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【DEEP115】Black Combatとの対抗戦、フライ級DEEP代表=駒杵嵩大─01─「まず自分から組んでいく」

【写真】柔道だけで勝てなくなった時、柔道が生きる(C)SHOJIRO KAMEIKE

18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP115 Impact 「DEEP vs BLACK COMBAT」。DEEPとBLACK COMBATの対抗戦で、駒杵嵩大がフライ級代表としてキム・ソンウンと対戦することとなった。
Text by Shojiro Kameike

2019年にNEXUSフライ級王座を獲得した駒杵は、ZSTで1試合行ったあと2021年よりDEEPに参戦する。新天地で2連敗を喫してから、3連勝と盛り返し今回の対抗戦を迎えた。ただ、その間に開催されたDEEPフライ級GPにエントリーしたものの、減量失敗で1回戦は欠場となってしまう。厳しい体験の中で駒杵が見つけ、さらに克服してきた課題とは。


――現在DEEPで3連勝を収めて、今回の対抗戦にフライ級代表として臨みます。ただ、次の試合に関する話の前に訊いておきたいのが……DEEPフライ級トーナメントに関して。トーナメント1回戦は松場貴志選手との対戦が予定されていましたが、駒杵選手は減量失敗で病院に搬送され、欠場となりました。それ以降、盛り上がるトーナメント戦をどのように見ていましたか。

「あのトーナメントで優勝できれば、MMAファイターとして何かしら形にできたと思います。だからこそ欠場になってしまったのは悔しくて。何より、いろんな方にご迷惑をおかけしてしまいました」

――1回戦から決勝までトーナメントの勝敗は予想していたものでしたか。

「正直、本田良介選手が伊藤裕樹選手に勝って、決勝に進んだのは意外でした。本田選手とは僕も一度対戦していて、負けましたけど――跳びヒザ蹴りで逆転KO負けという内容でした。僕は伊藤裕樹選手に注目してGPを視ていたんですよ。伊藤選手と本田選手の試合は『伊藤選手が捌いて勝つのかな』と予想していて。伊藤選手はグラップリングも強いじゃないですか。その伊藤選手に本田選手がグラップリングで勝ちましたよね。

とにかくMMAは柔道と違って、相手との相性という部分も大きいんだなと感じています。分かりやすく言えば、パンチを食らったら負ける。食らわなければ勝てる――という想いが強くなりました」

――本田選手のファイトスタイルは、相手が打撃を出してくる前に潰していくというものでした。柔道ベースの駒杵選手にとっても参考になったわけですね。

「そうなんです。相手のパンチを食らわないように、食らわないようにしながら組むよりも、まず自分から組んで行ったほうが良い。自分の中でもそういう意識が高まっていたなかで、本田選手の試合を視て改めて意識するようになっています」

――DEEPフライ級GP欠場からの復帰戦であった、昨年5月のRYOGA戦は速攻で腕十字を極めました。あの試合は『相手が何かしてくる前に自分から潰していこう』という気持ちが強かったのでしょうか。

「あの試合は少し違いますね。もともと風我選手と対戦する予定で、いろいろ対策を立てていたんです。でも風我選手が怪我で欠場になり、急きょRYOGA選手と試合することが決まったので対策は関係なくなりました。試合ではRYOGA選手から距離を詰めてきて。僕としては組んだら倒せる自信はありましたし、結果的にすぐ極めることができました」

――対して今年3月に風我選手とフルラウンド戦った試合内容はいかがでしたか。

「フィニッシュしたかったけど、まず完封することができました。GPの時から風我選手の評価も上がってきていて、その相手に何もさせずに勝てたので良かったと思います」

――その風我戦から6カ月、試合間隔が空いたのは何か理由があったのでしょうか。

「特に何もないです。体で不調なところもありましたし、技術的にも伸ばしたいところがあって、試合間隔が空いたのも調整期間になって良かったですね。僕は特に打撃に関して課題がありました。距離感や、しっかりと相手の動きを見ることとか――もっともっと丁寧に戦わないといけない。以前からずっと、そう思っていました。でも試合が続くと対策練習をすることが多くなるし、かといって新しいことをいきなり試合で試すことも難しいじゃないですか。

