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Brave CF BRAVE CF52 News アブドゥル・アブゥラギモフ ブログ ムハマド・モカエフ

【BRAVE CF52】カザフの前にイタリア=ミラノ大会。アブゥラギモフとマカエフが揃い踏み

【写真】バンタムかフェザーか、要注目のマカエフだ (C)BAVE CF

22日(火・現地時間)、21日(月・同)にカザフスタンのマルマトゥイで8月に大会を開くことをアナウンスしたばかりのBRAVE CFが、同じ8月の1日(日・同)にイタリアはミラノでBRAVE CF52の開催を発表し、翌23日(水・同)と合わせて6人の出場選手が明らかとされている。

22日にアブドゥル・アブゥラギモフ、モチャメド・マカエフ、エンリコ・コルテーズの3選手、23日はエリアス・ブグズダム、ヴァレリウ・ミウチャ、デクラン・ダルトンの3人と計6人のファイターの参戦が確認されるなか、注目はアブゥラギモフとマカエフか。



現スーパーウェルター級王者=ヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィと1勝1敗、元ウェルター級王者のアブゥラギモフはキャリア12勝1敗で唯一の敗北がエルシラウィに喫したものだ。

フランス国籍を持ち、ナント在住のダゲスタン人はレスリング&コントロールに加え、サブミッションに優れたファイターだ。

一方、マカエフはオーストリア在住のチェチェン人ファイターで、デビュー以来9連勝で上昇一途にある。ボクシング&テイクダウンを得意としたマカエフは、上背は決して高くなくフェザー級からバンタム級への転向も視野に入れている。

フェザー級はバッバ・ジェンキンス、バンタム級はスティーブン・ローマンがそれぞれPFLとONEに転出した今、マカエフは両階級のトップコンテンダーといえる。

2017年にBRAVE CFにとって初の王者(※フェザー級)となったブグズダムは、UAE Warriorsから砂漠を移動し、カムバックを果たす。

現時点でイタリア人ファイターはコルテーズ、イタリア在住のモルドバ人選手ミウチャがミラノ大会でケージに足を踏み入れるが、BRAVE CF46で期待新鋭ベルナルド・ソバイにスプリット判定勝ちの番狂わせを起こしたフランチェスコ・ヌッツィの出場はぜひ実現させてほしいところだ。

なお今大会はイタリアのザ・ゴールデン・ケージとの共催で英国、ルーマニア、スロヴェニア、スウェーデン、ロシア、そしてベラルーシに続き、欧州では7カ国目の開催となる。

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Brave CF MMA アザット・マスクン ムハマド・モカエフ

【BRAVE CF】BRAVEが8月にカザフスタン大会開催。フライ級無敗対決=モカエフ✖マスクン、実現か

【写真】8月のアルマトゥイでモカエフとマスクンのフライ級無敗対決が実現するか(C)BAVE CF

21日(月・現地時間)、BRAVE CFが8月にカザフスタンのマルマトゥイで2017年4月以来、実に4年4カ月振りとなるカザフ大会を現地のオクタゴン・リーグと共催することを発表した。

オクタゴン・リーグは今やALASH PRIDEを抜き、ACAカザフ大会と並ぶ、中央アジアのリーディングプロモーションとされる大会だ。


今回の発表に先立ち、フライ級のエース候補ムハマド・モカエフが、そのオクタゴンのフライ級王者アザット・マスクンに挑むことをSNSで明らかにしていた。

「無敗同士、これはBRAVE CFでフライ級ナンバーワンを決める試合になる」と綴ったモカエフは、フライ級王座決定戦トーナメントの終了を待たずしてトーナメント優勝者への挑戦権を手にする腹積もりのようだ。

前回の試合は急所蹴りでNCとなったモカエフはプロで5勝0敗、アマで23勝0敗というキャリアを誇る。対して、マスクンは3月のBRAVE CF初陣の勝利でデビュー以来の連勝を12に伸ばしている。

モカエフが挑戦表明を行った時点で、いつどこでこの一戦が組まれるのか言及されていなかったが、詳しい日時は近々アナウンスされる8月のカザフスタン大会になることは間違いないだろう。

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Brave CF BRAVE CF51 MMA Report ジニス・マーゲル. リナット・ゼジンタイ

【BRAVE CF51】ビューティフル・アッパーカット!! ジニス・マーゲルが母国でゼジンタイを完全KO

【写真】見事なアッパーが決まった(C)BRAVE CF

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーゲル(ベラルーシ)
Def.1R2分54秒by KO
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

