カテゴリー
UFC ESPN11 UFC Result ジム・ミラー ジョシュ・エメット ブログ ロクサン・モダフェリ ローレン・マーフィー

【UFC ESPN11】試合結果 半端ない打撃戦でエメットがバーゴスに殴り勝つ。ロクサンはマーフィーに敗れる

【写真】ガチガチの殴り合いを制したエメット(C)Zuffa/UFC

20日(土・現地時間)、UFC ESPN11がネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された。

第2試合に出場したロクサン・モダフェリは2Rにパンチを被弾し足が泳ぐシーンが見られ、3Rの勝負を掛けた打撃戦の最中にテイクダウンを許すなど取り切れず──ローレン・マーフィーに敗れた。

ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したジョシュ・エメット✖ショーン・バーゴスは殴っても殴っても、効いた風でないバーゴスのローにエメットは苦しむ序盤だとなった。それでも勝負を投げずにやるべきことをやり抜くと、3Rに左でダウンを奪い勝ち切った。

UFC35戦目、ドナルド・セラーニと並び最多出場となったジム・ミラーは、腕十字で一本勝ちしパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトも獲得している。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジョシュ・エメット✖シェーン・バーゴス
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジム・ミラージャスティン・ジェインズ

UFC ESPN11「Blaydes vs Volkov」
<ヘビー級/5分5R>
○カーティス・ブレイズ(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
<フェザー級/5分3R>
○ジョシュ・エメット(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×シェーン・バーゴス(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
○ラケル・ペニントン(米国)3R
判定
×マリオン・ルノー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ベラル・モハメッド(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ライモン・グッド(米国)
<160ポンド契約/5分3R>
○ジム・ミラー(米国)1R2分25秒
腕十字
詳細はコチラ
×ルーズベルト・ロバーツ(米国)
<ライト級/5分3R>
○ボビー・グリーン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×クレイ・グィダ(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ティーシャ・トーレス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ブレアナ・ヴァンビューレン(米国)
<ミドル級/5分3R>
○マフクアンドレ・バリユー(カナダ)2R4分50秒
TKO
×オスカル・ピホタ(ポーランド)
<女子フライ級/5分3R>
○ジリアン・ロバートソン(カナダ)3R4分32秒
RNC
×コートニー・ケイシー(米国)
<158ポンド/5分3R>
○ジャスティン・ジェインズ(米国)1R0分41秒
KO
詳細はコチラ
×フランク・カマチョ(グアム)
<女子フライ級/5分3R>
○ローレン・マーフィー(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ロクサン・モダフェリ(米国)
<ライト級/5分3R>
○オースチン・ハバート(米国)2R5分00秒
TKO
×マックス・ロスコフ(米国)
カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 ブログ メイソン・ファウラー ロベルト・ヒメネス

【SUG15】ヒメネスにファウラーのOT狙いの壁。7月12日大会はジョーンズ✖ファウラーに……残念

<10Kトーナメント決勝/5分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OT1R
ロベルト・ヒメネス(米国)

ジャンピングガードから背中をつけ、草刈スイープを狙ったヒメネス。一目散に背中を向け、ファウラーが走るように離れる。ファウラーは寝技に付き合わず、OT狙いか。立ちあがったヒメネスが足払い、倒れなかったファウラーはジャンピングガ―ドに入られるとすぐさまステップバックを始める。

シッティングを続けたヒメネスが立ち上がり、ダブルレッグへ。ファウラーは切ってギロチンから背中をマットにつける。同時に頭を抜いたヒメネスが、がぶるとファウラーは立ち上がって後ろに下がり──離れる。続く組み合いでファウラーは、ヒメネスをいなしてがぶり片ヒザをマットにつける。しかし、ヒメネスが尻もちをついて頭を抜きかかると、離れてスタンドに戻る。

