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【Pancrase337】これからの世界標準へ。30周年大会でIMMAF王者サロハイディノフがプロデビュー戦

【写真】中央アジアのプロMMAシーンでタジキスタンは、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタンに続き第4位というイメージが強いが、IMMAFの世界ではカザフスタンに次ぐ強豪国だ(C)PANCRASE

9月24日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase337=30周年記念大会のカードが、引き続き毎日のように発表されており、現時点の決定カードをまとめておきたい。

藤田大×住村竜市朗のウェルター級戦、ストロー級では黒澤亮平×八田亮、平田直樹×遠藤来生のフェザー級、バンタム級=矢澤諒×笹晋久、女子ストロー級のKAREN×高本千代戦、ライト級の余勇利×神谷大智と軽量級から中量級へと各階級のマッチアップが決まっているなか──本日2日(水)に海外勢としてムハンマド・サロハイディノフの参戦が決まった。

タジキスタン人ファイターのサロハイディノフは今年の2月にセルビアのベオグラードで行われた2022年IMMAF世界大会のフライ級王者で、今回がプロデビュー戦となる。


IMMAFの世界王者の注目株は、バーレーン王国のKHKスポーツという共通の親会社を持つBRAVE CFでデビューすること多く、IMMAF世界大会3連覇のラマザン・ギチノフも6月のBRAVE CF71でのプロ初戦を115秒ダースチョークで飾っている。

そんななかサロハイディノフがパンクラス30周年記念大会でデビューというのは、同世界大会を視察したパンクラス福井幸和代表のJMMAF→IMMAF路線の強化への強い想いが形となったといえる。サロハイディノフの対戦相手はまだ決定していないが、IMMAFといえば、山口怜臣のプロデビュー戦も今大会で組まれることも決まっている。同じくプロ初陣の安藤武尊と戦う山口は、2018年と2019年のIMMF世界ジュニアで準優勝。この2つの銀メダルは、決勝で2度とも現UFCファイターのムハマド・モカエフに敗れた結果だ。

タイを拠点にIMMAFでカザフスタン、エクアドル、レバノン、イタリア、バーレーン、メキシコ、豪州人ファイターと国際戦を経験している山口は、2月の世界大会に最後のIMMAF出場と決めて挑むも、初戦で勝利した後に古傷の再発で2回戦を棄権という悔しい想いをしている。7カ月の経て、プロとして新たなMMAファイター人生を歩み始める山口。J-MMA界では過去にないアマ生活を送ってきただけに、国内のアマMMAで結果を残してプロとなった安藤との対戦は、自身のキャリアを肯定するためにギチノフやマカエフばりの圧勝を期しているに違いないだろう。

またライト級では4月の立川大会で岡野裕城を破った松岡嵩志が葛西和希と戦うことも決まっている。松岡は5位にランクされ、葛西は6位だが昨年までの期待値は後者の方が前者を上回っていたといっても過言でない。そんななかで元HEAT王者にしっかりとやるべきことをやり切って勝った松岡が、葛西を相手にきっちりと勝てば、さらに上を目指せる試金石となる一戦。対して葛西は、タイトル戦線再浮上を目指すだけでなく、周囲の期待値を維持するという点においてもキャリアの左右する戦いとなる。

なお、同大会では上記カード以外にプレリミ・ウェルター級で、佐藤生虎×渡邉ショーン戦も決定している。

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Brave CF o UFC キック ブルーノ・シウバ ボクシング 平良達郎

UFC on ESPN49:第3試合・タイソン・ナム vs. アザト・マクスム

フライ級。

ナムは39歳でフライ級最年長。UFC3勝4敗で、3勝はすべてKOでの勝利という、軽量級だが倒せる打撃が武器。前戦まではランカーだったが、ブルーノ・シウバに前蹴りを顎にもらってダウンし、バックからチョークに捕まって一本負け。ランキングから外れた。年齢的に連敗は避けたいところだが、オッズでは緊急UFCデビューでランカーと対戦するハファスに続く2番目のアンダードッグ。

カザフスタンのマクスムはUFCデビュー戦。カザフスタン国内での試合や、中東のBRAVE CFを主戦場とし16戦全勝(5KO・6一本勝ち)。オッズでは支持されているものの、ここまでローカルレベルの相手としかやっていないので、実力は未知数であるものの、アメリカで出稽古中にスパーした平良達郎が強かったと認めている。ファイトスタイルはレスリング+ボクシング。28歳。

お互い打撃戦。牽制のパンチの打ち合い。マクスムが2度タックルに入るが切られた。大きな展開がないままラウンド終盤。マクスムタックル。テイクダウン。ナムすぐに立つとケージ際で正対。そこにまたタックルに入ったマクスムだがホーン。マクスムだがホーン。