マルセル・グラビンスキの健康上の理由で、ドクターストップがかかりメインに昇格した一戦。両者が細かいステップを踏み、間合を図る。マーゲルがローを見せ、ゼジンタイがタイミングを計る展開が90秒以上続く。マーゲルも右ローを蹴るが、拳の攻撃やステップインは見られない。とゼジンタイが大振りの左フックで前に出てマーゲルはバックステップから左ミドルを入れる。さらに左フックを当てたマーゲルが、ローから右フック、左ボディストレートと試合をリードする。

ゼジンタイの左ジャブに、マーゲルは見事なタイミングで右アッパーを合わせる。腰から崩れ落ちたゼジンタイに対し、鉄槌の追撃で試合を決めたマーゲルは「ミンクスで勝てて、本当に嬉しい。チームのみんなが一丸となって得た勝利だ。この勝ちはチーム、ベラルーシの勝利だよ。次? 今はとにかく休みたい。ただただハッピーだよ」と笑顔を見せた。


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Brave CF BRAVE CF51 Gladiator014 Interview ダニヤル・アブジバエフ ブログ ワジム・クーチ

【BRAVE CF51】BRAVE初陣、ワジム・クーチ「プライスレス!! コロナ後、パンクラチオンで世界王者目指す」

【写真】果たして、クーチはどのような戦いでベラルーシMMAの可能性をしめしてくれるか (C)BRAVE CF

本日4日(金・現地時間)に、ベラルーシの首都ミンクスはファルコンクラブ・アリーナで、BRAVE CF51が開催される。

BRAVE初のベラルーシ大会ではジニス・マーヒャルやワジム・クーチなど同国のトップレベルMMAファイターがプロモーションデビューを控えている。

MMA戦績15勝1敗、フランスの100% Fightのウェルター級王者でもあるクーチはMMAと並行してパンクラチオンの世界王者を目指すという珍しい思考の持ち主だった。ダニヤル・アブジバエフを目前に控え、東欧気質というのか──旧ソ連らしいというのか、一風変わったクーチの言葉に耳を傾けてほしい。


──アブジバエフ戦が迫ってきました。BRAVE CF初のベラルーシ大会で、同プロモーション初陣を戦います。今の気持ちを教えてください。

「凄く落ち着いている。あとは計量に向けて体重を落とすぐらいで(※インタビューは6月1日に行われた)、ゆっくりと過ごしているよ。スーパーウェルター級という初めての階級で戦うことになるけど、問題はないと思う。もう勝つ準備はできているよ。

母国、そしてミンクスでこのような大きな大会で、国を代表して戦えることはとてもハッピーだよ。今大会では僕以外にもベラルーシの選手がBRAVE CFと契約を結び、デビュー戦を迎える。そこも含めて素晴らしい機会を得たと思っている。

もちろん僕のところにはBRAVE以外にもACAをはじめとするロシアのプロモーションから契約の話はあった。でも僕は国際的な活動をする団体で試合をしたいと思い、BRAVEと契約を結んだんだ。BRAVEには色々な国のファイターが活躍しているしね。

何より、このような活動をパンデミックの期間も行えていることはBRAVEとサインした理由の1つだよ。今、世界中でこれだけの活動をしているプロモーションは本当に数えるほどしか存在していないからね」

──BRAVEを舞台にロシア人だけでなく、米国人やブラジル人、中東のファイターとも戦っていきたいということですね。

「その通りだ。それとスーパーウェルター級という階級にも魅力を感じている。実は77キロまで体重を落とすのは楽ではなくて、79キロというリミットの階級があることも大きいね」

──15勝1敗、素晴らしいレコードのワジムですが、日本のファンはあなたのことを本当に知らないです。これまでのMMAや格闘技キャリアについて教えてもらえますか。

「8年前、大学2年の時にMMAを始めた。それまでは国内トップレベルのフリースタイルレスラーだった。でもレスリングにパンチやキックを混ぜた戦いがしたいと思っていたんだ」

──それまでにキックやムエタイなど打撃系格闘技の経験はあったのですか。

「なかったよ。MMAと同時にコンバットサンボやパンクラチオンの練習もするようになり、そこで打撃もやるようになったよ。パンクラチオンではベラルーシ代表として、欧州選手権や世界大会に出場しているんだ。欧州王者には3度なり、世界大会では銀メダルを獲得している」

──パンクラチオンは道着着用で顔面パンチはなく、投げや関節技、ボディへのパウンドが認められたポイント制の競技ですよね。

「そうだよ。僕はずっとMMAと並行してパンクラチオンを戦ってきた。パンクラチオンを戦うことで、MMAキャリアに悪い影響は全くない。ただパンデミックが起こりパンクラチオンのトーナメントが開催できない状況になっているから、今はMMAに力を入れる時だと思っているんだ。

