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F1 HEAT49 HEAT50 MMA MMAPLANET o Progress   アンディ・コング イゴール・タナベ キック コンバット柔術 ダニエル・スポーン パンクラス 岡野裕城 桜井隆多 椿飛鳥 江木伸成 濱岸正幸 生田誠 石井慧 竹浦正起 笹晋久 草MAX 鈴木万李弥

【HEAT50】計量終了 代役アンディ・コング大幅オーバー 組み技出場の竹浦正起「本戦に負けない」

【写真】MMAマッチ出場選手の集合写真(C)MMAPLANET

明日7日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT50の計量が、中区の名鉄イン名古屋金山1Fレストランで行われた。

グラップリング出場6選手

石井慧と対戦予定だったダニエル・スポーンがPCR検査で陽性となり日本便に搭乗できず、試合がキャンセルとなった同大会。

さらにイゴール・タナベも負傷欠場となり、桜井隆多はアンディ・コングとのマッチアップが決まったが、ミドル級リミットでアンディ・コングは本計量で90キロと大幅オーバーとなっている。

桜井×アンディが明日組まれるのか、まだ主催者発表はないが――ここではMMAとProgress提供のグラップリングマッチに出場する選手の明日の試合に対する意気込みをお伝えしたい。


笹晋久
「試合が急に決まったのですが、受けていただきありがとうございます。やってきたことを出すので、よろしくお願いします」

春日井たけし
「急遽試合を受けてくれた笹選手、本当にありがとうございます。僕のラストファイト、面白い試合ができるよう頑張ります」

岡野裕城
「あんまり声が出ていないのですが……全力でやって倒します」

草MAX
「ベルトは渡さないんで」

アンディ・コング
「今からちょっと瘦せようと思います」

桜井隆多
「相手が一応代わってしまって、急遽アンディさんに相手をしてもらうのですが、ちょっと今まだ問題があるみたいなんでよろしくお願いします」

秋山怜冬
「明日は僕のデビュー戦になるんで。精一杯盛り上げようと思うんでよろしくお願いします」

倉本拓也
「前回のHEAT49にも出させてもらったのですが、今回の方がコンディションが良いので明日は絶対にKOで勝ちます」

廣瀬裕斗
「急遽試合が決まったのですが、全力で頑張るのでよろしくお願いします」

ユン・テスン
「相手がコロナに罹って、試合ができないかと思っていたなかで急遽出てくれた廣瀬選手、ありがとうございます。明日は全力で頑張ります」

徳弘拓馬
「明日はやってきたことを出すだけなんで、全力で頑張ります」

小川隼也
「1年半ぐらいまではパンクラス。初めてHEATに上がるんですけど、相手とキャリアの差は全然あるので圧倒したいと思います。以上です」

レアンドロ草野
「いつも通り楽しくアグレッシブな試合を見せたいと思います。お願いします」

濱岸正幸
「グラップリングの面白さが伝わるような熱い面試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

椿飛鳥
「明日は良いケージレスリングをしようと思います。よろしくお願いします」

竹浦正起
「明日は本戦に負けないようにグラップリングでも楽しい試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

江木伸成
「コンバット柔術は初めてなので、本戦のキックに負けないよう楽しい動きのある試合をしようと思います」

生田誠
「コンバット柔術は日本ではほとんど試合がないです。こういうプロの大会でやることも多分なかったと思います。アマチュアの大会は東京で今成さんがやっていて、そっちの方がチャレンジしたのですが、なかなか難しいルールで。見る方も寝技だけだとちょっと面白くない場合があると思いますが、打撃が入ることでちょっとスリリングな動きとか見せられると思いますので、皆さん、コンバット柔術を日本で堪能してください」

■視聴方法(予定)
5月7日
午後1時30分~ TIGET LIVE

■HEAT50計量結果

<キック61キロ契約/3分3R>
皇治:60.9キロ
ダウサコンBANG BANG GYM:60.7キロ

<65キロ契約/5分3R>
春日井”寒天”たけし:65.0キロ
笹晋久:65.2キロ

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:70.1キロ
[挑戦者] ラーシーシン・ウィラサクレック:70.2キロ

<HEATライト級選手権試合/5分5R>
[王者] 草MAX:70.2キロ
[挑戦者] 岡野裕城:70.1キロ

<キック62キロ契約/3分3R>
安川侑己:62.0キロ
モンダム・ウィラサクレック:62.0キロ

<ミドル級/5分3R>
桜井隆多:83.8キロ
アンディ・コング:90.0キロ

<キック53キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥:53.3キロ
小澤聡子:53.1キロ

<キック57.5キロ契約/3分3R>
内藤凌太:57.5キロ
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.8キロ
秋山怜冬:65.5キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.7キロ
廣瀬裕斗:56.8キロ

