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【Pancrase333】粕谷優介戦へ、葛西和希─02─「僕が目指したいスタイル。そういう選手を越えていきたい」

【写真】インファイトが絶対でなく、勝利が絶対。そしてインファイトが勝利に必要なた、葛西は努力を続けてきた(C)MMAPLANET

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で、粕谷優介と対戦する葛西和希のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

葛西といえば、しっかりと自分の距離を保ちながら蹴りとパンチを散らしていくスタイルが特徴的だ。まさに距離感を最大の武器とする葛西だが、その距離感はいかにして築き上げられたのか。そして距離感の勝負で敗れたともいえる松本光史戦のポイントと、新たに目指すスタイルをいかに粕谷戦で出すのかを語ってくれた。

<葛西和希インタビューPart.01はコチラから>


――一つひとつの敗戦を生かした結果、現在の葛西選手があるわけなのですね。その中で新たに身につけてきたものは何ですか。

「まずはムエタイとボクシングですね。格闘代理戦争の頃は、キックボクシングのように近い距離で戦うことが多かったです。それで距離が詰まったら柔道のように投げて、寝技も柔道の延長戦上だったというか。そこでムエタイとボクシングの練習によって、遠い距離の戦い方を身につけました。さらにグラップリングでも、相手をコントロールしながら極めることを目標にしています」

――葛西選手のスタンドのポジショニングが変化してきた裏には、そういった経緯があったのですね。現在は一定の距離を保ちながら左ミドルとローで攻め立てるスタイルになっています。

「そうですね。昔とは全然違います。以前は打撃ができなくて、とにかくパンチを振りながら相手の首を掴んで払い腰——しかやっていませんでした。それがハマると勝てるけど、ハマらないと絶対に負ける感じで。それが特にマッハ道場のトレーナーである諏訪部潤さんにボクシングを教わってから、試合中の距離については大きく変わりました。

ただ打ち合うとかパンチの打ち方ということではなく、相手のパンチは当たらず自分の攻撃が当たるような距離の創り方ですね。僕も最初は全くパンチを打てなかったけど、それがジャブを突いて自分の距離が創れるようになってきた感じで」

――諏訪部トレーナーですか。元修斗環太平洋王者の中村Jr選手からもお話を聞いたことがあります。ずっとマッハ道場の打撃を支えている方なのですね。

「もともと自分は試合で殴り合うのが好きではないんですよ。諏訪部さんはスパーではなくミットとマスが中心で、距離と位置を確認します。MMAはボクシンググローブではなく薄いオープンフィンガーグローブで戦うので、インパクトの瞬間だけ拳を握りこむというスタイルで教えてくださるんですね。それが自分に合っていると思います」

――だからこそ下がることもなく、無理に詰めることもなく、自分の一定の距離を保つことができるのですね。

「ただ『つまらない試合』になっているんじゃないかとも思っていて。そのもどかしさは、常に感じています。言い方が正しいかどうか分からないんですけど、『喧嘩できる強さ』がないんですよね。でも、自分が徐々に強くなってきていることは実感しています。だから今後の目標は、今までの試合からもう一つ抜け出して、試合でフィニッシュしていくことです。それは松本光史選手との試合(※2022年3月に判定負け)ですごく感じて……。自分のスタイルにハマらないと勝てないし、観ている方もフラストレーションが溜まっていくんじゃないかと思いました」

――松本戦は駆け引きの点で松本選手に分があり、同じように駆け引きを得意とする相手に、その駆け引きで勝つことができなかったという印象が強いです。

「あの試合で得たものは大きくて――ポイント勝負しているだけではダメなんだと思いました。勝負しなければいけないところで勝負できるような、もっと上の次元に行かないといけない。もし松本戦で勝っていても、僕は何も変わらなかったです。次の粕谷戦では、一皮むけた自分を見せたいですね」

――前回のDARANI戦は、トップコントロールを意識して戦っていたように思います。その点では意識の変化を見せることができたのではないでしょうか。

「意識の変化は強かったのですが、それを試合で出し切ることができなかったです。プレッシャーはかけていたものの、すぐにグラウンドに持ち込んで……」

──とはいえ後ろ回し蹴りを連続して、姿勢を乱せばグラウンドで戦うのも当然かと。

「でもフィニッシュすることができなかったですし、自分の中でもフラストレーションが溜まりました(苦笑)。今年で28歳になるので、ここでもう一皮むけないとダメだと思います」

――では次の対戦相手、粕谷選手の印象を教えてください。

「粕谷選手は凄いですよね。勝った試合は全てKOか一本で。海外でも、誰が見ても『このままだと粕谷選手が負けてしまうな……』という状態から、打撃を効かせて逆転するとか、本当にカッコイイです。どちらかというと、僕が目指したいスタイルなんですよ(笑)。そういう選手を超えていきたいので、気合いが入っています」

――現在、粕谷選手がライト級3位で、葛西選手が4位につけています。今大会のメインでは久米鷹介×アキラのライト級王座統一戦が行われます。ここで粕谷選手に勝てば、次のチャレンジャーになることができるかもしれません。

「僕も今年が勝負であり、ここで勝たないと次はないと思っています。粕谷選手に勝って、年内にベルトを巻きたいですね」

――ご本人の試合の話からはズレますが、メインは久米選手とアキラ選手のどちらが勝つと思いますか。

「えっ……あぁ、そうか。すみません、メインのタイトルマッチのことは全く意識していなかったです。とにかく自分の試合のことしか見えていなくて。メインはどうなるんでしょうね――これは予想とかではなく、僕としては久米さんの強さを体感してみたいんですよ。あれだけ実績のある、偉大なチャンピオンなので。自分はそんなパンクラスのライト級で生き残ったらホンモノだと思うし、RIZINでも海外でも通用すると考えています。

