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DWCS DWCS S07 Ep08 MMA MMAPLANET o アレキサンダー・ゾルダットキン マリオ・ピアゾン

【DWCS S07 Ep08】バックコントロールを10分続けたピアゾンが、最後はゾルダッキンから反則勝ち

<ヘビー級/5分3R>
マリオ・ピアゾン(ブラジル)
DQ.3R0分20秒
アレキサンダー・ゾルダットキン(ドイツ)

開始直後にピアゾンが組みつき、小外刈りでテイクダウンを奪う。ゾルダットキンはケージを使って立ち上がり、もう一度小外で倒される。と同時にフリップを狙ったゾルダットキンだが、すかしたピアゾンがバックへ。背中を譲ったままゾルダットキンは立ち上がるが、前方に崩される。ピアゾンのコントロールが続き、ゾルダットキンはケージを掴んで注意される。

残り80秒でゾルダットキンが正対し、クリンチの攻防はケージ中央へ。ピアゾンはケージに押しこみ返すも、ゾルダットキンが反対側のケージまで歩いて押し込む。ピアゾンの小手投げは決まらず、最後の最後に離れた両者。有効な打撃はなく時間に。

2R、右オーバーハンドを振るったピアゾンが、ダブルレッグへ。クリンチの攻防から初回とは違いゾルダットキンが投げを打ち、ヒザをついたピアゾンのバックに回る。立ち上がって胸を合わせたピアゾンに対し、ゾルダットキンが離れて左ハイを蹴っていく。同時に組んだピアゾンがワキを潜ってバックに。このままコントロールが続き、残り1分へ。勝負として有りだが、コンテンダーシリーズとしてはNGファイトは、最後にゾルダットキンが引き込みピアゾンがパンチを振り下ろしてラウンド終了を迎えた。

最終回、パンチの交換からピアゾンがシングルに出る。切ったゾルダットキンは、微妙なタイミングだったが右手の掌をキャンバスにつけているピアゾンの頭部にヒザを入れ、試合が中断。右目を押さえるピアゾンは続行不可能となり、反則勝ちとなった。


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DWCS MMA MMAPLANET o UFC ダナ・ホワイト ダニー・シルバ

【DWCS S07Ep08】どこまで続く、壮絶な打撃戦。諦めないパチェコをシルバがフルマークの判定で下す

<フェザー級/5分3R>
ダニー・シルバ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エンジェル・パチェコ(ブラジル)

シルバが右カーフを蹴り、ケージを背負ったパチェコが右に回るところに左をヒットさせダウンを奪う。立ち上がったパチェコにエルボーを入れ、さらに右、ヒジを打ちつけるシウバがヒザ蹴りへ。勝負が決まってもおかしくない局面で、パチェコが左を振るって前に出る。意外にもダメージが残っていないのか──普通にパンチを繰り出すパチェコだが、シルバがワンツー、右をヒットさせる。

パチェコも右を当てるが、カーフからパンチを纏められる。ボディを返したパチェコは、顔面にワンツーを受け厳しい局面は変わらない。それでも──なぜか勝負を決められそうな気配がないなかで、接近戦でパチェコの手数が増えボディからヒジを見舞う。シルバもボディからフックと攻撃を重ねるが、ボディに表情を浮かべる。ボディとエルボーのコンビネーションでどんどん前に出るパチェコが、左を被弾しても前に出る。組みからバックを伺ったシルバ、正対したパチェコが跳びヒザを繰り出す。完全なドッグファイト、シルバが右エルボー、パチェコもボディから左右のフックへ。当然のように足を止めてのフックの応酬にシルバが応え、初回が終わった時点でダナ・ホワイトは立ち上がって拍手を送った。

2R、カーフからボディを決めたパチェコ。ボディを守るようになったシルバの顔面にショートフックのコンビを決める。シルバはワンツーを返すが、動きが落ちてきている。ジャブの差し合い、手数が優るパチェコは左ストレートを被弾した右ボディショット、ヒザを繰り出す。右エルボーを返したシルバがワンツー、左ボディを決める。さらに左ボディを続け、今度はパチェコが腹を守るように。

