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BELLATOR o PFL アーロン・ピコ

PFL2024#3:第9試合・ガブリエル・ブラガ vs. ジャスティン・ゴンザレス

フェザー級リーグ戦。

ブラガは昨年の準優勝。昨年チャレンジャーシリーズに出場して勝利し本戦出場。予選で連勝して勝ち上がると、決勝は予選で判定勝ちしたピネドとの再戦となり、3Rにパンチのラッシュを浴びてKO負け。Bellatorとの対抗戦では、代役として父の元チームメイトで幼少期より面識のあるパトリシオとの対戦が発表となったが、1月にコーチでもある父がブラジルで殺害されたショックから立ち直り試合に向かおうとするも、練習や減量すべてで亡き父のことを思い出さずにはいられず、パトリシオ戦発表前の時点ですでに引退を表明していたとのこと。結局試合は消滅となったが、なぜか引退せずPFL本戦に出場する。25歳。

ゴンザレスはBellator3勝3敗。最終ランキングは8位。同じリーグ戦に出るカイ・カマカ3世には判定勝ちしたが、アーロン・ピコ、マッズ・バーネル、ティムール・シズリエフには判定負け。32歳。

前蹴りで牽制するブラガ。距離を取り様子見しているゴンザレス。詰めたブラガにゴンザレスタックル。受け止めて引き剥がしたブラガ。ジャブから右フックを出したゴンザレス。右ボディ。ゴンザレスパンチからタックルへ。ボディロック。膝をついたブラガ。ケージ際でパンチを入れるゴンザレス。投げて寝かせようとする。バックキープしながらヒザを入れるゴンザレス。耐えているブラガだが時間が過ぎていく。立とうとしたが、すぐ投げで膝を着くブラガ。残り50秒で立って離れた。詰めるブラガ。パンチを出していくブラガがワンツー。ケージに詰めて左フックがヒット!頭からマットに崩れたゴンザレス。レフェリー即ストップ!

ブラガ打撃の距離が合わない様子でずっと劣勢だったが、終盤の左フック一発でKO勝ち。フェザー級で初フィニッシュし、6ポイント獲得で現時点で1位に。現在の得点状況だと、この1勝で決勝トーナメント進出が濃厚に。

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック バッバ・ジェンキンス

【PFL2024#03】PFL初参戦の元Bellator勢、カマカ3世がジェンキンスをパンチで削りユナニマス判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バッバ・ジェンキンス(米国)

サウスポーのジェンキンスが左ハイ、左ストレートを放つ。オーソドックスにスイッチしてシングルレッグで組むも、これはカマカがカットした。スタンドに戻ったジェンキンスはサウスポーに戻す。カマカが右ローを散らすと、ジェンキンスはまたもシングルレッグで入るも倒せず。左ミドルを打ち込んで下がったジェンキンスに対し、カマカが右を入れる。ジェンキンスの左がカマカの顔面を捕らえた。ローの打ち合いからジェンキンスは左ミドル、左ボディストレートへ。組んだジェンキンスは、離れ際に左ヒザを突き上げる。ケージ中央でカマカが右ハイを見せた。

カマカの右ストレートをかわしたジェンキンスはカカトへのシングルレッグに入るも、これはカマカがすぐに足を抜く。カマカは右ミドルをブロックされたあと、細かく右ローを打つ。ジェンキンスの右フックも当たる。カマカは左ジャブを突き刺し、右インロー。カマカの右ボディストレートの打ち終わりに、ジェンキンスが左ストレートを合わせる。カマカの左フックをかわしてバランスを崩したジェンキンスがマットに手を着く。残り10秒でジェンキンスが距離を詰めていった。

2R、ジェンキンスが頭を下げて右ジャブを突く。左ミドル、左カーフキックと蹴りを散らすジェンキンスに対し、カマカもパンチで捌いて距離を取る。カマカが右ミドル、ジェンキンスが左インローを見せる。ジェンキンスがカマカの打ち終わりに左ミドル、左ストレートを合わせていく。しかしカマカもジェンキンスの右ジャブに対して、右ショートを当てた。ジェンキンスはシングルレッグからドライブし、ケージ際でバックへ。ここはカマカが離れた。ケージ中央の接近戦でヒザを突き上げる両者。距離ができるとカマカのショートパンチが当たる。

