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Road to ONE:2nd:第4試合・祖根寿麻 vs. 後藤丈治

バンタム級5分3R。

後藤のパンチがヒット。左を打ち込んだが、祖根が飛び込むと後藤ダウン。が、レフェリー割って入り、バッティングを宣告。リプレイで見ると完全にバッティングによるダウン。タイムストップ。

再開。祖根が連打を打ち込むとそのまま組み付いてダブルアンダーフックでケージに押し込む。外掛けでテイクダウン狙い。こらえる後藤。後ろに倒した祖根だが後藤すぐ立つ。スタンドでバックに付いている祖根。アームロックに。外れたが離れることに成功。後藤のパンチが入り祖根効いた!ケージを背負う祖根だが大振りのパンチをかわされパンチを貰いダウン!パウンドを入れる後藤。祖根タックルでしのごうとするが、後藤ニンジャチョーク!絞め上げて祖根タップ!

後藤、元修斗環太平洋王者を1R一本勝ちで破るアップセット勝利。

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Road to ONE:2nd:第3試合・工藤諒司 vs. 椿飛鳥

フェザー級5分3R。

組みに行った椿だが、工藤が投げて上を取る。パスしてサイドで押さえ込む。アメリカーナ狙い。腕をクラッチして防ぐ椿だが工藤マウント。肩固め。肘を立てている椿。深く入ったが、回転して外した椿。が、立つとすぐに工藤がパンチのラッシュ。倒れた椿の頭部にグラウンド膝。また立った椿にパンチを打ち込み、ダウンしたところでレフェリー止めた。

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ABEMA Fighter's Diary Interview J-CAGE ONE ブログ 青木真也

【Fighters’s Diary con on that day】「試合がない日々」を生きる青木真也の声 on 2012年8月某日

Aoki & Zoro【写真】写真はその前年=2011年にEvolve MMAの柔術クラスでゾロ・モレイラと談笑する青木 (C)ABEMA & MMAPLANET

全世界を巻き込む新型コロナウィルス感染拡大の影響は当然のように日本の格闘家たちの人生にも影響が出ている。試合がない、大会が開かれない、練習場所の確保も困難だ。

そんな今、格闘技を愛する全ての人へ──ABEMA格闘CH が公式YouTubeチャンネルで Fighter’s Diary Ep.01というドキュメンタリームービーが12日(日)より、アップされている。

第1回でクローズアップされた格闘家は平田樹、若松佑弥、中村K太郎&杉山しずか夫妻、堀口恭司、青木真也の6名だ。

Fighter'sDiaryFighter’s Diaryは3週に渡り、3つのエピソードで総勢16人の格闘家たちの声をYouTubeで伝え、26日(日)午後7時より、ABEMA格闘CHにて Fighter’s Diary完全版が放送される。

そんなFighter’s Diaryでは「試合がない日々」を格闘家たちはどう生きるのか? ──という今の声を集めた。MMAPLANETでは、タイアップ企画ならぬボーディング企画を提案。MMAファイター達が今を発せられるようになった原点を探る上で、あの日の彼らや彼女達の声=on that dayとして、MMAPLANETインタビュー初登場時の声を紹介したい。

題してFighter’s Diary con on that day、第7回は2012年8月14日公開、8月某日に取材が行われた──ONEデビュー戦=アルナウド・ルポン戦が決まったばかり、ONEがONE FCと呼ばれていた時代──青木真也のあの日の声をお届けしよう。


<リードを含めた完全版はコチラから>

――OFC06への出場が決まりました。今回はシンガポールのイヴォルブMMAに入って、そのまま試合をするそうですね。

「はい。試合の日程が決まった時点で、そのスケジュールで行こうと思ったので、試合が終わるまでの約1カ月間をシンガポールで過ごすことになります」

――OFC参戦までの経緯については、すでに各媒体でお話されていると思うので、参戦決定以降の話を聞かせてもらえればと思います。7月に大会のプロモーションでフィリピンに行かれたそうですが、現地の様子はいかがでしたか?

「とにかくエナジーを感じましたね。主力選手をほとんど集めて、150人以上のメディアを招いて、フィリピンのYahoo!でトップニュースとして報道されたという話も聞きました。

またプロモーションそのものも、格闘技だけではなくて対外的な部分にアプローチしているので、今すぐに成果が出なくても1~2年後を見越した投資だと感じました。出場選手を見てもグレイシーが3人、UFCの元王者が2人もいる。スポンサーも有名企業が名を連ねているんで、世界的にも見てもビッグプロモーションと言ってもいい大会規模だと思います」

――フィリピンでもMMAは人気がある競技なのでしょうか?

