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【Bellator CS2024#01】パトリシオ・フレイレがジェレミー・ケネディ相手にBellatorフェザー級王者防衛戦

【写真】これは楽しみ、そして超タフな防衛戦だ(C)BELLATOR

2月29日(木・現地時間)、PFLが3月22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナで開催されるBellator Champion Series2024#01「Belfast」でBellator世界フェザー級選手権試合=王者パトリシオ・フレイレ×挑戦者ジェレミー・ケネディーが組まれることを発表した。
Text by Manabu Takashima

2月24日(土・同)にサウジアラビアはリヤドで行われたPFL Champ vs Bellator Champで、パトリシオはPFL世界フェザー級王者ヘスス・ピネドと王者対決が実現する予定だったが、ピネドの負傷欠場によりファイトウィークになったガブリエル・ブラガとの対戦が発表されていた。

しかし計量の日になってブラガは父の死を引きずっているという理由で試合をキャンセル──パトリシオは戦わずして中東を去ることになった。


しかし、計両当夜には既にPFL側ではパトリシオ陣営に今回の試合をオファーし、パトリシオも納得の北アイルランドでの防衛戦に挑むことは内々で決まっていた。

同大会ではもともとケネディはジェイムス・ギャラガーと戦うはずだったが、棚ぼたでタイトル挑戦権を獲得。ケネディ戦がバラされたギャラガーは、フレイレの同門レアンドロ・イーゴとのマッチアップが五月雨式に決まっている。

パトリシオ×ケネディの世界フェザー級選手権試合は、コーリー・アンダーソン✖カール・ムーアのBellator暫定世界王座決定戦の1試合前=コメインで組まれている。なおオリジナルカードでコメインだった女子ファザー級戦=リア・マコート✖シネード・カヴァナウの一戦は前者のワキ腹の負傷でキャンセルされていた。

また同大会ではトフィック・ムサエフが、英国の進化系キックMMAファイターのアルフィー・デイビスと戦う一戦など12試合が決まっている。

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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL アンテ・デリア アンドレイ・コレシュコフ インパ・カサンガネイ クレイ・コラード ダコタ・ディチェバ チムール・カイズリエフ パトリッキー・フレイレ フィル・デイヴィス ヘスス・ピネド ヴァレンティン・モルドフスキー 渡辺華奈

【PFL2024】PFL2024シーズンに現Bellator世界王者カモーシェやパトリッキー参戦。渡辺華奈の動向は??

【写真】24日大会の結果を経て、Bellator勢の株が上がったのは事実。されどBelloator International Champions Seriesもあり、どのように振り分けられるのか楽しみだ(C)BELLATOR

PFL Champions vs Bellator Championsにわき、その世界観を拡大させたPFLが、2024年の活動に関してPFL EURO及びMENA、PPV Super SeriesとBellator International Champions Seriesに続き20日(火・現地時間)に本丸PFL レギュラーシーズンの開幕について公式発表を行っているので、ここでまとめておきたい。
Text by Manabu Takashima

4月4日(木・同)にテキサス州サンアントニオのボーイング・センターで開幕し、12日(金・同)はネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテル大会、19日(金・同)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナとレギュラーシーズン序盤戦の日程が確定した。


サンアントニオ大会はヘビー級と女子フライ級、ベガス大会はライトヘビー級とライト級、シカゴ大会はウェルター級とフェザー級が実施される2024年のPFL。そのスローガンはザ・タフエスト・テスト・イン・MMAとなっている。

つまりは買収したBellatorのファイターがPFLレギュラーシーズンに参加するということだ。現状、各階級の出場確定が発表されたファイターは以下の通りとなっている。

女子フライ級

ダコタ・ディチェバ(C)PFL


ダコタ・ディチェバ(英国※2023年欧州リーグ王者)
リズ・カモーショ(米国※現Bellator世界王者)

フェザー級

ヘスス・ピネド(C)PFL


ヘスス・ピネド(ペルー※2023年シーズン世界王者)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

ライト級

クレイ・コラード(C)PFL


クレイ・コラード(米国)
パトリッキー・フレイレ(ブラジル※元Bellator世界王者)

ウェルター級

マゴメド・ウマラトフ(C)PFL


マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア※元Bellator世界王者)

ライトヘビー級

ヤコブ・ネドー(C)PFL


インパ・カサンガネイ(2023年シーズン世界王者)