ジャンピンガードから座ったヒメネス、肩を押し、足首を捌く風のファウラーだが、寝技に行く意志を持っていないのは明らかだ。動いて時間の経過を待つファウラーに対し、ヒメネスが立ち上がりダブルレッグへ。切ったヒメネスはがぶってギロチンへ。ヒメネスは頭を抜くと、もう残り時間を考え体力の消耗を控え──タイムアップに。

OTに持ち込んでファウラーは勝機があるのか。OT1R、ヒメネスがバックを選択するとファウラーは7秒でエスケープに成功する。そしてバックを取ると、立ち上がって逃げようとしたヒメネスに対しRNCを極め、1万ドルと7月12日大会でのクレイグ・ジョーンズ戦を手にした。

完全にオーバータイム狙いのファウラー、その選択にケチをつけることはフェアーではないが、クレイグ・ジョーンズ戦でも彼のやるべきことは見えている。ジョーンズ✖ファウラーよりも、ジョーンズ✖ヒメネスが見たかったと書き記したい。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 ガブリエル・チェッコ クレイグ・ジョーンズ ブログ

【SUG15】チェッコのエスケープを利して、柔術を見せたクレイグ・ジョーンズ。最後はOTで一本勝ち

<5分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.OT1R
ガブリエル・チェッコ(ブラジル)

拳を固めファイティングポーズを取ったチェッコ、構わずクレイグはシッティングし近づいていく。左足に絡んだクレイグはハーフガードを取り、チェッコがアームドラッグに反応して立ち上がる。ハーフニーシールドに移行し、ここから一旦足を解いたクレイグはリバースデラヒーバへ。

チェコが尻をマットにつけて足を抜こうとすると、クレイグはここで上を選択する。ハーフでトップを取ったクレイグは足を抜いて反転し一気に足関節へ。足をクロスして防いだチェッコだが、足のクラッチが外れるとクレイグがアシガラミから内ヒールへ。すぐに足を畳み、チェコは自ら足首を掴んで引き寄せて防御する。体を起こしたクレイグが、チェッコが引き寄せた右足にトーホールドを仕掛ける。

さらにクレイグはチェッコが足を組み直したところで、逆足を掴みにいく。急ぎ足を抜いたチェッコがシングルレッグも、がぶられると背中をつけてハーフガードを取る。クレイグはダースチョークで反応し、再びバックを狙う。取らせまいとチェッコが引き込むと、クレイグはパスからニーイン、一気にフルマウントに入る。流れるようなポジション奪取を見せたクレイグは、腕十字に狙いの気配を見せる。体を起こして逃げようとしたチェッコに対し、ギロチンを取ったクレイグは後方回転からマウントを取り直す。

残り10秒、チェッコが逃げ切り試合はオーバータイムへ。OT1Rで先攻クレイグは15秒でRNCを極めた。後攻チェッコもバックを選択、わずか8秒でエスケープしたクレイグがチェッコを下した。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 アマンダ・ローウェン ジェシカ・アイ ブログ

【SUG15】ジェシカ・アイ、オーバータイムでアマンダ・ローウェンにOTで腕十字極められる

<5分1R>
アマンダ・ローウェン(米国)
Def.OT1R
ジェシカ・アイ(米国

立ちレスから30秒、ジャンピンガードで引き込んだローウェンがアイの右腕をオーバーフックで絞る。アイは腕を抜いてボディロック、ワキをすくわれないようガードの中にステイする。上体を起こしてスイープを狙うローウェン、潰すアイ──試合タイムは2分を切る。最後の10秒でローウェンが左腕を取りにいったが、そのままタイムアップとなった。

OT1R、アイがシートベルトを選び、18秒でローウェンがエスケープ。後攻めのローウェンはスパイダーウェブを選択すると、22秒で腕十字を極めた。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 ブログ ロベルト・ヒメネス

【SUG15】ノーポイントも体格差もヒメネスに関係なし、コルヴィンにスラムされても三角で一本勝ち

<10Kトーナメント準決勝/5分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.0分51秒by 三角絞め
ハンター・コルヴィン(米国)

