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MMA ONE WNO Championships WNO13 オリバー・タザ クレイグ・ジョーンズ タイ・ルオトロ ダヴィ・ハモス ドナルド・セラーニ ペドロ・マリーニョ リーヴァイ・ジョーンズレアリー

【WNO13】2022年のWNOはクレイグ×ノーギワールズ2冠マリーニョ、タイ・ルオトロ×リーヴァイから

【写真】反応という部分をとっても、若いマリーニョがクレイグを食う可能性は十分にある (C)MMAPLANET

1月21日(金・現地時間)にテキサス州フリスコにあるスポーツ・アカデミー・アット・ザ・スターでWNO13が開催され、WNOライトヘビー級王座決定戦=クレイグ・ジョーンズ×ペドロ・マリーニョ、WNOミドル級選手権試合=王者タイ・ルオトロ×挑戦者リーヴァイ・ジョーンズレアリーという2つのタイトル戦が組まれることが発表されている。

ムンジアルが2年振りに開催された今も、北米でのグラップリング熱は収まらず、MMAファイターも多く参戦するなか、純粋グラップラーの活躍でこのジャンルをリードするWNOが2022年も早速注目カードを揃えてきた。


新設されるライトヘビー級王座を争うクレイグとマリーニョは揃って9月に行われたWNO Championshipsのミドル級王座決定トーナメントを欠場しているが、翌月にクレイグはPolarisノーギ・ミドル級王座をダヴィ・ハモスを相手に防衛し、今月19日には──なんちゃってコンバット柔術でドナルド・セラーニを下している。

一方、グレイシーバッハの黒帯マリーニョは10月に開催されたノーギワールズで無差別級とヘビー級を制し、ポイント有りノーギで──黒帯初年度にして世界最強グラップラーの地位を獲得している。

レスリング力もあり、足関節も使いこなしながら、ギロチンというスクランブル系の極めを持つマリーニョ。ADCCイヤーの戦い初めでクレイグを相手に、どのような試合を見せることができるのか、非常に興味深い。

(C)CLAYTON JONES/WNO

そんなクレイグとマリーニョが欠場したトーナメントを制し、ミドル級王者となったタイの初防衛戦の相手=ジョーンズレアリーは10月のWNOに初参戦し、オリバー・タザを判定で下している。

その後、アブダビ・ワールドプロ、ムンジアルを経てWNO王座挑戦という機会を得た。

(C)CLAYTON JONES/WNO

オープンガードとベリンボロのユニティらしいコンビネーションで、10代の百戦錬磨=タイへの攻略は可能か。

ノーギにおけるベリンボロ攻防が、どのようなグラップリングの未来を見せてくれるのか──見逃せないミドル級選手権試合だ。

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CJJW2021 JJ Globo Report クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ

【CJJW2021】緊張感なし、ゆるゆる。クレイグ・ジョーンズがドナルド・セラーニをRNCで仕留める

<10分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.5分14秒 by RNC
ドナルド・セラーニ(米国)

左腕を差していくセラーニ。クレイグが軽く内股を仕掛けると、簡単にセラーニが下になる。バタフライガードのセラーニに対し、それを越えようとしたクレイグは手押し車のように上方に移動し、そのまま両者がスタンドに戻る。

ここも左腕を差したセラーニが腰に手を回し、クレイグはツーオンワンを取る。ここで頭を押したセラーニが一瞬ヒザ蹴りの素振りを見せる。その直後にセラーニが小外掛けでテイクダウンに成功。クレイグは簡単にスイープを決め、足を抜いたセラーニが走って逃げる仕草で笑顔に。

ハイタッチから組んだ両者、クレイグがビクトル投げから足を──とらず、セラーニが離れる。セラーニのボディロックに、緩いカニバサミを仕掛けたクレイグは下になると2度目のフックスイープを簡単に成功させる。トップを取ったクレイグのニーリンベリー、シングルに対し、クレイグがバックを狙う。前転したセラーニだが、クレイグがトラックポジションに入る。

