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CJJW2021 JJ Globo MMA Report ネイト・オーチャード

【CJJW2021】ネイト・オーチャードはハニーホールからトーホールドでカルバリョを一蹴

<ウェルター級T1回戦/10分1R>
ネイト・オーチャード(米国)
Def.1分18秒by トーホールド
パトリシオ・カルバリョ(メキシコ)

アームドラッグ狙いのオーチャード、察知して離れたカルバリョが引き込む。デラヒーバをセットしようとするカルバリョに対し、オーチャードがトーホールドに。一旦ヒザ十字に移行すると、オーチャードは起き上ってサドルで固定し再度トーホールドを仕掛け、あっさりと一本勝ちを決めた。


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CJJW2021 JJ Globo JZ・カバウカンチ MMA Report トム・ガリキオ

【CJJW2021】強烈な掌底でガリキオを削ったJZ・カバウカンチが肩固めで1回戦突破

<ウェルター級T1回戦/10分1R>
JZ・カバウカンチ(ブラジル)
Def.9分04秒by 肩固め
トム・ガリキオ(米国)

直ぐにダブルレッグを仕掛けたJZは、ガリキオのアームドラッグに対し小外掛けでテイクダウンを奪う。JZは足首を掴んでラバーガードを解除し、思い切り掌底を連打する。たまらず腹ばいになりシングルに出たガリキオだが、場外際だったためマット中央で再開される。シングルをがぶり、ギロチンに移行したJZがトップを取りそのまま絞める。ガリキオはロックダウンを取るが、足を抜かれるとJZがさらに力を込めて絞めていく。

半身になって耐えるガリキオに対し、JZは掌底に移行する。ガリキオはラバーガードで掌底を防ぎ、JZが腰を上げるとクローズドへ。こうなれば掌を思い切り打ちつけるJZに対し、ガリキオも四の字クローズドで必死に動きを止める。JZに左の掌底を連続で打ち込まれたガリキオは相当に削られている。

ガリキオはオープンガードになり、スタンドに戻る。立ちレスでがぶるJZだが、残り2分30秒ルールが採用されコイントスでガードを選択。バタフライ&ダブルアンダーフックの状態でリスタートされ、直後にJZは腰を上げてリバーサルに成功。

JZは右足を抜いて、枕で圧力を高めるとパスに成功する。さらにマウントに移行したJZが肩固めへ。ヒジを張って耐えるガリキオはハーフに戻すが、JZは胸をつけて圧迫しタップを奪った。


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CJJW2021 JJ Globo MMA Report ブログ マイキー・ゴンザレス ヴィニシウス・デジェズス

【CJJW2021】50/50からヒール&掌底。激しい攻防が見られた一戦はOTでデジェズスがゴンザレスに勝利

<ウェルター級T1回戦/10分1R>
ヴィニシウス・デジェズス(ブラジル)
Def. OT3R by 腕十字
マイキー・ゴンザレス(米国)

Bellator & LFAベテランのMMAファイター=デジェズスに対し、ゴンザレスはカイオ・テハ門下生だ。シングルレッグを防いだゴンザレスは、ダブルレッグで倒されサイドで抑えられるが足を戻していく。トップのデジェズスが掌底を振り下ろし、立ち上がるとゴンザレスが足を絡み50/50を取り内ヒールへ。デジェズスはロールして足を抜き、バックを狙う。ここでゴンザレスは一旦解除した50/50を取り直し、同様に50/50のデジェズスに対し座った状態で掌底を打っていく。

背中をつけたゴンザレスは再び内ヒールを狙い、デジェズスのフックした足を解いていく。ロールして逃れたデジェズスは立ち上がったゴンザレスに対し、後転倒立で続く。と、この隙を見逃さずゴンザレスがバックに回り、引き込んだデジェズスに掌底を打ち込む。デジェズスは足を絡めてヒール狙いも、ゴンザレスがマットから落ちてしまい試合は中央で再開される。

中断前はサドルだったのが、50/50でリスタートというアバウトさも、ゴンザレスはトップから掌底を落としパスへ。そのままマウントを取ったゴンザレスの掌底の連打に、デジェズスが背中を向ける。RNCをセットアップするゴンザレスに対し、デジェズスは腰をずらして胸を合わせると、立ち上がって重い掌底を見舞っていく。それでもゴンザレスはリバーサルに成功してトップを取り返すと、パスからニーインベリー、そしてマウントへ。掌底で攻めるゴンザレスは再びバックに回りRNCを狙う。マット際のため、中央で同じポジションでリスタートに。

