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【DEEP115】Black Combatとの対抗戦。石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンに要・要・要注目

【写真】青井はベルトを持たないが、正規王者&暫定王者が不在のなかDEEP代表としてシン・スンミンと対戦。つまり、それだけ王座に近いの青井ということだ(C)MMAPLANET

9月18日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 115 IMPACTで行われるDEEPvsBlack Combat 7×7全面対抗戦の対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

今年2月に第一弾が組まれた、DEEPとBlack Combatとの対抗戦。1st ROUNDとなった韓国・スウォン・コンベンションセンターでのBlack Combat05では、ライト級王者の大原樹理、女子ミクロ級及びDEEP JEWELSアトム級チャンピオンの大島沙緒里、フェザー級とメガトン級のタイトルコンテンダーである中村大介と赤沢幸典、そして山本聖悟という本気度100パーセントのメンバーを揃えたDEEP勢だったが、ブラックコンバットに2勝3敗と負け越す結果に終わった。


その後、Black Combatのブラック代表は4月に来日し、RIZINとの対抗戦への意気込みを見せていたが、DEEP佐伯代表が雪辱を果たすべくホーム=日本で対抗戦の第2弾を意地の主催。韓国勢が東京ドームホテルに宿泊するなど、現地でのホスピタリティに対して、オ・モ・テ・ナ・シで意地を見せている。

そんな今回の対抗戦にはチャンピオンを揃えたBlack Combat勢に対し、現DEEPバンタム級暫定王者の石司晃一、現DEEPウェルター級王者の鈴木槙吾、現DEEPメガトン級暫定王者の酒井リョウを筆頭に、初代Fighting Nexusフライ級王者の駒杵嵩大とRIZIN・DEEPで連勝中の青井人、そこに韓国ROUNDで勝利した大原・大島を加えた、佐伯DEEPはまさに本気度150パーセントといえるメンバーを揃えた。

この対抗戦でMMAPLANETとして注目したいのが、石司晃一×ユ・スヨンと青井人×シン・スンミンの2カードだ。

石司と対戦するスヨンは韓国柔術界史上最年少24歳で黒帯を取得し、MMAでは母国・韓国でZEUS FCフェザー級王座、Black Combatライト級王座、カザフスタンのNEIZA FCフェザー級王座を次々と戴冠。昨年大晦日にBlack Combatでフェザー級を獲得し、ライト級に続いて2階級制覇を達成した。

7月にはバンタム級に階級を下げ、Black Combatバンタム級王座戦に挑むも計量失敗。一本勝ちを収めるも、王座獲得とはならなかった。5本目のベルトこそ手に入れられかったスヨンだが、ライト級からバンタム級という階級で戦い、これだけの実績を残していることは驚異的と言えるだろう。

韓国人MMAファイターといえば、打たれ強さとスタミナ、そして思い切りのよい打撃で試合を組み立てるイメージだが、スヨンのファイトスタイルはそれと違う。細かくジャブとローを散らし、ダブルレッグからテイクダウン、トップキープ・ポジショニングで相手をコントロールしてフィニッシュを狙うというもの。

柔術ベースでサブミッションによる一本勝ちが目立つが、そこにいたるまでにコンパクトなジャブ・ワンツー、そしてカーフキックで対戦相手を削る技術にも長けている。決してエキサイティングで派手な試合にはなりにくいが、よりグローバルなMMAを意識&アジャストを目指しているスタイルだといえるだろう。

ロングリーチを活かしたジャブで距離を制してペースを掴む石司としては、いかにスヨンの接近を止められるか。一発で試合をひっくり返す右フック&ストレートが魅力の石司ではあるが、勝利に近づくためには、その右に頼らない試合運びが求められる。

一方、青井と対戦するスンミンは従来の韓国人MMAファイターのイメージ通りの戦い方をする選手だ。重心を落としたスタンスの広い構えからパンチの強打&ロー・カーフキックのプレッシャーをかけ、最終的に打撃でのKOを目指すスタイルで、昨年12月からBlack Combatに主戦場を移してからは2連続KO勝利中。