「マニー・パッキャオを生んだ国だし、基本的にファイトが好きな国だと思うんですよ。だからMMAも興味を持たれているという印象を受けました」

――OFCと契約して初めてビクター・クイCEOと顔を合わせる機会だったと思うのですが、何か会話されましたか?

「僕の場合はイヴォルブのチャトリ会長を通してやりとりしているので、ビクターと直に話をする機会はなかったです。逆にチャトリにはとにかく感謝の気持ちを伝えました。イヴォルブでの練習環境も含めて、今まで以上にチャトリにはサポートしてもらいましたからね」

――OFCという新たな団体で試合をするうえで心境に変化はありますか?

「PRIDEやDREAMの頃とは全く違います。OFCでデビューするじゃないですけど『ここでもう一山稼いでやる!』って気持ちです」

――現時点ではまだ対戦相手が発表されていません。過去にDREAMでは対戦相手選びが難航したこともありましたが、不安はないですか?(※取材はシンガポール入りする前に行われた)

「正直、簡単には決まらないだろうなとは思いますけど……。今は自分になんだかんだで、自信があるんです。4月にエディ・アルバレスに負けちゃいましたけど、この2年間でMMAで負けたのはアルバレスとギルバート・メレンデスだけですからね。そのクラスの選手以外には負けないよという気持ちはあります」

――イヴォルブMMAでの練習も3月以来ですが、それについてはいかがでしょう?

「久しぶりにゾロ(バベル・モレイラ)やエディー(・アング)たちと会えるから楽しみですよ。あとナルポン・フェアテックスがトレーナーに加わるそうなので、それも気になりますね」

――イヴォルブのメンバーは青木選手が練習をスタートした頃に比べると、かなりレベルアップしていますよね。

「僕がイヴォルブに行く度に、みんなが強くなっています。特にやばいのはゾロ。初めて練習した時から『こいつは強いな』と思っていましたけど、それがさらに強くなっている感じですね。8月のOFCには出ずに、72~73kgまで体重を落として、ルンピニーかラジャでヨーロッパ人とムエタイの試合をするみたいです」

――青木選手はもちろんイヴォルブ勢の活躍にも注目が集まります。

「ライト級は特に層が厚いんですよ。僕とゾロがいて、少し僕らよりは劣るけどエディもいて。UFCに出ているハファエル・ドスアンジョスもいるから、イヴォルブのライト級はチームとして強いと思いますよ」

――OFC参戦で青木選手を取り巻く環境も大きく変わると思いますが、そこで自分がどうなるのか楽しみな部分はありますか?

「自分ももう37戦やっていて、2003年のDEEPフューチャーキングトーナメント王者なので、プロとしては来年で10年選手になります。いい条件でOFCとは契約させてもらったので、今までとは違って試合数も少し考えながらやっていきたいとは思っています。あと今年の大晦日、正月は格闘技から離れて、のんびり過ごしたいです(笑)」

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 北野雄司 未分類

【Road to ONE02 & Fight & Life】Keep Fighting。北野ABEMA格闘CHプロデューサーに訊く、中継する理由

Kitano【写真】取材は15日、午後12時半。普段なら人で溢れているアベマタワー11階の食堂は閑散としていた。BYRON BAY COFFEEも休業中でコンビニのみオープンという状況だった (C)MMAPLANET

今月23日(木)に発売されるFight & Life誌では『Keep Fighting─格闘技は続く─』という特集が組まれている。

MMA、グラップリング、キックから那須川天心、堀口恭司、RENA、青木真也、岩本健汰、チャトリ・シットヨートン、弥益ドミネーター聡志らが新型コロナウィルス感染拡大、主要都市の非常事態宣言下で如何に格闘技と生きていくのかを語る特集のなかで、ABEMA格闘チャンネルの北野雄司プロデューサーがこの1カ月半と今、コロナウィルスが存在し続けるかもしれない将来においての格闘技中継についての取材も行われた。

ここでは17日(金)に開催されるRoad to ONE02でのコロナウィルス対策や、この大会を開く理由の一つを話す氏の言葉を抜粋してお伝えしたい。

sponsored by ABEMAという言葉が見られる大会に関して、「今でも悩むけど……1人じゃないというのを感じています。僕も今は在宅勤務で誰とも会っていないけど、同じ想いの人はいる」という言葉が思わず発せられるなか、北野氏が示した今大会を中継の意味とは。


