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【DEEP JEWELS44】伊澤星花の挑戦を受けるパク・シユン「伊澤選手の私を舐める気持ちが油断になる」

【写真】SNSには傷ついても、伊澤戦には自信を見せていた(C)MMAPLANET

24日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS44でDEEP JEWELSアトム級王者パク・シユンが女王・伊澤星花の挑戦を受ける。
Text by Manabu Takashima

Blackcombat女子アトム級王者として、昨年9月にDEEP JEWELSアトム級チャンピオン大島佐緒里とチャンプ・チャンプ対決を行い、二冠王となったパク・シユン。1月にBlackcombat王座を須田萌里を相手に防衛も、SNSで批判にさらされたという。

精神的に傷ついたという彼女だが、RIZINスーパーアトム級&DEEP JEWELSストロー級二冠の女王の挑戦を受けるという立場のタイトル戦が決まり、心身共に充実の日々を送り伊澤超えに確かな自信を見せていた。


――パク・シユン選手、チャルチネッソ。

「デー。須田萌里選手との試合後には少し苦しい時を過ごしましたが、本当に尊敬している伊澤星花選手との試合が向けて一生懸命練習をしてきました」

──苦しい時というのは?

「須田選手との試合で、少しケガをしたこともあったのですが……それよりもSNSで色々と書かれてしまったことで、心が傷つきました」

──それはあの最後にグローブを掴んだことを叩かれたということですか。

「なるべく試合で起こったことは気にしないようにしているのですが、ちょっと精神的に厳しかったです。それでも気を強く持って、なんとか普通の生活を取り戻そうとやってきました」

──SNSが平気な人は凄いと思います。自分は弱いから、見ないです。ただ見てしまうほどは、弱くないと思っています。気になっても、見ないでおく強さは必要かと。

「そうですね、私は弱かったです。最初にちょっと見てしまって……。それからはコメントやDMは読まないし、削除もしていました(苦笑)」

──韓国の人は日本より苛烈かと思います。書く内容も。

「一度切りでなく、ずっといじめのように書き続けられて……耐えきれなくて涙が出たりして……」

──日本からもバッシングのようなコメントはありましたか。

「何人かはありました」

──本当にすみません。

「いえいえいえ、記者さんの責任ではないですから(笑)」

──では話題を変えましょう。最大の目的で、以前から戦いたかった伊澤選手との試合が決まりました。

「本当に素晴らしい選手です。ずっとリスペクトしてきた選手とこうやって戦えるのは、私がBlackcombatの選手で、DEEPとBlackcombatの交流があるから実現できたと思っています。この場を用意してくださった関係者の皆さんに感謝しています」

──伊澤選手は日本国内では、49キロで世界一という評価を受ける選手です。その選手が47.6キロのアトム級に落としてくることに関して、どのように思っていますか。

「伊澤選手はストロー級では減量をほぼしない選手だと聞いていました。だから、それほどフィジカル面で差はないと思っています。その分、アトム級での試合数が多い私の方が有利ではないかと思っています」

──大島沙緒里選手に勝ったパク・シユン選手だからこそ、もう軽視することは誰もないと思います。そう思えば大島戦より、先に伊澤選手との試合があったほうが良かったかもしれないですね。

「大島選手と戦ったことで、私は本当に成長できました。ですので、あの試合があって本当に良かったと思っています。それに……伊澤選手は、いくら大島選手に勝ったとしても私のことを舐めていると思います。まだまだだと思っているはずです。その気持ちは、油断に繋がるはずです。伊澤選手は無敗ですし、それは私だけでなく誰と戦ってもそういう気持ちは、本人が意識しない部分であるはずです」

──大島選手との試合後から、パク・テヒョク館長が伊澤選手との対戦に自信満々でした。その根拠がパク・シユン選手のレスリング力の高さというものでした。

「先生と同じように私も思っています。実際に組んでいないので断言はできないですが、レスリングはずっとやってきたことなので本当に自信があります。どれだけ伊澤選手のことを尊敬していても、そこに関しては私の方がセンスは上です」

──イメージ的に伊澤選手のテイクダウンをどのように切るのかという風に想像してしまうのですが、逆にテイクダウンできる自信もある?