そこで右を決めたシルバだが。ボディを受ける。と、左ボディで腰をかがめて下がったパチェコ。シルバは左フック、右エルボー、右ストレートと猛攻を仕掛ける。懸命に戦う姿勢を維持するパチェコに対し、ミドル&ボディショットを入れたシルバが、右で腹を抉る。ヒザを受けた下がったパチェコは、右ストレートを顔面に被弾。腹から顔を殴られるパチェコが、手を出し続ける。シルバはスピニングバックエルボーを決め、右ストレート、さらにボディへのコンビで追い打ちをかける。それでもパチェコがボディから反撃に出て、右をヒットする。シルバはここで組んで、テイクダウンを決め──またもダナはスタンディングを両者に送った。

最終回、飛び込んで右ストレート、左ボディを入れたシルバ。スイッチしたシルバの蹴りが急所に入り、試合が中断する。再開後、右フックを入れたパチェコがパンチを被弾しても、ボディに拳を入れる。顔面、ボディ、パンチ、ヒジ、ヒザと果てしない打ち合いのなかで、シルバがボディを打ち抜く。パチェコも右ボディを返し、右エルボー&右フックを入れる。

残り半分、シルバが左ミドルを決めるとパチェコが大きく息をする。ここで右フックを顔面に入れ、ボディへの攻撃を続けるシルバ。いよいよパチェコの動きが止まる。シルバはダブルレッグでテイクダウンを奪い、グラウンドポジションでもヒザをボディに決めてスタンドへ。パチェコも拳を振るい続け、ボディと顔面を打っていく。最後まで打ち合いを続け、ついにはパチェコがマウスピースを吐き出すという壮絶な試合が終了。さらにダナの拍手は大きくなった消耗戦は、シルバがフルマークの判定勝ちを手にした。

「本当に疲れた。でもハッピーだよ。ベストを尽くした。パチェコは1Rを終えて、目を覚ましたようだ。こんなタフな相手は見たことがない。UFCのドアを叩くために、全てをかけてきた」と勝者はバックステージで語った。


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DWCS MMA MMAPLANET o ヴィクトル・ウゴ・マドリガル

【DWCS S07Ep08】オリヴェイラ、打の圧でマドリガルの戦いをさせず。左フックで失神KO勝ち

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.1R3分02秒by KO
ヴィクトル・ウゴ・マドリガル(メキシコ)

オリヴェイラが右カーフからサイドの関節蹴りを見せる。カーフとジャブ、そして右ストレート、さらにスイッチして左ミドルを入れたオリヴェイラに対し、右を振るって組みついたマドリガルだが、すぐに離れられる。重い打撃を続き、マドリガルの右の直後に右アッパーを決めたオリヴェイラがは左リードフックも決める。ワイルドだが、その圧でマドリガルをリードするオリヴェイラだが、この強振はいつまで続けることができるか。

そのオリヴェイラのワンツーで下がったマドリガルは、足、腹、顔面と攻撃を受け続ける。それでも左を当てたマドリガルだったが、直後に左フック一発で大の字に。メキシコの柔術ファンタジスタは、得意な局面に持ち込めずに完敗を喫した。

「この時のために10年間やってきた。僕の人生はファイトとともにある。誰も止められない。僕はチャンピオンになる。彼はジャブを出したときにガードが下がるんだ。そこに右から左のフックを打ち込む練習をしてきた」とキャリア19勝目、15回目のKO勝ちをキャリア最重要なファイトで成し遂げたオリヴェイラは話した。


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DWCS MMA MMAPLANET o PFL UAEW UAEW39 UFC アレハンドロ・フローレス キック ボクシング ヴィクトル・ウゴ・マドリガル 吉野光

【DWCS S07Ep08】吉野光をKOしたオリヴェイラと、メキシコの柔術マジシャン=マドリガルの一戦に注目!!