シングルレッグを切られたカマカはワンツーを伸ばす。このラウンドは前に出続けるジェンキンス。カマカが足を滑らせると、ジェンキンスがシングルレッグからバックに回る。バックマウントを奪われたカマカが立ち上がり、RNCを狙うジェンキンスを振り落とした。パンチを受けるジェンキンスがスクランブルに持ち込もうとしたが、カマカが立ち上がって離れる。ケージ中央で組み合った両者は、残り10秒を打ち合いで終えた。

最終回、打撃の交換からケージ中央でジェンキンスが飛び込み、ボディロックでグラウンドに持ち込む。しかしカマカがすぐに立ち上がった。スタンドに戻ると打ち合いでジェンキンスの右フック、カマカの右ストレートがクリーンヒットする。ジェンキンスはテイクダウンを狙うが、カマカがカットした。なおもテイクダウンを仕掛けるジェンキンスが、ケージ際でシングルレッグで組むもカマカが差し返してケージに押し込む。離れるとカマカの右ストレートがヒットする。さらにカマカの左フックを受けたジェンキンスが足を滑らせてしまう。

明らかに動きが落ちたジェンキンスの顔面を、カマカの右ストレートが捕らえる。距離を取ってサークリングするカマカに、ジェンキンスが組みつくも潰されてる。ジェンキンスは引き込みからシングルレッグで組む。さらにアンクルピックに切り替えてカマカに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けたカマカは、両足を挟まれながらタイムアップまで凌いだ。

PFLがBellatorを買収したことで、カイ・カマカ3世も2024年シーズンに参加。元Bellatorファイターであり、PFL上位常連のジェンキンスを下して3Pを獲得した。


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BELLATOR MMA o PFL キック マイケル・ペイジ

PFL2024#3:第8試合・ゴイチ・ヤマウチ vs. ネイマン・グレイシー

ウェルター級リーグ戦。Bellator時代の2022年に対戦した両者のリマッチがなぜかPFLで組まれた。

当初フェザー級だったゴイチは減量が厳しくなりライト→ウェルターと転向。しかし178cmはウェルター級では相当小柄で、ウェルターだと体も絞りきれていないように見える。ウェルターで2連勝後、昨年3月にマイケル・ペイジと対戦したが、ローキック一発でゴイチの膝が外れTKO負け。多分にアクシデント的な決着ではあったが。今回はそれ以来の試合。31歳。

ネイマンはエリオの兄カーロスの息子・ホブソンの娘カーラ・グレイシー柔術8段のマーシオ・スタンボウスキーの間に生まれた子で、物心付く前から柔術を始めた。柔術の実績は茶帯で世界選手権3位、黒帯ではノーギ世界選手権で3位。柔術MMAは叔父ヘンゾ・グレイシーの元で学んでいる。WSOFでデビュー後はBellatorで育成されるが、デビューから8戦まではプロテクトされており、明らかに格下相手との対戦のみ。9戦目のウェルター級GP一回戦からの戦績は4勝4敗。典型的柔術家で、テイクダウンできれば強いが、テイクダウンを奪えないレスラー相手だとタックルを切られてジリ貧になる。35歳。

1度目の対戦は、序盤からゴイチがパンチを効かせる展開で、寝技には付き合わず、ネイマンがパンチで出ようとしたところにアッパーを打ち込み、ダウン後のパウンドでゴイチがKO勝ちした。ネイマンにとってはキャリア唯一のフィニッシュ負けとなる。

