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Brave CF o TOP FC

Road To UFCシーズン2エピソード4:第4試合・イ・チャンホ vs. ラナルドラ・プラタプ・シン

バンタム級トーナメント一回戦。

29歳のチャンホは韓国のTOP FCなどでキャリアを積み7勝1敗。唯一の敗戦はBRAVE CF韓国大会で、フライ級に落としたが判定負け。

インドのプラタプは11勝1敗の26歳。こちらも唯一の敗戦をBRAVE CFで喫している。11勝すべてフィニッシュしており、一本勝ちが9回ある。2年以上のブランク明け。

勝者は準決勝では第2試合で勝ったザウパースーと対戦する。

いきなり詰めたチャンホ。飛び膝から組んでケージに押し込んだ。ダブルアンダーフック。後方に倒してテイクダウン。足をさばきながらパウンドを落とす。足をサバいてサイドについて押さえ込んだ。マウントを狙ったが、防いだプラタプ。下から足関を狙ったが、回転して外したチャンホがマウント。顔面に肘!プラタプ下からクラッチすることしかできない。ケージを蹴ろうとしたが、蹴らせないチャンホ。シザースを狙おうとしたプラタプだが防ぐチャンホ。また肘・パウンド。チャンホアームロックに。しかし放してまた非違j。一方的。背中を向けたプラタプにパウンド連打。打たれるプラタプを見てレフェリー止めた。

圧勝。実力差がありすぎた。

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BELLATOR Brave CF Gladiator Gladiator021 Gladiator022 MMA MMAPLANET o UAEW キック コンバット柔術 ジェイソン・マルガリョ テムーレン・アルギルマー ボクシング ロランド・ディ 櫻井雄一郎 江木伸也 海外 神田T800周一 福島啓太 竹本啓哉 笹晋久 釜谷真

【Gladiator022】今度はバンタム級GP!!。準々決勝前半戦でチャンプ神田✖テムーレン。竹本✖マルガリョ

【写真】 フェザー級王座決定T準決勝と共にバンタム級GP準々決勝。だんだんとグラジを無視できなくなってくる選手も出てくるのでは……(C)MMAPLANET & ELORDE MANAGEMENT

24 日(水)、Gladiatorより6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022より8人参加のバンタム級GPがスタートを切り、同大会で準々決勝2試合が組まれることが発表された。

同GPはいわゆるBellator方式というべきチャンピオンが出場し、準々決勝、準決勝、決勝とその時点での王者が防衛戦を行うというもの。そして今大会ではGladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一✖挑戦者テムーレン・アルギルマーのタイトル戦、前チャンピオン竹本啓哉✖ジェイソン・マルガリョの2試合が準々決勝として組まれることが明らかになった。


3月のGLADIATOR021のノンタイトル戦で衝撃のモンゴリアン・スラムから神田をパウンドアウトしたテムーレンが、その神田がダイレクトリマッチでベルトに挑む。これは王者の強い要望で実現した選手権試合だ。

神田は王座の価値を下げたとベルトを返上してGP参戦する意向も持っていたが、「さらなるバンタム級の活性化を促すためにチャンピオンが参戦するGPトーナメントの開催」という櫻井雄一郎グラジ代表の言葉を受け入れ、王者のままGP出場を決意したという。

一方のテムーレンは王座挑戦がGP戦の一環として行われることを後から知り、母国モンゴルでなかなか試合経験を積むことができなかった状況を鑑みて、強い相手と戦えるのは大歓迎と張り切っているそうだ。

もう一方の準々決勝=竹本✖マルガリョは、事実上の次期挑戦者決定戦。2020年2月に神田との王座決定戦で同タイトルを獲得も2021年9月の釜谷真との防衛戦で、計量に失敗しタイトルを剥奪された竹本にとって、ようやくタイトル奪還の機会が巡ってきた。

この間、福島啓太に敗れて厳しい状況に追い込まれた後、江田こうすけ塾長、笹晋久選手を破り、今年の1月にはコンバット柔術マッチで江木伸也選手をRNCで下すなど、自力でGP出場枠を手にした。

