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BELLATOR Cage Warriors CJ・ヴェルガラ GLORY LFA MMA UFC UFC268 アレックス・ポアタン・ペレイラ イアン・ギャリー カマル・ウスマン コルビー・コビントン ジャスティン・ゲイジー ジャン・ウェイリ フランキー・エドガー ブルーノ・ソウザ ブログ マイケル・チャンドラー マルロン・ヴェラ ローズ・ナマジュナス

【UFC268】計量終了 2つの世界戦にゲイジー✖チャンドラーのメガショー。敢えて注目はペレイラ&ギャリー

【写真】公開計量でも色々と口やかましかったコビントンと王者ウスマン(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・クスエア・ガーデンで開催されるUFC268「Usman vs Covington2」の計量が5日(金・同)に行われた。

最高のカードが並んだMSG大会のメインはUFC世界ウェルター級選手権試合。カマル・ウスマンにコルビー・コビントンが挑む一戦だ。両者は1年11カ月前に戦っており、その時は最終回にウスマンがコビントンをKOしている。


コメインはUFC世界女子ストロー級選手権試合=王者ローズ・ナマジュナス✖ 挑戦者ジャン・ウェイリ戦。ウェイリが笑顔で右手を差し出すと、王者はその手を握り返したものの表情に感情は見られなかった。

「MSGが私の力を見せる機会を与えられて、とても嬉しい」と元王者は話し、ナマジュナスは「天の父にただ感謝している。父無くして、何もできていなかった。ウェイリ、UFC、NYCの人々に感謝している。皆はもっともタフで私をインうパイアしてくれた。私がベストと尽くした時、神は私がベストなのは神の意志だから」と話した。

フランキー・エドガーと対戦するマルロン・ヴェラにNYのファンはブーイングを送り、エドガーにはこの日一番といっても過言でない大きな声援が送られた。

激闘必至のライト級マッチ=ジャスティン・ゲイジー✖マイケル・チャンドラー、WSOFとBellatorの世界ライト級王者対決は、両者揃ってタイトル戦で敗れてからの再起戦となる。大一番を前にして、フェイスオフでは両者揃って余裕の笑みを浮かべ大物ぶりを見せつけていた。

Fight Night大会なら全てがメインといえるタイトルマッチ以外のワンマッチが並んだメインカード。対してプレリミにも注目のニューカマーが出場する。

プレリミメインでアンドレアス・メケイリディスと対戦するのはアレックス・ポアタン・ペレイラは、元GLORY世界二冠王で、キック時代にイスラエル・アデサニャから2勝を挙げている。Gloryと契約中にLFAでも戦っていたペレイラは、9月に世界ライトヘビー級王座を失ったことで、UFCとサインし今大会でのデビューが決まった。

MMAでは3勝1敗だが、MSGという大舞台が似合った大物ルーキーは非常に落ち着いた表情で、メケイリディスの目から視線を外すことはなかった。

もう1人の注目選手はジョーダン・ウィリアムスと戦うイアン・ギャリーだ。ギャリーはCage Warriorsウェルター級王者からUFCにステップアップを果たした。

ボクシング歴10年のギャリーはワンツーの右、左リードフックに絶対的な破壊力を持ち、左ハイキックでKOもできる。組みでもスクランブルでフロント系チョークを得意としており、柔道流の投げや抑えも強い。その一方で、技を散らしすぎて器用貧乏的な状態に陥ることもあるが、それも有り余る才能を持っている証といえる。

そのギャリー、フェイスオフではしっかりとウィリアムスと握手を交わし、何か目立ったアクション=スタンドプレーに走ることなくステージを下りた。

またマルシック・バクダサリアンと戦う、LFAフェザー級王者でシンゾー・マチダの愛弟子ブルーノ・ソウザも今回がオクタゴン初陣となる。そのソウザ、計量では148.4ポンドと1ポンド・オーバー規定よりもさらに2.4ポンド重く、キャッチウェイト戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月7日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC268計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] カマル・ウスマン: 169ポンド(76.66キロ)
[挑戦者]コルビー・コビントン: 169.4ポンド(76.83キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ローズ・ナマジュナス: 115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者]ジャン・ウェイリ: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
フランキー・エドガー: 135.6ポンド(61.5キロ)
マルロン・ヴェラ: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェーン・バーゴス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ビリー・クゥアンティロ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 155.6ポンド(70.57キロ)
マイケル・チャンドラー: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレアス・メケイリディス: 185ポンド(83.91キロ)
アレックス・ペレイラ: 185.8ポンド(84.27キロ)