でもコロナが終われば、MMAの試合に制約を受けない程度でパンクラチオンのトーナメントにも出場していく。今でもパンクラチオンの世界王者になることが夢なんだ。やっぱり2位じゃ終われない。人生を賭けて、パンクラチオンの世界チャンピオンになりたいと思っている」

──パンクラチオンはアマチュアで、生活の糧にはならないですよね。

「パンクラチオンは純粋なアマチュア・スポーツだよ。優勝してもお金にはならない。でも、誰だって自分が心血を注いでいるスポーツの世界チャンピオンになりたいだろう? 子供の頃から世界一になることが夢で。その夢が半ば現実になっている。それこそプライスレスだよ、そのために練習してきて……MMAにも役立っているんだし」

──それをMMAで果たそうとは思わないのですか。それともベラルーシではMMAで成功しても、生きていくことはできないでしょうか。

「ベラルーシのMMAはまだ歴史が浅い。そしてノールールというだけで、ちょっと間違った試合も行われてきた。BRAVEがベラルーシで国際基準にある大会を開くことで、しっかりとしたMMAが根づくことを期待しているよ。ベラルーシ人ファイターが、MMAで活躍できる力があることは他の大会でも証明されているからね。

今大会では同じスーパーウェルター級で戦うジニス・マーヒャルも本当に良い選手だよ。この国のMMAの未来は明るいよ」

──とはいえ、マーヒャルは同じ階級ですしライバルになりますね。

「確かにね。でも、同じ国の人間だしBRAVEという舞台でジニスと戦いたいとは思わない。他の国の選手と戦ってきたいし、彼と戦うとすればベルトを賭けた試合になるだろうね」

──では金曜日の夜は、ベラルーシMMAの可能性が確認できる試合を期待しています。

「正直言えばどんな試合をしたいとかは、余り考えていない。まずは自分の力を出し切ること。打撃でも、サブミッションでも僕がBRAVEという舞台でチャンピオンを目指す力をあることを証明したい」

■視聴方法(予定)
6月5日(金・日本時間)、
午前1時30分~ FITE
午前1時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF51対戦カード

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーヒャル(ベラルーシ)
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
イリエ・ジホウン(フランス)
サム・パターソン(英国)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ワジム・クーチ(ベラルーシ)
ダニヤル・アブジバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
アブドゥルムタリプ・ギエルベコフ(ウクライナ)

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
イブラジム・ナブルゾフ(ジョージア)

<バンタム級/5分3R>
ヴラディスラフ・ノヴィツキー(ベラルーシ)
ヤニス・ゲムモーリ(フランス)

<フライ級/5分3R>
バドマシレン・ドルジエフ(ロシア)
アルマンベット・アブディバシー・ウルウ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
アイジミール・カズベコフ(ロシア)
アブドゥル・カリム・バダクシュ(アフガニスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
アナスタシア・フィアファノヴァ(ロシア)
セウデ・トゥルク(トルコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ワジム・ロリチ(ベラルーシ)
クルボンショ・ジェモロフ(タジキスタン)

<62.5キロ契約/5分3R>
アルテム・ルキャノフ(ベラルーシ)
バクトヴァル・ユヌソフ(タジキスタン)
6日(日・日本時間)

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Brave CF BRAVE CF51 Interview MMA RIZIN UFC ジニス・マーヒャル ボクシング リナット・ゼジンタイ

【BRAVE CF51】中央アジアの嵐。ジニス・マーヒャル戦へ、ボクシングレスラー=リナット・ゼジンタイ

【写真】素晴らしく精悍な表情のリナット・ゼジンタイ (C)BRAVE CF

明日4日(金・現地時間)に、ベラルーシの首都ミンクスにあるファルコンクラブ・アリーナで、BRAVE CF51が開催される。

BRAVEにとって初めてのベラルーシ大会では、現地のトップファイターと新たに契約し、同国のトップファイターが数多くBRAVE初陣を戦う。その1人、ジニス・マーヒャルの対戦相手リナット・ゼジンタイにとってもBRAVEデビュー戦となる。

最近ではACAが進出し、国内大会も数多く行われMMA人気が高まる一方のカザフスタン。ドメスティック二大イベント=OCTAGONとMergen FC のうち、前者のウェルター級王者であるゼジンタイは代役の代役として、3週間前のオファーを受けた。

今、UFCやACA、そしてBRAVEに吹き荒れつつある中央アジアの旋風──その最大勢力であるカザフスタン特有のボクシング・レスラーであるゼジンタイに初インタビューを試みた。