背中を取られたセラーニが、ペチャパチャと掌底を打って体を反転させる。とクレイグがバギーチョークへ。一瞬にしてセラーニがタップしたようにも見え、技を解いたクレイグはレフェリーが試合を止めないと見ると、もう一度セットアップする。

ここも自ら技を解いたクレイグに対し、セラーニが軽くボディに掌底をいれ両者がスタンドに戻って握手をかわす。ここでも左腕を差していくセラーニに対し、クレイグは前転──足を抜いたセラーニは、シングルへ。切ったクレイグは左腕を腰に回されると、右足を腰前に持ってきて、回転というよりここも下になって足を絡ませる。

これまでの動きと違い、切れが感じられたエントリーから50/50を取ったクレイグだが、こ簡単に足を抜かせる。パス狙いからバックに回ったクレイグはワンフック、ロールしたセラーニに対し両足をフックも場外際に。

マット中央、四の字フック&シートベルトで再開となるとクレイグがRNCをセット。セラーニが掌底のようなタップをし、勝敗は喫した。「試合前に言ったようにバギーチョークを狙った。タップがハードだったね(笑)。コンバットのルールは、殴られそうになるなかでサブミットを狙い、スクランブルも起こりやすく気にいった」とクレイグは話した


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CJJW2021 MMA クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ ライアン・エイキン ラシャド・エヴァンス

【CJJW2021】クレイグ✖セラーニに続き、ラシャド・エヴァンス出場。コンバット柔術ミドル級王者と対戦

【写真】ラシャドのコンディションはどうなのか懸念されるが、コンバット柔術が攻めまくっている (C)MMAPLANET & EBI

12月19日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州カンクンにあるプラサ・デ・トロス・カンクンで開催されるCJJW2021 Feather weightにラシャド・エヴァンスが出場することが明らかになっている。

エディ・ブラボー主催のCJJW、既にスーパーファイトでドナルド・セラーニ✖クレイグ・ジョーンズというとんでもないマッチアップが決まっていたが、MMA界のレジェンドが掌底有りの柔術マッチに挑むことになった。


TUFシーズン2ウィナーから元UFC世界ライトヘビー級王者に登り詰め、MMAを米国の主流スポーツに押し上げたレジェンドは業界への寄与が認められ、2019年にUFCの殿堂入りを果たしている。

そんなラシャドが、最後のUFC出場となった2018年7月以来の実戦に挑む。NCAA D-1レスラーでホーレス・グレイシーの黒帯でもあるラシャドだが、コンバット柔術ルールで勝つ手立ては、テイクダウンもしくは引き込んだ相手への掌底攻撃であることは確かだ。

そんなラシャドと対戦するのは、10thPlanetアトランタ所属のライアン・エイキンだ。エディ・ブラボー門下、茶帯のエイキンは10月に開催されたCJJW2021 Middle weightで優勝、185ポンドのワールドチャンピオンに輝いている。

3日後のADCC北米トライアルではポイントで敗れており、ノーポイント&サブオンリーに長じていることは明白だ。CJJWでは初戦でニック・グリーンを外ヒール& RNグリップで下し、それ以外の3試合は全てオーバータイムで勝ち上がった。

特に準決勝では10thPlanetの実働部隊といっても過言でないFreaks(10thPlanetサンディエゴ)のカイル・チェンバースをエスケープタイムで下しており、エイキンは名実ともに10thPlanet最強のミドル級グラップラーということができる。

ラシャドが勝つために掌底を落とすには、エイキンの庭に飛び込んで殴る必要がある。もちろん、エイトキンとしてはサブミットするチャンスだが、ラシャドの掌底がそこを如何に切り崩すか。エイキンの秒殺、ラシャドのTKO勝ち、いずれも有り得るスーパーファイトだ。

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CJJW2021 MMA ONE UFC クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ

【CJJW2021】メキシコの闘牛場で、ドナルド・セラーニとクレイグ・ジョーンズがコンバット柔術で対戦!!