1Rマクスム。

2R。手数を増やしてきたマクスム。マクスムの左で一瞬ぐらついたナム。左を打ち込むマクスムにナムはボディを打ち込む。ナム飛び込んで右。マクスムのタックルは切った。マクスムパンチからミドル。テンカオ。右オーバーハンドを打ち込んだナム。マクスム飛び膝。ホーン。

2Rは僅差。

3R。拮抗した打撃戦が続く。ナムはパンチの上下、インローで手数を増やしてきた。ナムが距離を詰め、マクスム下がりだす。逆にギアを上げてきたナム。右オーバーハンド。マクスムタックル。ケージまで押し込んだが切られた。また組んだマクスムだがナムがケージに押し込む。残り1分。押し込みながらパンチを入れるナム。離れたマクスム。パンチからカーフキック。組んだマクスムだが、ナムがボディロック。テイクダウンを狙うが、倒され際に反り投げで上を取ったマクスム。ナムが立つとスタンドバックからスープレックス。ホーン。

3Rはナム。2R次第か。

29-28マクスム、29-28ナム、29-28マクスム。スプリットでマクスム勝利。

無敗はキープしたマクスムだが、連続フィニッシュは途絶えた。UFC初戦で本来の実力が出せなかったのでなければ、この内容だと即ランカーの実力はないと言わざるを得ない。

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Brave CF KTT MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 UFC290   アザット・マクスン アス・アルマバエフ カール・ディートン3世 ジャック・デラ・マダレナ タイソン・ナム タッカー・ルッツ チェルシー・チャンドラー テレンス・マッキニー ノルマ・ドゥモント パク・ジュンヨン パク・ジョンヨン フランシスコ・プラド ヘナロ・ヴァルデス ホーリー・ホルム ボクシング マイラ・ブエノ・シウバ メルシック・バダザリアン ヴィクトリア・ダダコワ 平良達郎

【UFC ESPN49】計量終了 平良達郎が認めた──アザット・マクスン、オクタゴン・デビューへ

【写真】注目はマクスンだが、タイソン・ナムのガリガリぶりはヤバい(C)MMAPLANET

15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN49「Holm vs Bueno Silva」の計量が14日(金・同)に行われている。

メインで女子バンタム級5回戦=ホーリー・ホルム×マイラ・ブエノ・シウバの一戦が組まれ、コメインでは先週のUFC290でUFC初陣のジョザイア・ハーレルと対戦予定だったが負傷欠場で試合が流れたジャック・デラ・マダレナが、これもUFC初陣となるFury FCウェルター級王者バシル・ホフェスと対戦する同大会。計量失敗は1人もいなかった。


メインカードでは上記のカード以外に、MMA版の漢江の奇跡=ミドル級で6勝2敗という戦績を残すKTT所属のパク・ジュンヨン✖アルベルト・デュラエフに注目だ。パク・ジョンヨンにとって、今回のデュラエフ戦はUFCで2度目の4連勝へのトライとなる。

プレリミで気になるのは、なんといってもアザット・マクスンのオクタゴン初陣だろう。タイソン・ナムと対戦するマクスンはキャリア16勝0敗のカザフスタン人ファイターで、デンバーで出稽古を行っていた平良達郎が強いと認めている。

長いリーチを生かしたボクシング&レスリングが融合したスタイルで、11勝がフィニッシュと仕留める力を持つフライ級の新鋭。レスリング単体においては、同じくカザフスタンからBRAVE CF経由でUFCとサインしたアス・アルマバエフほどでない。ただし、打撃と相まったMMAテイクダウン能力は高く、スクランブルでのフロント系のチョークやバック奪取からのRNCへの流れと状況判断も秀逸だ。

しかし、マクスンが過去に戦ってきた相手は、当然のようにUFCレベルではない。仮に今回のタイソン・ナム戦で、これまでのような試合内容でフィニッシュできるようであれば、トップ15いやトップ10の力が既にあると考えられる──マクスンのUFCデビュー戦は見逃すことができない。

■視聴方法(予定)
7月16日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN49計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム: 135.5ポンド(61.46キロ)
マイラ・ブエノ・シウバ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ)
バシル・ホフェス: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルベルト・デュラエフ: 185ポンド(83.91キロ)
パク・ジュンヨン: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント: 145.5ポンド(66.0キロ)
チェルシー・チャンドラー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分5R>
オットマン・アザイタル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
ナジム・サディコフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
タッカー・ルッツ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
イステラ・ヌネスト: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴィクトリア・ダダコワ: 116ポンド(52.62キロ)