<ライト級/5分3R>
アル・イアキンタ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ボビー・グリーン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ: 185.4ポンド(84.09キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ナソーディン・イマボフ: 184.6ポンド(83.73キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス: 170.6ポンド(77.38キロ)
イアン・ギャリー: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャン・ヴィランテ: 260.6ポンド(118.2キロ)
クリス・バーネット: 263.8ポンド(119.65キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョン・アラン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
マルシック・バクダサリアン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ブルーノ・ソウザ: 148.4ポンド(67.31キロ)

<ヘビー級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 127.4ポンド(57.78キロ)
オード・オズボーン: 125.2 ポンド(56.78キロ)

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Report UFC UFC261 カマル・ウスマン ブログ ホルヘ・マスヴィダル

【UFC261】右ストレートを打ち抜き、マスヴィダルを失神に追い込んだカマル・ウスマンがKO王座防衛

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
カマル・ウスマン(米国)
Def.2R1分02秒by KO
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

笑顔でケージにもたれるマスヴィダル、しゃがんでまっすぐ視線を送るウスマン。マスヴィダルが右、そして左ローを蹴る。続いて右ローから前蹴りを見せたマスヴィダルに対し、ウスマンがボディストレートを伸ばし、一瞬サウスポーで構える。オーソに戻し右を当てたウスマンは、テイクダウンのフェイクを入れて間合を図る。左ジャブ、右オーバーハンドを繰り出すチャンピオンに対し、マスヴィダルが踏み込んでヒザを狙う。

離れたマスヴィダルの飛び込んでの前蹴りのタイミングでテイクダウンを決めたウスマンが、ガードの中からパンチを落とす。マスヴィダルのクローズドが開くと、ウスマンが右エルボーを落とす。下からヒジを打ち、ケージを使って立ち上がろうとするマスヴィダルをウスマンが後方から殴る。

マスヴィダルが胸を合わせて離れる左ミドルも、右ストレートから左ジャブを被弾する。マスヴィダルは右ローを2発入れ、跳びヒザもクリーンヒットはしなかった。

2R、マスヴィダルが左、続いて右ローを蹴る。右オーバーハンドに、右を合わせていったウスマンは、左ジャブからの右ストレートを左フックをを打ってきたマスヴィダルに合わせる。倒れこんだマスヴィダルに鉄槌を連打したウスマンが、失神に追い込み王座防衛を決めた。

「ホルヘに礼を言いたい。凄くナーバスになったけど、ホルヘのおかげで成長できた。可能性は無限大だ。コーチから基本に忠実にと言われていたし、ヘンリーからはシンプルにとアドバイスを貰っていた。僕は今、この惑星のP4Pだ」とウスマンは話した。マスヴィダルは「25分間、レスリング勝負に来ると思っていた」と語った。


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News UFC UFC261 カマル・ウスマン ジェシカ・アンドレジ ジャン・ウェイリ ブログ ホルヘ・マスヴィダル ローズ・ナマジュナス ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC261】計量終了 約14カ月振りの有観客イベントはウスマン✖マスヴィダルなど3つの世界戦

【写真】今回が5度目の王座防衛戦となるシェフチェンコ。全く穴が見えないチャンピオンに対し、アンドレジが無類のパワーを発揮するか (C)ZUFFA/UFC

23日(金・現地時間)、24日(土・同)にロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC261「Usman vs Masvidal 2」の計量が行われた。

UFCにとって昨年3月7日のUFC248=ラスベガス・Tモバイルアリーナ大会以来の有観客イベントは、パンデミック真っただ中の昨年5月にUFCの活動再開に協力したフロリダ州ジャクソンビルが開催地となった。


チケットが瞬く間にソールドアウトになった同大会は3階級の世界戦が組まれるヒストリックイベントとなる。

メインは昨年7月の再戦=世界ウェルター級王者カマル・ウスマンにホルヘ・マスヴィダルが挑む。ウスマンは2月に友人対決となったジルベルト・ドリーニョに勝利してから、僅か2カ月のインターバルで、ウスマンに完敗を喫して以来の試合がダイレクトリマッチとなるマスヴィダルを迎え撃つ。

昨年の試合は、スクランブル発進のマスヴィダルがただケージに足を踏み入れたことに価値があるような状況で、勝負は一方的にウスマンがコントロールしている。そこから誰にも勝っていない挑戦者というのも首をかしげざるを得ない、ベストの状態のマスヴィダルを期待したい。