ヤコブ・ネドー(2023年欧州リーグ王者)

フィル・デイヴィス(米国※元Bellator世界王者)

ヘビー級
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア※元Bellator暫定世界王者)

まだロースターの半分も明らかになっていないが、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級にBellator世界王者経験ファイターが出場しており、特筆すべきは女子フライ級は現役王者のカモーシャがラインナップに加わっている点だ。

新階級だからこそPFLには世界王者が存在しておらず、Bellatorの現役チャンピオンの参戦となったのであれば、気になるのは渡辺華奈の動向だ。Bellator王座奪取を目標に掲げていた渡辺だが、王座不在のBellator International Champions SeriesよりもPFL参戦の可能性がグンと高まったのではないだろうか。

さらに彼女以外に日本人選手のPFLレギュラーシーズン投入は見られるのか、引き続きオフィシャル発表を待ちたい。

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45 AB BELLATOR Brave CF BRAVE CF80 MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL vs Bellator UAEW UFC アブドゥラ・アルカタニ アブドゥーラ・サリム オマル・アルダフラウイ グレイゾン・チバウ ハッタン・アルセイフ ブルーノ・ミランダ ムスタファ・ラシッド・ネダ 修斗 海外

【PFL MENA】UFC、ONEも進出。BRAVE CFとUAE Warriorsが引っ張ってきた中東MMAをPFLが変える?

【写真】UFCとは明白に違う世界進出をPFLは続けている(C)PFL

24日(土・現地時間)にサウジアラビアのリヤドで行われたPFL Champions vs Bellator Champions内でPFL MENAのスタートが改めて発表され、出場選手がケージに上がった。
Text by Manabu Takashima

MENAとは聞きなれない言葉だが、Middle East & North Africaの略称で中東&北アフリカ地域を指す。特に明確な地域の特定はないが、PFLにおけるMENAとはアラビック&ムスリム世界という捉え方で間違っていないだろう。

実際に今大会で紹介された映像ではエジプト、UAE、バーレーン、ヨルダンの4カ国が映し出されており、ケージに上がった7名のファイターの国籍はエジプト、サウジアラビア、ヨルダン、クウェートという4カ国だった。


そのケージに登場したファイターとはアフメド・アミール、ムスタファ・ラシッド・ネダ、ムスタファ・ラシッド・ネダ、ジャラ・フセイン・アルシラウイ、アブドゥーラ・サリム、オマル・アルダフラウイ、アブドゥラ・アルカタニ、ハッタン・アルセイフという面。

エジプト勢はアミール、アルダフラウイの2選手で前者は12勝4敗1分というキャリア持ち主で昨年4月にPFLライト級本戦に出場もブルーノ・ミランダに敗れている。そのアミールだがBRAVE CFのライト級王者だったことを考えると、中東勢のなかでも国際舞台で戦う力を持っていることは間違いない。

一方でアルダフラウイは10勝6敗のウェルター級ファイターで、BRAVE CFとUAEWでキャリアを築いてきた。

今も珍しいクウェート人ファイターのサリムは戦績5勝0敗。エジプトのEvolution Championshipから修斗ブラジルを経て、母国のFera Championshipで戦ってきた。

そしてヨルダンからは日本でもコア・ファンなら顔と名前が一致しているであろうアルシラウイが参戦を果たす。戦績19勝6敗、ヨルダンのライオンの異名を持つアルシラウイは、BRAVE CFでウェルター&スーパーウェルター級の二冠王者となり、2022年にPFLチャレンジャーシリーズに挑んだ。

そこで本戦契約を勝ち取ると2022年と2023年シーズンに出場──プレーオフ進出はならなかったが、2022年にはグレイゾン・チバウに勝利している。直近の試合は昨年12月BRAVE CF80で判定勝ちを収めており、アルシラウイのPFL MENA参戦はUFCへのフィーダーショーを自認するUAEWと独立王国路線のBRAVE CFと中東MMA界の勢力分布に変化をもたらす可能性を示している。

そんなPFL MENAのスタートとともに注目を集めるのはサウジアラビア勢だ。実際にこの日もネダ、アルカタニ、アルセイフと最多の3選手が紹介を受けている。

ネダは中東MMAの生き字引といっても良い存在で、レコードは8勝3敗。Desert Force、Phoenix FC、UAEW、BRAVE CFと中東MMAをリードするプロモーションを制覇している古参ファイターだ。このミドル級ファイターは、昨年のPFLプレーオフ大会のワンマッチでも勝利を挙げている。