【写真】10月9日に英国のポラリスでミドル級王座の防衛を果たしたクレイグ・ジョーンズ。次はメキシコでセラーニとコンバット柔術で戦う。文字通り、世界を股にかけてグラップルしている(C)SUG & POLARIS

エディ・ブラボー主催のCombat Jiu-Jitsu World 2021のスーパーファイトで、ドナルド・セラーニ✖クレイグ・ジョーンズが組まれることが発表されている。

12月19日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州カンクンにあるプラサ・デ・トロス・カンクンで開催されるCJJW2021 Feather weightで、コンバット柔術史上最高のスーパーファイトが決まった。


プラサ・デ・トロス──Plaza de Toros、カンクンにある客席数5000を数える屋根有りの闘牛場で行われる同大会。両者はミドル級で相対することとなった。

今年の5月にアレックス・モロズに敗れて以来、UFCから遠ざかっているセラーニがまさかのクレイグ・ジョーンズ戦、しかもコンバット柔術で再起戦に挑む。セラーニとグラップリングといえば、昨年12月にケージグラップリングのSUGのハファエル・ドスアンジョス戦が思い出される。

5分間のサブオンリーの戦いでは劣勢だったが、OTで腕十字を極めて勝利している。対して、グラップリング界の重鎮といえるクレイグが、エディ・ブラボー主催のイベントに出場するのは2017年3月のEBI 11以来、4年9カ月振りとなる。

この時、クレイグはEBIウェルター級GPに出場し、準決勝でヴァグネウ・ホシャにOTのエスケープタイムで敗れている。ちなみに同GPの優勝はゴードン・ライアン。ホシャをRNCで下した彼も、クレイグも非常にほっそりした体格だった。

クレイグは2019年1月に来日した際、1カ月後にコンバット柔術の無差別級GPで、ゴードン・ライアンとファブリシオ・ヴェウドゥムが対戦することに関して(※ライアンがヒザの負傷で欠場し、ベウドゥムも出場を取りやめた)、「一つ言えることは、僕はルールによってトレーニングを変えることはないということだよ。自分がすべきことに専念している。MMAファイターはMMAファイターとして戦い、グラップラーはグラップラーとして戦うだけだろう。コンバット柔術をどれだけの人が楽しんでいるのか僕には分からない。確かに次のEBIは多くの人が見るだろう。それはコンバット柔術だからでなく、スター選手が出場するからだ。あの顔合わせならグラップリングでもファンは見るはずだ」と語っていた。

ルールによって練習方法を変えることはないと言うクレイグだが、技術変遷に則して彼の使うテクニックは変わってきている。2年前には、まだダナハー門下のトランジッションとなる足関節は普及段階で、彼らにとっては必殺技といえる技術であった。

しかし、瞬く間に世界中にこれらのテクニックは広まり、クレイグやニッキー・ライアンなどは、グラップリングで勝つためにガードから上を取るレッスルアップを多用するようになっている。

スクランブルが大切なのはMMAもグラップリングも同様になっているが、コンバット柔術といえば掌底有り。クレイグが引き込むと、セラーニは容赦なくKO可能な手首の付け根を打ちつける──スラッピングと訳すことは相応しくない、オープンハンドを打ちつけるだろう。

とはいえ、掌底を落とす距離こそクレイグが得意としてきた50/50やイリミ・アシからの内ヒールという流れに持ち込める体制だ。セラーニには今回の試合では2つの勝ち方しか存在しないといっても過言でない。そのうちの一つが掌底攻撃で、これを仕掛けると足関節のカウンターアタックのリスクがある。

もちろん、このリスクは足関節を仕掛けて殴られるという意味ではクレイグにも当てはまる。リスク承知で両者が攻めない場合、セラーニのもう1つの勝機はOTにある。

上記にあるようにEBIでOTで敗れているクレイグは過去2年間で喫した敗北は2度、いずれもSUGでOTでメイソン・ファウラーに敗れている。

もちろんファウラーとセラーニでは、OTの強さは違うだろう。しかし、OTはいわばグラップリング界のタイブレーク、いやホームラン競争のようなモノだ。強引に勝敗を決する手段であるOTを意識しない──掌底有りのグラップリングの成立を期待したい。