「まぁ、伊澤選手はすぐに組みますからね。グラウンドで戦いたいので。ただ、私が攻めのレスリングをすると上を取れる自信はあります」

──では打撃戦に関しては、どのようなイメージでいますか。

「伊澤選手の試合映像は何度も見ました。寝技、レスリングが本当に優れた選手です。対して打撃はそれほどです。そこも私の方が上だと思っています。先生の立てたゲームプランと、私のやるべきことが本当に合致していて自信しかないんです。私たちの試合の前の日にRIZINでRENA選手とシン・ユリ選手の試合がありますよね。その試合と私たちの試合のどちらが盛り上がるのか、そこも勝負だと思っています」

──そこまで見ているのですね。でもパク・シユン選手は凄くシャイな感じで、全くトラッシュトーク系ではまるでないのですが、口をついて来る言葉は自信満々ですね。そこが面白いです。

「私は刺激的なことは言えないですが、自分への信頼が一番の武器です。感情のコントロールという部分では、須田選手との試合後にあった色々なことを経験することで成長できたと思います。メンタル的に凄く強くなれました。あの件依頼、どんな時も冷静さを保つことができるようになってきました。その分、選手としても強くなれました」

──押忍。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「私はまだまだ至らないところがありますが、試合の時は全力で楽しみます。そういう姿を楽しんでください」

■視聴方法(予定)
3月24日(日)
午後5時05分~DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、サムライTV、U-NEXT

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News o RIZIN YouTube 伊澤星花 朝倉海

朝倉海&伊澤星花、RIZIN王者同士の対談が実現!?JTTの練習状況・UFC参戦へ展望語る【独占インタビュー】

【注意】画面キャプチャ、動画の切り抜きをSNSで拡散しないでください。
希望される方は、ORICON NEWS格闘技のXアカウント(@oricon_fight)にDMをお願いいたします。

RIZINスーパーアトム級王者で、2022年の同級グランプリでも優勝した“RIZINの絶対女王”こと伊澤星花が、3月1日よりJAPAN TOP TEAM(JTT)の所属となることが決定した。自身が運営する「Roys Gym」との“W所属”となり、世界基準の設備&コーチを揃える日本トップジムで本格的に練習を重ね、世界を視野に入れていく。

これを記念し、ORICON NEWSでは伊澤が「いつかじっくり話してみたい」と望んでいた、RIZINバンタム級王者の朝倉海との対談のマッチメイクに成功。JTTが入るビルの2階にオープンした「JTT CAFE」にて、コーヒーや食事を楽しみながらのリラックスした雰囲気で、超豪華な“RIZIN王者対談”が実現した。

#朝倉海 #伊澤星花 #RIZIN

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【DEEP118&DEEP JEWELS44】バンタム級転向の福田龍彌に、雅駿介のムエタイが爆発か! そして、伊澤降臨!!

【写真】福田が階級を変えることで予測できない局面が多く、非常に楽しみな一戦だ(C)MMAPLANET

24日(水)、DEEPより3月9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP118 Impactの追加カードを発表されている。
Text by Manabu Takashima

既にメガトン王座統一戦=ロッキー・マルチスネス✖酒井リョウ、フェザー級選手権試合=神田コウヤ✖青井人、フェザー級王者イ・ソンハ✖江藤公洋という3つタイトル戦を含む7試合が明らかになっていた同大会に、さらに3つのマッチアップが加わった。

その一つが、福田龍彌がバンタム級に階級を上げて雅駿介と相対するバンタム級3回戦だ。


福田は9カ月をかけて行われたフライ級GPを制し、昨年9月にはRIZINで山本アーセンにTKO勝ちを収めると、12月にはNAIZA FCでフライ級王座に挑戦。結果はジュースパワー全開のジアス・エレンガイポフのテイクダウンの猛威に判定負けを喫した。

それでも「お前なら、ステロイドを打つとUFCでチャンピオンになれるぞ」というカザフスタンのMMA関係者から声を掛けられたという話が伝わってくるほど、強さという面でも中央アジアに足跡を残していた福田。帰国後インタビューでバンタム級転向も示唆していたが、早くも実現することとなった。

対する雅は、2023年は3連勝と右肩上がりの勢いがある。国内ムエタイ三冠王はテイクダウンに圧倒的な強さを見せるようになり、TD&コントロールで3試合連続の判定勝ち──つまりドミネイト力を見せてきた。