──『会場を専門業者により1日複数回の消毒を実施、サーモグラフィー・体温計のよる検温、うがい、アルコール消毒を徹底し、3密の状況を極力避け、大会関係者にはマスク着用を義務付ける』などコロナウィルス感染予防策が主催者からリリースで伝えられ、メディアも会場で取材ができないことが通達されました。

「ハイ、この大会に関係する多くの人と意見を出し合って感染者を出さない、万が一出た場合はクラスターを起こさない。感染者が出た場合は、その経路がハッキリわかるという対策を最大限、実行委員会の皆様と考えてきました。

感染者を出さない努力をする一方で、万が一出た場合の対応も想定しないといけないですからね」

──リリースでは言及されていない対策もあるということですね。

「まだ大会までの時間があるので、その時の状況に合わせて変更点も出てくるかと思いますが、まず初歩的な部分としてスタッフ、アスリート、セコンド、全ての人をリスト化して、大会後2週間の後追い健康チェックを行います。

それと今回は急遽会場が変更となったことを受け、会場すぐ近くにある大会議室を借り切り、さらに稼働していないシティホテルを何部屋か借りてソーシャルディスタンスが一定程度確保された選手の控室に当てています。その部屋や会場も消毒作業を徹底します。

スタッフは朝から晩まで会場や控室の隅々まで消毒をすることになっています。実はこの消毒を無料でやってくれるという業者さんが現れて。その方は格闘技界に関わっていた人で、『少しでも格闘技に恩返しをしたい』と言ってくれたんです。

でも実行委員の坂本(一弘)さんが、無償でやってもらうわけにはいかないと。そのような想いや熱量がシンクロするできごとがあって……。正直なところ、それぞれのご家族の気持ちを考えると『なぜ、うちの人間がそこにいる必要があるの』という考え方をもつご家庭もあるはずです。

僕自身、ウチの会社が主催するイベントじゃない。でも、そういうグッとくることがいくつも出てきたんです。現場に入ると、役割や立場などの分け隔てはなく……我が事として予防対策をやらないといけないという気持ちになりました」

──万全を期しても、万全にならない。でも万全に向けての対策ということですね。

「ソーシャルディスタンスをキープすることも当然で、参加選手には地方からくる選手もいますが、公共交通機関を使う時間を減らす、もしくは完全に無くしたいと考えています。

そのなかで決まったのは選手、セコンド、ドクター、スタッフ……関係する人全員は家から会場までドア・トゥ・ドア──車で来てもらうこと。地方の選手は新幹線の駅からになりますが、ここは徹底をお願いしています。

自家用車で来る人はパーキングの負担、そうでない選手は行き帰りをタクシー移動にしてもらい、駐車場代やタクシー代は主催者サイドが支払う。理想をいえば会場に来る人間は朝起きて、夜眠るまで会った人が指折り数えられるような状態にしたいです」

──当日に関しては、接触者の数を減らすよう徹底するということですか。

スタッフは試着も終えている。中継陣はここに手袋をしてそなえることとなる

スタッフは試着も終えている。中継陣はここに手袋をしてそなえることとなる

「距離が近くなるような作業が必要になるスタッフには、使い捨ての防護服を購入しているので、それを着用してもらう予定です。これまで格闘技で汗が飛び散っている写真は良い写真とされていましたが、現状はカメラマンさんにとってはリスクなのかもしれないですし。

スタッフの機材も会場に運び入れるまでの期間に消毒をする。この作業は既に始まっていますし、中継が終わった後もやることになると思います」

──そこまでして、「なぜやるのか?」ということは格闘技界内外から挙がると思います。

「これから日本の格闘技界はお客さんが試合を会場で見られるのは、いつになるのか現状見えていないです。

お客さんが会場にこられるようになっても、それは私たちの社会生活が『コロナとともにある状態』になっている可能性だってあります。インフルエンザ、ノロウィルスと同じように練習仲間、家族から伝染る、当然のように病院に行き投薬を受ける……そんな当たり前にコロナのある世界になるかもしれない。そのような世界が来る時のイベント開催、中継フォーマットは、プロモーター……団体さんだけでなく、私たちメディアも確立する必要があると考えています。

お客さんが会場で格闘技を見られるようになるまで、格闘技は無観客大会が続く可能性もある。その判断を団体がしたときに、僕らとしては『このような対策をしているので、中継が可能です』と応えられるフォーマットを提示できるようならなければならないです。

