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【ONE Only the Brave】ブルックスと大勝負前の箕輪ひろば―01―「VJTで達郎君と戦おうと思ったのは…」

【写真】箕輪ひろばにとって修斗のケージは里帰りの場所ではないのだろう (C)TSP

28日(金・現地時間)に、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveで、箕輪ひろばがジャレッド・ブルックスと対戦する。

修斗世界ストロー級王者として、ONEに参戦する箕輪はキッズ修斗の普及を掲げるなど、ただ試合をするのではなく――生き方として常に修斗とある。その箕輪が、ブルックス戦を前にSTFでの冬合宿と、本気で修斗を想う気持ちを語った。


――新しい道場、ずいぶんと広く立派な新しい城が完成したようですね。

「柔術マットが2つとキックスペースがあって……もともと合気道教室とバレエ教室の2つが入っていた建物をぶち抜いて、一つにしたんです。これからリングとケージを入れます」

――いやぁ、楽しみです。日本もそういう時代になりつつあるのでしょうか。埼玉県は大きなジムが増えてきました。

「ワクワクしますね。今ではSTFでの練習は、ここがメインになっています。現状STF川越と呼んでいますが、グラウンドオープンの時は名称が変わっているかもしれないです」

――押忍。そのSTFの阿部代表のSNSで年末年始の追い込み練習の様子が挙がっていたのですが。

「あぁ、アレは僕のということではなくジムの年末年始の合宿なんです。僕は普段から2部練、3部練とできますが、学校がある子たちは無理じゃないですか。だから冬休みのタイミングで強化週間を毎年やってきたんです。2週間ぐらいの期間で、山上(幹臣※元修斗ストロー級世界王者)さんも初日と2日目は誰よりも早く来て、そこから1日置きに(笑)。でも最終日に合わせて、しっかりと動くのは凄いです」

――阿部代表の目が光っていると考えると、なんとも恐ろしい強化週間ですね。

「前は強制だったのですが、今年から選手が増えたので自由参加になったんです。そうなると家の用事とか言って、休むヤツがいます」

――休むヤツ……もう阿部イズム継承ですね。自由参加なのに……。

「そんなことはないです。でも、僕は1日足りとも休まなかったです(笑)」

――ハハハ、つまりそういうことじゃないですか。

「アハハハ。僕は小学生、中学の時からやっていて、長い休みになると朝から晩までジムにいました。冬休みもこの時期になったら強化週間が始まるという習慣になっています」

――強化週間はどのようなスケジュールなのでしょうか。

「6時半に起きて、7時に家を出ます。7時45分ぐらいにジムに着いてアップし、8時から10キロ走をし、終わったら打撃のジムワークを1時間、それからグラップリングのスパーリングを2時間、午前中の仕上げは30分の息上げです。12時半過ぎに午前の練習が終わります。

掃除をして家に戻り、午後は3時から5時までスパーリング。最後は6時半、7時から確認の練習を9時ぐらいまで――ですね」

――……。それをSTFではずっとやってきたのですね……。

「僕が入門したころには、もうやっていました」

――そりゃあ、選手志望の入会者も長続きしないですね。

「アッ、書くのやめてください(笑)。格闘家といっても1人のアスリートとして、MMAでやっていくなら、普通の人が働いているのと同じように練習に費やさないといけない。それが代表の考えです。『楽しく仕事をできるとでも、思っているのか』と」

――ごくごく正しいと思います。これを読んで入門する気合の入った若者が出てくることを祈ります。

「それこそ去年は20人近く選手志望で入ってきたけど、残ったのは3人だけです。1回だけで、来なくなるヤツも結構多いですよ(笑)。しかも選手志望の入門者って、ウチではまず代表の面接があるんです。そこで『他でやった方が良い。ここは世界を目指し、そのためにやっている。箕輪ひろばっていうのがいて、ああいう人間を育成していきたいから。中途半端な気持ちでできないよ』と突き放すんです。それでもやりたいっていう人間が、たった1回の練習で来なくなります。

強くなりたいか。楽しくやりたいか。楽しくできる練習で、MMAの底辺を広げたいです。でも強くなりたいヤツは、それなりの覚悟でやらないと」

――そしてなかなか、残らないと。

「でもウチは僕もそうでしたけど、ジュニアから育成しているんで。今、中三の子たちも複数いて。高校になるとアマ修斗に出ていきます。下から上がってくる子たちがいるので、僕の練習も充実していますよ」

――なるほど。いやぁ、STFの今後も楽しみですね。そんな箕輪選手ですが、修斗とONEのパートナーシップが解消された模様です。同時参戦を目指していた修斗王者としてはどのような気持ちですか。

「そこは……僕もはっきりと聞かされていなくて分からないんですけど……僕がONEで戦うのは、修斗のチャンピオンが強いと証明するためでもあります。それに修斗で戦いたい気持ちを変わらないです。

これ……ホントは言いたくなかったけど、僕がこれだけ試合間隔が空いたのは……2月(※中継は3月)のアレックス・シウバ戦の3Rに拳が折れたからなんです……。なんか、それをいうのって恰好悪いから言わなかったけど、試合ができなかったのはそういうことなんです。修斗の防衛戦ができなかったことも。

サステインとONEには骨折したから試合ができないとういうのは伝えていました」

――修斗で防衛戦も行えない……ONEでも試合ができない。忸怩たる思いでいたわけですね。試合ができるようになっても、ONEからはオファーもありましたが、イベント日程の変更もありました。

「……あのう……どこまで話して良いのか分からないのですが、試合ができるようになった時、僕自信はVTJに出たかったです。やっぱりVTJが復活するなら、山上さんがやったように56キロの強い人と戦いたくて……(※2013年、ストロー級王者だった山上はVTJで、フライ級戦でマモルと戦い判定勝ちした)」

――ハイ。

「だから、平達郎君を戦いたくて」

――おおっ!!

