なことは間違いない。その後の展開で、前に出る攻撃とテイクダウン、ヒザ蹴りやダーティボクシング、ヒジ打ちという攻撃でアンジェラがどれだけ盛り返したことになるか。

結果、ジャッジは3者揃ってヂィンナンを支持。初回のダウン2度をアンジェラは取り返すだけの状態に戻せず──この世界戦はONEの判定基準通りの試合結果となった。

「観客は違う考えがあるかもしれないけど、私はこの試合に全てを掛けてきた。ちゃんと分かってくれるファンに感謝している。チームと私はこれまで何をすべきか分かってやってきた。ファンが何を想おうが関係ない。アンジェラとはMMAでもキックでも──4度目を戦っても構わない。今日は中国73回目の国慶節、母国にハッピーバースデーと言いたい。アンジェラ、最高の試合をしてくれてありがとう。進化したアンジェラと戦えて、私はハッピーだった」とチャンピオンは話した。

「皆、喜んでくれたら嬉しい。初回、ヂィンナンは力強い攻撃をした。でも、そこからは継続的に私は攻めていたと思う。この判定は理解できない。全てをこの試合に全てを賭けて戦った。彼女と立ち技で殴り合い、ヒザを入れて戦え楽しかった。皆、愛している。ありがとう。4度目? 一進一退の試合だけど私は勝っていたと思っている。私はやるべきことやるだけ。なるようになるわ」と笑顔交じりで、悔しさをにじませたコメントを残した。


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LFA LFA143 MMA MMAPLANET o UFC ウィリアネジソン・パイヴァ ブルーノ・ロピス ボクシング

【LFA143】ブルーノ・ロピスが8000観客の声援受けたパイヴァをボクシングで寄せつけず新LH級王者に

<LFAライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
ブルーノ・ロピス(ブラジル)
Def.2R1分32秒by TKO
ウィリアネジソン・パイヴァ(ブラジル)

9000人ソールドアウト、地元ファンの声援を受けるパイヴァに対し、ロピスが右ローを蹴る。パイヴァは右ハイを見せ、右から左ハイというコンビを繰り出す。かわしたロピスがステップインして右を振るうと、パイヴァがシングルを合わせるがテイクダウンは奪えない。右ボディを入れたロピスが、ジャブからワンツーを打ち込む。ケージに詰まって、ワンツーを返しながらもパンチを被弾するパイヴァは右ボディからワンツーを受け、さらに左フックでケージにもたれかかるような仕草を見せる。

ここから右を打ち返したパイヴァだが、ロピスがボクシングで優勢に立ち跳びヒザを繰り出す。左ボディから右オーバーハンドのコンビを決めたロピスは、ケージにパイヴァを追い込みクリンチからヒザをボディに突き上げる。自ら離れたロピスは左ジャブを当て、右につなぐ。パイヴァも果敢に打ち返すが、スピードが違い右を被弾して下がる。ラッシュすることなく、確実にパンチを当てていくロピスが組んでヒザを突き刺し、ケージにパイヴァを押し込む。残り1分、払い腰を潰しバックに回ろうとしたロピスは姿勢を乱し、急ぎ立ち上がるとジャブから右フックをヒットさせる。ダブルレッグは切られ、シングルに移行したロピスはテイクダウンこそ奪えなかったが、バックに回ったところで反撃を許さず初回を締めた。

2R、初回をリードしたロピスはすぐに圧をかけて、右から左を決める。さらに右クロス、ハイをかわして右ローからリードフックを振るう。スイッチして左を伸ばし、オーソに戻したロピスが右を当て、左につなげる。続いて左ボディ、右スレートと一方的に攻めるロピスがワンツーを入れ、ケージに詰まったパイヴァに右エルボーを入れる。これを受けて、鼻が折れたパイヴァは下がって、パンチの追撃で崩れたところでレフェリーが割ってい入って勝負が決した。

ブルーノ・ロピスは得意とされる組み技を見せることなく、その腰にチャンピオンベルトを巻き、「UFCで戦いたいけど、どうなるか」と話した。


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News o ONE   ニュース プロレス ボクシング

アントニオ猪木さんが死去、79歳

生きるために闘う NFT特典付(アントニオ猪木)