僕としても試合では勝つことを重視しているので、どうしてもグラップリングに重点を置きがちになります。そこで今回は試合間隔を空けさせてもらって、打撃面も含めて伸ばしてきました。そんな時に今回のBLACK COMBATとの対抗戦が、タイミング良く入ってきたような感じですね。僕としては、いつもと同じように日本人選手との試合でも良かったですが、対抗戦という良い話を頂けたなぁと思います」

――打撃面も含めた課題に取り組み始めたのは最近のことですか。

「ずっと課題ではありました。一番やらないといけないと思ったのは、DEEPに参戦して2連敗した時ですね。それまでは柔道時代の貯金で勝っていたような気がします。連敗してから課題に取り組みつつ、試合の準備もしながら――という状態でした。今回は試合間隔を空けて、しっかりと課題に取り組むことができて良かったです」

――駒杵選手は柔道の国際大会で優勝し、全日本強化指定選手になっています。それだけのベースがあれば、MMAという他競技でも柔道時代の貯金で、ある一定のレベルまでは勝ち進むことができますよね。しかし、必ずどこかで壁がやってくる。そういう柔道やレスリング出身のMMA選手が多いのも事実です。

「はい、勝てちゃうんです(苦笑)。MMAを始めた頃にアマチュアの試合を見ていても、レスリングや柔道出身の選手が勝つことのほうが多かったんですよ。打撃の経験が少なくても、ヘッドギアをしているのでパンチを食らっても耐えることができる。プロでも序盤は、相手の打撃がそれほど強くないから勝てる。

そこからワンランク上がると、打撃の壁に阻まれてしまいます。それに気づかせてもらったのは、佐藤将光さんと練習し始めてからです。将光さんと練習していたら、自分のボロしか出てこなくて(笑)。もちろん打撃以外も……全部できないといけない。今の僕の理想は、デメトリウス・ジョンソンです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月18日(日)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP115対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
ヤン・へジュン(韓国)

<DEEP & Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
大原樹理(日本)
イ・ソンハ(韓国)

<DEEP & Black Combatバンタム級選手権試合/5分3R>
石司晃一(日本)
ユ・スヨン(韓国)

<DEEP JEWELS & Black Combat女子級アトム級選手権試合/5分3R>
大島沙緒里(日本)
パク・シユン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
チェ・ジュンソ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
シン・スンミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
キム・ソンウン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
涌井忍(日本)
倉本大悟(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
亀田一鶴(日本)

<アマ68キロ契約/3分2R>
安井飛馬(日本)
菅涼星(日本)

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【DEEP115】Black Combatとの対抗戦02へ、大島沙緒里─01─「王者として指名された相手と戦います」

【写真】DEEP、BLACK COMBAT、RIZIN──昨年は4試合、今年も3試合目。J-MMAでこれだけコンスタントに試合数が多いチャンピオンは少ない(C)SHOJIRO KAMEIKE

18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP115 Impact 「DEEP vs BLACK COMBAT」。今年2月に続き実現するDEEPと韓国BLACK COMBATの対抗戦のなかで、DEEPミクロ級&DEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里が、BLACK COMBATアトム級王者のパク・シユンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

対抗戦第一弾では、大島はホン・イェリンに一本勝ち。その後、6月にはRIZINでストロー級QOPであるソルトとの王者対決を制し、今回のパク・シユン戦に至っている。そんな大島に、まずMMAでは初となった海外遠征――ホン・イェリン戦とBLACK COMBATについて振り返ってもらった。


――DEEP×BLACK COMBATの対抗戦第2弾として、女子アトム級王者対決を控えています。大島選手は今年2月に開催された対抗戦第一弾にも出場していますが、これまでのDEEPやDEEPJEWELSの試合と対抗戦では何か意識の違いはありますか。

「特に意識は変わらないですね。もちろんDEEPとJEWELSのチャンピオンだという気持ちは持っています。ただ、今はアトム級でも良い選手が多くて、私がDEEPとJEWELSの女子アトム級を背負うという気持ちは薄くなってきています」

――なるほど。国内でも女子アトム級の選手層は濃くなりつつありますね。

「私としては、ただ目の前の試合で勝つこと。その気持ちはDEEPでもJEWELSでも、RIZINに出ても変わらないんですよ」

――確かに大島選手にとっては、DEEPやJEWELSではアトム級やミクロ級には対戦経験のある選手が多いです。さらにRIZINでもパンクラスのストロー級QOPであるソルト選手にも完勝しているだけに、国内ではマッチメイクに困るかもしれません。