その他の世界戦は共にアジア国籍の女子世界王者──キルギスのフライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコと中国人のストロー級王者ジャン・ウェイリがそれぞれジェシカ・アンドレジ、ローズ・マナジュナスの挑戦を受ける。

今やUFCのP4Pといっても過言ないシェフチェンコは5度目の防衛戦で、ウェイリは2度目のタイトルディフェンディング・ファイトとなる。

また今大会では上海のUFC PIのUFCアカデミー出身の3人の中国人ファイター=ロン・チュウ、アオリーチーラン、リャン・ナがUFC初陣を戦う。

■視聴方法(予定)
4月25日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC261計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 169.5ポンド(76.88キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ: 114.5ポンド(51.94キロ)
[挑戦者]ローズ・ナマジュナス: 114.5ポンド(51.94キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ジェシカ・アンドレジ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント: 170ポンド(77.11キロ)
ステファン・セクリッチ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブランダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
カール・ロバーソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)
パット・サバティニ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー: 136ポンド(61.69キロ)
ケヴィン・ナティヴィダッド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
ロドリゴ・ヴァルガス: 155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェフ・モリーナ: 126ポンド(57.15キロ)
アオリーチーラン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アリアニ・アルネロッシ: 115ポンド(52.16キロ)
リャン・ナ: 116ポンド(52.62キロ)

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News Preview UFC UFC258 アンソニー・ヘルナンデス カマル・ウスマン クリス・グティエレス ジルベウト・ドゥリーニョ ディエゴ・リマ. アンドレ・イーウェル ブライアン・ケレハー ブログ ベラル・モハメッド ホドウフォ・ヴィエイラ リッキー・シモン

【UFC258】計量終了 アーリープレリミ、プレリミにマーヴェリック、シモン、ホドウフォら注目選手

【写真】いよいよ待ったなし、UFC世界ウェルター級選手権試合 (C)Zuffa/UFC

13日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC258「Usman vs Burns」の計量が12日(金・同)に行われた。

メインでチャンピオン=カマル・ウスマンにチャレンジャー=ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが挑戦するUFC世界ウェルター級選手権試合を筆頭に、全12試合に出場する24人の選手は誰1人計量失敗がなかった。


PPVラインナップが世界戦に断トツの注目度の高さがあるからか、メインカード5試合、プレリミ4試合、アーリープレリミ3試合のなかにバランスよく気にあるファイトが散りばめらた感のがある。

アーリープレリムではオープニングに昨年末30日で2度目のSUG出場を果たし、Invicta FC世界フライ級タイトルコンテンダーのパール・ゴンザレスを圧倒。

5分という短い本戦試合タイムながら4分11秒にRNCを極めたジリアン・ロバートソンが、そのInvicta FC時代にそのゴンザレスに勝利しているミランダ・マーヴェリックと対戦する。

フェニックスシリーズ優勝、力強いレスリングがベースのメーヴェリックはこの試合を皮切りに順調にステップアップを果たせば今大会のセミで戦うメイシー・バーバーやアレクサ・グロッソのポジションを得られる期待の素材だ。

同じくアーリープレリミからはフェザー級のリッキー・シモン✖ブライアン・ケレハーの一戦も見逃せないマッチアップだ。

コロナから活動を再開した直後のオクタゴンで5月、6月、9月と戦い2勝1敗だったケレハーが、2021年第一弾のUFC ABCでシモンと戦う予定だったが、コロナウィルスに感染し今大会に両者の対戦は延期されていた。

シモンの特徴は打撃とテイクダウンが一体化し、スクランブル上等の動きを止めないスタイルにある。ワイドスタントで前進運動と上半身の捩じり効果を同時に発揮できる強靭な肉体から腹、顔にパンチを振り分け、終着点となるダブルレッグに持ち込む。倒した後は、抑えないでリリースするとこにエネルギーを使い過ぎないアタッキング&省エネという彼の秘密が隠されている。

とはいえケレハーもこの動きに遅れを取らず、また接近戦が続くようであれば圧力でう回ることも十分に考えられる。PPVカードでおかしくない、フェザー級戦は動きを止めた方が敗れる──回遊魚MMAとなろう。

蹴りのレベルチェンジというべき左右の両方向から、上下を散らして下で仕留めるクリス・グティエレスと、UFCで挙げた4勝のうち3試合がスプリット判定勝利という粘り強さが信条のアンドレ・イーウェル。