【写真】粗いが一発はあるオリヴェイラ(C)UAEW

26日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S07 Ep08が開催される。
Text by Manabu Takashima

先週はタリタ・アレンカとステファニー・ルシアーノがドローとなり、後者がサインを果たすというコンテンダーシリーズ初の出来事が起こったが、そのルシアーノを含め7週間で実に13人のブラジル人ファイターがUFC行きを決めている。

1週で2人以上の高確率。そのブラジルから今週もヘビー級でマリオ・ピアゾン、バンタム級でヴィニシウス・オリヴェイラが出場する。


オリヴェイラは3月のUAEW39で吉野光から初回4分02秒、KO勝ち収めているファイターだ。一度はUAEWバンタム級王座に就いているオリヴェイラは、ベルト奪回よりも砂漠経由でUFCへの最後の難関に挑むこととなった。

KOパワーを持つ右、そしてヒザ蹴りと強烈な武器ではあるが、一方でディフェンスは甘い。よってインパクトの大きな勝ち方だけでなく、負け方もしているのがオリヴェイラの特徴といえる。吉野はその荒い打撃の渦に巻き込まれたが、UFCの中で戦うには粗すぎるという見方もできる。

とはいえUFCとの契約を賭けた試合では、「過去は関係。その日の倒す意志力」が問われるため、豪快な勝利もできるファイトはコンテンダーシリーズに向いているだろう。それでも契約確定を狙いアグレッシブさが過ぎると、穴も大きくなることも予想される。

そんなオリヴェイラと対戦するヴィクトル・ウゴ・マドリガルは、メキシコMMA界での異色の柔術ファンタジスタだ。キャリア12勝3敗、ブドー・セントー・チャンピオンシップのバンタム級王者は7つのKO勝ちと3つの一本勝ちを誇っている。

ダブルレッグを仕掛けられると、尻もちをつくまでに一回転、キャッチしてきた腕にオモプラッタをセットアップ。がぶりから、ワキを差して来た腕をウィザーで固定して頭をステップオーバー→相手の背中に乗る形で腕十字。インサイドトリップを小外で耐え、横回転で上を取る──スタンド・スイープ。首相撲で引き込んで巴スイープの要領でマウント奪取。マウントでは、正面からRNCクラッチでギロチン──等々、他の試合で目にすることがない動きをマドリガルは見せてきた。

加えてスタンドでもアグレッシブなキックボクシングを仕掛けるマドリガルだが、コンテンダーズ&PFLベテランのアレハンドロ・フローレスに判定負けを喫したこともあり、打撃戦ではオリヴェイラの大砲を被弾する可能性は決して低くない。それでも、その異次元MMAグラップリングは一見の価値がある。

■視聴方法(予定)
9月27日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ダニー・バーロウ(米国)
ラヒム・フォレスト(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ゾルダットキン(米国)
マリオ・ピアゾン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・シルバ(米国)
エンジェル・パチェコ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
エルネスタ・カレクカイト(リトアニア)
カーリー・ジュディシー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
ヴィクトル・ウゴ・マドリガル(メキシコ)

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Brave CF Cage Warriors DWCS IMMAF MMA MMAPLANET o UFC イゴール・ダ・シウバ グレッグ・ヴェラスコ シャミル・ガジエフ ジョナタ・シウバ ダニエル・ジェイムス ボクシング ムハマド・モカエフ 修斗

【DWCS2023 S07Ep07】砂漠のMMA王国から、UFCに王手=シャミル・ガジエフ。シウバ対決も注目

【写真】ガードの甘さは気になるが、多彩なパンチはKOパワーを有しているガジエフ (C)BRAVE CF

19日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S07 Ep07が開催される。
Text by Manabu Takashima

