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【PFL Euro2023#01】PFLヨーロッパはパリから。欧州のアレックス・ペレイラ=セドリック・ドゥンベ登場

【写真】キックで75勝、45KOのKO勝利の元GLory世界王者。こういうところを掘り続けられると、大変なことになるッ!!(C)PFL

18日(木・現地時間)にPFLが、PFL Europe 2024シーズン初イベントを3月7日(木・同)にフランスはパリのアコー・アレナで開催し、カード第一弾としてウェルター級のセドリック・ドゥンベ✖ビソングール・シャンソウディノフを組むことを発表している。
Text by Manabu Takashima

Bellatorの買収と、2月24日のサウジアラビアにおけるPFLとBellatorの王者対決PPV大会「PFL Champion vs Bellator Champion」の早々の実現。MMA界を席巻するPFLにとって6つの軸の一つであるPFL International Leaguesの一環として、昨年から活動しているPFL Europeのカレンダーがレギュラーシーズンに先立ち明らかとなった。

PFL Euro 2ndシーズンはパリでスタートを切り、7月8日に英国/イングランドのニューカッスル大会、9月28日には英国/スコットランドのグラスゴー大会を経て、日時&開催地未定の決勝大会が行われることに。つまりPFL League Seasonがレギュラーシーズン2戦(6イベント)+プレーオフ(3イベント)&フィナーレ(1イベント)の10大会で構成されるのと違い、ユーロシーズンは4イベントで成り立っている。

PFL Euro2023はバンタム級、ライト級、女子フライ級、そしてライトヘビー級の4階級で8人トーナメント戦として実施され──バンタム級ではドイツのクルシェド・カホロフ、ライト級はポーランドのヤクブ・キャスバ、女子フライ級は英国のダコタ・ディチェバ、ライトヘビー級はスロヴェニアのヤコブ・ネドーが制し、それぞれが優勝賞金10万ドルを獲得している。


今年、トーナメントが組まれる階級は現時点で分かっているのは、昨年は実施されなかったウェルター級の1階級のみで、出場選手はライト級王者カズバの名前が挙げられているが、他の3階級と出場ファイターのアナウンスはこれからとなる。

欧州全域からファイターが集まっていた2023年シーズンだが、ヨーロッパはBellatorがもとから英国のみならず、アイルランドやイタリア、フランスでマーケットを開拓してきた土地だ。昨年もダブリン、パリと2大会を開き、2022年はミラノ、ダブリン、ロンドン、パリで合計5大会を行っている。それらの大会にはいわゆる欧州枠とされる選手が出場しており、北米イベントに進出するファイターを見出してきた。

フェザー級のキアラン・クラーク(アイルランド)、ジョシュ・オコーナー(英国)、アザエラ・アジョウジ&イーブ・ランジェ(フランス)、ライト級のティム・ワイルド(英国)、ウェルター級のルカ・ポリク(モルドバ)らはPFL Euroのラインナップに加わるようだと、優勝候補に十分になり得る。果たして、他の3階級と出場選手がどのような顔ぶれとなるなるのか非常に楽しみな2024年のPFL欧州の戦いだ。

その戦いの幕開けで早々に決定したセドリック・ドゥンベ✖ビソングール・シャンソウディノフ。ドゥンベはカメルーン出身で、時期で有名なフランス中部リモージュを拠点とする。

昨年9月のPFL欧州デビュー戦となったジョーダン・ゼボ戦で09秒左フックでKO勝ちというインパクトを残したドゥンベのMMAレコードは5勝0敗で、全試合がKO勝ちとなっている。前述した左フックは大外を回るロングと、ワキをしめてコンパクトに射貫くケースがあり、とにかくスピードが半端ない。

顔面のみならず、腹を効かせた後の仕上げはヒザ蹴りや上への蹴りが流れるように繰り出される──この辺りはさすが元GLORY世界ウェルター級王者で83戦75勝7敗1分、45のKO勝ちを誇る強豪キックボクサーだっただけのことがある。

欧州&PFL版、アレックス・ポアタンといっても過言でないドゥンベに相対するシャンソウディノフは、パリ在住のチェチェン人ファイター。戦績は8勝0敗でAres FCウェルター級戦線で活躍してきた。上背はないが、ボクシング&レスリングと柔道の足技を融合させ、グラウンドで強力なパウンドとエルボーを持つ。

