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修斗世界ライト級王者の西川大和がUFCと契約、10.22『UFC 280』でマゴメド・ムスタファエフと対戦の噂


 10月22日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマゴメド・ムスタファエフ vs. 西川大和のライト級マッチが行われるとのこと。


 ソースはこれのようですが、馴染みのないサイトですし、ライト級ではなくフライ級になってますし、報じているのは今のところここだけなので、あくまでも噂という段階にしておきます。


 ただし、元々ムスタファエフと対戦予定だったジェイミー・ムラーキーが負傷欠場することは本当のようです。ムスタファエフは2020年2月の『UFC Fight Night 168: Felder vs. Hooker』でブラッド・リデルに判定負けして以来2年8ヶ月ぶりの試合。2020年10月の『UFC Fight Night 180: Ortega vs. The Korean Zombie』でマテウス・ガムロと対戦予定でしたが中止(理由は不明)、2021年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でダミア・イスマグロフと対戦予定でしたが、前日計量でイスマグロフが163.5ポンドと7.5ポンドもオーバーしたことから中止と不運が続いています。

Yamato Nishikawa(Sherdog)

西川大和(日本修斗協会公認サイト)

 西川大和は現在19歳でMMA戦績21勝3敗6引き分け。現修斗世界ライト級王者。以前からONEやRIZINへの出場をアピールしていました。


 9月19日に後楽園ホールで開催された『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6』でウェルター級で草・MAXと対戦し判定勝ちしたばかり。この時は「次、11月(27日の後楽園大会に)出たいんで(主催のサステインの)坂本(一弘)代表、いいですか?まだチャンピオンの器じゃないんで、強くなっていきたいので、協力何卒よろしくお願いします」とコメントしています。


──「若い選手を使いたい」というONE、一時は対ストラッサー起一選手の名前も出したRIZINなどとの交渉も、試合で勝ち続けて待つという状況でしょうか。

「そうですね。無いものねだりをしても仕方ないと自分は思っていて、実績に何もプラスにならないまま、ただ人生が過ぎていくんだったら、天心選手のように試合をして、自分が場慣れしていくことの方が大事だと思っています」

 その後はこんなコメントをしています。続きを読む・・・
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【UFN212】パラ千葉系のフライ級ファイター達、平良達郎─02─「初心者になることを恐れてはいけない」

【写真】インタビューはもう3週間前──今は息上げ練習で追い込んでいることだろう (C)MMAPLANET

10月15日(土・現地時間)のUFN212:UFN ESPN+62でCJ・ヴェルガラと戦う平良達郎インタビュー後編。

パラエストラ千葉ネットワーク系フライ級ファイター特集、最終回はオクタゴン2戦目に向けてどのような意識で自分を創り上げているのか──を平良達郎に訊いた。

<平良達郎インタビューPart.01はコチラから>


──扇久保選手はRIZINでのキム・スーチョル戦を控えていて、今日は個別練習でした。

「明後日、木曜日は一緒に練習できることになっています。やっぱり扇久保さんとは練習したいですから」

──千葉での練習はガチガチのスパーリングが目的なのでしょうか。

「う~ん、技術の確認よりもできるだけ対人でガチガチにやりたいと思っています」

──それゆえに1週間という期間と、試合まで1カ月以上インターバルのある間の千葉滞在という選択なのですね。

「ハイ。やはりケガをするということは頭に入れる必要がありますし、出稽古は今ぐらいが一番しやすいかなって。松根さんも『千葉のフライ級の皆も試合が決まっているし、この時期が良い』と言っていました」

──今回、松井斗輝選手、鶴屋怜選手、杉山廣平選手、内田タケル選手とフライ級勢で写真を撮らせていただいたのですが、全員試合がある。そして、このメンバーで平良選手より年上は……。

「杉山選手だけですね。あと松井選手が同学年で」

──怜選手、内田選手は平良選手より年下と。エライ時代になってきました。

「千葉は若い選手がいっぱいいます。ここでガチガチの対人練習をして、沖縄に戻ってからはスタミナを上げる。あとはCJ・ヴェルガラはパンチャーなのでボクシングジムで練習します。ただ、がっつりボクシングで彼と戦うというわけではなくて。逆に全てを全力で反応すると疲れてしまうので、プレッシャーをかけられてから返し、打ち気できたら組んでいくとか、そういうイメージを持って練習しています」

──試合は自分のエゴを通した方が、勝利に近づくと思うのですが、そうならないことを想定してスパーリングをしているのでしょうか。

「UFCで戦うようになってからということではなく、そもそも一発でテイクダウンを取れるとも思っていないですし。そのなかでも上を取れた時に極めまで行くイメージは、持っています。自分の武器は一本ですけど、その展開に持ち込めない──腰が強くてテイクダウンを取れない場合はどう戦のか。なら打撃で行くのか。そういう切り替えが、試合中に必要になることをイメージしながら、やっています」