加点方のグティエレスと、減点しないイーウェルの我慢比べの一戦だ。

ベラル・モハメッドとディエゴ・リマのウェルター級戦も前者が陽性となり、12月に実現しなかったカードの仕切り直しだ。

テイクダウンに帰結する打撃ながら、KOパワーを持つモハメッド、仕切り直しのUFC再契約シリーズ=TUF25から3勝2敗としぶとく粘り、イーウェルにも似て直近の2試合がスプリットを制いているリマ──しんどい削り合いが展開されそうだ。

プレリミメインはミドル級でホドウフォ・ヴィエイラがアンソニー・ヘルナンデスと相対する。黒帯で階級と無差別でムンジアルを制すること5度、2015年のADCCも99キロ級を制したグラップリング無双のホドウフォはMMAでも無敗の7連勝中と怪物ぶりをいかんなく発揮している。

オクタゴンでも2連続で肩固めで一本勝ちというホドウフォが、LFAミドル級王者からUFCにステップアップを果たし、1勝2敗のヘルナンデスを相手にさらなるステップアップを賭けた試合に臨む。

メインカードではライト級のボビー・グリーン✖ジム・ミラーがそれぞれ 156ポンド(70.76キロ)と155.5ポンド(70.53キロ)で計量をパスしていたが、直後にバックステージにグリーンが倒れ試合出場が不可能となった。

■視聴方法(予定)
2月14日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC258「Usman vs Burns」計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ジルベウト・バーンズ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 186ポンド(84.37キロ)
イアン・ハイニッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス: 185ポンド(83.91キロ)
マキ・ピトロ: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ: 186ポンド(84.37キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ: 171ポンド(77.56キロ)
ベラル・モハメッド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ: 116ポンド(52.62キロ)
マロリー・マーチン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
アンドレ・イーウェル: 138.5ポンド(62.82キロ)
クリス・グティエレス: 140ポンド(63.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 169.5ポンド(76.88キロ)
フィリップ・ロウ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125.5ポンド(56.92キロ)

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Interview UFC UFC258 カマル・ウスマン ジルベウト・ドゥリーニョ ブログ

【UFC258】旧友カマル・ウスマンに挑戦、ジルベウト・ドゥリーニョ「テイクダウンだってできる」

【写真】いつも通り終始笑顔だったドゥリーニョ (C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC258「Usman vs Burns」。

同大会のメインでジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが、UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦する。

ブラックジリアンズ~サンフォードMMAで長きに渡って時間を共にしてきた旧友への挑戦は昨年7月に予定されていたが、ドゥリーニョが新型コロナウィルスに感染し直前に流れた。

同じく12月の対戦はウスマンが負傷し、今週末いよいよ両者の対戦が実現する。MMAPLANETではZoomでドゥリーニョをインタビュー──自信にあふれる言葉の数々が訊かれた。


──土曜日の夜、いよいよカマル・ウスマン戦が実現します。

「素晴らしいトレーニング・キャンプを行い、絶好調だよ。今回の試合はこれまでの試合とは違いコーチ全員、チームメイト全員が対戦相手のことを良く知っている。だからこそ、しっかりと準備ができて完璧な作戦を立てることもできた。今回の試合はこれまで以上に自信を持って戦えるよ」

──7月にウィルスに感染し挑戦できなくなった時は。どのような気持ちになりましたか。

「最初は状況を飲み込むことに苦労した。夢が実現するまであと僅かという所まで来ていたのに、どうなってしまったんだって。チャンピオンになれる立場から、遠ざかってしまうことは悲しかったし、辛かったよ。

でも気持ちを切り替えて、練習に取り組んだ。結果、精神的にも肉体的にもテクニック的にも去年の7月よりずっと成長して強くなっている。あのことを受け入れ、より成長できた。それに去年の7月は4週間しか調整期間がなかったけど、今回はフルトレーニングキャンプを実施できたからね」

──ところで7月から7カ月間、ドゥリーニョは柔術やグラップリングの試合に出てこなかったです。これまではMMAで試合間隔が空くと組み技の試合に出場していたのですが、やはりタイトル挑戦を前にして控えたということでしょうか。

「UFCが許してくれないんだ。前回の挑戦が流れ、僕の次の試合はタイトル戦だと決まっていた。だから他の試合に出てケガをされたら……ということだよね」

──UFCがそうすることも理解できます。ただ、ドゥリーニョの組み技も見続けたい気持ちもあります。

「僕も柔術やグラップリングのスーパーファイトには出続けたいと思っている。コンペティションに出ることで、柔術の強化につながるのは絶対だから。実戦トレーニングの意味でも組み技で戦いたい。だから、チャンピオンになったらグラップリングの試合で出られるようUFCとは話すつもりなんだ」