やはり腹周りが太めのヤマウチ。パンチからネイマンの蹴りをキャッチしたが放した。ネイマンが組みに行くが、ヤマウチケージに押し込む。パンチを入れて離れたヤマウチ。プレスするヤマウチ。ヒザを入れたネイマンがテイクダウンしたが、グラウンドには行かず立たせた。ワンツーを入れるヤマウチ。ネイマンもらった。ケージ際をサークリング。タックルを受け止めるヤマウチ。ネイマンまたタックルに入るが距離が遠く切られた。ヤマウチクリンチアッパー。ネイマン飛びつき腕十字。しかし肘を抜いて離れたヤマウチ。左が入るネイマンダウン気味に倒れた。残り1分。ヤマウチまたグラウンドに付き合わず立たせた。パンチで出たネイマンだがヤマウチの左フックがヒット。タックルを切る。ゴング。

1Rヤマウチ。前回同様、打撃のレベルに差がある。

2R。詰めていくヤマウチ。ネイマン下がってサークリング。打撃もタックルも防がれて手詰まりになってきた。詰めてパンチを入れるヤマウチ。ネイマンが組もうとすると引き剥がす。バックキックを見せたネイマン。ヤマウチもバックキックを出したがキャッチされた。テイクダウンしてグラウンドに持ち込もうとしたネイマンだが、ヤマウチすぐに立って離れた。スタンド。カーフキック。ジャブ。ネイマンもカーフ。ネイマンクリンチアッパー。強いパンチを入れたが、ヤマウチが出るとまたサークリングして下がる。残り1分。右を一発当てたネイマン。詰めてきたヤマウチ。ワンツーがヒット。距離を取り離れるネイマン。ゴング。

2Rヒット数の差はそこまでないが、ヤマウチのラウンドか。

3R。また詰めるヤマウチ。ネイマンのタックルを首を抱えてがぶるが放す。ヤマウチ詰めてパンチの連打をヒット。ネイマンの蹴り足をキャッチ。振りほどいたネイマン。詰めていくヤマウチ。ネイマンタックルも切られる。ネイマン右をヒット。前蹴り。キャッチしてそのまま右を入れたヤマウチ。飛び込んだところで組もうとしたネイマンだが組めず。タックルに入ったネイマン。受け止めたヤマウチだが引き込んだネイマン。ヤマウチハーフで枕を取って押さえ込む。パウンドを入れるヤマウチ。ハーフで固めた。会場はブーイング。ネイマン下で動かず。勝っていると思っているわけではないだろうが…。タイムアップ。

29-28×3でヤマウチ勝利。2Rはネイマンだったが、基本的にはヤマウチペースのまま判定勝ち。3ポイント獲得。

本人が望んだかどうかわからないリベンジ戦だったが、前回と同じように打撃で押されてグラウンドに付き合ってもらえない展開で判定負け。

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AB BELLATOR o PFL UFC ゴイチ・ヤマウチ レイ・クーパー3世

PFL2024#3:第7試合・バッバ・ジェンキンス vs. カイ・カマカ3世

フェザー級リーグ戦。

ジェンキンスは2021年からPFLに参戦し、ベスト4→準優勝→ベスト4と、予選リーグでは6戦全勝で毎年決勝トーナメントに進んでいるものの、100万ドルは獲得出来ていない。エリートレスラーで、もともとBellatorの育成マッチでキャリアを積んでいた。Bellatorでは8勝3敗で、ジョージ・カラカニヤンには2度対戦しどちらも1Rフィニッシュ負け。フェザー級時代のゴイチ・ヤマウチに勝ったこともある。36歳。

ハワイのカマカはBellator最終ランキング9位。PFLウェルター級で2度優勝しているレイ・クーパー3世のいとこ。レスリングがバックボーン。Bellatorハワイ大会の前座で2勝した後UFCと契約したが、初戦KO勝ちの後2連敗し、契約最終戦となる4戦目はドロー。再契約せずFAとなり、2021年から再びBellatorに出場している。再契約後のBellatorではジャスティン・ゴンザレスに敗れたのみで4勝1敗。29歳。

ジェンキンス左ミドル。パンチからタックル。シングルレッグを狙ったが切ったカマカ。また左ミドルを入れるジェンキンス。またタックルに入るが切ったカマカ。また左ミドルを入れるジェンキンス。ジャブから左を入れたジェンキンス。左ハイ。左ボディ。ギリギリの距離でプレッシャーをかけ、カマカのパンチの打ち終わりに打ち返していくジェンキンス。左がヒット。カマカも打ち返す。ジェンキンスタックル。切ったカマカ。ワンツーを入れたジェンキンス。釜かもミドルを返す。残り1分。飛び込んだジェンキンスだがスリップ?バランスを崩した。ゴング。