アントニオ猪木さん死去 79歳 (スポニチ)
 元プロレスラーで、参議院議員を2期務めたアントニオ猪木(アントニオいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ)さんが1日、自宅で死去した。79歳だった。横浜市出身。

 1943年(昭和18年)生まれ。5歳で父親を亡くし、13歳で家族とともにブラジルへ渡り、コーヒー農場などで働く。現地の陸上競技大会の砲丸投げで優勝した際、ブラジル遠征中だった故力道山さんにスカウトされプロレスの道へ。日本プロレス入りし。60年9月30日、プロ野球からプロレスに転向した故ジャイアント馬場さんと同日デビューを果たし、62年からリングネーム「アントニオ猪木」を名乗る。

 米国への武者修行、日本プロレスからの離脱、復帰、追放を経て、71年に女優の倍賞美津子と結婚(後に離婚)。72年に新日本プロレスを立ち上げ、その後プロレス全盛時代を築いた。76年6月のボクシング、世界ヘビー級王者・モハメド・アリとの「異種格闘技戦」は注目を浴び、世界中にテレビ中継された。

 政治家としては89年に「スポーツ平和党」を立ち上げ、「国会に卍固め」、「消費税に延髄斬り」をキャッチフレーズに同年の第15回参議院選挙に比例区から出馬し初当選。史上初のレスラー出身の国会議員となった。


アントニオ猪木(Wikipedia)

 アントニオ猪木さんについてはこちらを参照。プロレス界に限らず格闘技界でも多大な影響を及ぼしました。近年は指定難病である全身性アミロイドーシスで闘病されていました。謹んでご冥福をお祈りします。続きを読む・・・
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【ボクシング解説】モンスター井上尚弥の全KO集【20試合】

今回は『モンスター井上尚弥の全KO集』を紹介します!

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#ボクシング #ボクシング解説 #井上尚弥

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【ONE FN02】アンジェラと決着戦。シィオン・ヂィンナン「ベルトをキープし、他競技のベルトに挑みたい」

【写真】凄く落ち着き、笑顔も多いパンダだった(C)MMAPLANET

10月1日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night02「Xiong vs Lee 3」。そのメインでONE世界女子ストロー級王者シイォン・ヂィンナンがアンジェラ・リーの挑戦を受け、7度目の王座防衛戦を行う。

アンジェラとはこれまで1勝1敗、2試合とも東京で戦い──初戦のストロー級王座防衛戦ではTKO勝ちし、2試合目のアトム級王座挑戦試合ではRNCに敗れた。2試合とも決着5Rという激闘だったが、それ以降の3度のタイトルディフェンディング・ファイトでヂィンナンは全く付け入る隙を見せずに防衛に成功してきた。

しかし、そんな彼女を支えてきたEvolve MMAのシアー・バハドゥルサダが4月にチームを離れた。固い絆で結ばれていたと思われた関係が、一瞬に崩れた影響は? 新体制で挑む今回の防衛戦への意気込みをシィオン・ヂィンナンに尋ねた。


――土曜日の朝、アンジェラ・リーの挑戦を受けます。今の心境を教えてください。

「凄く楽しみだけど、とても落ち着いているわ。土曜日の朝に、サークルケージでこの興奮をぶつけるつもりよ」

──ヂィンナンはONEで初の中国人世界王者となりましたが、中国人男子として8月にタン・カイがONEの世界フェザー級王座に就きました。

「今はまだ2つだけど、これから中国人選手が巻くベルトの数はもっと増えるわ。それはMMAだけでなく、他のルールも含めてね。中国のコンバットスポーツは凄い勢いで成長しているから。この成長は嬉しいことだし、誇りでもあるわ」

──これから増えるということは、土曜日に減ることは絶対にないということですね。

「もちろん、このベルトはキープし続けるし、私自身はONEがチャンスを与えてくれるなら他の競技のベルトにも挑みたいと思っている」

──それはムエタイやキックのベルトに挑戦したいということですか。

「ONEで組まれている全ての競技ね。サブミッショングラップリングも含めて」

──何と、それは素直に楽しみです。特に女子ストロー級王座は敵なしの状態ですから。とはいえ今回のチャレンジャーはアンジェラ・リーです。この世界戦に向けての仕上がり具合を教えてください。