聞くところによれば、竹本の対戦相手はグラジで結果を残してきた日本人選手や、若手の抜擢、他のアジア勢と二転三転した結果、マルガリョに決定したという。そのマルガリョのMMA戦績は11勝6敗で、BRAVE CFフィリピン大会、PXC、タイのFMD、さらにはUAEWと国際的なフィーダーショーで戦っており、国際戦という点においては竹本を上回る経験を持っている。

グラジでは1月大会で、不幸にも不可抗力の急所蹴りで一発反則負けを喫したジョン・オルニドを招聘予定だったが叶わず、同門のマルガリョを両者の師ロランド・ディに強くリコメンドしてきたそうだ。

1994年9月18日生まれ、28歳のマルガリョはボクシングベースでレスリング、柔術を習得したウェルラウンダーという触れ込みだ。とはいえ韓国、モンゴル勢が猛威を振るうグラジにあってフィリピンは結果を残せておらず、竹本はしっかりとグランドで仕留めることが求められている。

なお、このバンタム級GPは次回=10月1日大会で、残りの準決勝2試合を行い、12月大会、来年上四半期で準決勝と決勝戦を実施していく予定だという。

「10月1日の準々決勝2試合の出場選手は、国内外から初参戦選手を含め、よりGladiatorバンタム級戦線が盛り上がること間違いないファイターと現在交渉中です」と櫻井代表はリリースにコメントを寄せているが、どのようなメンバーが集まるのか──アジア#01フィーダーショーを目指す、攻めるGladiatorだけに──楽しみだ。

リリースに寄せられたバンタム級GP準々決勝出場4選手の抱負は以下の通りだ。

Gladiatorバンタム級チャンピオン神田T800周一
「前戦からテムーレンのことだけを考えてきました。この戦いが決まったことが嬉しいです。アジアからの参戦者も増え、Gladiatorのベルトの価値は上がり続けています。この一戦、このトーナメントを制して真のチャンピオンになりたいと思います」

Gladiatorバンタム級挑戦者テムーレン・アルギルマー
「自分がこのGPの勝者になる。その自信で溢れています。自分はチャンピオンになるために、必死に練習しています。神田選手、しっかりと練習してきてください。6月11日、前回以上に激しい試合になるはずなので会場に見に来てください。最後は僕がチャンピオンになります」

元Gladiatorバンタム級チャンピオン竹本啓哉
「再びベルトを締めるチャンスを与えてくださった櫻井代表ならびにGladiatorの関係者の方々に感謝しています。国際戦になって非常にワクワクしているのと同時に、積極的に海外選手を招聘して下さるGladiatorの中で日本人の強さを見せつける覚悟です。強さが試される試合になると思いますが、きっちり極め勝ちます。

対戦相手のマルガリョ選手はサブミッションでの勝ちが多いようですが、『柔の発祥地』のグラップリングを存分に味わって帰ってもらいます。西日本の選手を積極的に使ってくれるGladiatorで強さを示す事で、西日本の若手選手達に希望を与えたいです」

ジェイソン・マルガリョ
「フィリピンでは国際戦を戦う機会を得ることはとても難しいから、今回のGladiatorのオファーにはとても感謝している。タケヤは優れたグラップラーだけど、MMAにはパンチもキックもある。多くの武器を僕らは持っている。サブミッションオンリーではないし、試合はスタンドから始まるものだ。僕はタケヤ・タケモトを倒せる。彼のパンチとキックは本当に遅い。グラップリングのために使っているんだ。そこも研究している。日本のファンの皆には、僕とタケヤとの試合を楽しみにしてほしい。日本で会おう!!」

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Brave CF DEEP IMMAF MMA MMAPLANET o PFL ニュース パンクラス フランシス・ガヌー ラマザン・ギチノフ 修斗