座ったコルヴィンがクローズドガード、持ち上げられるとハーフを取り、絡んでないほうの足を取りに行く。この動きを利用してトラックポジションに入ったヒメネスは、バックから肩に乗るようにマウント、三角絞めへ。コルヴィンは持ち上げてスラムで叩きつけるが、そのままヒメネスはタップを奪った。80キロ以下で、ヘビー級や無差別級で結果を残すヒメネスにはノーポイントも体格差も関係なかった。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 コディ・スティール ブログ メイソン・ファウラー

【SUG15】オーバータイム男=スティールが、オーバータイムでファウラーのRNCに敗れる

<10Kトーナメント準決勝/5分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OT1R
コディ・スティール(米国)

スティールのボディロックにギロチンを合わせたスティール。足を効かせ、防いだスティールはスタンドに戻り体の大きなファウラーと立ちレスで時間を使う。どちらもガードを取ることなく、本戦は残り1分強となりファウラーがスティールをケージに押し込む。離れてスタンドの組み合いからファウラーがスティールを再びケージに押し込みタイムアップとなった。

OT1R、先行のスティールがシートベルト──ファウラーが35秒でエスケープした。後攻のファウラーもバックを選択、体格差を生かして一気にRNCでタップを奪った。ファウラーは2試合連続OTでの一本勝ちとなった。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 ネイト・オーチャード ブログ ロベルト・ヒメネス

【SUG15】IBJJF柔術の申し子ロベルト・ヒメネスが、10th Planetのオーチャードに圧勝──三角絞め極める

<10Kトーナメント1回戦/5分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.3分36秒by 三角絞め
ネイト・オーチャード(米国)

米国生まれのエクアドル人柔術家ヒメネスは、ジュベニウ時代から2018年の紫帯=ダブルゴールドまで3度ムンジアルを制している。父ラウルはジャカレ・ホメロ・カバウカンチの黒帯で、その父から柔術の手解きを受けてきたIBJJF柔術の申し子──20歳になったばかりの新鋭と10th planetのオーチャードと顔合わせは1回戦一番の注目ファイトだ。

ノーギワールドでも昨年、茶帯無差別を制しているヒメネスはジャンピングガ―ドからクローズドを取り、左腕を差してスイープからマウントへ。ハーフに戻したオーチャードに対し、ヒメネスは前転してトーホールドからバックを伺う。オーチャードは正対して立ち上がるが、ヒメネスはシングルレッグからニンジャを防いでボディロック、横に崩しつつバックを伺いトラックポジションへ。ロールして逃れようとしたオーチャードだが、ヒメネスはレッグドラッグからパス、マウントを取る。

ケージを蹴って逃げようとしたオーチャードに三角絞めを仕掛けるヒメネスは、サイドに戻ると直接三角に入るよう上を取る。さらにマウントから三角に入ったヒメネスはロールしたオーチャードの右足を引き寄せて、タップを奪った。


カテゴリー
JJ Globo Report SUG15 コディ・スティール ブログ

【SUG15】コンバットJJ世界王者オーバータイム男=コディ・スティールが、延長1Rでヴァレアから一本勝ち

<10Kトーナメント1回戦/5分1R>
コディ・スティール(米国)
Def.OT1R
アンディ・ヴァレア(米国)

ケージにスティールを押し込んだヴァレアが、肩に担ぎあげてテイクダウン。スティールのギロチンを抜き、パスを仕掛ける。立ち上がろうとしたスティールにギロチンを仕掛けたヴァレアが、引き込んでアームインで絞めていく。ヴァレアは自らギロチンを解いてトップを選択し、バタフライガードのスティールが浮かしに掛かる。ヒザを着いた状態から立ち上がったヴァレアはパスのプレッシャーを強めるが、スティールは落ち着いて対処し足を抜かせない。