1R打撃のヒット数は互角。ややジェンキンスのラウンドか。リプレイで見ると終盤ジェンキンスがバランスを崩した際にカマカのパンチがヒットしており、ダウンと見ればカマカのラウンドになるかもしれない。

2R。圧を強めるジェンキンス。カマカも打撃を入れていく。ジェンキンスのジャブにワンツーを返す。ジェンキンスタックル。初めてテイクダウン成功。すぐ立つカマカのバックに回る。クラッチを切って離れたカマカ。ジャブから組み付いたカマカ。ヒザの打ち合い。ジェンキンスのパンチの打ち終わりに右をヒット。さらにボディを入れたカマカ。打撃でややカマカが圧し気味に。右。ヒザがヒット。ジェンキンス被弾が増えてきた。しかし詰めるジェンキンス。アンクルピックで倒したバックに回る。残り1分半。ハーフバック。背負って立つカマカ。反転して落としたカマカ。パウンド。離れてスタンドに戻した。ジェンキンス打撃で出る。四つに組んだカマカ。ヒザを入れるジェンキンス。ゴング。

2R打撃でやや押したカマカのラウンド。

3R。ボディを打つカマカ。ジェンキンスタックルで飛び込みテイクダウン。しかしカマカ立って放した。ジェンキンス強打で出るが、カマカもパンチを返す。カマカの右がヒット。さらに左が入りジェンキンス膝を着いた。タックルにつなげてごまかしたジェンキンス。カマカ切って離れた。右を上げるカマカ。ジェンキンス効いた。カマカ飛び膝。しかしキャッチして組み付いたジェンキンス。カマカ右を差して防ぐとアッパーを入れて離れた。ジェンキンスふらつき気味だがパンチで出る。タックルに入るが切られた。消耗しているジェンキンス。カマカのパンチがヒット。ジェンキンスも打ち合うがちょっと力がない。ジェンキンスタックル。シングルレッグ。足首にしがみついてテイクダウンを狙う。そのままバックに回る。レッグマウントでホールドするが、しがみついているだけ。カマカ殴っていく。時間がない。残りわずかでコツコツパウンドを入れるジェンキンス。タイムアップ。

AIスコアは1Rジェンキンス、2R・3Rカマカ。

判定29-28×3でカマカ勝利!3点獲得。

フェザー級は3戦連続の3ポイント。

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AB BELLATOR F1 MMA o ONE PFL RIZIN RIZIN47 UFC カルシャガ・ダウトベック キック 堀口恭司 松嶋こよみ 海外 関鉄矢

RIZIN.47:6月9日代々木大会で堀口vsセルジオ・ペティスがバンタム級で対決。クレベルvsアーチュレッタ、ダウトベックvs関鉄矢も決定。

堀口 vs. ペティスは21年12月にBellatorで当時バンタム級王者だったペティスに堀口が挑んだ試合の再戦。前回は4Rにペティスがハイキック空振りからのバックブローで逆転KO勝ちした。

バンタム級なのは、堀口自身が「無理してフライ級に落とさせてペティスとやるくらいなら、負けたバンタム級でどうせならやった方がいいじゃないか」と考えていたからとのこと。とはいえ、前回はペティスのホームであるアメリカで、5分5Rで、ケージでユニファイドルール。ペティスはこれまでアメリカと自身のルーツであるメキシコでしか戦っておらず、初の海外での試合となる。ルールもRIZINルール・リング開催ですべてペティスにとって初。何から何まで条件が違うので、体重についてもこだわらなくて良かったのでは。とはいえペティスは以前のインタビューでは今はもうフライ級に落とすことができるかわからないとも言っており、フライ級では試合がまとまらないので階級については譲ったのかもしれない。