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Report UFC UFC ESPN24 アレックス・モロノ ドナルド・セラーニ ブログ

【UFC ESPN24】1週間前のオファーを受けたモロノが決死の覚悟の右オーバーハンドからセラーニをKO

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
Def.1R4分40秒by TKO
ドナルド・セラーニ(米国)

1週間前のオファーを受けたモロノが、開始早々に右を振るい突っ込んでいく。この動きを察知していたようにセラーニは組みへ。モロノがケージにセラーニを押し込みヒザ、アッパーを見せて離れる。思い切り左右のフックを振るって左ハイを蹴ったモロノは短期決戦を覚悟のファイトか。セラーニは左ミドルを蹴り、ローへ。さらに左ミドルを続けたセラーニ、モロノは右ストレートを伸ばす。

もう1度ミドルを入れ、右ストレートにダブルレッグを合わせたセラーニだが、ここはモロノが逆に小外刈りでテイクダウンを決める。寝技にいかないモロノは、スタンドに賭けているようだ。その気持ちが右の拳に乗り移ったかのようにストレート、フックを振るうモロノ。ついに右フックがセラーニの左耳の辺りを捕える。腰が落ち、動きが止まったセラーニに左右のフック、ヒザを突き上げるモロノ。右オーバーハンドを受けケージに詰まったセラーニに右を連打すると、レフェリーが試合を止めた。

「凄い1週間だった。ここでDCのインタビューを受けることができて嬉しい。何て1週間、何てスポーツだ。右オーバーハンドはずっと練習してきた。ジャブは上手く当てることができないけど、右オーバーハンドを前に出てきたとき、当たると思った。先週の土曜日、生徒80人をトーナメントで指導していたんだ。で夜にオファーがあり、日曜日に思い切り練習し、ベガスに来たんだよ」とモロノは、勝利と1週間を振り返った。


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News Preview UFC UFC ESPN24 カールストン・ハリス ジェフ・ニール ドナルド・セラーニ ニール・マグニー ブログ

【UFC ESPN24】計量終了 メインはニールの左&左ハイ。プレリミはルタ戦士ハリスのギロチンに注目

【写真】ニール・マグニーと戦うジェフ・ニールに要注目だ (C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)、8日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN24「Rodriguez vs Waterson」の計量が行われた。

コリー・サンドハーゲン✖TJ・ディラショー、ホーリー・ホルム✖ジュリアナ・ペニャを負傷で失い、ジミー・フリックスの急遽引退、代役JP・バイスは負傷欠場でフランシスコ・フィゲイレドの試合がなくなるなど、カード変更が目立った今大会。

ベン・ロズウェルと対戦予定だったフィリッピ・リンスが体調不良で計量に参加できず、ロズウェルも試合が流れることに。またフライ級でザルク・アダシェフと対戦予定だったらイアン・ベノイトが、4ポンドオーバーでアダシェフが対戦を飲まず、イベント前日に2試合が消滅することとなった。


メインはマリナ・ホドリゲス✖ミッシェレ・ウォーターソンという女子フライ級になった今大会から、メインカードとプレリミの気になるファイターをピックアップしたい。

メインカードからはニール・マグニーと戦うジェフ・ニールだ。LFA~コンテンダーシリーズを経てUFCと契約という北米ステップアップの王道を歩んできたニールは、オクタゴンでも5連勝を達成──も、昨年12月にスティーブン・トンプソンに判定負けを喫している 。

再び上昇気流に乗りたいニールの最大の武器は、強烈なパワーを誇る左ストレートと、そのパンチの距離で放たれる左ハイキックだ。ボクシングの間合いで、見えないところから対戦相手を捉えるハイは、パンチとの相乗効果でニールのKO率を高めてきた。