【BRAVE CF】アマチュアMMA最強の男、IMMAF世界3連覇ラマザン・ギチノフがプロ転向。BRAVEと契約

【写真】日本でいえばパンクラス、修斗、DEEPの王者クラスの力は十分にあるかと (C)MMAPLANET

フランシス・ガヌーのPFLとの契約というMMAワールドを揺るがすビックサインアップの1週間前――10日(水・現地時間)にアマMMA界最強の男ラマザン・ギチノフが、BRAVE CFと契約し、プロ転向というニュースも伝わってきている。

アマチュアMMA最高峰のIMMAFでの通算成績は31勝2敗、世界大会を制すること3度というギチノフは、ギチノフはダゲスタンの山間、標高1600メートルのフンザク村で生まれ育ち、当然のように小学校に通う頃にはレスリングを学び始める。


マハチカラやハサヴユルトのレスリング・クラブでは100名以上もクラスが複数存在するというダゲスタンでは、ご存じのようにそのゴールにMMAが存在する。

KHK MMAのエルダル・エルダノフに見いだされ、2017年に砂漠にMMA王国の構築を図るバーレーンに移り住むと、そのエルダノフの指導の下バーレーン代表として世界だけでなく、ヨーロピアン、アジア、オセアニア、国別対抗戦のスーパーカップを制覇と、2019年から現在まで30連勝でアマキャリアに終止符を打った。

強烈無比なケージレスリングとトップコントロール、極めはバックとフロントのチョークに特化しているギチノフだが、打撃にも磨きがかかっている。唯一、不安視されるのは打撃で圧を受けた時に、猛烈な勢いで組みへ転換だ。IMMAFでは顔面ヒザがなく、頭が下がって組み方は修正が必要になってくる。

とはいえ、満を持してのプロ転向だ。当然のようにそこはエルダノフがアジャストしてくるだろう。アマでは時にミドル、主にウェルター級で戦ってきたギチノフだが、プロではライト級に落とす予定とのこと。6月には19日と23日と連続でバーレーン大会が開かれるBRAVE CF、ここでギチノフのプロデビュー戦は組まれるのか、注目だ。

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Brave CF DEEP Gladiator Gladiator022 LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UAEW UFC Wardog   キック キ・ウォンビン ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ チョ・ソンビン テムーレン・アルギルマー パンクラス パン・ジェヒョク 亀井晨佑 寿希也 河名マスト 福田龍彌 透暉鷹

【Gladiator022】フェザー級王座決定T=河名マスト✖失地回復パン、チハヤフル✖蒙古再襲来ダギースレン

【写真】マスト✖パン、チハヤフル✖ダギースレン。今回こそ、勝負が見たい──グラジエイターのアジア路線 (C)MMAPLANET

15日(月)、6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の対戦カードが発表され、フェザー級王座決定トーナメント準決勝戦2試合=河名マスト✖パン・ジェヒョク、チハヤフル・ズッキーニョス✖ダギースレン・チャグナードルジが組まれることが分かった。

1月のチョ・ソンビン&キ・ウォンビン、3月のニャムジャルガル・トゥメンデムベレル&テムーレン・アルギルマーに続き、韓国&モンゴル勢の襲来。そのチョ・ソンビンが返上したベルトの新しい持ち主が決まる決勝戦は、10月1日の次回大会に実施されることも明らかとなっている。

加えて、今回はMMAではグラジ初参戦の川名マスト、さらに生え抜きといっても過言でないチハヤフルが1年半振りの参戦──と、外敵に蹂躙されない迎撃手が用意されたといっても良いだろう。


昨年8月にLFAに挑むもアライア・ジョンズに敗れ、11月にネクサスの寿希也戦でもタフファイトを経験した河名。

Road to UFCの選考に漏れ、UAEWやBRAVE CFという中東を視野に入れていたが、その目的は国際戦であったため国内でのベルト獲りに舵を切った。

対するパン・ジェヒョクは昨年12月の横浜大会と4月の立川大会とパンクラス参戦し、フェザー級暫定KOP透暉鷹、続いて亀井晨佑に2試合連続でスプリット判定負けも喫している。どちらも接戦、とはいえ下記にある本人のコメントで話しているような亀井戦の勝利はない。

