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【UFC】ジャカレ・ソウザ 新型コロナ検査で陽性反応!

日本時間の5月10日にフロリダ州ジャクソンビルで開催されるUFC249。大会に出場する予定だったジャカレ・ソウザが前日計量後に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が検出されたと報じられました。ジャカレは即座に欠場が決定。大会自体は開催され、他の試合は行われるとの事。

まさか出場予定選手から陽性反応が出る事になろうとは。。。未然に抑止出来たと見るべきか、クラスター発生に不安ありと見るべきか。非常に判断が難しい。UFCは出場選手や大会関係者に感染させないための万全の体制を取っていたとされていますが、果たして大丈夫か。久しぶりに観戦出来る楽しみとは裏腹に不安が過っているのは私だけではないでしょう。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~桜庭和志×マーカス・コナン~

おかわりが続くコロナ後に残したい激闘10撰。2杯目は1996年12月にUFC JAPANで行われた桜庭和志×マーカス・コナンの一戦です。PRIDEの紀元前にしてブレイク前の桜庭が頭角を表した出世試合は実に数奇な巡り合わせの連続でした。この大会で行われたUFC-Jヘビー級トーナメントには元々金原弘光が出場する予定だったものの怪我に欠場。その代役としてお鉢が回ってきたのが桜庭和志です。
桜庭は1回戦でコナンと対戦。体格にモノを言わせてパンチで圧力をかけるコナンに対して低空の片足タックルを敢行します。しかしパンチが効いてダウンしたと判断したレフェリーが試合をまさかのストップ。これに納得のいかない桜庭はマウスピースを叩きつけ、オクタゴンの中央に座り込んで猛抗議。すると誤審が認められ、インターバルをおいて再試合が組まれる事になります。

こんな判断自体がMMAではなかなかありませんが、偶然はこれだけでは終わらない。トーナメントの逆サイドを勝ち上がったタンク・アボットが拳を骨折して決勝を棄権。これにより、桜庭×コナンの再戦がなんとトーナメント決勝として行われる事になるのです。
怒涛の展開の中で始まった再戦。四の五の言わずにまずは動画を見てよという話ですが、柔術黒帯から鮮やかに一本を取るシーンは最高に気持ちいい。そしてオクタゴンに雪崩れ込んでくる桜庭陣営。その後に飛び出す「プロレスラーは本当は強いんです!」という名台詞に至るまでひとつの作品として完成されています。

ここまで偶然が重なるともはや運命のいたずら、歴史の巡り合わせと言うしかないでしょう。あの時、金原が怪我をせずに出場していたら。レフェリーが誤審をしていなかったら。そしてアボットが棄権していなかった。ひょっとしたら今の桜庭もPRIDEへと続く日本の格闘技の歴史も全く違うものになっていたかもしれません。そう思って見ると一際感慨深い試合。ゴールデンじゃないゴールデンウィークの最後夜にいかがでしょうか。
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【修斗】倉本一真×岡田遼 世界バンタム級暫定王者決定戦!

修斗蔵元
コロナウイルス感染拡大防止のため無観客でのABEMAテレビマッチとして開催される事になった5月31日のプロフェッショナル修斗公式戦。この大会で岡田遼(パラエストラ千葉)×倉本一真(修斗GYM東京)の世界バンタム級暫定王座決定戦が行わる事が発表されました。
無観客のテレビマッチだからと言って手抜き一切なし。それどころか現在進行形かつ最高レベルの対戦カードを組んできましたか。この修斗の攻めの姿勢に脱帽です。

岡田は現役の環太平洋王者。立って良し寝て良しのまさしく出木杉君ばりのオールラウンダーぷりをいかんなく発揮しています。一方の倉本はプロ修斗で7連勝中の泣く子も黙るレスリングモンスター。豪快なスープレックスの殺傷能力の高さは言わずもがな。特に前戦の根津優太との試合では会場から悲鳴が上がるほどジャーマンスープレックスを連発。2019年の修斗の中でも最も象徴的なシーンとして強烈なインパクトを残してくれました。

そんな倉本に対して優等生の岡田は攻略の糸口を見出しているのか興味津々。岡田が止められなければ修斗を一気に飲み込む可能性は十分にあります。岡田がモンスターをストップするのか。倉本が世界に飛び出すか。注目のタイトルマッチが用意されました。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~青木真也×エディ・アルバレス~

格闘技界きっての大晦日男と言えば青木真也をおいて他にいないでしょう。廣田瑞人の腕を捻り上げて物議を醸したかと思えば、長島☆自演乙☆雄一郎の膝蹴り1発で失神するなど、勝っても負けてもファンの記憶に残る試合を重ねてきました。そんな青木の大晦日の試合で特に印象的だったのは2008年のDynamite!!で行われたエディ・アルバレスとの一戦です。