ケージを蹴り、さらに側転でパスガードを仕掛けたヴァレアだったが、パスはできずスティールが得意とするオーバータイムへ。OT1R、ヴァレアがシートベルトを選択しスティールが15秒でエスケープ。後攻のスティールもシートベルトをチョイスしゲイブル・グリップのチョークへ。胸を合わせにいったヴァレアの背中についたままのスティールが1分17秒でタップを奪い、準決勝進出を決めた。


カテゴリー
Ring Girl Shooto 30th Anniv. T01 Shootoリングガール ブログ

【Monday Ring Girl】Shooto 30th Anniv.T01

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第309弾は2019年1月27日(日)、 東京都文京区の後楽園ホールで行われた Shooto 30th Anniv.T01のリングガールです。

<関連レポート>
【Shooto2020#04】サステイン恒例の大阪大会は6/28→7/12にスライド、有観客大会開催に(追記)

(C)Shooto/ Susumu Nagao

カテゴリー
PRIDE・格闘技 ブログ

【国内MMA】後楽園ホール コロナ対策を発表

330CFFF2-683A-4C2C-9139-239765B4250C
新型コロナウイルスの影響により自粛が続いている格闘技界。そんな中、格闘技の殿堂・後楽園ホールが新型コロナウイルスの感染予防対策を発表しました。

・座席の感染予防対策として、前後左右を空けた席配置または、距離を置くことと同等の効果を有する措置等を行っています。
・立見エリアはクローズしています。
・エレベーターはお体の不自由なお客様、妊娠している方、ご高齢の方、ベビーカーをご利用の方の使用としています。その他のお客様は階段をご利用ください。
・喫煙所はクローズしています。
・開場前にお客様が頻繁に触れる場所の消毒を行っています。
・施設内は換気システムにより十分な換気を行っています。
・入退場口やお手洗いなどに消毒液を設置しています。
・場内各所に感染予防対策のポスターや表示物を掲出しています。
・過去2週間以内に発熱や風邪で受診や服薬等をした方、また海外への訪問歴のある方、以上の方と濃厚接触した方はご来場をお控えください。
・ご入場前に必ず手指の消毒をお願いしております。
・各所に消毒液をご用意しています。こまめな手指の消毒をお願いします。
・こまめな手洗い・うがいを行っていただきますようお願いします。
・ソーシャルディスタンス(身体的距離)確保のため、並んでお待ちいただく場合や、ベンチにお座りの際は1m以上間隔をあけていただきますようお願いします。
・場内共有エリアで、やむをえず1m以上ソーシャルディスタンス(身体的距離)がとれない場所では、会話をお控えください。
・退場時は、規制退場を行います。
・物販会場では、混雑状況により入場規制を行う場合がございます。
・客席での会話は必要最低限とし、大声での会話や声援はお控えください。
・チラシ等は必要最低限とし、スタッフの手渡しによる配布は行いません。
・選手・出演者へのプレゼントは禁止しております。
・選手・出演者の入り待ち、出待ちは禁止しております。
・選手・出演者・スタッフもお客様と同様の感染予防対策を徹底しています。
・ご来場中に、体調不良を感じた場合は、必ずお近くのスタッフにお声がけください。

一般的な抑止策に並んで後楽園ホールならではなのはエレベーターの使用禁止と階段の使用促進でしょう。5階と聞くと大した事がないように聞こえるかもしれませんが、実際に昇り降りしてみると結構な道のりです。昇りは意外と息が切れるのです。。。

運動不足の人にはきつかいかもしれませんが、ある意味で後楽園名物と言ってもいい階段の落書きを見ながら会場に向かうの風情があっていいじゃありませんか。あの落書きには日本のプロレスと格闘技の歴史が凝縮されています。運動不足の解消にもなるしちょうどいいかもしれません。コロナ禍で生まれようとしている格闘技観戦の新様式。皆でしっかり守るとしますか。