さらにPFL vs Bellatorのプレリミに出場しデドゥコンダラ・ラオからTKO勝ちをしたフェザー級のアルカタニ。アマチュアながらサウジアラビア女子選手として初めてPFLと契約を果たしたアルセイフと、サウジがPFL MENAの中心となる勢いが感じられた。

PFL MENAにはサウジのプロサッカーチームで、フランス代表のカリム・ベンゼマと契約したことでも注目されたアル・イテハドをスポンサードしていることでも知られているサウジアラビアのスポーツの振興を目的としたSRJスポーツ・インベストメンツが資金を投入している。

PFLとSRJの共同プロジェクトは4階級、32人のMENAファイターが集い、年間4大会が予定されている。UFC、ONEも進出する中東はオイルマネーのみならず観光、金融で抱負な資金を誇る一方で、スポーツにおいては多くは海外選手の投入、帰化、招聘という形で構築されている。そのなかで選手の発掘&育成を掲げるPFL MENA、資金力=選手の強化は既にある程度は立証されており、この巨大プロジェクトの行方には注目せざるを得ない。

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BELLATOR K-1 o PFL RIZIN UFC YA-MAN YouTube ボクシング ライカ 堀口恭司 安保瑠輝也 朝倉海 榊原信行 海外 皇治 芦澤竜誠

【RIZIN】Bellator、PFL、KSW、BKFC 海外大会と交流を促進!


昨日開催されたRIZIN LANDMARK 8 in SAGA。大会後の記者会見でRIZIN榊原信行CEOが記者会見に応じてBellator、PFL、KSW、BKFCなど海外プロモーションとの交流について語りました。

「矢地選手は外国勢との戦いを本人も望んでいることも含めて、矢地選手なんかが海外の団体で積極的に戦う機会を交渉して作っていけたらいいかなというふうに感じた次第です」

「今年RIZINとすると海外のプロモーションとの競業というのが、Bellator、PFL、KSW、BKFCをはじめあらゆる団体との接点をですね、RIZINとしてフェデレーション構想のひとつの在り方として選手の交流をしていきたいという中で考えています」

矢地が各大会の外国人選手と渡り合う事が出来るかは別にして、各大会と連携を深めて選手を確保する、ストーリーを展開するのはアリでしょう。べラトールがPFLと対抗戦をスタートさせ、堀口恭司、朝倉海がUFCに参戦するとなると、RIZINに新たな軸が必要になるのは確実。それを模索するために海外プロモーションとの連携は妙案かもしれません。

中でも直近で榊原CEOが大会を視察したBKFCとの絡みはちょっと楽しみ。素手のボクシングというルールは他の大会とも一線を画しており、新しいうねりを作るという意味では一番波及効果が大きいのではないでしょうか。

皇治、芦澤竜誠、安保瑠輝也などK-1から移籍してきたストライカーはうってつけ。特にYA-MANあたりが素手で殴り合ったらさぞかし迫力がありそう。日本で素手の殴り合いが受け入れられるかは大いに疑問ですが、一度でいいから見てみたい。さて、2024年RIZINのフェデレーション戦略はどこに向かうか。注目です。
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AB o PFL UFC キック ダン・フッカー ドン・マッジ

UFC on ESPN+95:第4試合・クラウディオ・プエレス vs. ファレス・ジアム

ペルーのプエレスは、2016年にメキシコ vs. 中南米軍で行われたTUFラテンアメリカ3で準優勝。その時の相手はメキシコのマーチン・ブラボーだったが、ブラボーはTUF後3戦全敗で、2019年に早々とリリースされている。一方プエレスはTUF後に5連勝し、ランカーのダン・フッカーと対戦するまでになったが、フッカー戦ではタックルを切られる展開で、最後は前蹴りで腹を効かされてKO負けし、ランキング入りならず。UFCでの5勝のうち、3勝が膝十字での勝利で、膝十字での勝利数はUFC史上最多。バックボーンはムエタイとルタ・リーブリ。27歳。

