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RIZIN UFC UFC270 ビクター・ヘンリー 修斗

【UFC】ビクター・ヘンリー UFC初陣を判定勝ち!

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昨日、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されたUFC270。プレリミナリーファイトに日本でもお馴染みのビクター・ヘンリーが出場しました。UFCでコンスタントに勝利を重ねるラオニ・バルセロスと対戦。なんとなんと下馬評を覆して3-0の判定でUFCデビュー戦を勝利で飾りました。

石渡伸太郎引退興行に向かう電車内で動画を見ましたが、打たれても怯まず前に出てパンチと前蹴りで有効打を重ねるヘンリーらしさ全開。パンチを被弾する場面はあったものの、最後まで手数は止まらずに判定を制しました。

日本で試合をしている時からパンチはよくもらってグラつく危なっかしさはありましたが、とにかく打たれ強い。そしてスタミナが切れそうで切れない。いわゆるゾンビ系のタフさが多くの逆転劇を生んできましたが、それがUFCでの勝利に繋がったのを見て嬉しくて仕方がありませんでした。

そんなUFC初陣から数時間後。ヘンリーと2015年に5ラウンドに渡って激闘を繰り広げた石渡伸太郎が引退試合を迎えるというのも運命のいたずらか。感慨に浸りながら石渡の試合を見届け帰宅すると思いがけない奇跡が。
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会場で配布されたパンフレットを見ていると、裏面に顔面を腫らしながらも笑顔で肩を組む石渡とヘンリーの写真が掲載されているじゃありませんか。これは偶然か、必然か。

石渡の試合は修斗から戦極、パンクラス、RIZINまで数あれど、その中からヘンリーの写真を選んだセンスには脱帽するばかり。この日を予期していたかのような巡り合わせに年甲斐もなく興奮してしまいました。

現役を引退して指導者として第一歩を踏み出した石渡。戦いの舞台を世界最高峰のUFCに移して初勝利を挙げたヘンリー。どちらも上々のスタート。2022年、将来ある2人の選手に幸あれ。まだまだこれからです。
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UFC UFC270 YouTube

Israel Adesanya Reacts to DRAMATIC UFC 270 PPV

Engage Ind Israel Adesanya ‘Unleash The Dragon’ Tee:
https://bit.ly/3IbdRgu

UFC Middleweight Champion Israel “The Last Stylebender” Adesanya reacts to the dramatic UFC 270 Pay Per View headlined by Francis Ngannou & Ciryl Gane and also featuring the epic trilogy between Brendon Moreno vs Deiveson Figueiredo.

Tee Design by: @Mazechaser
Intro Animation by: @augment.house & @trillavfx
Edited by: @Stayhydrated.mp4
Filmed by: Jeff Sainlar
Produced by: David Adesanya

David’s channel: https://www.youtube.com/channel/UCp-vhvknfDG0jOUaNlhAv5Q

#israeladesanya #ufc270 #stylebender

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UFC UFC270 YouTube

UFC 270 Review Show With Michael Bisping | Fight Week | King Francis Ngannou 🏆

Michael Bisping, Adam Catterall, and Nick Peet review the first numbered card of 2022 as Francis Ngannou defended his heavyweight title vs. Ciryl Gane, while Deiveson Figueiredo took the trilogy bout with Brandon Moreno to reclaim the flyweight title! #UFC270 #FrancisNgannou #DeivesonFigueiredo

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MMA MMAPLANET UFC UFC270 キック シリル・ガンヌ フランシス・ガヌー ボクシング

【UFC270】暫定王者ガンヌの足に苦しむも、3RからTDに切り替えた正規王者ガヌーが僅差の判定勝ち

<UFC世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
シリル・ガンヌ(フランス)

プレッシャーをかけるのは正規王者のガヌー。暫定王者のガンヌはケージを背にして足を使いながら、組み付いてガヌーをケージに押し込む。しかし離れたガンヌ。再びガヌーがプレッシャーをかける。サウスポーのガンヌが左ミドルを放つも、それをカットしたガヌーが組み付き、ダブルのオーバーフックでガンヌをケージに押し込んだ。ガンヌが体勢を入れ替えると離れたガヌー。ガンヌの左ジャブを食らったが、反対に左右のフックからボディブローを効かせる。距離が詰まるとガヌーが攻勢に。ガンヌはスイッチを繰り返しながら距離を取り、右バックスピンキックを見せた。