DREAMに上陸したアルバレスは破壊的な強さで進撃。ライト級GPではアンドレ・ジダ、ヨアキム・ハンセン、川尻達也を連破して決勝に進出しました。本来であれば青木と決勝を戦うはずが、川尻のパンチで眼窩底を骨折。無念のドクターストップで涙を飲んだという経緯があります。言わば幻の決勝戦。アルバレスの無慈悲な打撃と言わずと知れた青木の寝技。両極端のファイトスタイルはどちらに転ぶにしてもKOか一本で試合が決まるのは間違いありません。心拍数全開のまま試合が始まりました。

スタンドで圧力をかけるアルバレスに対してグラウンドで虫のような動きで寝技に引き込もうとする青木という想定通りの流れ。徐々に圧力を強めてコーナーに追い詰めるアルバレス。嫌な予感が充満しますが、アルバレスのミドルキックをキャッチした青木はそのままグラウンドに引きずり込む。そのまま一気呵成に足関節を取ってヒールホールドで絞め上げると耐えていたアルバレスはタップアウト。グラップラーとストライカーの頂上決戦は青木が勝利しました。

短時間決着でしたが打撃と寝技がハイレベルでクロス試合好試合。存分に堪能させていただきました。そして試合直後に「PRIDE買ったダナ・ホワイトよく聞け、日本がトップだコノヤロー!」という青木のマイクが当日のPRIDEファンの気持ちを代弁していてグッときたのは私だけではないでしょう。そうかと思えば閉会式で「日本がトップだなんて言ってしまったんですが、UFCも最高です」と照れ臭そうにマイクを握った青木の人間臭さがなんとも憎めなかった2008年の年の瀬でした。
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【修斗】5.31プロ修斗は無観客大会 ABEMAテレビマッチとして開催!

新型コロナウイルスの影響により格闘技イベントが開催されなくなってから数ヶ月。もはや格闘技を観戦する感覚すらなくなってきましたが、5月31日に後楽園ホールで開催される予定だったプロフェッショナル修斗公式戦が会場を変更し、無観客の状態で行われる事が発表されました。大会の模様は「ABEMAテレビマッチ」としてABEMAで生中継されるとの事。

さらに選手の免疫力の低下を防ぐため水抜きなどによる体重調整を極力排除した「通常階級より1階級上での当日計量」等を実施するとし、大会関係者は会場内では防護服とマスクを着用し、選手のセコンドは各選手3名から1名に減らし、試合が終わった選手から順次帰宅してもらうとしています。

まさかこんな時代が来ようとは。。。数ヶ月前には夢にも思いませんでした。もし、昨年末のRIZINの会場にタイムスリップして5ヶ月後にこういう状況が来ると伝えたとしても、誰一人として信じてくれない事でしょう。大会スタッフが防護服を着ているなんて当時から考えたら正気の沙汰とは思えませんもん。
でもこれが圧倒的な現実。コロナウイルス時代に対応したスタンダードと言っても過言ではありません。格闘技をするのも見るのも命がけ。そういう意味では外食する事さえ命がけか。なんでもない事が幸せだったと思う今日この頃。高橋ジョージの先見の明のある歌詞センスに脱帽しています。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~ノゲイラ×ミルコ~

コロナ後の世界に残したい激闘10撰もいよいよラスト2試合。セミファイナルと言っても過言ではない一戦は2003年11月にPRIDE GP2003 決勝戦大会で行われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ミルコ・クロコップのPRIDEヘビー級暫定王者決定戦です。
当時破竹の勢いを誇っていたミルコ。K-1ではGP王者のマーク・ハント、無双状態だったボブ・サップを下し、2003年から本格的にPRIDEに進出。6月にはPRIDEルールでヒース・ヒーリングをミドルキックでボディをえぐってTKOで下し、PRIDE制圧にも王手をかけていました。そこに立ち塞がったのは柔術マジシャンと呼ばれたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。エメリヤーエンコ・ヒョードルに判定に敗れてヘビー級王座は失ったものの、PRIDEで敗れたのはこの1試合のみ。PRIDEの牙城を守る砦としてミルコとの対戦に挑みました。

試合はノゲイラが1R早々に組み付いて自らグラウンドに引き込む。しかしミルコはガードを固めて下からの仕掛けを許さずスタンドへ脱出に成功。こうなると圧倒的なミルコペース。ノゲイラのタックルを闘牛士のようにことごとく切ると、パンチ、ミドルを的確にヒットさせてジワジワとノゲイラを追い詰めます。そして極めつけがラウンド終了直前の伝家の宝刀左ハイキック。これでノゲイラがダウンを喫したところでラウンド終了のゴングが打ち鳴らされます。あまりの衝撃、会場の悲鳴と歓声が交差し、事態を飲み込めずにレフェリーストップかと誤解したファンは「早いよ!」という怒号が響き渡る殺伐とした雰囲気。そんな中でインターバルを迎えて試合は2Rに入ります。