だからこそ今、目の前にある試合で結果を残していきたいです。次の試合は、ぜひ生まれ変わった自分を見てください。MMAなので全局面で上回ります」

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

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【Pancrase333】12月に流れた粕谷優介戦へ、葛西和希─01─「格闘代理戦争とネオブラで負けて良かった」

【写真】コツコツ、コツコツと励んでいる。戦い方から、その姿勢が伝わって来ていた選手のインタビューです(C)SHOJIRO KAMIKE

30日(日)、立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で、葛西和希が粕谷優介と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

この試合は昨年12月25日の横浜武道館大会で行われる予定だったが、葛西が練習中に肋骨を骨折して欠場に。代役として葛西のジムメイトである岡野裕城が粕谷と対戦した。仕切り直しとなったこの一戦の勝者が、メインのライト級王座統一戦の勝者に挑む可能性も十分にありうる。そんな運命を決する試合を前に、葛西にこれまでのキャリアとスタイルチェンジについて訊いた。


――昨年末の横浜武道館大会を前に、MMAPLANEでは横浜武道館大会に向けて葛西選手にインタビューさせていただくことが決まっていました。しかし葛西選手から「肋骨を……」というご連絡があり、インタビューも改めてセッティングと相成りました。

「あの時はすみませんでした……。僕なんかのインタビューをしてくださるということで、ご連絡を頂いた時は本当に嬉しかったです。なのに負傷してしまい、パンクラスや粕谷選手はもちろん、MMAPLANETさんにも申し訳なくて」

――いえいえ、本当に気にしないでください(苦笑)。その時のやり取りも今も、葛西選手が恐ろしいほど腰が低くて驚きました。ギャップがあるとは言われませんか。

「え、ギャップというと――」

――以前はロッドを巻いたような髪型でしたし、試合中も声を挙げながら左ミドルを蹴っているので、失礼ながらオラオラ系なのかと思っていました。

「あぁ、見た目はそんな感じでしたね(笑)。声を出しながら蹴るのは、ムエタイを練習しているからだと思います。ムエタイの練習では、ミットを蹴る時に声を出すよう言われるんですよ。だから試合でも声を出して蹴ったほうが、リズムや流れが良くなります」

――もともとMMAの前にキックボクシングをやっていたのですよね。

「はい。小学校3年生から高校まで柔道をやっていて、高校を卒業したあとに地元の青森から、仙台にある柔道整復師の専門学校に入ったんです。その頃からMMAをやりたいという気持ちを持っていました。でも仙台に引っ越した時、近くにMMAのジムがなくて……。その時にバイト先の先輩から『今まで柔道をやっていたのだから、まず打撃から始めてみてもいいんじゃない?』と言われて、近くにあった笹羅ジムというキックボクシングジムに入会しました。笹羅ジム時代にキックの試合を経験したあと、専門学校を卒業してMMAをやるために茨城のマッハ道場に入りました」

――なぜマッハ道場を選んだのでしょうか。

「専門学校へ通っている時、当時『マッハ整骨院』を開業したマッハさんが、SNSで『格闘技をしながら整骨院で働きたい人』を募集していたんです。自分もいずれは関東でMMAをやりたいと思っていたので、SNSを見て即マッハさんに連絡しました。その年の夏休みにジムを見学し、マッハさんからも『学校を卒業したらウチにおいで』と言ってもらえて」

――まさに絶好のタイミングでしたね。もともとMMAをやりたいと思ったキッカケは何だったのでしょうか。

「小学校の時に観たPRIDEですね。その前からプロレスが好きだったんですけど、プロレスラーがPRIDEで負けているのを見て、『プロレスよりも強い世界があるんだ……』と。特にヒョードルが『60億分の1の男』と呼ばれていて、強いヒョードルに憧れていました」

――マッハ道場で初めてMMAやグラップリングに触れた時、過去に経験していた柔道とは動きが違いませんでしたか。

「それは全く違いました。僕は運動神経もなく、センスも良くなかったんですよ。キックの試合も、ひたすらワンツーとローを続けて勝っていたぐらいで。ちゃんとした攻防は成り立っていなかったです。マッハ道場に来てグラップリングをやり始めてからも、すぐ首投げをやって、グラウンドに持ち込んでもバックを奪われて――という状態が続いていました。そんな時に『格闘代理戦争』で負けて、このままじゃ絶対にダメだと思ったんです。ずっと周りから言われてはいたものの、あの時に『ちゃんとMMAにアジャストさせていかないといけない』と考えることができるようになりましたね」

――葛西選手は2018年に、ABEMA TVの『格闘代理戦争 2nd SEASON』に出場し、2回戦で敗退しました。

「あの時はマッハ道場の中でアマチュアか若手で、65キロぐらいの体重で――ということで自分を選んでいただきました。最初は『チャンスだ!』と思いましたけど、あの時に負けていて良かったです。そう言ってしまうと、選んでくださったマッハさんにも、関係者の方々にも失礼かもしれないですが……。今もあの負けを忘れられなくて、ずっと練習を頑張ってくることができたのは間違いないです」

――『格闘代理戦争』に出場し、何か影響はありましたか。

「視てくれた方も多くて、反応も大きかったです。ただのいち選手としてアマチュアからプロになったというよりは、格闘代理戦争出身ということでプロデビュー後も知名度は違っていたかもしれません。ただ、いろいろと言う人もいましたし、言って当然だと思います。知名度に対して実力は見合っていなかったでしょう。でも僕としても『言いたい人は言えば良い。いつか見返してやる』と、そういった意見を糧にしていました」