「チャンピオンとして、指名された相手と戦います。防衛期限もありますし。と同時に私もファイターとして、これからも上を目指していきたい。じゃあ女子のアトム級で上となったら、何を目指すのか……。モチベーションを失ったとか、そういうことではないです。ただ、いろいろと考えるようにはなりましたね」

――その状況でBLACK COMBATとの対抗戦があり、海外で試合を行うことができたのは、気持ちを切り替えるキッカケにもなったのではないですか。

「そうなんです。MMAでは初めて海外で試合をすることができて、すごく勉強になりました。試合スタイルも日本人と韓国の選手では違いますから。その部分で学ばせてもらったことは大きいです」

――韓国の試合で学んだものとは何だったのでしょうか。

「対戦相手のホン・イェリン選手が引退を賭けて臨んだ試合だったと、試合後に聞いて納得したんですよ。試合はずっと私が攻め続けていても、相手の気持ちが折れなくて。『最後まで諦めたくない』と食らいついてくる感じで――とにかく気持ちの強い選手でした。

あと韓国人選手といえばパク・シウ選手もそうですけど、フィジカルが強いイメージもあります。私はまだ海外勢だと韓国人選手としか試合をしたことがないけど、他の国の選手はどうなんだろうって考えさせられました。あと当日は私もコンディションが悪くて……」

――えっ!? どのような状態だったのでしょうか。

「熱とかはなかったんですけど、とにかく体の動きが悪かったです。もともと私は特に減量も厳しくないので、試合直前まで体を動かしているタイプなんですよ。だから2月も試合の1週間前ぐらいに韓国に入ってから、ずっと体を動かしていて――でも海外で調整する難しさも感じました。試合中も立っているのが辛くて、とにかく打撃を出すことなく組みに行ったんですよ(苦笑)」

――試合前のインタビューで、あれだけ打撃の話をしていたのに(笑)。

「アハハハ。もうコンディションが悪すぎて、自分の中で余裕がなくなっていました。試合前からセコンドにも『スタミナがもたないだろうから、すぐ自分の得意な展開にもっていきます』と言っていて。だから試合が始まってすぐに極めに行ったんですけど、思った以上に相手がタフだし、気持ちも強くて粘られてしまいましたね」

――しかも2Rに相手がリバーサルに成功し、ヒジを連打してきたシーンは驚きました。大島選手のコンディションの問題もあったとは思いますが、ホン・イェリンも気持ちの強さを見せつけたと思います。

「そういう試合展開だったので、3Rに極めたあとマイクを持った時は、フラフラで立っていられないぐらいの状態でした。敵地だと判定になったら、どうなるか分からないじゃないですか。もともと自分としても極めるしか勝つ道はないと思っていて。でもグラウンドに持ち込んだら、すぐに立たされたりしていたので、私の中でも焦りはありましたね。『寝技の時間を全然くれない!』って(笑)」

――現在行われているROAD FCのグローバルトーナメントもそうですが、BLACK COMBATも同じようにブレイクが早い傾向にありましたね。打撃の話でいえば全く出していなかったわけではなく、離れ際にムエタイ式のヒザを打とうとした瞬間は『これのことか!』と思いました。

「えっ! それは全然覚えていないです。本当にフラフラで……。でもその状態で出るというところまで体に染みついているのは嬉しいです。やっぱり私が組みに行く以上、テイクダウンできずに立たれることは想定しないといけないし、離れ際の打撃も重要になってきますよね」

<この項、続く>

■ DEEP115対戦カード

<ライト級/5分3R>
大原樹理(日本)
イ・ソンハ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
石司晃一(日本)
ユ・スヨン(韓国)

<女子級アトム級/5分3R>
大島沙緒里(日本)
パク・シユン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
ヤン・へジュン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
チェ・ジュンソ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
シン・スンミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
キム・ソンウン(韓国)

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
KENTA(日本)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
亀田一鶴(日本)

<ライト級/5分2R>
涌井忍(日本)
倉本大悟(日本)

<アマ68キロ契約/3分2R>
安井飛馬(日本)
菅涼星(日本)

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【DEEP】ビクター・ヘンリーが王座返上。石司晃一がバンタム級正規王者に。ヘンリーはバシャラット戦へ