とはいっても福田は過去に雅が戦ってきた相手と比較すると、MMAファイターとしての完成度の高さはピカ一だ。テクニシャンながら乱打戦もできる打撃、テイクダウンから寝技に関しても攻防どちらも無難以上にこなす総合力は。GPの各試合を見れば明らかだろう。

気になるフィジカルの差だが、福田の水抜き減量は過酷そのもので、バンタム級の方が無理がないという見方も成り立つ。そんな福田に対してだからこそ、雅の持つ首相撲&ヒジ、ヒザ──そして崩しというムエタイ力が生きるのではないだろうか。ムエタイに頼ることなく、MMAで勝ち続けた1年を経たからこそ、雅のムエタイがMMAで最大限に生きる。そんな時を迎えた──という期待感が確実に持てるのが、今の雅だ。

現在、ユ・スヨンが持つDEEPバンタム級のベルト、国内の情勢を見てもこの一戦の勝者が次期挑戦権を獲得することは間違いないだろう。

この他、17歳の超新星=秋元強真が鹿志村仁之介に挑む一戦と日比野”エビ中”純也✖木下尚祐戦というバンタム級2回戦も決定している。

また3月24日(日)に港区のニューピアホールで行われるDEEP JEWELS44では20日のBlack Combat10で物言いがつく内容ながら須田萌里を破り、Black Combat女子アトム級王座の防衛に成功したパク・シユンが、ついにDEEP JEWELSアトム級王座の防衛戦で伊澤星花の挑戦を受けることが決まっている。

指導者とともにレスリングが強いことで、絶対的に伊澤越えに自信をうかがわせるパク・シユンだが、伊澤のテイクダウンと即・極めサブミッションへの防御力はいかほどのものか──ビッグマウスの真価が問われるタイトル戦だ。

同大会では同じ韓国からパク・ジョンウンも参戦し、HIMEと49キロ契約3回戦で戦う。日韓ストライカー対決という見方もできるが、それだけにパク・ジョンウンのグラップリングに対するHIMEの受けの強さと、ストライカーと対した時の打撃の強さが問われる一戦となろう。

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Black Combat DEEP DEEP JEWELS o RIZIN パク・シユン 伊澤星花 須田萌里

【DEEP JEWELS】伊澤星花3階級制覇へ!パク・シユンと対戦!

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3月24日にニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 44の対戦カードが一挙に発表されました。粒ぞろいのマッチメイクの中でも特筆すべきなのがパク・シユン(ザ・ジムラップ)×伊澤星花(Roys GYM)のDEEP JEWELSアトム級タイトルマッチです。

RIZINの中でも紛れもないトップファイターの伊澤がDEEP JEWELSへの帰還。しかも顔見せ的なわけでもなく、韓国のBLACKCOMBATに流出したDEEPアトム級王座を奪還するために挑戦者として参戦するというからガチ度の高さが伝わってきます。

対戦するシユンは大島沙緒理と須田萌里というJEWELSのトップ選手を連破した因縁深い相手。大島戦では持ち前のスピードで翻弄して組み付かせず打撃を当てて判定勝ち。DEEP JEWELSアトム級のベルトを奪取して、BLACKCOMBATアトム級王座との二冠を達成しました。

先週行われたばかりの須田戦では須田のフィールドである寝技に付き合わずに判定勝ち。須田の下からの仕掛けを封じるためにロープ掴みの反則があったのではないかと須田陣営が抗議する一幕もあり、対日本人、対DEEP JEWELSの因縁がさらに深まりました。

そのタイミングで迎える伊澤戦。大島、須田のグラップリングも一級品ですが、さらにその上をいく伊澤の寝技にどこまで対応出来るのかは非常に楽しみ。伊澤がシユンを寝かせて極めるのか。シユンがテイクダウンを凌ぐのか。今から胸が高鳴ります。

そして伊澤が勝てばDEEP JEWELSストロー級、RIZINスーパーアトム級に続いて3本目のベルトを奪取。負ければ日本最後の砦が崩壊してBLACK COMBATとの対抗戦は終焉のムードが漂う崖っぷちの試合。絶対に会場で見たい!
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【Black Combat10】パク・シユン×須田萌里& 駒杵もフライ級王座挑戦。キム・ミンウ×ユ・スヨン決行!!