──なるほど、いかにもドゥリーニョらしいです。キャンプはサンフォードMMAでやってきたと思いますが、グラップリングに関してはホベウト・アブレウのファイトスポーツ・マイアミで行うこともあったのですか。

「サイボーグとはドリルを多くこなしてきた。それにファイトスポーツ所属のヴァグネウ・ホシャとのトレーニングもずっと続けてきた。ヴァグネウは今回の試合のコーナーマンだ。ファイトスポーツではしっかりと組みの練習をしてきたよ」

──ところで先ほどもドゥリーニョが今大会の対戦相手はコーチも練習仲間も良く知っていると言っていました。チームメイトとの対戦はやり辛さもありますか。

「う~ん、カマルはもうサンフォードMMAの所属ではない。コロラドでトレバー・ウィットマンと練習しているしね」

──ただヘンリー・フーフトはこの試合でコーナーに就かないと聞いています。

「なぜカマルがUFC世界チャンピオンになれたのか。ブラックジリアンズでヘンリーの指導を受け、サンフォードMMAで練習してきたからだよ。

チームメイトでなくなっても、ヘンリーにとっては僕と同様に教え子なんだ。だからヘンリーの判断を僕は尊重するよ。それにコーナーにはいなくても、ヘンリーは僕を勝たせるためにしっかりと指導をしてくれたしね。

さっきも言ったようにヘンリーだけでなく、全てのコーチ、チームメイトがカマルのことを知っている。そんな環境で準備してきたんだ。あとはケージのなかで勝つだけさ」

──カマルが彼のレスリング技術をディフェンス面で主に使い、打撃でもジャブを中心にタッチキックボクシングをして、その隙に一気にテイクダウンを狙う。そのうえで寝技には付き合わない。このような戦いをしてくると、相当にハードな戦いになるかと思うのですが。

(C)Zuffa/UFC

「そうやってくるだろう(笑)。ケージに近い位置で戦い、押し込んでくる。そこを想定して準備してきた。

問題ないよ。僕は自分の打撃を信じているし、ケージでの攻防でも負けない。それにテイクダウンだってできると思っているから、試合を楽しみにしてほしい。

パンチは僕の方が強いし、柔術も僕の方が上だ。気持ち、スタミナ、パワー、全てを一つに掛け合わすとカマルより優っている。

とにかく僕の方がハングリーだ。カマルがどんな気持ちで戦うのか、僕には分からない。でも、この試合に賭ける気持ちは僕の方が強い。チャンピオンになるために一番ハードな練習をしてきた。キャリア最高にハングリーな状態だよ。

土曜日にはフィニッシュして、世界チャンピオンになる。カマル・ウスマンをフィニッシュする、世界チャンピオンに相応しい力を見せるよ」

──日本の柔術家たちもドゥリーニョを応援していると思います。

「2010年に日本に行き、今もマルキーニョス、サトシのソウザ兄弟とは良い友達なんだ。今度、日本へ行くことができるのはいつになるか分からない。でも、絶対的にまた日本へ行く。少しでも早く皆に会いたいと思っている」

■視聴方法(予定)
2月14日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC258対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(米国)
[挑戦者]ジルベウト・バーンズ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
イアン・ハイニッチ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジュリアン・マルケス(米国)
マキ・ピトロ(米国)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン(米国)
ジム・ミラー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
アンソニー・ヘルナンデス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
ベラル・モハメッド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)
マロリー・マーチン(米国)

<140ポンド契約/5分3R>
アンドレ・イーウェル(米国)
クリス・グティエレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
ブライアン・ケレハー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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Report UFC UFC251 カマル・ウスマン ブログ ホルヘ・マスヴィダル

【UFC251】勝ちにいかない挑戦者。手堅く戦うチャンピオン。これもコロナの時代の世界戦か……

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
カマル・ウスマン(ナイジェリア)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

右ロー、右前蹴り、左ミドル、左ローとアグレッシブに動くマスヴィダル。ウスマンはローをキャッチしてテイクダウンに成功する。クローズを取り下からエルボーを放つマスヴィダルに、ウスマンがパンチを落とす。上体を起こし、足を捌こうとウスマンをここでも下から殴るマスヴィダル。ウスマンは立ちあがり、起き上ってきたマスヴィダルをがぶる。マスヴィダルは離れると左ミドルを繰り出すが、既に息が荒くなっている。シングルからケージにマスヴィダルを押し込んだウスマンがテイクダウンへ。