サウスポーからのテンカオを見せたガンヌ。距離を取る相手に近づくガヌーに対し、ショートレンジになると組み付いたガンヌだったが、反対にガヌーが左腕を差し上げて相手をケージに押し込んでいく。ケージを背にしたガンヌはヒザを突き上げながら体勢を入れ替えた。右腕を差し上げてガヌーをケージに押し込むガンヌ。相手が押し返してくると離れ、前蹴りで距離を取り、スイッチを繰り返して的を絞らせなかった。

2R、ここも前に出ていくガヌー。ガンヌはサウスポースタンスで足を使う。ガヌーは左の関節蹴りでガンヌの足を止めにかかるが、ガンヌもサイドキックやローで距離を保つ。スタミナを失ったか口を開け、動きが落ちたガヌー。ガンヌはアウトボクシングから、相手が距離を詰めてきたらパンチで応戦する。ガヌーも距離が詰まるとショートのパンチを合わせる。右のオーバーハンドを振るいながら組み付いたガヌーに対し、ワキを差して突き放したガンヌ。右バックスピンキックをかわされ、一瞬組み付かれたが、すぐに離れた。

距離を取り続けるガンヌ。左右ローから右のバックスピンキックで、正規王者を中に入れさせない。ガヌーも相手をケージまで追い込むが、手数が少なく、ガンヌもケージ際から脱出する。ラウンド終了までガンヌが足を使い、蹴りで距離を保ち続けた。

3R、ガンヌはオーソドックスからサウスポーにスイッチ。ガヌーは右アッパーが当たるも追撃することができない。しかしガンヌのカカト蹴りをかわしたガヌーが、そのまま相手の体を抱えてテイクダウンに成功した。背中を着かせて、しっかりサイドから抑え込むガヌー。マウントに移行したところで、ガンヌが背中を見せた。ガヌーはバックマウントからパンチを浴びせる。ガンヌはハーフガードからシングルで組み付き、そのまま立ち上がってガヌーをケージに押し込んだ。

しかしガヌーは払い腰でテイクダウンを狙った。ガンヌもマットに手を着いたが、すぐに立ち上がって再びガヌーをケージに押し込む。ガヌーは左のオーバーフックでディフェンス。ガンヌは離れ際にバックスピンの右ヒジを見せた。ガンヌは少し疲れたか、ガヌーが前に出るもガヌーも疲労を見せている。ガンヌの左ハイをかわしたガヌーがダブルレッグでグラウンドに持ち込み。ガンヌは下から相手の左腕を抱えてアームロックを狙った。これをかわされるも、ハーフガードでケージに背中を着け、ラウンド終了まで凌いだ。

4R、足を使うガンヌと追いかけるガヌー。ガンヌは細かい右ローを放ち、距離を保ち続ける。ガヌーの右パンチに合わせて、ボディへ右バックスピンキックを突き刺したガンヌ。ガヌーは左ミドルからボディロックで組み付き、相手をケージに押し込んだ。前ラウンドからテイクダウン狙いに切り替えたガヌーがグラウンドに持ち込む。ガンヌは相手の腕を取るが極めることはできない。さらにシングルバックのガンヌの足を刈ろうと試みるも、ガヌーはすぐに反応。一度相手に立ち上がられてしまうが、すぐにグラウンドに戻してマウントを奪った。

ハーフガードに戻して上半身を起こしたガンヌだったが、立ちきることはできずに背中を着かされてしまう。ケージ際まで下がり、背中を着けて上半身を起こしたガンヌのボディへめがけて、ガヌーがヒザを突き刺す。さらにパンチを打ち込むガヌー。ケージ際でトップをキープして、このラウンドを終えた。

最終回、ここでガンヌが前に出る。ローで迎え撃つガヌーに、左縦ヒジを見せたガンヌ。正規王者ガヌーに対し、右を上下に打ち分けるガンヌが、さらに左ストレートを当てた。ガヌーの左フックをかわしたガンヌが、シングルレッグでテイクダウンに成功。ガヌーも上半身を起こすも、ガンヌに右脇を差され、背中を着かされてしまう。ここでガンヌがガヌーの左足を取ってフットロックへ。これはかわされるも、さらに外ヒールを狙っていく。しかしガヌーは凌いでトップへ。ガンヌはハーフガードで守る。体を起こそうとするガンヌの頭を抱えて、グラウンドから逃さないガヌー。そのまま抑えきって試合が終了した。