ただし透暉鷹戦でのテイクダウンを切る能力を河名にとっては非常に嫌な相手。また透暉鷹、亀井と直接比較されることになるRoad to ”Road to UFC”第一関門となる。

もう一方の準決勝戦に出場するチハヤフル・ズッキーニョスはキャリア7勝1敗、福田龍彌擁する京都のMIBURO所属の選手でグラジエイターではグラチャンとの合同興行を含め4連勝中、7つの勝利のうちフィニッシュ勝利が6試合ある。

グラジ参戦は1年半振りとなるが、この間にDEEP大阪大会、グラチャン、Wardogで3勝1敗という結果を残しての凱旋となる。ある意味、新しい時代を迎えたGladiatorにあって生え抜きのファイターだが、そのグラジで育った選手たちが国際戦で惨敗を喫する状態が続いている中で、どのようなファイトを見せることができるか──注目だ。

そして蒙古再襲来、ズッキーニョスと戦うダギースレンはジャダンバ・ナラントンガラグの一番弟子といって良い存在でMMA戦績は5勝0敗、MGL-1FCフェザー級チャンピオンだ。

モンゴル相撲、テコンドー、キック、ノーギグラップリングとMMAで実戦を積んできたダギースレンには、練習仲間ニャムジャルガルと同様に大会こそ準決勝イベントとなるがRoad to UFCのワンマッチでのオファーがあった。ただし、ワンマッチ戦での勝利をどこまでUFCが評価するかは不明で、師ナラントンガラグが自身のキャリアを顧みて日本で経験を積むことを進言したという。実力未知数のダギースレンだが、ニャム&テムと同様の力を持つのであれば王座決定トーナメントの優勝候補に考えられるだろう。

ここに勝てば──来年のRoad to UFC出場に近づく可能性は十分であることは、グラジ過去2大会を見ても明らかだ。そんなステップアップがかかった王座決定トーナメントに挑む4選手がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

ダギースレン・チャグナードルジ
「トーナメントに呼んでもらえたこと、とても嬉しく思っています。そして、自分が新チャンピオンになると信じています。自分は目指している目標に向かって毎日練習に励んでいます。今回のトーナメントでは練習で培ったものを全て出して、自分がどれほど強い人間かということを見せつけるつもりです。

6月11日に対戦するチハヤフル・ズッキーニョス選手、しっかり練習してきて下さい。そして、火の出るような熱い戦いをしましょう!」

チハヤフル・ズッキーニョス
「Gladiatorでチャンスをもらえたことが僕の格闘家としての始まりです。このところ他団体に参戦していましたが、トーナメント出場という形で戻って来ることができて嬉しく思います。僕が離れている間にも選手層が広がり、急激にレベルが上がっていると感じます。

今回のトーナメントも強者が集うと思いますが、これに勝ち抜いて優勝したときには間違いなく王者に相応しい男になっていると確信しています。正直な話、これまでにGladiator初参戦の選手がいきなりタイトルに挑戦してベルトを持っていくのを見ていて、面白くありませんでした。

その点、今回はトーナメントなのでドロドロの潰し合い、人生の奪い合いになると思います。それでこそのベルト、それでこその格闘技だと思うので、開催してくれたことに感謝です! 目の前の相手を片っ端から倒して、僕が1番グGladiatorのベルトが似合う男だと証明します!」

パン・ジェヒョク
「パンクラスで2連敗中にもかかわらず、今回Gladiatorのフェザー級王座決定トーナメントに参戦できるようになりました。まずタイトルを得られるチャンスを与えてくれたGladiatorの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

自分が出来る最高の試合で盛り上げることが、恩返しだと思っています。今回のGladiator初陣では必ず相手を仕留めてみせます。実際、パンクラスでの2試合とも自分の勝ちだと思っています。だからこそGradiatorの皆さんも、自分にこの大きなチャンスをくれたと理解しています。