「お客さんの前、修斗ファンの前で僕と達郎君が戦えば――修斗が盛り上がるんじゃないかと思って」

――ホントに箕輪選手は修斗想いですね。

「最初はVTJに防衛戦がしたいとも言っていて……。でも、修斗公式戦とVTJは一線を引くということだったので、達郎君とやりたいと思って伝えさせてもらいました」

――結果、平良選手は国際戦が決まり、平良×箕輪の王者対決は実現しなかったと。

「僕はONEだけで戦っていく、全てをONE前に賭けているということではなくて、ホントに修斗で試合をしたいと思っているんです……。そこはこのインタビューを通して、ファンの人に分かってほしくて。

修斗のチャンピオンは強い。それを証明するためにONEストロー級で一番になりたいんです」

<この項、続く>

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MMA ONE ONE Championship   アレックス・シウバ キック ジャレッド・ブルックス ピーター・バウシュト ボクシング リト・アディワン レネ・カタラン

『ONE: NEXTGEN III』試合結果/ハイライト動画


第6試合 メインイベント MMA ストロー級 5分3R
×リト・アディワン(5位)
○ジャレッド・ブルックス
2R 3’07” 肩固め

第5試合 コーメインイベント ムエタイ バンタム級 3分3R
○アラヴァディ・ラマザノフ(5位、元キック王者)
×ポンシリ・PKセンチャイムエタイジム
1R 2’39” KO (右アッパー)

第4試合 MMA ストロー級 5分3R
○アレックス・シウバ(4位、元王者)
×レネ・カタラン
1R 3’35” 腕ひしぎ十字固め

第3試合 キックボクシング フライ級 3分3R
○パンパヤック・ジットムアンノン
×ダニエル・ピュータス[プエルタス]
判定3-0

第2試合 MMA ライト級 5分3R
×ピーター・バウシュト
○ルスラン・エミベック・ウフール
判定0-3

第1試合 キックボクシング バンタム級 3分3R
○フィリップ・ロボ
×ロートレック[ロドレック]・PKセンチャイムエタイジム
判定3-0

 ONE Championshipがシンガポール・インドアスタジアムで開催し11月26日に配信された『ONE: NEXTGEN III』の試合結果。メインイベントはジャレッド・ブルックスがリト・アディワンに2R肩固めで勝利。アレックス・シウバがレネ・カタランに1Rアームバーで勝利しています。


 ジャレッド・ブルックス vs. リト・アディワン ハイライト動画。


 アレックス・シウバ vs. レネ・カタラン ハイライト動画。続きを読む・・・
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ONE ONE NEXTGEN03 Report アレックス・シウバ ブログ レネ・カタラン

【ONE NEXTGEN03】アームコレクター=アレックス・シウバが、カタランを相手に6度目の腕十字勝利

【写真】アレックスは下になっても本当に多くの引き出しを持っている(C)ONE

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
Def.1R3分35秒by 腕十字
レネ・カタラン(フィリピン)

サウスポー同士、左ローから左を伸ばしたカタランが、シウバのパンチが後頭部に入ったとブレイクを要求する。再開後、ワンツーにシングルレッグを合わせてテイクダウンを奪ったシウバは、ネルソンで上を取られるも、そのままロールを続けてトップを取り切るシウバは足を跨ぎ、ネルソンからのフリップにトップをキープし、ハーフで一旦抑える。

枕でプレッシャーを与え、パスからニーインベリーのシウバはサイドに戻ってヒザをワキ腹に入れる。上四方に回りつつノースサウスチョークに入ったシウバは、下から殴られるとヒザ蹴りに切り替える。ブリッジでリバーサルしたカタランが上を奪うと、足を抱えつつ腕十字からスイープをシウバが狙う。スイープに気を取られたカタランの右腕を取ったシウバが、ワキの下に抱えて伸ばし──アームコレクター振りを発揮し一本勝ちを手にした。

「一番好きな場所で、こうやって話すことができて嬉しい。上四方ではニーに切り替えて、バランスを少し失いリバーサルを許したけど、ガードから腕を極めることができた」とシウバは話した。


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【ONE Winter Warriors】26カ月振りの実戦、ダギ・アサラナリエフ「どう試合を終わらせることができるか」

【写真】とにかく明るい表情をしていたダギ。自信しかない──そんな面持ちだった(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Winter Warriorsで、ダギことザイード・フセイン・アサラナリエフがティモフィ・ナシューヒンと一昨年10月の日本大会以来の試合出場を果たす。

トルコ国籍を持つダゲスタン人の強豪は、なぜ2年2カ月も実戦から離れていたのか。そしてコロナ禍以前、現時点で最後の試合となってくるクリスチャン・リー戦で彼の身に何が起こっていたのかが、明らかとなった。

オク・レユン時代を迎えたONEライト級戦線にあって、獰猛な強さでいえば頭一つ抜けている強豪が満を持して世界の頂点に向かった再び歩み始めた。


──ダギ、2019年10月にクリスチャン・リーとライト級ワールドGP決勝で敗れてから2年2カ月振りの再起戦となります。この間、コロナ禍ということもありますが、これだけ試合をしなかったのは何か理由があったのでしょうか。

「まずクリスチャン・リーと戦っている時に、体に変調を覚えた。眩暈がしていつも通りに戦えなかったんだ。だから、あんな戦いしかできなかった。試合が終わって、帰国してもこの症状は続いた。それがずっと戦っていなかった理由だよ」

──コロナパンデミック以前の問題だったのですね。

「もちろん、COVID19の影響もあるけど、まず戦えなくなったのは体調不良のせいだ。実は頭がクラクラするという状況は試合前にも始まっていたんだ。それでも戦うことを選んだ。でも試合後に病院に運ばれた時は、この判断をした自分自身の判断が正しかったから自問自答していたよ」

──眩暈が続いて、頭に問題があるというのは……それは引退も考えたのではないですか。

「いや打撲や血流、脳梗塞系の問題ではなかったからね」

──そうだったのですが、てっきり脳の方かと……。

「いやウィルスが問題だったのか、酷い副鼻腔炎が原因だった。鼻水や膿が出るという症状ではなく、頭が重くフラフラと眩暈がする感じで」

──対戦だったとは思いますが、副鼻腔炎と聞いてホッとしました。

「もう全く問題ないということをケージのなかで、動きで証明するよ(笑)」

──トルコではコロナ禍でもトレーニングを積むことはできたのでしょうか。

「この2年間、ずっとモスクワにいたんだ。トルコにはビジネスの時だけ訪れて、ほとんどモスクワにいた。練習はユーサップ・サーデュラエフ達としてきた。今回のトレーニング・キャンプもそうだよ」

──モスクワは再び感染状況が悪化していると聞きますが、キャンプは問題なかったですか。

「2020年はロシアもロックダウンが続き、隔離措置だらけだった。ジムも閉鎖され、トレーニングパートナーと練習する機会は本当になかった。そんな状態が1年近く続き、ようやくロックダウンが解かれた。今はまた感染者は増えているけど、トレーニングパートナーとの練習は問題なく行えるようになっているし、状況は良くなっているよ」