これまでパンチで相手を仕留めてきた正規王者だが、今回は3Rからテイクダウン狙いに切り替え、僅差の判定をものにした。これでガヌーは世界ヘビー級王座を統一、自身のベルトの初防衛に成功した。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270 キック デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

【UFC270】3度目の対決はフィゲレイドが攻撃の正確性で上回り、モレノから世界フライ級王座を奪還

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
ブランドン・モレノ(メキシコ)

互いにケージ中央で高くガードを上げるなか、フィゲイレドは右カーフキック。モレノは左ジャブをカウンターで当てる。さらにフィゲイレドが右カーフを狙うなか、両者はケージ際で組み合う。フィゲイレドが右腕を差し上げると、モレノも右腕を差しながらフィゲイレドの股の間からクラッチを試みる。組めないと見るや、左のアンダーフックからフィゲイレドのクラッチを切ったモレノ。その瞬間にフィゲイレドも離れた。再びケージ中央で向かい合う両者、フィゲイレドの右カーフでモレノがバランスを崩した。

フィゲイレドはモレノの左ハイをブロックし、またも右カーフを当てる。モレノも右ローを返すが届かない。モレノの右ストレートにボディロックを合わせたフィゲイレドが、バックに回る。モレノは反転してフィゲイレドを振り落として立ち上がった。スタンドに戻ると、フィゲイレドはまたも右カーフキックを当てる。さらにサウスポーへスイッチ、するとモレノは右のバックスピンキックから右ストレートを当てた。フィゲイレドが右ストレートと左前蹴り、モレノもパンチを返して1Rを終えた。

2R、フィゲイレドが前に出る。ジャブで迎え撃つモレノの左足にシングルレッグを仕掛けたフィゲイレドだったが、ここは倒せず。しかし右カーフを当てながら、コンタクトを試みる。左右フックを振り合あった後、がフィゲイレドがまたも右カーフを当てた。フェイントの掛け合いから左ジャブを当てるフィゲイレド、モレノが前に出てくると組み付いてかわす。ここでフィゲイレドの右バックスピンキックをキャッチして、さらに左足を刈ってテイクダウンしたモレノだったが、フィゲイレドもすぐに立ち上がった。

モレノも左ジャブから右カーフキックをヒットさせる。フィゲイレドは右の前蹴り。徐々にモレノが追いかける展開に変わっていく。距離が詰まると、ショートのパンチを当てたモレノ。フィゲイレドの右カーフに左ジャブを返す。フィゲイレドはシングルレッグを狙うも倒せず。モレノが左ジャブで自分のリズムを作っていく。さらに右バックスピンキックを、フィゲイレドの足に当てたモレノ。両者がケージ中央で打ち合う名から、フィゲイレドのパンチをもらったモレノの動きが一瞬止まるも、モレノのパンチもフィゲイレドの顔面を捉える。最後はモレノが左ハイから左ジャブを当て、フィゲイレドの左ハイをかわした。

3R開始早々、フィゲイレドの右カーフが当たる。モレノが飛びヒザを見せようとした瞬間、それを受け止めたフィゲイレドがテイクダウンを奪い、バックに回る。しかしモレノも立ち上がり、フィゲイレドもヒザを突き刺しながら離れた。スタンドでは、モレノの右カーフがヒット。ところがフィゲイレドの左ジャブがクリーンヒットして、モレノがダウン。すぐに立ちあがったモレノの左ジャブがフィゲイレドの顔面を捉え、フィゲイレドの動きが鈍った。フィゲイレドも左ボディを突き刺し、右カーフでモレノのバランスを崩した。

モレノが二段蹴りから左フックを当て、組み付くのに失敗したフィゲイレドも右カーフをヒットさせる。互いに左ジャブで探りながら、フィゲイレドの右カーフに右のパンチを合わせて下がらせたのはモレノだ。組み付きたいフィゲイレドを突き離し、パンチを当てるモレノ。しかし残り10秒でフィゲイレドの右クロスがクリーンヒット、前のめりに両手を着いたモレノにフィゲイレドが上から覆いかぶさる形でラウンドが終了した。