<キック63キロ/3分3R>
伊藤勇大:62.7キロ
SOUL:62.8キロ

<バンタム級/5分3R>
小川隼也:61.4キロ
徳弘拓馬:61.1キロ

<フォークスタイルグラップリング85キロ契約/5分2R>
濱岸正幸:84.4キロ
レアンドロ草野:84.5キロ

<フォークスタイルグラップリング・ライト級/5分2R>
竹浦正起:69.3キロ
椿飛鳥:70.0キロ

<コンバット柔術66キロ契約/5分2R>
生田誠:65.3キロ
江木伸成:61.1キロ

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HEAT50 K-1 MMA MMAPLANET o イゴール・タナベ キック パンクラス ボクシング 岡野裕城 林源平 石井慧 草MAX

【HEAT50】岡野裕城を相手にHEATライト級王座防衛戦、草MAX「もともとマイナススタートだった」

【写真】皇治、石井慧、イゴール・タナベが出場する大会。注目度が高いだけに、草MAXもキャリアアップのアピールの場としたい(C)SHOJIRO KAMEIKE

5月7日(土)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT50で、草MAXが岡野裕城を相手に、保持するライト級王座の防衛戦を行う。
Text by Shojiro Kameike

2020年9月に阿部右京をKOした草MAXにとって、これが初防衛戦となる。今年で41歳を迎える草MAXだが、「もともと自分はマイナススタートなので、年齢は関係ない」という。果たしてマイナススタートとは何なのか。そこには意外なほど、一般の学生からMMAのチャンピオンになるまでの、ドタバタなストーリーがあった。本当に人生とは、何があるか分からない――。


――5月7日、1年半ぶりの試合を迎えます。

「そうですね。最初は去年の12月ぐらいに試合を……というオファーがあったんですけど、コロナ禍の影響もあって、ここまで伸びた形です。でも、その空き缶にしっかり準備することができました」

――草MAX選手は2020年からHEATに参戦し、前回の試合で阿部右京選手をKOしてライト級王座を獲得しました。どのような経緯でHEATに参戦することになったのでしょうか。

「もともとパンクラスさんでお世話になっていたんですけど、間に入ってくださっている方から『HEATでやってみないか?』と言ってくださって。私もいろいろな刺激を入れてみたタイミングだったので、ちょうど良かったと思います」

――それまでHEATという大会に対しては、どのような印象を持っていましたか。

「個人的には今までHEATさんには縁がなかったんですよ。でも同じチームでやっていた新村優貴や辰巳豪人さんがHEATに出場して、その時にセコンドとして行っていたんです。だからチャンスがあれば、自分もHEATに出場してみたいと思っていました」

――もともとチームとしてはHEATに縁があったのですね。そのHEAT初戦、パーキーとの試合は判定負けを喫しました。

「あの時はタイトルマッチで5R制だったんですけど、自分の作戦としては4Rまで削って、最終ラウンドでKOしようと考えていました。それで4ラウンドまで削ることに成功したんですよね。でも、最終ラウンドでテイクダウンされてしまって。

相手の試合映像を見ていて、打ち合いに来ると思っていたんです。だからテイクダウンに来ることを予想していませんでした。今考えると、当たり前なんですけどね。MMAだし、相手も勝つために――ベルトを巻くために来ているですから 」

――……。

「今でも覚えています。4ラウンド目に三日月蹴りを入れたら、明らかに相手が嫌な顔をして。これは5ラウンドにKOできると思っていたら、テイクダウンされてしまい……。さらにパウンドを打ってくるのではなく固めに来たので、自分のほうが焦ってしまいました。

自分の次の試合から切り替えて、まず削りに行くんですけど、行ける時は行こうと。それで前回の試合は良い結果になったと思っています」

――そうしてHEATで復活を果たした草MAX選手ですが、HEATに参戦する前……2016年あたりから試合数が減っていたのは、何か理由があったのでしょうか。

「いろいろ大きなケガが続いていたので、試合間隔が空いてしまったところはあります。ただ、年齢的な要因は感じていないんです。というのも、僕は若い頃からやっていたわけではなく、大学を卒業してから格闘技を始めたので。ケガの治りが遅いのは年齢も関係しているとは思いますけど、技術や体力についてはプラスしかないですね。もともとマイナススタートだったので」

――マイナススタートとは?