「この試合は私にとって、とても重要なチャレンジになる。新しいコーチとの初めての試合だし、合流して1カ月で新しい戦術やテクニックを採り入れてきたから。それが、どう試合で生かすことができるか」

──元ONEファイターで、柔術黒帯のアダム・カユーンがヘッドコーチになったと聞きました。実はヂィンナンに尋ねたかったのは、そこだったんです。ヂィンナンはイヴォルブMMAのチームメイトの試合でコーナーに就き、勝利も敗北にも付き添い本当にチームを大切にしてきました。そしてチームを離れたシアー・バハドゥルサダとの絆も深かった。彼が突然、チームを離れた時はどのような気持ちになったのでしょうか。

「あの時は少し……いえ、涙を止めらないほど動揺したわ。シアーの突然のチーム離脱によって、精神面と肉体の両方で影響を受けたのは事実。でも人間って、どういう経験も糧にしないといけないと思うの。シアーが離れたことで調子が落ちた分、自分で考えて取り戻さないといけないという意志を持って回復に取り組み、乗り越えることができた。その事実に対して、私は自分を誇りに思っている。

シアーのチームからの突然の離脱があったから、私はより強くなれた。人生には良いことも悪いことも起こる。でも立ち止まらないでモチベーションとして前に進まないと、ね。今の私は以前より進歩しているわ」

──素晴らしいです。そしてこれまでアンジェラとは1勝1敗。その2試合ともキャリアで最もタフな戦いだったと思います。この3度目の戦いで、前回の2試合とどのような違いを見せたいと考えていますか。

「絶対的に、いくつか新しい部分を見せることになるでしょうね。誰だって進歩し、成長している。私自身もそうだし、ファンの皆に多くの違う面とよりシェイプされた戦いを見せたいと思っている」

──今回は125ポンドでの試合です。115ポンドで戦った時は、減量が厳しくて本来の力を発揮できなかったのではないかと思ってきました。実際、ストロー級の防衛戦でアンジェラに勝利し、アトム級王座に挑戦して敗れていますし。

「敗因は階級だけじゃなくて、コンディショニングやレンジなどあらゆることが関係していたはず。そういうことが合わさって、穴ができて私の弱点になっていた」

──ストロー級ではそのような不安要素は少ないと思います。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「東京で試合をした時に応援してくれた日本のファン、皆に感謝しているわ。試合が終わってからも、皆が応援メッセージを送ってくれて。そんな日本のファンに、最高の試合を見せると約束するわ。いつもサポートありがとう。謝謝」

■放送予定
10月1日(土・日本時間)
午前9時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night02対戦カード

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)

<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者] タイフン・オズカン(オランダ)

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)王座決定戦/12分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
クレベル・ソウザ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
イリャ・フレイマノフ(ロシア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グリゴリアン(アルメニア)
ジャマル・ユスポフ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
高橋遼伍(日本)
オ・テホク(韓国)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
アニッサ・メクセン(フランス)
ダオコンファー・バンチャメーク(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
ジヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

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【Bellator286】アダム・ボリッチの挑戦を受けるパトリシオ・フレイレ「彼の攻撃は届かない」

【写真】すっかりと落ち着き、アダルトな雰囲気を醸し出すようになったパトリシオ (C)MMAPLANET

1日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのロングビーチ・コンベンション&エンターテイメントセンターで開催されるBellator286「Pitbull vs Borics」。大会名の通り、メインではBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレが、アダム・ボリッチの挑戦を受ける。

フェザー級では3度目の王座奪取を4月に果たしたフレイレは、通算7度の王座防衛に成功している。そして第3次王朝としては初防衛戦となるボリッチ戦を今週末に控えたパトリシオ・フレイレにインタビューを試みた。