ライト級が2試合、フライ級が1試合、女子ストロー級が1試合組まれた今週のコンテナシリーズのメインは、ヘビー級の試合が組まれ──バーレーン王国が、国家プロジェクトとして取り組むBRAVE CFとKHK MMAジムが2人目のUFCファイターを目指し、シャミル・ガジエフがグレッグ・ヴェラスコと対戦する。


RAVE CFとKHK MMAからUFCで活躍しているムハマド・モカエフが男子では最軽量フライ級なのに対して、ガジエフはヘビー級とサイズはまるで違うがIMMAFというアマのフィールドからプロに転向し、無敗という共通点がある。

とはいえガジエフはIMMAF世界大会を連覇したモカエフと違い、世界では銅メダル獲得に終わっている。BRAVE CFライト級王者でチーム・バーレーンのヘッドコーチであるエルダル・エルダノフに見いだされ、ロシアからバーレーンに国籍を移してKHK所属となったガジエフは、IMMAFではアフリカ、アジア、欧州選手権を制したものの世界大会ではプロ転向せずにアマで戦い続けているガジムラッド・バガウティノフにRNCで敗れた翌年にプロ転向を果たしたガジエフは、2年3カ月10連勝と強烈な勢いで経験を積んできた。

今年の2月には元UFCファイターのダルコ・ストシッチを2分50秒でKOしている。今回はカレッジ・レスリング出身で6勝0敗のヴェラスコと戦うが、そのボディロック&足払い系のテイクダウンに如何に対抗できるか。

ヴェラスコは寝技に持ち込めばヒールや腕十字などヘビー級の選手に余り見られないサブミッションを持つか。あるいは意外とも取れる多彩なボクシング技術で、ヴェラスコの得意の形に入らせない可能性もあるガジエフ、ロシア~中東ラインでUFCと契約を果たせるのか要注目だ。

この他、ブラジル同朋対決でイゴール・ダ・シウバと対戦するジョナタ・シウバも気になるファイターだ。修斗ブラジル・ストロー級王者で、今年の3月に実に2年10カ月のブランクを経てCage Warriorsで勝利して、コンテンダーシリーズで戦う権利を手にしたジョナタ、イゴールとのシウバ対決=フライ級のマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
9月20日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

<ヘビー級/5分3R>
シャミル・ガジエフ(バーレーン)
グレッグ・ヴェラスコ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジャコビー・ジョーンズ(米国)
ダニエル・ジェイムス・アレン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
タリタ・アレンカ(ブラジル)
ステファニー・ルシアーノ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
カイナン・クルシュヴィスキー(ブラジル)
ダイラン・モンテーロ(米国)

<フライ級/5分3R>
イゴール・ダ・シウバ(ブラジル)
ジョナタ・シウバ(ブラジル)

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DWCS K-1 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN227   アレクサ・グラッソ エドガー・チャイレス カイル・ネルソン クリストス・ギアゴス ケヴィン・ホランド ジャスミン・ジュスダヴィチェス ジャック・デラ・マダレナ ダナ・ホワイト ダニエル・ラセルダ チャーリー・キャンベル テレンス・ミッチェル フェルナンド マーニック・マン ライカ ラウル・ロサスJr ルピタ・ゴディネス ロマン・コピロフ ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFN227】Noche UFC計量終了 DWCSで契約を逃したキヌットソンが急転直下のオクタゴンデビューへ

【写真】やはりフィジカル的にはシェフチェンコが優位に立っているか。グラッソは正確なタイミング、高い精度が欠かせない (C) Zuffa/UFC

16日(土・現地時間)、ネヴァダ州のTモバイル・アリーナで開催されるNoche UFC(※UFCの夕べ)ことUFN227「 Grasso vs Shevchenco 2」の計量が15日(金・同)に行われている。
Text by Takashima Manabu