──ジニス・マーヒャル戦でショートノーティスながら、BRAVE CF初陣を戦います。どのような気持ちですか。

「この試合は自分へのテストになる。パワー、テクニックともぶつけて良い試合にしたい。試合に向けての準備期間は短かったけど、常日頃からいつでも戦えるように、しっかりとシムケント(カザフスタン南部にある、国内第3の都市)で練習しているから問題ない。ジニスのパワーは認めているけど、何も恐れることはないよ。

BRAVE CFのようなインターナショナル・ショーで戦うことが夢だったから、ベストを尽くす。BRAVEは現状のMMA界において世界で最も大きなプロモショーンの1つだし、そこで戦えることはとても光栄だよ」

──リナットの試合映像を視させてもらったのですが、ボクシングができるレスラーなのか、レスリングができるボクサーなのか。とにかく、どちらも優れていました。

「ハハハハ、僕はグレコローマン・レスリングを戦ってきたけど、6年前にMMAに転向したんだ。MMAに転向するにあたって、まずグラップリングのトレーニングを始めた。レスリングと共通する部分も多いしね。

柔術では帯を持っていないけど、ノーギはしっかりとやってきてトーナメントでも勝っている。だからグラップリングには自信があるよ」

──ベースはグレコだったのですか。試合を見ていると、フリースタイルの技も多く使っていました。

「レスリングを始めたのはショコーラ(日本でいえば小・中・高に相当する11学年の学校制度)の9年生の時で、大学の間と6年間続けたんだけど、最初はフリースタイル・レスリングの試合に出たいと思っていた。でも、僕は自分の階級では痩せていて身長が高かったから、コーチがフリースタイルには向いてないってグレコの試合に選抜されたんだ。

グレコでは地方大会では優勝もしたけど、フリースタイル・レスリングの練習も続けていたよ」

──それにしても、ボクシングも相当な腕前ですね。

「う~ん、ありがとう。僕はレスラーなんだけど、対戦相手からもボクサーだと思われることが多いんだ(笑)。ただし、僕にとってパンチはそれほど大切な攻撃ではないんだけどね」

──今回の試合はスーパーウェルター級というBRAVE CF特有の階級で行われます。

「普段は90キロぐらいあるから、80キロというリミットはありがたいよ。77キロに落とすより、減量は厳しくない。かといって84キロで戦うと、バカでかい相手ばかりになってしまうからね。初めての階級だから、楽しみしている。

マーヒャルはパワー溢れるストライカーだけど、打撃でも十分にやり合える。もちろん、組み技でも僕が上だ。ケージの中は何が起こるか分からない。でも準備はできているよ。皆に楽しんでもらえる試合をしたい。

そして、この試合をきっかけBRAVEに継続参戦して、ウェルター級のベルトを目指すんだ。2022年の間にチャンピオンになりたいと思っている」

──リナット、今日はありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。僕は子供の頃にノブヒコ・タカダの武士道(Uインター)をDVDで見ていたんだ。ゲーリー・オブライトが大好きだった。そこからPRIDEをチェックするようになった。日本のMMAはユニークで、面白い試合が多い。今もRIZINをチェックしている。だから、日本のメディアに取材してもらって嬉しかったよ」

■視聴方法(予定)
6月5日(金・日本時間)、
午前2時30分~ FITE
午前2時30分~ BRAVE TV

■ BRAVE CF51対戦カード

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーヒャル(ベラルーシ)
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
イリエ・ジホウン(フランス)
サム・パターソン(英国)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ワジム・クーチ(ベラルーシ)
ダニヤル・アブジバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
アブドゥルムタリプ・ギエルベコフ(ウクライナ)

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
イブラジム・ナブルゾフ(ジョージア)

<バンタム級/5分3R>
ヴラディスラフ・ノヴィツキー(ベラルーシ)
ヤニス・ゲムモーリ(フランス)

<フライ級/5分3R>
バドマシレン・ドルジエフ(ロシア)
アルマンベット・アブディバシー・ウルウ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
アイジミール・カズベコフ(ロシア)
アブドゥル・カリム・バダクシュ(アフガニスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
アナスタシア・フィアファノヴァ(ロシア)
セウデ・トゥルク(トルコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ワジム・ロリチ(ベラルーシ)
クルボンショ・ジェモロフ(タジキスタン)

<62.5キロ契約/5分3R>
アルテム・ルキャノフ(ベラルーシ)
バクトヴァル・ユヌソフ(タジキスタン)
6日(日・日本時間)

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ACA Brave CF Interview LFA ONE Special UFC ブログ 平良達郎 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:3月─その弐─平良達郎✖前田吉朗─02─「完全に通行手形じゃん?」