透暉鷹選手には2-1、亀井選手には3-0で勝ったと思っています。透暉鷹選手との再戦が決まったと思っていましたが、亀井選手と試合をすることになりました。あの試合では有効打撃、ダメージともに自分でした。なぜ、あのような結果になったのか未だに理解できないです。Gladiatorのベルト取った後で、透暉鷹選手と亀井選手にはリベンジをしたいと思っています。

今回戦う河名マスト選手は、日本のグレコローマンレスリンクのエリートだと聞いています。試合映像をチェックしましたが、それだけのことはあって力も相当あるし、打たれ強い良い選手だと思います。残念なのは、自分のように派手なファイトで観客を盛り上げられる能力が足りません。なので、彼を相手にしてどうすれば観客の皆さんが盛り上がるのかを教えてあげます。

本来、自分は派手で面白い試合をしようとしてきていましたが、最近は勝ちに拘り良い結果を残せなかったです。なので、河名選手との試合では過去最高レベルで積極的にフィニッシュを狙うつもりです。自分に大きなチャンスをくださった櫻井代表に感謝しています。出来る限り、面白い試合をしてベルト取るので、応援よろしくお願いします」

河名マスト

「自分のためのトーナメントだと思っています。勝ちます」

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Brave CF MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 SASUKE UFC その他 アブドゥル・アジーム・バダクシ イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ レザ・アリアント ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 上久保周哉 丸山数馬 原口伸 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023】初日はフライ&フェザー、2日目はバンタム&ライトに。フェザー級は中国勢が5名!!!!!!!!

【写真】前回のトーナメントで準決勝敗退となったルー・カイが代役出場に (C)MMAPLANET

10 日(水・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の対戦カードとエピソード後毎の振り分けが発表されている。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。ワンマッチ&4試合✖4大会(=エピソード)というフォーマットは変わりないが、昨年は1エピソードで1階級ごとという振り分けだったのが、今年は初日のエピソード1&2はフェザー級とフライ級、2日目のEp.3&4はライト級&バンタム級と1日に階級を纏めて実施されることとなった。


結果、土曜日の上海時間午後6時(日本時間の午後7時)スタートのEp.1にSASUKEと鶴屋怜、同8時(同9時)開始のEp.2には神田コウヤ。日曜日のEp.3は上久保周哉&丸山数馬、さらに野瀬翔平が出場し、Ep.4では原口伸が対戦することとなった。

現状、日本勢の対戦相手はこれまでに明らかになっていた通り変更は見られないが、フェザー級ではイー・チャアと対戦予定だったアブドゥル・アジーム・バダクシ、そしてリー・カイウェンと戦うはずだったレザ・アリアントの両名が欠場となり、それぞれが同じ中国人ファイターのウズアズベク・ジャフフ、ルー・カイと対戦することとなった。

インド在住のアフガニスタン人ファイターでBRAVE CFで勝利しているアブドゥル・アジーム・バダクシの欠場は、優勝候補に挙げられていたため残念な限り。両者ともビザが取得できなかったという情報も入ってきているが、これでフェザー級は韓国人選手が1人、日本勢は2人、そして中国人ファイターが5人という変則的東アジア・トーナメントの形相を呈してきた。

中国でなくても労働ビザ取得には時間が掛かる現状、今後も体調不良など欠場者が現れればフライ級こそトップノイ・キウラム✖ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ピーター・ダナソー✖シャン・シンカイという興味深いノントーナメントファイトが2試合組まれているための代役は確保できているものの、その他の3階級は現実的に中国人ファイターがその役割を担うことは確実──。そのような事態に陥った場合は、より五星紅旗色の強いトーナメントになる。

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#03 アフメッド・アミール ブルーノ・ミランダ

【PFL2023#03】BRAVE CFライト級王者アミール、ミランダと真っ向勝負できず逃げの組みを続け判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アフメッド・アミール(エジプト)