ドゥンベにとって、リーチの差はあっても潜るようなテイクダウンを持つシャンソウディノフは分の良い相手なのか、それとも苦手とするタイプなのか。MMAファイターとして総合力が問われる対戦であり、またこのような選手をしっかりとフランス・パリ大会で重用できるのはPFLの市場が多岐に渡っている表れといえる。

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45 AB GLORY UFC ブログ

UFC297:オッズ/予想と展望

ショーン・ストリックランド 1.74
ドリカス・デュ・プレシ 2.14
ラケル・ペニントン 2.42
マイラ・ブエノ・シウバ 1.59
ニール・マグニー 3.70
マイク・マロット 1.29
クリス・カーティス 1.57
マルク・アンドレ・バリオー 2.45
アーノルド・アレン 2.50
モフサル・エフロエフ 1.56
ブラッド・カトーナ 1.51
ギャレット・アームフィールド 2.64
シャルル・ジョーデイン 1.53
ショーン・ウッドソン 2.45
セルヒー・シーディー 1.54
ラモン・タバレス 2.54
ジリアン・ロバートソン 1.43
ポリアナ・ヴィアナ 2.90
ヨアン・レイネス 1.65
サム・パターソン 2.30
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.25
プリシラ・カショエイラ 4.10
マルコム・ゴードン 1.77
ジミー・フリック 2.10

今年初のナンバーシリーズ。昨年6月以来、半年ぶりとなるカナダでの開催。トロントではホロウェイ vs. オルテガが行われたUFC231(18年12月)以来の開催となる。

メインはミドル級タイトルマッチ。昨年9月、王者アデサニヤに完勝して新王者となったストリックランドの初防衛戦。先月のUFC296では、会場内で両者が乱闘する騒ぎも起こしている。

アデサニヤはアレックス・ペレイラにKOされ王座から陥落したが、ダイレクトリマッチでKO勝ちし、直後にペレイラが階級を上げたことで、再びミドル級絶対王者の地位に返り咲いたかに見えていた。

昨年9月、棚ぼた的にタイトル挑戦権を得たストリックランドだが、打撃では元Glory王者のアデサニヤが上だと思われており、オッズでは大幅なアンダードッグ。しかし試合ではアデサニヤの打撃をショルダーブロックしながらどんどん距離を詰めたストリックランドが、1Rに右で完全なダウンを奪うと、その後もアデサニヤにケージを背負わせ続けてパンチを打ち込み完勝。ビッグアップセットを果たした。

現王者のストリックランドより先に、新たなタイトルコンテンダーとして浮上したのがデュ・プレシ。不動のランキング1位で、ミドル級ではアデサニヤにしか負けたことがなかったロバート・ウィテカーに対し、1Rにテイクダウンからのパウンドで削ると、2Rにはカウンターのジャブでダウンを奪い、立ち上がったところにパンチのラッシュを打ち込んでKO勝ち。試合後にはアデサニヤとケージでフェイスオフを行い、王座挑戦が濃厚だったが、足の負傷によりタイトル挑戦を回避。そのためにストリックランドに先を越されている。

キック・柔道がバックボーンで、柔道テイクダウンからの寝技と重い打撃を武器に20勝中判定勝ちは1回のみ。KOと一本勝ちがほぼ半々で、ギロチンとRNCでのフィニッシュが多い。

被弾もあるがパンチの重さでフィニッシュするデュ・プレシに対し、王者ストリックランドは顔面に被弾しない鉄壁のディフェンス力がある。一発ヒットすれば試合を引っくりかえせるかもしれないが、ペレイラのような一撃をデュ・プレシが入れることができるかどうか。

ストリックランド判定勝ち。

セミは昨年のカナダ大会で、アマンダ・ヌネスが王座防衛を果たした直後に引退を表明して空位となった女子バンタム級の王座決定戦。

女子UFCで最初に制定されたバンタム級ロンダ・ラウジーとアマンダ・ヌネスが長期政権を築く一方で、ホルム・テイト・ペーニャは初防衛戦で王座陥落している。絶対王者ヌネスが去ったことで、女子バンタム級は群雄割拠の時代を迎えることになりそう。

王座決定戦に出場するのは、6年ぶり2度目のタイトル挑戦となるペニントンと、初のタイトル挑戦となるシウバ。

ペニントンは現在5連勝中。負傷欠場しなければ、6月のヌネス最後の防衛戦の相手となるはずだった。パンチが武器のストライカーだが、倒すパンチ力はなく、15勝中1KO。女子バンタム級では最多となる17試合目。UFCで長く試合をしているだけあって、トータル打撃数、トータル有効打数、トータル判定勝利数などで女子バンタム級トップとなっている。6月の試合を欠場したため、1年以上のブランク明け。

