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超RIZIN/RIZIN.38の勝敗予想 ホベルト・サトシ・ソウザ

ホベルト・サトシ・ソウザによる2022年9月25日に開催の超RIZIN / 湘南美容クリニック presents RIZIN.38の勝敗予想。
超RIZIN
フロイド・メイウェザー vs. 朝倉未来
吉成名高 vs. バンダサック・ソー・トラクンペット
RIZIN.38
堀口恭司 vs. 金太郎
扇久保博正 vs. キム・スーチョル
萩原京平 vs. 鈴木千裕
大原樹理 vs. ルイス・グスタボ
シビサイ頌真 vs. カルリ・ギブレイン
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お蔵入り厳禁【Road FC60】キム・スーチョルが5月に語っていた、日本への想い「潮時かと思っていた」

【写真】Rising Onフェザー級、ONE世界バンタム級、Road FCバンタム級に続き4本目のベルトを手にしたキム・スーチョル (C)ROAD FC

9月25日(日)に開催されるRIZIN38でキム・スーチョルが扇久保博正と対戦する。MMAPLANETでは5月14日に開催されたRoad FC60でパク・ヘジンに勝利し、Road FCフェザー級チャンピオンとなったキム・スーチョルのインタビューを行っていた。

その時点ではRIZIN出場は決まっていなかったが、Road FCからキム・スーチョルのインタビュー依頼があり、『これは日本で戦うアピールの機会を設けたい』のだという勝手な理解の下、日本での試合が決まればアップしようと試合の5日後にスーチョルをインタビューを敢行。結果、6月半ばには一度は扇久保戦が7月に実施されることが決まったという情報も流れてきたが正式発表はなく、この度9月に両者が戦うことが決まった。

お蔵入り厳禁、Road FCフェザー級チャンピオンになったばかりのキム・スーチョルが語っていた日本への想いとは。


──スーチョル選手、フェザー級のベルトを獲りました。その前に昨年9月にパク・ヘジンにダウンを奪われ、ギロチンで敗れた試合を振り返ってもらえますか。あの時はどのような心境でしたか。

「今になって言えるのは、あの時は試合前から嫌な予感がしていました。試合前にチーム・フォースで他の選手の指導もあり、またジョン・ムンホン館長もあまり練習に顔を出すことができず、自分の練習があまりできていなかったです。なので実は『負けるかも』と思っていて、その通りになってしまいました」

──そのような精神状態で戦ったことは以前にありましたか。

「なかったです。試合の2、3日前から、不安でしょうがなくなり眠れなくなるということはなかったです」

──そこまでだったのですね。

「自分はMMAに向いている性格でないと思っています。でも、チームの皆のサポートがあって『皆の期待に応えたい』と思って戦ってきたので、去年の9月は試合前から戦う状態になかったと思います」

──対して今回の試合では、また一丸となって向かい合うことができたのでしょうか。

「今回はチームの皆とジョン代表とも、しっかりと練習できました。ただ、それでも試合の2、3日前までは不安でしょうがなかったです。それが前回とは違い、試合が近づけば近づくほど自信が蘇ってきて、一度は無くしてしまっていたファイターの気持ちを取り戻せていました」

──パク・ヘジンのサドルからの足関節の仕掛けなど、しっかりと対処していました。

「自分のチームにも、そういう技術を使う人がいます。イ・ヨンジュン選手とジェ・ヨンスン選手、もともとRoad FCで活躍していて今は柔術に重きを置いている2人に足関節対策をしてもらいました。サドルをセットされそうになると、足を踏み込んで組ませないよう対処して、その瞬間に足を抜くという対策を徹底してやりました」

──対処なしに足を抜こうとすると、足が浮いてそのまま入られていたと思います。

「ハイ。対策通りの動きがデキて良かったです」

──と同時に、Road FCは打撃の真っ向勝負がまた増えてきましたね。

「最近の若い選手たちの試合は、そういう傾向がありますね。観客が喜ぶからという理由もありますし、自分の名前を早く売るためにそういう戦いをしているのだと思います」

──あの戦いで米国人、ブラジル人、ロシア人とやり合えますか。

「そうですね。自分から見ていてもスマートに戦っていないと感じます。その点、自分はキャリアを通して試合後に病院で診察が必要だったようなダメージを受けたことがないです。そこはジョン・ムンホン館長にしっかりと、MMAの戦い方を教わったからで。館長には感謝しています。