──話が戻るのですが、それもあってムエタイのタイでやってみたかったのですか。

「そうですね。ムエタイはずっとやりたいと思っていました。実際に凄く得られるモノがありました。ボクシングもムエタイも、言ってみると僕は初心者なので。練習する分だけで、足りないモノを埋めるころができるというか……。打撃を知るための、良い機会になりましたね。ボクシングもうそうですし。僕はボクシングではボクサーに敵わないです。

でも、そうやってボクサーと練習することで『こんなにボクシングって疲れるんだ』って学ぶことができます。ボクシングとムエタイをやることで、初心者になることを恐れてはいけないって強く想いました」

──そのボクシングとムエタイを、松根良太MMAに落とし込む作業をするわけですね。

「MMAを練習するときは、メチャクチャ意識をすることはないです。ジャブをしっかりと意識してやってみようとか、ムエタイ・クラスで習った前足の前蹴り……タイ人コーチの前蹴りが凄くて……。そういうジャブも前蹴りも何千回って繰り返さないとできないですけど、上手く使えるかなとか試そうとしたりはしています。

ただ試合に勝つ練習と技量を上げる練習はまた違うので、さっきも言った息上げもそうですし、勝つために一番必要なメンタルを持てるように練習を頑張ることです。やっぱり気持ちが基本です。凄くプレッシャーが掛かり疲れる可能性もありますけど、5分✖3Rをやりきれないようじゃ先はないと思っています。それだけキツイ練習をして、100パーセント自信を持って戦うことですね」

──ブランドン・モレノと戦うとどうなるか分からない。でも「カイ・カラフランスだったら行けんじゃない?」と思われるとプレッシャーになってしまいますか。

「カイ・カラフランス……まぁ、サブミッションのエスケープがカイ・カラフランスに限らずUFCファイターは上手いです。だから、どういう展開になるか分からないですけど、全然自信は……100パーセントの自信は全然ないですけど(笑)、試合が決まれば勝つ自信はあります」

──勝ち負けは出ます。ただ、ファンの期待とは『やれるんじゃないか』と思わせてくれるかどうか。その点、平良選手はやってくれるだろうと皆が期待しているはずです。そこへのステップアップをするための一戦、どのような平良達郎を見せたいですか。

「今回の試合は、欲をいえば圧倒して『将来的にチャンピオンになるんじゃない?』と日本のファンだけでなく、UFCを見ている全世界のファンに思わせたいです。『コイツ、ベルトに絡むんじゃないのか』って。もちろん、その前にまず勝たないといけない試合ですけど、勝てば自分に自信を持つことができるようになる相手──良いマッチメイクをしてくれたなと思っています」

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MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2022#06 内田タケル 関口祐冬

【Shooto2022#06】RTU帰りの内田タケルを下からの腕十字で下した関口祐冬「良いオファー待っています」

【写真】関口の腕十字によりエグイ角度で内田の左腕が曲がった(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
Def.1R4分44秒 by 腕十字
内田タケル(日本)

開始早々、関口が右を当てた。サウスポーの内田がシングルレッグで飛び込むと関口は跳びヒザを合わせ、背中を着かされながら横三角で固める。頭を抜いた内田が関口の頭を抱えつつケージに押し込む。切り替えてボディロックから抑え込んだ内田は、相手の両足を抱える。ケージを背にして体を起こす関口。内田は抑え込みながらヒジを落とした。関口はバタフライガードで守る。

関口は内田を蹴り離したが、すぐに内田がトップに戻る。関口はクローズドガードで守るも、内田が足を一本越えて、関口の首を抱えにいく。ディープハーフを取った関口の顔面に右ヒジを連打する内田。関口はフルガードに戻した。左右のパウンドで削る内田は、さらに左ヒジを落とす。そして左パウンドを放つと、その腕を取った内田が腕十字へ。内田がうつ伏せになったところでタップ。レフェリーが割って入った。


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【Shooto2022#06】パラ千葉のフライ級ファイター達=内田タケル─02─「圧倒すること。圧倒的に勝てば」

【写真】あどけな過ぎるやろう──。MMAグローブをつけてケージで戦うことが、ピンとこない優しい表情の内田だ(C)MMAPLANET

明日19日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#06で、関口祐冬と対戦する内田タケル・インタビュー後編。

Road to UFCを経験してなお、明確に修斗フライ級王座を目標とする内田は、チャンピオンになってからも防衛戦を戦うことで経験を積みたいという。

パラエストラ千葉ネットにフライ級ファイター特集──10代最後の試合をタイトル挑戦の足掛かりとできるか。内田タケルに尋ねた。

<内田タケル・インタビューPart.01はコチラから>


鶴屋 それがルールですからね。

──では、一気にタイトルが近くなるかもしれない一戦の相手。関口選手の印象を教えてください。

「打投極ができて、奇抜な打撃……独特な打撃を使います。その打撃を気を付けないといけないです」

──内田選手はやはり組んでいくと?