残り試合時間は2分40秒、マウントに移行しようと試み、またもデジェズスに胸を合わされたゴンザレスはラバーバードを取り切れずハーフでパスを耐える状況に。バタフライからハーフ&ロックダウン、さらにクローズドに戻したゴンザレスは掌底を嫌がりオープンから足をきかせようとする。その足を捌いたデジェズスはパス狙いから、バックへ。上を向いたゴンザレスの動きに反応しマウントを取ったデジェズスだが、ブリッジでリバーサルを許す。最後にゴンザレスがトップから掌底を落としたが、タイムアップに。

ゴンザレスの疲弊が目立つなか、OTがすぐに始まる。シートベルトのデジェズスがRNCを極め切れず、絞めを解いてマウントへ移行したためゴンザレスのエスケープを判断される。後攻のゴンザレスもシートベルトを選ぶが、デジェズスが7秒でエスケープ。

OT2R、33秒エスケープタイムでリードしたデジェズスは、続くシートベルトでOTでは禁止されている掌底を放ってしまう。レフェリーが流し、バックから腕十字に移行したデジェズスだがゴンザレスが立ち上がって腕を抜いた。続いてゴンザレスはスパイダーウェブを選択、腕が伸びかけたデジェズスだがエスケープに成功した。

OT3R、デジェズスはここもシートベルトを選びゲイブルグリップRNCでついにタップを奪う。後攻めゴンザレスは48秒以内で極めが必要だったが、デジェズスは一瞬にしてスパイダーウェブから腕を抜いて準々決勝進出を決めた。


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CJJW2021 JJ Globo Report ブログ ロベルト・ヒメネス

【CJJW2021】ロベルト・ヒメネス、半身で四の字フック&肩固め。うつ伏せになったマドリッドがタップ

<ウェルター級T1回戦/10分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.1分14秒by 肩固め
アドリアン・マドリッド(メキシコ)

組んですぐにジャンピングガ―ドを狙ったヒメネス、マドリッドをガードの中に収めることができないと見るやスタンドへ戻る。ヒメネスがダックアンダーからバックに回ると、マドリッドは背中をマットに着けた直後にスイープで上を取る。その刹那、ワキを潜ったヒメネスがバックに回り両足をフックする。立ち上がって前方に落とそうとしたマドリッドだが、寝技に持ち込まれヒメネスは肩固めへ。トップから抑えるのではなく、敢えて半身になり四の字フックを取って絞めると、うつ伏せになったマドリッドがタップし勝負は決した。


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CJJW2021 JJ Globo JZ・カバウカンチ ネイト・オーチャード ブログ ロベルト・ヒメネス

【CJJW2021】コンバット柔術にJZ・カバウカンチが出場。掌底有りでヒメネス✖オーチャードは実現するか

【写真】Titan FCでは掌底、そしてOTを経験しコンバットグラップリングのチャンピオンとなっているJZ (C)TITAN FC

6日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州のカンクンにあるマジェスティック・リゾーツ・コスタ・ムヘーレスでCombat Jiu Jitsu World 2021 The Welterweightが開催される。3月のバンタム級に続き、大会名にあるように今回はウェルター級から16人のグラップラーが集まり、ノーポイント&サブオンリー及びグラウンドで掌底攻撃が認められた戦いに挑む。

エディ・ブラボー率いる10thPlanet柔術勢とサブオンリー・ファイターに加え、組み技に覚えのあるMMAファイターが最大で1日4試合を勝ち抜くために鎬を削るコンバット柔術ワールド。今回はMMA界のビッグネームとIBJJF柔術でも結果を残す新鋭の参加が見られ、より興味深い生き残り合戦が繰り広げられそうだ。

そんな注目の参加選手がJZ・カルバンことジェシアス・カバウカンチとロベルト・ヒメネスの2人だ。


2018年4月に現時点でMMA最後の試合を戦って以来、JZはKASAI、Quintet Ultraなどグラップリングシーンに活躍の場を移し、パンデミック後にはTitan FCでスタンドでも掌底の攻防が認められたコンバットグラップリングでハウシュ・マンフィオをOTで破りベルトを巻いている。