──では今回の再起戦で3年前に117秒でKO勝ちしたナシューヒンと対戦することをどのように捉えていますか。

「トップ5と戦えるなら、相手は選ばない。確かにティモフィ・ナシューヒンとは2度目の対戦だけど、ずっと試合から遠ざかっていたし何も想うところはないよ」

──9月にクリスチャン・リーが、オク・レユンに敗れチャンピオンが交代しました。判定結果が問題にもなりましたが、ダギはどのように見ていますか。

「オク・レユンに対して、誰もが尊敬心を持たなければいけない。彼は良いファイターだ。ただしクリスチャンが、僕と戦った時ほどの強さがなかった。クリスチャンはしっかりと準備ができていなかったんだろう。ただし、あの夜に関してオク・レユンはクリスチャンより強かった」

──次の試合でナシューヒンに勝てば、タイトル挑戦権を獲得できると考えていますか。

「もちろん、そうなることを望んでいる。ただ、全ては僕のパフォーマンス次第だろう。どうやって試合を終わらせることができるか。まぁ、どうなるのか楽しみにしてほしい」

──ライト級には青木真也選手がいます。2021年もジェイムス・ナカシマ、エドゥアルド・フォラヤンという選手を初回でサブミットしています。

「日本を代表するファイターと言えば、彼のことだ。非の打ち所がない良いファイターだよ。ONEが組んでくれるなら、グラップリングのスーパーファイトだろうが彼とケージをシェアできたら嬉しいよ。ファンもそうだけど、ファン以上にこの顔合わせを僕自身が楽しみにしている」

──グラップリング? MMAではなくて?

「グラップリングだ(笑)。彼は日本のレジェンドだからね。グラップリングマッチで、自分の能力を試してみたい」

──まるでMMAにおいて、競合相手ではないような言い方ではないですか。

「フフフフ。シンヤ・アオキはMMAではベストファイターだとは思っていない。僕はタイトルに近づくファイトを戦いたいんだ。だからトップ5以外は戦いたくない(※青木はONEライト級でランク2位)。下の選手とは戦いたくないんだよ」

──……。

「いくら過去に良い試合をしてきても、今の彼はそうじゃない。僕はランキングトップのファイターとしか戦いたくない。だから彼が再び、そのレベルに戻ってきたらいつでも戦うよ」

──……。では12月3日、どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ティモフィ・ナシューヒンは強い選手だ。強い蹴りも持っている。ただ、僕の方が上だ。僕のセンスの方が優っていることを試合で見せたい。日本のファンをガッカリさせることはない。アリガトゴザイマス」

■ONE「NEXTGEN03」視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「NEXTGEN03」対戦カード

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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ABEMA Brave CF MMA ONE ONE Winter Warriors ONE Winter Warriors02 アレックス・シウバ カイラット・アクメトフ キック クォン・ウォンイル ケビン・ベリンゴン ザイード・フセイン・アサラナリエフ ジャレッド・ブルックス ジャンロ・サンジャオ ジョシュア・パシオ ジョン・リネケル スタンプ・フェアテックス スティーブン・ローマン ダニー・キンガド チャンネル ティモフィ・ナシューヒン ビビアーノ・フェルナンデス フー・ヨン ボクシング マーカス・ブシェシャ・アルメイダ ユーサップ・サーデュラエフ リトゥ・フォーガット リト・アディワン 佐藤将光 和田竜光 若松佑弥

【ONE Winter Warriors02】チームラカイ・ナイト。キンガド、ベリンゴン、ローマン、ジャンロが揃い踏み!!

【写真】タイトル挑戦へ最後の一里塚=アクメトフ戦を迎えるキンガド(C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催され、17日(金・同)にディレイ中継されるONE「Winter Warriors 02」の対戦カードが発表された。

同大会では6試合全てがMMAで、うちチームラカイ勢が4試合に出場する。そのラカイの新世代をONE世界ストロー級王者ジョシュア・パシオと共にリードするダニー・キンガドが、メインでカイラット・アクメトフと対戦、さらに元BRAVE CFバンタム級王者スティーブン・ローマンの仕切り直しのサークルケージ初陣も決まった。


2019年に行われたフライ級ワールドGP準優勝のキンガドは、仙三、和田竜光、若松佑弥という日本の代表するフライ級ファイターに三立てを食らわしたこともある実力者だ。微妙な判定をモノにするONEに特化する試合をするかと思いきや、自らテイクダウンやグラウンド戦も展開するウェルラウンダーのキンガドだが、テイクダウン&グラップラーとの試合は、北米裁定であれば判定負けという試合展開も珍しくない。

それが和田戦であり、リース・マクラーレン戦であった。元同級世界王者のアクメトフはそのマクラーレンとの渋い試合で勝ち切り、現王者のアドリアーノ・モライシュとも1勝1敗と互角の星を残している。

今やMMAのニューパワーハウスとして注目を集めるカザフスタン、そのMMAを10年に渡りリードしてきたアクメトフも、フライ級の頂点に返り咲くための大舞台、徹底して組んで倒しにいきそうだ。

(C)ONE

スタイル的にも市場的にもキンガドはONEが求めるタイトルコンテンダーに、アクメトフといタイトル挑戦権獲得に向け、最終問題が用意されたガチ・マッチメイクだ。

また王者ビビアーノ・フェルナンデス、次期挑戦者ジョン・リネケル、佐藤将光を破ったファブリシオ・アンドラジと、ブラジル勢の支配下にあるONEバンタム級戦線で復活を賭す元バンタム級世界王者ケビン・ベリンゴンが、韓国のクォン・ウォンイルとの対戦も組まれた。

王座陥落後、ジョン・リネケルとの一戦で過去に見せたことがなかった脆さを露呈したベリンゴンにとって、ONEバンタム級戦線のBTSを相手に3年1カ月振りの勝利はトップ戦線に踏みとどまるための必須課題。そんな一戦となろう。

(C)BRAVE CF

そして今大会では、ついにローマンがONE初出場を果たす。

本来は4月にリネケル戦が決まっていたローマンは、コロナ陽性で試合出場ならず、8カ月遅れでユーサップ・サーデュラエフに相手を代えてONE初戦を迎える。2012年のMMAデビュー、既に29歳のローマンはラカイ主催興行、URCCからPXCへ進み、その後はBRAVE CFに参戦し14勝2敗というレコードの持ち主だ。