フランスのジアムはUFC4勝2敗。格闘技一家に生まれ、幼少から柔術・キックを始め、キックではISKAヨーロッパのタイトルも獲得している。ライト級で191cmの長いリーチを武器に、遠い間合いからの打撃で勝負するスタイル。負けた相手はUFC2勝0敗でFAとなりPFLに移籍したドン・マッジと、勝っても負けてもフィニッシュ決着のテランス・マッキニー。26歳。

両者とも、ランキングまであと一歩のポジション。

タックルに入ったプエレス。テイクダウン。ケージ際まで移動したジアムがバックを取らせて立つが、立ち際に再びプエレスがテイクダウン。ハーフ。ガードに戻したジアム。下からジョン・ウェイン・スイープで崩したジアム。返せないが立ち上がることに成功。なおも放さないプエレス。ケージに押し込みながらテイクダウンを狙うが、入れ替えて離れたジアム。プエレスのハイキックにジアムがパンチを合わせると後方にダウン!パウンド連打!しかしまだ不十分と見たのか、離れて立たせた。プエレスがタックル。がぶったジアム。プエレス右足をクラッチするが切られて立つ。またタックルへ。今度はリフトしてテイクダウンしたプエレス。サイド。頭をまたいでキムラを狙う。防いでいるジアム。残り5秒で足関に行ったがホーン。

ジアムのパンチでダウンがあったが、それがどこまで評価されるか。ダウン以外はプエレスが押していた。

2R。プエレスのニータップは切ったジアム。またタックルに行くが、潰して上を取ったジアム。プエレスが潜ろうとしたが警戒しているジアム。下から足で離して立つプエレス。ジアム飛び膝から首相撲に捕らえてヒザを入れる。プエレスまたシングルレッグへ。ドライブしてバックを狙う。バックには回らせなかったがテイクダウン成功。レッグドラッグハーフ。マウントへ。あえてハーフに戻したプエレス。立とうとするジアムの背中に乗る。チョーク。倒れ込んで絞める。しかし反転して外して上になったジアム。ジアムパウンド。肘。インサイドから強いパウンドを入れるジアム。ホーン。

2Rややジアム。

3R。パンチからシングルレッグにつなげようとしたプエレスだが、受け止めたジアム。四つ組みからヒザを入れる。プエレスケージに押し込んだ。入れ替えてタックルを狙うプエレス。ジアムこらえていたがギロチンに切り替えて引き込んだ。かなりタイトに入っている。下になり外したプエレス。亀ガードから立ったプエレス。すぐタックルに入りテイクダウン。また首を抱えるジアム。しかしサイドに着かれている。ケージを使って立ったジアムだが、その瞬間にシングルレッグへ。倒したがジアム向き直りタックルに入って逆に上を取り返した。ハーフからジアムが肘・パウンドを落とす。タイムアップ。

29-28プエレス、30-27ジアム、29-28ジアム。スプリットでジアム勝利。

1人はフルマークをつけたが、1R・2Rは割れてもおかしくなかった。

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator ヒーナン・フェヘイラ ライアン・ベイダー

【PFL vs Bellator】フェヘイラがベイダーを21秒でKO。PFLが一矢報いるもBellatorが5勝1敗で圧勝

【写真】PFLで勝利したのはフェレイラのみ。Bellatorの大勝で対抗戦はこれからどうなる?(C)PFL

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
Def.1R0分21秒by TKO
ライアン・ベイダー(米国)

ベイダーが前後のステップからジャブを突く。フェレイラがそこに右ストレートを当てるとベイダーがダウン。フェレイラが一気に追撃のパンチを連打すると、レフェリーが試合を止め、フェレイラが秒殺勝利を収めた。PFLが一矢報いる形となったが、対抗戦はBellatorが5勝1敗で圧勝する結果に終わった。


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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator インパ・カサンガネイ ジョニー・エブレン ボクシング

【PFL vs Bellator】初めてPFL=カサンガネイに勝機が訪れるも、エブレンが競り勝ち対抗戦を5勝0敗とする

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
インパ・カサンガネイ(米国)

ローをかわしたカサンガネイがワンツーで前に出る。エブレンの右に右を合わせていくカサンガネイだが、シングルレッグでテイクダウンを奪われケージ際でバックを許す。カサンガネイは足をフックされないよう回って胸を合わせる。押し返せるとエルボーを見せて離れたエブレンがジャブを伸ばす。右から左で前に出たエブレンだが、カサンガネイもワンツーを返し、前蹴りを狙う。エブレンは左オーバーハンドを空振り、テイクダウンへの布石か。