「これは恥ずかしい話なんですけど……大学生の頃は毎日お酒を飲むような生活をしていたんです。それで就職の内定を頂いた企業で健康診断を受けたら、ガンマGTPの数値が高すぎると言われて(苦笑)。医者からも『命に関わるぞ』と言われました」

――えっ!? ガンマGTPの数値が高いということは、それだけお酒の飲みすぎで肝臓の状態が悪くなっていたのですか。

「はい。そこから運動するために、ゴールドジムに入っていたTARGETさんに週2回通いだしたのが、格闘技を始めたキッカケです」

――確かにマイナススタートですね。健康的な観点ですが……。

「アハハハ。でも体力的にも、一般的な基準には程遠かったですから。本当にダメな学生でしたね(苦笑)」

――ということは、最初はMMAではなく、健康のためにキックボクシングを始めたのですか。

「はい。当時はまだRISEも始まったばかりで、アマチュア大会も同じ階級では参加者も少なく、出たら運良く勝てたんです。そうしたら伊藤(隆RISE代表)さんから『せっかくだからプロでやってみないか?』と誘われて、RISEでプロ江ビューしました。
しかも当時はFEG体制下のK-1全盛期で、K-1を見ていて自分も大きな選手と試合したいなと思っていたんですよ。だから何も考えず、ヘビー級を目指して体重を上げていました。でもデビュー戦がキックボクシングのミドル級……72.5キロまで急激に落としたんです(苦笑)」

――なかなか紆余曲折な格闘技人生ですね……。

「それだけ当時は何も知りませんでした。しかも僕は免疫力が弱くて、減量していると体調を崩してしまうことがあっったんです。そんな時に、中尾KISS芳広さんがTARGETに練習に来られていて、MMAなら77キロの階級があるよと教えてもらったんです。僕も77キロなら無理なく落とせるかなと思い、そこからMMAにチャレンジすることになりました。MMAが何かもよく分かっていないのに(笑)」

――77キロ、つまりMMAのウェルター級で試合をしてきた草MAX選手がライト級へ落とした理由は何だったのでしょうか。

「初めてライト級に落としたのは林源平戦(2016年6月、判定負け)だったと思うので、かなり前のことですね。あの時は体重が全然落ちなくて焦りました(苦笑)。もともとキックボクシングの72.5キロやっていた時は、格闘技について何も分かっていなかったんです。MMAを始めて77キロで試合をするうちに……力負けすることはなくて。でもウェルター級やミドル級の練習仲間のなかで、僕は体が大きいほうではなかったので、自分はウェルター級ではないなと思い始めたんですよ」

――ウェルター級やミドル級の練習仲間というと……。

「特にGENスポーツパレスで岡見(勇信)さんと練習していて、岡見さんがウェルター級なら自分は絶対にウェルター級じゃないなと思いました(笑)」

――なるほど。

「でも、GENでは良い練習をさせてもらっています。中尾さんのチームタックラーが解散してからGENへ行かせてもらうようになりました。今はいろんな階級の選手が集まっていますけど、当時はウェルター以上の選手ばかりで。だからこそ良い練習になっていましたね」

――それまでの練習と、GENでの練習は何か違うものはありましたか。

「自分がMMAについて、どこかのジムで学んだわけではないんです。中尾さんと一緒に練習していた頃は、ほぼスパーリング中心でした。そういう練習をしていると、頑張ってディフェンスは強くなるんですけど、自分が攻める方法が分からなくなってくるんですよ。
GENに集まるのも練習会なので、スパーリング中心です。でもトップ選手が集まって技術交流をするのは、すごく大きいですね。トップ選手が教えてくれる技術や、スパーリングの動きに対して指摘してくれたり……そういう練習会があるのは嬉しいです」

――そうしたキャリアを経て、ベルトを獲得したのはHEATライト級王座が初となります。

「そうですね。やってきたことが形になって嬉しかったです。そもそもがマイナススタートでしたからね。まず自分がプロ選手として試合をするということが考えられなかったので。高校や大学の友達は、格闘技をやっていると言っても信じてくれませんでした(苦笑)」

<この項、続く

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BELLATOR DEEP HEAT50 K-1 MMA MMAPLANET o PFL Progress UFC イゴール・タナベ キック ダニエル・スポーン 修斗 岡野裕城 桜井隆多 森戸新士 椿飛鳥 生田誠 石井慧 竹浦正起 長谷川賢 長野将太

【HEAT50】イゴールに試練&石井慧がスポーンと対戦。PROGRESSで竹浦×椿、コンバットJJ=生田×江木も

【写真】PFL、Bellator、コンテンダーシリーズ・ベテランのスポーンとの対戦が決まった石井(C)MMAPLANET

12日(火)、東京都品川区のホテル・プレインスガーデン1Fフォーシーズンにおいて、5月7日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT50の記者会見が行われた。

2005年2月6日の第1回大会から17年、節目の50回大会で行われたMMAマッチは既にHEATライト級選手権試合=チャンピオン草MAX×チャレンジャー岡野裕城、ミドル級の櫻井隆多×イゴール・タナベなどが発表され、その4選手に加えて引退試合を行う春日井たけし、石井慧というMMAファイター、皇治らキック出場選手が会見に出席した。


会見は4部で行われ、まず志村道場勢がテーブルに。引退試合に挑む春日井は「HEAT50回記念大会で引退試合という場を与えてくれ、志村館長には本当に感謝しています」と話し、質疑応答で「次世代の選手。自分はUFCに出たいという夢を実現できなかったので、そういう若い選手とやたいたいです」と対戦相手について要望を話した。