【写真】パク・シユンの二冠が続くのか、DEEP×Black Combatがさらなる混迷に向かうのか――要注目だ(C)MMAPLANET & DEEP

1日(月・現地時間)、Black CombatがオフィシャルYouTubeチャンネルで20日(土・同)にソウル・ソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催される Black Combat10の対戦カードを発表した。
Text by Manabu Takashima

昨年2月の韓国における対抗戦、9月の東京での対抗戦を経て通常興行でもDEEPとの交流が続くBlack Combatだが、今大会では日本から山本聖悟、中村大介、大原樹理、そして須田萌里と駒杵嵩大が出場し、須田と駒杵はタイトル挑戦となる。


(C)DEEP

駒杵は9月の対抗戦で対戦したキム・ソンウンに挑戦することとなった。

キム・ソンウンは11月大会でイ・カンナムとの王座決定戦で勝利しベルトを巻いたが、9月の一戦を見る限り両者の間には力の差が感じられた。とはいえ母国で8000人の観客が入る舞台での初防衛戦だ。キム・ソンウンがあの時と同じファイターとは捉えない方が良いかもしれない。

一方、須田は対抗戦で大島沙緒理を破りBlack CombatとDEEPの二冠王となったパク・シユンの持つBlack Combat女子アトム級王座にチャレンジする。MMAPLANETのインタビューでパク・シユン……というよりも指導者のパク・テヒョク氏が伊澤星花に対して絶対の自信を持っていたが、今回はホームで須田の挑戦を受けることに。

関節技にずば抜けた強さを見せる大島に対し、直接対決という部分でなく――×パク・シユン戦を念頭に比較すると、須田は打撃の成長が顕著で、よりウェルラウンダーとして戦える。寝技にしても思考、動きともにフレキシブルな須田だけに、パク・テヒョク氏が言うところの戦略に振り幅が持てる。

日本人選手がBlack Combatのベルトを手にし、韓国人選手がDEEPのベルトを腰に巻くという逆転現象も起こるかもしれないBlack Combat女子アトム級選手権試合だ。

今やDEEPよりもBlack Combatを主戦場にしようかという熱の大原は公言通り11月に続き、連続出場を果たす。対戦相手もイ・ファンスン戦での勝利後、ケージの中で挑発してきたキム・ジュンギュンでなく希望通りパク・ジョンホンと相対する――予定だったが、ヒザの負傷で欠場しファン・ドユンと戦うことが決まった。。

本来ランキング1位の大原と2位のパク・ジョンホンのマッチアップは事実上の次期挑戦者決定戦と思われたが、リアリティ番組で注目されているとはいえファン・ドユンは格下の相手だ。今回の試合結果いかんで大原は、対抗戦で完敗を喫したイ・ソンハの持つBlack Combatライト級王座に大きく近づくことができるのか――。

山本はバンタム級でイ・ソンウォンと、中村はフェザー級でパク・チャンスとの対戦も決まった。この2カード、注目は中村の相手パク・チャンスだ。4月のフェザー級王座決定戦で、パク・チャンスは姿勢を乱して倒れたところにシン・スンミンのサッカーボールキックからパウンドアウトで敗れた。

しかしDouble GFC暫定フェザー級王座決定戦で現Gladiatorフェザー級王者パン・ジェヒョクに勝っているパク・チャンスは、MMAの王道的なスタイルを貫けばシン・スンミンを上回る実力者とも考えられる。

中村×パク・チャンスなど、タイトル戦線で鍵を握る選手が日本勢の相手を務める、完全ガチのマッチメイクはBlack CombatではDEEP勢はワンオフでなく、レギュラーという認識があるようだ。そのフェザー級戦線、同大会ではたシン・スンミンはソン・ユチャンとの初防衛戦が控えている。キム・ソンウンと同様に対抗戦で青井人に遅れを取り、DEEP勢に2つ目の白星を献上しているだけに再起戦でチャンピオンの意地を見せたいところだろう。