気になるのは堀口が希望しているUFCとの契約について。堀口の実績・実力については申し分なく、UFCが今さら「ペティスにリベンジしないと契約しない」とは言わないだろう。かといって、年齢的にもペティスに連敗したらUFC復帰は絶望的になるのでは。UFC復帰という点から見たらリスクしかない試合。ベストウェイトのフライ級での負けなら諦めもつくが、相手に合わせたバンタムで負けて夢が潰えるのは悔やみきれない。逆に考えると、この時期にリスクしかない試合を組むということは、UFCとストレートに再契約するのは難しいということなのかもしれない。

クレベルと対戦するアーチュレッタは、前回体重オーバーした理由を「腸に菌が感染して体調が悪かったため」と語っていたが、今回から階級転向。これまでフィジカルの優位を活かしてきた部分があったが、階級を上げてどこまで通用するか。また、アーチュレッタはBellatorとの契約ではなく、RIZINと直接契約とのこと。どの程度独占的なものかはわからないが(BellatorやPFLで急遽代役オファーが来た場合、RIZINとの契約を破棄できるのかどうか、とか)、PFLに買収されBellatorのイベント開催数が少ない現在では、RIZINの方が試合の機会は多いかもしれない。

また、1月のTOPBRIGHTSで松嶋こよみをKOしたカルシャガ・ダウトベック5年半ぶりにRIZIN参戦。関鉄矢と対戦するカードも発表されている。

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BELLATOR o RIZIN RIZIN47 UFC YouTube カルシャガ・ダウトベック クレベル・コイケ セルジオ・ペティス 堀口恭司 榊原信行 関鉄矢

【RIZIN.47】堀口恭司vsセルジオ・ペティス、バンタム級での再戦が決定 榊原CEOが経緯を明かす「フライ級にはふさわしい挑戦者がいない」 『RIZIN.47』緊急配信

6月9日に開催の『Yogibo presents RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)の対戦カードがきょう19日に発表されたことを受けて、RIZIN榊原信行CEOが登壇した会見が19日に生配信された。

同大会では、現RIZINフライ級王者の堀口恭司(33)vs.元Bellatorバンタム級王者のセルジオ・ペティス(30)の2年半ぶりの再戦と、元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(34)vs.前RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(36)の豪華な2試合が決定した。

堀口vs.ペティスは2021年12月の『Bellator 272』でバンタム級タイトルマッチで対戦。試合は終始、挑戦者の堀口がリードしていたが、4ラウンドに王者ペティスのバックブローを顔面に受けた堀口がダウンし、衝撃的な幕切れでペティスがKO勝利した。

現在はフライ級に転向した堀口だが、2年半ぶりの再戦は前回同様のバンタム級で実施。「UFCに再挑戦したい」と語っていたが、残っていた宿題をRIZINのリングで片付けて、夢の実現を目指す。

■『Yogibo presents RIZIN.47』対戦カード
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス(バンタム級)
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ(フェザー級)
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢(フェザー級)

■RIZIN FF オフィシャルサイト
https://jp.rizinff.com/

#堀口恭司 #セルジオペティス #RIZIN #RIZIN47

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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 RIZIN UFC アダム・ボリッチ アンドレイ・コレシュコフ オットー・ホドリゲス ガブリエル・ブラガ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゲイジー タイラー・ダイヤモンド チムール・カイズリエフ ドン・マッジ ネイマン・グレイシー バッバ・ジェンキンス ブレナン・ワード ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ ローガン・ストーリー

【PFL2024#03】カルバーリョと対戦、ブレンダン・ラウネーン「エルボーの有無でゲームは別モノになる」

【写真】エルボーのない試合の経験差が、ラウネーンの言う通りに出るのか(C)MMAPLANET

19日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナでPFL2024#03が開催される。フェザー級2024年シーズンの開幕戦でBellatorから転身のペドロ・カルバーリョと対戦するブレンダン・ラフネーン。
Text by Manabu Takashima

2022年シーズン・ウィナーは、PFLの日程とルールセットに対面するBellator勢の苦戦を断言。彼自身にはマッシブ・アドバンテージがあると話した。


──PFL2024シーズがスタートし、ペドロ・カルバーリョと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「アメージングだ。また戦いの時が来た。やってやるよ」