【写真】最後のDEEPでの戦いは2019年3月。ドンペン君とか、既に懐かしすぎる(C)MMAPLANET

15日(月)にDEEP事務局より、第8代DEEPバンタム級王者ビクター・ヘンリーの王座返上、同級暫定王者・石司晃一が正規王者=第9代王者への昇格がアナウンスされた。
Text by Takumi Nakamura

DEEP事務局からのプレスリリースによれば、ヘンリーの返上理由は「ヘンリーがUFC参戦中のため防衛戦を行う事が困難」となったため。ヘンリーはリリースを通して以下のコメントを発表している。

ビクター・ヘンリー
「コンニチは、DEEPの友人達とファンのみなさん。皆さんの前で戦える事が出来ず寂しい思いをしています。DEEPで強いチャンピオンを見せるのが私の義務だといつも感じています。でも、今はUFC参戦に集中しています。それはつまり、DEEPのケージの中で戦って、チャンピオンとして当然のようにタイトルを守ることはできません。

だからこそ、タイトルをDEEPに返上して、僕が手にした様に、今いる選手たちにベルトを獲るチャンスを与えるべきだと思っています。深い感謝と敬意を込めて DEEP バンタム級ベルトを手放し、新たなチャンピオンが台頭するのを楽しみにしています」


今後のバンタム級戦線について言えば、7月の後楽園大会で窪田泰斗と雅駿介、大阪大会で谷岡祐樹がそれぞれ3R戦で勝利。

正規王者となった石司は18日(月・祝)に後楽園ホールのDEEP 115 IMPACTでのDEEP vs Black Combat= 7✖7全面対抗戦でユ・スヨンとワンマッチで対戦し、同大会では2018年12月に石司に勝利しているDJ.taikiと上田直毅の3R戦も発表されている。

まずは石司が対抗戦出場韓国人選手の中で一、二を争う実力者のスヨン相手にどのような試合結果を残すか。

その正規チャンピオンは常々、飛び級でなく結果を残して上の舞台で戦う──ことを公言してきただけに、対抗戦後はRIZINバンタム級戦線の制圧という想いも強いだろう。

同様にDEEP内で勝ち上がりはもちろん、RIZINと行き来できる環境にあるファイター達がDEEPに戦いの場を求める選手が増えてくるかどうかも、タイトル戦線に影響を及ぼすことになりそうだ。

なお前王者ヘンリーは現在UFCバンタム級戦線で2勝1敗。

9月23日のUFNでコンテンダーシリーズからUFCと契約しキャリア14勝0敗──戦禍が生んだ猛者ジャビッド・バシャラットとの対戦が決まっている。

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【DEEP115】DEEP vs Black Combat対抗戦。ここは負けられない大原、大島、駒杵、鈴木、酒井の対戦相手達

【写真】ここでフィニッシュして、大晦日というのが大原の想いだろう(C)MMAPLANET

9月18日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 115 IMPACTで行われるDEEP vs Black Combat 7×7全面対抗戦の対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

前回はMMAPLANETの注目カードとして、石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンの2カードを紹介したが、今回はその他の5カードをブラックコンバット勢=韓国人選手を中心に紹介していきたい。

<DEEP115見どころPart.01はコチラから>


今年2月に韓国・スウォン・コンベンションセンターで行われたBlack Combat05での対抗戦第一弾で勝利した現DEEPライト級王者の大原樹理と対戦するのは現ブラックコンバット・ライト級王者のイ・ソンハだ。ソンハは2021年5月にプロデビューし、昨年12月のブラックコンバット初参戦でキム・ジョンギュンを破って、同団体の第2代ライト級王座を獲得。今年4月のパク・ジョンセン戦でも一本勝ちし、現在2連勝と勢いに乗っている。

ジョンホン戦では、左フックでダウンを奪われたあとに三角絞めからアームバーを極めて一本勝ちして極めの強さを見せたソンハだが、ジュンギュンとの王座戦では互いにテイクダウンを奪い合う接戦を演じている。大原はソンハの勢いに飲まれずに冷静に戦いたいところだ。

大原と共に対抗戦第一弾で勝利したDEEP女子ミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級チャンピオンの大島沙緒里と対戦するパク・シユンは現ブラックコンバット女子アトム級王者。