<フェザー級/5分3R>
オースティン・リンゴ: 145.5ポンド(66.0キロ)
メルキザエル・コスタ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ヘナロ・ヴァルデス: 156ポンド(70.76キロ)
エヴェン・エルダー: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 126ポンド(57.15キロ)
アザット・マクスン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
カール・ディートン3世: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・ムニョス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴェンズスミス: 135.5ポンド(61.46キロ)
アイリン・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)

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Brave CF BRAVE CF72 IMMAF MMA MMAPLANET o ラスル・マゴメドフ

【BRAVE CF72】IMMAF世界王者X2のマゴメドフが、TD→パス→マウント。パンチ&鉄槌でデビュー戦を圧勝

<ライトヘビー級/5分3R>
ラスル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.1R2分07秒by TKO
モハメド・ヒシャム・バラカ(エジプト)

遠い距離でジャブを振り、右の蹴りを見せるマゴメドフ。右ローを入れられたバラカがパンチを振るって前に出てくると、バックステップでかわした直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。マゴメドフはハーフで抑え、パスし即マウントへ。左のパンチをバラカに打ちつけ、しがみついてきたところで押し戻して右の連打を打ち込む。

さらに左右の鉄槌からパンチを連打すると、バラカは両手で顔を覆い横を向いたところでレフェリーが試合を止めた。


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Brave CF BRAVE CF72 Report ブログ モーセン・モハンマドセイフィ

【BRAVE CF72】モーセン・モハンマドセイフィの右オーバーハンドでエル・イスラム失神KO負け

<ライト級/5分3R>
モーセン・モハンマドセイフィ(イラン)
Def.1R1分37秒by KO
ヌール・エル・イスラム(エジプト)

左ジャブを伸ばすエル・イスラム。距離を詰めたモハンマドセイフィはクリンチからアッパー、ヒザ蹴りを入れてボディロックで転がす。立ったままパウンドを落とすモハンマドセイフィは立ち上がったエル・イスラムに対し、左インローを蹴り間合いを測る。左右に回るエル・イスラムは距離を詰めてきたモハンマドセイフィの右フックを耳の後ろ辺りに受けて倒れる。マウントでなく、倒れたエル・イスラムに跨ってパンチをモハンマドセイフィが落とす。

当然、スペースがあるためエル・イスラムは立ち上がることに成功したが、直後に左ローに右オーバーハンドを合わされて気を失って後方に倒れた。


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【BRAVE CF72】メイン以外でIMMAF&ダゲスタンレッスル=マゴメドフ、散打のモハンマドセイフィに注目!!

【写真】ロシアと中央アジアの対戦、世界に通じるファイトが見られる (C)BRAE CF

23日(金・現地時間)、今から約7時間後にバーレーンはリーファのバーレーン・ナショナルスタジアムでBRAVE CF72が開催される。

19日(月・同)にBRAVE CF71を終え、4日間のインターバルで開かれる今大会は、その前回大会のメインでキルギスのイリャ・アスカノフを破った──ウクライナのオマール・ソロモノフが既に次期挑戦者に決まっているフェザー級のタイトルマッチが組まれている。

元M-1ライト級王者で、UFC参戦も1試合でリリースされたロマン・ボガトフは中東を再出発の地とし、昨年10月に韓国のキム・テキュンを破り、BRAVE CFフェザー級の頂点に立った。対してキルギスからのチャレンジャー=ネマット・アブドラシトフは母国のWEF、そしてACBなどでキャリアを積み、王者と同様にBRAVE CFでは3連勝中で挑戦権を手にした。


両者、組みの強いウェルランダーだが、よりレスリング色が強かったアブドラシトフがBRAVEで戦うようになってから、全面的に打撃を武器に戦ってきており、ここ一番まで組まない展開も考えられる。

王者ボガトフとしては蹴りを織り交ぜたファイトで、まずはジェネラルシップはリードしたい。一本勝ちが多い両者だが、その防御力が問われつつ──かなりの接戦が見込まれるBRAVE CFフェザー級選手権試合だ。

また月曜日の大会ではアマMMA最強ラマザン・ギチノフが完勝でプロデビューを飾ったが、今回もバーレーン国旗を掲げIMMAFで2度の世界チャンピオンになっているダゲスタン人レスラー=ラスル・マゴメドフが、プロ初陣をエジプトのモハメド・ヒシャム・バラカ相手に行う。

アマMMA13連勝のマゴメドフだが、彼の前歴で最も目を引くのがフリースタイルレスリングで、リオ金&東京で銀のカイル・スナイダーに土をつけたことだ。

ロシア代表として国際的な舞台で活躍することはできなったマゴメドフだが、ダゲスタンがロシア代表とは別に代表チームを送り込むことできるイヴァン・ヤリギン国際(※ミュウヘン&モントリオールの100キロ級金メダリストで、1997年に交通事故で逝去したソ連を代表するフリースタイルレスラー。ロシア・レスリング協会の要人として、クラスノヤルスクでの世界大会開催に尽力を尽くした)で、マゴメドフはスナイダーの破っっている。

