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【ONE113 Inside the Matrix03】箕輪ひろば、初回のキムラを切り抜け怪物アディワンにスプリット勝利

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
Def.2-1
リト・アディワン(フィリピン)

距離を取る箕輪が右に回る。アクションの声が掛かり、アディワンが前に出て左右のフックをヒット。箕輪はダブルレッグでテイクダウンを決めるがクローズドガードのアディワンがキムラを仕掛ける。正座をして耐えた箕輪は、前転してエスケープを図る。かなりタイトなキムラに、箕輪はもう一度前転してエスケープを狙い、キムラを支点に上を取りトップサイドで抑える。

ヒザを頭部に入れ、足を戻されてもパスから箕輪はニーインベリーへ。アディワンはハーフに戻すが、箕輪はパスを決めて左で殴っていく。足を絡めていったアディワンだが、箕輪はエルボー&鉄槌を落として、腕十字には時間が足らなかった。

2R、初回と同様に遠めの位置に立つ箕輪が左ローを蹴る。リトは後ろ回し蹴りも、蹴り終わりに箕輪がダブルレッグを合わせる。箕輪はワキ腹を殴り、立ち上がってガードを割っていく。即パスを決めた箕輪は、足は戻されてもスクランブルは許さない。アディワンはここもキムラ狙いえが、箕輪はクラッチを組んで胸を押し込んでセットアップさせない。

逆側にパスを決めた箕輪はキムラ狙いにバックへ。アディワンがすぐに胸を合わせるが、箕輪がリバーサルしてトップからエルボーを打ちつける。ここもパスをし鉄槌を落とした箕輪は、アディワンの足を払ってパンチを落としてサイドを取る。上四方に回り頭部にヒザを連続で入れた箕輪が、インパクトはキムラに届かないが、しっかりと削りダメージも与える攻撃を見せた。

最終回、アディワンの正面に立たないよう動く箕輪に対し、アディワンも自ら距離を詰めることができない。箕輪は左を見せてダブルレッグを決め、即サイドで抑える。アディワンは背中をマットにつけてクローズガードに。箕輪はガードを割り、パス狙いからバックを伺う。ガードを取り直したアディワンだが、箕輪は疲れることなく上からプレッシャーを与え続ける。

逆に疲弊した風のアディワンは、腕十字も切れがなくクローズドガードに戻る。この間も鉄槌を落とし、蹴り上げに合わせてパスを決めると上四方で抑える。足を戻しても、すぐに鉄槌を被弾するアディワンはガードワークの幅がなく、背中をつかされたままで鉄槌の連打を被弾してタイムアップに。

初回のキムラ以外は、ほぼ完封した箕輪はスプリットになぜか割れた勝負をモノにした。試合前は絶対的に不利といわれた箕輪がONE初勝利を挙げた。


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News ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ケビン・ベリンゴン ジェヘ・ユースタキオ ジョン・リネケル ソン・ミンジョン ブログ ムラット・ラマザノフ ユーリ・シモエス リト・アディワン 手塚裕之 箕輪ひろば

【ONE113 Inside the Matrix03】計量&ハイドレーション結果 ONE✖UFC、ADCC&ROAD 王者、手塚&箕輪

【写真】ジェヘはほとんどバンタム級の契約体重マッチでソン・ミンジョンと対戦する。タフファイトは間違いないか (C)MMAPLANET

本日13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」の最終計量及びハイドレーション結果がONEより発表されている。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


手塚裕之、箕輪ひろばがロシア、そしてフィリピンの強豪と戦う試合を始め、元UFC✖前ONE世界バンタム級王者対決=ジョン・リネケル✖ケビン・ベリンゴン。Road FCフライ級王者からWarrior Seriesを経てサークルケージデビューとなるソン・ミンジョン✖元ONE世界フライ級王者ジェヘ・ユースタキオ。ADCC✖2回世界王者ユーリ・シモエスのMMA初陣と全試合が楽しみない今大会、ハイドレーションと計量結果は以下の通りとなっている。

※赤字の選手の名前をクリックするとインタビューに跳びます

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03計量&ハイドレーション結果

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル:65.75キロ/1.0136
ケビン・ベリンゴン:65.45キロ/ 1.0144

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン:64.0キロ/ 1.0207
ジェヘ・ユースタキオ:63.75キロ/ 1.0136

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ:83.75キロ/ 1.0018
手塚裕之:83.0キロ/ 1.0233

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス:92.45キロ/ 1.0187
ファン・ロン:92.7/1.0176

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば:56.4キロ/ 1.0187
リト・アディワン:56.55キロ/ 1.0136

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ファン・ロン ブログ ユーリ・シモエス

【ONE113 Inside the Matrix03】ユーリ・シモエス「護身柔術は我が身を守り、相手を支配するアートだ」

【写真】ラッシュガードがなく、MMAグローブをつけていてもこういうシーンはありそうだ (C)SATOSHI NARITA

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」でユーリ・シモエスがファン・ロンを相手にMMAデビュー戦を迎える。

2度のADCC王者、ノーギワールドも2度制し、道着ではパン柔術を制しているシモエスはチェックマットやカイオ・テハという生粋の競技柔術思考を思いきや──ヒクソン・グレイシーのファンだった父を持ち、MMAでなくバーリトゥードに憧れた幼少期を過ごしてきた。