「試合でも打撃を試したいのですが、どうしても組みが多くなってしまいます」

──修斗公式戦、Road to UFCと勝った試合は全て一本勝ですね。その一方で、目標とするUFCや北米では、組みができる選手がガツンガツンの打撃戦を繰り広げています。

「全部がデキることが大切だと思います。自分は極めは、これまで勝った試合は全部極めることができているので多少はあるかと……。でも打撃とテイクダウンはまだ欠けているので、穴埋めをしていきいたいです。

ただ関口選手はランキングで1位ですけど、自分の練習仲間たちの方が強い……と思っています。試合と練習は違いますが、怜とか杉山さんとか……もう単純に強くて。これだけのメンバーと厳しい練習をしているので、試合をするときも自信を持って挑むことができます」

──しかも平良選手も沖縄から合流しています。

「いやぁ、やっぱりフライ級のUFCファイターなので、凄く貴重な体験をさせてもらっています。だからこそ、次の試合は負けられないです。僕はここで、これだけの練習をしているので」

──どういう試合をすれば、タイトルを賭けた戦いに進めると考えていますか。

「圧倒することです。圧倒的に勝てば……ハイ」

──この試合後に急遽、Road to UFCに出られることになるとどうしますか。

「話があれば、行きたいです」

──と同時にコンテンダーシリーズは、意識していますか。平良選手も最初はコンテンダーシリーズを目標としていました。

「コンテンダーシリーズは……、……。そんな視野には入れていなかったです。まずは、しっかりと修斗のチャンピオンになりたいです。まだ5分✖3Rをフルで戦ったこともないので」

──ばかりか、3Rも経験していないですよね。

「ハイ。判定まで行く戦いも経験したいので、修斗で戦っていくつもりです」

──修斗のチャンピオンになった時、世界で戦ううえでどれぐらいの力を身に着けることができているという風に考えていますか。

「UFCで戦うなら、まだ経験不足です。もっと経験を積みたいと思っています。なのでベルトを獲ったら、防衛戦を戦います。他の団体から修斗に来る人とも戦ってみたいです。それと……できれば外国人選手と試合を組んで欲しいというのもあります。Road to UFCで初めて外国人選手と戦って、フィジカルはやっぱり日本人選手とは違うモノを感じました。芯が太いというか……。同じ階級で、こんなに違うのかと。試合当日は、明らかにデカかったです」

──それでも初回で1本勝ちしました。

「日本人にはないフィジカルなので、そこで一本を取れたのは良い経験になりました」

──その経験を経て関口選手との試合では、どのような戦いを見せたいですか。

「いつも通り、極めを狙うような試合がしたいです」

■視聴方法(予定)
9月19日(月・祝)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2022#06 計量結果

<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 猿丸ジュンジ:52.1キロ
[挑戦者] 新井丈:52.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.8キロ
草MAX:76.7キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:56.5キロ
内田タケル:57.5キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.9キロ
加藤ケンジ:61.0キロ

<フェザー級/5分3R>
飯田健夫:65.7キロ
論田愛空隆:65.7キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.5キロ
杉本恵:56.3キロ

<バンタム級/5分2R>
齋藤翼:61.3キロ→61.2キロ
スソン:61.1キロ

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
久遠:47.7キロ→47.5キロ
小生由紀:47.4キロ

<2022年度新人王決定T準決勝フェザー級/5分2R>
椿飛鳥:65.8キロ
工藤圭一郎:65.8キロ

<2022年度新人王決定T1回戦フライ級/5分2R>
須藤晃大:56.6キロ
大谷あっくんボンバー:56.6キロ

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【Shooto2022#06】パラ千葉のフライ級ファイター達─04 ─内田タケル「片道1時間半、1日に2往復」

【写真】9月のパラ千葉フライ級勢4連戦。ここまで2勝1敗、ランキング最上位の相手に内田は勝ち越しとなる勝ち星を手にできるか (C)MMAPLANET

19日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#06で内田タケルが関口祐冬と対戦する。

6月にRoad to UFCで国際戦&海外マッチを経験した内田が10代最後の試合に挑む。鶴屋浩門下のフライ級の精鋭集中インタビュー、4人目は中学3年の時から片道90分かけてパラエストラ柏に通う内田タケルに話を訊いた。