そんなフェザー級選手権試合を第7試合に追いやり、キム・ミンウ×ユ・スヨンのフェザー級戦がメインで組まれている。元Road FCバンタム級王者で韓国一の猛者と目されながらRoad to UFCでは計量失敗で敗退。階級を上げてBlack Combatで戦うキム・ミンウと、Black Combatでライト級&フェザー級、さらにバンタム級と3階級を制したユ・スヨンの一戦は、PPV級のスーパーファイトといえる。

(C)DEEP

気になるのはユ・スヨンのコンディションだ。

ユ・スヨンは昨年12月21日のNAIZA FC56でダスタン・アマンゲルジにTKO負けを喫してから、インターバルは僅か1カ月でキム・ミンウという実力差と対峙することになる。ボディを効かされての負けではあったが、メンタル面と肉体の消耗度を考えるとキム・ミンウ有利と見るのが妥当か。

いずれにせよ、アジアを代表するファイター同士の対戦はDEEP勢が絡まなくても日本のMMAファンにとっても必見といえる。

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【Special】K-MMA、2023年・秋。パク・シユンを指導=パク・テヒョン「伊澤選手と。絶対に勝てる」

【写真】次長課長!!!と呼びたくなるパク・テヒョン館長が、シャイなパク・シユンに変わり色々と話してくれました (C)MMAPLANET

日本と韓国、MMAにおいても永遠のライバルである両国。Road FCを頂点とするK-MMAは規模的には日本のRIZINのようなビッグステージを持たない。対してUFCファイターの評価は引退したコリアンゾンビに代表されるように、韓国勢の方が高い。9月のDEEP vs BLACK COMBATで後者が日本の老舗を圧倒した。日韓関係に少し変化が見られるようにもなった10月最終週に訪韓、K-MMAの今を歩いた。
Text by Manabu Takashima

特集「K-MMA、2023年・秋」。最終回後編、パク・シユンを指導するパク・テヒョン館長の言葉に――日本が強くなるための色々なヒントが隠させているように感じられた。

<パク・シユン・インタビューPart.01はコチラから>


――8割もできていれば、上々ではないですか。

パク・テヒョン 最後の寝技の展開もスラムをして印象点を稼ごうと思っていたのですが、まだ10秒あると思っていたのに実際は3秒しか残っておらず、そこはできなかったです。

――8割と試合中のアレンジと。結果的に快勝となりましたが、パク・シユン選手ご自身では試合前にどれほど勝てる自信があったのでしょうか。

「チームや周囲の応援があったので、不安はなかったです。絶対に勝てると信じることができました」

――BLOWSの青井人選手など戦い方以外は、全体的に韓国勢の方が対戦相手の研究を含め、対抗戦に向けての取り組みは日本勢を上回ったのかと。

キム・テヒョン 私は日本やシンガポールでも日本人選手たちの練習を見させてもらったことがあります。対策練習とは違うかもしれないですが、長所を伸ばすトレーニングに力を入れていた印象があります。グラップリングが強い選手は、打撃よりもグラップリングに時間を費やす。そんな風に思いました。

韓国人の場合、得手不得手は関係なく満遍なく練習します。全てが平均かそれ以上になるように。レスリング、打撃、グラウンドもある程度できる。そうなると試合に向けて、幅の広い戦略を練ることができます。そこが対抗戦で見えた差かもしれないです。

――パク・テヒョン館長は打撃、あるいはシュートボックスのスパーリングではストライキイングは何割ぐらいの力を入れて指導しているのでしょうか。

「何割のパワー……重点を置いているのは、パワーでなくスピードと精度です。それと日本の選手の練習を見させてもらった時に、本当に強い選手が集まっていました。全員で底上げする。皆で強くなると。対して韓国では、弱い練習性も選手練習に混ざっています。ジム単位の練習が多いので、強い選手は2、3人ほどです。その少ない選手たちの力が、頭抜けています。結果、日本ではプロとして戦って行ける選手が多い。対して、韓国は飛びぬけた選手しかプロになれないかと思います。結果、韓国のMMAは層が日本のように厚くないです」

――なるほどぉ、そういう見方ができるのですね。特に韓国は女子選手の層が薄く感じますが、DEEPのベルトを獲ったことでより試合機会が増えてくるという期待はありますか。