――パンクラスでプロデビュー後に、ネオブラッド・トーナメント決勝で敗れました。当時は嫌な声も聞こえてきたのではないでしょうか。

「もちろんです。でも、そんなに気にしてはいませんでした。やることをやって、それでダメだったから頑張るしかない。一つは当時フェザー級で試合をしていて、減量がキツかったです。練習でも体重を落とすことに必死で、試合で勝つための練習ができていなかったと思います。そこから強くなるために、ちゃんとMMAをやるためにライト級に上げようと決めたんですよ。そうしたら練習からコンディションも良くなって、練習の成功体験も増え、それを試合で出すことができるようになりました。格闘代理戦争の次にネオブラ決勝で負けたことも、自分が成長するために良かったと思います」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2023年4月30日(日)
午後2時00分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE、U-NEXT

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【Pancrase333】平田直樹が初出場、続々とガチガチ&ゴリゴリのカードの発表続く

【写真】平田の試合のリリースには、プレリミ出場と明記されている。この真意は──(C)MMAPLANET

4月30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333で4階級のタイトルマッチに続くカードが、次々とアナウンスされている。

バンタム級王座統一戦=中島太一×田島椋戦、ライト級王座統一戦=久米鷹介✖アキラ、ストロー級クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ=王者KAREN×挑戦者ソルト、フライ級クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ=チャンピオン端貴代✖チャレンジャーNØRI──以外にこの9日間で10試合が明らかとなっている。

最新、本日18日(土)のリリースでは平田直樹のパンクラス初出場と渡辺譲明戦が発表されたばかりだ。


それ以前には10日(金)にフェザー級の亀井晨佑✖パン・ジェヒョク、11日(土)にライト級の松岡嵩志✖岡野裕城、12日(日)に同じくライト級の粕谷優介✖葛西和希、13日(月)にはフライ級の秋葉太樹✖谷村泰嘉、14日(火)にはバンタム級で石井逸人✖井村塁、15日(水)はライト級の松本光史✖ヌルジャノフ・ルスタムベックと女子ストロー級=藤野恵実✖エジナ・トラキナス、16日(木)にフライ級の有川直毅✖コルトン・キエルバサ、17日(金)は女子ストロー級の高本千代✖重田ホノカ、そして本日の平田✖渡辺が正式発表となった。

DEEPでデビューした平田は所属ジムと活動拠点を変え、米国MMA界の登竜門CFFCに挑むも敗北──。キャリアの仕切り直しはフェザー級に戻し、パンクラスに新天地を求めた。

藤野✖エジナは3月26日のPancrase332で組まれていたが、エジナの負傷でスライドされ、立川大会のカードに……結果的に厚みを加えることとなった。

亀井は一時期ONE FF出場の話も聞かれたが、日本とアジアを行き来するキャリアアップは困難だったのか。それでも暫定フェザー級KOP透暉鷹を相手に、しっかりと力を見せつけたパン・ジェヒョクとの対戦は確実にタフな戦いが予想され、実のあるマッチアップといえよう。

そのONE FFで藤沢彰博をRNCで一蹴したキエルバサが来日し、有川と戦うというのも興味深い。さらには海外勢では、中央アジア=キルギスから、松本と戦うルスタムベックに要注目だ。

加えてクリスマス大会からの仕切り直しの粕谷✖葛西戦、そのPanrcrase321で葛西の代役を買って出た岡野は松岡との試合が決まった。

さらに修斗で環太平洋を取り、世界を取り逃した石井のパンクラス再参戦=井村との顔合わせもトピックな一番だ。

高本✖重田のティーンエイジャー女子デビュー戦、高本&井村の出場は何気に立川色も加えておりながら、決して数合わせでない。そんなカードが並ぶPancrase333──MMAPLANET調べでは、『えっ、ここに来たのか』となるファイターの出場も決まっており正式発表が待たれる。

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【Pancrase330】スクランブル出場の岡野を、粕谷がTD&バックコントロールからRNCで絞め落とす

【写真】粕谷は2試合連続、RNCで一本勝ち(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
Def.1R4分47秒 by RNC
岡野裕城(日本)

葛西和希の怪我欠場により、葛西と同じマッハ道場所属のHEAT王者・岡野が粕谷と対戦することに。サウスポーの粕谷に左ジャブを突く岡野。粕谷は距離をとって左右ローでけん制する。粕谷がダブルレッグで飛び込んだ。それをスプロールした岡野が、右腕を差し上げて粕谷をケージに押し込む。左オーバーフックから体勢を入れ替えた粕谷が、岡野の右足にシングルレッグで組むも、その瞬間に岡野が粕谷をケージに押し込んでいく。

ケージを背にした粕谷が、小内から足に組みつき、そのままバックに回った。腰を落としてディフェンスする岡野。粕谷は一度相手の腰を引いてからバックを狙う。ここはバックマウントには至らなかったが、バックからパンチを浴びせて、正対した岡野をシングルレッグでグラウンドに引きづりこんだ。

岡野の左足を巻き込んでバックに回る粕谷。パンチを当てて来る相手の右足を引いてマットに背中を着かせる。すかさずバックマウントを奪った粕谷は、右腕を首に回してRNCへ。鬼の形相で耐える岡野だったが、そのまま絞め落とされた

粕谷は「岡野選手は直前で試合を受けてくれて、ありがとうございました。クリスマスケーキを買うのを忘れてしまったので、早く帰ってケーキを買います」と、子供たちと記念撮影に収まった。


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【Pancrase330】計量終了(第1試合~第7試合)スクランブル発進の岡野も含めメイン出場選手に問題なし

【写真】さらっと7キロの減量といった岡野 (C)MMAPLANET

24日(土)午後12時45分より、東京都新宿区のサンエービル地下1階会議室で明日25日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase330の第1試合から第7試合に出場するファイター達の計量が行われた。