シウバはフライ級で2勝2敗1分け。階級をバンタムに上げてから3連勝している。前戦は元王者のベテラン・ホリー・ホルムからタックルでケージに押し込まれたところにニンジャチョークに入ってタップアウト。10位から一気に3位までランキングを上げた(なお、試合後に禁止薬物が検出されたが、服用していたADHDの薬に含まれるものであることが認められ、試合結果はノーコンテストに変更となったものの、3ヶ月の出場停止のみで、ランキングも3位のままをキープしている。グラップラーで、10勝中7つの一本勝ちがあるフィニッシャー。

オッズは若くランキング下位のシウバがフェイバリット。まだトップ相手の実績はホルム戦しかない。打撃はムエタイベースで、かつては距離を詰められてパンチを打ち込まれると劣勢になることもあったが、ホルム戦では打撃でも五分に渡り合っていて、成長を感じさせた。穴がなくなりつつある。

シウバ一本勝ち。

メインカード第1試合では、フェザー級9位のエフロエフが4位のアレンに挑む。エフロエフは常にスタンドで動き続けてタックルを仕掛け、テイクダウンされてもスクランブルで立ち上がり、スタミナを削って相手を失速させる試合展開で現在7連勝中。しかしフィニッシュ力がなく、UFCではすべて判定勝ち。前回は急遽参戦のディエゴ・ロペス相手に思わぬ苦戦に陥ったことで、皮肉にも試合が盛り上がり、UFCで初のボーナス(ファイト・オブ・ザ・ナイト)を受賞している。

アレンはUFCデビューから10連勝でランキング4位まで上り詰め、昨年4月に元王者のマックス・ホロウェイと対戦。ホロウェイに打ち負けて判定負けでキャリア初黒星を喫した。こちらはボクシングベースのストライカー。

来月タイトルに挑戦する26歳のトプリアに次いで、両者29歳の20代ランカー同士。連勝が止まったアレンと連勝中のエフロエフ。エフロエフは勝てばトップ5ランカーが濃厚で、タイトル挑戦圏内に入るが、また判定だと挑戦の機会はなかなか回ってこなさそう。

第1試合開始は21日朝8時から。速報します。

 

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【ONE165】スーパーレックと武尊がフェイスオフ。秋山×ホルツケン、グレゴリアン×シッティチャイも決定

【写真】大会まで約2週間、スーパーレックと武尊が日本で顔を合わせた(C)MMAPLANET

11日(木)東京都港区のザ・リッツ・カールトン東京において、1月28日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催される「ONE 165: Superlek vs. Takeru」記者会見が行われ、ONEキックボクシング世界フライ級(61.2キロ)タイトルマッチで対戦する王者スーパーレック・キアトモー9と挑戦者・武尊が出席。試合への意気込みを語ると共に追加カードも発表された。


当初予定されていたロッタン・ジットムアンノンvs武尊は、ロッタンの怪我による欠場が発表され中止に。それに伴い武尊の対戦相手はONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレックに変更され、試合も同級のタイトルマッチとして行われることが、5日に発表されていた。今回の会見にはスーパーレックも急遽来日し、武尊と両者揃っての会見となった。

会見はチャトリ・シットヨートンCEOの「2024年はONE Championshipにとっては、素晴らしい大きな1年になると私は確信している。すでに61の大会の開催を予定していて、その開催地も世界各国に散らばっている。日本では1月28日を含む2回、そして中東、アメリカ、アジア、サプライズでヨーロッパのどこかで開催という発表もできるかもしれない」という挨拶から始まった。続いてチャトリCEOはスーパーレックvs武尊について語った。

「今回ロッタンが怪我を負って武尊との試合が叶わなくなり、ロッタンにとっても残念な結果になったと思う。でも、このキャンセルがまた一つ日本の格闘技にとって大きなストーリーになるのではないかと確信している。なぜならチャンピオンのスーパーレックが一歩踏み出してくれたからだ。武尊とスーパーレックは、お互いにスタイルは違えど世界トップのストライカーで、その二人がどのようなぶつかり合いをするのか、日本にとっても大きな大注目の一戦になったと思う。