「DEEPのベルトは凄く価値があります。国内だけでなく、国外で試合が増えると思います」

――大島選手は当然として、伊澤星花選手も体重を落として取り返さないといけないという発言をしていました。

キム・テヒョン レスリングの練習をしていた時に、男子の国家代表ともやっていました。なのでレスリングのレベルは相当に高くなっています。一番のシナリオは伊澤選手と対戦できることが一番です。大島選手は柔道流の投げなど、彼女にとって理解が十分でない組みがあります。対して伊澤選手の組み、テイクダウンはレスリング的に見て彼女よりレベルが低いです。絶対に勝てるという自信があるので、ブラックコンバットに招聘してほしいのですが、次は無理だと言われています。

――大晦日のRIZINがあるので、1月は難しいですよね。

キム・テヒョン ブラックコンバットはストライカーに有利なルールなので、是非とも実現させたいです。でも、難しいならしょうがないです。

――パク・シヨン選手は日本でも好感度が高いですが、これでキム・テヒョン館長は日本で敵だらけになりましたね(笑)。

「アハハハハハハ」

キム・テヒョク 私は日本を愛していますから、お手柔らかにお願いします。

――冗談ですので。

「アハハハハ。館長はジムでもミスターチルドレンやB’Zとか日本の歌ばかりかけるんです」

――ナイスフォローです。では改めて、二冠王になってどのようなキャリアアップを考えていますか。

「UFCやONEは時間がかかるかと思うので、好きな日本で……RIZINに出場できれば嬉しいです」

キム・テヒョン 伊澤選手とブラックコンバットで戦い、2戦目をRIZINで戦うのがベストですね。

――……。せっかくシユン選手がフォローしてくれたのに……。

「アハハハハハハ」

キム・テヒョン 試合は試合ですから!!


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【RIZIN45】山本美憂、引退試合は伊澤星花にRNCで一本負け「コーチ、家族、皆さんに感謝したい」

【写真】伊澤にRNCで一本負けした山本。試合後に笑顔で伊澤に言葉をかけた(C)RIZIN FF

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
Def.2R0分37秒 by RNC
山本美憂(日本)

サウスポーの山本が細かくステップして前に出る。伊澤は距離を取りつつ、右の前蹴りを突き刺す。山本がダブルレッグに入ると、伊澤がギロチンを狙う。頭を抜いた山本がトップープしてパスガードを狙い、伊澤はクローズドガードから再びギロチンチョークを仕掛ける。

ここから伊澤が立ちがり、山本がボディロックで伊澤をコーナーに押し込む。伊澤はコーナーに身体を預けてギロチンを狙うが、両者の動きが止まってブレイクとなる。再開後、ここも山本がダブルレッグに入り、伊澤がギロチンを狙ってラウンド終了となった。

2R、伊澤が右の前蹴りとインロー、前蹴りでボディを削って左フック。山本が組みつくと伊澤が内股を狙いつつ、山本の首に手を回して両足をフックせずにサイドバックのままRNCを極めた。

試合後、伊澤は「総合を始めた一つのきっかけが山本美憂選手でした。いつになっても強くて素敵でかっこよくて憧れの選手です。美憂選手のように女子格闘技を盛り上げて、これからの世代にバトンを渡していけるように頑張ります。女子格闘技、面白くて素敵で、とっても大好きなんですけど、好きじゃないという声も多くて悔しいです。もっともっと頑張るので、これからも女子格闘技をよろしくお願いします」とメッセージ。続いて山本の引退セレモニーが行われ、榊原信行CEOから記念のメダルと花束、山本アーセンから花束が贈られた。

そしてアーセンから「母ちゃんはこれから新しい挑戦をすると思うので、また応援お願いします。I love you mam!」という言葉が贈られ、山本は「勝ってリングを降りるつもりだったんで悶々としています。戦績的には良くない選手だったにも関わらず、色んな人が応援してくれて、こんなに幸せなアスリートがいるのかなと思います。これからも色んなことに挑戦していきます。コーチ、家族、皆さんに感謝したいと思います」と語った。


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【RIZIN45】計量終了 アルチュレタが計量失敗で王座剥奪。変則タイトル戦実施か、この後も協議に