4Rもフィゲイレドの右カーフキックからスタート。ケージ中央でフェイントを見せ合う両者、モレノのバックスピンキックとパンチが届かず、フィゲイレドのパンチが当たる。対するモレノも右ローと右バックスピンキックでフィゲイレドの足を狙っていく。フィゲレイドの左右フックをブロックしたモレノだったが、中間距離になるとフィゲレイドの右カーフを食らってしまう。フィゲイレドが距離を取り始め、左ストレートを繰り出したが、モレノがカウンターで右ローを当てた。

モレノの左ジャブがクリーンヒット。フィゲイレドは距離を取って、手数が少なくなった。しかしスタンドの正確性はフィゲレイドのほうが上か。モレノは手数こそ多いものの、空振りも見られる。ここでフィゲイレドは組みを選択し、ボディロックからモレノをケージに押し込み、バックに回った。モレノの足にヒザを突き刺して削っていくフィゲレイド、モレノはケージづらいに離れ、打ち合いからケージ中央に引き戻した。左ミドルから左ジャブを繰り出すモレノと、右カーフを繰り出すフィゲイレド。残り5秒でモレノが組み付き、両腕を差し上げていったが、すぐにフィゲイレドが離れた。

最終回、フィゲレイドが前に出る。フィゲレイドの右をかわしたモレノが左ジャブを放つと、フィゲイレドは距離を取った。しかしモレノも組み付き、ボディロックからテイクダウンを奪って、フィゲイレドにしっかり背中を着かせた。フィゲイレドも足を利かせながら、足を掴んでくるモレノから離れて立ち上がる。スタンドに戻ると、モレノが左ジャブでリズムを作る。モレノの右をかわしたフィゲイレドがダブルレッグを仕掛けるも、モレノがスプロールしてスタンドに戻した。

ケージ中央で見合う両者。モレノの左の射程距離が長い。フィゲイレドが十分に距離を取りつつ、ショートレンジになるとテイクダウンを仕掛ける場面も。ここでフィゲレイドの右ストレートが当たり、モレノが尻もちを着いた。モレノも立ち上がり、パンチでフィゲレイドを下がらせる。サウスポーにスイッチしたフィゲイレドへ右ローを放つモレノ、フィゲイレドもオーソドックスに戻して右ロー。残り30秒から激しく打ち合う両者、さらに残り10秒でフィゲレイドのテイクダウンを凌いだモレノが、左右フックを当てて試合終了のホーンを聞いた。

3度目の対決はフルラウンドのシーソーゲームに。各ジャッジ1ポイント差のユナニマス判定でフィゲレイドが勝利し、前王者が世界フライ級王座を奪還した。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270 アンドレ・フィアーリョ キック ミシェウ・ペレイラ

【UFC270】フィアーリョの左ジャブで初回を落としたミシェウ・ペレイラが2&3Rを取り返し、逆転判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

左フックで前に出てアッパーを狙うフィアーリョ。距離を詰めたペレイラは、すぐに離れて前蹴りを入れる。さらにケージを蹴ってのスーパーマンパンチで前に出ると、ペレイラはケージの前を左右に回る。左フックのフィアーリョはワンツーをかわし、左ジャブでペレイラのバランスを崩す。フィアーリョはジャブを続け、ペレイラが右ストレートを返していく。

前蹴り、ローのペレイラは右ストレート、そして前蹴りからローを蹴る。構わず前に出てワンツーを繰り出したフィアーリョは、真っ向から正統派の打撃戦を仕掛けペレイラの跳びヒザをかわす。左フックに組んだペレイラは、倒せず圧を受ける展開を打開できない。ヒザ蹴りでスリップしてガードを取ったペレイラに、鉄槌を落としたフィアーリョが初回を取った。

2R、ジャブで前に出て、ペレイラの大振りのワンツーをかわしたフィアーリョだが、右ストレートからローを蹴られる。ここでボディから顔面とコンビネーションを決めたペレイラが、跳びヒザを繰り出す。組みを狙ったフィアーリョ、離れたところでボディに前蹴りを受ける。前転アックスキックはかわされたが、ペレイラの圧が高まりワンツーを入れる。