ロッタンと武尊の試合だったら、スーパーファイトだったけれど、今回のこの試合はキックボクシングの世界タイトルマッチになった。ここで新たに武尊、ロッタン、スーパーレックという三角関係が誕生したことになる。武尊VS那須川天心は日本における最大の注目カードだったと思うが、武尊vsスーパーレックは何よりも世界中が注目する試合だと思う」

さらにキャッチウェイトの特別ルール(スーパーファイト)=秋山成勲vsニキー・ホルツケン、キャッチウェイトのONEキックボクシングルール(スーパーファイト)=マラット・グレゴリアンvsシッティチャイ・シッソンピーノン、ONEヘビー級キックボクシングルール(スーパーファイト)=ラーデ・オパチッチvsイラジ・アズプール、3つの追加対戦カードが発表された。

ONEでは約2年ぶり、日本での試合は約12年ぶりとなる秋山は1R=ボクシング、2R=ムエタイ、3R=MMAという変則的なミックスルールでホルツケンと対戦する。GLORY世界ウェルター級王座をはじめ、キックボクシングで輝かしい実績を残すホルツケンだが、ONE参戦前の2013年~2018年はキックボクシングとプロボクシングを並行して戦っていた時期がある。

過去にロッタンとデメトリウス・ジョンソンが戦ったミックスルール(3分4R)は1R・3Rがムエタイ、2R・4RがMMAというルールで、DJは1Rを戦い抜けば2R=MMAで戦うことができた。しかし今回の特別ルールで秋山は1・2Rを戦い抜かなければ、自らの土俵=MMAまでたどり着くことが出来ない。ずばり秋山が1・2Rを戦うかが勝敗を分けることになる。

そしてグレゴリアンとシッティチャイはGLORY時代に5度対戦して4勝1敗とシッティチャイが大きく勝ち越している。まさにグレゴリアンにとってシッティチャイは天敵と言える存在だ。こちらはVSサウスポーを苦手とするグレゴリアンがどうシッティチャイが対策を立ててくるかがポイントだ。会見ではスーパーレック、武尊、秋山成勲(リモート出席)がコメントし、グレゴリアンに動画メッセージが流された。

スーパーレック・キアトモー9
「日本の皆さん、こんにちは。日本でまた試合をすることができて、とても嬉しく思っている。そして世界トップの武尊のような選手と試合をすることができて、とても興奮している。私は日本で試合を行ない、日本で一番の武尊という選手に勝って、自分の強さを証明したい」

武尊
「ロッタン選手と戦うために何カ月も準備してきて、悔しい気持ちはあったんですけど、これ以上ない相手を用意していただいて、スーパーレック選手とタイトルマッチをさせてもらえるということで、僕は断る理由はないと思いました。僕は本当に一戦一戦、この試合が最後のつもりで追い込みをやってきているので、自分の格闘技人生がここで終わったとしても、絶対に僕は試合後に(ベルトを)巻けると思っています。ONEのベルトを巻くために全力で戦いたいと思います。今、ONEは世界最高の団体だと思っているので、そこのチャンピオンを倒して、僕が世界最強というのをこの試合で証明したいと思います。必ず勝ちます」

秋山成勲
「正直日本大会出るつもりはなかったんですが、チャトリが直々に日本まで来て私と話をして、チャトリの熱意に自分の冷たい氷も溶けて、先程本当にギリギリ、この記者会見ギリギリまでいろいろ話をして合意に至りました。(12年ぶりの日本での試合について)自分も全然全くわかってなくて、今聞いて12年も経つんだなと思うと、頑張ってここまでやってきたなと思うのと同時に、自分もいい歳なので、いい試合をして『帰ってきたよ』と、日本のファンにメッセージ性のある試合ができたらなと思っています。(ホルツケンについて)いやあ、強いと思います。打撃のスペシャリストですし、ミックスルールと言っても、ボクシング→ムエタイ→MMAなので、立ち技の試合だと思っていかなくてはいけないなと。(日本のファンにメッセージは?)1月1日から世の中がいいニュースができてない中、やはり自分たちが一生懸命頑張っている姿を見て、いろんな方々が勇気を持ってまた頑張ろうっていう気持ちになれるような大会にできればなと思っております」

マラット・グレゴリアン
「日本のファンの前で、また戦うことが待ちきれない。また日本で戦いたいと思っていたからね。日本はお気に入りの場所だから。キックボクシングは日本からきたスポーツだ。また日本で戦えるのを光栄に思うし、良い試合を見せたい。ありがとう!」