間合いの取り合いからミランダが、右オーバーハンドを繰り出す。かわしたアミールは右ローを蹴られ、右を打ち返す。ミランダは右ローカーフを続け、素早いパンチとのコンビで圧を高める。ここから様子見の展開が続き、ダブルレッグを仕掛けたアミールを切ったミランダのパンチが頭部を捕える。動き止まったアミールは離れてダブルレッグを仕掛けるが、左フックを被弾してダウン。

直後のシングルを切られたアミールは、ダブルレッグからシングルも離れたミランダにパンチを集中される。残り1分、ミランダは攻め急ぐことなく右カーフを入れる。左ボディから右フックで再度ダウンを奪ったミランダが、レッスルアップから離れたアミールに圧をかけ、ダブルレッグを切って初回をビッグラウンドとした。

2R、左右のフックをすぐに入れたミランダは、右ローから左右のフックのコンビを見せ、左フックを打ち込む。逃げのテイクダウンを切られるアミールは、厳しい時間が続く。下がるアミールに右フックを当て、左右のローで前足を削るミランダはダブルを切ってスタンドに戻る。

ミランダはボディを殴り、アミールの執拗なシングルに足を抜き続け、またも左フックを入れる。標的も見ず、組もうとして腹ばいになったアミールは立ち上がっても打撃戦を避ける組みを続ける。アッパーから左フックを入れたミランダは、徹底してテイクダウン狙いを切り、パンチへ。触る前に下になり、ほとんど引き込んでいるような動きまで見せたアミールは時間になると、右足を引きづってコーナーに戻った。

最終回、アミールがジャブを当て、ワンツーで前に。左ジャブで止め、左フックでダウンを奪ったミランダは、スタンドで待ち受けアミールのクリンチからのテイクダウン狙いを切って離れる。見ランドは右カーフを2発、ヒザをついたアミールはジャブでもバランスを崩す。

体を踏ん張る気持ちが折れたようなアミールが、残り2分半でダブルレッグテイダウンを決める。ウィザーで立ち上がろうとするミランダのバックを伺うアミールは、ボディロックからバックへ。ミランダは立ち上がり、後方にパンチを入れる。自ら倒れ込むように寝技に持ち込み、ワンフックのアミールはついには両足をフックする。

ヒザをつくミランダに、ぶら下がっている状態だったアミールは自ら着地し、背中を取り直そうとする。ここで離れたミランダは、跳びヒザを決め圧倒したまま15分間を戦い終えた。

ジャッジの裁定は文句なくミランダに。ライト級は5試合中4試合を終え、全て判定決着。西川にも十分プレイオフ進出の可能性が残っている状態だ。


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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 PFL2023#03   アフメッド・アミール アレックス・マルチネス クレイ・コラード サディボウ・シ ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#03】計量終了 威風堂々、西川大和。「彼は幼稚園も学校も一切通っていない」by ケンフロ

【写真】威風堂々、それでも海外にいけば日本人特有の幼さが感じられる (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03の計量が13日(木・同)に行われている。

日本から出場の西川大和は、ライト級出場全10選手のなかで 153.4ポンド=69.58キと最軽量で計量を終えている。セレモニアル計量で、髭を蓄えた西川は裸足でステージに現れ計量台の上で満面の笑みを浮かべた。

西川の掛け率は+200で、コラードは-240でフェイバリット。フェイスオフで両者が目をそらさず、にらみ合うも──途中で、揃って思わず笑みを浮かべてしまう。とはいえ握手をして別れた際も西川に非常に厳しい視線を送っていた。


などセレモニアル計量ショーで、PFL中継陣は「恐らくは世界で最もエキサイティングなライト級ファイター」とコラードを評し、ランディ・クートゥアーは「フットワークもパンチ力も最高で。しっかりと顔面を打つ抜き、どの試合もファイトをしている。グラウンドもできるウェルラウンディッド・ファイターだ」と絶賛した。