医学的に新型コロナが解明されていくまで、僕らは何が有効なのか、本来は必要ないかもしれないことまで試さないといけない。今はその時期で、これからのwithコロナの時代を迎えるための準備……そんな時代がこないことを想いながらも、そうなってしまう社会を想定した安全な中継体制の準備は必要になる。それも今、やるべきことでもあると考えます。

そのフォーマットは格闘技に限らず、無観客で中継されるスポーツ番組の未来に通じるかもしれない。出場選手やスタッフからすると、17日には『こんなことしないと大会は開けないのか』という想いも出てくるだろうし、当日になって初めて分かることも出てくるはずです。

そんなことを可能にできるのが、今回のメンバーの繋がりだと僕は考えています」

■Road to ONE02対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】椿飛鳥戦へ──工藤諒司「椿選手は強くなっているはず。僕はそれ以上に強くなっている」

Kudo【写真】アマ修斗で戦った時はレスリングだけだったと、打撃に自信をつけた工藤は言う (C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、椿飛鳥と対戦する工藤諒司。

アマ修斗時代に戦った両者。工藤はアマ修斗関東選手権優勝からプロへ進み、昨年10月にウォリアーシリーズを選択。一方、椿は工藤に敗れてからアマ修斗全日本を制し、格闘代理戦争出演を経て──それ以前にトライアウトで合格していた──ウォリアーで戦うようになる。

同じウォリアーで戦うもの、歩んできた道は違う。工藤は「それぞれの道を歩んだ」と互いのプロセスは気にせず、新型コロナ感染問題で不安定な時期を経て──ただ勝負に集中している。


──金曜日に試合が迫ってきました。新型コロナウィルス感染の拡大、さらには非常事態宣言がなされた状態での準備期間でした。

「ジムが休館になったりとかはあったのですが、選手だけでは練習をしてきたので、トレーニングの頻度が落ちることはそれほどなかったです。出稽古に来ている選手とか、いつもより数は減ってはいましたが……」

──日程、会場が変わることなどストレスになることはありませんでしたか。

「大会があるのかないのか、ハッキリしないところはあったので、2週間前から1週間前は考えることはありましたね。緊急事態宣言が出た時は厳しいとは思ったのですが、その時もやりたいという気持ちでした」

──今、格闘技をする時かという声も挙がるかと思います。

「ハイ。周囲の声は気になります。応援してくれる人もいると思いますが、自粛すべきだと言う人もいるはずですし。ただし、ケージに入ればやるだけです」

──ところで2月のウォリアーシリーズでイ・ミンヒョクに判定勝ちを収め、2カ月後の試合で他の選手のように『ここで試合がしたいから』という状況ではなかったかと思います。

「そうですね。期間は短かったですが、試合があるなら出たいとは思っていました」

──昨年10月にはウォリアーシリーズで4連勝中だったジェリー・ホルシムに勝利し、先ほど言ったように2月も勝った。ONE本戦で戦える力を既に示したのではないかと。

「う~ん、僕はONEウォリアーで4試合やって、勝っていればONEに上がれると思っています」

──改めてオルシムに勝った試合を振り返ってもらえますか。ウォリアーシリーズ初戦で初の国際戦、チーム・ラカイのファイターが相手でした。

「あの試合はケガがあって練習があまりできていなくて、スタミナが心配でした。だから見過ぎてしまいましたね。ただ、アレはアレで練習状況からすると勝てて良かったと思います。初めて外国人選手と戦ったのですが、組んでもそれほど力強さは感じなかったです。ただ右は怖かったので、貰わないよう警戒して戦っていました」

──ではイ・ミンヒョク戦の手ごたえは? 相手のフックをしっかりと外してテイクダウンだけでなく、パンチ、蹴りもミドルを決めるなど圧倒しました。

「外からフックを振りまわしてくる相手で、そこを頭に入れて戦っていました。練習してきたことが出せたかと思います。打撃も上達したというか、そこを試合に出せて嬉しかったですね。ただ、これまで戦った選手にはない気持ちの強さを感じましたし、倒しきりたかったです」

──ウォリアーシリーズで2連勝、ここで椿選手と戦うということはどのように思いますか。

「アマチュア修斗で戦った時の印象は残っています。あの時はレスリングだけで戦いましたけど、椿選手もアレから強くなっているはずです。でも、僕はそれ以上強くなっていると思うので、負けることはないかと……」

──アマ修斗からプロ修斗で戦ってきた工藤選手としては、格闘代理戦争からウォリアーで戦う椿選手に負けられないという気持ちは?