それでいて乱打戦のかなかでのテイクダウン能力も高く、長身&ボディロックテイクダウンの強いマグニーに対して、ニールが自身の間で戦うことができるか見ものだ。マグニーをフィニッシュできれば、トップ5との対戦が楽しみになる。

プレリミからはオープニングバウトで、クリスチャン・アギレラと相対するカールストン・ハリスが気になる。今回がUFCデビュー戦となるガイアナ人ファイターのハリスは、リオデジャネイロでマーシオ・クロマドを師事するルタリーブリ戦士だ。

修斗ブラジル、ビテッチ・コンバッチ、WOCSという人材育成大会を経て、BRAVE CFではジャラ・フセイン・アルシラウィに敗れたもののウェルター級王座挑戦歴もある。その後、ブラジルでの2試合を挟み、今年の1月にはUAE Warriorsでカビブ・ヌルマゴメドフ率いるEagle FCウェルター王者セイジド・イザガクマエフをアナコンダ・チョークで破っている。

ハリスの師クロマドといえばギロチン。その師匠譲りのノーアーム&アームインから、ルタリーブリ・スペシャル=アナコンダ、そしてダースと多彩なフロント系の絞めが、世界最高峰で得意技として通用するのか──非常に興味深い。

■視聴方法(予定)
5月9日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN24計量結果

<女子フライ級/5分5R>
マリナ・ホドリゲス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェフ・ニール: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
モーリス・グリーン: 237ポンド(107.5キロ)
マルコ・ホジェリオ・デリマ: 264.5ポンド(119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・フェヘイラ: 160.5ポンド(72.8キロ)
グレゴール・ギレスピー: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス: 115.5ポンド(52.38キロ)
アンジェラ・ヒル: 116ポンド(52.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ: 186ポンド(84.37キロ)
カイル・ダウカウス: 186ポンド(84.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
ルドヴィット・クライン(スロバキア)

<ミドル級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 186ポンド(84.37キロ)
パク・ジュンヨン: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・アギレラ: 170.5ポンド(77.34キロ)
カールストン・ハリス: 170.5ポンド(77.34キロ)

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JJ Globo Report SUG19 ドナルド・セラーニ ハファエル・ドスアンジョス ブログ

【SUG19】練習試合っぽい好勝負。終始積極的だったドスアンジョスから延長でカウボーイが一本勝ち

<5分1R>
ドナルド・セラーニ(米国)
Def.OT2R0分12秒by 腕十字
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

立ちレスのなかで果敢にシングルを仕掛けるドスアンジョスと、受けるセラーニ。引き込んだドスアンジョスは足関節狙いから、スイープを決める。すぐに試合がスタンドに戻り、ドスアンジョスがシングルレッグへ。足を抜かれてもニータップとアグレッシブなドスアンジョスは、再びニータップでケージに押し込みシングルへ。防いだセラーニがダックアンダーからダブルレッグを仕掛ける。

即反応したドスアンジョスがケージ際のクリンチから引き込んで、ディープハーフから体をロールして起き上りスイープを成功する。セラーニはエビから立ち上がりダブルレッグもすかしたドスアンジョスが、シングル、ニータップとレスリングで攻勢に。笑顔すら浮かべるドスアンジョス、これだけのグラップリング能力にあの打撃があるのだから恐れ入るばかりだ。

残り25秒、引き込んだドスアンジョスのニーシールドを潰したセラーニだが、最後はクローズドガードの中でタイムアップを迎えた。

OT1R、先攻のドスアンジョスがシートベルトに。ロールしたカウボーイが28秒でエスケープに成功した。後攻のセラーニもシートベルトを選択。ドスアンジョスは09秒で逃れた。

OT2R、同じくバック選択のドスアンジョス、ここは08秒でエスケープを許してしまう。セラーニはスパイダーウェブを選び、21秒でタップを奪った。一度はタップしていないと抗議したドスアンジョスだが、タップは明らか。最終的には両者はハグをし、笑顔を浮かべた。

と、セラーニが試合続行を舞台裏で了承したが、さすがに実現はしなかった。良い意味での練習試合のような積極的な動きが見られた好勝負だった。


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JJ Globo Preview SUG19 アマンダ・ローウェン アンソニー・ジョンソン クレイグ・ジョーンズ デヴィッド・ガルモ ドナルド・セラーニ ハファエル・ドスアンジョス フェリシア・スペンサー ブレント・プリマス ブログ メイソン・ファウラー ライアン・ベイダー 石井慧

【SUG19】ヴェウドゥム、アウトも。ベイダー✖ジョンソン、Bellator前哨戦がファイトパスで!!