セレモニアル計量は現地、Tモバイル・アリーナ正面の東芝ブラザで強い日差しが照り付けるなか、マリアッチの演奏から始まった。


メインでアレクサ・グラッソの持つUFC世界女子フライ級王座に挑む元チャンピオン=ヴァレンチーナ・シェフチェンコはブーイングを送るファンに対して、「明日はハレの日。私の心、力、精神の全てを戦いに注ぎ込む。ありがとう、皆の──」と一呼吸をおいて「サポートを」と話した。

対してグラッソは大声援を受けて「素晴らしい週末を過ごしてもらって、全てを尽くしてベルトを再び皆に持って来るから」とコメントした。

メキシコのための大会といっても過言でない今大会だが、5人のメキシコ籍ファイターに加え、ラウル・ロサスJr、トレイシー・コーテズ、アレックス・レイエスなどメキシコ系米国人も多く出場している。

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そんななか第1試合でジョセフィン・キヌットソンが、マーニック・マンを相手にUFCデビューを行う。K1で活躍し、MMAに転向したキヌットソンは8月22日のコンテンダーシリーズ第3週でイシス・ファーバックとのストライカー対決を制しながら、「素晴らしい実績を残しているが、今日はその片鱗を伺わせなかった」という厳しい評価から、契約が見送られていた。

そのキヌットソンが急転直下、今大会でオクタゴン初陣を戦う。もちろん、キヌットソンにとってもこのような展開は予想だにしていなかっただろう。あのダナ・ホワイトの言葉、契約が流れたキヌットソンが、誰よりも早く今年のコンテンダーシリーズ出場選手のなかからUFCデビューを迎えることとなった。

K-1クイーンの本当の意味での旅立ち、非常に興味深い。

なお今大会ではUFCにとって初めて民族ベルトが創られ、お披露目されている。メキシコのミシュテカ及びサポテカ文化の色彩を採り入れ、熟練、勇気、力、規律などの意味合いを持つデザインが成された特別仕様のベルトはセレモニアル計量では確認できなかったが、明日のメインでグラッソの腰に巻かれた際にはメキシコ独立記念日のUFCの夕べをより彩ることになるだろう。

■視聴方法(予定)
9月17日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFN227対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]アレクサ・グラッソ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
テレンス・ミッチェル: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
フェルナンド・パディーリャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルピタ・ゴディネス: 116ポンド(52.62キロ)
エリス・リード: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョシュ・フレムド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 126ポンド(57.15キロ)
ダニエル・ラセルダ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
チャーリー・キャンベル: 155ポンド(70.31キロ)
アレックス・レイエス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジョセフィン・キヌットソン: 115.5ポンド(52.38キロ)
マーニック・マン: 115ポンド(52.16キロ)

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DWCS DWCS S07Ep06 MMA MMAPLANET o エドゥアルド・ネヴィス キック ジョナタ・ジニス

【DWCS S07Ep06】ヘビー級の打ち合いは、5連続KO中のジニスがワンツーでネヴィスを沈める

<ヘビー級/5分3R>
ジョナタ・ジニス(ブラジル)
Def.1R3分15秒 by TKO
エドゥアルド・ネヴィス(ブラジル)

ネヴィスが左前蹴りを突き刺す。スイッチしながら右ロー、左ハイと散らすネヴィスが右スピニングバックキックから足を滑らせた。すぐに立ち上がるネヴィスをジニスが追う。ネヴィスはスイッチしてサークリングし、距離を詰めてくるジニスに左右のフックを浴びせる。ここでネヴィスが会場に向かって二本指のアピール。ジニスが打ち合いに持ち込むも、ネヴィスがブロック。ケージ中央でジニスの足をすくったネヴィスだが、ここは倒せず。

ジニスがワンツーで攻め込むも、ネヴィスが左フックで押し返す。しかしジニスも首相撲からのヒザを効かせ、右ストレートをダウンを奪ってから、ケージを背負ったネヴィスのパンチに連打を浴びせる。パンチを受けて棒立ちになるネヴィスは、なんとか前に出るもネヴィスのジニスを正面から食らい、背中から倒れてKO負け。ジニスはこれでプロデビュー以来6連続KO勝ちを飾った。