2019年12月のDEEP JEWELSで赤林檎に敗れてから2連勝を収めているが、大島としては実績・経験の差をしっかりと見せつけたい試合だ。

初代Fighting Nexusフライ級王者の駒杵嵩大と対戦するキム・ソンウンはフライ級では長身の175センチから繰り出すヒザ蹴りとグラップリング技術が持ち味。

今年4月のブラックコンバット初代フライ級王座決定戦ではイ・ジュンヨに敗れているが、7月にはフライ級トップファイターの“闘犬”チョン・ウォンヒに一本勝ちしている。ソンウン最大の武器はウォンヒからタップを奪ったギロチンチョークで、テイクダウン能力は決して高くないが、この一発には駒杵も警戒が必要だろう。

激しい打ち合いが予想されるのは現DEEPウェルター級王者の鈴木槙吾とチェ・ジュンソの一戦だ。ジュンソはここまで勝った試合のほとんどが2RまででのKO勝ちで、今年1月のブラックコンバットでは赤沢幸典をKOしたチェ・ウォンジュンから左フックでダウンを奪っているハードパンチャー。そのパンチ力を活かすあまり、大振りで簡単にボディロックやテイクダウンを許す面もあるが、ミドル級の一戦ということもあり――激闘派の鈴木が足を止めて打ち合うとリスキーな相手だ。

現DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウと対戦するのはブラックコンバット・ヘビー級王者のヤン・へジュン。レスリングのバックボーンを持ち、2018年7月のROAD FCでは現在UFCに参戦中のミシェウ・ペレイラとも拳を交えた。翌2019年6月にラ・インジェに勝利して第7代ROAD FCミドル級王者となるも、その後に約3年間のブランクがあり、復帰戦となった昨年10月のブラックコンバットでチェ・ウォンジュンに一本勝ちして同団体のベルトを巻いた。

へジュンのファイトスタイルはペレイラ戦でも見せたダーティボクシング&テイクダウンが軸となりつつ、インジェやウォンジンに極めた首投げ&Vクロスという必勝パターンがある。ただしミドル級から階級を上げてきただけに、同じヘビー級でも酒井と比較すると身体のサイズでは劣る。酒井としてはそのアドバンテージも含めて勝利に近づきたい。

DEEP公式YouTubeチャンネルにて公開された対抗戦の告知動画では、DEEP佐伯繁代表が(リアルに)鼻息荒く「潰してやるかな!」と宣言していた対抗戦・日本ROUND。その結果は果たして――。

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【DEEP115】Black Combatとの対抗戦。石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンに要・要・要注目

【写真】青井はベルトを持たないが、正規王者&暫定王者が不在のなかDEEP代表としてシン・スンミンと対戦。つまり、それだけ王座に近いの青井ということだ(C)MMAPLANET

9月18日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 115 IMPACTで行われるDEEPvsBlack Combat 7×7全面対抗戦の対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

今年2月に第一弾が組まれた、DEEPとBlack Combatとの対抗戦。1st ROUNDとなった韓国・スウォン・コンベンションセンターでのBlack Combat05では、ライト級王者の大原樹理、女子ミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級チャンピオンの大島沙緒里、フェザー級とメガトン級のタイトルコンテンダーである中村大介と赤沢幸典、そして山本聖悟という本気度100パーセントのメンバーを揃えたDEEP勢だったが、ブラックコンバットに2勝3敗と負け越す結果に終わった。


その後、Black Combatのブラック代表は4月に来日し、RIZINとの対抗戦への意気込みを見せていたが、DEEP佐伯代表が雪辱を果たすべくホーム=日本で対抗戦の第2弾を意地の主催。韓国勢が東京ドームホテルに宿泊するなど、現地でのホスピタリティに対して、オ・モ・テ・ナ・シで意地を見せている。

そんな今回の対抗戦にはチャンピオンを揃えたBlack Combat勢に対し、現DEEPバンタム級暫定王者の石司晃一、現DEEPウェルター級王者の鈴木槙吾、現DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウを筆頭に、初代Fighting Nexusフライ級王者の駒杵嵩大とRIZIN・DEEPで連勝中の青井人、そこに韓国ROUNDで勝利した大原・大島を加えた、佐伯DEEPはまさに本気度150パーセントといえるメンバーを揃えた。

この対抗戦でMMAPLANETとして注目したいのが、石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンの2カードだ。