戦ってきた舞台がONEでないため、日本国内の知名度は圧倒的に低いローマンだが、チームラカイで1・2を争う力の持ち主、そしてパシオ、キンガドを上回るウェルタウンだーだ。

ラカイ新世代のパシオとキンガドは上に記したようにテイクダウンを自ら仕掛けて戦うことができるが、倒されても下からの打撃、そして立ち上がればチャラ、もしくは優位に立てるONEの裁定基準に則して実戦を繰り返してきた。

対してローマンはテイクダウンを許すと、ポイントを失うルールセットのなかでキャリアを積み、倒されないという点でのシビアさは、他の2人とは違う感覚を持っている。故に自らのテイクダウンをボーナスポイントではなく、勝利の方程式において欠かせない手段として、戦いに組み込んできた。

そのうえでローマンはラカイ特有のラッシュ&レンジのコントロールという打撃を身に着けている。結果として、ドミネイト力は現ONEファイターのグルダ―ジャン・マンガットを破って手にしたBRAVE CFバンタム級王座を4度に渡り防衛してきた中で十分に示してきた。

とはいえ対戦相手のサーデュラエフはフェザー級でも戦えるフィジカルの持ち主で、テイクダウンと特にコントロールにかけてはONE随一のファイターといっても過言でない。

ローマンとしてはテイクダウンで結実する打撃ではなく、テイクダウンを切って倒す打撃という戦い方が必要になってくる──実力査定試合だ。

16歳の時のジャンロ・サンジャオ

さらに今大会ではチームラカイのマーク・サンジャオ総帥の実の息子ジャンロがキャリア4戦目でONEデビュー戦を戦う。

2002年7月生まれ、19歳のジャンロはアンジェラ、クリスチャン&ヴィクトリアの3人のリーと同様に、ONEが純粋培養する将来のエース候補といえるだろう。下がって蹴ることができ、その動きからテイクダウンに繋げるなど既に非凡な動きを見せているジャンロが、どのようにONEの舞台で強くなっていくのか、その一歩が示される。

かつてONEのベルトを4本所有していたチームラカイの栄光=ベリンゴン、北米ルールで育ったラカイの裏アカウント=ローマン、ラカイの将来=ジャンロ、そしてタイトル挑戦を現実の目標として掲げるラカイの今=キンガド──4者4様の静かなる山の戦闘種族の戦いを見逃すことはできない、ONE Winter Warriors02=チームラカイ・ナイトだ。

■ONE「NEXTGEN03」視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「NEXTGEN03」対戦カード

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

■ONE「Winter Warriors」視聴方法(予定)
12月3日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors」対戦カード

<キック世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者]イスラム・ムルタザエフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP決勝/5分5R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
リトゥ・フォーガット(インド)

<キック・フェザー級/3分3R>
チョウ・チェンリャン(中国)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<ヘビー級/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
フー・ヨン(中国)
若松佑弥(日本)

■ONE「Winter Warriors 02」視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE「Winter Warriors 02」対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

<バンタム級 (※65.8キロ)/3分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
クォン・ウォンイル(韓国)

<95キロ契約/5分3R>
ヴィタリー・ビグダシュ(ロシア)
ファン・ロン(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
スティーブン・ローマン(フィリピン)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R 5分3R>
ジャンロ・サンジャオ(フィリピン)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

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【ONE Winter Warriors】GP決勝へ、スタンプ・フェアテックス「リトゥはレスラー。もっと打撃で攻める」

【写真】笑顔いっぱいのスタンプだけど、このドラえもん……パチモンっぽいぞ(笑) (C)MMAPLANET

12月3日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Winter Warriorsで女子アトム級ワールドGP決勝=スタンプ・フェアテックス✖リトゥ・フォーガットが組まれている。

9月3日に1回戦、10月29日の準決勝を勝ち抜いたスタンプは、MMAファイターとして総合力が身についている一方で準決ではジュリー・メザバルバを相手に技術だけでなく、3Rを流すなどムエタイを貫いた。

その真意とファイナルのリトゥ・フォーガット戦について尋ねた。


──まず前回の女子アトム級準決勝ジュリー・メザバルバ戦に関して、質問をさせてください。

「もちろんよ」

──ムエタイを見せたいという強い意志が見えたように感じました。

「そうね。前の試合はムエタイにフォーカスできたというのはあるわ。ジュリーはパンチで前に出てくるタイプの選手で、彼女の方から前に出てきたから、距離がムエタイになっていたの。彼女の打撃のレベルは私を上回っていないし、私がムエタイを見せようとしたというよりも、彼女の戦い方にムエタイが合っていたということかしら」

(C)ONE

──左右のミドルを多用していました。左はガードの上から、右ミドルはメザバルバにキャッチされパンチで殴られそうになっても繰り返していましたね。

「正直、MMAではミドルキックはあまり使わない方が良いと私は思っているの。でも、こないだの試合ではジュリーが私の左ミドルをブロックし、右ミドルをキャッチしてきても腕、ボディにダメージを与えているという感触があったわ。だから、試合を通して左右のミドルを使い続けたというのはあるわ」

──なるほどぉ。そして3Rには距離を取って、回るファイトをしました。技術だけでなく、メンタル的にもムエタイに則して戦っているように見えました。

「確かに足を使って最後のラウンドは戦ったわ。最終回はもう試合をリードしていたから、1カ月と少し後にファイナルがあるのでケガをしないように戦ったの。打撃では明かに私の方が上だと分かっていたし、彼女はテイクダウンを狙うしかなくなるってことも十分に理解していたし。

だから2Rは彼女が組んで来ても予測できていたし、逆にあの機会を利用することも可能だった。戦っている時もパワー、ストレングスも私も方が上だと分かったし。それは2Rまでで明らかになっていたはずよ」

──だから3Rを流したのであれば、それこそムエタイの哲学に則していますよ。

「もう勝っている。だからミスを絶対に犯さないことを心掛けていたわ。アリョーナ・ラソヒーナとの1度目の試合のように、残り10秒で逆転負けなんて絶対に繰り返すことはできないから。だからムエタイ流というよりも、アリョーナ戦で学んだことをジュリー相手に実践した形ね」