会見に続いてはスーパーレックと武尊がミット打ちを公開。それぞれ練習着に着替え、お互いが見守る中、武尊はパンチのみのミット打ちを、そしてスーパーレックはパンチ、キック、ヒザ蹴りとまんべんなく繰り出すミット打ちを行ない、決戦に向けて闘志を燃やしていた。

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お蔵入り厳禁【UFN239】3月16日にUFC2戦目。風間敏臣が話していたこと「打撃専門のジムに任せたい」

【写真】インタビューから1カ月半、また風間の話が聞きたい (C)MMAPLANET

3月16日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN239:UFN on ESPN+97でチャラランポス・グリゴリユウと戦うことが報じられている風間敏臣。
Text by Manabu Takashima

(C)Zuffa/UFC

グリゴリユウはUFC唯一のキプロス人ファイター。

空手のキプロス、パンヘレニック(全ギリシャ)、欧州王者からキックボクサーとなりGLORYで戦った経験もあるストライカーで、Combat FCバンタム級王者から昨年8月のコンテンダーシリーズへ。第2週にキャメロン・スマーザーマンを60秒KOで破り、UFCとサインを果たした。風間はグリゴリユを通して、自らの課題と真っ向から向き合うUFC2戦目となった。

昨年8月の初陣は惨敗といって良い内容だった風間だが、その敗北と柔術ベースの自らのスタイルをどのように考えていたのか。MMAPLANETでは11月にWWEスーパースターの中邑真輔とシェイナ・ベイズラーの柔術公開トレーニングに参加した風間の胸中を訊いていた。お蔵入り厳禁、風間敏臣のUFCで戦っていくために下した──選択とは。


――実は8月のギャレット・アームフィールド戦の敗北以来、どのタイミングで風間選手の話を訊けば良いのか。そのような気持ちもありました。

「……(苦笑)」

──あれから3カ月、どのようにMMAと向き合ってきたのでしょうか。

「あの試合に向けて練習で創っていたのは、距離を大切にすることでした。それまでは、そういうことをしたこともなくて。でも試合が始まって……その大切にしてきた部分が、最初のジャブを貰ってから『全く距離感分かっていねぇじゃん』ってなりました。

それは試合中もそうですし、後から映像を見返しても本当にそうで。全部、ズレていました。中途半端で相手の距離にいました。やっていたことが体に沁み込んでいなかった。そう思いました」

──本音の本音をいえば、UFCと契約する前にその辺りのことを気付く経験をしている方が良かったはずです。ただし、UFCと契約できるのに契約しないなんてことはありえないわけで。その辺りにおいて、風間選手は難しいポジションにあると思っていました。

「葛藤は自分でもありました。これは誰にも言っていなかったのですが、試合が終わってから大沢(ケンジHEARTS代表)さんが部屋に来てくれた時に凄く無力感を感じて、『もう無理だよ』って言いそうになって。試合後は、それぐらいの気持ちでした。目も見えていないし、もう無理だよって。本当にそう口から出そうになっていました(苦笑)。

でも、なんというのか……正直、現状のままだとただ体を壊すだけだと自分でも分かっています。試合が終わってからも、ずっと考えてきました。やるとなった時、UFCで戦うとなった時──実際に今、僕が置かれている場がUFCで。自分は結構、流れを大切にしていて。今、置かれている場がUFCなら、その場でやらないといけないと思って。

日本に戻って来てからも自分一人で考えて……。その時にもケガを治し次戦までにUFCレベルに底上げしないと、ホントに体が壊れていくと思いました。一方的に倒されて終わる……と。今でも不安……不安よりも焦りですね。焦る気持ちはずっとあります」

──契約した時にも、『早い』という空気があり、跳ね返そうと努力してきたかと思います。そして初戦の敗北で突きつけられた現実を見て、練習環境など変えてきた部分はありますか。

「柔術……得意な部分を捨ててでも、苦手な部分を克服しないとあの舞台では勝負できない──と思っています。そこに向けて、少しずつではあるけど生活を変えています」

──海外の練習も経験しましたが、現状はどこに基盤を置こうと思っていますか。

「今は国内で十分です。そのことについては良く言う人も、そうでない人もいますが、打撃専門のジムに自分の打撃を任せたいと思っています。得意な部分をゼロにしても良いので、そこで打撃をやりこもうと。言っちゃえば、これで変われるのか・変われないのかで、自分の今後が決まってきます。だから、そこで打撃の成長の細部を任せるつもりです」