石司と対戦するスヨンは韓国柔術界史上最年少24歳で黒帯を取得し、MMAでは母国・韓国でZEUS FCフェザー級王座、Black Combatライト級王座、カザフスタンのNEIZA FCフェザー級王座を次々と戴冠。昨年大晦日にBlack Combatでフェザー級を獲得し、ライト級に続いて2階級制覇を達成した。

7月にはバンタム級に階級を下げ、Black Combatバンタム級王座戦に挑むも計量失敗。一本勝ちを収めるも、王座獲得とはならなかった。5本目のベルトこそ手に入れられかったスヨンだが、ライト級からバンタム級という階級で戦い、これだけの実績を残していることは驚異的と言えるだろう。

韓国人MMAファイターといえば、打たれ強さとスタミナ、そして思い切りのよい打撃で試合を組み立てるイメージだが、スヨンのファイトスタイルはそれと違う。細かくジャブとローを散らし、ダブルレッグからテイクダウン、トップキープ・ポジショニングで相手をコントロールしてフィニッシュを狙うというもの。

柔術ベースでサブミッションによる一本勝ちが目立つが、そこにいたるまでにコンパクトなジャブ・ワンツー、そしてカーフキックで対戦相手を削る技術にも長けている。決してエキサイティングで派手な試合にはなりにくいが、よりグローバルなMMAを意識&アジャストを目指しているスタイルだといえるだろう。

ロングリーチを活かしたジャブで距離を制してペースを掴む石司としては、いかにスヨンの接近を止められるか。一発で試合をひっくり返す右フック&ストレートが魅力の石司ではあるが、勝利に近づくためには、その右に頼らない試合運びが求められる。

一方、青井と対戦するスンミンは従来の韓国人MMAファイターのイメージ通りの戦い方をする選手だ。重心を落としたスタンスの広い構えからパンチの強打&ロー・カーフキックのプレッシャーをかけ、最終的に打撃でのKOを目指すスタイルで、昨年12月からBlack Combatに主戦場を移してからは2連続KO勝利中。

今年4月にDouble GFC暫定王者だったパク・チャンスを左フックからのサッカーボールキックで沈め、Black Combatのフェザー級王座に就いた。

ガードを高く構えて細かい打撃から試合を組み立てていく青井とは、スタンドでの距離・間合いも似ており、必然的にスタンドの時間が長い展開が予想される。

ただしスンミンがほぼスタンドの攻防に終始するのに対し、青井には昨年11月のRIZIN LANDMARK04での鈴木博昭戦のように、スタンドの攻防で後手に回ってもテイクダウン&グラウンドゲームという選択肢がある。スンミンのテイクダウンディフェンス能力が勝敗の鍵を握る一戦になりそうだ。

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【DEEP】BLACK COMBATとの対抗戦 DEEP全選手決定!

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9月18日に後楽園ホールで開催されるDEEP 115 IMPACT。大会の目玉となるDEEP VS BLACK COMBAT7対7の対抗戦に出場するDEEPの7選手が発表されました。

・石司晃一
・大原樹理
・鈴木槙吾
・酒井リョウ
・大島沙緒里
・駒杵嵩大
・青井人

今月の後楽園ホール大会で既に発表されていた5選手に加え、駒杵と青井が新たにネームアップされました。揃いも揃って実力派ばかり。こんなに突っ込んでいいんだろうかと。間違いなく豪華ではあるものの、万が一BLACK COMBATに惨敗するようだと後がないのもまた事実。ただでさえ緊張感のある対抗戦がより一層シリアスなムードになってきた。対するBLACK COMBATの出場選手にも注目が集まります。
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【DEEP115】9月18日に後楽園ホールでDEEP✖Black Combat 02開催。王者が5人、7✖7の対抗戦に!!