【写真】Made in Japan=日本の格闘技としてではなく、世界標準のMMAとして最もクオリティの高い試合が期待される扇久保×ドッドソン。両者とも問題なく計量を終えている(C)TAKUMI NAKAMURA

31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45のセレモニアル計量が、30日(土)に同所で行われた。
Text by Manabu Takashima

コメインで予定されていたRIZINバンタム級選手権試合は王者フアン・アルチュレタが63.8キロと2キロオーバーで王座剥奪。試合が実施された場合は変則タイトル戦となり、60.95キロでパスをした朝倉海が勝利した場合のみ新チャンピオンに認定されることに。

ただし、このセレモニアル計量時点で試合が行われるかどうかは決定しておらず榊原信行CEOより「競技であるので、ルールに則って。もう少し時間をいただいて、最終の答を皆さんにお伝えしたいと思います」という説明がなされた。

ステージ上で朝倉は「僕もビックリしています。正直。1キロとかだったら、すぐにやろうぜとなるんですけど2.8キロオーバーなんで、コーチや皆と少し考えさせてください。ただ計量オーバーは時として起こることで、僕としても試合が成立するように歩み寄りたいので少し待ってください」と話した。

一方の昨夜の時点で4キロオーバー。本来であれば最後の水抜きで十分に落とせる重さと思われたアルチュレタだが、そこから汗をかけずベルトを失うこととなり「カイとファンに謝りたい。彼は『体調不良じゃないかと』言ってきたけど、実際に悪くて。できる限りのことはしたけど、落とせなかった。本当にすまない」と神妙な表情でコメントしステージをあとにした。


メインのフライ級王座決定戦は堀口恭司、神龍誠が揃ってパス。「フライ級最強の神龍誠です。舐めているんで、明日分からせてやります」と神龍が不敵なマイクを行うと、「まぁ、見ててください。クソガキ、ぶっ飛ばすんで。ありがとうございます」と堀口は笑顔を見せた。

計量オーバーはアルチュレタのみで安西信昌と戦うイゴール・タナベ、YA-MANと相対する平本蓮がリカバリーでセレモニアル計量を欠席も、本計量ではクリアしている。姿を見せなかった平本に対し、YA-MANは「平本、ビビッてこれなかったようです」と予定になかったマイクを取って不満を口にしている。

満員の計量会場は2024年掉尾を飾るイベントを迎えるにあたり、計量開始当初は拍手もまばらだったが――斎藤裕×クレベル・コイケ戦から一気に熱を帯びるなど会場に集まったファンは格闘技を求めている空気感があり――そのなかで神龍のコメントに対する堀口のレスポンスで盛り上がりも最高潮を迎えた。


■視聴方法(予定)
12月31日(日)
午後1時00分~ABEMA
午後1時30分~U-NEXT、RIZIN100CLUB
午後2時00分~スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN45計量結果カード

<RIZINフライ級王座決定戦/5分3R>
堀口恭司:56.9キロ
神龍誠:57.0キロ

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
フアン・アルチュレタ:63.8キロ
朝倉海:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ:65.9キロ
斎藤裕:65.85キロ

<フェザー級/5分3R>
平本蓮:65.95キロ
YA-MAN:65.85キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花:48.65キロ
山本美憂:48.85キロ

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛:118.9キロ
上田幹雄:110.55キロ

<フライ級/5分3R>
扇久保博正:56.9キロ
ジョン・ドッドソン:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.0キロ
ヴィンス・モラレス:60.75キロ

<バンタム級/5分3R>
太田忍:61.0キロ
芦澤竜誠:61.0キロ

<65キロ契約/5分2R>
皇治:64.95キロ
三浦孝太:64.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ:76.9キロ
安西信昌:76.95キロ

<フライ級/5分3R>
新井丈:56.85キロ
ヒロヤ:56.65キロ

<特別ルール・ライト級/5分2R>
安保瑠輝也:69.85キロ
久保優太:69.8キロ

<フェザー級/5分3R>
弥益ドミネーター聡志:65.75キロ
新居すぐる:65.85キロ

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
篠塚辰樹:59.95キロ
冨澤大智:59.8キロ

<54キロ契約/5分3R>
那須川龍心:53.85キロ
シン・ジョンミン:53.8キロ

<バンタム級/5分3R>
YUSHI:60.6キロ
平本丈:60.7キロ

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