──ところでPFLがBellatorを買収した時、ブレンダンはどのような想いでしたか。

「最高じゃないか。新しいコンペティターが参入してくることは、皆にとって素晴らしいことだからね」

──日本でもUFCに次ぐ世界第2位のプロモーション=Bellatorと第3のプロモーション=PFLが一つになることは大きな話題になりました。

「ノー、ノーノーノ―。PFLがナンバースリーなんて、勘弁してくれ(笑)。そして、いつの日かPFLがナンバーワンになることを願って僕らは戦っているんだ。Bellatorも素晴らしいプロモーションだったし、そこのファイターがPFLに合流することで目新しいマッチメイクが増える。

バッバ、ブレットと共にフェザー級のロースターとして今シーズンをPFL出身として戦えることが凄くハッピーだ。何しろ僕とバッバ以外は皆が新顔で、本当にどんな試合が実現していくのか。心の底から楽しみでならない」

──知名度のBellator、実力のPFLというイメージも実は持たれていたのですが、リヤドの大会ではPFLは大敗を喫してしまいました。

「PFLからはチャンピンが出場できない試合がいくつかあった。だからPFLが負けたという言われ方は心外だ。ピネドもマゴメドケリモフもあのショーでは戦っていないからね。ベストメンバーが揃えば、PFLが勝っていたはずだよ。

Bellator勢がシーズンに参戦してくるけど、僕らが如何にハードな戦いをやってきたのか身をもって知ることになるだろう。7カ月で4試合、この大変さは経験しないと理解できない。試合のたびに、色々と別の個所をケガする。その状態で試合は続く。目が腫れていようが、すぐに練習に戻らないといけない。これから実力がハッキリすることになる。そして、次のチャンプ・チャンプ決戦ではPFLが勝ち続けるよ」

──ではカルバーリョ戦に向けて、どのような試合になるとイメージしていますか。

「ペドロは凄く堅実なファイターだ。ただしレスリングでも、柔術でも僕の方が優れている。もちろん、打撃に関してはことさら強調する必要もない。僕の方がオールラウンダーだと証明するよ」

──ところでPFLで戦うようになったBellatorファイターは、エルボーが使えないことを危惧している選手が多かったです。ブレンダンは既にエルボーなしを4シーズンで11試合戦ってきました。エルボー無しで、勝ちパターンを構築したかと思います。

「エルボーの有無でゲームは別モノになる。寝技のポジション、スタンドでのクリンチは全く違う。それに何か無いところから増えるのはアジャストしやすいんだ。でも、有ったモノが無くなるのは調整が凄く難しい。つまりBellator勢は、この事実にすぐに直面することになる。

特にグラウンド&パウンドでエルボーがないことで、PFLではレスラーが上手く相手をコントロールして、殴ることができている。ぴったりと頭をつけていると、パンチのスペースがなくなるからね。さっきもいたけど、ずっとやってきた武器がなくなる。新顔にはタフな状況だよ」

──ではカルバーリョ戦でも、その点は有利になると?

「エルボーが使えないことだけでなく、僕にはアドバンテージだらけだよ。とにかくPFLで4年間戦ってきた僕にはマッシブ・アドバンテージがある」

──ところでBellatorはRIZINとクロスプロモーションというMMA界で稀なショーを開いてきました。11月にファイナルが終わった後、ニューイヤーイブ・ショーに出場する機会があれば実現させたいですか。

「とにかくファイトスケジュールによるよ。ただし、引退前に必ず日本で戦いたいと思っている。日本か中国、僕の知らない世界を目にしたいんだ」

■視聴方法(予定)
4月20日(土・日本時間)
午前7時45分~U-NEXT

■ PFL2024#03対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
シャミル・ムサエフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
カイ・カマカ2世(米国)

<フェザー級/5分3R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
エンリケ・バルボーザ(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ(ロシア)
ブレット・ジョンズ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ラウレアノ・エスタロポリ(アルゼンチン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
ブレナン・ワード(米国)