マッハ道場の同門、葛西和希が15日(金)に負傷し全治6週間という診断結果を受け急遽、代役を買って出て粕谷優介と対戦することになったHEATライト級チャンピオン岡野裕城は70.5キロでクリアしている。

「そんなに厳しくなかったですよ。ちょうど体重も落ちていて、7キロぐらいしか減量していないです」と常人の理解の範疇を越えた発言を涼しい顔で出来る岡野は、パンクラス初陣でどのようなファイトを見せることができるか。

ここでは計量直後の各選手のコメントをお届けしたい。

田村一聖
「明日はフィニッシュできるように頑張ります」

Ryo
「田村選手とはホントずっとやりたかったです。

明日、気持ちをしっかりと込めて頑張ります」


押忍マン洸太
「明日は思いっきり暴れます」

林源平
「ぶっとばします」

村山暁洋
「ずっとやるかもしれないと思っていた相手なんですけど。

凄いタフなんですけど、明日はフィニッシュで勝ちます」

長岡弘樹
「明日は根性を出して、魂を燃やして。

村山選手と戦いたいと思います」

高木凌
「明日の試合、死んでも勝ちます」

新居すぐる
「試合が決まってからずっと高木選手のことを考えてきたんで、明日は練習してきたことを全部出して勝ちにいきたいと思います」

岡野裕城
「えぇと……パンクラス・デビュー戦なんで、頑張ります」

粕谷優介
「また子供達に恰好良いところを見せます」

井村塁
「横浜のビッグマッチで組んでいただいて、ありがとうございます。

相手、佐久間選手なんですけど、自分らしくフィニッシュして良いクリスマスを迎えます」

佐久間健太
「久しぶりなんですけど、パンチを当てられるよう頑張ります」

沙弥子
「第1試合をやります、沙弥子です。世界で戦ってきた選手とこのタイミングで試合をすることは、一生の経験になると思います。明日は挑戦者という気持ちを忘れずに、攻め続けて勝ちたいと思います」

ジェニー・ファン
「最初に、このケージで戦う機会を与えてくれたパンクラスに感謝しています。私の対戦相手はとても強くて、とても良い選手です。明日の試合に期待しています。ベストと尽くします」

■視聴方法(予定)
2022年12月25日(日)
午後1時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE
午後2時30分~ U-NEXT

■ Pancrase330計量結果

※赤字選手名をクリックすると関連記事やインタビューに跳びます

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 猿飛流:56.5キロ
[挑戦者] 鶴屋怜:56.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.25キロ
パン・ジェヒョク:66.15キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.15キロ
シュウジ・ヤマウチ:70.45キロ

<バンタム級暫定王座決定戦/5分5R>
TSUNE:60.95キロ
田嶋椋:61.05キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.85キロ
ソルト:52.45キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.0キロ
伊藤盛一郎:56.95キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.75キロ
Ryo:65.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
押忍マン洸太:77.4キロ
林源平:77.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋:77.5キロ
長岡弘樹:76.75キロ

<フェザー級/5分3R>
高木凌:66.2キロ
新居すぐる:66.1キロ

<ライト級/5分3R>
岡野裕城:70.5キロ
粕谷優介:70.3キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.4キロ
佐久間健太:61.55キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.5キロ
ジェニー・ファン:46.55キロ

<フェザー級/5分3R>
加藤泰貴:65.95キロ
倉本拓也:66.25キロ

<バンタム級/5分3R>
矢澤諒:61.3キロ
木本海人:61.35キロ

<57.7キロ契約/5分3R>
水戸邉荘大:57.7キロ
金澤臣人:56.7キロ

<アマMMAバンタム級/3分3R>
山口怜臣:61.05キロ
岡田嵐士:60.95キロ

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KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 RIZIN パンクラス ピョートル・ヤン 上田将竜 久米鷹介 松岡嵩志 松本光史 江藤公洋 沙弥子 葛西和希 藤野恵実 雑賀ヤン坊達也 鶴屋怜

【Pancrase329】世界三大ヤン=雑賀ヤン坊達也✖三大親方=松岡嵩志 by Yasushi。KO必至のライト級戦

【写真】リリースがノリノリになるのも理解できる──楽しみな一戦が決まった(C)MMAPLANET

「格闘家の3大ヤンと言えば、ピョートル・ヤン、ヤン・ウェンリー、そして雑賀ヤン坊だが、格闘家の3大親方と言えば、藤野恵実、長南亮、そして松岡嵩志だ。ヤン坊と松岡、共に右のパンチを武器にKOを築いてきた。この試合まさに殺るか殺られるか。銀河の歴史がまた、1ページ」

J-MMA界の歴史に残るであろうノリノリのプレスリリースが22日(金)、パンクラスより届いた。

9月11日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase329。藤野恵実✖ソン・ヘユン、さらにKAREN&沙弥子の出場=女子マッチ3試合、上田将竜✖鶴屋怜というカードが組まれている立川大会に、雑賀ヤン坊達也✖松岡嵩志というKO必至対決がラインナップに加わった。


雑賀は昨年12月のパンクラス史上に残る久米鷹介との王座統一戦に敗れ、暫定王者から正規王者への昇格を果たなかったが、強さを十分に見せ、また久米の恐るべき精神力を引き出したことで価値を落とさない敗北となっていた。

しかし、4月のRIZIN TRIGGERで江藤公洋のテイクダウン&コントロールに完封され、これまで表面化することなく成長の跡を見せていた──課題が浮き彫りとなった。