──半年ぶりの修斗公式戦で関口祐冬選手と対戦する内田選手です。

「宜しくお願いします」

──6月にRoad to UFCのワンマッチに出場し、ショーン・エチェルに一本勝ち

あの舞台を経験して、再び修斗に戻る。その心境を教えてください。

「Road to UFCは僕の場合はワンマッチで、トーナメント戦でなかったので、試合のオファーがあればまた修斗で戦いたいと思っていました。なので、戻ることができて嬉しいです。Road to UFCからは10月大会の話もなかったですし」

──イリディアムのジェイソン・ハウス氏に、アブダビ大会にぶっこんでもらうことはできなかったですか。

「実は10月大会もあるかもしれないから、修斗に出ることはあまり勧められないということでした(苦笑)。でも勝てば良いので。そういう気持ちでいます」

──ところで内田選手は9月の終わりで20歳、まだ19歳です。今回はMMAPLANET初インタビューということもあり、ここまでのキャリアについても質問させてください。

「ハイ」

──MMAを始めたのは、いつからですか。

「中学3年生、14歳の時です。その時からパラエストラ柏で練習するようになりました」

──その時からということは、それ以前は違うジムで練習していたことがあるということですか。

「ハイ。最初は中学1年生の時に地元の埼玉の草加にある野武士という道場でブラジリアン柔術を始めました。もともとUFCを視ることが好きで、近くに道場があったので取りあえず体験で参加させてもらいました。そうしたら面白くて、入会した形です」

──最初がUFCだったのですね。

「まだ11歳とか12歳の時にUFC JAPANの特番か何かを見て、凄く格好良いと思いました。ロイ・ネルソンとマーク・ハントが戦った時のUFC JAPAN(UFN52)でした。日本人選手も堀口選手、五味選手、金原選手や田中選手、菊野選手、秋山選手、ストラッサー起一選手とかたくさん出ていて。それまでUFCもMMAも見たことはなかったのですが、やりたくなり、近くにあった柔術道場から格闘技を始めた形です」

──中学3年生でパラエストラ柏に練習場所を変えたのは?

「地元の道場は、練習相手が大人しかいませんでした。大人と練習をしていても、手加減されるので。あの頃は試合になって初めて、お互いが一生懸命にやるという状況になるという感じでした。なので、同じぐらいの年齢の選手と練習したくて出稽古でこっちに来て。凄く良かったので、入会することにしました」

──同い年ぐらいの選手となると……。

「怜ですね。他にもいましたけど、怜にメチャクチャやられました。ヤバかったです(苦笑)」

──草加と柏、距離的には30キロもないと思いますが、電車だとグルリと半円を描く感じで回り遠回りしないといけないですよね。

「家からジムだと、大体1時間半ぐらいですね」

──えっ、それを毎日通っているんですか。

「ハイ。昼の練習して、一度戻って夜に来る。1日二往復しています」

──!! 1日に6時間近い時間をかけているということですか。

「こっちに引っ越したいとは思っています。でもなかなか……生活するのに。バイトとかしないといけないですし、実家から通った方が練習時間を確保できるので」

──脛齧りじゃないですか(笑)。ご両親はMAMをやっていることをどのように?

「『あぁ、イイよぉ』と言う感じです(苦笑)」

──なるほど(笑)。では、これからのキャリアアップをどのように考えていますか。

「自分は次の試合に勝って、ランキングを上げる。修斗でチャンピオンになり、防衛をしてUFCに行きたいです」

──修斗のベルトは巻きたい?

「ハイ。前回のRoad to UFCに出るまで、MMAの試合はキッズから修斗しか出てこなかったです。それに修斗の歴代のチャンピオンは凄く格好良いと思うので」

──ランキング8位の内田選手ですが、実質世界チャンピオンの平良選手はUFCと契約していて、防衛戦を行うことは無理です。そのなかでどのような選手が、ライバルになってくるのでしょうか。

「1位が次に戦う関口選手で、2位が宇田選手ですけど……暫らくはDEEPになるでしょうね」

──では1位の関口選手との試合、勝てばその上がいなくなるということですか。そして平良選手も修斗では試合はしないでしょうし。

鶴屋浩 だから平良のベルトは返上すべきでしょう。ウチは黒澤(亮平※当時は飛鳥拳)がケガで防衛期限内に戦えないから返上してしますからね。こないだストロー級で箕輪ヒロバがそうしたように平良も防衛期限内に試合ができないのであれば返上ですよ。そこは修斗側にも伝えています。

──鶴屋さん、正論かつガチトークありがとうございます。

<この項、続く>

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【Grachan57】パラ千葉のフライ級ファイター達─01─松井斗輝「辞めていく人を見て、自分は違うと…」

【写真】左から平良、内田、松井、杉山、鶴屋怜のパラ千葉&沖縄のフライ級ファイター達。松井は1999年9月8日生まれ、試合の4日後に23歳になる (C)MMAPLANET