<フェザー級/5分3R>
タイラー・ダイヤモンド(米国)
オットー・ホドリゲス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ホマン・ドゥビエンヌ(フランス)
サッド・ジーン(米国)

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN47 TOP BRIGHTS TOP BRIGHTS01 YouTube カルシャガ・ダウトベック クレベル・コイケ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ 堀口恭司 朝倉未来 松嶋こよみ 榊原信行 関鉄矢

【RIZIN47】堀口恭司、セルジオ・ペティスとのリベンジ戦へ! クレベル×アーチュレッタの元王者対決も

【写真】2021年12月、Bellatorで行われた堀口×ペティス初戦のフェイスオフ。再戦がRIZINで行われるとは――(C)BELLATOR
19日(金)午後12時よりRIZIN FF公式XならびにInstagramで、6月9日(日)に国立代々木競技場 第一体育館で開催されるRIZIN47の対戦カード=堀口恭司×セルジオ・ペティス、クレベル・コイケ×フアン・アルチュレタが発表された。ここではこの2試合について、同日午後18時より公式YouTubeにて配信された内容を紹介したい。
Text by Shojiro Kameike


配信には榊原信行CEOが登場し、バンタム級戦=堀口恭司×セルジオ・ペティス、フェザー級戦=クレベル・コイケ×フアン・アルチュレタを紹介した。堀口×ペティスは2021年12月、堀口のBellator世界バンタム級王座防衛戦として開催され、ペティスが4R KO勝ちでベルトを奪取している。その後、堀口はBellatorバンタム級GPでパッチー・ミックスに敗れるも、RIZINフライ級王座に就いた。ペティスも同GPでペティスに敗れてベルトを失って以来の試合に。堀口にとっては3年半の時を経たリベンジマッチはバンタム級契約、リングで行われることとなった。

バンタム級王座戦で計量をクリアできなかったアルチュレタがフェザー級へ(C)MMAPLANET

また、元フェザー級王者クレベルと元バンタム級王者アルチュレタの一戦については、当初クレベルの相手としてゲガール・ケラモフを検討していたという。しかしケラモフは母国でフーリガン行為で逮捕・勾留されていることが報じられていた。そのケラモフの拘留が長引くためにクレベルの相手としてアルチュレタをリストアップした、と榊原CEOは語る。さらにアルチュレタはBellator経由ではなくRIZINとの直接契約で、今回からフェザー級に転向に転向するとのことだ。

さらに配信中に決定したとして、もう一つのフェザー級戦=カルシャガ・ダウトベック×関鉄矢も発表されている。ダウトベックは2018年9月にRIZINで朝倉未来に敗れているものの、2020年以降は6連勝を収め、今年1月には堀口が主宰したTOP BRIGHTS01で松嶋こよみをKOしているカザフスタン・ファイターだ。クレベル、アルチュレタと絡むことがあれば興味深いファイターの参戦といえる。

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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 UFC アダム・ボリッチ アンドレイ・コレシュコフ オットー・ホドリゲス ガブリエル・ブラガ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゲイジー タイラー・ダイヤモンド チムール・カイズリエフ ドン・マッジ ネイマン・グレイシー バッバ・ジェンキンス パトリシオ・フレイレ ブレナン・ワード ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ ローガン・ストーリー

【PFL2024#03】1年半振りの復帰はPFL、ヒザ神=アダム・ボリッジ「ザ・キッドは生まれ変わった」

【写真】溌溂としていたアダム・ボリッチ(C)MMAPLANET

19日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナでPFL2024#03が開催される。2024年シーズン、最後に開幕を迎えるのはウェルター級とフェザー級だ。
Text by Manabu Takashima

例年、一・ニを争う混戦となる両階級にBellator勢が加わり、さらにタフになることは間違いない。そんなフェザー級にアダム・ボリッチが参戦、実に1年半振りのファイトでエンリケ・ベルゾラとBellator対決を戦う。長いレイオフから復帰するザ・キッドにPFLで戦う心境を尋ねた。