対する松岡は松本光史戦に76秒KO負けを喫し、4連勝を阻まれるも4月の立川大会で冨樫健一郎をTKOで下しウィンニングトラックに戻ってきた。現状、ライト級1位は金田一孝介、2位が松本、そして先日の高田馬場大会で勝利した葛西和希が3位につけている。ヤン坊は4位、そして松岡は5位というポジションに満足しているわけがない。

RIZIN TRIGGERの開催の声が聞こえてこない現状で、ヤン坊としては再びパンクラスで足固めをするためにも、松岡が自分を破っている上位勢とのリベンジ戦を実現させるためにも、負けられない一戦となる。

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DARANI MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase328 キック 葛西和希

【Pancrase328】DARANIの右サイドキックは届かず、葛西和希がトップキープ&パウンドを貫き判定勝ち

【写真】葛西がパウンドを効かせつつ、しっかりポイントも抑えた(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
葛西和希(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
DARANI(日本)

サウスポーのDARANIが距離を取る。前に出る葛西、DARANIは右サイドキックでけん制するがケージを背負う。葛西が右ミドルから右ストレートへ。相手にケージを背負わせ、ミドルキックに合わせて左フックを当てた。DARANIの右サイドキックをキャッチした葛西がグラウンドへ持ち込む。パウンドを落としながらパスした葛西。再度ポジションで抑え込み、パンチを上下に打ち分けて削っていく。さらに左ヒジを連打する葛西、DARANIは立ち上がるも、すぐに葛西がグラウンドへ戻した。下から仕掛けるDARANI、葛西は頭を抜いてサイドへ。さらに一瞬マウントを奪ったが、DARANIがガードに戻す。

葛西の強いパウンドをヒット、DARANIは下から足を上げていくも葛西に防がれてしまう。パスからサイドに移行した葛西は、左腕を相手の首に巻き付けて肩固めを狙う。DARANIはフルガードでディフェンス。腕を解いた葛西は上半身を起こしてパウンドを連打、DARANIも足を利かせて致命傷を防いだが、終了間際に葛西がまたもサイドを奪った。初回の採点はジャッジ3者とも葛西に10-9をつけた。

2R、DARANIの右サイドキックをキャッチした葛西がグラウンドに持ちこむという1Rと同じ展開に。DARANIの横三角絞めを外した葛西はサイドへ、DARANIがハーフガードから起き上がりスクランブルへ。アンクルピックで背中を着かせたDARANIだったが、葛西に立ち上がられてしまう。ケージ際の組み合いからトップを奪ったのは葛西。ハーフガードのDARANIに対し、パンチを上下に散らす。ここで葛西の強烈な右パウンドが当たり、連打を受けてDARANIは防戦一方に。

なんとかガードに戻したが、葛西が左腕を巻きつけて肩固めへ。ここも極まらず、葛西は上半身を起こしながらパウンドを連打し、相手の三角絞めを外してサイドから左の鉄槌を連打する。DARANIは下から横三角絞めを仕掛ける。上半身を起こした葛西が、そのままラウンド終了まで凌いだ。このラウンドはジャッジ2名が10-9で葛西、1名が10-9でDARANIにつけた。

最終回、距離を取るDARANIの右サイドキックが下腹部に当たったと主張する葛西。試合は中断され、休憩が与えられる。再開後、DARANIオーソドックスにスイッチするも、やはり右バックスピンキックをかわされてグラウンドに持ち込まれた。すぐにパスしてサイドに移行する葛西。抑え込みながら右ヒジを狙うも、DARANIが下から葛西を抱え込む。葛西はコツコツの右の拳を落とし続ける。

DARANIはケージに足をかけながら、右ヒザを葛西のボディに打ち込んだ。葛西はDARANIの右腕を取ってアメリカーナを仕掛けたが、これは極まらず。サイドをキープする葛西、そのまま右の鉄槌とヒジを落とし続けながら、残り1分で立ち上がる。しかし再びグラウンドに戻った葛西は、スクランブルに来たDARANIに背中を着かせた。残り20秒でブレイクが掛かったものの、葛西が再びグラウンドに持ち込んで試合を終えた。

最終回は全ジャッジが葛西に10-9をつけたか、葛西が3-0で判定をものにした。


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ABEMA DEEP LFA MMA MMAPLANET NØRI o ONE PANCRASE Pancrase328 Road to UFC RYO UFC ジャレッド・ブルックス ジョシュア・パシオ ダニエル・ウィリアムス ハンセン玲雄 ボカン・マスンヤネ 上田祐起 中島太一 中村倫也 中田大貴 亀井晨佑 井村塁 佐々木亮太 内村洋次郎 北方大地 山北渓人 林優作 栗山葵 植田豊 河名マスト 海外 清水清隆 田嶋椋 葛西和希 藤田大和 透暉鷹 遠藤来生 野田遼介 高木凌

【Pancrase328】北方大地に挑戦からONEを目指す、山北渓人─02─「5分5R戦える力でフィニッシュ狙う」

【写真】Road to ONEで見せたように四点ヒザがあるONEルールは山北に合っているが……もちろん今日の試合には関係ない(C)MMAPLANET

本日18日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE328で、北方大地の持つストロー級KOPのベルトに挑戦する山北渓人インタビュー後編。

チャンピオンとのキャリアの差は絶対だ。しかし専修大学レスリング部出身の山北は、MMAでは後輩の中村倫也&河名マストという両先輩が、既に海外で戦う状況にある状況を指を咥えて見ているわけにはいかない。強すぎる先輩にMMAでは負けない。追いつきたい山北のこれから、そして今回にタイトル戦へ想いを引き続き尋ねた。

<山北渓人インタビューPart.01はコチラから>


──昨年、2020年ネオブラ優勝の井村塁選手が、中島太一選手とのタイトルマッチに挑み完敗を喫しました。いわばネオブラ同期がキャリアの差を見せつけられたことに関して、どのように考えていますか。

「自分は違うと思っています。井村君はデビュー時期も同じで、一足先にタイトルに挑戦しましたが、彼云々ではなくて……自分は12年間、レスリングをやってきました。しんどいことも結構ありました。MMAを合わせると、16年とか毎日キツイことをやっていたら、ちょっとしたことでへこたれないと思っています。

自分はそうならないだけ練習をしているという気でいます。厳しい、辛い場面で戦える力が自分にはあります。特に試合になると、そういう部分が出てくるはずです」

──ではチャンピオン、北方選手の強さとは?