フィアーリョも左フックを返すが、前蹴りから前に出たペレイラがボディへのヒザ、そしてボディショットをまとめる。ペレイラは首相撲でヒザを連続で突き上げ、クリンチへ。残り2分で離れると、手をついての回し蹴りをペレイラが繰り出す。さらにケージを蹴ってスーパーマンパンチ、ヒザをボディに突き刺したペレイラが、前蹴りに続き右ストレートを打ち込む。

動けなくなったフィアーリョは右ストレートを被弾し、ようやく左を打ち返す。それでmのペレイラがワンツー、そして前蹴りから最後の15秒でテイクダウンを決め切りラウンドを取り返した。

最終回、左ジャブから前に出るフィアーリョは、ボディから右ストレートを打たれる。小刻み、そして大きなステップを踏むペレイラは、前蹴りに左を合わされそうになる。フィアーリョもジャブだけでなく右を伸ばすが、ボディに前蹴りを蹴られ前進を阻まれる。ケージを背負ってもワンツーを見せたペレイラが左右に回って、腹を蹴る。そしてワンツーからスリー、続くダブルレッグでは倒しきれなかったが、前に出てきたフィアーリョに右を打ち込む。

ジャブに力がなくなったフィアーリョが、右を出してもカウンターを被弾する。ここで左フックを入れたフィアーリョは、前蹴りを受けながら前へ。ペレイラは回ってケージキック&スーパーマンキック。ジャブの差し合いが2度続き、フィアーリョのジャブがペレイラを捉える。回るのではなく下がるようになったペレイラの前蹴りが、急所に入り――試合が中断。とつま先は腹、足の裏が急所に入った形でどちらが効いたか……。

残り20秒で試合は再開されフィアーリョをペレイラを追いかける展開に。ラスト10秒の合図ともに、図ったように足を止めて打ち合った両者、時間と同時にペレイラがフィアーリョの左手を挙げて健闘を称えた。結果、ペレイラが29-28×3で判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270 サイド・ヌルマゴメドフ

【UFC270】サイド・ヌルマゴメドフ、僅か47秒でコディ・ステーマンにギロチン極める

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R0分47秒by ギロチンチョーク
コディ・ステーマン(米国)

ヌルマゴメドフのローに前に出るステーマン。ヌルマゴメドフはスピニングバックフィストから後ろ回し蹴りを繰り出す。距離を取ったステーマンに対し、ヌルマゴメドフは再びスピニングバックフィストを狙う。組んだステーマンを内股で投げようとしたヌルマゴメドフは、スクランブルからシングルに出たステーマンだったが、ヌルマゴメドフがノーアーム・ギロチンをセットし後方回転――直後にタップを奪った。

「3Rの準備をしてきたけど、得意技の一つのチョークが極まった」とヌルマゴメドフは静かに話した。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270 トレヴィン・ジレス マイケル・モラレス

【UFC270】マイケル・モラレス、右のカウンターからパンチをまとめジレスをパウンドアウト=13連勝0敗

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
Def.1R4分06秒by TKO
トレヴィン・ジレス(米国)

まず右カーフを蹴ったジレス。そのままジレスがカーフを続け、モラレスもローを返す。右を受けて、後方にバランスを崩したモラレスはクリンチの攻防で小外刈りを耐えるが、ボディロックテイクダウンを許す。ジレスはそのまま肩固めへ。ブリッジして上を取ったモラレスは、下からの肩固めを防いでスタンドへ。

クリンチの攻防でワキをくぐってバックに回ったモラレスだが、組みを続けず離れる。スーパーマンステップからローを蹴るモラレス、右のオーバーハンドは届かない。振りが大きくなったモラレスだが、ジレスの左ジャブに右を打ち抜く。

動きが落ちて懸命にパンチを振るうジレスに、右フックを決めてダウンを奪ったモラレスは、サイドバックからパウンドをまとめてTKO勝ちを決め、キャリア13連勝とした。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270   キック ハオーニ・バルセロス ビクター・ヘンリー

【UFC270】ファイト・オブ・ザ・ナイト確定!? ビクター・ヘンリーがバルセロスに殴り勝ちUFC初陣飾る

<バンタム級/5分3R>
ビクター・ヘンリー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)