右のパンチを顔面に入れたウスマンに対し、マスヴィダルはヒザとヒジを打っていく。エルボーを逆に受けて離れたマスヴィダルが、左ロー、左ジャブを伸ばす。さらに左フックを当てたマスヴィダルは、左ジャブに右、さらに左フックを返す。ウスマンの踏み込みに右フックを合わせようとしたマスヴィダルは、ケージを背負って前蹴り、右を見せて組まれるとそのままケージを背負ってラウンド終了を迎えた。

2R、マスヴィダルがスタミナ切れを起こすのは織り込み済みだが、初回を見る限りウスマンも決して動きは良くない。2R序盤も素早い右ロー、続いて右ミドルを蹴ったマスヴィダルは、シングルレッグから足を抜いて逃げる。右を見せて組みついたウスマン、マスヴィダルはウィザーで懸命に耐える。足の指、甲を踏むチャンピオンは細かいヒザ、ボディブローを繰り出す。

マスヴィダルも差し返しつつエルボーを入れるが、ウスマンは離れることを許さずケージに押し込み、右をヒットして離れる。すぐに組み直したウスマンは肩パンチ、眉間を切ったマスヴィダルに流血が見られる。押し込まれボディを殴られるマスヴィダルは、肩パンチ、足の甲へのスタンプと細かい攻撃を受け続ける。残り40秒で離れたウスマンはマスヴィダルの蹴りからパンチに頭を振って、左を伸ばすが届かない。最後に右ボディを入れたウスマンだが、両者揃って動きは非常に重かった。

3R、マスヴィダルが右ロー、ウスマンは距離を詰めてエルボー、必死に捌こうとするマスヴィダルをケージに押し込む。ヒザを見せるマスヴィダル、ヒジを入れたウスマンは離れて右を振るう。遠い距離でのパンチは、マスヴィダルが蹴りで対抗する。と、組んでクリンチのウスマン。ボディを狙ったパンチを急所とされてブレイクを命じられる。

休んで息を整えるマスヴィダル。とてもUFCの世界戦とは思えない、厳しい内容だ。再開後、マスヴィダルの右にダブルレッグを合わせたウスマンがテイクダウンに成功する。ウスマンはマスヴィダルを立ち上がらせて、右を差しあげてテイクダウンを再び決める。一瞬ロールしたマスヴィダルは、バックを取られることを嫌がりガードへ。手首を掴むマスヴィダルに対し、ウスマンはヒジを入れて攻撃を締めた。

4R、右ボディ、右ミドルを入れたウスマンが、シングルレッグでドライブしてケージへ。王者がワキ腹を殴り、マスヴィダルがヒザを返す。離れたウスマンがダブルレッグを決め、ギロチンを防いで立ちバックへ。マスヴィダルが胸を合わせると、ウスマンは肩パンチ、スタンプを繰り出す。さらにダブルレッグ、左右のフック、再度ダブルレッグと攻めるウスマンだが、マスヴィダルが力を入れて細かいパンチを見せながら離れる。スピニングバックフィストは空振りとなったマスヴィダル、自らケージを背にした位置を選択して蹴りを繰り出す。ウスマンは右、続いて左フックを当てて組みへ。そのままウスマンはタイムアップまで1分以上、押し込み続けた。

コロナ禍のUFCでは、世界戦も3Rで良いのではないかと思いたくなる一戦は、最終回へ。互いにジャブを伸ばし、ウスマンが左フック、右を振ってダブルレッグへ。ケージ中央側に頭を向けてテイクダウンに成功するが、マスヴィダルはケージに近づいていく。立たせずエルボーを落とすチャンピオン、マスヴィダルはハーフニーシールドも、反転してきたウスマンの足を抱えつつ──足首を取ることはなく、足を抜かれる。ロールから立ち上がろうとしたマスヴィダルをがぶるウスマン。立ちあがったマスヴィダルはヒザを放って離れた。

マスヴィダルは左フック、左ミドル、跳びヒザから右ストレートを繰り出す。ウスマンも右を伸ばし、ミドルキックにも右を伸ばしてタイムアップに。調整不足のなか、諦めない姿勢を見せたが、倒されても倒そうと気持ちはチャレンジャーから見えず。ウスマンも大事を取ったファイトに終始し、この状況での体調管理とコンディション創りが、UFCのトップファイターでもいかに難しいかが伝わってくる世界戦だった。

結果、フルマークの判定勝ちを収めたウスマンが2度目の王座防衛に成功した。


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【UFC251】計量終了 終始笑顔のアマンダ・ヒーバス。マスヴィダルもミステリアス・スマイル!?