【写真】平良を例に、日本人選手がUFCで戦うためのキャリアップ方法を模索 (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

引き続き2021年3月の一番、第ニ弾は20日に行われたShooto2021#02から平良達郎✖前田吉朗──日本人選手の育成環境──について語らおう。

<青木真也が語る平良達郎✖前田吉朗Part.01はコチラから>


──修斗、パンクラス、DEEPの段階である程度以上の国際戦ができていた。コロナ後に、そのようなJ-MMAとなれるのか。そうならないのであるなら、端的な表現をするとUFCで勝てる選手をどのように育てるのか。

「もう招聘できなくなっていますからね。だから元UFCとかではなくて韓国、グアム、フィリピンから強くなるための対戦相手を呼ぶことができるのか」

──若い選手が世界と戦える力をつけるために韓国、グアム、フィリピンから将来のUFCファイター、ONEアスリートになるような素材を招聘して、切磋琢磨できる環境を創る。その通りですね。日本で世代越えをしても、それが力の立証にはならないようになっていますし。

「今、後楽園ホールの大会で出てきてくれる上の世代は、言い方は悪いですけどピークを過ぎている。なのでキャリアアップが難しい。

矢地(祐介)選手とか田中(路教)選手って、割と早い段階にPXCに行きましたよね。当時は裏口入学的なメジャーの狙い方でしたが、そういうキャリアアップの仕方というのがあったと思うんです」

──あぁ、私は先見の明があると思いました。海外のフィーダーショー、そして日本で戦えない相手と戦ういう点のおいて。

「ハイ。日本で見られた旧来の手順とは違う。海外の大会でベルトを巻いてUFCを狙っていました。そして田中選手はラッセル・ドーンに勝って、矢地選手はアレックス・ヴォルカノフスキーと戦っている」

──両選手とも後のUFCファイター、ヴォルカノフスキーに至っては元フェザー級世界王者です。

「そういう選手たちとPXCで戦っていた。海外の大会からUFCへというのをやったのが田中選手と矢地選手で。彼らが走りだったと思います。今、海外のフィーダーショーで試合をするというのはコロナで難しいですけど、往来ができるようになれば、そこはしっかりと見ておく必要があるかと思います」

──それが現状の平良選手にも当てはまると、青木選手は考えていますか。

「ハイ。修斗のチャンピオンになった時点で、UFCから声が掛かれば──現状の力云々でなく行くべきです。ただし、そうでないなら、海外で結果を残すことが必要かと思います。海外を経験する、外国人選手と戦っておくという以上に、現状ではUFCは日本国内を評価していないわけじゃないですか」

──ハイ。コロナ禍でも韓国人選手や中国人選手の新しい契約は進んでいますが、日本人選手は村田夏南子選手だけで。村田選手はInvicta FCで結果を残し、コロナ以前からリストに入っていました。

「日本で戦っていても、評価はされない。ここですね、僕が強く思うところは。日本人選手が評価されていないから、日本人選手に勝っても次に繋がらない。僕らの頃のように繋がっていれば、海外に行ったり、外国人選手に勝つことに拘る必要はないわけで」

──車のレースだと、F1を頂点にF2、F3というステップアップカテゴリーが存在し、F3は日本にも選手権があります。

「……」

──ただ日本のF3で結果を残しても、ステップアップ先は欧州のF2ではなく、もう一度欧州でF3のシリーズに参戦することになります。日本のF3王座は欧州のF3へ行くため。つまり、同じ土俵で戦うために日本でF3を戦います。

「あぁ、つまり日本のレースは本場では評価の遡上にならないのですね。う~ん、MMAでいっても評価されない──評価基準になる選手がいないということですしね。そんななかで海外に出て勝負しているのが韓国人だと思います。

UAEウォリアーズやBRAVE CFという今も国際戦が組まれている中東の大会に彼らは出て行っていますからね」

──PFLも韓国人選手が出場します。それは韓国にはRIZINのような規模の大会がないことも関係していると思います。

「そうですね。国内にメジャーがない。ROAD FCの調子が良かった時は、多くの選手がROAD FCを目指していたと思うんです。中東に行かなくて」

──UFCでないゴールがありました。

「今は韓国にはそこがない。だから、彼らは海外に出て行っている」

──平良選手もまずは修斗のベルトと考えているでしょうが、その先の青写真はしっかりと描く必要があるということですね。

「修斗って、特別なベルト、歴史がある。これは特別だという見せ方がありました。でも今ではどこかに行くためのベルトじゃないですか。

『お前が言うなよ』と指摘されることは承知のうえで、だったら最初から通行手形だって言えば良いのにって思います」

──その通りですね。同時に修斗も戦うという姿勢を持っているのは、ストロー級王者の箕輪ひろば選手だけだと思います。他のチャンピオンはONEやRIZINで戦い、ベルトは返上という選択をしていますし。