【写真】ズラリ、4人のチャンピオンと5つのチャンピオンベルト。果たして大島の対戦相手はいるのだろうか…… (C)MMAPLANET

2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP114 IMPACTで9月18日(月・祝)に同所でDEEP115が開けて、DEEP ✖ Black Combatの対抗戦第2弾が実現すること発表された。

そしてケージ内にウェルター級チャンピオン鈴木慎吾、バンタム級チャンピオン石司晃一、ライト級チャンピオン大原樹理、そしてDEEPミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里が搭乗し、必勝の意気込みをそれぞれが語った。

さらにメインで水野竜也を破ったメガトン級チャンピオンの酒井リョウの出場も確定。イベント終了後の総括で、佐伯繁代表が言及した対抗戦第2弾の現時点での決定事項は以下の通りだ。


対抗戦は7試合、上記にあるように5人のチャンピオンの出場が確定し、対抗戦出場は残り2選手。対抗戦以外の試合も2試合組まれ、計9試合の後楽園ホール大会となる。

Black Combatといえば1週間前にフェイスオフや会見を収録し、ライブ中継はなくYouTubeで1試合ごとにアップするという露出の仕方をしているが、DEEP仕切りとなる次回大会は「試合後の長いインタビューも、後楽園では無理よ。こっちのやり方にやらせてもらう」(佐伯代表)とのこと。

国内はライブ配信、韓国は映画館でパブリックビューイング。試合カードの決定も、前回はBlack Combat側の予選トーナメントの映像のアップを待ってイベント直前となっていたが、今回は早期にアナウンスすることも決まっているという。

「前回、スウォンで向うがこっちに用意してくれたことを返さないといけないので選手の宿泊も東京ドームホテル。計量は東京ドームホテル」(佐伯代表)で、取り行われることも決定した。

またDEEP側がこれだけチャンピオンを揃えるなか、Black Combatのメンツも第1回大会を上回ることが予想され──現在も2階級で予選トーナメントが実施されている。

加えてBlack Combatのベルトが賭けられた選手権試合を2試合組みたいとBCサイドから要望され、なんとDEEPルールで実施されるという。今回の対抗戦、今や王道路線のDEEPが久しぶりにルチャリブレ対抗戦を想わせるビックリ箱状態になるやもしれない。

Black Combatではウェルター級王者が認定されておらず、ウェルター級の試合もほぼ組まれていないことから、鈴木はミドル級戦に出場することも決まっているという。2月4日にスウォンで行われた前回の対抗戦でDEEPは2勝3敗と遅れをとっているなか、絶対に負けられない戦いに向けて──残りの出場メンバーとBlack Combat側の出場選手の発表が気になるところだ。

本来、日本のスポーツにおいて日韓戦ほど、盛り上がるマッチアップはない。そのうえで9月18日に向け、DEEPとBlack Combatの間では、純粋に勝ち負けとしてだけでなく互いの利を追求する上で、すでに舞台裏ではさまざな交渉が行われていることは想像に難くない。佐伯代表は「まさにいろいろと、やり合っていますよ。あくまでもDEEP115 Impactのなかでやるので、同じようにやります」と力強く言い切った。

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『RIZIN CONFESSIONS』第119回動画

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 『RIZIN CONFESSIONS』第119回の動画。今回は『RIZIN.41』で行われたヴガール・ケラモフ vs. 堀江圭功、カイル・アグォン vs. 萩原京平、神龍誠 vs. 北方大地、金太郎 vs. 石司晃一、宇佐美正パトリック vs. キム・ギョンピョ、ストラッサー起一 vs. 中村K太郎、皇治 vs. 芦澤竜誠の舞台裏です。続きを読む・・・
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『RIZIN.41』オッズ/視聴方法

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 BetUsの『RIZIN.41』のオッズを紹介。

▼MMAルール 66.0kg契約/5分3R
ヴガール・ケラモフ-210(1.48倍)
堀江圭功+165(2.65倍)


▼MMAルール 77kg契約/5分3R
ストラッサー起一+130(2.30倍)
中村K太郎-160(1.63倍)


▼MMAルール 57.0kg契約/5分3R
神龍誠-400(1.25倍)
北方大地+300(4.00倍)


▼MMAルール 66kg契約/5分3R
カイル・アグォン-135(1.74倍)
萩原京平+105(2.05倍)


▼MMAルール 61.0kg契約/5分3R
金太郎+160(2.60倍)
石司晃一-200(1.50倍)


▼MMAルール 71kg契約/5分3R
宇佐美正パトリック-145(1.69倍)
キム・ギョンピョ+115(2.15倍)


▼MMAルール 57.0kg契約/5分3R
中村優作-150(1.67倍)
メイマン・マメドフ+120(2.20倍)


 キックルールのオッズは出ていません。


 視聴方法はこちらを参照。スカパー!でも配信されます。オープニングファイトは4月1日午後1時、本戦は午後2時開始です。続きを読む・・・
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RIZIN.41:オッズ/予想と展望