【写真】マスクをせずに計量に臨んだマスヴィダル、この笑顔が意味するところは (C)Zuffa/UFC

10日(金・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC251「Usman vs Masvidal」の計量及びフェイスオフが行われた。

3階級の世界戦に出場する選手は全員が問題なくパス。ジョゼ・アルドとバンタム級王座決定戦を戦うピョートル・ヤンはスケールに乗る前に服と一緒にマスクを外し、つけるように指示を受ける。

一方でマック・ホロウェイの挑戦を受ける世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーと、メインで世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦するホルヘ・マスヴィダルはマスク無しで体重を測った。

そのマスヴィダルは下着を脱いで計量に臨み、指を組み腕を合わせるや満面の笑みを浮かべる。フェイスオフではマスクをつけたマスヴィダルだが、離れるとすぐに外し──ウスマンに何やら呟くようなシーンも見られた。


メインカード出場選手では会見などで、いつも明るさ満点のアマンダ・ヒーバスが大きなマスク着用でも体重計の上で思い切り笑顔を見せていることが分かった。そのヒーバス、ペイジ・ヴァンザントと相対すると鋭い目つきになるものの直後に背筋をピンと伸ばして、周囲にお辞儀するなど、どこまでも好人物ぶりを披露している。

なお女子バンタム級でカロル・ホサと対戦予定だったするヴァネッサ・メーロが 141ポンドと6ポンドのオーバー──30パーセントのファイトマネーのカットで、キャッチウェイト戦へ。またフライ級でジャルガス・ジャマグロフと戦うパウリアン・パイヴァは拝むような仕草をスケールの上で見せたが、3ポンド・オーバーで掌を合わせ周囲に詫び20パーセントの減給となり契約体重戦に臨むこととなった。

■UFC251計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 145ポンド(65.77キロ)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
ジョゼ・アルド: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 115ポンド(52.16キロ)
ローズ・ナマジュナス: 116ポンド(52.62キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア: 205.5ポンド(93.21キロ)
イリー・プロハースカ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 171ポンド(77.56キロ)
ムスリム・サリコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
ダニー・ヘンリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)
ロマン・ボガトフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 252ポンド(114.3キロ))
マクシム・グリシン: 223ポンド(101.15キロ)

<フライ級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 129ポンド(58.51キロ)
ジャルガス・ジャマグロフ: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ: 141ポンド(63.95キロ) 136ポンド(61.69キロ)
カロル・ホサ: 141ポンド136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

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【UFC251】ホルヘ・マスヴィダル「メンタルとスキルは上」✖カマル・ウスマン「王者に相手は関係ない」

【写真】バーチャルメディアデーでの両者。非常に落ち着いて見えた (C)Zuffa/UFC

いよいよ計量とファイトを控えるばかりとなったUFC251「Usman vs Masvidal」。11日(土・現地時間)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催される同大会の出場選手は、全員がMMAの歴史に名を残すといっても過言でない。

そんなUFC251のメインは本来の挑戦者ジルベウト・ドリーニョ・バーンズが新型コロナウィルスの検査で陽性となり欠場し、ご存知のようにホルヘ・マスヴィダルが6日前にオファーを了承──UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦することとなった。


昨年7月にベン・アスクレンを5秒でKO、4カ月後にはネイト・ディアスを破りBMFのベルトを巻いたマスヴィダル。ベルトを頂点としたUFCウェルター級のヒエラルキーに収まらないポジションにあるファイターとなった。

アスクレンを跳びヒザで破り、ネイトには打撃と組みで勝つ。ウスマンがレスリングにガッツリと打撃と叩きこんだのとはまた一味違うマスヴィダルのスタイルだ。MMAのエレメントの一つ一つが個として極度に完成度が高まる前──いわばMMAの打撃、MMAのレスリングという言い方がなされていた時代を感じさせる、高レベルのウェルラウンダーといえよう。

ウスマンは得意分野で相手を遮断することができ、マスヴィダルはどの局面でも真っ向から応じることができる。そんな両者のマッチアップは、ウスマン✖ドゥリーニョに負けず劣らずケージのなかだけでも非常に興味深い戦いだ──本来であれば。