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AJ・カニンハム DWCS DWCS S07Ep06 MMA MMAPLANET o キック スティーブン・グウェン

【DWCS S07Ep06】カニンハムの広角パンチを耐えたグウェンが右で逆転。2Rに連打を浴びせてストップ

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・グウェン(米国)
Def.2R4分06秒 by TKO
AJ・カニンハム(米国)

カニンハムが左の関節蹴りから、右ストレート、左フックと打ち込む。グウェンは右カーフキックから右ストレートへ。グウェンの右を食らったカニンハムがダウンするも、すぐに立ち上がった。カニンハムは左右のボディを混ぜたコンビネーションで攻め立てる。さらにアッパーから組みついたが、ここはグウェンが離れた。グウェンの左ジャブをかわしたカニンハムがショートアッパーからストレートをグウェンの顔面に突き刺していく。

カニンハムの広角なパンチを受けたグウェンの顔面が赤く染まっていく。グウェンも左ジャブ、テンカオを返すが、カニンハムの手が止まらない。しかし残り2分を過ぎたところで、グウェンの左ジャブのヒット数が増える。カニンハムは左ジャブから左ハイを入れてきた。さらに左右ボディを叩き込むカニンハムだが、グウェンも負けじと打ち返し、右ストレートでカニンハムのアゴを跳ね上げた。

カニンハムは距離を詰めて右バックスピンエルボー、首相撲からヒザを突き上げる。残り10秒でグウェンの攻撃がカニンハムの下腹部を捕らえたようで、試合は中断される。再開後、打ち合いから、ラウンド残り1秒でグウェンのワンツーがクリーンヒット。モロに右ストレートを食らったカニンハムがダウンし、グウェンが追撃のパウンドを浴びせようとしたがラウンド終了のホーンが鳴った。

レフェリーがカニンハムのダメージを確認したあと、2Rが始まる。グウェンが右ローから左ジャブ、さらに右ストレートを伸ばす。カニンハムは右カーフからボディ、アッパーへと繋げるも1Rのように攻め立てることができない。するとカニンハムはシングルレッグで組みつくも、テイクダウンを奪うことはできず。

再びパンチのコンビネーション主体に戻してからシングルレッグで入ったカニンハムだが、これも切られてしまう。グウェンがカニンハムのパンチと左ハイをブロック。グウェンも右アッパーを打ち込む。カニンハムのパンチもグウェンの顔面を捕らえるが、グウェンは下がらない。カニンハムは起死回生のダブルレッグを仕掛けるも、これも決まらず。グウェンが下がりながらワンツーをを打ち込むと、カニンハムの動きがグラついた。すかさずグウェンがパンチを連打すると、カニンハムは立ったままストップされた。


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DWCS DWCS S07Ep06 MMA MMAPLANET o キック ジュリア・ポラストリ パトリシア・アルハス

【DWCS S07Ep06】左ハイからワンツーでペースを握ったポラストリが、2RにアルハスをRNC葬

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリア・ポラストリ(ブラジル)
Def.2R4分05秒 by RNC
パトリシア・アルハス(パラグアイ)

ケージ中央でポラストリが左ハイ、左ローと散らす。右のガードを固めているアルハスが右ストレートを伸ばし、さらにワンツーを繰り出した。ポラストリの左ジャブに右を被せたアルハスは、ポラストリの右ミドルにも右を合わせる。ポラストリの左右ローがヒット。アルハスのパンチが大きくなると、ポラストリがインサイドから左右ストレートを打ち込んだ。

ややスローで大きくなったアルハスのパンチを読んだか、ポラストリが左ハイをクリーンヒットさせたあとアルハスをワンツーで追い込む。さらに左ハイ、ワンツーを当てるポラストリは右ヒジも見せるように。首相撲からアルハスのボディにヒザを突き刺すポラストリ。アルハスのパンチをブロックし、右スピニングバックキックを見せる。アルハスも右スピニングバックフィストを繰り出すも、これはブロックされてしまう。明らかに動きが落ちたアルハスの顔面を、幾度もポラストリのパンチが捕らえた。