【写真】ベイダー✖アンソニー・ジョンソンン 、組技とはいえベイダーにとって4年11カ月越しのリベンジなるか(C) BELLATOR & Zuffa/UFC

20日(日・現地時間)、に開催されるSUG19の対戦カードをおさらいしておきたい。チェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリーinケージ大会のSubmission Undergroundは、19度目の大会としてMMAファイターを交えた過去最高のラインナップを揃えている。

メインでは日本で最終調整を行っていた石井慧が、SUG無差別級王者メイソン・ファウラーに挑戦する一番が組まれ、女子無差別級王座決定戦でアマンダ・ローウェン✖フェリシア・スペンサー、ライアン・ベイダー✖デリック・ルイス、ドナルド・セラーニ✖ハファエル・ドスアンジョス、アンソニー・ジョンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥムというカードが発表されていたが、いくつかの変更が見られる。


まずライアン・ベイダー✖デリック・ルイスがキャンセルとなり、大会を直前に控えた今週になるとアンソニー・ジョンソンと戦う予定だったファブリシオ・ヴェウドゥムが欠場に。AJとはライアン・ベイダーが戦うこととなった。

ベウドゥムはPFLと契約を果たし、AJはベラトールとの契約を終えたばかり。つまりPFLファイターとベラトール選手の対戦は流れたが、ここでベラトール世界ヘビー級王者ベイダーがAJと戦うことで、UFC Fight Passでサークルケージの前哨戦が視聴できるわけだ。

また元Bellator世界ライト級王者ブレント・プリマスは、クレイグ・ジョーンズとマッチアップされ、ケビン・ケイシー✖ガブリエル・チェコというBJJベースのMMAファイターの一戦と共にカウボーイとドスアンジョスら10試合が実施され──青い目のカルペディエム柔術家デヴィッド・ガルモも出場する。

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BELLATOR JJ Globo SUG19 UFC アマンダ・ローウェン アンソニー・ジョンソン チェール・ソネン デリック・ルイス ドナルド・セラーニ ハファエル・ドスアンジョス ファブリシオ・ヴェウドゥム フェリシア・スペンサー ブログ メイソン・ファウラー ライアン・ベイダー 石井慧

【SUG19】チェール・ソネンだけが治外法権なのか。Bellator世界王者✖UFCメインイベンター対決が実現

【写真】Bellator世界王者とUFCヘッドライナーがケージ・グラップリングで激突(C) Bellator& Zuffa/UFC

8日(日・現地時間)、チェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリーinケージ大会のSubmission Undergroundが12月20日(日・同)に開催するSUG19のポスターを発表し、グラップリングといえどもとんでもないカードが組まれることが明らかとなっている。

10月にソネンが言及していたようにメインはSUG無差別級王者メイソン・ファウラーに、石井慧が挑戦する一戦が組まれた同大会。同プロモーションにとって2つ目のベルトとなる女子無差別級王座決定戦でアマンダ・ローウェンに挑戦するのはことが明言されていたUFCファイターは、フェリシア・スペンサーであることが分かった。


この女子タイトル以外に今回のポスター発表で周知のことなったカードはライアン・ベイダー✖デリック・ルイス、ドナルド・セラーニ✖ハファエル・ドスアンジョス、そしてアンソニー・ジョンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥムの3試合だ。