「打撃を決めようとする力、そこと体が強いです。組みはテクニックというよりは、体が強い。そういうイメージです」

──北方選手は個々の対戦相手にフォーカスした動きをやり込んでいるという印象があります。砂辺選手と戦う時には、砂辺選手と戦う北方選手がいて。村元選手と戦う時は村元選手と戦う北方選手がいるような。

「あぁ、確かに前の防衛戦と村元選手との試合も戦い方は全然違っていました。作戦を遂行する能力が高いと思います。僕が優っているのは距離感なので、どう組みの展開まで持っていくか。ただ単にテイクダウンを狙うのが、レスラーにとって一番良くない戦い方なので。レスリングと柔術というよりも、しっかりとMMAを戦うという意識で戦いたいです」

──山北選手の組みは流れるような動きです。あれは閃きなのでしょうか。ラグの無さは、考えて動いているという風には見えません。

「アレは体にしみ込んでいているので、勝手に動きます。それが練習量と関係していると思います。打ち込みを繰り返して、打ち込み通りの動きをしているので試合中に考えているとかではないです。打ち込み通りですね。そこに今回は相手が強いので、気持ち的な部分、持っているフィジカルもしっかりと出し切りたいです」

──このところMe,Weの男子選手は藤田大和選手、植田豊選手とDEEPとGrachanでタイトルマッチを落としています。Me,Weの一員として今回のタイトル戦にどのように挑みたいですか。

「大和さんは同じぐらい練習しています。その選手が負けてしまうと、自分のことのように悔しかったです。ジムにベルトを持ち返りたいという想いは、強いです。ここで僕が獲って、ジムとして勢いをつけたいです」

──現状の日本のベルトは、ステップアップのチケットです。今後、どのように考えていますか。

「やっぱり海外で試合がしたくて、ストロー級だとONEチャンピオンシップですね。猿田選手が日本人でも勝てるということを証明してくれていますし、自分にとって道標になってくれています。ここで勝って、その道標に従ってONEのベルトを巻きたいです。

それ以上にジャレッド・ブルックスとか……自分の階級の最高峰という選手と試合をして、自分がどれだけやれるのかを試したくて。ジョシュア・パシオ、ボカン・マスンヤネ、ダニエル・ウィリアムスとか、レスリングの時からずっと外国人選手と試合がしたかったです。レスリング時代は国際戦を戦うことができなかったので、MMAでは日本人選手以外と戦ってみたいです」

──UFCはストロー級王座を認定していませんが、Road to UFCを開催して中村倫也選手が挑戦中です。またLFAには河名マスト選手が挑みます。専修大レスリング部の先輩から刺激を受けていますか。

「倫也先輩には、直ぐに追い越されちゃいました(笑)。レスリングではもうメチャクチャ強かったですけど、倫也先輩がMMAに転向して。僕はプロで4勝とかの状態で格闘DREAMERSを視ていたのですが……僕がやりたくてしょうがない国際戦で勝って、今度は海外で戦って先を行かれてしまいました。だからベルトを獲って、倫也先輩に追いつきたいです。

マスト先輩は……全然MMAを戦うと思っていなかったので、先輩ですけどジェラシーを感じています。でも、その想いが自分もやらないといけないというモチベーションになっているので、両先輩に追いつきたいです」

──そのためには、落とせないタイトル戦ですね。

「今回、練習のテーマが5分✖5Rを戦い切れるスタミナをつけるということでした。それだけ体力を強化してきましたが、そこでつけた力を使って全力でフィニッシュしたいです」

■視聴方法(予定)
7月18日(月・祝)
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE(※第1部)
午後4時30分~ U-NEXT(※第2部)

■ Pancrase328対戦カード

<ライト級/5分3R>
余勇利(日本)
望月貴史(日本)

<フライ級/5分3R>
水戸邉壮大(日本)
山﨑聖哉(日本)

<2022年ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
田嶋椋(日本)
鬼神光司(日本)

<2022年ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
持田哲兵(日本)
上田祐起(日本)

<2022年ネオブラッドTフライ級準決勝/5分3R>
大野友哉(日本)
伊藤まこと(日本)

<フェザー級暫定王座決定戦/5分5R>
透暉鷹(日本)
亀井晨佑(日本)

<フライ級/5分3R>
清水清隆(日本)
佐々木亮太(日本)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
遠藤来生(日本)

<フェザー級/5分3R>
新居すぐる(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<フェザー級/5分3R>
高木凌(日本)
林優作(日本)

<女子フライ級/5分3R>
NØRI(日本)
栗山葵(日本)

<ストロー級KOPC/5分5R>
[王者] 北方大地(日本)
[挑戦者] 山北 渓人(日本)

<ストロー級/5分3R>
八田亮(日本)
野田遼介(日本)

<フェザー級/5分3R>
中田大貴(日本)
内村洋次郎(日本)

<ライト級/5分3R>
葛西和希(日本)
DARANI(日本)

<フライ級/5分3R>
大塚智貴(日本)
前田浩平(日本)

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【Pancrase328】佐々木亮太戦へ、清水清隆─02─「格闘技って面白いですよね。毎日学ぶことがある」