──風間選手には今も言われたように柔術という絶対的な武器がある。だからこそ、MMAの打撃云々以前に組み技がない打撃を身に着けることは凄く理に適っているように思います。

「そうッスね。それこそ、自分もキックのジムで打撃だけをやると話すとMMAの打撃をやれば良いという意見は出てきます。でも自分は納得できなくて。だから、自分の納得できる方法で、どういう風に未来を切り開くことができるのか。それは自分でも楽しみなことでもあります。自分がどうなるのか、自分で見ていきたい」

──その打撃練習は始めたのでしょうか。

「ハイ。ただ、まだ前回の負傷した箇所が完全でなくて、対人で当てることはできないですけど。体のこともあるし、次の試合まで少しは空くかと思いますが、その間にしっかりと創ります。ホント、次で魅せたいと思います」

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BELLATOR GLORY MMA o ONE PFL RIZIN UFC YA-MAN YouTube 堀口恭司 安保瑠輝也 平本蓮 扇久保博正 朝倉未来 朝倉海 武尊 皇治 鈴木千裕

【17勝15KO】バンタム級 アルマハン🇰🇿RIZINで見たい! Almakhan 17-1 (15KO, 1Sub) 61Kg Octagon

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【ONE FF46】2023年最終興行は3大王座戦を含む過去最高レベルの豪華ラインナップ!小笠原瑛作も参戦

【写真】ONE Friday Fightsが大きな盛り上がりを見せた2023年。それを締めくくるにふさわしいビッグイベントだ (C)ONE

22日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 46が開催される。
text by Takumi Nakamura

日本の小笠原瑛作が出場する2023年最後のONEの公式戦=ONE Friday Fights は過去最高、Fight Nightシリーズやナンバーシリーズで行われてもおかしくない豪華ラインナップとなった。

大会の後半3試合には3大王座戦=タワンチャイ・PK・センチャイ×スーパーボン・シンハ・マウイン(ムエタイ世界フェザー級)、ジョセフ・ラシリ×プラジャンチャイ・PK・センチャイ(ムエタイ世界ストロー級)、ペッディージャー・ルクジャオポーロントン×アニッサ・メクセン(キックボクシング女子世界アトム級)が並ぶ。


(C)ONE

タワンチャイ×スーパーボンは10月のONE Fight Night 15で予定されていたが、スーパーボンがふくらはぎの負傷により欠場。今大会にスライドして行われることになった。

スーパーボンはチンギス・アラゾフにこそ敗れているものの、シッティチャイ・シッソンピーノン、ジョルジオ・ペトロシアン、マラット・グレゴリアンには勝利している。タワンチャイもONEではシッティチャイに敗れたのみだが、戦ってきた相手のレベルで言えばスーパーボンの方が上という見方も出来る。

またフィジカルやスピード&アジリティのトレーニングも練習メニューに取り入れる新世代のムエタイ戦士=タワンチャイと「立ち技で倒すべき相手はあと2人。タワンチャイとアラゾフ」というスーパーボンによる、ムエタイの世代を超えた戦いでもある。ONEムエタイではパンチとヒジで打ち合う試合が増えているが、タワンチャイとスーパーボンはどちらも蹴りを得意にしており、激しいだけではない、ハイレベルな技術戦、特に蹴りの攻防に注目してもらいたい一戦だ。

(C)ONE

ラシリ×プラジャンチャイは昨年5月以来のリマッチだ。この時は王者プラジャンチャイにラシリが挑む形で、ラシリが3R終了時にプラジャンチャイを戦意喪失に追い込むTKO勝利で番狂わせを起こし、王座戴冠を成し遂げた。

ラシリは昨年11月に一階級上の王者ロッタン・ジットムアンノンに挑むも判定で敗れて、二階級制覇はならず。怪我による長期欠場のため、今年6月にプラジャンチャイとサムエー・ガイヤンハーダオによる暫定王座決定戦が組まれて、プラジャンチャイが勝利。ラシリの復帰戦に合わせて両者のタイトル戦が組まれた経緯がある。

前回の対戦ではラシリがリーチを活かしたジャブ&インローとステップワークを駆使してプラジャンチャイを翻弄。最終的にはラシリがパンチとヒザ蹴りでプラジャンチャイの眉間を切り裂き、左ボディを的確に打ち込んで戦意喪失に追い込んでいる。プラジャンチャイとしてはラシリとの距離をどう詰められるかがリベンジのポイントになるだろう。