それでも乱打戦になることはありますけど、相手によってはそういう戦い方をするのも有りだと思います。それで勝てるなら、ですね。実際、今回の自分は粗かったです。こんな戦いは強い相手にすると、危ないですね。マルロン・サンドロやビビアーノ・フェルナンデスと戦ったことで、自分自身スマートな試合をしないといけないと思うようになったので」

──Road FCフェザー級チャンピオンになりました。今後のキャリアはどのように考えていますか。

「まだ階級が分かっていないのですが、Road FCで高額の賞金が懸かったトーナメントが開催される予定です。そこをターゲットにしたいと思っています。それと再戦を受けてくれたパク・ヘジン選手が3度目を要求するなら、そこは応えないといけないと考えています」

──そのトーナメントに日本人選手が出られるなら良いという想いと、やはりスーチョル選手の試合を日本で見たいという気持ちになってしまいます。

「トーナメントがフェザー級で開かれるなら、日本人選手に出て欲しいですね。朝倉未来選手はファイトマネーが高過ぎて韓国に呼べないと思いますが……(笑)。それでも誰か出て欲しいです。日本人選手が参加すると、空気が変わりますからね。

実は自分は佐々木信治選手が凄く格好良いと思っています。佐々木選手の復帰を知り、自分もまた戦いたいという気持ちになれました。佐々木選手がトーナメントに出てくれるなら嬉しいです」

──いやぁ佐々木選手はライト級ですし、トーナメントがライト級で開かれたとしてもスーチョル選手に大きすぎませんか。

「そうですね(苦笑)。自分も日本で戦いたい気持ちは強いです。でもRIZINから声が掛からないので、潮時かなって(苦笑)。ただし、オファーがあるならファイターなる者は戦って然りです。

特に2015年のマイケ・リニャーレス戦の試合内容は、自分でも全然満足できないモノでした。機会があるなら、是非とも日本の人達の前でキム・スーチョルらしいファイトを披露したいです」

──その日が来ることが熱望している日本のファンに一言お願いします。

「これまで日本で良い試合ができていなくて、申し訳ないと思っています。今後、日本で活躍できる機会を得ることができるなら、自分の名前を憶えてもらえる颯爽とした試合をしたいと思っています。応援、宜しくお願いします。カムサハムニダ」

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Interview J-CAGE News Shooto ブログ 平良達郎 扇久保博正 福田龍彌

【Shooto】扇久保博正が世界フライ級王座返上。平良達郎の想い─「とにかく僕は修斗の世界王者を目指す」

【写真】扇久保のタイトル返上に対し、平良の想いは (C)KEISUKE TAKAZAWA

1月31日(日)に東京都港区のニューピア・ホールで開催されたShooto2021#01で、世界フライ級チャンピオン扇久保博正が王座を返上した。

「修斗のチャンピンはその階級で一番だと、俺は思っています。

それを証明できなかったので、このベルトは返上します。それを証明して、必ず修斗には戻ってきますので、その時まで期待して待っていてください」と返上理由をケージのなかで語り、修斗コミッションの佐藤信義コミッショナーにベルトを渡した。

このタイトル返上劇、フライ級タイトルコンテンダーの座に到達した21歳、平良達郎をどう思ったのかを尋ねた。


平良達郎
「僕が格闘技を始めた時から、扇久保さんはチャンピオンでした。TUFで準優勝して『世界と勝負できる人がいるんだ』と思い、憧れの存在でもありました。松根さんからもずっと『扇久保に勝てるような選手になれよ』と言われてきましたし、そこを目標にやってきたのも事実です。

タイトル返上になり、一つの目標だった扇久保さんと試合ができないのは残念です。ようやくタイトル挑戦も見えてきて、松戸での練習でも行きづらいようになってきていて……。試合をして、そういう状況から脱したかったのですが、ただ気まずいだけになってしまいました。

防衛戦をしてほしいという想いがあったのも事実ですけど、返上するんじゃないかという気もしていました。仕方ないです。福田(龍彌※暫定フライ級王者)選手も残念でしょうね。でも僕は修斗のチャンピオンだったから扇久保さんと戦いたかったわけで、扇久保さんと戦いたいからRIZINに行くというつもりはないです。

とにかく僕は修斗の世界王者を目指します。次の試合は3月には戦いたいと思っています。扇久保選手の返上は残念といえば残念ですが、次の試合はもっと強くなったところを皆に見てもらるように頑張ります」

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