MMA初戦を目前としたファイトウィークのスタート時点でインタビューを受けたシモエスは、「僕の人生において柔術の章は終わり、MMAの章が始まる」と断言した。


──MMAデビューを前にどのような気分ですか。

「少し前まで凄くエキサイティングしていたけど、試合が近づくほどに集中力が増して、落ち着いてきたよ。あとはケージに入って、自分の力を世界に見てもらうだけさ」

──コロナ禍がデビュー戦に影響することはなかったですか。

「去年ACLの手術をし、動くことがデキるようになった時にONEとサインをした。MMAはずっと戦いたいと思ってきたし、自分の人生で新たな目標に向かう時期がきたんだ。契約をしたときはまだパンデミック前だったから、6月か7月にデビュー戦を戦うつもりだったけど、コロナの影響で4カ月ほど遅れたことになる。

でも、しょうがないことだし何も不満はない。そして、より準備ができたと思っている。コロナ禍でも、自分に必要なことはやってきた。こんな状態だからこそ、自分でそれを見つける必要があったし、そこも踏まえてパンデミックだからこそ強くなれた部分もあるはずだ。

普段なら簡単にできるトレーニングも練習パートナーを見つけ、いつもより離れた場所にドライブが必要になった。だからこそ、自分の意志を確認できたよ。僕は1000パーセントの努力をし、最高のコンディションをキープできていた」

──MMAを戦いたかったということですが、いつ頃から本格的に考えていたのですか。

「僕が柔術を始めた7歳の時、まだMMAはバーリトゥードと呼ばれていた。父が柔術の練習をしていてヒクソン・グレイシーのファンだったし、ジャパン・オープンを一緒に見たことを覚えているよ」

──ユーリが4歳の時ですよ!!

「きっとビデオか何かだったんだと思う(笑)。そして父に『この人みたいになる』って言ったんだ(笑)。柔術を始めたけど、それはバーリトゥードではなかった。だから、ヒクソンが戦っていたバーリトゥードのファイターになりたいと思うようになったんだ。

そして今、僕の人生は柔術の章を終えてMMAの章に入ったんだ。マーシャルアーツとして柔術を続け、この日の準備をしてきたんだよ」

──2度のADCC王者、そしてノーギワールドでも優勝しているユーリですが、柔術とMMAはヒクソンの時代と違い、重なっている部分は残っているとしても別競技になりました。

「その通りだ。柔術はスポーツになった。僕が柔術を始めたのは伝統的なスクールだったんだ。先生はヒクソンの黒帯でハンターのオーナーだったマウリシオ・ミゲール・ペレイラ……マウリサォンだった。

マウリサォンは僕に護身術としての柔術の全てを指導してくれた。彼の柔術はバーリトゥードを考慮したものだった。イエロー、オレンジ、そして青帯を貰った時にマウリサォンは亡くなった。でも彼によって、僕は今や柔術が失ってしまったエッセンスを学んでいたんだ。

他の全ての格闘技に勝っていた時代の柔術は、トーナメントの柔術とは違う。でも、僕はスポーツ柔術だって大好きなんだ。素晴らしい技術で、人生を賭けるに値するスポーツだ。ただし柔術はレスリングと同じで、スポーツなんだ。

僕が習った護身としての柔術は我が身を守り、相手を支配するアートだ。と同時にバーリトゥードとMMAも違う。一つの競技で勝てる戦いではなくなった。今や何でも練習していないとMMAでは勝てない。

過去18年、スポーツ柔術の最高の舞台で戦ってきたから皆は僕をこの世代のスポーツ柔術家だと思っている。間違ってはいないけど、僕は自分がなぜ柔術を始めたかを忘れたことはなかったし、その価値も忘れていない。そして、当時からの想いがMMAの転向した僕の基盤になっている。スポーツ柔術の試合に出ている時にもミルコ・クロコップ、ファブリシオ・ヴェウドゥム、ジョシュ・バーネットらと練習をしてきたしね。

そして2016年からAKDで練習し、カビブ・ヌルマゴメドフ、ジェイク・シールズといったレジェンドたちとトレーニングもしてきた。ずっとMMAとはコネクトしてきたんだ」

──ユーリはノーギの時は特にトップから攻めるという印象が強いのですが、それはMMA志向と関係があるのでしょうか。

「ADCCが僕の最高のタイトルだから、そういう風に思われるのかもしれないけど、柔術ではいくらでもボトムからの仕掛けて勝っているよ。ADCCは3度出場した。でも柔術では300戦以上戦ってきた(笑)。ボトムだって得意なポジションだよ。そうだね、戦い方っていうのはルールで変わるものなんだ。

クローズドガード、ハーフガード、デラヒーバガード、50/50ガードで勝ってきた。パスで勝ってきた。テイクダウンで勝ってきたんだ。

IBJJF、 ADCC、 EBI、コンバット柔術、ACB柔術で戦ってきた。ドーギ、ノーギ、ポイント、ポイント無し──ルールの特性に合わせて戦うんだ。

多くの人間は自分の得意なルールの試合で戦う。でも、僕はどんなルールでも戦ってきた。どのルールでも最高の相手と戦ってきたんだ。それが僕のチャレンジなんだよ」

──MMAでは柔術の技で勝ちたいと思っていますか。それともMMAの技で勝ちたいですか。

「僕は柔術家だ。柔術家として生まれ、柔術家のDNAを持つ。24年間、柔術をしてきた。それが僕の人生だった。と同時に、柔術でも常に多様性を追求して戦ってきた。試合では自分の望まない形で戦わないといけないこともあるからね。MMAも同じ思考で戦うよ。だから過去8カ月は打撃に集中してきたんだ。そうすることで、柔術をより有効に使うことができる。

打撃とテイクダウン、打撃とクリンチを合わせて、僕の柔術を最大限に使える試合をする。それこそが今回の試合に限らず、僕がMMAでチャンピオンになれるかどうかのカギになるんだ」

──対戦相手のファン・ロンの印象を教えてください。  

「良い相手だ。きっとランキングの6位のはず。ただ対戦相手のことでなく、自分のことを考えているよ。そうでないと自分を見失ってしまう。まだデビュー戦だけど、いやデビュー戦だからこそ僕にはONE世界ミドル級チャンピオンになる力があることを示したい。