9月4日(日)、千葉市美浜区の幕張ベイパークアリーナで開催されるGRACHAN57で、松井斗輝が二ノ宮徳昭と対戦する。

名門パラエストラ千葉ネットワークでもまれる松井は、昨年9月のプロデビューから現在3連勝中だ。ボクシング出身で当然のように光る打撃の持ち主だが、最近ではレスリング力も攻守ともに伸びている。

そんな松井を巡るパラエストラ千葉ネットはこれから試合を控えたフライ級ファイターが揃っている。松井を皮切りに11日にパンクラスに鶴屋怜とDEEPに杉山廣平が出場し、19日の修斗で内田タケルが戦う。そんなフライ級の精鋭が集まる同ジムに、8月30日より1週間の予定で、姉妹ジム=THEパラエストラ沖縄所属のUFCファイター=平良達郎が、10月のオクタゴン第2戦を前に出稽古にやってきた。

鶴屋浩門下のフライ級の精鋭に、それぞれの試合に向けて話を訊いた。第一弾はMMAPLANET初登場、松井のMMAファイターになるまで歩みを尋ねた。


──MMAを始めようと思ったのは?

「ボクシングをやっていたのですが、MMAにずっと興味を持っていました。大学を卒業したらMMAを始めようと思っていて、でも大学を辞めることになり、そのタイミングでMMAに転向しました」

──もともと生まれはどちらだったのですか。

「兵庫県の姫路市です」

──あっ、そうなのですか。自分は神戸なのですが……姫路はちょっと柄が悪いなという印象があります(笑)。姫路の皆さん、スミマセン。

「アハハハハ」

──では姫路時代にボクシングを始められたわけですね。

「ハイ、小学4年生からグローブ空手を始めて……」

──姫路でグローブ空手といえば日進会館ですか。

「そうですっ!! ショッピングモールのなかで水泳とか、色々と運動ができる施設があり、そのなかでキッズ空手を友達がやっていて、僕も始めました。」

──関西グローブ空手の雄の出身だったのですか。日進会館では小学生もグローブで顔面有りなのでしょうか。

「ハイ、そうです。でも4年生から6年生までしかやっていなくて、遊びみたいなものでした。当時、MMAやボクシングを視るということは一切なくて、ただ友達が空手をやっていたから興味を持っただけで。でも6年生ぐらいになると、辞めていく子が増えます。中学生になると部活動も始まるし、同い年の子は誰もいなくなってしまったんです。

僕もそのタイミングで、長谷川穂積さんを見てボクシングをやりたいと思うようになっていました」

──同じ兵庫県民ですし。長谷川選手は千里馬神戸ボクシングジムから、真正ボクシングジムに所属していましたね。

「ハイ、僕も長谷川穂積さんのジムに通うとしたのですが、ちょっと遠かったので(苦笑)」

──姫路と東灘では……。片道1時間半から2時間ぐらい掛かってしまいますね。

「ハイ。なので地元の木下ボクシングジムに入会しました」

──ボクシングジムだと中学生の練習生はいたのですか。

「その頃から、どんどん増えていった感じでした。やっぱり長谷川選手の影響だったと思います。それから大学2年生までボクシングをやっていました」

──ずっと姫路で、ですか。

「中学生の間は木下ボクシングジムで練習して、試合に出ても大した成績は残せなかったのですが、ジムの推薦で高校は岡山の関西(かんぜい)高校に進学できました。清水聡(ロンドン五輪銅メダリスト、OPBF東洋太平洋フェザー級&WBOアジアパシフィック・フェザー級王者)さんがいた高校です」

──おお。では高校でのボクシングの成績の方は?

「一番良かったのは、国体の56キロ級で3位になっています」

──素晴らしい。ところで高校の時から減量をしているのですか?

「ハイ。6キロほどですけど。でもボクシングの場合は当日計量なので、少ししんどかったです(苦笑)」

──結果、大学進学もボクシングで?

「ハイ、そうです。大学はボクシング部自体は強くないのですが、スポーツ推薦で西宮の関西(かんせい)学院大学に進学できました」

──えぇ、関学に進学できたのに途中で退学してしまったのですか! そんな……関学の卒業証書を持っていれば、関西では就職で困ることもなかったのではないですか。

「……(苦笑)。それは回りにも言われています。ボクシングばかりやっていて、全然講義に出ていなくて。単位が全く取れない状態でした」

──スポーツ推薦の学生も、単位を普通に取る必要があったのですか。

「ハイ。関学は他と学生と同じように普通に単位は取らないとダメでした」

──そうなるとスポーツ推薦の学生はしんどいかもしれないですね。ただ、退学するほどだったのですか……留年ではなくて。

「ハイ、2年生を2回ぐらい同じ学年をやり直さないといけない状態でした」

──なんとも……勿体ない。それでボクシングにも見切りをつけたと?