──2Rまでで勝負の行方を明白にしたから、フィニッシュを目指せという意見もプロモーション・サイドからはあります。

「そうね、プロモーターのその考えも理解できるわ。ただし、あの一戦に関して私のゴールはGP決勝に勝ち上がることだから。ジュリーに一切、幸運を与えたくなかったの。次の戦いに進むためにも、アンラッキーで負けるようなことは絶対に避けないといけなかったから。試合間隔の短いムエタイの場合もそうだし、ムエタイ流といえばムエタイ流ね」

──そして決勝ではリトゥ・フォーガットと戦います。メザバルバと違い、徹底してテイクダウンを狙ってくるでしょうね。

「だからこそ、もっと打撃で攻めるわ。テイクダウンを決められても、寝技では防御に徹する。いずれにしても、リトゥは私にとってキャリア最強の相手になることは間違いないわ」

──スタンプは随分と下からの攻撃も上手くなっていると思います。リトゥのコントロールに対抗できるのではないでしょうか。

「そこに関しては否定も肯定もしないでおくわね。彼女はレスラー、対戦相手を捕まえて倒す。でもサブミッションも柔術もない。だからムエタイとレスリングでやってきたことは違うけど、私と似ているところがあると思う。サブミッションに関して、彼女はもっと練習が必要で、私と同じよね。ムエタイは私が上。レスリングは彼女が上。グラップリングや柔術は五分五分じゃないかしら」

──そしてリトゥは気持ちが凄まじく強く、殴られても戦意を失うことはないですよね。

「間違いなく彼女の一番の武器は、テイクダウンと寝技のコントロール。でも、今言ったようにリトゥはスタンドでも戦いを止めることがない。ずっと戦い続けているわ」

──今回のGPにはブラジル、米国、日本、ロシア、韓国というMMAの歴史が長い国の選手が出場していましたが、ファイナルはタイ✖インド。MMAの歴史が最も短い国の選手同士が戦うことになりました。

「確かにタイとインドでMMAはとても新しいスポーツね。そして私が戦ってきた相手の国のMMAの歴史は長い。でも過去4年間、ONEで戦う機会を得てから私はずっと懸命にMMAの練習に集中してきたわ。私への期待はムエタイ時代のことがあったからだけど、ONEが与えてくれたチャンスをずっとモノにしてきたのは、とにかくMMAで強くなるために練習してきたからよ」

──その通りですね。ではGP決勝に向けて、いつも通りですが──日本のファンにメッセージをお願いします。

「コンニチワァ!!! コンニチワはどういう意味?」

──こんにちはの意味はハローです。

「OK。コンニチワァ!! ワタシハ・スタンプ・デス。(※ここからは英語に)応援ありがとう。(※さらにタイ語に)私の試合を視て、応援してね」

──ありがとうございました。ところで、スタンプの部屋はたくさん「ドラえもん」という文字が見えますね(笑)。

「アハハハハ。私はドラえもんを愛しているの! タイでも以前は週に1度、朝にテレビでドラえもんを放送していたけど、今はやっていなくて。ビデオに残しているモノを何度も繰り返して見ているけど、新しいストーリーは視られない状態で……」

──そうなのですね。ONEを中継しているABEMAはテレビ朝日と関係が深いです。ドラえもんのタイでのTV中継の復活をお願いしてみてはいかがですか。

「私だけじゃなくて、タイではたくさんの子供たちや若い世代がまたドラえもんを視たいと想っているわ。お願いだから、またドラえもんがタイで視られるよう考えてください。プリーズ!!」

■視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

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ABEMA BELLATOR MMA ONE ONE NEXTGEN ONE NEXTGEN03 RIZIN UFC YouTube   アレックス・シウバ キック ジャレッド・ブルックス チャンネル ボクシング リト・アディワン 越智晴雄

【ONE NEXTGEN03】36時間の長旅&大会前日に到着、ジャレッド・ブルックス「ストローはONEが一番」

【写真】ハイドレーションのある125ポンド効果か、計量から2時間ほど終えたばかりのブルックスの声に疲れはさほど感じられなかった。心身ともにタフだ(写真は2019年12月のBellator Japanの計量でのモンキーゴッド) (C)MMAPLANET

26日(金・現地時間)、10月29日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録されたONE「NEXTGEN03」がディレイ中継される。

NEXTGEN──3大会、のオーラスのメインでジャレッド・ブルックスがリト・アディワンと戦う。WSOF-GC、パンクラス、RIZINとUFCを合間に日本で活躍したブルックスが、ついにONEデビュー戦を戦う。

北米ではベスト体重で戦う機会を得ることができず、ONE最軽量級をロックオンしたブルックスは、チーム・ラカイのワイルドストライカー=アディワン戦に辿り着くまでに、前哨戦といっても過言でない長いフライトを乗り越え、シンガポール入りした当日に計量を行った。その直後に収録したインタビューをここでお届けしたい。


──シンガポール入りが遅れたと聞いています。

「シカゴで乗り継げなくてね……僕のミスじゃないんだ。天候のせいでフライトが遅れた。シカゴから成田へ行き、そこからシンガポールというフライトだったんけど、成田に向かう飛行機はどれも間に合わなかった。計量に間に合うために、少しでも早くシンガポールに入るためにロンドン経由で、太平洋でなく大西洋を越える逆回りのフライトでやってきたんだ」

──いったい何時間かけて、シンガポールまで?

「36時間だよ(笑)」

──36時間、OMG!! 減量とハイドレーションは問題なかったですか。

「シンガポールに着いて、さっき終えたばかりだよ」

──つまり試合の前日のシンガポール入りになったということですね。

「飛行機のなかでストレッチを何度も繰り返した。そして、タップリと眠っていたよ。時差ボケを少しでもなくしたかった。タフな試合になることは分かっているから、少しでもできる準備をしてきたんだ。

フィリピンからシンガポールは3、4時間だろう? 僕は36時間のフライトを経て、1日半前に到着した。まぁ、それでもリトをぶっ倒す自信はあるよ」

──そのフライトを経て、計量とハイドレーションを終えた。既にONE初勝利を挙げたといっても過言でないですね。

「いやONE初勝利は、この階級で最もタフな試合でリトに勝って手にするよ。リトはヒロバ・ミノワに敗れ、ナミキ・カワハラに勝った。彼の他にも日本人を中心に手強い相手がいるカテゴリーだよ」

──ジャレッドの言うようにストロー級は日本人選手が多いです。

「ユースケ・サルタ、彼とは僕がパンクラスで試合をした時に、一緒に練習をしたことがあるんだ」

──えぇ、そうなのですか!!