MMA2戦目で桜井隆多と戦うイゴール・タナベは、今回の試合が終わると米国に渡り6月のムンジアルに向けて2つのトーナメントでポイントを加算する必要がある。そのタフな状況に「ケガをしないことが一番。すぐに勝ちます」と断言した。対して桜井は「そうはならないよう戦うだけです」とらしく話した。

驚くべきは出場リストにはあったが、先のK-1無差別級Tで1回戦終了後にワキ腹を痛めてドクターストップ→準決勝棄権となった石井の参戦だ。SNSで「8番目の肋軟骨が折れている」ことを明らかとした石井が、わずか34日間のインターバルで試合に出ることが可能なのか──また、どのような調整が行われるのか。

「良い相手で、本物のカードというか……その良い相手にしっかり勝って、成長した強くなった姿を見せる」と挨拶を行った石井。負傷について質疑応答で「肋軟骨のケガは柔道時代から癖みたいにあっていて、その痛みには慣れている。良い医者も知っていて、その力もあって100パーセントの体調で行けると思います。鉄は熱いうちに打てではないですけど、今はやるべきだと思っています」と話した。

その石井と対戦するダニエル・スポーンは石井が2019年に出場していたPFLの常連で、コンテンダーシリーズでも勝利を挙げている。サウスポー、打撃も組み攻守ともにアベレージ以上にある。カウンターで迎え撃つ際にガードが落ちるきらいもあり、石井はパンチを振るって前に出る際に、そのまま組んで倒すという勢いをつけると、打と組み共にリードできるかと思われるが──全ては負傷の状況次第だ。

また今大会では長谷川賢率いるPROGRESSからグラップリングマッチが提供されることも会見で発表があった。今回、決定したカードはフォークスタイル・グラップリング=プログレス・ルール71キロ契約で竹浦正起✖椿飛鳥、そしてコンバット柔術ルール66キロ契約が採用された生田誠✖江木伸成だ。

カルペディウム三田所属の竹浦は、もともと愛知県岩倉市出身でNEX所属時代には柔術やグラップリングだけでなく、アマ修斗やアマDEEP、JMLでも戦ってきた。

上を取る、そしてポイント有りルールのノーギマッチで、どのようなパフォーマスを発揮できるか、ひたすら楽しみな竹浦の凱旋マッチだ。

対する椿は格闘代理戦争に注目を浴びたが故に、苦難のMMAロードを歩んできたが3日のプロ修斗公式戦で、2年半ぶりの勝利を手にした。ケージの使い方では、負けない。そんな気持ちが伝わってくる椿の――竹浦とのグラップリングマッチ出場だ。スクランブルにバッククラブとサブミッションが加わったケージ・グラップリングで持ち味を発揮するのはどちらか。

掌底有り&ノーポイントには、これも愛知県瀬戸市でトラスト柔術アカデミーを主宰する生田が参戦する。

昨年8月にIREのコンバット柔術で長野将太の掌底攻撃に大苦戦、それでもデラヒーバガードを取ろうとした44歳の永遠のチャレンジャーが、再びケージに足を踏み入れる。対戦相手の江木は森戸新士率いるLEOS柔術アカデミー所属、紫帯で全日本優勝、茶帯ではアジア3位という戦績を残している。

道着競技柔術家の2人が、掌底有りルールをケージで戦う――。日本のMMA社会と柔術社会の接点ともなるプログレス提供グラップリングマッチは、もう1試合組まれる予定だ。

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EUG04 HEAT50 MMA MMAPLANET o イゴール・タナベ 岡野裕城 草マックス

【HEAT50】草マックス×岡野=ライト級戦。ムンジ出場目指す、連戦イゴールが隆多と。春日井は引退試合

【写真】道着→道着×二階級→MMA→ムンジアル。とんでもないスケジュールが待ち受けるイゴールだ(C)MMAPLANET

17日(木)、HEATが5月7日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場でHEAT50の開催と対戦カード第一弾の発表を行っている。

2005年2月6日の第1回大会から17年、節目の50回大会は東京、仙台開催という声もあったが地元名古屋で迎えることとなった。


今回、明らかとなったのは2試合──HEATライト級選手権試合=チャンピオン草MAX×チャレンジャー岡野裕城、ミドル級の櫻井隆多×イゴール・タナベというカードだ。

草MAXは2020年9月の王座奪取以来、1年8カ月振りの実戦で昨年10月大会の挑戦者決定戦で勝利した岡野の挑戦を受けることとなった。

その10月大会でMMAデビューを果たしたイゴール・タナベは50歳を迎えた桜井と対戦。イゴールは3月19日にラスベガスで開催されるEUG04の180ポンドTに出場。その足で1週間後のPolaris出場と噂もあったが、そのまま米国に残りムンジアル出場資格を得るため、アイダホ州ボイジーで行われるボイジー・インターナショナル・オープンにチャレンジするという。