──パトリシオ、久しぶりです。

「ブラザー、調子はどうだい?」

──絶好調ですよ。メディア対応など忙しい日に、パトリシオがインタビューを受けてくれたので。

「当然だよ。日本からのインタビューを受けることは、僕にとっても光栄なことだからね」

──ありがとうございます。土曜日の夜にアダム・ボリッチの挑戦を受けます。今の調子はいかがですか。

「アダム・ボリッチはとても才能のあるファイターで、優れたキックボクサーだ。柔術やレスリングも駆使して戦いたい。もう、準備はできているよ。チャンピオンとして、グッドシェイプを保ち、良い時間を過ごし今もここにいる。次も良い試合にしたい」

──ところで4月にAJ・マッキーに勝った試合は、ジャッジの裁定結果について色々な意見が聞かれました。

「確かに試合は裁定にもつれ込んだけど、完全に僕が勝っていた。接戦になれば人々が判定について色々なことを意見するのは、ごくごく普通のことだ。でも、僕が勝っていたことは間違いない」

──ファンはKOや一本というフィニッシュが求めますが、25分間の戦いはスマートである必要があります。前回の世界戦は、どのようなゲームプランだったのでしょうか。

「ゲームプランは勝つこと。勝ち方は問題じゃなかった。いつだって戦術を用いている。あの時はテイクダウンされないように戦うことが第一だったんだ。そしてパンチとキックを当てること。試合中、そこを徹底していた」

──では現状、ベラトールのフェザー級戦線で最強のチャレンジャーであるボリッチの印象を教えてください。

「彼のキックは、巧くて力強い。気を付けないといけない。でも、そこはしっかりと練習してきた。パンチも強いけど、僕ほどパワフルじゃない。テイクダウンできるかどうか分からないし、キックボクシングマッチになると思う。まぁ、試合が始まってどうなるか──だね」

──ボリッチはフェザー級でも特に大きいかと思います。

「その通りだ。ボリッチはデカい。背が高くて、少し瘦せているかな。でも、これまでにそういう相手とは何度も戦ってきた。僕のキャリアは、そういう選手との戦いの連続だったからね」

──リーチが長いですが、どのような距離で戦うことになると思いますか。

「長い距離からパンチを届かせることができるから、しっかりと距離を取らないといけない。そして左右への動きも必要になってくる。そうやって動き続けて、相手のパンチにカウンターを入れる距離を測って戦うよ。僕がやるべき動きをすれば、彼の攻撃は届かない。踏み込んで戦うことはできなくなる」

──ところでボリッチにインタビューをした時に「もともとAJよりもパトリシオと戦いたかった」と言っていました。パトリシアはレジェンドで、ベラトールMMAの歴史そのものだから。そして、その遺産を受け継ぐのが自分だと。

「そういってくれることは感謝している。ただし、僕の後継者になるには経験の差は明白だよ」

──ボリッチが25分間を戦ったのは確か1度だけですが、パトリシオは16度の5分✖5R制の試合で、7度フルラウンドで戦っています。

「ずっとチャンピオンだったから、5Rまで戦うことはなくても、25分間を戦う準備は何度もしてきた。そのためには5R、6Rというスパーリングを何度もこなす必要がある。経験上、3Rと5Rでは全く戦いの質が変わってくるんだ。そういうことを知り抜いていると思っているし、25分間を戦えるだけ準備はしてきたよ。土曜の夜は攻める姿勢、動きの多い戦いを皆に見てもらう。そしてヤツをぶっ殺すよ」

──では最後にU-NEXTの中継で今回のタイトル戦を視聴するファンに日本のファンに一言お願いします。

「全ての日本のファンを愛している。いつの日か、日本で戦いたいと思っている。それが僕の夢なんだ。サンキュー」

──ムイト・オブリガド。

「アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
10月2日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator286対戦カード

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者]アダム・ボリッチ(ハンガリー)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
スパイク・カーライル(米国)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
フアン・アルチュレタ(米国)
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
ニック・ブラウン(米国)

<ライト級/5分3R>
マックス・ロスコフ(米国)
マイク・ハメル(米国)

<バンタム級/5分3R>
リチャード・パレンシア(米国)
CJ・ハミルトン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カジムラット・バスタエフ(ロシア)
ハリド・ムルタザリエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
ウラディミール・トコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr(カナダ)
ドミニク・クラーク(米国)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
ナディーン・マンディアウ(ベルギー)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世(米国)
ミゲール・ペインバート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ライアン・ライリー(米国)

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