カレッジでもNCAA D1を3度制しているスナイダーのシングルレッグに対し、マゴメドフは俵返しの要領で後方に投げて4Pを獲得。その後はスナイダーに5-5まで追い上げらられが、残り10秒を切りマット際に追いやられた状態から切り返し、逆に場外に押し出して殊勲の白星を挙げている。

そのマゴメドフ、IMMAF時代のMMAではボクシング・スタンスでもほぼ自ら打撃戦を仕掛けることはなかった。距離が合えば組んでテイクダウンから徹底したトップコントロール&パウンド、それがマゴメドフの勝ちパターンだ。そのパウンドも少なく、マウントをしっかりと取ってから殴るという超堅実的な戦いをしてきた。

恐らくはマゴメドフは今夜の試合でもIMMAF時代と同じ、組み立て方で戦うことはまず間違いないだろうが──果たして、どのようなインパクトを残すことができるのか必見だ。

またライト級でヌール・エル・イスラムとBRAVE CF3戦目を戦うモーセン・モハンマドセイフィも注目したい。

プロMMA戦績は2勝2敗のモハンマドセイフィだが、散打の世界では最も成功を収めた格闘家の1人で、BRAVEのモハンマド・シャヒド代表は「散打界のクリスチアーノ・ロナウド」を称している。

武術散打の世界大会を制すること5度、優勝を逃した年も銀メダルを獲得しているモハンマドセイフィは、アジアンゲームスで3度、アジア大会は1度、さらにワールドカップで3度優勝という輝かしい実績を残している。

MMAにおいては蹴り中心でなく、右クロスなど拳の勝負もできるようになった。こうなると散打時代に数々の成功を収めてきたパンチとシングルレッグのコンビネーションも、MMAで生きてくる。

メインの世界以外に、MMAではグリーンでも他の競技で世界レベルになった両者の試合も見逃せない大会となる。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前0時00分~ DAZN

■BRAVE CF72計量結果

<BRAVE CFフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ロマン・ボガトフ:65.7キロ
[挑戦者]ネマット・アブドラシトフ:65.8キロ

<フライ級/5分3R>
マゴメド・イドリソフ:57.2キロ
ビジナ・ガヴァシェリシビリ:57.2キロ

<フェザー級/5分3R>
ヤニス・ゲムモウリ:66.0キロ
マフモッシュ・ラーザ:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ:70.7キロ
イリアス・ジボウ:70.8キロ

<スーパーウェルター級/5分3R>
エリゼ・クボンザ:79.0キロ
ラヤン・アトマニ:77.9キロ

<ライトヘビー級/5分3R>
ラスル・マゴメドフ:93.3キロ
モハメド・ヒシャム・バラカ:91.5キロ

<ライト級/5分3R>
モーセン・モハンマドセイフィ:70.8キロ
ヌール・エル・イスラム:70.2キロ

<フライ級/5分3R>
ムハンマド・アルサミア:56.2キロ
イブラヒム・ハッサン:56.9キロ

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Brave CF BRAVE CF71 IMMAF MMA MMAPLANET o   キック ラマザン・ギチノフ

【BRAVE CF71】3度のIMMAF世界王者ラマザン・ギチノフ、プロ初陣は得意のアナコンダで相手を落とす

【写真】いえばアマ時代と同じ戦い方で、デビュー戦を制したギチノフ(C)BRAVE CF

<ライト級/5分3R>
ラマザン・ギチノフ(バーレーン)
Def.1R1分55秒by アナコンダチョーク
アブダラハマン・イラシディ(モロッコ)

注目のIMMAF世界王者✖3=ギチノフのデビュー戦。左手をマットについて、腰を落とした構えから左の蹴りを見せたイラシディ。続いて後ろ回し蹴り、さらにカーフを蹴るが、ギチノフはカットする。ギチノフは続くイラシディのカーフをキャッチして、即バックへ。ボディロックでスラムしマウントを取ったギチノフが、ケージキックからスクランブルしたイラシディを得意のアナコンダで捉える。

暴れるイラシディをガードの中に収めたギチノフ。やがてイラシディが落ち、一方的な展開でプロ初陣を飾った。「プロでも成功を収められると信じている。彼が落ちたことが分かって、レフェリーに伝えたんだ。次? 少しでも早く試合がしたい」と勝者は話した。