EUGでは180ポンド、HEATではミドル級と体重はほぼ同じだが、桜井戦の1カ月後にはLAでムンジアルを迎える。そのムンジアル出場資格のポイントを得るには、ボイジー国際では体重別とダウブルクラウンが必須のイゴールは、果たして何級での出場となるのか。体重の増減を繰り返すようであれば、試合に向けての準備期間の体調管理が連戦を乗り切るために非常に大切になる。

なお今大会では1度は引退を発表した春日井たけしが、地元でケジメの引退試合出場も決まっている。

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ABEMA MMA ONE ONE Championship Shooto Shooto2022#01 UFC VTJ 中村倫也 修斗 宇佐美正パトリック 小野島恒太 山本空良 岡野裕城 石井逸人 菅原和政 西川大和 野尻定由 黒部三奈

【Shooto2022#01】中村倫也&宇佐美正パトリック、揃い踏み。野尻定由、菅原和政と対戦!!

【写真】勝てば、ベルトが早くも見える相手と戦うことになった中村と宇佐美 (C)MMAPLANET

28日(火)、Sustainより2021年のプロ修斗公式戦第一弾に中村倫也と宇佐美正パトリックというLDH martial arts契約下にあるEXFIGHT所属ファイターの出場と対戦カードが発表された。

16日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#01は既に小野島恒太×藤井伸樹の環太平洋バンタム級王座決定戦、前スーパーアトム級チャンピオン黒部三奈の再起戦=宝珠山桃花を筆頭に女子戦が4試合、男子の試合では3回戦の関口祐冬×内田タケル、新井丈×木内“SKINNYZOMBIE”崇雅に加え3つの2回戦が発表されていた。

ここにFighter Battle Audition合格の中村と宇佐美が、3回戦で揃い踏みすることなった。


4月24日に両国国技館でPOUNDSTORMというLDH初の格闘技イベントの開催、ABEMAで格闘DREAMERS 2ndシーズンの中継が決まったなか、所属ファイターで初代DREAMERS=オーディション合格者の2人が修斗公式戦2戦目で、3回戦で戦う。

最短距離でUFCを目指す中村倫也の対戦相手は、修斗で4勝2分&Road to ONEで1勝1敗の野尻定由に決まった。

バンタム級期待のファイターは、唯一喫した1敗の相手は1階級上の山本空良で、既に昨年のインフィニティリーグで小野島、さらに石井逸人という環太平洋王座に絡む選手と2回戦ながらドローという結果を残している。

つまり、この試合に勝てば中村はベルトに挑む力を有していることになる。後日掲載予定の事前インタビューで中村は「テイクダウンに行き着く、ウェルラウンダー」と野尻を評し、「動いてコントロールする」と言い切っている。

一方、9月に修斗公式戦、11月にVTJと2連勝でデビューイヤーを終えたパトリックは、菅原和政と相対する。

菅原はVTJで現修斗世界ライト級チャンピオンの西川大和戦、10月にはHEATでライト級挑戦者決定戦で岡野裕城戦と連敗中だが、穴がなく組みという部分でパトリックを封じ込める力を有している。

そんな菅原戦に向け、パトリックも事前インタビューで「僕は綺麗な顔のまま試合を終える。ダメージなく終わる試合をすることで、実力を証明します」と、西川が左目を大きく腫らしたことを引き合いに出し、勝利宣言を行っている。

なお今大会のイベント名には「Supported by ONE Championship」と謡われておらず、2019年から3年の期間で結ばれたONEと修斗とのパートナーシップが更新されなかったことがうかがえる。もしくは現状も協議中であるのか。

あれだけ大々的にパートナーシップが結ばれた発表が行われ、特に「2019年1月以降に新たにプロフェッショナル修斗世界王者を戴冠した選手は、自動的にONE Championshipの契約選手になることができる」、「全日本アマチュア修斗選手権の優勝者は1年間、シンガポールに拠点を置くメガジム『EVOLVE』へ、奨学生として招聘される」という2点は、決して少なくないプロ及びアマ選手のキャリアアップに関係し、人生の影響を与えたのだから、SustainだけでなくONE Championshipからもファンへの報告を行うことは不可欠ではないだろうか。

解消か継続か、両者からの正式発表を待ちたい。

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MMA Shooto VTJ VTJ2021 修斗 岡野裕城 菅原和政 西川大和

【修斗】VTJ2021 西川大和の対戦相手が菅原和政に決定!