(C)ONE

そしてペッディージャーとメクセンはキックボクシング女子世界アトム級暫定王座決定戦をかけて対戦する。

メクセンはGLORYをはじめキック・ムエタイで数々の実績を残して、2021年9月からONEに参戦。なかなかタイトル戦の機会を得ることができなかったが、ようやく今回のチャンスが巡ってきた。

一方のペッティージャーは今年3月からONEに参戦し、7カ月間で4試合を戦って全勝=すべてKO・TKOという驚異的なレコードを残している。

ペッティージャーは自分から距離を詰めて近距離の打ち合いで勝つ、まさにここ最近のONEムエタイを象徴するような戦い方を好む。このスタイルが百戦錬磨のメクセンにどこまで通用するかに注目したい。

王座戦以外にもノンオー・ハマ、セクサン・オー・クワンムアン、ムアンタイ・PK・センチャイとトップ選手が続々と登場。さらに第1試合ではK-1参戦歴のあるスリヤンレック・ポー・イェンインとヨーキッサダー・ソー・ソンマイが対戦し、ジャオスイヤイソー・ソー.デッチャパンも出場するなど、日本に馴染みのファイターも多い大会となっている。

■放送予定
12月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル(前半6試合)
午後9時30分~ PPV ONE official site (Englsih Page)

<ONEムエタイ世界フェザー級タイトルマッチ/3分5R>
タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)

<ONEムエタイ世界ストロー級タイトルマッチ/3分5R>
ジョセフ・ラシリ(イタリア)
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)

<ONEキックボクシング女子世界アトム級暫定王座決定戦/3分5R>
ペッディージャー・ルクジャオポーロントン(タイ)
アニッサ・メクセン(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ノンオー・ハマ(タイ)
ニコ・カリロ(スコットランド)

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
セクサン・オー・クワンムアン(タイ)
リバー・ダス(英国)

<ムエタイ136ポンド契約/3分3R>
ムアンタイ・ PK・センチャイ(タイ)
ナビル・アナン(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)
ファリヤ・アミニプール(イタリア)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジャオスイヤイソー・ソー・デチャパン(タイ)
ペットスクンビット・ボイ・バンナー(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スーブラック・トー・プラン49(タイ)
クレイグ・コークレイ(アイルランド)

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
小笠原 瑛作(日本)
チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ(タイ)

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【RIZIN 2連続KO】テミロフ🇺🇿 最新トレーニング映像 Temirov MMA 15-2 (8KO 1SUB)

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AB GLORY MMA o RIZIN UFC アレッサンドロ・コスタ イリー・プロハースカ カン・ギョンホ カーティス・ブレイズ ジャレッド・ゴードン セルゲイ・パブロビッチ トム・アスピナル ナジム・サディコフ ボクシング マッケンジー・ダーン

UFC295:オッズ/予想と展望

イリー・プロハースカ 2.05
アレックス・ペレイラ 1.80
セルゲイ・パブロビッチ 2.02
トム・アスピナル 1.82
ジェシカ・アンドラージ 2.64
マッケンジー・ダーン 1.51
マット・フレボラ 2.90
ブノワ・サン・デニ 1.43
ディエゴ・ロペス 2.00
パット・サバティーニ 1.83
ティーブ・エルセグ 1.60
アレッサンドロ・コスタ 2.40
タバサ・リッチ 2.42
ルーピー・ゴディネス 1.59
マテウシュ・レベツキ 1.15
ルーズベルト・ロバーツ 5.70
ナジム・サディコフ 1.77
ヴィチェスラフ・ボルシェフ 2.10
ジャレッド・ゴードン 1.51
マルク・マドセン 2.64
ジョン・カスタネーダ 1.70
カン・ギョンホ 2.20
ジョシュア・ヴァン 1.44
ケビン・ボルハス 2.85
デニス・ブズカ 3.10
ジャマル・エマース 1.39

メインはライトヘビー級王座決定戦。ライトヘビー級は昨年6月にプロハースカがグローバーテイシェイラを破りベルトを獲得。12月にダイレクトリマッチが予定されていたが、プロハースカが負傷欠場となり、王座を返上。王座決定戦はブラホビッチとアンカラエフの間で行われたがドローで王者は誕生せず。今年1月に今度はテイシェイラとジャマール・ヒルで王座決定戦を行い、ヒルが勝って新王者となった。しかしヒルは今年7月、バスケの試合中にアキレス腱を断裂。またも王座返上となり、前王者プロハースカと、7月にライトヘビー級転向初戦で元王者ブラホビッチに勝利したペレイラとの間で、12ヶ月で3度目の王座決定戦が行われる。