MMAを体験したいから戦うんじゃないんだ。MMAを征服する。アジアを征服するんだ。ONEを征服してチャンピオンになる。柔術家を代表して、MMAを支配する。ベストになるために、とてつもなくハードな練習をしてきたからね」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ブログ ムラット・ラマザノフ 手塚裕之

【ONE113 Inside the Matrix03】ラマザノフ戦へ、手塚裕之─02─「自分のやることに集中し眠らせてやる」

【写真】大一番が続く野獣、手塚裕之 (C)KEISUKE TAKAZAWA

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」でムラッド・ラマザノフと対戦する手塚裕之インタビュー後編。

キャリア9勝0敗のダゲスタン人選手と戦う手塚、PCR検査は苦手な野獣だが、ケージのなかでは恐れるモノは何もない。

<手塚裕之インタビューPart.01はコチラから>


──ダゲスタン人も日本人も顔にはアゴがあり、テンプルがありますから。打ち抜けば……と。

「それは間違いなく自信はあります。ラマザノフは過去の試合映像でダウンをしているシーンもありましたし。打撃は思い切り振ってくるのはありますけど、洗練されているキックボクサーとかと比較すると、そこまでもないです。だから倒すなら打撃で倒します」

──ラマザノフのパンチは組むための打撃で、そこに反応すると組んでくる。でも、そのパンチを見ていないと当たる。

「まぁ、嫌なタイプですよね。手堅くきて、テイクダウンに関してもあんな風に同じ階級の選手を持ち上げてしまうなんて……」

──ペ・ミョンホ戦をケージサイドで見ていたら、MMAグローブが膨張しているんじゃないかと……そんな岩みたいな拳でした。しかもペ・ミョンホはケージレスリングに長けている選手でしたし、リストされてスラムからパウンドで一方的に敗れるとは思ってもいかったです。

「あの韓国人選手も組み技ができる選手だったのですね……。なるほどぉ……。いやぁ、もう最強の生物ぐらいな気持ちになって来たじゃないですか(苦笑)」

──でも野獣としては見せないといけないですね。

「アギラン・タニと戦うと思っていた時も、組んでくると想定していました。そこに入らせないように戦う練習をしていたので。組んでくる相手は頭を下げてくるので、アッパーとか磨いてきました。あとラマザノフはベタ足だから、カーフキックは入ると思います。だから思い切りきって蹴ります。カーフで前進を止めて、頭を下げてきたところを殴りたいですね。

あとダーティボクシングですかね。まだまだですが、ムエタイのヒジとか練習しています。MMAではスタンドでヒジを使える選手ってそんなにいないので」

──ところで、このところ一気に気温が下がったのですが、川でのトレーニングはもちろん、河原のフィジカルや自宅のジムでの練習は寒くないですか。

「寒いですよ。さすがに泳ぎはしていないですけど(笑)、外でフィジカルをして、自宅のジムの練習も続けています。もう相当に寒いので、逆に汗をかかずに良いトレーニングになっています」

──やはり野獣です(笑)。それにしても、今回はPCR検査が繰り返しあり、帰国後も2週間、公共交通を使えないなど試合前後もこれまでとはまるで環境が違います。

「自家用車は使えるから大丈夫です(笑)。ただPCRは鼻に入れられてメチャクチャ痛かったです……」

──ラマザノフと戦う野獣が何を言っているんですか(笑)。

「それとは違います(笑)。メチャクチャ痛くて、泣きましたんもん」

──泣きましたか(笑)。

「ハイ。でも確かに野獣のキャラではないですね。アハハハ。色々と勝手は違いますが、こんな時にシンガポールに呼んでもらっているので、試合ではしっかりと魅せます。

相手は強豪ですけど、自分のやることはいつもと全然変わらないので。自分はキャリア3戦目で元UFCファイターと試合をして負けてしまったのですが、そこで怖いモノなしになれました。だから強豪と戦うことはポジティブに捉えています。今回も自分のやることに集中して、ソレを当てて眠らせてやります」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ブログ ムラット・ラマザノフ 手塚裕之

【ONE113 Inside the Matrix03】強豪ラマザノフ戦へ、手塚裕之─01─「ロシアと聞いただけで恐ろしや」

【写真】栃木✖ダゲスタン、農耕民族✖戦闘民族。負けてはいられない!! (C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」で手塚裕之が、ムラッド・ラマザノフと対戦する。

昨年の日本大会以来のONE本戦。9月にはRoad to ONEでグンダー・カルンダからKO勝ちし、ダゲスタンの猛者との一戦を迎えることとなった。

キャリア最強の相手との試合、シンガポールに旅立つ直前に行った取材で聞かれた手塚の意気込みをお届けしたい。


──手塚選手、シンガポールに向かう直前の忙しい時にインタビューを受けていただきありがとうございます。

「いえ、こちらこそありがとうございます」

──9月のRoad to ONE03で戦う前の取材で、そこを乗り越えてONEでアギラン・タニと戦いたいという発言がありました。まずはグンダー・カルンダ戦を振り返っていただけますか。

「作戦通りの試合内容……カーフを蹴り、視線を下げたまま左フックを合わせたら凄く入りました。そこから相手が下がって、打撃は全部見えるようになりましたね。ミドルに左フックを合わせるのも、ずっと練習していたのでイメージ通りの戦いができました」