「そこを気にすることはないです。それぞれの道があるので、ここでまた当たるのかって感じだけでした。今、このタイミングで大会を開催してもらえることは、とても有難いです。なので思い出に残るという言い方はおかしいですけど、普通ではない大会というイメージもありますし、ここで勝つことはとても大切だと思います。だからこそ、勝って良い思い出にしたいです」

──無観客、恐らくはこれまで経験したことがない雰囲気のなかでの試合になるかと思います。

「会場入りしてみないと分からない部分もあると思うんですけど、そこまで不安はないです。無観客が試合に影響するわけでもないですしね。気にする人は気にするかもしれないけど、特に僕は気にしないです。どういう会場よりも、どういうケージなるのかとか、そっちの方を少し気にしています」

──では改めて、この試合への意気込みをお願いします。

「前回の試合で決めきれないところがあって、本当に悔しかったです。今回の試合はフィニッシュまで持っていって、次の試合に繋がるようにしたいです」

■Road to ONE対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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J-CAGE News ONE Road to ONE02 ブログ 世羅智茂 宮田和幸 工藤諒司 後藤丈治 椿飛鳥 田中路教 祖根寿麻 青木真也

【Road to ONE02】Road to ONEはさらなるクローズドへ、メディアの現地取材もNG

Road to ONE【写真】メディアにも取材規制の通達があったRoad to ONE。UFCの無観客試合もメディアはクローズド、ONEは極一部(2名)のみ取材が許可されていた (C)MMAPLANET

14日(火)、サステインよりRoad to Japan実行委員会主催のRoad to ONE02に関して、メディアもクローズドアウトされるという発表があった。

昨日の対戦カード発表時に会場も公としないことや、「会場を専門業者により1日複数回の消毒を実施、サーモグラフィー・体温計のよる検温、うがい、アルコール消毒を徹底し、3密の状況を極力避け、大会関係者にはマスク着用を義務付ける」などコロナウィルス感染予防の姿勢がリリースで伝えられていたが、メディアにも安全性の確保と3密を避けるために会場での取材ができないことが通達された。

また一部選手の話を聞くと、今大会の出場選手の移動などにも通常にはない配慮がなされているとのこと。この時期に大会を開く、そのためには可能な限りの努力をする意思がメディアの取材規制やこの辺りにも表れている。

※MMAPLANETからMMAファン、格闘技ファンの皆さんへ。「仮にABEMAの中継で、開催場所に思い当たったという方がいらしても、SNSでの拡散及び、目星をつけた会場に足を運ばないこと」を強くお願いしたいです。


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【Road to ONE02】会場はシークレットに。ABEMA中継のTVマッチの体で大会は行われる方向に

Road to ONE02【写真】会場も公とされない、実質シークレットTVマッチとして大会は行われる (C)MMAPLANET

13 日(月・現地時間)、サステインよりRoad to Japan実行委員会主催のRoad to ONE02、全6試合の決定カードが発表された。

本来であれば昨日に港区のニューピアホールで開催予定だった同大会は、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大を受け17日(金)にスライドされ無観客で行われることが決まっていた。

この時期での開催ということもあり、主催者からはウィルス対策として、「会場を専門業者により1日複数回の消毒を実施、サーモグラフィー・体温計のよる検温、うがい、アルコール消毒を徹底し、3密の状況を極力避け、大会関係者にはマスク着用を義務付ける」などリリースには明記されている。

また対戦相手の欠場が決まっていたSARAMIは新たな相手が見つからず女子戦は行われないこととなった。さらにキックにも変更が見られ、今大会は以下のように6試合が組まれ、その模様はABEMAでライブ中継される。


■Rod to ONE02対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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Road to ONE02 (4月17日) 対戦カード──SARAMIの試合は流れる……

Goto【写真】紆余曲折が見られた後藤✖祖根の一戦も組まれる。それでも、大会はこのまま行われるのか──何が起こるか分からないのが、我々の過ごす「今」だ(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

2020年4月17日(金)
Road to ONE02

■視聴方法(予定)
4月17日(金・日本時間)
午後7時~ ABEma格闘チャンネル

※プレスリリースにある予防対策など詳細の後程アップします。

■対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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ONE ONE91 ONEリングガール Ring Girl ブログ