2R、ポラストリの左前蹴りをキャッチしたアルハスが右ローを打ち込む。しかしポラストリがパンチで押し込み、右ストレートでアルハスのアゴを跳ね上げた。打ち合いからポラストリがダブルレッグで組みつき、リフトしてグラウンドに持ち込んだ。ケージ際でバックに回ったポラストリがパンチと太腿あるいはボディへのヒザで削る。ポラストリのバックコントロールに対し、防御を強いられるアルハス。ポラストリはバックマウントを奪取し、パンチの連打からRNCへ。一度目は極まらずも、二度目のチャレンジでタップを奪った。


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DWCS DWCS S07Ep06 MMA MMAPLANET o キック ケイシー・タナー ジアン・マツモト ボクシング

【DWCS S07Ep06】鮮やかな対角線コンビ&右ロー、ジアン・マツモトが判定勝利で無傷の14連勝

<バンタム級/5分3R>
ジアン・マツモト(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ケイシー・タナー(米国)

タナーがジャブをついて右ロー。マツモトもジャブと右ローを返し、タナーのジャブに右フックをかぶせる。タナーは細かくステップしてジャブを突き、マツモトはパンチをまとめて右ローにつなげる。

互いにパンチと右ローで打ち合うなか、徐々にマツモトの右ローの数が増え、そこから右ハイキック。前に歩くようなワンツーを繰り出す。組みついたタナーはマツモトをケージに押し込むが、マツモトは首相撲も使ってテイクダウンを許さない。

距離が離れるとマツモトはステップを使いながら左フックと右ロー。今度はマツモトが組みついてケージへ押し込み、タナーが態勢を入れ替えるとマツモトはヒジを打ち込んだ。

2R、マツモトはタナーの右ローをキャッチして右ストレートからパンチをまとめる。さらにワンツーから強烈な右ローにつなげる。

タナーは距離を積めて左ボディから左フック、接近戦での打ち合いに持ち込む。マツモトはサークリングして右ローとヒザ蹴り、左フックを返す。タナーが右ストレート、ダブルレッグで組みつく。

ケージに押し込むタナーだが、マツモトが態勢を入れ替えてヒザ蹴りを入れて離れる。プレッシャーをかけてヒジ、ワンツー、左ミドルを蹴るタナー。マツモトもガードを上げて右ロー、左ミドルを返す。

お互いにパンチとローを交互に出すキックボクシングのような展開が続き、タナーがダブルレッグでテイクダウンを奪う。マツモトを寝かせてトップキープするタナーだが、マツモトはタナーの身体を蹴って立ち上がる。

タナーが距離を詰めると、マツモトはケージを背負いながらヒザとヒジ。タナーも左フックを打ち込む。

3R、マツモトはジャブと右ロー、タナーはボディブローからパンチをまとめる。距離が詰まるとマツモトは首相撲からヒザ蹴り。タナーはダブルレッグからテイクダウンを狙うが、マツモトは倒れない。

マツモトは左フックを当てると右アッパー、ワンツーとパンチの手数を増やす。前に出るマツモトがジャブから右ストレート、左ミドル、ワンツーからヒザ蹴り。

残り1分30秒すぎ、組みついたタナーが右脇を差し上げ、左手でマツモトの右ひざをとってテイクダウンし、ハーフガードでトップキープする。マツモトがクローズドガードに戻すと、タナーはパンチとヒジ打ち。

マツモトもギロチンを狙いながら、タナ―の身体を足で浮かせて立ち上がる。最後はケージ際でパンチの打ち合いとなり、試合終了となった。

判定は3-0でマツモトが勝利。プロ戦績を14戦14勝とした。


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