例によってMMAの試合のみ。

中村優作 1.77
メイマン・マメドフ 2.00

昨年10月の初参戦時、戦績を見たら微妙だったマメドフだが、実際の試合を見ても微妙だった。34歳で伸びしろもない。前回に比べて良いところといえば、今回は本来のフライ級での試合となるということだけか。地元中村への咬ませ犬役。ただ、いきなりグラウンドになったので、打撃でどこまで出来るかは不明。技術では中村が上だと思うが、打たれ弱くなっているだけに一発をもらった時が怖い。

中村KO勝ち。

宇佐美正パトリック 1.83
キム・ギョンピョ 1.91

昨年のRoad To UFCに出場予定だったが計量失敗で危険したパトリック vs. 準決勝で敗れたギョンピョ。ギョンピョは優勝候補だったが、準決勝ではパトリックと初戦で対戦する予定だったインドのアンシュル・ジュブリに敗れている。ジュブリのボクシングが予想外に上手く、パンチを効かされていた。しかし日本ではHEATなどでトム・サントス、キャプテン☆アフリカ、レッツ豪太などに勝利している実力者。

結果が読めない試合。前回、ボクシングの強いジュブリ相手に苦戦していたが、ジュブリは直近のデータがなく、過去の戦績を見るとグラップラーだったので、対策が立てられなかったのかもしれない。パトリック相手なら打撃戦を避けるのでは。

ギョンピョ判定勝ち。

金太郎 2.60
石司晃一 1.50

昨年11月にCOROに勝って暫定王座を獲得した石司だが、かつて元谷や大塚らがDEEPバンタム級トップだった頃からはレベルが2ランク以上落ちる。タイトルを奪ったCOROにしても、それほど実績がない中で、数年間フェザーで戦っていたDJ.taikiとの暫定王座決定戦が急遽組まれていて、RIZINクラスの実力者には勝っていない。

もっとも、金太郎もパンクラスでタイトルに挑戦したものの、ハファエル・シウバに完敗していて、ローカルの実績で言えば大差はない。RIZINでは前回堀口相手からダウンを奪う見せ場は作ったものの、ここまで2勝4敗。金太郎がRIZIN参戦後にどこまで成長しているかが問われる試合。

金太郎判定勝ち。

神龍1.25
北方大地 4.00

今日本で試合をしている日本人フライ級ファイターでは最強の神龍。北方は本来階級下で、しかも本来の階級でもパンクラスでベルトを奪われているだけに、今大会一番のアンダードッグになるのも致し方ないか。神龍はフィニッシュしての勝ちが求められる。

神龍判定勝ち。

ストラッサー起一 2.29
中村K太郎 1.63

2014~17年までUFCに参戦していたストラッサーと、2015~19年まで参戦していたK太郎の対戦。ストラッサーは41歳で膝の負傷による1年の欠場明け、K太郎は38歳で3年の長期欠場明けで、ともに実力が読めない。

過去のイメージで言えば、ボクシング技術で勝るK太郎が、テイクダウンを奪われても攻めさせず、最後はチョークで一本勝ち。

カイル・アグォン 1.71
萩原京平 2.10

RIZINではランカークラスとの対戦が続いて連敗中の萩原。対するアグォンは下位ランカークラスの実力と見る。テイクダウンから固めて攻める地味な実力者だが、地味だけに、勝つには3Rすべてドミネイトするしかない。山本空良戦のように一発大きなダメージをもらってしまうと、RIZINのトータルジャッジでは勝てないので、このルールには向いていない。そう考えると、萩原としては3R中ずっとテイクダウンされて固められたとしても、一発でも効かせる打撃を入れれば勝てるので、そこまで分が悪いカードではないかもしれない。

アグォン判定勝ち。

ウガール・ケラモフ 1.49
堀江圭功 2.65

ケラモフは大晦日に欠場、堀江は1年半のブランク明けで、ともに次の挑戦者候補からは外れてしまった者同士。堀江はRIZIN3連勝だが、RIZINフェザー級で実績がない佐々木戦が評価できる唯一の勝利で、これが本当にトップランカーの実力があるかが試される試合となる。ケラモフ相手にフィジカル負けしなければ勝機はあると思うがどうなるか。

ケラモフ一本勝ち。

第1試合開始は1日14時。MMAの試合のみ速報します。