──あの試合の後にONEの試合が決まったという形だったのですか。

「試合が終わって、控室に戻ったときに長南さんから話をいただきました」

──当初は希望通りアギランとの対戦という話がありましたが、マレーシアの新型コロナウィルス感染拡大により、対戦相手がムラッド・ラマザノフに変更されました。

「よくご存じですね(笑)。アギランとの試合は、もともと4月に決まっていたカードなので、全くケガもなくて即答で受けさせてもらいました。それから1週間ほどゆっくりしたのですが、試合が続く方が調整しやすいです。気持ちが張り詰めるということもないですし。悲壮感を漂わせ、緊張感と隣り合わせて戦うタイプではないので」

──しかし対戦相手が代わりました。マレーシアもシンガポールも経済とコロナの共生でなく、封じ込めを狙っている政策なのか。とにかくアギランのシンガポール行きが無くなりました。私はアギランも取材予定だったので、彼も本当に悔しがっているようでした。

「あんなに近いのに、それはそうですよね……。僕も対戦相手が変わったことを知らされた時は、驚きました。マレーシアがそんなことになっているとか、全然知らなかったので……。こんな情勢なのに対戦相手の国の状況ぐらい調べておくべきでしたね。甘かったです(苦笑)」

──そして新しい対戦相手は、ラマザノフになりました。正直、怖い相手です。

「いやぁ、皆がそう言います。もう言わないでくださいよ(苦笑)。名前を聞いた時にピンとこなかったので……まぁONEの選手自体それほど知らないのですが……」

──2月のシンガポール大会で、韓国の実力者ベ・ミョンホを一蹴しました。

「その韓国人が試合に出るという記事は読んでいたんです。『こんな韓国の選手がいるんだな』とか思ったのですが、試合結果とかチェックしていなかったです。でも試合が決まって映像を見たら……『コイツは強ぇぞ』って(笑)」

──相手の話はラマザノフ一本だったのでしょうか。

「ハイ。彼に代わったからという感じでした。それで取りあえず試合映像を見て、それで受けるという返事をしました」

──強いと感じたのに?

「まぁ、試合を断るということは頭になかったです」

──では先ほど、言われたラマザノフの強さ。どこにそれを最も感じましたか。

「もうロシアっていうだけで、恐ろしや……です」

──……。古典的なオヤジギャグですね(笑)。

「アハハハ。とにかくロシアって聞くだけで、なんか怖いじゃないですか。感情を表に出さないですし。フィジカルもとんでもなく強そうだし。しかもダゲスタンですよね、ヌルマゴメドフと同郷で……。本当にトップ中のトップだと思います。ONEの日本人で、あの選手に勝てる人がいるのなってぐらいに強いと思います。

試合運ぶは手堅くて、アレにハマっちゃうと本当にヤバいです。でも試合に関しては毎回恐怖を感じています。この間戦ったアフリカのグンター選手もそうですし、パンクラス時代の高木健太選手も一発を持つ選手でしたから、試合前は怖かったです。ラマザノフだから特別怖いっていうことではないです」

──コンゴ人選手に続き、ダゲスタンですし、ある意味ONEと契約していなかったらコロナ禍で戦うことはなかった相手かと思います。

「あぁ、確かにそうですよね。世界のトップを目指していると強いヤツと戦っていくことになりますし。どっちにみち、いつか当たるわけですしね。だからケガもなく、気持ちも乗っている時に連続して試合ができることは幸運です。昔から持っていると自分では思っていましたし、せっかくMMAをやっているんだから……今はそういうつもりでいます」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】ソン・ミンジョン「辞めようと思った時、奇跡的に今回のオファーが…」

【写真】当然のように強い想い、覚悟を持ってケージに入る (C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」でソン・ミンジョンが、ジェヘ・ユースタキオと8年振りにONEのサークルケージで戦う。

8年前の10月、ソン・ミンジョンはキャリア4勝4敗という戦績でONEで戦い、上田将勝に敗れた。その後、母国のRoad FCに戻りバンタム級では王座決定トーナメントで準優勝、田村一聖にRNCで一本勝ち。

フライ級に落とし春日井たけしと延長の激闘尾末、暫定フライ級のベルトを巻いた。その後チョ・ナムジンと統一戦に勝利し韓国の頂点に立ったソン・ミンジョンだが、3年半の間ケージを離れ、戻ってきたのはONEの発掘育成大会=Warrior Seriesだった。

空白期間とステップダウンと取れる選択をし、ついに本戦に戻ってきたソン・ミンジョン。ジェヘ・ユースタキオ戦とONE再出場に賭ける想いをファイトウィークになって行ったインタビューをお届けしたい。


──ついに再びONEチャンピオンシップのサークルケージで戦える日がやってきました。

「ハイ。本当に……。実は自分のなかでは、もう引退しようと思っていたんです」

──えっ?

「新型コロナウィルス感染拡大もあり、もう試合のチャンスは巡って来ないと考えるようになっていました。もう辞めようと思っていた時に、奇跡的に今回のオファーがあったんです。最初は信じられなかったです。この試合を実現させてくれた人達に本当に感謝しています」

──ソン・ミンジョンが引退しないで済んで本当に良かったです。まだ28歳ですしね。

「ありがとうございます。目が覚めたような気分です。しっかりと戦っていこうと思います」

──もともとRoad FCではフライ級王者に君臨し、韓国のトップファイターでした。しかし、ロードFCで長らく試合に出ていないと思っていたらONE Warrior Seriesで戦っていました。ロードのチャンピオンが、即ONE本戦で戦う機会を得ることはできなかったのでしょうか。

「3年間、ロードFCでは試合ができませんでした。この間に4度も大きな手術をしました。もう体が悲鳴を挙げて、戦うことは無理でした。それでも長い負傷欠場期間が明け、ロードFCでタイトル防衛に臨むことができるようになりました。でも、なかなかタイミングが合わず、自分の試合がプッシュされることもなかったです。