さらに今年に入ってからも1月にはF2W160でジャスティ・レニックにダイナミックな動きを披露して判定勝ち。翌週のF2W161ではノーギ・マスター黒帯ミドル級選手権試合に挑み、ジェイソン・ラウに1-2で惜敗も健在ぶりを見せてきた。

そんなJZの初戦の対戦相手はTUF25出場で、コンバット柔術に1年半ぶりに参戦するトム・ガリキオが相手だが、ここは勝ち上がってトーナメントを面白いモノにしてほしい。JZが準々決勝進出を果たすと、LFAやBellatorで戦っているヴィニシウス・デ・ジェズスとカイオ・テハ門下のカニバサミ&足関節グラップラー=ミッキー・ゴンザレスの勝者と戦うことになる。

対してIBJJF派のヒメネスは、JZがどこまでできるかという期待感を持たれているのに対し、掌底有りの戦いであれ結果を求められる立場で戦う。ジュベニウ時代からムンジアルで活躍し、紫帯でダブルゴールドを含め3度の優勝と、茶帯でもノーギワールドで無差別級を制している21歳のヒメネス。

昨年6月のSUG15=10Kトーナメント初戦で、今大会の逆の山の本命ネイト・オーチャードを三角絞めで破っている。そのSUGトーナメントでは決勝でOTの権化メイソン・ファウラーに遅れを取ったものの、ここからヒメンスはTCGではタイ・ルオトロをゴールデンスコアや下し、ヴァグネウ・ホシャ、ニック・ロドリゲスという実力を連続するなど八面六臂の活躍を見せていた。

その後もタイを返り討ちにしたばかりか、ケイド・ルオトロとATOSの未来兄弟から連続して勝利を手にしている。さすがにサイボーグ・アブレウ、クレイグ・ジョーンズ、ゴードン・ライアンというところには敗れているもの、コロナ禍でここまで実戦経験を積み重ねてきたのは大きい。

スタイル的にも本来ヒメネスは、アリアンシの巨魁ジャカレ・ホメロ・カバウカンチの黒帯である父ラウルから、護身、バーリトゥードに対応したオールドスクールの柔術の手ほどきを幼き頃から受けてきた。掌底有りだからこそ、ヒメネスがより輝くことができるのか──要注目だ。

そのヒメネスへのリベンジをホームマットで誓うオーチャードは、コンバット柔術では2019年のウェルター級で準優勝、昨年のライト級では準決勝で同門のPJ・パーチに敗れ頂点に立っていない。

オーチャードにとって同じ山で対抗馬になるのはデレック・レイフィールドと考えられるが、ベストシナリオはファイナルでヒメネスにデッドオーチャードを極めて、三角に下ったリベンジを果たすことであることは間違いない。

SUGで三角をヒメネスに極められたが、コンバット柔術には掌底がある。そしてデッドオーチャードなら掌底も許さない──護身&競技柔術✖本来はMMAを想定して発展したエディ・ブラボー流の10thPlanetの柔術のファイナル決戦が実現するか──非常に楽しみなコンバット柔術ワールドだ。

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CJJW2021 JJ Globo Report アライアス・アンダーソン ブログ リチャード・アラルコン

【CJJW2021】エスケープタイムで圧倒的不利だったアンダーソンが、腕十字を極めてバンタム級世界王者に

<バンタム級T決勝/10分1R>
アライアス・アンダーソン(米国)
Def.OT by腕十字
リチャード・アラルコン(米国)

昨年3月のCJJWフェザー級トーナメントで、アンダーソンにOTで敗れているアラルコンがバンタム級2連覇とリベンジを賭けて挑む。飛びつきの仕掛けをすかされ、座ってデラヒーバガードのアンダーソンが掌底を被弾する。足を抜かれたアンダーソンが、アラルコンを追ってスタンドへ。アンダーソンはジャンピング・ハイガードへ。

体を抜いたアラルコンに対し、掌底を落とされてもアンダーソンはデラヒーバを続け、抜かれると立ち上がる。ここでもジャンピンガードを取ったアンダーソンは、背中をつかされるとデラヒーバに。そしてアラルコンが掌底を落とし、パスを狙う。アームドラッグから足を狙ったアンダーソンだが、アラルコンも察知して正対。再び試合は立ちレスに。