対して西川は、30歳のクレイ・コラードのヤングバージョンだと紹介さ、20歳なのに30戦も戦っていると紹介された。ここでケニー・フロリアンが「信じられないことだ。日本からやってきた彼は、父親がプロファイターに育てた。このキッドは幼稚園も学校も全く通っていない。プロフェッショナル・マーシャルアーティストになるために、その時間を使って来たんだ。そして最高のアグレッシブな寝技をする」と誰に吹き込まれたのか、そんな興味深いストーリーを全米中継に発していた。

それ映画のなかの話じゃないのかと突っ込まれると、「彼、裸足でいつも歩いているんだよ。それを見ても分かるだろう」とフロリアンが言えば、クートゥアーも「カンフーのTVシリーズで見たよ」と声を挙げて笑った。

シーズン経験者と初参戦が5名ずつのライト級。

初戦から潰し合うマッチアップのなかで昨年のチャレンジャーシリーズに出場したブルーノ・ミランダとBRAVE CFライト級チャンピオン=アフメッド・アミールの一戦も興味深い。

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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【Road to UFC2023】最大激戦区フェザー級。SASUKE & 神田コウヤの前に中国、韓国、アフガンの猛者

【写真】フェザー級は写真のリー・カイウェン、イー・チャアら中国勢が3人、韓国とアフガニスタン、インドネシアが1名ずつ、そして日本は神田とSASUKEだ(C)MMAPLANET

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日に中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットでRoad to UFC2023は1回戦を実施する。

ここではSASUKE、神田コウヤが出場するフェザー級から、両者の対戦相手と注目選手を探ってみたい。


その出場に意外という声も聞かれる──神田コウヤの初戦の相手は、MMA戦績22勝11敗1分のイープークールーだ。このイープークールーもまた多くの中国勢と同様に戦績だけでは実力の程が測れないファイターであることは間違いない。

キャリア30戦以上、これだけの経験を中国国内で中国のプロモーションで戦ってきた。イープークールーにとっては、2015年12月にRoad FC上海大会の第1試合に出場したのが、唯一といってよい国際的な舞台でのファイトだ。

昨年10月のRoad to UFCのワンマッチでSASUKEに敗れたパラチン、オクタゴン3勝2敗のシャイラン・ヌルダンベクにも敗れているが、現在6連勝中でもあり、神田にとってはケージで体に触れるまで正体不明の相手といえよう。

(C)DOUBLE GFC

対してSASUKEと戦うキム・サンウォンは、Double GFCフェザー級王座獲得経験のあるKTT所属の選手で、正体が知れている。

戦績は9勝5敗1分、敗北には昨年グアムで原口伸に敗れた試合が含まれている。デビュー戦はNEXUSで雑賀ヤン坊達也戦が流れたことがあり、原口の同門=伊藤空也に勝利と日本とも縁がある。Double Gのベルトを巻いた試合ではムン・ギブンに勝利しておりレコードから想像するよりも、キム・サンウォンは確かな力を持つ実力者といえる。

さらには昨年のRoad to UFCでSASUKEに一本勝ち、松嶋こよみにスプリット判定勝ちと、J-MMA界の夢を打ち打ち破ったイー・チャアが今回も参戦する。決勝戦でイ・ジョンヨンに勝った思われた試合をスプリットで落としたイー・チャアだが、彼の存在が全中国ファイターを侮れない存在としているといっても過言でない、実力者の再チャレンジだ。

(C)BRAVE CF

そのイー・チャアが初戦で戦うアブドゥル・アジーム・バダクシも注目のファイターといえる。

24歳のアフガニスタン人で、インドをベースに13勝3敗という戦績を誇る。一見してボクサー、ただし蹴りも使えBRAVE CFでアゼルバイジャン人レスラーのアグシン・ババエフのテイクダウンを切って、打撃で勝利を収めている。昨年のライト級優勝のアンシュル・ジュビリの例もあり、決して侮れない。