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Brave CF Gladiator Gladiator022 LFA MMA MMAPLANET o Progress Road to UFC UAEW UFC YouTube ジェイソン・マルガリョ ダギースレン・チャグナードルジ チャンネル テムーレン・アルギルマー ハンセン玲雄 パン・ジェヒョク フェルナンド ボクシング 世羅智茂 中村倫也 八木敬志 加賀谷庸一朗 天草ストロンガー四郎 寿希也 森戸新士 江木伸成 江田こうすけ塾長 河名マスト 海外 溝口司 竹本啓哉 網藤雄太 透暉鷹

【Gladiator022】Road to ”Road to UFC”=パン・ジェヒョク戦へ、河名マスト「自分を信じて戦いたい」

【写真】色々あった計量、パン・ジェヒョクの視線が今からすると――そういうことなのかと納得できる (C)MMAPLANET

11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022でフェザー級王座決定トーナメント準決勝戦=河名マストが、パン・ジェヒョクと戦う。

鳴り物入りながら、「苦労する」――そんな評判のなかで、文字通り泥臭くキャリアを積みかさね、LFAで跳ね返された河名がアジア路線のグラジで王座を狙う。もちろん、その先にはRoad to UFCとUFCという絶対的な目標が存在している。

絶対的な組み力を如何にMMAに活用、いや転用するのか。進化した姿を見せる、そんな真価が問われるパン・ジェヒョク戦が決まった直後に行った河名インタビューをここでお届けしたい。


──グラジエイターに初出場、パン・ジェヒョクとフェザー級王座決定T準決勝を戦います。昨年11月の寿希也戦からここまで試合期間が空き、グラジエイターに出場となった経緯というのは?

「Road to UFCに出場できるのか。そこを待っていました。最初はメンバーに入れるというところから話が進まなくて、50/50という気持ちでいたのですが『出られない』という空気が強くなりました。結果、出場できなかったですが、そこから気持ちの切り替えは早かったです。

BRAVE CFとかUAEWなど中東で戦おうと考えて。マネージメントも、組めるかもということだったので。中東は日本で戦うよりも目に留まる。結果を残せば、インパクトがあるだろうと考えていました」

――それでも日本、そしてグラジ参戦となりました。

「今回のRoad to UFCではベルトを持っているのが判断基準になったように感じました。だからベルトを獲るということが念頭にあって。どこでベルトを狙うか、そこを思案していた時にグラジエイターからオファーがありました。ベルトが掛かったトーナメントで、外国人選手を呼んでくれる。去年、LFAで戦って外国人選手と戦う経験が必要だと感じていたのですが、そうなると中東でやろうが、日本でやろうが場所は関係なくなるので。

グラジエイターは実際にチャンピオンがRoad to UFCに出ていますし、自分が目指すところに向かう階段に確実になっていると思います。ちゃんと実績を残せば北米のメジャーに目に留まるのは明らかで、ただし今そこに引っかかってくるのは韓国人だったりモンゴル人だったりしているので、そこに自分が引っかかるように戦います」

――初戦で戦うバン・ジェフンは韓国人選手で、もう一人の外国人選手はモンゴルのダギースレン・チャグナードルジです。アジア圏の選手と戦うことに関しては、どのように思っていますか。

「今回戦う韓国人選手は、海外の選手にありがちな雑さがあって、際で強くて粘ることができると思いました。僕と戦うと誰もがそうなのですが、組みを拒否してきます。その拒否力が高いです。亀井(晨佑)選手との試合は、そういう試合にならなくてボクシングで突き放されたと思います」

――対して、透暉鷹選手との試合では組みを切って打撃を入れるという部分で強さを見せていました。そして、倒されても立ちます。

「倒しても立たれるというのは、倒し方に問題があるのかと思います。そこは寿希也戦前までは綺麗に投げる……レスリング的には相手にケガをさせないようにフォールを取れるように投げていたのを、如何に投げるときにケガをさせるのか。相手が立ちづらいように投げて落とすというのを寿希也戦で少し出すことができたので、今回もそこをしつこくやろうと考えています。相手がもう立ちたくないと思うように投げて、ダメージを与えようと思います」

――レスリングではケガをさせないように投げていたというのが、新鮮に聞こえます。

「そういう投げを使うと、自分もバランスを崩してケガをする可能性が出てきます。そうなるとレスリングという競技は成り立たないので。そこの綺麗さを捨てた、汚く相手を傷つける投げを出せると思います」

――つまりは組んでからの話で、そこまでの成長具合が気になるところです。

「う~ん、受け返しを一般会員さんのクラスでも丁寧にやるようにしています。プロ練習で受け返しを意識しても、それ以前の問題だったので。それすら恐怖が優ってできないので、それを一般会員さんのクラスで一からやってきました」