結果として契約期間が終了してしまいました。あの時、自分は進路を決める必要がありました。そして多くの人が『なんで、ウォリアーシリーズなんだ?』といってくれました。『チャンピオンだろう? プライドがないのか』とも。でも、1パーセントもそんな気持ちはなかったです。ウォリアーシリーズで戦い、勝てばONEにステップアップできる。あの機会を与えられて本当に良かったと思っています」

──8年前にONEで戦っていました。あの頃と今の自分を比較してどう思いますか。

「比較にならないほど強くなり、タフになり、良いファイターになっています。前に戦っていた時は、まだデビューしたばかりでした。ルーキーでしかなかったですが、今の自分はトップ5、チャンピオン・レベルにあると思っています」

──ではONEはどのように変化していますか。

「あの時から良い団体だと思っていたのですが、今はその10倍、20倍は価値のある大会になっています。何よりONEの選手を大切する有り方は本当に素晴らしいです。MMAとは自分が家族を守る手段なんです。その大切さをONEチャンピオンシップはフィロソフィーとして持っています」

──金曜日、元世界王者のジェヘと戦います。ただの1試合ではないと思います。

「彼が優れた選手であることは、皆が知っています。自分はもうロードFCのチャンピオンだった肩書とか、そういうモノは必要ないです。ベストを尽くして戦い、勝つ。できれば誰も傷つかず、このスポーツをひたすら楽しみたいです。

もちろん、対戦相手を倒すために全力を尽くします。ただし、それだけでの時間にはしたくない。MMAを楽しみたいです」

──今回の試合はショートノーティス出場ということもあり、64キロの契約体重です。今後はフライ級かバンタム級、どちらで戦っていく予定ですか。

「今、自分には2つの目標があります。1つはフライ級のランキングに入ることです。そして、デメトリウス・ジョンソンと戦い自分を試したいと思っています」

──ONEフライ級には若松佑弥選手、和田竜光選手という日本を代表する選手がロースターに加わっています。ソン・ミンジョン選手は既にHEAT王者だったRoad FCで春日井たけし選手を破り、そしてWarrior SeriesでZST王者のジェイク・ムラタ選手に勝利していますが、ONEで戦う日本人選手のことをどのように思っていますか。

「和田選手と若松選手が良い選手だということは知っています。自分の視界に入っている選手です。それだけ良い試合をしていますし。過去5年、日本人選手の成長は凄いと感じています。でも、彼らが自分とサークルケージのなかで向かい合うのであれば、叩きのめすだけです」

──ジェヘ・ユースタキオ戦、楽しみにしています。

「皆が自分のことをレスラー、そしてグラップラーだと思っているはずです。ずっと徹底的に打撃を磨いてきました。自分の打撃がどこまで成長しているのかを見せたいです」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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Interview ONE ONE Inside the Matrix03 ONE113 ケビン・ベリンゴン ジョン・リネケル ブログ

【ONE113 Inside the Matrix03】元UFC=リネケルと試金石の一戦、ケビン・ベリンゴン「疲れさせる」

【写真】蹴りと組みでリネケルを削ることはできるか(C)KEISUKE TAKAZAWA

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」のメインでケビン・ベリンゴンがジョン・リネケルと対戦する。

前ONE世界バンタム級王者のベリンゴンは、ビビアーノ・フェルナンデスとの一連の世界戦で力をつけONEの顔というべき選手に成長した。

パワフルな打撃と、スクランブルゲーム。ONEルールで着実に勝つ術を身につけたベリンゴン。元UFCファイターとの実力査定試合に挑む彼が、シンガポール入りした直後に行ったインタビューをお届けしたい。


──今回の試合はシンガポールについてからはトレーニングや計量、ハイドレーション以外は部屋から出ることが許されていないとのことですが、ストレスはたまらないですか。

「大丈夫だよ。テレビもあるし、インターネットが繋がっているからね。ラカイのメンバーと顔を合わせるのもトレーニングルームだけで、食事も運ばれてきたモノを食べる。こんな経験はこれまでになかったけど、問題ないよ。試合に集中できる環境だ。

何よりも試合があるんだ。僕の最後の試合は1年前の日本大会だよ。ようやくケージに入ることができる。ホテルの部屋に籠りっきりだとか、色々と不便だとかっていうことより、試合ができることが嬉しくてしょうがないんだ。

本当にこの試合に向けてハードトレーニングを積んできたからね。チーム・ラカイは複数の選手が今回の大会で戦うから、トレーニングキャンプ中の雰囲気も凄く良かったよ」

──これまでと比べて、キャンプに変化はありましたか。

「少しね。いつもようにチームの多くのメンバーとジムやオーバル(バギオの陸上競技場)で一緒に練習することはできないし、練習後に一緒に食事をするとかもなく即、家に戻る。違いはそういうことで、練習内容に関しては人数を少なくして同じことができたよ。

皆と一緒の時間がなくなった。これは練習云々でなく、生活が変わったといえるよね。

ジムの一般会員の皆も以前のように一斉に汗を流すのではなくて予約制になり、5人までの人数でトレーニングするようになった。そんな状況なのにシンガポールで試合ができるのだから、ONEに感謝しているよ。

真剣に感染対策もしているしね。PCR検査をした。この状況でホテルに缶詰めになっても、全くネガティブな気持ちにはならないよ」

──日本では徐々に渡航制限も緩やかになってきていますが、フィリピンはいかがですか。

「フィリピンは日本のようにはいかないね。今も国内で行政府を跨いで移動する際には陰性だという証明書を持って、許可を取る必要がある。バギオからマニラに行くにも、許可証がいるんだよ。トラベル・プロトコルに則して移動しないといけない。大変なことさ。でも皆で我慢して、感染者の数は減っては来ているよ」