さらにさらにフェザー級にはONEで活躍してきた中国の火の玉小僧リー・カイウェンの名前も確認できる。ONEで9勝3敗、契約期間中にUFCアカデミーに入り、目標をUFCにリセットした。そんなリー・カイウェンは上久保と同様に契約を消化してRoad to UFCに挑むこととなった。

レスリングベースながら、主武器は拳。そしてテイクダウンの受けの強さを利したヒザ蹴り、アナコンダチョークの使い手は、トーナメントに波乱を巻き起こす力は十分に持っている。

神田とSASUKEが出場するフェザー級は前回に続き、いや前回以上の最大激戦区といえよう。

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【Road to UFC2023】鶴屋怜出場のフライ級。韓国のイ・ジョンヒョン。ワンマッチ出場選手も見逃せない

【写真】強気な発言も魅力的なイ・ジョンヒョンが、オクタゴンでどのようなパフォーマンスを見せることがデキるか (C)ROAD FC

11日(火・現地時間)、UFCよりRoad to UFC2023の全陣容が発表された。

5月27日(土・同)&28日(日・同)の両日には中国は上海のUFC PIにおいてワンマッチ&1階級ごと4試合✖4大会というフォーマットで実施されるRoad to UFC2023の1回戦を実施する。

ここでは鶴屋怜が出場するフライ級から、鶴屋の対戦相手と注目選手を紹介したい。


鶴屋の対戦相手ロナル・シアハーンはインドネシアのONE PRIDE MMAでキャリアを積んできた7勝0敗のファイター。フィジカルが強く、馬力に任せたスクランブルやブジッジ返し、そしてクリンチでのヒザを得意とする。レスリング力では圧倒的に鶴屋だが、初の国際戦ということもあり、その力任せのファイトに如何に対応するかが重要になってくるだろう。

この他、フィリピン系米国人選手のマーク・クリマコは、AKA所属でフィジカル、スピードを兼ね備えている──が、LFAでは堀内佑馬に敗れている。そのクリマコの対戦相手イ・ジョンヒョンは、より注目したい。

コロナ禍のK-MMAが生んだ超新星は3分3Rで寝技は30秒のARCからRoad FCにステップアップし山本聖悟、秋葉太樹を下している。レスリング力は未知数だが、そのKOパワーは絶対的に侮れない。

同じ韓国からは前回大会の準優勝、コリアンゾンビの愛弟子チェ・スングクが連続出場を果たす。この実績こそ、他の選手が目標設定としてくるだけに、昨年以上に厳しい戦いが待ち受けているか。

(C)ONE

未知のインド勢とインドネシア勢、そして中国勢がどのような力を持っているかは本当に分からない。

そのなかでワンマッチ出場の昨年ベスト4のトップノイ・キウラム、Gladiatorで恐るべきKO劇を見せたナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ONE FFでポテンシャルの高さを見せたピーター・ダナソー、BRAVE CF韓国大会で勝利しているシンガポールのシャン・シンカイらはトーナメント出場選手以上の能力を秘めている可能性もある。それだけに、補欠戦の意味合いもあるワンマッチに注目したい。

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【PFL2023#01】BRAVE二階級王者ファフレディン、ハムレットのRNCに65秒タップアウト

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
Def.1R1分05秒by RNC
モハマド・ファフレディン(レバノン)

BRAVE CFミドル級&ライトヘビー級王者からPFLに挑むファフレディンが、3度目の正直でシーズン制覇を狙うハムレットと対戦。米国でプロボクサーとして成功を目指した時期があったファフレディンは、試合開始直後にダブルレッグでテイクダウンを許す。スクランブルでバックを取られ、前に崩されたファフレディンは、ダースチョーク狙いを防ぐ。直後にハムレットが、ダブルレッグで2度目のテイクダウンを決める。

ギロチンを抜かれ、殴られ、さらにシングルを潰されてバックを許したファフレディンはアゴの上からのフェイスロックに敢え無くタップ、右肩を負傷したようだ。


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