【写真】表題の言葉、デビューから14年の清水がこの言葉を口にした。素晴らしすぎる(C)MMAPLANET

18日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE328で、佐々木亮太とのパンクラスラストマッチを行う清水清隆のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

インタビュー前編にもあったとおり、今回はパンクラスで戦う最後の試合であり、この一戦で清水がキャリアに終止符を打つわけではない。今後どのような道を選ぶにせよ、今回の佐々木戦の結果と内容次第というところだろう。ただ、自身の言うキャリア終盤でやりたいことは決まっている。悔いを残さない戦い――清水清隆のカウントダウンを見届けてほしい。

<清水清隆インタビューPart.01はコチラから>


――今回の佐々木戦で勝って、もう一度パンクラスのベルトに挑戦したいとは考えなかったでしょうか。

「いや、ないです。ないですね。ここで勝って、いきなりタイトルマッチというのはズルいですから。それに今の状態では、自分にその資格はないです」

――なるほど。通常の試合前のインタビューであれば、前回の敗戦から何か新しく取り入れたことなどを聞いたりします。しかし今回のケースは、それを聞いていいものかどうか……。

「あぁ、去年の5月に負けたあとから、ずっと柔術をやっていたんですよ。週4~5回ぐらい柔術の練習をしていて。今は紫帯で、4月の全日本に出て3位でした(アダルト紫帯ライトフェザー級3位)」

――柔術の練習はどちらで?

「TRIBE TOKYO MMA Northです。もともと柔術メインの支部で、以前から北田(俊亮)さんに柔術を教わっていたんですよ。で、去年の5月に負けたあと、柔術の頻度を増やそうかと思って。すると結構面白くて。柔術って奥が深いですよね。帯が上がっていく仕組みも面白いし、自分がマスターであっても若者と試合ができて楽しいです」

――柔術の試合に出ている間は、それほどMMAの練習はしていなかったのですか。

「MMAも打撃も、それほどはやっていなかったですね。去年の末ぐらいから強めの練習にしてきました。そのなかでも、やっぱり新しく見つかるものがあるんですよね。柔術をやってきて、MMAの練習へ転換させる時に『あぁ、コレやられたことあるわ……』なんて今気づくとか(笑)。打撃でも、こんな打ち方があるのかって。

プロの打撃コーチに教わっていると練習では毎回、目から鱗で。フィジカルトレーニングもそうですし、毎日学ぶことがある。格闘技って面白いですよね。学ぼうと思ったら、死ぬまで学び続けることができるので」

――そう考えると、やり残したこともあるのではないでしょうか。

「やり残したことしかないです(苦笑)。負けて借りを返していない相手もいるし、こういう練習しておけば良かった、とか言い出せばキリがなくて。でも、それが自分の人生であって、そういう人生を選んできたのも自分ですから」

――確かに過去は取り戻せません。全ては「たら・れば」になってしまいます。もちろん佐々木戦後のことは、佐々木戦が終わって考えることかと思います。ただ、キャリアの終盤というなかで、やりたいことなどはあるのでしょうか。

「やっぱり勝って終わりたいですよね――結果を残したい。勝って終わりたい。

佐々木戦のあと、自分が何をするかもまだ分からないです。ただ、MMAのキャリアが負けて終わったら、やっぱり悔いが残るじゃないですか。もちろん次の試合も、どうなるか分からないですよ。負けちゃうかもしれないし、大ケガするかもしれないし、目が見えなくなるかもしれない」

――……。

「それは試合だから、本当に分からないです。だから自己満足ですよ。悔いを残したくない、だから試合をしたい。もうね、あしたのジョーです」

――ジョーのように、真っ白に燃え尽きたいですか。

「はい。これでもかっていう試合をして。燃え尽きて、お腹いっぱいで現役生活を終える。やっていて良かった、そう言える練習と試合をしたいです。そして、笑ってケージから下りたいですね」

――では、その気持ちで迎える次の佐々木戦ですが、今回はパンクラスに出場するにあたり対戦相手の希望は出したのですか。

「そういうのは全然なかったです。対戦してくれるなら誰でも……という感じで。それで佐々木選手が試合をしてくれることになりました。まぁ、よくある『おいしくない相手』っていうパターンですからね。自分はベルトも持っていないし、弱くはないと思うし、かといって強くもないじゃないですか」

――どちらなのですか(笑)。

「アハハハ。辞める人間と続ける人間が戦って、続ける人間のキャリアに傷がついても、おいしくはないですからね。反対の立場だったら、自分はやりたくないかもしれないです(苦笑)。だから佐々木選手が試合を受けてくれて、本当にありがたいです」

――佐々木選手の印象を教えてください。

「真面目で、愚直なファイターですよね。バランスが良い選手で。自分はぶん殴って、蹴っ飛ばして、パウンドで仕留める。そういう試合になると思います。

寝技でやってもいいけど、彼が得意な形の寝技には行きません。この試合で、最近やってきた柔術も生きてくると思います。自分が取られるイメージは全くないですね。この試合、MMAPLANETで速報あるんですか?」

――はい、その予定です。

「じゃあ、清水清隆が1RでKO勝ちって書く準備をしておいてくださいね。よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
7月18日(月・祝)
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE(※第1部)
午後4時30分~ U-NEXT(※第2部)

■ 対戦カード

<ライト級/5分3R>
余勇利(日本)
望月貴史(日本)

<フライ級/5分3R>
水戸邉壮大(日本)
山﨑聖哉(日本)

<2022年ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
田嶋椋(日本)
鬼神光司(日本)

<2022年ネオブラッドTバンタム級準決勝/5分3R>
持田哲兵(日本)
上田祐起(日本)