211103vtj-nishikawa-sugawara
開催まで1週間を切っていたVTJ2021。TBAとなっていた修斗世界ライト級チャンピオン西川大和(西川道場)の対戦相手。当初は外国人選手を招聘していたもののPCR検査で陽性である事が判明。急遽代替選手と交渉中と発表していましたが、今回西川の対戦相手が菅原和政(マスタージャパン福岡)に決定した事が発表されました。

菅原は今年1月の修斗で宮路智之をパンチの連打でTKO勝利。直近では10月のHEATで岡野裕城に判定負けを喫しています。修斗・VTJでの戦績は5勝4敗と決して秀でたものではありません。でも、大会まで1週間を切ったタイミングでこの大一番を引き受けた心意気には敬意を表するべきでしょう。

飛ぶ鳥を落とす勢いの西川を相手に厳しい試合になるのは間違いなし。それでも千載一遇のビッグチャンスを活かして見せ場を作ることが出来るのか。菅原の大博打に期待です。
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ABEMA MMA Shooto UFC VTJ VTJ2021 アルフレド・ムアイアド チャンネル 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 岡澤弘太 岡野裕城 川名雄生 平良達郎 河村泰博 海外 菅原和政 西川大和 野村駿太

【VTJ2021】国際戦が消えた──西川大和は、菅原和政と対戦。2022年の修斗の主役は西川か平良か

【写真】疑問符がつこうが、西川の試合への関心度は高まるばかりだ(C)MMAPLANET

3日(水・祝)、Sustainより6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるVTJ2021で西川大和が菅原和政と対戦することが発表された。

1日(月)にSustainの公式Twitterで『西川大和の対戦相手として海外選手招聘が決定していましたが、カード発表直前にPCR検査で陽性が出たと急報があり、招聘を断念することになりました。西川選手の対戦相手は現在交渉中です。発表をお待ちください!』という発表があり、『某雑誌でもお伝えした『vs元●●●王者/北米のガチ強豪』は幻に…期待してくださったファンの皆様、関係者の皆様、何より西川選手、申し訳ありません。海外強豪の招聘&西川選手との激突は今後実現させるべく動いて参ります!』という投稿も見れた。


招聘予定選手のコロナ陽性の報はVTJ2021に関わる、あらゆる方面の関係者が忸怩たる思いで耳にしたに違いない。某雑誌=現在発売中のFight&Lifeの平良達郎インタビュー・ページに「vs元●●●王者/北米のガチ強豪」という囲み記事が掲載されているが、この来日が幻に終わった選手こそVTJらしさが集約された北米の強豪選手だったからだ。

雑誌に飛ばし記事として掲載されているこの強豪、敢えてここでは名前を伏せるが、米国MMA界イーストコーストの登竜門、さらにフィーダーショー王手のフェザー級王座に就き、元&現UFCファイターを幾人も破っており、西川にとっては世界への扉を開く、いや世界の強さを肌で感じる絶好の機会であった。

9月の後楽園ホール大会で修斗史上最年少18歳10カ月で、世界のベルトを巻いた西川も、このマッチアップにはどれだけ期待し、心が躍ったかと想像すればするほど、代役出場となる菅原戦が危険に感じられる。

試合まで1週間を切り、北米の強豪との対戦がなくなった彼が、どれだけ気持ちを切り替えることができるか。そして菅原にとっては、10月17日にHEATライト級挑戦者決定戦で岡野裕城に敗れたばかりで、まさに棚ぼたで再浮上のチャンスを掴んだことになる。

西川といえば、そのガードからの打撃攻撃で脚光を浴びるなか、世界を見据えてあの斬新なスタイルが通用するのかが常に論じられている。上を取る必要がなく、下で勝てるのだから良しとする説と、上を取れないで下になるようであれば世界には通じないという説、賛否両論がある。

菅原を相手に上を取り、上攻めで強さを見せることができるのか。あるいは意地の下攻めを貫くのか。とはいえ西川本人はスタンドの打撃戦を制し、そこで戦いたくない相手との組みの攻防は、上下を意識せずに勝負しているという意識でしかないかもしれない。

と同時に菅原の勝機は、スタンドの打撃戦を嫌がらずに戦えるかという点に掛かって来る。そして、菅原は上になった時、クローズドから足を一本抜くことができるか。足を抜かれた場合、先の川名雄生戦のようにすぐさま西川は戻すことができるのか。それとも、スクランブルを狙うという選択も出てくるのか。

賛否両論が起こるのも、プロとして存在感が強くなっている表れだ。2022年の主役の座を平良達郎と争うという意味でも西川の一挙手一投足から目が離せない一戦となる。

■視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 修斗 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】1年11カ月振りのファイト=菅原和政と対戦、岡野裕城「知らないところで戦う感じで良い」

【写真】初参戦のHEATは、日本でないようだと言う岡野のフレームはやはり大きい (C)EMILIO INAFUKU

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、岡野裕城が菅原和政とHEATライト級挑戦者決定戦を戦う。

