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『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

Claudia Gadelha defeats Angela Hill(MMA Decisions)

 クラウディア・ガデーリャ vs. アンジェラ・ヒルのジャッジの採点。Chris LeeとDave Tirelliが1,3Rガデーリャ、2Rヒルで29-28ガデーリャ勝利。Sal D'Amatoが1Rガデーリャ、2,3Rヒルで29-28ヒル勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ガデーリャ支持4人、29-28ヒル支持13人でした。


Dan Ige defeats Edson Barboza(MMA Decisions)

 ダン・イゲ vs. エジソン・バルボーザのジャッジの採点。Derek ClearyとSal D'Amatoが1Rバルボーザ、2,3Rイゲで29-28イゲ勝利。Troy Wincapawが1,2Rバルボーザ、3Rイゲで29-28バルボーザ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28イゲ支持2人、29-28バルボーザ支持16人でした。


Song Yadong defeats Marlon Vera(MMA Decisions)

 こちらはスプリットデシジョンではありませんでしたが、物議を醸した試合だったので紹介します。

 ソン・ヤードン vs. マルロン・ヴェラのジャッジの採点。3者共に1,2Rソン、3Rヴェラで29-28ソン勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ソン支持8人、29-28ヴェラ支持8人、30-27ヴェラ支持1人でした。続きを読む・・・
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『UFC Fight Night 171: Smith vs. Teixeira』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

Ben Rothwell defeats Ovince Saint Preux(MMA Decisions)

 ベン・ロズウェル vs. オヴァンス・サンプレーのジャッジの採点。Derek ClearyとDave Tirelliが1,3Rロズウェル、2Rサンプレーで29-28ロズウェル勝利。Sal D'Amatoが1Rロズウェル、2,3Rサンプレーで29-28サンプレー勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27ロズウェル支持6人、29-28ロズウェル支持8人、29-28サンプレー支持2人でした。


Ricky Simon defeats Ray Borg(MMA Decisions)

 リッキー・シモン vs. レイ・ボーグのジャッジの採点。Derek ClearyとSal D'Amatoが29-28シモン勝利。Dave Tirelliが29-28ボーグ勝利。ラウンド毎の採点は不明です。

 主要サイトの採点は30-27シモン支持3人、29-28シモン支持13人。ボーグ支持はいませんでした。続きを読む・・・
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ケビン・ランデルマンがUFC殿堂入り「また、お前らのために戦うぜ。愛してる。また会おう」

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1: 名無しさん@恐縮です 2020/05/17(日) 16:37:49.97 ID:WOVGE6Uh9
UFC、PRIDEなどで活躍したケビン・ランデルマン(米国)のUFC殿堂入りが発表された。 (中略)

「UFCホール・オブ・フェーム」の「パイオニア」部門で殿堂入りを果たしたランデルマンは、オハイオ州立大学時代にNCAAディビジョン1で2度優勝に輝いたレスリング出身の総合格闘家。

 師と仰ぐマーク・コールマンの勧めで1996年に「Universal Vale Tudo Fighting」で総合格闘技デビュー。
ワンデートーナメントでいきなり優勝すると、1999年3月からUFCに参戦。
1999年11月19日の「UFC 23」でピート・ウィリアムスに勝利しヘビー級王者となった。
2000年11月17日の「UFC 28」でランディ・クートゥアーに敗れ王座陥落も、2002年9月からPRIDEに参戦。

 2004年4月25日の「PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦 ヘビー級グランプリ1回戦」では、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦以外負けなしだったミルコ・クロコップを相手に、1R 左フックでダウンを奪いパウンドでKO勝ち。
番狂わせを実現した試合後に、リング上で熱いマイクアピールを行ったことで日本でも印象深い。 (中略)

 俺がこの試合に臨む前、怖かっただろうと思っただろう? その通り、怖かったよ。俺もみんなと同じように、1人の人間だ。でもな、YOU! YOU!! YOU!!! お前らのために、俺は闘っているんだ。