「僕らの宿泊先がHEARTSジムに近くでさ。サルタと他の何人かと東京にいる間に2、3度トレーニングしたんだ。サルタは強かったよ。特にグラップリング・エリアではね。ただしサルタもあの時の練習で、どれだけ僕が強いか分かったはずだ。うん、サルタともいつでも戦うよ(笑)」

──2019年12月のBellator Japanの越智晴雄戦以来のファイトですが、そもそもジャレッドがONEと契約したのはなぜですか。

「僕のサイズだと、米国で試合の機会を見つけることが凄く困難だった。ONEだとストロー級のベストと戦える。ベストとベストが戦うことで、自分の力を試すことができるだろう? ストローではONEが一番。 間違いなくこの階級で、ONEが世界のベスト・プロモーションだからね」

──125ポンドで水抜き無し。この計量システムは、ジャレッドにとってはどのように作用しますか。

「パーフェクトだよ。これまで125ポンドで戦おうと思うと、UFCの時もそうだけど相手は20ポンドとか30ポンド減量してきて、試合当日になると僕より全然大きかった。140ポンドとか150ポンド近くになっている。

でもONEのハイドレーションこみの計量だったら、試合の時も130ポンド程度にしか戻らないはずだ。この違いは大きい。結果、僕はONEで戦うとより力強く、より速く戦えるに違いない。だから、この計量方法と階級で戦うことで、自分がどれだけ強くなれるのか試してみたくてしょうがなかったんだよ。

それもこの階級の世界のトップファイターとね。特にリト・アディワンはYouTubeで動画の視聴総数が100万PVになるかっていう知名度を誇る選手だからね」

──4月のTNTショーでリト・アディワンとデビュー戦が予定されていましたが、正式発表もあったのか、なかったのかという状況で対戦カードから両者の試合が消えていました。

「COVID19の影響だよ。リトがまず感染して、僕らは2週間待った。そうしたら僕のコーチと、僕自身が陽性になってしまった。そこからまた2週間の隔離が必要になると、もう試合を実施することはできなくなっていた。まぁ、今の世の中に起こり得ること。そして、2人とも回復してより良い状況で戦うことができるということさ」

──ただ、今回の試合も本来はリト・アディワンが相手でなく、キャンセルされた11月のライブショーで箕輪ひろば選手と戦うと最初に聞いていました。そして、試合が10月29日に収録されることになり、箕輪選手は調整時間が足らないということで12月に対戦できないかという打診した。そうすると、このタイミングでリトとジャレッドが戦うことが決まった。そのように理解しています。

「ヒロバはこのタイミングで、僕とは戦いたくなかった。そこに尽きるよ。まぁ、それで彼よりタフなリト・アディワンと戦うことになったんだよ」

──ただ箕輪選手はリト・アディワンに勝っています。

「グラップリングでね。そして僕の番だ。僕の打撃はヒロバより上だからね。ヒロバがアレックス・シウバと戦った時は、アレックスの打撃を気にせずに戦っていた。アレックスはストライカーじゃないからね。まぁ……どっちがタフなファイトになるかなんて分からない。でも、タフになる覚悟でいるよ」

──リト・アディワンの打撃は、非常にワイルドです。

「そうだね。デンジャラスだ。ただし、テクニカルではない。思い切り振りまわし、ケージに相手を追い込んでいく。クレイジーなスイングだよ。あの荒い打撃が、より技術レベルの高い打撃の持ち主と戦ったらどうなるのか。それは明日、分かることだ。

僕にはグラウンドゲームもあるしね。寝技に関しては、圧倒的な差が存在しているよ。リトは爆発力があって、テイクダウンを止めることもできる。彼も力強い柔術はできるようだけど、テクニカルな柔術ができるとは言えない。スーパーストロングな柔術よりも、僕のテクニカルな柔術の方が上回っている。そこは断言するよ」

──ジャレッドはクレイジーな動きのようでいて、非常に科学的なファイターだと日本のファンは知っています。その日本のファンにメッセージをお願いします。

「パンクラスで初めて戦った時以来、ずっと日本のファンは僕の応援をし続けてくれている。RIZINで戦った時も『モンキーゴッド!!』って叫んで、サポートしてくれた。母国を離れて試合をするのに、あんな風に応援してもらえると本当に力になる。日本のファンは本当に最高だ。凄く感謝している」

■視聴方法(予定)
11月26日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
レネ・カタラン(フィリピン)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・バウシュト(オランダ)
ラスラン・エミルベク(キルギス

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
フィリッピ・ロボ(ブラジル)
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

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MMA ONE アレックス・シウバ ブログ ミャオ・リータオ

【ONE Battler Ground02】サブミッションを防いだミャオだが、TD&ポジション奪取でシウバが勝利

【写真】テイクダウンからポジション奪取、サブミッション・アテンプトとシウバが文句なしの判定勝ちを手にした(C)ONE

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
Def.3-0
ミャオ・リータオ(中国)

距離を詰めてジャブを伸ばしたシウバに対し、ミャオが鋭いワンツーを打っていく。シウバはダブルレッグを切られ、ミャオの打撃の圧の前に組んで引き込んでいく。クローズドにとったシウバは、ミャオの左手首を掴み、右はオーバーフックに捕らえてハイガードへ。右腕を取り、オープンから腕十字のシウバがオモプラッタへ。腕を抜き、足関節にも対応したミャオが立ちあがって右フック、そしてヒザを狙う。距離を取り直したミャオに対し、ダブルレッグを仕掛けたシウバはケージに押し込む。

立ち上がったところでボディロック・テイクダウンを決めたシウバは、ハーフからワキ差しパス&マウントへ。ワキをすくって肩固め狙いのシウバに対し、譲らないミャオはエルボーを受けて背中を見せそうになる。ミャオが上を見直すと、シウバはヒジを落としXマウントから腕十字狙いも、ミャオが防いで時間となった。

2R、シングルを切られたシウバだが、続くトライでケージにミャオを押し込み、ダブルに移行して尻もちをつかせる。スクランブルでギロチンを狙ったシウバが、再びダブルレッグを決めると、しっかりと上を取りきりマウントへ。3分に渡り抑えたシウバは、バックマウントに移行して腕十字へ。そのタイミングで腕を抜きながら、胸を合わせたミャオだがシウバが柔術で制したラウンドとなった。