1年11カ月振りのファイトは、結婚をして生活環境が変わった今の自分をどれだけ出せるか──そこだけだと岡野は言い切った。

計量後に尋ねた、岡野のこの試合への想いをお伝えしたい。


岡野裕城
「初めてHEATで戦うのですが、会場で試合を見たことも無くて。今日の計量でも、しっかりと演出とかされていて豪華でした。凄く独特ですよね。ファンが見ているわけではないのですが、音楽とかも流れてこれまでにない経験でした。
 キックの選手も多くて、MMAの選手も知っている人が少なくて──名古屋っていうこともあり、知らないところで戦うっていう感じで良かったです。こういう雰囲気は好きで、良かったです。日本人ばかりですけど、日本で試合をしているような感じがしていないです(笑)。
計量自体はいつもより、落とし幅が少なくて楽でした。あんまり練習ができていなくて、筋肉量が落ちていましたかね(笑)。それでも最後の方は体も戻ってきましたね。試合が1年11カ月振りで──別にコロナが要因でなく、結婚して仕事も変えて、忙しかったので練習が出来ていなかったです。8月以降なら練習できるかなと考えている時に、HEATからたまたまオファーを貰って。修斗も何度かオファーをくれて、HEATもこの前に1度話をくれましたけど、全く練習できていなかったので断っていたんです。
今回の試合も最初は9月26日の予定だったのが、3週間延びて僕には都合が良かったです。
ただ、この試合が挑戦者決定戦とかそういうことは関係ないです。一つの試合として、今創れる自分の強さを試合で試したい、それだけです。菅原選手の試合も映像で見ました。強いと思います。弱くはないです、絶対に。自分を試すには凄く良い相手です。勝ってタイトルに挑戦できれば良いですけど、本当にその流れは見ていないです。明日の試合しか考えていなくて、このタイミングで試合をしておかないとずっとやらないと思ったので受けました。
自分への期待? とにかく、ここでちゃんと勝って自分への期待を高めたいですね。2年も試合をしていなくて、選手は試合で出せることが全てですから。じゃあ、今の俺はどうなんだろうと。8月から練習をしてきて、良い自分は創れているとは思っています。それが正解だというのを試合で出したいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】計量終了 ファット忍者ならぬスキニー忍者、イゴール・タナベ83.4キロでパス

【写真】プレ50回記念大会を連想されるボリュームのHEAT49はいよいよ明日開催される(C)EMILIO INAFUKU

明日、17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49の計量が、東区のメルパルク名古屋で行われた。

注目のMMAデビュー戦を戦うイゴール・タナベはファット忍者の異名は返上、リミットを500グラム下回る83.4キロで無事パス。スキニー忍者として明日、清水洸志との対戦を迎えることとなった。


注目の公式記録とはならない非公式ミックスルールで2年振りの実戦を迎える中井りんは600グラムアンダー、鈴木万李弥は300グラムアンダーで、正面からの写真では体のフレームが鈴木の方が大きい印象を残したが、向き合うと中井の肩回りの厚みは、さすがと思わせるモノだった。

HEATライト級挑戦者決定戦に挑む、菅原和政と岡野裕城やバンタム級の新旧対決=土肥潤✖野瀬翔平ら注目カードを始め、MMA及びキックともに計量失敗はなかった。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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DEEP HEAT49 MMA RYO   ブログ 岡野裕城 菅原和政

【HEAT49】岡野裕城とライト級挑戦権争いを前に、菅原和政「失ったキャリアを取り戻したい」

【写真】試合の5日前の時点で、この仕上がり具合!! (C)KUNIRYOSHI HIRONAKA

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、菅原和政が草MAXの持つHEATライト級王座への次期挑戦権を賭けて岡野裕城と戦う。

3年半以上のブランク──潰瘍性大腸炎を患い、この間にカナダでの生活、そして居を東京から福岡に移して失われたキャリアの挽回に燃える菅原は、実績やキャリアで上回ると捉えられている岡野に対して、絶対の自信を持っていた。失われた時間、彼の身に何が起こっていたのかを振り返ってもらい、今回の試合への意気込みを訊いた。


──HEAT初出場で岡野選手とライト級挑戦者決定戦。このオファーを受けた時は、どのような気持ちでしたか。

「棚ぼただなって。出たこともなかったのに1試合勝てばタイトルに挑戦させていただけるので……何でだろうなって思いました。3月の修斗の試合で拳をケガして、ちょうど直って練習を再開しようという時にオファーをもらってタイミングも良かったです」

──修斗の選手が他のプロモーションで試合して、結果を残さないと厳しい反応が大昔はありました。

「僕は修斗で結果を残している選手ではないので、そういう心配はないです。病気になって休んでいる期間が長かったですし、失ったキャリアを取り戻したいと思っているので、オファーを頂ければどこでも戦います」

──2015年11月から2019年6月までブランクがありました。その病気というのは?