ならばとカサンガネイも右アッパーを繰り出し、右に右を合わせる。同じタイミングで右オーバーハンドを当てたカサンガネイだが、エブレンも頭を取ってダーティボクシングでパンチを連打した。残り1分、前蹴りを入れたカサンガネイは右を被弾したが、前に出てボディ、右アッパーを繰り出す。最後にカサンガネイが跳びヒザを見せた。

2R、左ミドルを蹴ったエブレンだが、パンチの交換で劣勢となると右を被弾しダウン。パウンドを落とされ、レッスルアップ&シングルも切られたエブレンがアッパーを被弾し厳しい状況に。ここでエブレンは右にシングルを合わせ、ケージにカサンガネイを押し込む。頭が下がった姿勢で、足を抜かれたエブレンはカサンガネイとフックを打ち合う。エブレンのダブルは足が前に出ず、スピードも落ちている。シングルからクリンチに切り替えたエブレンはアンクルピックからバックに回る。

前方に倒し、ワンフックのエブレンが前転でバックをキープする。上体を起こして、振り返ろうとしたカサンガネイは前方にすかされガードを強いられる。足を一本抜いたエブレンが、左のパンチをいれボディロック&左のパウンドをうちつけ時間となった。

最終回、エブレンが右オーバーハンドを空振りする。しっかりと間合いを取るカサンガネイは、左フックを放つ。足を使い、右ローを蹴ったカサンガネイ。ジャブを受けたエブレンも前に出て、左をヒットさせる。ジャブを相打ちからカサンガネイがアッパー、エブレンもボディを返す。ワンツーの右を当てたエブレンが、引き続き前に出て左を当てる。カサンガネイの右は胸に当たり、顔面でないとエブレンがアピールする。

残り2分を切り、圧で上回るエブレンがダブルレッグを決める。ハーフでコントロールし、カサンガネイのフィジカル全開のリバーサルを許さなかったエブレンは、バックに回りボディトライアングルにと捕える。絞め狙いつつ、最後は後方から殴ったエブレンに対し、カサンガネイもエルボーを後方に打ちこむなかで時間を迎えた。

2Rはカサンガネイ、3Rはエブレン。初回のテイクダウン狙い=エブレンと、打撃では優勢だったカサンガネイ──果たして、ジャッジはどのように判断するか。結果、スプリットに割れた勝負はエブレンが競り勝ち、個人的に連勝を15とし、対抗戦でBellatorの5連勝に導くと「接戦だった。2Rはチャンピオンらしくなかった。でも、そういうもんだ。時にはノックダウンされることもあるけど、盛り返して勝ったんだ。2Rはただ生き残りを狙ったこともあった。3Rを支配しようと思った」と話した。


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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator キック ジャイソン・ジャクソン セドリック・ドゥンベ レイ・クーパー3世

【PFL vs Bellator】ジャクソンがカーフ&パウンドでクーパーに2RTKO勝利。Bellatorが無傷の4連勝

<182ポンド契約/5分3R>
ジャイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.2R0分23秒by TKO
レイ・クーパー3世(米国)

ジャクソンが軽快なステップから右カーフを蹴る。クーパーも前に出ていくが、ジャクソンはジャブで止めて右カーフにつなげる。クーパーはジャブから前に出て、ジャクソンの右に左フックを返す。ジャクソンはクーパーの前進をバックステップでかわしてジャブと右カーフ、クーパーの踏み込みに合わせて、ジャクソンが右カーフを蹴る。

ジャクソンがじりじりとプレッシャーをかけて強烈な右カーフキック。これを効かせると、クーパーのダブルレッグを切ってケージに押し込む。逆にジャクソンがダブルレッグでテイクダウンすると、インサイドガードから身体を起こしてパンチを落とす。

ガードポジションでジャクソンをホールドするクーパー。残り1分を切るとジャクソンがクーパーの顔を押してヒジ。さらに上体を起こしてヒジを連打すると、クーパーが亀になってヒジを浴び続ける。ここはラウンド終了のゴングに救われる。