――もう勇気だけで向かっていた時期とは違うと。

「ハイ。無謀とは違うかと思います。立ち姿と目線、相手を俯瞰して見て自分の姿勢を崩さない。殴られると殴り返すか、組み返す。そこを丁寧にやろうと練習してきました」

――パン・ジェヒョクは打撃で出てくるファイターなので、そこが如何に成長しているのか試金石となる試合ですね。

「相手が思い切り振ってくれればくれるほど、自分が触ることができる機会は増えると思います。相手からすると、組まれても大丈夫だから思い切り殴ってくるわけで。相手がそういうつもりでいるなかで、組んだ時のプレッシャーが相手の想定より上だったら、もうこの試合は取れるんじゃないかと思っています」

――前に出てパンチを当てた方が勝つ。そのような思考で、今回も来ることが予想されます。

「だからこそ、付け入る隙が出てきます。相手が振って、組み返すことが勝利の方程式だとすれば、そこで組み勝てば向こうに切れるカードはない。そこでグゥの音も出ないほど完封できればと思います」

――実際問題、グラジのベルトはRoad to UFCへのチケット。その切符を手にするために、この2試合で何を見せないといけないと思っていますか。

「まず最低条件として、絶対に勝つこと。勝たないといけない。その勝ち方も、これまで通りずっとコントロールし続けるうえで如何に極め技に持って行くのか。それとも倒してダメージを与えるのか。それをこの2試合で見せないといけないことです。

ストレートを当ててKOができれば良いです。でも、そんなことできないので自分がこれまでやってきた形のなかで、コントロール+フィニッシュにいくことで相手も疲れる。もちろん、自分も疲れるのですが、フィニッシュにいくことがコントロールにつながり、コントロールすることがフィニッシュにつながると思っています」

――去年の1月にFight&Lifeで中村倫也選手と対談をしてもらい、あの時に倫也選手は「最長で2年でUFCに行く」と宣言して実現させました。対して河名選手は「最短で2年」と発言し、ここで王者になってRoad to UFCという道が開けば3年目のUFCはありえます。

「そう考えると、現状は……今年のRoad to UFCに出たかったけど、それが可能になればラッキーで。だから、今ここにいることは遅くはないと感じています」

――ところで今日、練習を見させてもらい意外だったのが、練習仲間から『スッと諦めることがある』という発言が聞かれたことです。

「アハハハハ。練習でやったことしか、試合で出ないです。でも、勝負ということを考えると練習と試合は違う。練習で弱くても、試合で強い場合もあって、その逆の人もいます。そういう意味で、僕は試合で自分の力を信じて出せると思っているので、出し切って勝つ。試合で諦めることは絶対にないです。

LFAまではただ無謀に突っ込んでいました。今は怖さを知った上での勇気です。少しは変わることができた思っているので、自分を信じて戦いたいです」

――では、このトーナメントへの意気込みを改めてお願いします。

「打撃からレスリングでコントロールするなかで見る人が見たら分かる――『ここで明らかにダメージを与えた』、『この動きはフィニッシュにつながっている』というのを自分の頭のなかで想像していて。それを表現できればなと思います」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022計量結果

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド:63.95キロ
今村豊:63.95キロ

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:61.0キロ
田中壱季:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:56.5キロ
廣瀬裕斗:56.7キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:65.75キロ
天草ストロンガー四郎:65.6キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.9キロ
別所竜弥:61.2キロ

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄:66.05キロ
徳野一心一馬:65.95キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一:61.2キロ
テムーレン・アルギルマー:61.1キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト:66.1キロ
パン・ジェヒョク:65.55キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
ダギースレン・チャグナードルジ:66.1キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉:61.65キロ※再計量
ジェイソン・マルガリョ:61.45キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士:76.35キロ
網藤雄太:76.55キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂:76.2キロ
加賀谷庸一朗:75.9キロ

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長:61.45キロ
溝口司:61.00キロ

<フライ級/5分2R>
江木伸成:56.3キロ
空:56.55キロ

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎:65.8キロ
藤岡陸:65.95キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季:70.5キロ
水野翔:69.8キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.9キロ
直島弘昌:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
安枝匠:59.45キロ
吉田開威:61.15キロ

<ストロー級/5分2R>
田中優樹:51.75キロ
武尊:51.65キロ

<フライ級/5分1R>
MASATERU:56.25キロ
塩谷尚也:56.2キロ

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太:56.25キロ
西村剛:56.2キロ

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UFC on ESPN46:メインイベント・カイ・カラフランス vs. アミル・アルバジ