「潰瘍性大腸炎という病気で、酷いなかでも試合をして2連敗とかしてしまって。休息前は試合の準備中にも下血をしながら練習しているような状態でした」

──そんなことをして大丈夫だったのですか。

「若くてアホでした。自分では分かっていなかったのですが、細すぎて……お化けみたいな顔をしていたと言われました。症状としてはお腹が痛いのと、トイレにいく頻度が多いというものなんです。酷い時は日常生活にも影響が凄く出てしまいます。言い訳にしたくないですけど、修斗で戦うようになったぐらいから、下血は始まっていました」

──では休息に入るまで、6試合をその状態で戦っていたことになります。

「1年ほど薬を飲んだら収まって、その間は2連勝したんです。ただ副作用で白血球の量が多くなったので、アスリート的にも良くないと思い自然療法で治そうと。その時に同じように潰瘍性大腸炎を患っていた、寒川直喜選手や鈴木信達選手の話を聞かせてもらいました。

でも薬を止めると、また少し悪化してしまって。ジャイアン貴裕選手との試合後に、しっかり休んでやり直そうと決めました。この間に海外に行ったり、東京を離れて福岡にやってきたんです」

──環境を変えることが大切だった?

「原因は色々とあって、環境からくる無意識のストレスというものもそうで。小さなストレスが重なっていたと思います。人が多い、待ち時間が多い。それだけでも良くなかったらしくて。カナダに行って広くて、人が少ないという生活をして、自然に癒されていました。帰国後も福岡にやってくると、同じで。便が答えを出してくれました。東京で生まれ育ったのに、東京が合っていなかったんです」

──でも博多も大都会じゃないですか。

「それが鹿児島本線で博多駅から一駅離れると、もう都会の喧騒はなくて。自然もありますし、田舎過ぎないのがまたストレスにならないことに通じていると思います。福岡は本当に良いところです。まだトイレに行く頻度は多いですけど、血は出なくなりました。血が出ていないと、練習もいっぱいして、試合に出たいです。今は弘中先生の下でMMAをやり直している最中です」

弘中 菅原はカナダ時代にトライスタージムでも練習していて、GSPとか顔なじみなんですよ。

──おお!!

「バンクーバーとトロントに7、8カ月住んでいて。トロントに住んでいる時に赤沢(幸則)選手と知り合って、モントリオールのトライスターで練習させてもらったんです。GSPに気に入ってもらって、彼が倉庫を改造したプライベートの凄い設備が整ったジムを持っていて。そこにも呼んでもらえるようになって。トロントとモントリオールは、東京と大阪ぐらいしか離れていなくて、夜行バスで行くという感じだから5、6回ほどトライスターやGSPのジムで練習するという凄く贅沢な時間を過ごさせてもらいました」

──それは素晴らしい経験ですね。話をHEATの試合に戻しますが、岡野選手はDEEPと修斗でタイトル挑戦経験のある格上といえば格上の相手です。

「あんまり昔からスタイルが変わっていないですよね。僕は進化しているので、やってみたらどうなるのかなって」

──ライト級では大きなフレームの持ち主ですが、その辺りは?

「う~ん、でもそんなに気にならないです。小さな選手にもテイクダウンされていますし。組み力はあんまり強くないと思っています。基本で組む練習をマスタージャパンは、しっかりとやっているので。

それに組み技だけじゃなくて、全局面で勝てる自信があります。打撃なら打撃で行きますし。組めるなら組む。組まれても、それを返す練習は十分にしてきたので、どんなシチュエーションでも問題ないです。もちろん寝技になっても、柔術もしっかりやっているので最悪上を取られても、返して極めにいき、パウンドも落とします。打・投・極を出して、修斗らしく攻めようと思います」

──HEATの王座を掛けて戦うファイトを、修斗でもステップアップのきっかけとしたいと考えていますか。

「ベルトを獲っておけば、それだけでオファーも増えると思います。せっかくチャンスをもらったので、福岡にまだベルトがないので第1号でベルトを持って帰りたいと思います。どのような舞台でも、ベストパフォーマンスで戦えるよう試合をさせていただきます。KOか一本、勝ちにいく試合をしようと思っているので注目してほしいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
[挑戦者] 藤村大輔(日本)

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己(日本)
北川裕紀(日本)

<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政(日本)
岡野裕城(日本)

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
鈴木万李弥(日本)

<バンタム級/5分3R>
土肥潤(日本)
野瀬翔平(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人(日本)
片島聡志(日本)

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム(タイ)
一仁(日本)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
清水洸視(日本)

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
御代川聡志(日本)

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹(日本)
嶋田将典(日本)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
坂本大地(日本)

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ(日本)
堺龍平(日本)

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム(タイ)
ポッシブルK(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実(日本)
夜叉猿(日本)

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー(日本)
凡人ツチヤマン(日本

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