お前らのためなら、地獄を見てもいい。

そして、その地獄を潜り抜けて天国を見ると決意していたんだ。また、お前らのために戦うぜ。愛してる。また会おう。ありがとう!」  (全文は以下リンク先参照)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200517-00010002-gkakutogi-fight 

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Report UFC UFN ESPN+29 UFN171 ブログ リッキー・シモン レイ・ボーグ

【UFN171】終盤、ボーグの打撃に圧されたシモンだがテイクダウンでスプリット判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
レイ・ボーグ(米国)

ワイドスタンスで素早い左ジャブを見せるシモン、待ち構えるボーグにローを蹴っていく。シモンが左フック2発からアッパーを繰り出すと、ボーグがカウンターを入れる。打撃戦に呼応したボーグを一気にテイクダウンしたシモンが、ボディを殴りハーフで抑える。勢いのある右、そして左を入れたシモンはボーグの立ち上がり際にバックへ。

後方への投げを崩し、アンダーフックからシモンをケージに押し込むボーグだが、体を入れ替えられダブルレッグで尻もちをつかされてしまう。シングルに切り替えレッグリフト、そのままパンチを入れて離れたシモンだが、ボーグのアッパーを受ける。左右のフックもボディを打たれたシモンは、右前蹴り。ボーグは左右のボディフックから組みつくが、バックに回ったシモンがリフトから前方にテイクダウン。バックを制したシモンは臀部にヒザをいれ、胸を合わせてきたボーグをシングルレッグで倒す。ハーフで肩固めを狙ったシモンはパスからパウンド、ボーグはボトムから鉄槌を返した。

2R、右を放って組みついたボーグ。シモンは切って、体を入れ替える。ケージを背負ったボーグにヒザ蹴りを入れ、ダブルレッグを決めたシモンは殴ってスタンドへ。ボーグはスピニンングバックフィストから左フック、シモンが左ローを返す。ワンツーで前に出るボーグが、左ジャブと圧力を高める。シモンはジャブからボディ、ニータップと攻撃を散らす。さらにボディから左フックを入れたシモンは、左ボディフック。続くテイクダウン狙いは、ボーグが体を捻って足を抜く。

動きはあるが、やや切れが落ちたようにも見えるシモンに対し、ボーグがボディから顔面にフックを見舞う。組みにいったシモンはダックアンダーからバックに回る。ボーグの前転についていき、スクランブルでもバックを取ったシモン。ボーグが胸を合わせると、両ワキを差し、ワキを潜ってバックに回る。ボーグは前転で離れ、スクランブル直後に右を当てる。続いてボディアッパーを入れたボーグが、シモンの組みを打撃で上回ったか。

最終回、鋭い左ジャブ、左ボディアッパーを見せるボーグに対し、シモンが左ハイを見せる。左フリッカーを当てたボーグが、左ボディショット。さらに左ボディを入れたボーグは、ジャブの差し合いから左を被弾。すぐに右を返したボーグの圧が高い。右ロングに組みついたボーグはここで組んでテイクダウンを決める。サイドで抑えたシモン、ここで抑えるということはスタミナを気にしているのか。

背中を譲りつつ、胸を合わせたボーグがトップに。シモンはシングルレッグでテイクダウンからバックに回る。いよいよ気持ちの削り合いに入ると、シモンがシングルへ。エルボーを放った離れたシモンは、ボディを殴られも左フックを振るう。ボーグは左ハイ、スピニングバックフィストからのバックブローも空振りに。シモンはシングルを切られると、飛びヒザを見せあう。直後に右フックをボーグが入れ、左ボディを決める。ボーグが左右のフックを放ってタイムアップ。初回を攻めたシモンは、2R移行は劣性にも見えたがテイクダウンが評価されスプリット判定勝ちを手にした。