──ラカイのチームメイトではジョン・クリスコルトンらが既にBrave CFで戦っています。早く試合がしたいという焦りはなかったですか。

「それはなかった。ONEは選手が安全に戦えるよう努力してくれていたんだから。とにかくオファーを待つしかないし。パンデミックが来て、ジムで練習できない時も家で体を動かしていたし、とにかくすぐにでも戦えるよう準備だけは怠らないでやってきたから。

チームの仲間がブレイブCFで試合ができるようになったのは、ただ嬉しかった。僕は試合の機会が巡ってくるのを待つだけ。そこに何も変わりはなかったよ」

──そして、決った試合がリネケル戦でした。

「良い選手だし、戦うのを僕も楽しみだよ。自分がどれだけやれるのかテストになると思っている」

──ONEはMMAでトップステージの一つです。とはいえUFCには世界中から強豪が集まっており、リネケルはケビン・ベリンゴンというファイターのスケールとなる相手かと思います。

「とても重要な試合だよ。一つはこの試合に勝てば、ビビアーノの持つタイトルに再び近づくことができる。そういう意味でも大切だ。リネケルがUFCファイターだったことは、気にならない。僕と彼の間に明確な差があるとは思っていないしね。

しっかりとゴールを目指し、プラン通りに戦えば勝てる。そのために練習してきた。打撃で戦うよ。リネケルは確かにヘビーハンドの持ち主だ。でもキックを織り交えて叩けば、彼はスタミナが切れるに違いない。

疲れて動きが落ちる。そこがリネケルの一番の弱点だ。打撃戦もパンチ中心で、蹴りをほとんど使わない。蹴ったとしても強くない。そんな彼に対して、キックを上手く使って戦い、疲れさせる。そうしたらテイクダウンを仕掛けるのも良いだろうね。削っていくのが作戦の一部だ。パンチを空振りしても、スタミナを無くすからね」

──リネケルはほぼ打撃戦という印象ですし、そこにフォーカスできますか。

「確かにビビアーノは柔術がずば抜けて強かったから、組みを警戒しながら打撃を使う必要があった。リネケルに対しては、逆に僕からテイクダウンを狙うこともできるだろう。ビビアーノとの試合では組ませない、組まれてもエスケープするという風に戦ってきたけど、テイクダウンも柔術もずっとドリル練習を繰り返し、スパーリングもしてきた。

逃げるためのグラップリングでなく、攻めるグラップリングを僕も使うことができるからね。そういう試合にもトライするよ。

もちろん打撃戦にも自信があるし。彼のアッパー、フックは気を付ける必要があるけど、そこをしっかりと見極めて僕のパンチや蹴りを効かせるよ。

僕の方が打撃でも優っていることを証明し、ランキング1位の座を守る。そして、ビビアーノに挑戦するんだ」

──ケビン、本当に楽しみにしています。今日はありがとうございました。

「こちらこそ。日本のファンにコロナ対策をしっかりとして、安全に過ごして欲しいと伝えてもらえないかい」

──もちろんです。

「また日本の皆の前で戦いたい。アリガト!」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】箕輪ひろば戦へ、リト・アディワン「誰も知らないリト・アディワンを…」

【写真】既にアームロックでの勝利を見せているアディワンだが……さらなる新しい1面を披露するということか(C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」で、リト・アディワンが箕輪ひろばと対戦する。

ONE Warrior Seriesで圧倒的な力を見せ、昨年10月の日本大会でONEデビュー。そして、仙三に勝利しファンをアッと言わせた。

野性味タップリのファイトを見せているアディワンが、箕輪戦のためにフィリピンを経つ直前に行ったインタビューをお届けしたい。


──箕輪選手との試合が決まりました。

「今回は試合の8日前に現地入り、それまでにバッチリ調整してきた」

──バギオの新型コロナウィルス感染の状況はどのような感じでしたか。

「フィリピン全体ではまだまだ感染者は多いよ。でも、ピーク時の半分ぐらいにはなっている。それにバギオはかなり安全で、感染者の数は凄く少ないんだ」

──今回の試合に向けて、準備の方に問題はなかったですか。

「僕は家に小さなジムを持っていて、練習に必要な設備が揃っているから、パンデミックの影響はそれほど多くはなかったんだ。

ロックダウン期間も家で弟や、元ファイターだった友人が来て一緒にトレーニングを続けていたしね。チーム・ラカイでプロ練が復活したのは9月からで、それからもラカイではスパーリングを中心に練習し、それ以外のことは家で準備してきたよ。

今回の試合のオファーがあった時には、もうラカイでプロ練習が始まっていたから本当に何も問題なく準備はできている」

──ケビン、ジェヘというラカイ勢が同じ大会で戦うことで、自然と士気も上がったのではないでしょうか。

「チームの皆でまたシンガポールで戦うことができる。凄くエキサイティングだし、試合が決まった時には皆で喜んだよ。この大切な大会で試合ができる。僕のONEでの初戦はONE Century、つまり東京でのビッグショーだった。今回はコロナ禍のシンガポールで戦う。この大切なショーに相応しい試合をするために完璧に仕上げてきたんだ」

──そのONE初陣に続き、リトは日本人ファイターである箕輪ひろば選手と戦います。

「また日本人選手と戦うことになってしまったね(笑)。いつも日本の選手のことはリスペクトしていたから、それだけに集中してトレーニングをしてきたよ」

──箕輪選手は同門のジャレッド・アルマザンと戦っています。

「ジャレッドは僕にミノワがどんなファイターか少しアドバイスをしてくれた。ミノワのどういうところが強いとかね」

──チームが既に箕輪選手のことを知っているのはアドバンテージになりますか。

「確かにコーチ・マーク・サンジャオやチームメイトが、ミノワのことを知っているのはほんの少しだけ優位に働くよ。でも、そんな情報よりもこの試合に向けてハードな練習をしてきた方がずっと大きなアドバンテージだ。ずっと試合の機会が巡ってくるのを待っていたわけだし、勝つために必要なことは全てやってきた。」