「そうですね。RIZINで朝倉兄弟を見て、もうMMAをやりたいという気持ちになっていました。大学生の時はボクシングとMMAの練習を並行で卒業までやろうと思っていたのですが、学校を辞めたのでこっちに出てきてMMAでやっていこうと決めました」

──関西(かんさい)ではなく、パラエストラ千葉ネットでMMAファイターを目指したのは?

「やるなら一番強いところでやりたいと思って、5つほどジムのリストを創ってこっちに来ました。最初にパラエストラ柏に見学に来て、即決めました。鶴屋さんから『打撃ができるから、寝技をやれば強くなる。ここでやれば間違いない』と言っていただいて。実は結構不安だったのですが、その言葉でやろうと思えました」

──そんな無責任な!!(笑)。

「アハハハハ」

──親御さんは何と言われていましたか。関学を辞めて、MMAをやるために千葉へ引っ越す息子に対して。

「全部決めた後に、話しました。少し反対はされましたけど、そこまでやっていたので。もう何も言ってこなかったです」

──そういう気概でやってきてなお、長続きしない人が殆どだと思います。

鶴屋浩 そうですね。あの頃は1カ月8人とかプロになりたいですって入門してきて。でも、残って1人か2人でした。ただ松井に関しては、覚悟が違うと分かりました。

──と言う言葉が師匠から聞かれましたが。

「嬉しいです。ただ僕も辞めていく人達を見て──自分は違うという気持ちでいました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月4日(日)
午後1時30分~ GRACHAN放送局

■ Grachan57対戦カード

<Grachan無差別級T1回戦/5分2R>
桜井隆多(日本)
ラデック・ヘルボーイ(チェコ)

<Grachanフェザー級T1回戦/5分2R>
和田健太郎(日本)
小島勝志(日本)

<Grachan無差別級T1回戦/5分2R>
瓜田幸造(日本)
佐々木克義(日本)

<Grachanフェザー級T1回戦/5分2R>
高橋孝徳(日本)
村田俊(日本)

<Grachanフェザー級T1回戦/5分2R>
崎山勲(日本)
萩原一貴(日本)

<フライ級/5分2R>
児玉勇也(日本)
宮内拓海(日本)

<バンタム級/5分2R>
高須将大(日本)
佐々木歩夢(日本)

<フライ級/5分2R>
松井斗輝(日本)
二ノ宮徳昭(日本)

<バンタム級/5分2R>
髙橋謙斗(日本)
Apollo中山(日本)

<バンタム級/5分2R>
フミ・グローブTV(日本)
杉本静弥(日本)

<ウェルター級/5分2R>
ベン・ブッカン(英国)
館野コング(日本)

<ウェルター級/5分2R>
寺石恭平(日本)
今市凌太(日本)

<バンタム級/5分2R>
下田善司郎(日本)
松本大輔(日本)

<フライ級/5分2R>
土田伸一(日本)
小田魁斗(日本)

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【RTU ASIA2022】準決勝は10月に。開催地は未決定。内田タケルの連続参戦の可能性――大

【写真】代役出場はそれこそ神のみぞ知るといったところだが、Road to UFC連続出場の可能性は大いにある内田タケル(C)MMAPLANET

9日と10日の両日に渡り、シンガポール・インドアスタジアムで開催されたRoad to UFC ASIA。日本勢はバンタム級の3選手=風間敏臣、中村倫也、野瀬翔平とフェザー級の松嶋こよみが準決勝に勝ち残った。


4つエピソードを終え、ケヴィン・チャンUFCアジア代表はアジア各国、インドネシア、インド、韓国、日本、特に中国での視聴者数の多さについて言及するなど、アジアでダイヤの原石を発掘する試みが成功に終わったことを会見で話し、その場で松嶋×ホン・ジュンヨンの試合に触れ、激闘ぶりが大いに印象に残ったと笑顔を見せた。

チャン代表によると準決勝は10月開催がほぼ決まり、開催地に関しては状況次第と明確にはしなかった。これまでラスベガスのUFC APEX、UFC PIのある上海などが、セミファイナルの地になるという情報も流れていたが、準々決勝大会が成功裏に終えた今――PPVウィークに独立したイベントを開くフォーマットを踏襲することも多いにある。その場合は10月22日のUAEアブダビ大会=UFC281の週に行われる可能性が一気に高まってきた。

また同会見で「フライ級準決勝で欠場が出ると、内田タケルの代役ファイターになる可能性はあるか」という問いに対し、「そういうケースになれば、大いに考えられる」とチャン代表は答えた。その際に内田の勝利を絶賛し、トーナメント準決勝でなくワンマッチも引き続きマッチメイクするので、そこでトーナメントに出ない選手が戦うことも確定のように話していた。