「僕はレスラー。フェイクストライカーだ」と勝者は笑顔を見せた。


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UFC on ESPN8:ファイトボーナス/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ソン・ヤドン vs. マルロン・ヴェラ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ミゲール・バエザ、コートニー・ケイシー

メインはアリスターの珍しい逆転勝ち。逆転負けは良く見るが、今回はKO寸前で諦めずに凌いだのが勝利につながった。ハリスはちょっと焦ってラッシュしすぎたのか、一気に失速。あそこで勝負を決めに行く判断は間違いではないが、裏目に出てしまった。

フェザー級初戦のバルボーザは僅差判定負け。際どい2Rを落としたのが痛かったが、そうでなくても、このランクで3Rギリギリ逃げ切ろうというレベルでは、タイトル挑戦までは茨の道。慣れないフェザー級で消耗したのかもしれないが、今回はライト級での力をそのまま出すには至らなかった。強打のバルボーザによく向かっていったイゲが良かったという面もある。

ヤドンはドローになった前回よりも苦戦。前回は良さを消された試合だったが、今回は自分の良さを出しつつ、相手に上に行かれそうになっていた。3Rには珍しく打撃を避けてタックルに行く場面も。判定はメディアでも割れるくらいの僅差だったが、強く見えたのはヴェラだった。ヤドンはランキング上位で戦うにはまだ時間が必要かもしれない。

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ケビン・ランデルマンがUFCホール・オブ・フェーム入り(動画)



 『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』放送中にケビン・ランデルマンのUFCホール・オブ・フェーム入りが発表されています。こちらが紹介動画。

ケビン・ランデルマン - Wikipedia

 プロフィールはこちらを参照。 2016年2月11日に肺炎による心不全でお亡くなりになっています。享年44。キャリアのハイライトは2004年のPRIDEヘビー級グランプリ1回戦でミルコ・クロコップに左フックでKO勝ちする番狂わせを演じた後、2回戦でエメリヤーエンコ・ヒョードルをバックドロップで脳天から叩きつけた直後にアームロックで逆転負けした時でしょう。表彰式は例年通り7月に行われると思われます。続きを読む・・・
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『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』パフォーマンスボーナス


 UFCが『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ソン・ヤードン vs. マルロン・ヴェラ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・コートニー・ケイシー、ミゲル・バエーザ

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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【UFC ESPN08】アリスター・オーフレイムがウォルト・ハリスにTKO勝ち

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272: 名無しさん 2020/05/17(日) 09:26:16.30 ID:DLGdXPOj
アリスターって殿堂入りすんのかな


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Report UFC UFC ESPN08 アリスター・オーフレイム ウォルト・ハリス ブログ

【UFC ESPN08】TKO負けのピンチを切り抜け、アリスターがハリスをハイから連打&パウンドアウト

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム(オランダ)
Def.2R3分00秒by TKO
ウォルト・ハリス(米国)

サウスポーのハリス、アリスターは右に回りつつ踏み込みに組もうとする。すぐに離れた両者、アリスターが後ろ回し蹴りを見せシングルから離れる。ハリスの左に下がるアリスターは、続くローにパンチを合わされ、ここからラッシュを受けてダウン。頭を抱えて殴られながらアリスターはシングルへ。これをすかされると引き込んだアリスターは、ヒールを狙う。体を捻って足を抜いたハリスに、組みつきにいったアリスターはスイッチから離れる。

パンチから蹴りで前に出たハリスの足を捌き、姿勢を乱させた流血のアリスターがバックへ。そのまま寝技に持ち込むと、ハリスが引き込んで背中をつける。サイドに回ったアリスターは、半身のハリスの上体を跨いでバックから左のエルボーを落とす。ハリスの右手首を掴み、左でパンチを続けたアリスターは立ち上がり際にワキ腹、ボディにヒザを入れラウンド終了まで反撃を許さなかった。