<2022年ネオブラッドTフライ級準決勝/5分3R>
大野友哉(日本)
伊藤まこと(日本)

<フェザー級暫定王座決定戦/5分5R>
透暉鷹(日本)
亀井晨佑(日本)

<フライ級/5分3R>
清水清隆(日本)
佐々木亮太(日本)

<フェザー級/5分3R>
Ryo(日本)
遠藤来生(日本)

<フェザー級/5分3R>
新居すぐる(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<フェザー級/5分3R>
高木凌(日本)
林優作(日本)

<女子フライ級/5分3R>
NØRI(日本)
栗山葵(日本)

<ストロー級KOPC/5分5R>
[王者] 北方大地(日本)
[挑戦者] 山北 渓人(日本)

<ストロー級/5分3R>
八田亮(日本)
野田遼介(日本)

<フェザー級/5分3R>
中田大貴(日本)
内村洋次郎(日本)

<ライト級/5分3R>
葛西和希(日本)
DARANI(日本)

<フライ級/5分3R>
大塚智貴(日本)
前田浩平(日本)

<2022年ネオブラッドTフェザー級準決勝/5分3R>
藤波勇飛(日本)
糸川義人(日本)

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F1 Gladiator017 HEAT50 MMA MMAPLANET o ONE Progress コンバット柔術 ビリー・フッカー フェルナンド 修斗 前田吉朗 土肥潤 森戸新士 椿飛鳥 江木伸成 清水俊一 濱村健 生田誠 田中智也 神田T800周一 福島啓太 竹本啓哉 竹浦正起 葛西和希 赤澤智哉 長田拓也 長谷川賢

【GLADIATOR017】プログレスとコラボ第2弾は森戸新士×長田拓也など、フォークグラップリング3試合に

【写真】1月の試合で森戸は、引き込みで相手に2P献上ルールながら、リードした展開で引き込みから三角を極めた。今回はどのような試合になるか(C)MMAPLANET

21日(木)、PROGRESSより5月1日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator017内で3試合のグラップリング戦が組まれることが発表された。

長谷川賢率いるプログレスは「北米MMAとの差を埋めることを目標」にケージの中で米国カレッジスタイルレスリング=フォークスタイルレスリングのテイクダウン&リバーサルorスクランブルのポイント換算方式に、バッククラブのポイントとサブミッションを加えた──打撃のないMMAグラップリング・ルールセットだ。

柔術家もノーギながらスクランブルと極めを養え、ファイトマネーを得て実戦経験が積める。プログレスは自前のイベントを開催という形でなくMMAプロモーションのなかでグラップリングマッチに必要な資金を提供して試合を組むという形と取っている。

既にグラジエイターとは1月23日大会でコラボが実現しており、5月7日(土)のHEAT50でも生田誠✖江木伸成のコンバット柔術、竹浦正起✖椿飛鳥&レアンドロ草野✖濱岸正幸のフォークスタイルグラップリングがマッチアップされている。

そしてHEATの1週間前、グラジでも前回大会に続き3試合のプログレス提供組み技戦が決まった。


前回はサブオンリー・マッチが1試合組まれたが、今回は3試合ともフォークスタイルグラップリング戦となり、75キロ契約で森戸新士が長田拓也と対戦する。森戸は1月のグラジに続き連続で出場、前回はテイクダウンポイントでリードし最後は引き込み三角で濱村健から一本勝ちを手にしている。

昨年2月の葛西和希戦でテイクダウンからハーフ、スクランブルのバック狙いで前方に落とされて下になった長田。プログレスだと2-2のイーブンの攻防となる

昨年2月の葛西和希戦でテイクダウンからハーフ、スクだ、ランブルのバック狙いで前方に落とされて下になった長田。プログレスだと2-2のイーブンの攻防となる[/caption]今回も対戦相手はMMAファイターだ。

修斗、ONE Warrior Series、Road to ONEで戦ってきた長田は力強いテイクダウンが持ち味で、ポイント有り、ケージ際の攻防が興味深い一戦だ。

先日のJBJJF全日本ではライト級3位に終わったが、ノーギ&ケージというシチュエーションで森戸が強さを見せることで、間違いなくJ-MMAの強化につながる。

この他、競技柔術界からは京都のグラウンドコア所属の黒帯=赤澤智哉が出場し、修斗ジム神戸のビリー・フッカーと戦う。赤澤はJBJJF2019年アダルト茶帯ランク1位、2月の全日本マスター柔術では元MMAファイターの北田俊亮を下しマスター2フェザー級を制している。対するビリー・フッカーは修斗ジム神戸の柔術インストラクターで、古くは8年前にADCC JAPANの西日本オープンのアダルト・アドバンス77キロで優勝経験がある。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

もう1試合はフェルナンドと田中智也のMMAファイター対決。

前者は10日の前田吉朗引退興行でパウンドでTKO勝ちたばかり、MMA4戦4勝の黒帯柔術家だ。一方、田中は柔術茶帯──北海道でキャリアを積み、直近の試合は昨年6月にGRACHANでヒールにより一本勝ちし9勝2敗のレコードを持つ。

GLADIATORバンタム級王座決定戦=神田T800周一✖福島啓太、
竹本啓哉×エダ塾長、土肥潤✖清水俊一というケージグラップラーのMMAファイトが並んだグラジエイターで組まれたフォークスタイルグラップリング戦。柔術家✖MMAファイター、柔術家✖柔術家、MMAファイター✖MMAファイターという顔合わせで、同じルールでもどのような試合展開になるか、非常に楽しみだ。


The post 【GLADIATOR017】プログレスとコラボ第2弾は森戸新士×長田拓也など、フォークグラップリング3試合に first appeared on MMAPLANET.