そのワンマッチ出場組ではEpisode01のワンマッチ=ライトヘビー級戦でトゥコ・タクコスをKOした中国のチャン・ミンヤンがUFCと契約を果たしたことをチャン代表は明らかとしている。

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【RTU ASIA2022】ワンマッチ出場19歳の内田タケルがエチェルをRNCで下し「9月と12月準備しておきます」

【写真】しっかりと極めきった内田タケル、果たしてトーナメント代打出場のチャンスは――(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
内田タケル(日本)
Def.1R2分26秒 by RNC
ショーン・エチェル(豪州)

開始早々、サウスポーの内田がシングルレッグへ。相手をケージに押し込み、ハイクラッチでテイクダウンを狙う。エチェルは尻もちを着きながら立ち上がった。ボディロックでグラウンドに持ち込もうとした内田を潰し、サイドを奪ったエチェル。内田はハーフガードへ。上半身を起こす内田を抑え込んだエチェルが、さらにリバーサルを狙う内田のバックに回る。ここで切り返した内田がエチェルのバックに回る。左足を差し込んだ内田が、左腕をエチェルの首に回していく。

しかしエチェルが再びグラウンドに持ち込んだ。亀になる内田に右ヒジを振り落としていったエチェル。相手がバックを狙ってきたところで切り返し、サイドからバックマウントを奪った。すぐさまRNCを仕掛けた内田。エチェルが前に振り落とそうとしたが、そのまま離れず内田が極めきった。

本戦ではないがオクタゴン初戦でキッチリと勝った内田は「トーナメントには出られなかったけど、まだチャンスがあると思っているので、9月と12月は準備しておきます」と語った。


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【RTU ASIA2022】5日前、ライト級のオファーを受けた鹿志村仁之介「一番下なので好きにやります」

【写真】失うモノがない精神で――やるのみ(C)MMAPLANET

本日9日(木・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01に、急遽出場が決まった鹿志村仁之介。

5日前のオファーを受けた心境と対戦相手キ・ウォンビンの印象を尋ねると、シンガポールで知ったUFCの世の中での受け入れられようを知り――いつも通り大胆だが、どこか謙虚な鹿志村がいた。


――計量前にエレベーターホールでお会いして、初めて鹿志村選手が明日のRoad to UFCに出るのだと知りました。

「言わない方が良いのかと思って、今日まで黙っていたんです(笑)」

――オファーが土曜日だったとか。

「ハイ。ライト級のオファーは土曜日の朝でした。ただバンタム級のオファーが金曜日にあったんです。次はバンタム級で戦おうと思っていたので、体を絞り始めていて。それでも70キロあって。これは無理だなって……。『申し訳ありません。今回は……』ってお断りをしました。

そうしたら土曜日の朝に電話をもらって。6時半なので寝ていてのですが、起きてから電話を掛けると『ライト級も空いたよ』と(笑)。少し迷って……柔道の癖なのか、あまり体重にこだわりがなくて。柔術の時も、色々な階級で出ていましたし」

――対戦相手を考慮することは?

「オファーを貰った時点で分かっていなかったです。出ることが決まって、色々と手続きが始まったときに知りました(笑)。でも、もう相手とかは気にならなかった……というよりも、起きたばかりで頭が回っていなかったです。オファーが来たけど、どうしよう? やっちゃおうかっていう感じでした」

――ライト級だとほぼ減量もなく?

「そうですね。逆にこっちに来て蒸し暑くて汗がたくさん出たからか、体重が落ちて68キロぐらいになりました。計量までたくさん食べて、塩分を摂っていたぐらいです。そんなことをする必要もなかったんですけど(笑)」

――しかし計量では、キ・ウォンビンは大きかったですね。

「ホントに。明日、80キロぐらいにはなっていそうですよね。まぁ少なくとも76キロとかには戻しているだろうし、80キロあると思っておきます」

――改めてRoad to UFCです。

「出たいと思っていて、一応リストに加えてもらっていたのですが、選ばれなくて。『出られなかったなぁ』っていう風に外から眺めている状態だったので、『よっしゃぁ!!』という気持ちになりました」

――それにしても5日前のオファーです。UFCなら、何があろうが契約したモノ勝ちという見方もできますが、これは契約を賭けたトーナメント戦です。

「実績のある選手の方がリスクが高いですよね。僕は戦績は浅いし、経験も少ないから受けることができたのかもしれないです。けど性格上どんなときでもやっちゃっていたかなと思います(笑)。とりあえず、まだ20歳ですし、良い経験になればという気持ちは正直あります。試合前だから、こういうことは言いたくないけど勝っても負けても日本にいては経験できないことなので。