フライ級5分5R。カラフランス3位、アルバジ7位。

カラフランスは前回暫定王座決定戦に出場し、そろそろ日本でも「RIZINで和田に敗れた男」の印象を払拭しつつある。シティキックボクシング所属のストライカーで、ホジェリオ・ボントリンとコーディ・ガーブラントを連続1RKOしている。しかし暫定王座決定戦で対戦したモレノにはミドルで腹を効かせられてのパウンドでKO負け。直近で敗れたロイヴァル戦とモレノ戦はいずれもファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞しており、直近5戦のうち4戦でボーナス獲得。30歳。

イラクバグダッド生まれのアルバジ。8歳の時に一家でイラクから離れ、そこから16歳まではシリアとスウェーデンの難民キャンプで過ごす生活。スウェーデン柔術を始めるとMMAへ転向。11勝1敗の戦績を残すと、中東のBrave CFに出場していたことでコロナ禍で行われたUFCアブダビ大会への出場権を得て、2020年7月にデビュー。そこから4連勝・3フィニッシュでランキング入りしたが、ランカーのティム・エリオット、アレックス・ペレス、ブランドン・ロイヴァルとの対戦は、いずれも相手の都合により流れていて、7位だが今回が初のランカーとの対戦となる。29歳。

オッズはほぼ五分。

アルバジが中央を取ってジャブを入れていく。カラフランスは下がりながらサークリング。パンチからタックルで飛び込んだアルバジ。ケージに押し込む。ケージで耐えるカラフランス。アルバジパンチを入れて離れた。またパンチで出るアルバジ。カーフキック。右を打ち込む。ワンツーを返したカラフランス。右オーバーハンドを放つアルバジ。残り30秒。飛び込んで右。カラフランスも左を合わせる。ケージに詰まったカラフランス。左を一発入れるアルバジ。カラフランスがノーガードで挑発するとアルバジもノーガードに。ホーン。ホーン後に睨み合い。

1R微妙だが、手数でややカラフランス。

2R。また中央を取るアルバジ。詰めていく。ケージ際をサークリングするカラフランス。ジャブを入れたアルバジ。飛び込んできたカラフランスに右オーバーハンドを合わせる。ジャブを突くアルバジ。カラフランスカーフキック。カラフランスが出るタイミングでアルバジ右オーバーハンド。また詰めていくアルバジ。ケージを背負ったところでタックルへ。ケージに押し込むが、パンチを入れて離れる。左ミドルを入れるアルバジ。左フック。ア飛び込むカラフランスにアルバジの左がヒットし、一瞬バランスを崩したカラフランス。残り30秒。左をヒットさせたアルバジ。残り10秒でカラフランスがパンチで出た。ホーン。

2Rも大差はない。ヒット数はやはりカラフランスか。

3R。詰めていくアルバジ。ケージを背負ったカラフランスにタックル。テイクダウンをこらえたカラフランスだがテイクダウン。バックに回ろうとするアルバジ。反転したカラフランスだが、アルバジバックをキープすると立った。なおもクラッチしているアルバジ。投げてテイクダウン。こらえているカラフランスだがアルバジハーフバックにすると、背中越しにカラフランスの左腕を固定してパウンド。ローリングしたカラフランスだがアルバジがハーフバックをキープ。四の字バックに。バックから殴るアルバジ。カラフランスは背中のアルバジにパンチを入れる。アルバジチョークを狙うが腕を掴んで防ぐカラフランス。チョーク!体を伸ばして絞めたがギリギリ耐えているカラフランス。残り1分。背負って立ったカラフランス。アルバジを下に落とした。インサイドから肘を入れるカラフランス。パウンド・鉄槌。ホーン。

終盤盛り返したカラフランスだが、チョークがニアフィニッシュでアルバジのラウンド。

4R。カラフランスカーフキック。右フック。アルバジが右オーバーハンド。打撃の手数を増やしてきたカラフランス。ワンツー。ジャブ。逆にアルバジは手が出ない。カラフランスのローに右を合わせるアルバジ。また詰めるアルバジだが、先にボディを入れた。アルバジタックル。バックに付いた。しかし引き剥がしたカラフランス。ジャブを打ち込むカラフランス。残り1分。アルバジ左ミドル。キャッチしてテイクダウンしたカラフランス。しかし脇を差して立ち上がるアルバジ。離れた。残り10秒で出ていくカラフランス。ホーン。

4R打撃の手数でカラフランス。

5R。先にパンチを出したカラフランス。ワンツー。ジャブ。右がヒット。パンチで出たカラフランスに組み付こうとしたアルバジだが組めず。しかしまたタックル。テイクダウンされたがすぐに立とうとするカラフランス。アルバジクラッチして寝かせようとするが、スタンドバックでこらえている。パンチを入れて離れるアルバジ。カラフランス飛び膝から右。アルバジ手数が少ない。カラフランスワンツーロー。アルバジは単発の左のみ。カラフランスがジャブの連打。右の肘を打ち込む。残り1分。詰めていくアルバジだがカラフランスのジャブをもらう。アルバジタックル。切られた。カラフランスが連打を入れた。タイムアップ。

最後は手数でカラフランスが攻勢。1・2Rがやや微妙だが。

48-47カラフランス、48-47アルバジ、48-47アルバジ。スプリットでアルバジ勝利!