すると事態は一変。ノゲイラはファーストタックルでテイクダウンに成功。楽々とマウントに移行するとノゲイラの独壇場。敢えて隙を与えてミルコが脱出しようとしたところを腕十字で捕獲。大逆転で一本勝ちを果たしました。
この時の会場の大歓声たるやもう一生モノ。わりと冷静で無感動な私でさえ自然と立ち上がって絶叫したほどです。さらにテレビの向こうでは解説席にいたノゲイラ贔屓の小池栄子の感涙の雄たけびが(笑)。このワンシーンがこの一戦の爆発の全てを物語っています。そして敗れたミルコの悲しそうな表情を見て以来、ミルコ嫌いだった私は少しずつターミネーターに感情移入しつつあるのでした。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~三崎和雄×秋山成勲~

私の格闘技観戦史の中で忘れられない試合のひとつが2007年のやれんのか!?で行われた三崎和雄×秋山成勲の一戦です。遡るとちょうど1年前の大晦日。PRIDEの象徴だった桜庭和志が巻き込まれたヌルヌル事件が勃発。その事件の首謀者だった秋山に対して三崎が挑むという因縁の構図。さらにPRIDEがUFCに骨抜きにされて開催されないまま1年が経過した事でPRIDEファンの焦燥やイライラは最高潮に達していました。

その中で行われたやれんのか!?。積もりに積もった鬱憤を晴らすかのように、川尻達也は泥臭くもルイス・アゼレードに判定勝ち。さらに石田光洋はノンストップバトルの末に強豪ギルバート・メレンデスとの接戦を制し、会場のボルテージは極みに達します。
そのまま流れ込んだ三崎×秋山戦。いつものように入場で正座をする秋山に対した大ブーイングが浴びせられたかと思えば、三崎に対しては割れんばかりの大喝采。ある種異様とも思える盛り上がりの中でゴングが鳴ります。

試合は緊張感のある一進一退の打撃戦。均衡を破ったのは秋山の的確なワンツー。これで三崎はダウン。パウンドを浴びて絶体絶命のピンチを迎えますが、KO負け寸前のところでガードを固めてスタンドに脱出します。
ここからが三崎の真骨頂。ダメージを負った事で集中力が増したかのように前に出てプラッシャーを掛けていきます。そして1Rも残りわずかとなって三崎のボディがヒット。さらにボディと同じ軌道で右フックがクリーンヒット。膝をついた秋山が立ち上がろうとした刹那に三崎は躊躇なくサッカーボールキック。ダウンして秋山を見てレフェリーが試合を止めました。

試合をスカパーで観戦していた我が家から絶叫がこだましたのは当然。解説席にいた三崎と同じGRABAKA所属の郷野聡寛髙田延彦が喜びのあまりリングに上がって歓喜の輪に加わった光景は繰り返し繰り返し何度再生した事か。PRIDE消滅、ヌルヌル事件で蓄積した靄が一気に晴れて視界が開けた瞬間です。
そして試合後にリング上で行われた三崎の秋山に対する公開説教。それに怪訝な表情を見せる秋山びいきの清原和博。さらに大会後しばらくして三崎のサカボキックが反則とされて無効試合になった事実も一つのドラマ。お後がよろしくないのもまた格闘技と言っても過言ではないでしょう。全ての感情が凝縮された思い出の一戦です。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~堀口恭司×石渡伸太郎~

格闘技ファンにとって心湧き立つキーワードの一つは「対抗戦」。古いところだと武藤敬司×髙田延彦が大ブレイクした新日本プロレスとUWFインターナショナルの対抗戦。大晦日に突如実施されたDREAM×戦極などなど。団体を背負って威信を賭けて戦う緊張感は他では得難いものがあります。その対抗戦の極み、最高峰が堀口恭司×石渡伸太郎の一戦でしょう。

修斗パンクラスの現役王者対決。しかもどちらも両団体の絶対的なエース。当時は見たいけど見たくない。けど見たい複雑な心境。会場で両手で目を覆って指の隙間から恐る恐る試合を観戦してました。今思い出しても心拍数が上がってきます。

試合は開始直後にいきなりの山場。前に出る堀口に対して石渡がカウンターのパンチを当てて転倒させると、そのままバックに回ってチョークで秒殺というあわやのシーンを作ります。堀口は何とか脱出してスタンドに戻るとその後は全局面での激しい打ち合い。パンチを被弾して顔面から出血した石渡がまるでゾンビのように前に出続ける場面はちょっとした戦慄を覚えました。