「なら、完全に通行手形じゃん? もう通行手形だって言えば良いのに。いつまでがプレミアムなベルトだったのかって。だから今の選手は自分の見ている先を考えると、そこまでベルトに拘る必要があるのかと」

現在開催されているBRAVE CFフライ級王座決定トーナメントに参戦中のアリ・バガウディノフ(C)BRAVE CF

──一応ONEは王者になれば、契約という話がありました。そしてUFCは通行手形になっていない。

「だから僕なんかは、ベルトに拘る必要なく田中選手がPXCに行ったような選択を修斗で戦っている選手も選択して良いと思います。今の感じだと」

ACAフライ級王者はHEATに来日経験のあるアザマット・カレフォフ(C)ACA

──例えばBRAVE CFだとフライ級にはアリ・バガウティノフ、ホゼ・トーレス、ダスティン・オーティズというUFCベテラン、そしてムハマド・モカエフのようなダイヤの原石がいます。

王者→UFCもしくはBellatorというレールが最も明白なLFAのフライ級王者はヴィクター・アルタミラノだ(C)LFA

「ハイ、BRAVE CFのフライ級はレベルが高いです。バガフティノフに勝ったのは誰だといえば、堀口選手になるわけで。そういう話なんですよね。

それか評価の遡上に確実になっているロシア、ACAへ行くとか。田中選手みたいにLFAを選ぶとか。勝って、そこからUFCへ行く──そういうことを考える時代だと思います」

──それが日本の現状だと。

「良い、悪いではなくて、結果としてどこもが内向きになっています。内向きになるのは商売のことを考えると、悪くはないです。でも同時にリスクもある。尻つぼみにはなっていくんです。そこはバランスで、内向きになりつつ外もある程度見ておかないと、選手も頑張れなくなるかも──と僕は思います」

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ACA Brave CF Interview KSW Special ノーマン・パーク ブログ マテウス・ガムロ 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:7月─その参─ガムロ×パーク「あれは死者に鞭を打っている」

【写真】勝ったガムロが、負けたパークにマイクで謝らせる。そしてガムロ陣営が拍手し、パークのセコンドは何とも言えぬ表情を浮かべる。世界観が違う……(C)KSW


過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。そんな青木が選んだ7 月の一番、第3弾は11日に開催されたKSW53からマテウス・ガムロ✖ノーマン・パークの一戦を語らおう。


普通にやっても強い

──7月の青木真也が選ぶ、この一番。3試合目は?

「マテウス・ガムロ✖ノーマン・パーク戦です。ただし、パークは体重オーバーでミソをつけちゃいましたね」

──因縁の3連戦ながら2度目の体重オーバーです。

「イっていますよ。そう思いました。計量を何度もミスするって、何かが壊れているってことじゃないかと」

──その分、コンディションも良くなかったです。

「ガムロは1日50分サンドバックを叩いているとか、嘘くさいですよね。でもポーランドはショッピングモールで計量して、人が見に来るくらいだから練習していただろうし」

──英国のパークはそうでなかった可能性は高いです。

「いずれにしても、連敗ですし。ガムロのパンチが普通に強いってことですね」

──と同時にKSWで行われている試合としては、ガムロは以前の方が面白かった。

「ですよね。ATTに行ってから面白くなくなった。アウトに徹して……まぁ、良くあるパターンですよね。打撃もガンガン行って、寝技でクロスヒールを仕掛けていたのが、ATTにいって打撃が強くなり、テイクダウンを切ることができるようになった。そして、普通にやっても強いと。

ノーマン・パークはUFCで中堅の上ぐらい、そこにあの試合ができる。それは強いですよ」

──ノーマン・パークって、個人的にはジョニー・ケースに被ります。

「分かります。そこですよね、UFCでのポジションでは。にししても──ですよ、試合後に『家族に謝れ!』ってヤツ(笑)。面白いですよね」

──性格悪って(笑)。

「本気で嫌いなんでしょうね。アレは文化の違いですかね。家族を侮辱するって、トラッシュトークでも一線を越えるという部分が、国によって違うというか」

──戦い終わってノーサイド……にもならないと。

「いやぁ、でも謝らせる必要は全くないと思いますよ。あれは死者に鞭を打っている。美徳がない。斬ったまでは良いけど、塩を塗っちゃダメでしょって。アレは文化ですね、そうできるというは」