最終回、打撃の攻防のなかで右フック、ヒザをミャオが繰り出す。熱くなったか、シウバはノーガードでフックを振るう。続くテイクダウン狙いを切ったミャオは、右フックからアッパーをヒットさせる。シウバはシングルレッグからボディロックへ移行し、テイクダウン。スクランブルでバックに回り四の字フックにミャオを捕える。

懸命にリストを取って耐えるミャオだが、シウバは後方から殴りマウントへ。ここで前方に落としたミャオは、三角絞めにもオモプラッタにも移行させずハーフでトップに。頭を引き寄せ、右腕をオーバーフックで抱えてパンチを受けないシウバだが、ミャオはエルボーを入れてパンチに繋げる。

逃げ切りに掛かったシウバは、決定打を受けず時間まで守り切り「最初にテイクダウンできなくて……体が温まるのに時間が掛かったし、フィニッシュできなかった。勝ったことは嬉しいけど、フィニッシュしに来たから……。いくつかチャンスはあったけど、できなかった。彼はタフだったよ」と話した。


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ABEMA K-1 MMA ONE ONE Battle Ground02   アレックス・シウバ エドゥアルド・フォラヤン オトゴンバートル・ネルグイ キック ジャン・リーポン チャンネル ボクシング ミャオ・リータオ ラフル・ラジュ

【ONE Battle Ground02】草原の法の番人ネルグイ、ONE初陣へ「機会があれば極真の蹴りを」

【写真】粗いが、パワーと戦意が同等でないとこの粗さを凌駕することは困難だ(C)ONE

13日(金・現地時間)、ONE「Battle Ground02」が放送される。

7月30日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録された今大会で草原の法の番人ことオトゴンバートル・ネルグイが、ラフル・ラジュを相手にONE本戦デビュー戦を戦っている。

ネルグイといえば2019年10月に東京で開催されたONE Warrior Seriesで長田拓也をギロチンで斬って落としたパワー・ストライカーだ。その後、コロナパンデミックによりモンゴル国内大会への出場がなくなり、ウォリアーシリーズの開催も滞っているままだ。

何より母国で警察のスペシャルフォースの任務に就くネルグイは、国の方針により同僚との接触以外を禁じられMMAの練習自体が許されない時間を過ごしてきた。中国と並びアジアンMMAの新しいパワーハウスから、既にキャリア11年目を迎えるファイターが満を持してアジアの最高峰で戦う──その経緯を尋ねた。


──2019年10月に日本で行われたONE Warrior Seriesで長田拓也選手に大勝して以来の実戦復帰が、ONE本戦デビュー戦となります。今の気持ちを教えてください。

「あの試合が終わって、またすぐにウォリアーシリーズで戦いたいと思っていたけど、コロナ禍の問題もあり試合が組まれなくなった。同時に僕はモンゴルで警察の特殊部隊の一員なのでMMAの練習もストップしていたんだ。警察の勤務を全うするためにね。そんななか今回はONEの本戦と契約できて、凄く嬉しいよ」

──2020年2月に母国のモンゴルFCでムングントスズ・ナンディンエルデンと対戦予定でしたが、大会自体が延期されてしまい、そのまま実戦だけでなく練習からも離れていたということですね。

「あの時は、しっかりとナンディンエルデンとの試合に向けて準備ができていた。それが1週間前にコロナで大会の延期が決まって、そのまま行われないままだった。当時はこの状況がこんなに長く続くことは、これっぽっちも思っていなかった。

その後、警察の上部からMMAへの試合に出ることばかりか、練習もしないようにとお達しがあった。感染を抑えるために、部隊以外の人間との接触を避けなければいけなくなり、その状態が1年以上続いていたんだ。

それがこの夏になって、ワクチン接種が進んだことで政府がコロナ対策方法を見直すことになり、僕も練習することが許されるようになった。それが殆ど、ONEからのオファーと同じタイミングで本当に良かったよ。7月5日にONEで戦えるという話がマネージャーからあり、練習を再開したんだ。

1カ月も準備期間はなかった。ただし、ウェイト・トレは続けていたので筋肉は多くなっている。もし、このオファー後もMMAの練習ができないようだったら、警察本部に嘆願書を出すつもりだった。ONEはMMAの世界で2番目から4番目に大きなプロモーションだし、このチャンスを生かすためにどのような努力もしただろうね」

──なるほど、それだけの想いがあったのですね。ところでネルグイ選手は決してMMAが盛んでなかったモンゴルで、どのようにしてMMAファイターの道を目指したのでしょか。

「2010年にMMAを戦い始めた。MMAのトーナメントが開かれて、警察の特殊部隊からも選手が派遣されることになり、僕が選ばれた。そしてジャダンバ・ナラントンガラグと戦ったんだ」

──MMAデビュー戦がジャダンバだったのですね!! 

「もうジャダンバはK-1のスター選手だった。でも、警察署長は僕が勝てると思ってトーナメントに送り込んだ。結果は思ったようにはいかなかったよ」

──その時は、どのような格闘技歴があったのですか。

強烈無比なオーバーハンドだが、実にニータップに移行できる

「極真空手、キックボクシング、コンバットサンボだよ。デビュー戦前にMMAを始めたばかりのチームで練習するようになった」

──ジャダンバも極真出身ですよね。

「ジャダンバは既にレジェンドだったよ。対して僕はまだ23歳の若造だった」

──デビュー後は2011年にMMAを戦ったものの、それから2018年まで6年10カ月ものブランクがあり、その2018年には米国で4試合を戦い3勝1分です。

「モンゴルにはMMAの大会もそうだし、関係している人間も少ない。僕自身、2014年から2016年の2年間は国連の治安維持軍の一員として南スーダンに駐在していたんだ。帰国後、すぐにでも試合をしたかったけど、モンゴルでは大会数が本当に限られていて。それでも試合は何度か組まれたのに相手のケガなどで結局、戦えないままだった」

──それがいきなり米国で1年に4試合も戦うというのは、どのような環境の変化があったのでしょうか。

「2017年に今のマネージャーが米国からモンゴルに戻ってきて出会ったからなんだ。彼が米国での試合を持ってきてくれて、Tachiパレスとドラゴンハウスでという大会で戦い、ドラゴンハウスではライト級王者になることができた。そのマネージャーがモンゴルFCを主宰するようになり、ようやくモンゴルでも戦うことができるようになったんだ。