しかし6日間のショートノーティス出場では、当然のように準備は十分ではない。何よりもパンデミックでジムが閉鎖され、社会が膠着していた時期を試合という目的がない状況でマスヴィダルは過ごしてきた。

対してウスマンは世界王座を防衛するためにトレーニングをしてきた。この差はパンデミック以前のショートノーティス出場とはまるで違う。このことは5月から再開されたUFCの試合を見ていれば、誰もが分かることだろう。

そんなかマスヴィダルはバーチャルメディアデーで「ファイトアイランド大会のメインを戦うこと? ただの試合だ。それよりも朝の8時から試合をすることの方が特別だろう。隔離政策期間も泳いだり、ウェイトをしたりコンディションは整えてきた。調整の仕方がいつもと違っているだけだ。そりゃあ、このやり方では100パーセントとはいえないだろう。でもマインドやスキルは100パーセントだ。カマル・ウスマンより上だよ」と話している。

そのウスマンは「向うは6日前に試合が決まったかもしれないけど、こっちはそれまで全く別のファイターと戦うつもりだった。ノーと言わなかった理由? ファイトはファイトだ。特にチャンピオンは、相手は関係なく戦う」と断言している。

一発のあるマスヴィダル故、どのような不利な状況を跳ね返すことはあるだろう。と同時に、その勝機に大きく関係している名セコンドのマイク・ブラウンもコロナ陽性で欠くこととなった。ブラウン不在に関してマスヴィダルは「マイク・ブラウンの声は、身の内に聞こえてくる」と力強くバーチャル会見で口にしていた……。

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【UFC251】対戦カード プレリミでタイトルコンテンダー=オズテミア✖元RIZIN王者プロハースカ

【写真】スイスからオズテミアがヒストリック・イベントに。西欧からオズテミア以外に3選手、旧ソ連圏以外の東欧からは対戦相手のプロハースカとポーランドのティブラの2選手が出場する。またメインのウスマン✖マスヴィダルもオフィシャルで発表された(C)MMAPLANET

2020年7月11日(土・現地時間)
UFC251
UAE アブダビ
UFC Fight Island

■視聴方法(予定)
6月12日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ジョゼ・アルド(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズテミア(スイス)
イリー・プロハースカ(チェコ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ムスリム・サリコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ダニー・ヘンリー(英国)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス(ブラジル)
ロマン・ボガトフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
マクシム・グリシン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ハウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
カロル・ホサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

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【UFC251】ドゥリーニョに代わり、UFCウェルター級王者ウスマンにBM王者ホルヘ・マスヴィダルが挑戦?!

【写真】現状としてウスマン✖マスヴィダル、もしくはウェルター級タイトル戦はなし──ということになる (C)Zuffa/UFC

5日(日・現地時間)、米国のESPNが11日(土・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC251でUFC世界ウェルター級選手権試合=王者カマル・ウスマン✖挑戦者ホルヘ・マスヴィダルが行われると伝えている。

UFCの公式発表ではないとしながらも、UFCの情報発信源としてはオフィシャルと変わりない立場のESPNが報じているだけに、この試合が決定されたことはデフォルトに違いない。

挑戦者ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズがCOVID19の検査で陽性になったというショッキングなニュースから2日で、BMF(Baddest Mother Fucker)チャンピオンの挑戦が決まった。昨年7月にベン・アスクレンを5秒でKOし、一気に存在感を増したマスヴィダルはその4カ月後にネイト・ディアスを破りBMFのベルトを巻いていた。以来、8カ月振りの試合が6日前に了承した世界戦となる。

ちなみにマスヴィダルは現在ウェルター級ランキングでは3位、欠場となったドゥリーニョが1位で、2位にはコルビー・コビントンがランクされている。コビントンも話題に事欠かないファイターであるがウスマンには昨年12月に敗れたばかり、現状として話題的にはワールドベストの新挑戦者が出現したといえる。

とはいえマスヴィダルもドゥリーニョと同様に、1日に1万人以上の感染者を出しているフロリダ(※検査を受けた人数は8万人以上とされる)から出場となるだけに、不安はぬぐえない。現状UFCでは米国在住の選手は一旦はラスベガスを訪れ検査を受けてから現地に向かうことになっており、現地入り当日から試合前日まで、複数回の検査が控えている。

これは何もマスヴィダルだけでなく、王者ウスマンや他のファイターにもいえることだ。しかも、セコンドが感染している場合も試合に出ることができない──それがニューノーマルのMMA、大会当日までUFC世界ウェルター級選手権試合だけでなく、全試合が実現するかは確定しない時代となっている。