飛びつき三角から、足を取ってトーホールドのアンダーソンが、スクランブルでレッグリフトバックに回る。ワンフックのアンダーソンが背中をマットにつけるや、すかさずアラルコンは胸を合わせて立ち上がり、デラヒーバには掌の付け根の部分を打ちつける。

ここから試合はスタンドに戻り、50秒が経過しようとしたところでアンダーソンがシッティング、アウトサイド、リバースとデラヒーバに固執し、殴られる。ツーオンワンで足を取り、ここも殴られたアンダーソンはシングルから立ち上がる。アンダーソンは飛びつき三角をすかされ、ダイブからシングルと手数が多いままタイムアップを迎えた。

OTはアラルコンが先攻でシートベルトを選択も4の字フックとRNC繰りプをセットアップし絞めの仕上げに。相当にタイな絞めを防いだアンダーソンはロールして尻をずらしに行く。残り10秒で再びRNCに捕えられたアンダーソンだが、2分間守り切った。

後攻のアンダーソンはスパイダーウェブ、起き上ったアラルコンの左足を抱えて左腕を伸ばすも、ヒザを入れたアラルコンがヒジを抜きエスケープに成功した。

2R、72秒のリードがあるアラルコンはバックもアンダーソンは、25秒で胸を合わせてエスケープ。アンダーソンはバック選択も、すぐにアラルコンが正対し一度は縮まったリードを100秒近くに広げる。

3R、アンダーソンは16秒シートベルトから逃れ、逆転を賭けてスパイダーウエブへ。立ち上がったアラルコンだが、左腕が伸びたアラルコンがタップし──アンダーソンがコンバット柔術バンタム級世界王者に。

「一進一退になることは分かっていたから、1000回以上はこの展開をイメージしてきた。このベルトは誰にも渡さない。フライ級、バンタム級、フェザー級、どの階級でも戦う」とアンダーソンは話した。


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CJJW2021 JJ Globo Report アライアス・アンダーソン ブログ ベン・エディ

【CJJW2021】ラバー&クローズドを取れなかったエディ、モダン柔術披露もOTでアンダーソンに下る

<バンタム級T準決勝/10分1R>
アライアス・アンダーソン(米国)
Def.OT by Escape time
ベン・エディ(米国)

座ったアンダーソン、トップのエディにデラヒーバを掛ける。前転して下を選択したエディが立ち上がる。アームドラッグからバックを狙ったアンダーソンは、引き込んだエディに対してタイトにならないように組む。下から掌底を見せたエディの足首を踏んでパスを狙うアンダーソンは、ガードを越えてキムラから座って腕十字を狙う。腕を抜いたエディは下からリバース・デラヒーバからキス・オブ・ドラゴンというメンデス兄弟ムーブを見せる。

尻もちをついて正対して反応したアンダーソンがパスへ。ハーフで耐えるエディ、アンダーソンが他違ってパスの圧力を高める。その動きの中でクローズドやラバーだけは取らせないで戦うアンダーソンが、飛び込み十字へ。エディもしっかりと反応し、クォーターガードも、パスを許す。アンダーソンはニーインベリーからマウントへ。後方回転からベリンボロ、反転したアンダーソンが足を畳んでワキ差しパスへ。左右に回りアタックを続けるアンダーソンが、再びパスを決めて掌底を入れる。

腕十字を防ぎ、小さくフレームを取るエディは上四方で頭を両足で固定される。残り50秒、足を戻したエディはパス狙いを耐える展開が続き──タイムアップに。

OT、バックを選択したアンダーソンは極めもエスケープもなく2分間を使い、エディはスパイダーウェブを選択も腕を抜かれリードを許す。2Rもバック選択のアンダーソンは2分間バックを維持し攻守交替。エディは当然のようにスパイダーウェブで1分以上攻めたが、ヒザを入れたアンダーソンがエスケープに成功した。

エディは結局6分間、バックからエスケープできず最後はシートベルトを選択。トラックからカーフスライサー狙いも、アンダーソンが足を抜いてエディは敗れた。


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CJJW2021 JJ Globo Report セラージ・バクラン ブログ リチャード・アラルコン

【CJJW2021】アラルコンがOTでも強さを見せて、台風の目バクラン下し2大会連続ファイナルへ

<バンタム級T準決勝/10分1R>
リチャード・アラルコン(米国)
OT by Escape time
セラージ・バクラン(米国)