激闘は最終5Rまでもつれ込みます。開始早々に堀口がパンチを打ち込んで石渡の動きを止めるとさらに左右のフックを打ち込んでTKO勝ち。最上級の対抗戦に終止符が打たれました。今思い返しても日本人バンタム級の最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
観戦後の私はというと完全に抜け殻。緊張感のあまり全身がこわばって痛かったですもん。この試合があったからこそ、その後にRIZINで実現した堀口×石渡の再戦にはロマンを感じずにはいられませんでした。果たして3度目の対戦はあるのか。そしてこの試合の爆発を上回る可能性を秘めたカードがRIZINにあるのが大きなポイント。コロナ後が楽しみでなりません。



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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~松本晃市郎×長倉立尚~

金子賢は芸能人から。古木克明はプロ野球横浜ベイスターズから。そして大相撲の横綱から転身したなど、セカンドライフとしてMMAファイターに転向するケースは枚挙にいとまがありません。でも、お笑い芸人から格闘家に転身し、チャンピオンのまま引退してお笑い芸人に再び転向。その後にプロゲーマーに転身して成功を収めた異色の経歴の持ち主をご存知でしょうか。彼の名は松本晃市郎(今田道場)。このご時世はジョビンという名前の方が広く浸透しているのかもしれません。

松本の試合を初めて見たのは2007年のパンクラスのネオブラッドトーナメントの予選。新木場1st RINGという小箱で強烈なパンチを武器に面白いように勝ち上がっていく姿が実に痛感でした。華麗なステップから飛び込んでの左アッパー、ボディ、フックはどれも一級品。楽しみな選手が出てきたとニヤニヤしていると、客席にはなんと今田耕司山下しげのりの姿が。。。しかも松本に対して「面白い試合せえ!」と叱咤激励を飛ばしているじゃありませんか。実に面白い。それから松本の試合を食い入るようにウォッチし続けました、

主戦場にしたDEEPでは12勝1敗の好成績。現在も現役バリバリで活躍する大塚隆史をスプリットの判定で破り、見事にフェザー級王者に輝きました。リオン武に敗れたもののDREAMにも参戦。アッパーのモーションだけでさいたまスーパーアリーナを沸かせたシーンはいまだに鮮明に覚えています。
そんな松本のベストバウトは自身の引退試合にしてDEEPフェザー級王座の防衛戦となった長倉立尚との壮絶な殴り合い。普段なら軽快なステップからノーガードのスウェイでパンチをかわす松本が足を止めて打ち合うまさかの展開。その先に待っていたのは。。。王座を防衛して引退なんてかっこよすぎじゃありませんか!?当時を知らない人にこそ見てほしい一戦です。
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コロナ後の世界に残したい激闘10撰~五味隆典×ルイス・アゼレード

UFCでは無気力とも思えるようなふがいない試合が続いていた五味隆典RIZINに主戦場を移してからは徐々にらしさを取り戻してきましたが、その昔、天下無双の火の玉ボーイと呼ばれていた事をRIZIN世代のファンはご存知でしょうか。
人気絶頂を誇ったPRIDEのセカンドブランドとして産声を上げたPRIDE武士道のエースとして連戦連勝。無敗を誇っていたハウフ・グレイシーを6秒でKOし、UFCの王者経験者ジェンス・パルヴァーに打撃戦で真っ向勝負を挑んで殴り勝つなど神懸かり的な強さを誇っていました。

そんな五味に訪れた大ピンチがPRIDE 武士道 -其の七-のルイス・アゼレード戦。シュートボクセからの刺客アゼレードは開始直後からイケイケ。ゴングと同時に飛び膝で奇襲を仕掛けると、面食らった五味に対してフックをクリーンヒットさせて一気に畳みかける。その後も防戦一方で誰もが五味の連勝ストップが脳裏をかすたはずです。
しかし、そこで踏ん張るのが五味の無双っぷり。アゼレードの出血によるドクターチェックで息を吹き返すと、逆にプレッシャーをかけ始める。さらにコーナーに追い詰めて最後は左右のフックをクリーンヒット。パンチをモロに浴びたアゼレードがまるで拳銃で撃たれたかのようにぶっ飛んでいく姿は今だに忘れられません。それからの五味は川尻達也との日本人頂上決戦で勝利し、桜井"マッハ"速人もKOで破ってPRIDEライト級王者を戴冠。アゼレード戦の大ピンチを乗り越えたからこそあの成功がある、そう勝手に思い込んでいます。そんな五味に迫るラストマッチ。RIZINで見る事が出来るか。