──私がパークのセコンドなら、あそこでまた殴りにいってしまいますね。傷口に塩を塗るような真似をしてきたら。

「勝ったんだから、良いじゃねぇかって。もうそれで良いだろうってことですからね」

──そうなると『青木、あの中指は?』と指摘されそうですが。

「僕はあの時、一切コメントしてないですから。負けた後にトラッシュトークを続けるようなことはしない。だって、試合が終わっているのにトラッシュトークしても仕事にならねぇよって(笑)。そこは、もう執念でやっている北岡さんっぽいなって思いました」

──そのガムロから、青木選手に対戦要求があったみたいですね。

「ハイ、試合後にKSWではあと1試合契約が残っているから、僕と戦いって言ったみたいです」

──凄い展開です。

「ポーランドのメディアから『どう思う?』って意見を求められたので、『ありがとうございます』って答えておきました」

──ONEと契約すればありえますよね。

「でも1試合契約が残っているからってことなので。もう、その先は決めているんでしょうね。だからこそ僕と戦っておきたいという発言でしょうし」

──あぁ、そういうMMA観も持っているのですね、ガムロは。面白です。

「でもガムロ云々ではなくて、1度ポーランドは行っておきたいですね。ロシアとポーランドは。高島さんは今、Brave CFとかUAEウォリアーズとか中東も来ているようだけど、彼らってUFCに行ってしまうじゃないですか。UFCのフィーダーショー的だから、あんまり面白みがなくて。僕は独自な世界……ACAも選手はUFCに行っているけど、KSWと合わせてその世界観に触れてみたいですね。KSWなんて完全に閉ざされた世界だし、ACAも絶対に理解不能なことやっていそうで」

──それは絶対ですよね(笑)。と同時に中東の王族大会って、世が世だけに上を目指す選手が集まってくる可能性があると思うんです。

「あぁロシア系もそうだし、アフリカもいますよね。アラブからどんどん発掘が進むかもしれないですね。対してKSWはLFAとかTitan FCと違って──選手がUFCに行かないから、実力が測れない。その楽しさがあります。ユーロ圏ではない、外籠りの聖地も周囲にある。マーチン・ヘルドを生んだ国ですからね。整備されたリトアニアみたいで、ある意味……KSWは昔の日本のような自分たちの国で自己完結できる世界観があるというのは興味深いです」

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【Brave CF38】3週間で2度目のファイト=ヘルマンソン、アーベリのスピーディーな打撃に下る

<56キロ契約/5分3R>
エリン・アーベリ(スウェーデン)
Def.2-1:29-28,29-28.27-30
マーリン・ヘルマンソン(スウェーデン)

7月20日のルーマニア・ブカレスト大会でRNCで勝利したばかりのヘルマンソンが、キック、ムエタイ、散打がベースのアーベリとストライカー対決に挑む。ワンツーフックからローを蹴るアーベリは、さらにパンチから左ミドルを入れる。ヘルマンソンのジャブをバックステップでかわし、ローを蹴ったアーベリは続く左ミドルをキャッチされテイクダウンを許す。

クローズドガードを開き、腰を引いて立ち上がったアーベリが右ハイ、右ローを蹴る。さらにアーベリは左ジャブ、右ミドルもヘルマンソンが組みつきテイクダウン狙いからバックに。太腿にヒザをいれ、崩してから背中に飛び乗りスタンドで両足をフックしたヘルマンソンは四の字フックに取る。手首を取るアーベリにパンチを入れ、右腕をアゴの上から絞めつけたヘルマンソンは寝技に持ち込むが、絞めは外されタイムアップとなった。

2R、アーベリはスピードのある右ローと右前蹴りを連続で蹴り、右ストレートを当てる。打撃では上のアーベリだが、ヘルマンソンはここも蹴り足をキャッチしてテイクダウンすると一気にバックに回りRNCへ。上を向きなおしてエスケープしたアーベリ、ヘルマンソンは大量の鼻血が見られる。アーベリはハーフから立ち上がり、ボディロックで倒しに来たヘルマンソンから逆にトップを取る。鼻血で息が苦しそうなヘルマンソンに対し、スタンドを選択したアーベリがローからワンツーを入れる。

スピードがあり重いローと、ステップジャブ、ボディストレートと打撃では完全にアーベリが試合を支配。ヘルマンソンもダブルのジャブを放つも、このラウンドは取られた可能性もある。

最終回、ヘルマンソンが左ジャブを当て、続くジャブは相打ちに。アーベリは右ストレートを伸ばした直後に左ハイを蹴り込む。動きが鈍ったヘルマンソンに対し、足を使いながら左ミドルを入れたアーベリは、組まれてもヒザ蹴りをボディに突き刺し逆にケージに押し込んでいく。クリンチの攻防はボディロックでテイクダウンを決めたヘルマンソンに軍配。ヘルマンソンは足を一本抜いてパスの圧力を高める。アーベリもフルガードに戻すが、スクランブルには持ち込めない。