1回戦を腕十字、2回戦では四強の一角と目されていたニック・ホンステインを三角絞めで破るなど、今大会の台風の目となったバクランとアラルコンは1分間の立ちの攻防からコイントスへ。バクランの下でリスタートとなり、スイープから足関節を狙う。足を抜いたアラルコンが立ち上がり、ダブルレッグを決める。

バクランはクローズドガードを取り、下からパームストライクを見舞う。立ちあがったアラルコンは足を捌きつつ掌底を落とす。セラージはアラルコンがデラヒーバを嫌がって離れたタイミングでスタンドへ戻る。時間が過ぎるだけでなく、立ち技でもテイクダウンの攻防が見ら、1分経過。2度目のコイントスで下になったバクランのデラヒーバを捌くアラルコン。バクランは足関節狙いから立ち上がり、試合は残り半分に。

3度目のコイントスも、バクランが下になりバタフライからクローズドガード。嫌ったアラルコンが立ち上がる。立ちの展開が多くなった準決勝第1試合、セラージがテイクダウン狙いを切り、簡単に下にならない。4度目のコイントスで、初めてアラルコンが下に。バタフライ&ダブルアンダーフックも、パス狙いにアラルコンがスタンドへ戻る。残り90秒、アラルコンが下、バクランがトップも残り1分を切り試合はスタンドへ。とバクランが座ってデラヒーバから掌底を振るう。アラルコンも立った状態で掌底を落とし、バクランがスタンドに戻ってタイムアップに。

OTで抜群のコントロールと、エスケープ能力を見せたアラルコンが1分40秒もリードしてOT/3Rへ。さらに40秒の貯金ができたアルコンはバックから三角、腕十字というバクランの攻めを防ぎ、2大会連続でバンタム級T決勝に駒を進めた。


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CJJW2021 JJ Globo Report アライアス・アンダーソン ザック・シュナイダー ブログ

【CJJW2021】タイトなパスガードから、一気に腕十字へ。アリアス・アンダーソンがシュナイダーを破る

<バンタム級T準々決勝/10分1R>
アライアス・アンダーソン(米国)
Def.5分56秒by 腕十字
ザック・シュナイダー(米国)

準々決勝最後の1戦はOTを勝ち上がった者同士、シュナイダー✖アンダーソンだ。ジャンプしてギロチンを狙い、着地と同時に足払いを見せたアンダーソンがシッティングへ。インヴァーテッドにも殴らなかったシュナイダーは下になり、アンダーソンはアシガラミからの仕掛けも、すぐに放してトップを選択する。ダブルレッグでリバーサルしたシュナイダーに対し、アンダーソンはキムラを取り、横回転でバックへ。

自ら背中をつけ、腕十字へ。腕を抜いたシュナイダーがトップへ。下からギロチン&スイープで上を取り返したアンダーソンはヒザ十字へ。逆側に足がしなるように曲がりながら、ヒザを抜いたシュナイダーだが、キムラから再び足を取られる。そこを支点にトップを取ったアンダーソンがパスの圧力を掛ける。上四方から頭を跨がれそうになったシュナイダーが足を戻すが、アンダーソンは綺麗にパスを決める。

胸を合わせ、枕&ニーインベリー、そしてヒザを押してパスを決めたアンダーソンは、両足で頭を固定しキムラをセットしつつ、その頭を刈って腕十字でタップを奪った。


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CJJW2021 JJ Globo Report デイヴィッド・ワイントラウブ ブログ ベン・エディ

【CJJW2021】掌底TKOで初戦突破のワイントラウブが一発も殴れず。ベン・エディがデッドオーチャード葬

<バンタム級T準々決勝/10分1R>
ベン・エディ(米国)
Def.2分09秒by デッドオーチャード
デイヴィッド・ワイントラウブ(米国)

1回戦で唯一、掌底でTKO勝ちを収めた──ヴィトー・シャオリンBJJ所属のワイントラウブとエディの対戦。掌底を打たせない、MMAに通じる防御術をエディが見せることができるか。

簡単に下にならないエディが立ちレスを続けコイントスで、アンダーフック&バタフライを選択する。アゴを押してポスチャーするワイントラウブに対し、クローズドを取ったエディはハイガードからラバーへ。すぐにデッドオーチャードに移行したエディは、左腕を引き寄せ一発も殴られることなくタップを奪った。


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