プロハースカは2020年7月にUFCデビューしてから、相手の欠場等で試合が流れることが多く、ほぼ年1の試合ペースとなったが、2試合連続KO勝ちで王者テイシェイラに挑戦。前半はテイクダウンを奪われる流れから、後半タックルを切るようになったプロハースカが打撃を効かせて形勢逆転。しかし5R開始の時点で判定での勝ちは難しい状況で、5Rは打撃でも押され、マウントも奪われるピンチから、残り28秒でチョークでの大逆転勝利。去年肩を怪我をした際には、UFCのドクターに「これまで見た中で最悪の負傷」とも言われ、復帰も危ぶまれていたが、負傷から1年たたずに復帰を果たす。

RIZIN王者プロハースカに対し、ペレイラは元Glory王者。2020年に4年ぶりにMMAに出場すると、MMAキャリアわずか4戦(3勝1敗)でUFC出場。まだノーランカーの3戦目でいきなり上位ランカーのストリックランドと組まれ1RKO勝ちし、当時の絶対王者アデサニヤのタイトルに挑戦。劣勢の5Rに逆転勝ちしてタイトルを獲得したというのもプロハースカと同じ。しかし、今年4月のダイレクトリマッチではアデサニヤにKO負けし、試合後にライトヘビー級転向を宣言。今年7月に元王者ブラホビッチと対戦。1Rはテイクダウンを奪われ逃れることが出来なかったが、2Rに体力を消耗したブラホビッチに打撃を打ち込み、3Rは打撃の手数で上回ったが、終盤にテイクダウンを奪われる僅差の内容でスプリット判定勝ち。しかしMMAへの対応能力にはまだ穴があることを露呈している。

オッズは意外にも?ペレイラがフェイバリット。プロハースカの打撃のイメージが強いだけに、打撃のスキルで上回るペレイラは相性が悪いと見られたか?ペレイラの下になった時の対処もかなり不安が残るが。

プロハースカパウンドでKO勝ちと予想。

セミは本来メインで予定されていた王者JJ vs. 3位ミオシッチのヘビー級タイトルマッチが、JJの負傷により消滅。急遽、2位パブロビッチと4位アスピナルの間で暫定王座決定戦が組まれた。

パブロビッチは5年前のUFCデビュー戦で、まだ上位ランカーだったアリスターといきなり対戦。テイクダウンされると、パス→サイドからの鉄槌連打でKO負け。しかしUFCでの負けはこれだけで、その後は6試合連続1RKO勝ち。キャリアでも18勝のうち15KO、判定勝ちが3回で一本勝ちはない。前回のブレイズ戦では、序盤にブレイズのパンチが顔面を捕らえるものの、下がらずにパンチを打ち返し、ダウンを奪いパウンド連打でKO勝ち。アリスター戦以降テイクダウンを奪われていないが、そもそも相手がテイクダウンを狙う前に試合が終わっている。重いパンチを持っているということ以外、実力が見えてこない面がある。

アスピナルは先日ガヌーと対戦しスプリット判定勝ちしたタイソン・フューリーのスパーリングパトナーも務めているほどボクシングのトレーニングをしているが、バックボーンは父親から学んだ柔術(父は現在もチームの柔術トレーナーを務める)。キャリア13勝はすべてフィニッシュ勝利で、10KO・3一本勝ち。UFCではアンドレイ・アルロフスキー相手に2Rまで持ち込まれた以外はすべて1R決着。唯一の敗戦はカーティス・ブレイズ戦で、開始直後に放ったローをカットされた際にヒザを負傷し、わずか15秒でTKO負け。しかしこれはアクシデント的な決着だったし、こちらもまだ実力の底が見えない。

パンチだけで勝ってきたパブロビッチに対し、アスピナルはヴォルコフ戦ではテイクダウンからのパウンドやアームロックなど、グラウンドでも勝負できる。打撃の技術でもアスピナルが上に見えるが、ヘビー級では一発入っての逆転KOが十分ありえるので、アスピナルとしても打撃の勝負は避けたいはず。その場合、パブロビッチがどれだけテイクダウンに対応できるかという、今までUFCでは見たことがなかった展開が勝負を分けることになりそう。

パブロビッチKO勝ちと予想。

今回からアメリカはサマータイムが終わり時差14時間。第1試合開始は12日朝8時から。メインカードは12時からとなる。

速報します。

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