残り40秒を切り、ようやく蹴り上げからスタンド戻ったアーベリは、ヘルマンソンのクリンチをタイ・クリンチ風に崩して離れる。ヘルマンソンはアッパーを被弾し、必死に組みついて最後にもう1度テイクダウンし、タイムアップ。スタンドの圧倒ぶりと、テイクダウン──ジャッジは割れ、前者=アーベリが判定勝ちを手にした。

「アンダードッグで戦うのは好きなの。彼女はグレートボクサーだけど、前足が出ているし、前足重心だからスウェイがそれほどじゃない。そこを理解して戦ったの」と勝者は、笑顔を見せながら冷静に勝利を振り返った。


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【Brave CF】Brave CFは7月にルーマニア・ブカレストの巨大ビアホールで2連続大会で、活動リスタート

【写真】昨年11月のブカレスト大会のメインで勝利したNZのブレウィン。ケージにはReal Xtreme Fightingという文字も確認できる (C) BRAVE CF

18日(木・現地時間)、中東バーレーンに本拠地を置き、グローバルにイベント展開するBrave CFが、7月20日(月・同)と27日(月・同)にルーマニアの首都ブレカレスとでイベントを再開することを明らかにした。

今月13日(土・同)にSNS上で「BRAVE is BACK」という発表を行ったブレイブCFの活動再開はルーマニアから、そしてUFCもそうだがLFAにも見られたように同一会場で複数回のイベントを行うというスタイルが取られた。


ブレイブCFにとって1月19日のスロヴェニア大会以来、半年ぶりのイベントはブレカレストのベラリアHという巨大ビアホールで行われることとなった。現状、ルーマニアのコロナ感染状況は国全体で感染者数は23000人、死者は1400人でブカレストの感染者は2500、都市ごとの死者数は発表されていない。当然、活動再開に向けてブレイブでも選手やスタッフの健康を第一とするという旨を発している。

ブレイブCFでは昨年11月4日に初のヨーロッパ大会をブカレストで開いており、その時も会場は同じで、現地のMMAプロモーションであるReal Xtreme Fightingとの共催で行われた。実質の現地の仕切りはRXFという形で、7月の2連戦も実施されることが予想される。そのRXFにとっては昨年12月以来7カ月振りの大会となり、前回のブカレスト大会では13試合中、9試合にルーマニア人選手が出場し、5試合は同朋対決だった。

またBrave28にはZSTなどで戦う森山壱政が出場しているが、もちろん現状で日本人選手の海外遠征はないだろう。今回の2連戦に向け、ブレイブCFでは『誰の試合が見たい?』とSNSで謳っているが、前回のブカレスト大会のメインでポーランドのマチェク・ジェルシェフスキに腕十字で快勝しているジョン・ブレウィンはニュージーランド人選手──現状、NZや豪州は最も海外への渡航がしやすい国といえるが──果たして……。

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【Brave CF】砂漠の王様系プロモーション=BRAVE CFもSNSでリスタート宣言

【写真】日時・場所ともアナウンスはないが、とにかく活動再開に動き出した(C) BRAVE CF

13日(土・現地時間)、中東バーレーンの王族で同国の青少年スポーツ最高評議会の議長を務めるシェイフ・ハリド・ビン・ハマド・アール・ハリーファ王子が興したBrave Combat Federationが公式SNSで「BRAVE is BACK」という発表を行った。

3月14日にモハメッド・シャヒドBrave CF代表が「衝動に駆られて行動するのではなく、この問題を解決する方向を模索したい。安全を第一に考え、WHOや開催地の地方自治体と話し合いを続けていく」と発言し、16日に3月28日のブラジル・バウネアーリオ・コンボリウー大会、4月13日のルーマニア・ブカレスト大会、同18日のスウェーデン・ストックホルム大会の延期に踏み切った。

あれから2カ月半を経て、活動再開宣言を行ったブレイブCF。海外シーンではUFC、韓国のRoad FC、米国のフィーダーショー=Titan FCが既にイベントを行い、7月にはInvicta FCとLFAも動き出す。さらに同じ中東の王族系大会ではUAE Warriorが12日にリスタートを切った。

ブレイブCFは日時、場所ともにアナウンスをしておらず、SNSの投稿に「ブレイブ・ネーション、我々は戻ってきた。偉大なるブレイブCFのレガシーを目撃する準備はできているか」という文字が添えられている。グローバルに活動するブレイブCFの活動再開、その詳細及び続報を待ちたい。