それにMMAの試合がなかった相手もコンバットサンボでも世界3位になり、キックでも何度もトーナメントで優勝しているから実戦から離れていたというわけではなかったんだ」

──MMA以外の格闘技の試合で戦ってきたわけですね。

「一番多くの試合に出ていたのは、極真空手のトーナメントだよ。何度もモンゴル国内の王者になり、アジア選手権では2位になっている。極真の試合は海外も含め、相当な数のトーナメントに出てきたよ」

──極真の経験はMMAで生きていますか。

「極真の中段突きと下段蹴りで、相当に鍛えられてきたよ。多くの蹴り技を見につているし、蹴りには自信があるよ」

──ところでONEデビュー戦は凄く大切な試合になりますね。

「初戦は絶対的に重要になってくる。ファンは退屈な試合を求めていないから、エキサイティングな試合をして相手をKOする。米国で試合をしていた時代から、ファンに存在を知ってもらうために、常にフィニッシュを狙って戦ってきたんだ。あの時同じようにKOを狙って戦うよ。機会があれば、極真の蹴りを見せてKOするつもりだ。押忍!!」

■視聴方法(予定)
8月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Battle Ground02対戦カード

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
ミャオ・リータオ(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
アラン・ンガラニ(香港)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
リュウ・パンシュアイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
オトゴンバートル・ネルグイ(モンゴル)
ラフル・ラジュ(シンガポール)

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【ONE Battle Ground02】フォラヤンと対戦、TUF CN制覇ジャン・リーポン「アオキと戦うことは、僕の夢」

【写真】Long Journey、ジャン・リーポンがいよいよONEで戦う(C)ONE

13日(金・現地時間)、ONE「Battle Ground02」が放送される。

7月30日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで収録された今大会のメインで、エドゥアルド・フォラヤンと戦っているのが中国のジャン・リーポンだ。

TUF Chinaウィナー、UFCでは2勝2敗──通算30勝11敗2分の実力者が、再びグローバルステージに戻ってきた。


──今日はインタビューの機会を与えてもらい、ありがとうございます。

「こちらこそ、ありがとう。前にインタビューしてもらったことがあるよね。覚えているよ」

──ハイ、2014年3月にマカオでUFCデビュー戦の次の日にインタビューをさせてもらいました。

「ああ、そうだった。凄く久しぶりだね」

──ハイ。リーポンもUFCから中国国内、Road FCなどに参戦し今回ONEと契約しました。

「ONEで戦うことは、ずっと長く考えていた。でもKunlun Fightとの契約問題があり、2年間試合に出ることができなかったんだ。問題もようやく解決したから、すぐにONEと契約した。ONEは最大のプロモーションではなくても、最大のプロモーションの1つだしね。メンタル面、フィジカル面ともに最高潮で、ONEで絶対に良い試合をするよ」

──Road FCへの出場もありましたが、1試合だけでした。ライト級のタイトルコンテンダーとしてRoad FCで戦うようになったと思うのですが、その後の出場がなかったです。

「あの時、Roadでは3、4試合を戦う契約だった。当時はKunlunとの契約が最優先されるという状況で、Roadはすぐに韓国での試合をアレンジしてくれた。でもKunlunから許可が下りずに韓国で戦うことはできなかったんだ。あの時は契約で縛られていた。でも、もう今はKunlunに縛られることは何一つない、自由になったんだ」

──Kunlunは中国で最大のショーの一つです。国内で名声を得ることもできたかと思います。

「中国のマーシャルアーツ・ファンのほとんどが、僕のことを知っていると思う。これ以上、有名になりようがない。だからこそ、海外の世界規模で活動するプロモーションで戦いたいと思ってきたんだ。

ONEで戦うことで、中国以外の国のMMAファンに僕のことを知ってもらえる。それが僕の望みだったんだよ」

──過去2年間、契約問題があり試合ができませんでした。その間、どのような気持ちでいましたか。

「契約問題、そしてパンデミックもあったから長い間、試合で戦うことができなかった。そりゃあ少しはストレスを感じていたよ。でも、練習を欠かしたことはない。ファイティング・キャンプではなく、普段の練習になるけどね。

この間、今年の1月に僕自身のジムを開き、チームを作ったんだ。結果、全く時間を無駄にすることがなかった。3月からは一般の人たちも入会しているよ」

──今回のONE初陣では元世界ライト級王者エドゥアルド・フォラヤンと対戦します。

「フォラヤンの試合はずっと見てきたよ。パンチも蹴りもとてもパワーがある強豪だ。このところ、結果を残せていないという意見もあるだろう。でも、僕は彼が如何にタフかを知っているつもりだ。油断することはない。全力で戦うよ」

──この試合はリーポンの実力を測るテストマッチかと思います。ONEライト級戦線で勝ちあがる自信はどれだけありますか。

「正直言えば、数年前までクリスチャン・リーのことを強いと思っていなかった。当時の対戦相手は、大したことがなかったからね。でも、ここ数年の世界戦や王座防衛戦で手強い相手と戦い、勝利を手にし続けてきた。あの戦いぶりを見て、ようやく彼の真の姿が分かるようになった。打撃、グラップリング、レスリングとどの面でも秀でた素晴らしいウェルラウンダーだ。今の僕はクリスチャンと戦うことを目標にしているよ。

それと……シンヤ・アオキ、彼はずっと昔から僕のアイドル、ヒーローだった。ONEでアオキと戦うこと、それは僕の夢の一つなんだ。いつかアオキと戦いたい。実現すれば、これほど光栄なことはないよ。

ONEライト級で戦い抜くことは、決して容易いことではないと分かっている。でも100パーセント準備できているし、自信がある。それでも今回の試合に関してエキサイトし過ぎるということはないよ。

そうならないだけ、経験は積んできた。試合前から興奮し過ぎても良いことはない。とても落ち着いている。そして、試合が始まると、全てを開放する。絶対に良い試合を皆に見てもらうよ」

■視聴方法(予定)
8月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ ONE Battle Ground02対戦カード

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
ミャオ・リータオ(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
アラン・ンガラニ(香港)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
リュウ・パンシュアイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
オトゴンバートル・ネルグイ(モンゴル)
ラフール・ラジュ(シンガポール)

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