【Monday Ring Girl】ONE91「Roots of Honor」

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第299弾は1年前の昨日(=現地時間2019年4月12日)、フィリピンはマニラのMOAアリーナで行われたONE91「Roots of Honor」 のリングガールです。

ONEは今週17日(金・同)に無観客でRoad to ONE02を開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けたシンガポール政府の方針を考慮し、延期を発表しています。

<関連レポート>
【ONE】シンガポールの事実上のロックダウンを受け、4月の無観客・2大会の延期をチャトリCEOが発表

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】強大な相手=工藤諒司戦に向け、椿飛鳥─02─「弱い人間なりに頭を使って戦います」

Tsubaki【写真】トライデント・ジム、森修会長とともに戦う椿 (C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、工藤諒司と対戦する椿飛鳥インタビュー後編。

キャリア5戦未満のファイターで、一時的とはいえ注目度は国内チャンピオン・クラスより高かった。そんなキャリアの積み方をしてきた椿だが、恵まれた環境だからこそ他の選手が経験したことがない状況とも向き合っている。

そんな椿はアマ修斗時代に敗れたことある工藤のことを「人間として強い、人種が違う」とまで言う。強大な敵との戦いに向け、椿はプロデビュー戦となったアンヴァー・アマーリ戦の苦い経験をも重ねて、必勝の期して挑む。

<椿飛鳥インタビューPart.01はコチラから>


──どこかでトライアウトに受からなくて、格闘代理戦争にも出演せずに新人王トーナメントからキャリアを積んでいたらなと後悔したことはありましたか。

「あぁ……、そういう風に考えたことは正直ないです。想像ができないというか、もうこうやってキャリアを積んできたので。やっていることで結果を残そうと思ってきただけですね」

──前田浩平選手、葛西和希選手という代理戦争出演メンバーもパンクラスで一からキャリアを積んでいます。格闘技が好きな人間は、どういう状況でも戦っている。平田樹でなくても、皆、格闘技と向き合っている。

「格闘技は本当に好きです。それとトライデント・ジムのことが好きだし、会長のことが一番好きです。このジムで格闘技を始めて、会長にずっとお世話になってきました。指導だけでなく、金にもならないのに会場への送り迎えもしてくれたり……会長の熱意に接させてもらってきました。何のために格闘技をやるのかといえば自分のためですが、会長が教えてくれる格闘技で結果を残したいです。それが恩返しといえば恩着せがましいけど、会長に喜んでほしいと思っています」

──工藤選手との試合で結果を残せば、それは森会長も大感激かと。ただし強大な相手です。一番気を付けないといけないと思っている攻撃はどこになりますか。

「やっぱりレスリングです。あのテイクダウン能力はずば抜けています。テイクダウンという軸があって、ボクシングが滅茶苦茶うまいです」

──そういう工藤選手に対して、椿選手がしなければならないことは?

「弱い人間なりに距離だとか、細かい部分で頭を使って戦います。生物としてフィジカルとか敵わないし、そこでは勝てないので」

──ウォリアーシリーズはリングですが、今回はケージが使用されます。

「僕、ケージの方が好きなんです。その方が戦いやすいですし」

──工藤選手もそうではないでしょうか。

「アッ……。ちょっと、そこ考えていなかったです!! 『俺、ケージ得意だ』ってばっか思っていて。向うもそうですよねっ!! でも、自分のやるべきことをやるしかないです。間違いなく精神的、肉体的、頭脳的にも厳しい戦いになることは覚悟しています」

──プロデビュー戦で7勝0敗のアンヴァー・アマーリと戦い、最後は気持ちが折れて背中を見せたように見えました。

「技術的も気持ち的も僕は足らなかったです。だからこそ、あの試合は多くのモノをもたらしてくれました。戦い方だけでなく、人生の過ごし方にも影響しています。

試合はきつくなるのだから、そこから逃げないよう戦います。アマーリ戦は指摘されたように、気持ちが折れて背中を見せました。甘ったれていたし、四点ヒザを蹴られた時点でヤバイと思ってしまって。あんなのが怖くて背中を見せるなら、格闘技なんて辞めちまえって……今の僕は言えます。

そう言った手前、工藤選手との試合は……あの試合と同じようなコトを繰り返すようなら……色々な面で覚悟を決めて、17日にはケージに入ります。上にいくために内容まで問われる試合……僕は回りにどう思われても一番を目指しています。チャンピオンになりたいですし、会長や会社に恩返しがしたいです。そういう意味で、この試合は自分が上に行けるかどうかが見えてくる試合になるかと思っています」