2R開始早々、ジャクソンが右カーフを蹴ると、クーパーが崩れ落ち、ガードで引き込む。そこにジャクソンが一気に襲い掛かってパウンドを連打し、レフェリーが試合を止めた。事実上、カーフキックでクーパーを戦意喪失に追い込んだジャクソン。これで対抗戦はBellator4連勝という結果になった。

試合後、ジャクソンは「ラッシュすれば早く終わることはわかっていたけど、スタミナをテストしたかった。でもレッグキックを怖がっていることが分かっていたので、落ち着いてフェイクを織り交ぜて戦った。でも、俺のレスリングも凄いだろう?」と試合を振り返ると「セドリック・ドゥンベ、お前と戦いたい。お前と!」と叫んだ。


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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator キック ブルーノ・カッペローザ ワジム・ネムコフ

【PFL vs Bellator】ヘビー級転向のネムコフが、肩固めでカッペローザを失神させBellatorが3連勝に

<ヘビー級/5分3R>
ワジム・ネムコフ(ロシア)
Def.2R2分13秒by 肩固め
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)

間合いを測る両者、ネムコフが右カーフを蹴る。ダブルジャブから右、そしてハイを蹴ったネムコフが、打撃戦のなかでテイクダウンへ。尻もちからすぐに立ち上がったカッペローザが、逆ケージにネムコフを押し込む。自ら離れたカッペローザは、右カーフをチェック。ネムコフはジャブを当てると、さらにワンツーで右をしっかりとヒットさせる。カッペローザは下がらず前に出るが、ジャブからスピニングバックキックで行く手を阻まれる。

ボディジャブ、続いてジャブから右ハイを狙ったネムコフが手数&精度で上回る。カッペローザはジャブを貰って右を返すが、ジャブやワンツーを打たれる場面が目立つ。スピニングバックフィストで姿勢を乱したネムコフが、すぐに圧を掛けていく。高い位置への蹴りを多用するネムコフは、その後もジャブを効かせるとラウンド終了間際にワンツーの右を当て、初回をリードした。

2R、右ローをキャッチして、右ハイを見せたネムコフは近い距離になると間合いを取り直す。スイッチするカッペローザはワンツーでステップイン。さらにカッペローザが右に右を合わせると、流れが変わりそうになったところでネムコフはダブルレッグでテイクダウンを奪う。

ハーフから肩固めをセットしつつダイレクトでマウントを取ったネムコフが、反対側に体をスライドさせるとカッペローザを落ち、スーパーファイト・ヘビー級のベルトをマイク・タイソンから肩に置かれた。

Bellatorの3連勝としたネムコフは「ヘビー級はまだ新しいけど、これから上手くいくことを願っている。次はタイトル戦を戦いたい。このベルトはゴージャスだから、手にしたかった」と話した。果たして、彼が狙うヘビー級タイトルはPFL、Bellatorのどちらになるのか──気になるところだ。


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45 AJ・マッキー BELLATOR o PFL RIZIN インパ・カサンガネイ キック クレイ・コラード ジェイソン・ジャクソン ジョニー・エブレン チアゴ・サントス ブルーノ・カッペローザ ヨエル・ロメロ ライアン・ベイダー ライカ レイ・クーパー3世 ワジム・ネムコフ

【PFL】速報中!PFL vs. Bellator: CHAMPS

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昨日はRIZINで大いに盛り上がりましたが、一夜明ける前にリヤド キングダム・アリーナではPFL vs. Bellator: CHAMPSが開催されます。PFLがBellatorを買収した事をきっかけに実現した両大会のチャンピオン対決。いきなりクライマックスな好カードが揃いました。しかもU-NEXTが完全生中継。見放題プランの中で視聴できるというからU-NEXTさまさま。眠い目をこすりながら電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ライト級】
×クレイ・コラード(米国)
(1R 三角十字)
○AJ・マッキー(米国)
1R、開始直後に打撃の交差からマッキーがタックルでテイクダウン。いきなりギロチンチョークを狙う。抜けるや否や三角絞めに移行。さらに腕十字も重ねるとガッチリ極まるとコラードはタップ。マッキーが鮮やかに極めた!