2R、両者揃って大量に汗をかき、息も既に荒い。両者、間合をとり手数も少ない。アリスターは足払いのようなローから、右ハイを蹴り。怯んだハリスに左ストレート、続いて右パーを打ち込む。後方に崩れ、亀になったハリスの背中に乗ってパンチを落とすアリスターが、両足をフックして背中を伸ばすと、継続して右のパンチを打っていく。

アリスターはさほど力を入れないパンチを続け、動かないハリスを見てレフェリーが試合をストップした。1度のピンチが最終局面になることも少なくなったアリスターが、TKO負けのピンチを脱しての価値ある勝利。「ただ集中していた。チームに感謝している。好きなことに集中してきた。1Rにカットしたけど、この試合は5Rのメインイベントだ。もう1度、タイトルを目指したい」とアリスターは話した。


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Report UFC UFC ESPN08 アンジェラ・ヒル クラウジア・ガデーリャ ブログ

【UFC ESPN08】譲らぬ両者、カデーリャがスプリット判定でヒルに勝利しエスパルザ戦を要求

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
アンジェラ・ヒル(米国)

左ジャブを伸ばすヒル、右を見せて組んでいくガデーリャ。切ったヒルが右オーバーハンド、ガデーリャが右を返す。リーチアドバンテージのあるヒルが近づき、ヒザを入れる。ガデーリャは右ボディフック、左ジャブ、ヒルが左を当てる。互角の立ち上がりから、ヒルが左ロングをガードの上から当てる。ガデーリャが組んでケージに押し込み両ワキを差す。

ヒルが左を差し返し、小外掛けを耐える展開が続く。3度目のトライ、残り80秒でテイクダウンからサイドを取ったガデーリャが枕でプレッシャーを与える。ケージ際に移動したヒルがケージを蹴りに掛かるが、ガデーリャはニーインベリーから鉄槌を落とす。シングルに来たヒルに対し、腹固めから殴ったガデーリャは最終的に立ち上がられたが、ラウンドを取った。

2R、ヒルのジャブにワンツーを返すガデーリャ。アッパーを放ったヒルは、右を被弾する。ジャブで右目じりをカットしたガデーリャは、右ストレートを被弾してダウン。ヒルはスタンドで待ち受けるとガデーリャが左フックを打ち込む。シングルから逃れたヒルは、左ジャブから右ストレートをヒットさせる。ガデーリャは組むがヒザを受けて、胸を合わせた状態で崩される。そのまま体を入れ替えたヒルはシングルへ。耐えたガデーリャは、体を入れ替えようとするとヒルが離れた。

ヒルはパンチを当てて移動するが、左に右を合わされる。ガデーリャはジャブでヒルのバランスを崩させるも、ボディフックを被弾。フェイントから右を打つヒル、右から左、そしてハイを繰り出しポイントを五分に戻した。

最終回、ジャブから右を打ち合う両者。ガデーリャがテイクダウンのフェイクからフック、ヒルが近距離でエルボーを繰り出す。ジャブが当たる距離で戦うヒルだが、ローを蹴られ体がよれるシーンも。近距離ではヒルがアッパー、ガデーリャが左を当てる。左ハイ、左ストレートのコンビを見せたヒルが、踏み込んで縦ヒジを入れる。さらにジャブを当てるなど、手数で上回るヒルはガデーリャの前進に右を合わせる。

左フックにも右を合わせられたガデーリャは、左ミドルを蹴られ自分の距離で戦えない。それでもヒルの踏み込みに左のカウンターを決めたガデーリャが、右ストレートも届かせる。残り1分、勝負の時間帯でガデーリャが組みつく。入れ替えたアンジェラ、ガデーリャは右エルボーを当てて離れると右ストレートをヒットする。最後の10秒でヒルは勢いのある蹴り、カデーリャもパンチを振るいタイムアップに。

甲乙つけるのが難しい最終回、ジャッジは2人がガデーリャを支持しスプリット判定勝ちを手にするとカーラ・エスパルザ戦をアピールした。