アルバジ、10月のアブダビ大会でタイトルに挑戦したいとコメント。

1Rと4Rが割れている。有効打では全ラウンドカラフランス。特に4Rは手数でかなりの大差がついている。1~3Rアルバジに入れたジャッジは分からなくもないが、1Rカラフランスで4Rアルバジに入れたジャッジは良くわからない。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは9割がカラフランス支持で、半数は49-46をつけている。

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Brave CF BRAVE CF72 IMMAF MMA MMAPLANET o UFC アス・アルマバエフ カマル・マゴメドフ ケネス・マニンガット ニコラス・フウェンデ ネマット・アブドラシトフ マルチン・バンデル メイサラ・ムハメッド ライカ ラマザン・ギチノフ ロマン・ボガトフ ヴェリムラッド・カルカソフ

【BRAVE CF71&72】アマMMA最強戦士ラマザン・ギチノフがバーレーンの国立競技場でプロデビュー!!

【写真】昨年3月の国別対抗戦Super Cupでバーレーンの優勝の原動力となったギチノフとその指導者エルダル・エルダノフ (C)MMAPLANET

中東のコンバット・キングダムことバーレーンを拠点とするBRAVE CFが昨年12月以来本拠地に戻り、6月19日(月・現地時間)と23日(土・同)にBRAVE CF71とBRAVE CF72の連戦を行う。

Belllatorスーパーウェルター級王者マルチン・バンデル(C)BRAVE CF

従来のハリファ・スポーツシティ・アリーナではなく、リーファのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催される2大会。

今年に入ってセルヴィア&スロヴェニアというバルカン諸国で実施されたイベントと比較しても、よりBRAVE CFらしいメンツが揃いそうだ。

同フェザー級王者ロマン・ボガトフ(C)BRAVE CF

BRAVE CFらしさといえば──そこはヨーロッパ、アジア、アフリカの接点である中東国家らしく、国際色豊かメンバーが集うことだ。

BRAVE CF71ではメインではポーランド人BRAVE CFスーパーウェルター級王者マルチン・バンデルが、ロシアのカマル・マゴメドフの挑戦を受ける。

加えてBRAVE CF72ではロシア人BRAVE CFフェザー級王者ロマン・ボガトフが、キルギスのネマット・アブドラシトフを相手に初防衛戦に臨む。


ヘッドライナー以外でもBRAVE CF71にはキャリア11勝2敗のウクライナ人オマール・ソロモノフとカザフスタンのイリャル・アルカロフと戦うフェザー級戦や、フィリピンからバンタム級でケネス・マニンガット、フライ級でケネス・マニンガットという新鋭が参戦し、それぞれバーレーンのアブダラ・アリアコブ、エジプトのメイサラ・ムハメッドとMMA新興国家対決が組まれた。

さらには戦績6勝0敗、ジンバブエ人ファイターでEFC Worlwideバンタム級王者ニコラス・フウェンデがプロモーション・デビュー戦を迎え、キャリア8勝1敗の元フライ級タイトルチャレンジャー=ヴェリムラッド・カルカソフと対戦する。このバンタム級の一番は、裏メインといえる顔合わせだ。

BRAVE CF72でもバーレーン国籍を取得したダゲスタン戦士マゴメド・イドリゾフが、ジョージアのヴィジナ・ガヴァシェシュビリと相対する。アス・アルマバエフ&アザット・マクスムが相次いでUFCとサインし、虫食い状態となったフライ級で穴を埋めて存在感を示すのはイドリゾフかガヴァシェシュビリなのか要注目だ。

このようにガチガチのファイトが組まれている2大会だが、30日(火・同)にアマMMA史上最強戦士ラマザン・ギチノフがプロデビュー戦を戦うという発表があった。

ギチノフはダゲスタン出身、バーレーンのKHK MMAに所属しておりIMMAF世界大会を3連覇、アマMMAで連勝記録30を記録し、プロ転向を果たす。対戦相手はエジプト在住のモロッコ人ファイターのアブダラハマン・イラシディ。プロ1勝0敗のストライカー、スケープゴートが用意されたという見方ができるだろう。

アマ最強という見方が、UFC30周年の年にようやくできるようになったMMA界。ある意味、この2大会でタイトル戦以上にギチノフのプロ初陣は注目すべきファイトといえる。

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