──箕輪選手の印象を教えてください。

「彼はグッドファイターだ。リスペクトしているし、何と言っても僕も彼もレコードが11勝2敗なんだ。良いマッチアップだと思っている。でも、この試合が終われば僕は12勝2敗になって、彼は11勝3敗になっているだろう」

──日本では既に仙三選手に勝っていることで、リト優勢という声も少なくないです。

「アハハハハ。それは良いことを聞いたよ。でも相手が誰であっても勝つために全力を尽くすことに変わりない。今回の相手がミノワだっただけで。

彼との試合では、僕の違う面を見せたいんだ。これまでになかった……誰も知らないリト・アディワンを見せたいと思う」

──というと?

「誰も僕の本当の力を知らない。多くの人が僕のことをストライカーだと思っている。でも、僕はコンプリートなMMAファイターなんだ。この試合では、そこをしっかりと見せたい」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】ONE初陣=アディワン戦前の箕輪ひろば─02─「10年やってきた修斗を─」

【写真】修斗の選手は、凄く修斗に拘りを持つ。ジュニア修斗から試合に出ていた箕輪も、当然のように強い拘りを持っている(C)KEISUKE TAKAZAWA

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」で、リト・アディワンと対戦する箕輪ひろばインタビュー後編。

仙三戦、ONE Warrior Seriesでエゲツナイ強さを見せてきたアディワン戦に向け、箕輪は小学6年生から10年も続けてきた──自分の修斗を信じて戦う。

<箕輪ひろばインタビューPart.01はコチラから>


──力を証明するにはリト・アディワンは持ってこいの相手です。同時にいきなりアディワンかという気もしました。

「僕もオファーを貰った時に、すぐに仙三さんとの試合が思い浮かびました。勝敗を考えるよりも先に『あの選手と戦うんだ』っていう感じで、圧倒されましたね(笑)。自分でもビビっていたのか、ワクワクしたのか分からないのですが、『おおっ!!』となりました。

これまで通りでは勝てないです。めちゃくちゃフィジカルが強いですし。決まってから、仙三選手と戦っている以外の試合映像を見ると──改めて凄く強い選手でした」

──特に強い部分はどこだと感じていますか。

「どこがという話になるとフィジカルだとか、野獣性になるのですが、結局のところ完成されていない強さだと思います。これから。もっと強くなる選手ですね」

──戦い方としては、特にラカイっぽい選手ではないです。

「そうですね。チャンピオンのパシオ選手とはだいぶスタイルも違いますし」

──ところで箕輪選手は昨年5月に同じラカイのジャレッド・ライアン・アルマザンと戦っています。

「アディワンとアルマザンと比較すること事態が、いけないと思っています。もっと強いのが来ることを想定しています。それでもアルマザン戦で、フィジカルの強さを肌で感じて凄いと思いました。力の使い方が自分とは違っていて。際がないとうか……。

リト・アディワンにしてもテイクダウンされながらでも、腕を取ったりしちゃうじゃないですか。テイクダウンをされないように戦うのではなくて、テイクダウンされた後を考えて戦っています。強引といえば強引なんですけど、そういう考え方があるんだなって思いました。

できないことをやろうとしているのではなく、できていないからこそできることをしようとしています。開き直りというか、自分を通すというか」

──対して、箕輪選手としてはどのように戦おうと思っていますか。

「フィジカルがめちゃくちゃ強くて、パンチもメチャクチャ振ってくる相手です。MMA的だとか、修斗のような動きを習得してきたわけじゃない。個体として強く、濃い色のファイトをしてきます。なら自分は基本通りのことをやるか、相手とは違う色の濃いファイトをするかです。そう考えると、自分のなかでグラウンド勝負ですね」

──対して箕輪選手はずっと修斗をやってきました。

「あぁ、そういう風に考えてはいけなかったですけど、そういうことですよね。ずっと修斗をやってきたから勝てるという甘いモノじゃないですが、僕はアマ修斗の前にジュニア修斗から、コレをやってきました。総合格闘技に触れてきた年月は、結構長くて10年になります。そう考えると、アディワンに対して10年やってきたんぞという気持ちはありますね。

MMAって何か他の格闘技を終えてからやる人って多いじゃないですか。ボクシング、キック、柔道、レスリング、柔術をやってからMMAっていう風に。それをいうなら僕はMMAからMMAです。ルールで許される攻撃が増えてきただけで。小学6年生から修斗をやってきたので」

──中学で部活が始まる前ですからね。そこをアディワンに見せてほしいです。

「ハッキリ言えば凄く強い相手だから、勝てばオイシイです。アディワンに勝って、修斗ストロー級を舐めるなよっていう気持ちはあります。

僕のキャリアでも1、2を争う強敵です。でも、彼に勝って次に繋げるのが、僕のビジョンに含まれています。この試合に掛けていると同時に、この先を見ているのもあります。だからしっかり勝ちます。修斗ストロー級王者の強さを見せつける……修斗を見せます」

──これも超個人的な話になるのですが、山上幹仁選手がRoad FCで戦った時に応援に来ていた箕輪選手と……あの時はまだ中学生だったかと思いますから、箕輪君と大会後にインスタントのクソ辛いラーメンを食べさせる店で夜食を取ったことがありました。

「ありましたねぇ(笑)。めちゃくちゃ寒い夜中に!!」

──あの時、辛すぎて箕輪選手がもう泣きそうになっていて。そんな中学生が、ここまで来たのかと。どうしても、そういうことを考えてしまいます。あの時は悔しい夜食になったので、ここを勝って辛いインスタント・ラーメンでも食べに行きましょう(笑)。