それにシンガポールに来て、UFCの凄さっていうか……それを感じています。メディカルチェックに行くと、徹底的にチェックがあって。でも順番を待つことがなかったです。『そんな融通きくのか』って。日本であんなこと絶対にないですよね。Road to UFCのTシャツを着ているとどこにいっても話しかけられて。タクシーの運転手も『絶対に君が勝つよ』とか言ってくれるし。社会的に認められているなって思います」

――改めてキ・ウォンビンについてですか、どのような印象を持っていますか。

「いくつかYouTubeで試合を見ました。オーソドックスでバキバキで(笑)。ローをバンバン蹴ってきて、右ストレートが危ないです。フックも巧いですね。あとスクランブルも上手いです。立つかどうかっていうところは強いですけど、グラウンドはできないですね」

――そう見ましたか。

「ハイ。あの調子だと、多分できないです。できないといっても、Road to UFCに出るレベルなので、普通にはできますけど。しっかりと寝かせることができれば……と」

――鹿志村仁之介の寝技からは逃れられない?

「逃れられたら、殴られて負けます」

――鹿志村選手、3R戦うつもりはないですよね?

「ないです、ないです。そんなタフなことはしようとは思わないです。乗るか反るか。もう殴られても……そこはもうしょうがないです。3Rは戦えるスタミナはあるんです。体力はあって、意外と。でも、相手も大きいし今回はそういうモノじゃないですね。俺の組みとキープが通用しなかったら、殴り殺されます」

――それって試合前夜の選手に尋ねるのもアレなのですが、恐怖心はないですか。

「今日はもうないです。海外でMMAを戦うのが初めてで、飛行機の中とか怖くて参っていたんです。やりたくねぇなって思っていたんですけど、今は大丈夫です。悩んでもしょうがないし、自分でやるって決めたんだから悩む必要もないって。どうせ僕が一番下で。レベルも戦績も、経験も一番下なので好きにやります」

――風間選手と同じ日に同じ大会で戦うということに関しては?

「運命ですね。風間君が勝って、次は俺だっていう風に戦える。同じ中学で風間君が4つか5つ上で。勝手に妄想しているけど、凄いですよね。嬉しいですよ、茨城県出身として、嬉しいです。でもホント、やるっきゃないです。バッと斬りにいきます。ここまでやってもらって、つまらない試合はしないです。『あの金髪、面白いな』って思ってもらえるようにします」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC ASIA2022 Episode01 計量結果

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE: 145.5ポンド(66.0キロ)
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
鹿志村仁之助: 152ポンド(68.94キロ)
キ・ウォンビン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ: 136ポンド(61.69キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク: 126ポンド(57.15キロ)
ラマ・スパンディ: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン: 206ポンド(93.44キロ)
トゥコ・タクコス: 206ポンド(93.44キロ)

■ROAD TO UFC ASIA2022 Episode02 計量結果

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
――(――)
キム・ミンウ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ホン・ジュンヨン: 146ポンド(66.22キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン: 126ポンド(57.15キロ)
ウォーレン・デルロサリオ: 124ポンド(56.25キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ: 153ポンド(69.39キロ)
パワン・マーン・シン: 155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル: 126.5ポンド(57.37キロ)
内田タケル: 125.5ポンド(56.92キロ)

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【RTU ASIA2022】01&02計量終了 余裕を持って登場のSASUKEも問題なくクリアー→フェイスオフへ

【写真】 (C)MMAPLANET

8日(水・現地時間)、明日9日(木・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01&02の計量が、同地のマンダリン・オリエンタルホテル内のボールルームで行われた。

日本勢の最後、9時41分にSASUKEが――開始時間には選手が集中することを考慮し、時間に余裕を持って――登壇し、145.5ポンドでパス。

また計量終了15分前に現れたショーン・エチェルは126.5ポンドと0.5ポンドオーバーで、1時間以内に再計量が行われるということだ。

エチェルのスケール後、フェイスオフが執り行われた。以下、本計量での計量結果だ。

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01 計量結果

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE: 145.5ポンド(66.0キロ)
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
鹿志村仁之助: 152ポンド(68.94キロ)
キ・ウォンビン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ: 136ポンド(61.69キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク: 126ポンド(57.15キロ)
ラマ・スパンディ: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン: 206ポンド(93.44キロ)
トゥコ・タクコス: 206ポンド(93.44キロ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02 計量結果

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
――(――)
キム・ミンウ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ホン・ジュンヨン: 146ポンド(66.22キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン: 126ポンド(57.15キロ)
ウォーレン・デルロサリオ: 124ポンド(56.25キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ: 153ポンド(69.39キロ)
パワン・マーン・シン: 155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル: 126.5ポンド(57.37キロ)
内田タケル: 125.5ポンド(56.92キロ)

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

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