いってみればピュア・グラップリング界のトップ対決でも、グラップリング✖MMAファイターの対決でもなく、MMAファイター同士の組み技マッチだ。それでもBellator世界ヘビー級王者ベイダーと28日のUFN184でカーティス・ブレイズとメインで戦うルイスの対戦など、オクタゴンとサークルケイジを行き来してコメンテイターを務めることができるソネンだからこそ実現できるマッチアップだ。

ショーン・オマリーとジェイムス・ギャラガーがSNSでヒートアップするなど、実現には至らなかったがゾクっとする顔合わせも期待できるSUG。現実問題としてUFCではBellator世界王者経験者を他の団体の世界王者と呼ぶなか、ソネンだけは治外法権なのか──と思わされるカードだ。

他のカードも近日発表ということだが、このMMAファンが視聴することが間違いないイベントでクレイグ・ジョーンズらSUGで戦ってきたトップグラップラーの出場も期待したい。

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Report UFC UFN ESPN+36 UFN178 ドナルド・セラーニ ニコ・プライス ブログ

【UFN178】手数も口数も多いプライス、減点響きドローに絶叫。セラーニは付き合っていられないという表情

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
Def.1-0:29-27.28-28.28-28
ニコ・プライス(米国)

左ジャブから左ハイ、右フック&右ハイと立ち上がりから手数でセラーニを圧倒するプライス。さらに組んでエルボーを連打し、離れてからも左右のフック、ヒザ蹴り、ヒジを打っていく。ヒザを返したセラーニは、間合を取り直すとプライスは既に動きが大人しくなる。クリンチでヒザをボディ、顔面に突き上げたセラーニは離れ際に左ハイを狙う。

ここからワンツーを入れたセラーニが、左ミドルを蹴る。とプライスの指がセラーニの右目に入り、プライスが大きな声で謝る。再開後、左から右フックを入れたプライスに対し、セラーニは目を気にしながら左ジャブを伸ばし、ダックから右ハイを蹴っていく。ローから組みに行くセラーニに対し、距離を取ったセラーニが左ハイ、ダブルレッグの仕掛けから右のハイを繰り出す。

と再びアイポークがあり、プライスはペナルティの1P減点にFワードを叫ぶ。セラーニは再開後すぐに打撃戦に呼応し、言葉で攻撃をしない漢気を見せた。

2R、右ローを2発、続いて右ハイを狙うプライスが、左ボディショットを決める。セラーニがローに左ジャブを合わせる。初回より動きが落ち着いたなか、プライスが右アッパーを当てる。ボディと顔面に攻撃を散らすプライスの腹にセラーニがヒザを突き刺す。さらに右アッパーから左フックは空振りとなったが、試合が落ち着くとセラーニがリズムを取り戻したか。

プライスは腹への蹴りを連続して、フックを当ててさらに左ミドル。セラーニも左ミドルを返し、右リードエルボーをヒットさせる。乱打戦から打撃戦となった2R、セラーニがボディショットから後ろ回し蹴りを狙い、プライスが右ミドルを入れて終了となった。

最終回、ハグ&ハイタッチから臨戦態勢に入った両者。プライスが手数を上回る。前蹴りに組みついたセラーニがテイクダウン、プライスがすぐに立ち上がりバックを許さず向き合う。左を当てたプライス、セラーニは右カーフを蹴る。またもアイポークがあり、セラーニがブレイクを要求する。

ここも素直に謝罪するプライスだが、ならば指を伸ばさないようにしなければならない。残り半分、セラーニはテイクダウン狙いからバックに回りスタンドで四の字フックへ。時40秒ほど要して前方にセラーニを落としたプライスが、スタンドで待ち受ける。セラーニは左フックを3発当て、プライスが組みに来ると逆にケージ押し込み、離れ際にヒザを突き上げる。

相当に消耗する中で、前に出るプライスは殴れて殴り返しながら組みへ。すぐに離れ、試合は残りの10秒──最後にセラーニは左ハイでバランスを崩しタイムアップを迎えた。

結果、減点に響きマジョリティドローにプライスは「OMG、Yeah」と絶叫する。プライスのハグにも、何を騒いでいるんだとばかりのセラーニの表情が印象的だった。