「あれインスタントだったんですね(笑)。辛すぎてわかっていなかったです。でも、今の僕ならあの辛さのラーメンだって食べることはできます。それぐらい成長はしています。あの頃の僕は辛いラーメンに勝てない子供でしたけど、今なら勝てます(笑)」

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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【ONE113 Inside the Matrix03】アディワン戦前の箕輪ひろば─01─「実力不足? 勝って証明するしかない」

【写真】やるしかない。勝つしかない(C)MMAPLANET

13日(金・現地時間)に中継されるONE113「Inside the Matrix03」で、プロ修斗世界ストロー級チャンピオン箕輪ひろばがリト・アディワンと待望のONE初戦を戦う。

1月に修斗ストロー級のベルトを巻き、2月にシンガポールでONEと契約。その後、コロナ禍でデビュー戦が予定されたいた大会は延期となり、今回の試合出場となった。

1999年7月生まれ、21歳になったばかりの箕輪に昨年のONE日本大会で仙三を破ったラカイの猛者アディワンと戦う心境とは。シンガポールに向かう前に取材していた箕輪ひろばインタビューをお届けしたい。


──ようやくONEデビューが決まりました。長かったですね。この長い期間、新型コロナウィルス感染拡大もあり、練習の面でも色々とあったかと思います。

「ONEと契約したらコロナで緊急事態宣言とかもあったのですが、その前に自分は埼玉にいて出稽古先は千葉だったので、そこで練習するのは控えないといけないという風になっていました」

──それはズバリ、パラエストラ千葉ネットワークで内藤のび太選手や仙三選手とONEストロー級の選手がいたからですね。

「そうですね。それとHEARTSにも行かせてもらっていたのですが、猿田さんがいますし」

──それだけ日本のストロー級トップがONEに集まってきているということですね。

「ハイ。嬉しい反面、練習しづらくなるという事実がありました。緊急事態宣言の頃から、自分の所属ジムのなかでできることを色々な人に考えていただいて。コロナの感染が拡大する前は、もっと早くにONEで戦うことになっていたのですが、それもなくなったのでしっかりと練習環境を整えていました」

──今回の試合のオファーがあったのはいつごろでしょうか。

「8月の終わりに試合があるかもという話をもらい、しっかりと決まったのは9月の前半だったと思います」

──このタイミングでシンガポールで試合ができることに関しては、どのように思いましたか。

「めちゃくちゃ嬉しかったです。僕はまだONEで試合をしてもいなかったので、シンガポールで日本人選手が戦えるようになって直ぐに試合機会が巡ってくるとは思ってもいなかったので」

──その頃の練習環境というのは?

「試合が決まる頃からトライフォース赤坂さんで出稽古をさせてもらうようになっていました。もともとHEARTSで朝倉海選手と仲良くさせてもらっていて、一緒に練習しないかという話は以前からあったんです。

ただ、その頃には朝の8時から赤坂で練習することができなくて。そうしている間に修斗のチャンピオンになり、ランキングに入っている人の挑戦を受けることになるので、出稽古先の調整をしないといけないようになって。

猿田さんやのび太選手とのことも考えてですが、修斗で戦う選手たちのことも出稽古先を変える大きな理由でした。ただ緊急事態宣言が出て、出稽古自体を控えないといけなくなって。

そろそろ出稽古もしないといけないってなった時に『海君が言ってくれていたな』というのを思い出して、連絡をとらせてもらったんです。そうしたら試合が決まって。バチっと決まった感じですね」

──では現状はSTFとトライフォース赤坂でトレーニングをしているという形ですか。

「それとパーソナルでボクシングやフィジカルをしています。他でやってきたことをSTFで落とし込んでいます。基本的に三部練で、ときどき朝・昼・晩・晩で四部練をすることもあります」

──若いっ!!(笑)。さすがに体力があります。

「いえ……体力でなく、気力でもっています(苦笑)」

──しかし、試合が決まってからも感染という部分では本当に気を付けないといけない状況ですね。

「今回の試合ではシンガポールの空港でPCRがあって、そこからホテルにずっといるという風なスケジュールをもらいました。

緊急事態宣言の頃は凄くビビッて練習していたのが、今では慣れが見られるところもあります。世の中も世の中だし、練習はしないといけないので気を付けながらやっています」

──聞くところによるとシンガポールから帰国後は2週間、公共交通機関を使用してはいけないとか。

「ハイ、空港への送迎も父にお願いしています(苦笑)」

──箕輪選手は修斗の世界王者になった時、インフィニティから即タイトルという形で、王座決定戦でした。どうしようもないことですが、以前に完敗を喫した猿田選手に勝ってチャンピオンになったわけでない。そして猿丸ジュンジ選手という世代が上のトップと戦っていないことで、その実力査定は保留段階として、結果を残してからインタビューをさせてほしいと思っていました。それがONEで最初の相手がリト・アディワンということで、これは試合前に覚悟のほどを聞いておかなければと思った次第です。

「僕の実力に関しては、力不足と思われているのであれば、ここでしっかりと勝って証明するしかないと思っています。そのために修斗のチャンピオンになる必要があると思ってやってきました。猿田さんがチャンピオンのままで、それで海外で戦うといっても評価はされないですし。

ぶっちゃけ僕は修斗で猿田さんと再戦してベルトを獲ってONEで戦おうという気持ちでした。それがこのような形でONEでやっていくことになったので、ここからONEで証明していくしかないと思っています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE113 Inside the Matrix03対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<64キロ契約/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
手塚裕之(日本)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ファン・ロン(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

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