【ライトヘビー級】
×チアゴ・サントス(ブラジル)
(判定0-3)
○ヨエル・ロメロ(キューバ)
1R、プレッシャーを掛けるのはロメロ。派手な攻撃はないものの、関節蹴りやローで手数を出しなら様子を見る。なかなか手が出ないサントスは終盤に大きめのフックを打ち返す。だが、ロメロは素早い動きで回避して攻撃をもらわずラウンドを終えた。
2R、じわじわと前に出るロメロ。いきなり距離を詰めてタックルに行くがこれはサントスがかわす。スタンドに戻るとサントスがミドルを連打して攻撃を出し始める。しかしすぐに落ち着くと逆にロメロはインロー、カーフを蓄積。サントスの身体が流れる。徐々に効いてきたか。このままラウンド終了。
3R、ロメロはプレッシャーを掛ける。サントスのパンチをかわすとロー、関節蹴りを蓄積。サントスは効いて動きが鈍る。ロメロは間合いを詰めて組み付くとテイクダウンを狙う。だがサントスの腰は重い。身体が離れると再びロメとのロー地獄。インロー、関節蹴りを多用。サントスは立っているのも辛そう。このまま試合終了。判定は的確にヒットさせたロメロに軍配。べラトール2連勝。


【ヘビー級】
×ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
(2R 肩固め)
○ワジム・ネムコフ(ロシア)
1R、ヘビー級に階級を上げても見劣りしないネムコフ。前に出て積極的にパンチを出す。打撃を見せつけてからタックルに行くがカッペローザの腰は重い。スタンドに戻るとネムコフは終始スタンド勝負を挑む。ストライカーのカッペローザに対して左ジャブを的確に蓄積。カッペローザは鼻から出血し始めてラウンドを終えた。
2R、やはり前に出るのはネムコフ。着々とパンチを出していく。しかし打撃の交差からカッペローザの右フックがヒット。後退するネムコフ。しかしすぐにタックルで組み付くテイクダウンに成功。すかさず肩固めに捕らえるとカッペローザは失神。ネムコフが衝撃的な一本勝ちです!


【182ポンド契約 Champion vs. Champion】
×レイ・クーパー3世(米国)
(2R TKO)
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
1R、リーチで勝るジャクソンがカーフキックを蓄積。ガードしないクーパーは徐々に効かされていく。時折大きなフックを返していくがいずれも空砲。スタンドの攻防から距離が近づくとジャクソンはタックルでテイクダウン。上を固めて終了間際には肘を乱射。止められてもおかしくない場面だったが何とかラウンドを終えた。
2R、開始直後にジャクソンのカーフキック。これでクーパーはダウン。なす術ないクーパーに対してジャクソンはパウンドを連打。レフェリーが試合を止めた!ジャクソンが圧倒。これでべラトールが4連勝。


【ミドル級 Champion vs. Champion】
×インパ・カサンガネイ(米国)
(判定1-2)
○ジョニー・エブレン(米国)
1R、パンチの交差からエブレンが片足タックルでテイクダウン。しかしカサンガネイは背中をつけさせず動くと立ち上がって正対。差し合いが続くが身体が離れる。スタンドに戻ると前に出るエブレンに対してカサンガネイの攻撃がフィットし始める。パンチの交差からの返しのフックにアッパー、空砲に終わったが飛び膝を放ってラウンドを終えた。
2R、開始直後にカサンガネイがパンチのラッシュ。左右のフックにアッパーが相次いでヒットしてエブレンはグラついてダウン。一気に仕留めるに行くがエブレンはタックル。カサンガネイはギロチンを狙うがエブレンは脱出。しつこく組み付いてダメージを回復させる。さらにスタンドでバックに周るとグラウンドに引きずり込む。インサイドガードになるとじわじわとパウンド。だがカサンガネイもガードを固めてラウンド終了。
3R、前に出るエブレンに対してカサンガネイはサークリング。お互いスタミナを消耗したのか2Rまでの動きの良さはない。手数を出すのは若干エブレン。だが試合は膠着。終盤に入るとエブレンがタックルでテイクダウン。すかさずバックに周ると側頭部にパウンドを当てながらバックチョークを狙う。カサンガネイも後ろ手に肘を当てて反撃し試合終了。判定はスプリットでエブレンに軍配!


【ヘビー級 Champion vs. Champion】
○ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
(1R KO)
×ライアン・ベイダー(米国)
1R、開始直後のパンチの交差。フェレイラの右フックがクリーンヒット。ダウンしたベイダーにパウンド連打。背中を向けたベイダーを見てレフェリーが試合を止めた!PFLが連敗を止めて一矢報いた。