──アダム、実に1年半振りの試合がBellatorではなくPFLになりました。それにしても長いレイオフでしたね。

「パトリシオ・フレイレ戦の直後にACLの手術をして、回復するまで本当に長い時間がかかった。ようやく、戻ってくることができた。心の底から嬉しいよ」

──心身ともにリフレッシュできたと捉えて良いでしょうか。

「そうだね。でも去年は少しストレスを感じていた。手術後、ハンガリーに戻って、1年間は向うにいたよ。少しでも早く復帰したかったのに、1年以上も時間がかかってしまって。12月になってようやくトレーニングに戻ることができた。そこからはヒザの調子も良いし、心身ともに過去最高の状態にあるよ。なんていうのか……生まれ変わったような気分なんだ。

でもフロリダに戻って、驚いたよ。凄く日本のファイターが増えていた(笑)。皆、礼儀正しくて『アリガト』っていつも言ってくるよ(笑)」

──アハハハハ。ところで、この間にBellatorがPFLに買収されました。

「何が起こっているから分かっていなかったから、ちょっと怖かった。これは事実だ。結果、Bellatorも継続して活動できることになり、MMA界にとって良かったと思う。その上で僕自身はPFLで戦うことになった。しかも長い間、実戦を経験していない状況でのPFLでの試合だから新しいチャレンジになる。

とにかく戦えることが嬉しい。別に試合前にゴチャゴチャ言い合うとか、そういうことはどうでも良いから。最後の試合のデキが良くなくて、あのままのイメージを引きづってしまっている。体調はあの時とは全く違う。これで、ようやくあの時の記憶を上書きできると思うとホッとしているよ」

──ではPFLとの対抗戦でBellatorが5勝1敗と大勝したことに関して、どのように感じましたか。

「そりゃあ、嬉しかったよ。でも、その強いBellatorファイターがPFLに大挙参戦する。つまりPFLの選手が強くなるということになる」

──これまでは2カ月、3カ月間、1人の相手に集中して調整できました。そして試合が終わると休息をし、次の試合が決まるまでは対策練習でなく自身の技量を上げるトレーニングができた。PFLのシーズンフォーマットは、まるで違います。

「ハードになる。それは絶対だ。だからこそ、新しいチャレンジになるんだ。だって、これまでにやったことがないんだから。ノウハウもない。ただケージの中でフィニッシュをし、ケガをしないこと。それってこれまでと何も変わらない。フィニッシュを狙わないことはなかったし、ケガをしても構わないなんて気持ちで戦うこともなかったから。

フィニッシュが多くなるのは、ファンにとっては良いだろう。僕自身は目の前の相手に集中すること。シーズンフォーマットだからって、この先のことを考えてケージに上がるなんてことはない。4月19日のエンリケ・バルボサとの試合しか、頭にないよ。違いは試合が終わってもハンガリーに戻らず、フロリダで次の試合に備えること。それで100万ドルを狙うことができるんだ。最高だよ。凄くタフなテストになるけど、だからこそ遣り甲斐があるってもんだよ(笑)」

──では、そのバルゾラの印象を教えてください。

「経験豊かなファイターだ。UFCとBellatorで、その強さを見せてきた。良い選手──だけど、チャンピオンになるような能力はない」

──アダム・ボリッチのカムバックとニューチャレンジ、楽しみでしょうがないです。

「ありがとう。ザ・キッドは生まれ変わった。この世界でベストの1人であることを証明したい。前回の世界タイトル戦は、コンディションに問題があった。あれがアダム・ボリッチの真の姿ではない。体調さえ100パーセントなら、僕はチャンピオンになれる力が十分にある。そう皆が思える試合を、次は見せたい」

■視聴方法(予定)
4月20日(土・日本時間)
午前7時45分~U-NEXT

■ PFL2024#03対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
シャミル・ムサエフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
カイ・カマカ2世(米国)

<フェザー級/5分3R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
エンリケ・バルボーザ(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ(ロシア)
ブレット・ジョンズ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ラウレアノ・エスタロポリ(アルゼンチン)
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
ブレナン・ワード(米国)

<フェザー級/5分3R>
タイラー・ダイヤモンド(米国)
オットー・ホドリゲス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ホマン・ドゥビエンヌ(フランス)
サッド・ジーン(米国)

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