前蹴りのヘンリーに、右を伸ばしたバルセロスが、ステップインに左を被せていく。ヘンリーも右を入れ、右ローを蹴る。さらに左ミドルを蹴ったヘンリーは、ワンツーを被弾してもローに右を合わせる。バルセロスのコンビを受けたヘンリーが、蹴りの後に右フックも打たれる。さらに左ミドルにフックを決められたヘンリーは、コンパクトで力強いバルセロスの攻撃に圧される。それでも左フックを当てたヘンリーは、真っ向から打撃戦に応じ右を当てる。手数が減ったバルセロスに左から右をヘンリーがヒットさせる。バルセロスも手を出すが、動きがドタバタしてきたか。

バルセロスは左を当てる。振りが大きくなったバルセロスに対し、ヘンリーは左のフェイクから右ストレートを打ち込む。ここで蹴り足を掴んでテイクダウンしたバルセロスが、寝技には移行しない。立ち上がったヘンリーはアッパーを入れ、ボディをまとめてヒザを顔面に突き上げる。序盤、劣勢だったヘンリーだが、完全にラウンドを取ったばかりか、フィニッシュに近い状況までバルセロスを追い込んだ。

2R、バルセロスがスピードを戻しているか、いつまで続くか。ヘンリーはペースを譲らないように細かいパンチから蹴りを繰り出すも、バルセロスがアッパーを返す。1分が過ぎ、やはり手数が減ったバルセロスに対し、ヘンリーはジャブを被弾しても前に出る。バルセロスもワンツーをヒットさせ、ヘンリーが追いかける状況で被弾する数が増える。近い距離で威力が増したバルセロスは、右フックを2発受けてもジャブを返す。

フックにワンツーのバルセロス、ヘンリーも打ち返し前蹴りを多用する。エルボーを入れたヘンリーは、最後の1分でダブルレッグからバックを許すも、すぐに正対して離れることに成功する。接近戦で蹴りも交えて戦う両者。バルセロスをハイキックをスウェイでかわしたヘンリーだが、イーブンに持ち込まれた可能性もある。

最終回、変わらず近距離で打撃戦を繰り広げる両者。ヘンリーがヒザをボディに入れ、バルセロスが右ローを蹴っていく。手数、精度、動きと拮抗した勝負を続ける両者、下がることなくケージ中央で殴り合い、バルセロスのダブルレッグをヘンリーが切る。打撃戦は続き、ヘンリーがボディを決める。手数を勝るようになったヘンリーが、精度でもリードして、パンチを繰り出すバルセロスの動きが落ちる。

軸が乱れながら右を振るったバルセロスだが、ヘンリーはここで組みを選択する冷静さを見せ、バックに回る。後方から蹴り、スタンプ、引き倒すようテイクダウンを狙うヘンリーのバックコントロールが続く。胸を合わせることができないバルセロスは、クラッチをはがしに向き合う。首相撲&ヒザ蹴りのヘンリー、左フックを入れたバルセロスが、右を当てフックを連打する。

残り30秒、ケージ中央を取ったバルセロスが、右ミドルハイ。最後まで打ち合い、蹴りあった両者は、タイムアップとともに正座して称えあった。

結果、フルマークで判定勝ちしたヘンリーは「ショートノーティス? ファイトはファイト、マーシャルアーツはマーシャルアーツ。常に最高のマーシャルアーチストとして準備をしておかないといけない。2週間前、コーチのジョシュ・バーネットから試合をやるか聞かれた。トップ15なら、いつだって戦う。34歳だけど、つねにベストになるようトライしている」とマイクで話した。


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MMA MMAPLANET UFC UFC270 ジャック・デラ・マダレナ

【UFC270】圧を掛け、ロドリゲスに打たせたジャック・デラ・マダレナが完璧カウンターでTKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
Def.1R2分59秒by TKO
ピート・ロドリゲス(米国)

サウスポーのロドリゲスに対し、圧を掛けるマダレナがジャブを伸ばすスイッチする。右ジャブに右を当てたロドリゲス、両者が近い距離で右ボディショットを繰り出す。オーソに戻したマダレナが三日月蹴り、ロドリゲスもオーソから右ストレートを当てる。詰めてジャブを連続で決めたマダレナがワンツーを打ち込む。さらに左ストレートを当て、ロドリゲスも右フックを打ち返す。と、ロドリゲスの右をバックステップでかわして左を決めたマダレナが、この一発からパウンド3発でTKO勝ちを決めた。

圧を掛け、打たせてカウンター――コンテンダーシリーズ上がりのマダレナが、5戦目でUFCデビューを迎えたロドリゲスを見事にKOした。


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