今年4月にDouble GFC暫定王者だったパク・チャンスを左フックからのサッカーボールキックで沈め、Black Combatのフェザー級王座に就いた。

ガードを高く構えて細かい打撃から試合を組み立てていく青井とは、スタンドでの距離・間合いも似ており、必然的にスタンドの時間が長い展開が予想される。

ただしスンミンがほぼスタンドの攻防に終始するのに対し、青井には昨年11月のRIZIN LANDMARK04での鈴木博昭戦のように、スタンドの攻防で後手に回ってもテイクダウン&グラウンドゲームという選択肢がある。スンミンのテイクダウンディフェンス能力が勝敗の鍵を握る一戦になりそうだ。

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Black Combat Black Combat06 DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road to UFC Special UFC YouTube イ・ジンセ キック キム・ミンウ シン・スンミン パク・チェンス パンクラス パン・ジェヒョク ホン・ジョンテ ユ・スヨン

【Special】アジアの今:韓国(01)BCフェザー級王座決定戦出場。シン・スンミン「絶対に日本でも勝てる」

【写真】この日の試合は、最大級の誉め言葉を見つけるとすればイ・ユンジュンを彷彿させたシン・スンミンだった(C)MMAPLANET

2023年に入り、J-MMA界で顕著になりつつある現象がある。韓国、モンゴル、フィリピン、そしてキルギスとアジア諸国からフィジカルに優れ、打撃に強く、組み技の技術も習得している選手が来日し、日本人ファイターにとって脅威になりつつある。

そんなアジアの今──とはいっても昨年12月から今年の1月にかけて取材した──を、フィリピン、韓国、モンゴルからインタビュー形式で紹介していく。

第2回は15日(土・現地時間)に韓国インチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催されるBlack Combat06でパク・チャンスとBlack Combatフェザー級王座決定戦で戦うシン・スンミンの登場だ。

同王座は昨年大晦日に前ライト級王者ユ・スヨンがイ・ジンセを下し2階級制覇を成し遂げたばかり。しかし、ユ・スヨンは3階級制覇を目指し5月13日の次回大会でバンタム級タイトル戦を戦うことが決まり、フェザー級のベルトを返上することとなった。

そのフェザー級王座を賭けて、同じく大晦日大会でホン・ジョンテを圧倒し、1R3分03秒でKO勝ちしたシン・スンミンが、Double GFCフェザー級王座決定戦でパンクラスで活躍中のパン・ジェヒョクを下したこともあるパク・チェンスと相対する。Black Combatフェザー級の充実ぶりが伝わってくる──Road to UFCに出ていてもおかしくないファイター同士の顔合わせとなった。

ここでは、その大晦日に右ハイでダウンを奪い鉄槌の連打で勝利した直後に訊いたシン・スンミンの声をお届けしたい。


──今日のイベントで一番良い試合で、一番良いパフォーマンスに見えました。

「ありがとうございます」

──大勝した今の気持ちを教えてください。

「作戦が良かったです。準備してきたことが7割以上できて、勝利を手にすることができました。本当はもっとアグレッシブにフリースタイルで攻めるのが、自分のスタイルなのですが、相手はグラウンドが上手く腕十字を得意としているので、今日はステップを多用し、打撃で勝利できました」

──スピニングバックフィストも、相手に回らせてから打つよう狙っていたように見えました。

「その通りです。相手が右回りだったので、自分は左に移動しながらモーションをかけ、出てくるタイミングで攻撃を仕掛けました。これは作戦というよりも、練習の時から使っていた技で。これまではあまり試合で成功することがなかったのですが、今日は当てることができました」

──Black CombatはRIZINルールのようにサッカーボールキックも許されています。それらの攻撃は、Black Combatで戦うようになってから練習を始めたでしょうか。

「Road FCなど他のプロモーションでも戦ってきましたが、Black Combatのようなルールではなかったです。今回、10日目のオファーだったのですが、それからそういう練習をしてきました」

──なんと、10日間の練習で実際に試合で使えたのですね。いずれにせよ10日前の緊急オファー、計量も大変だったようでした。ただ、リカバリーもしっかりとできていました。以前のDouble GFC暫定王座決定戦を減量失敗で欠場していますが、あの経験があって今回の減量とリカバリーがあったのでしょうか。

「そうですね、あの時は減量に失敗して失神してしまいました。あれから普段でも栄養管理に気を付けています。そして、いつでも試合に出られるよう練習してきました。減量からリカバリーにかけても、しっかりと体調管理ができていました」

──ではDouble GFCからBlack Combatに戦場を移した理由を教えてください。

「Double GFCは単発契約なので、これからも試合に出ることがデキると思います。ただ、自分はBlack Combatで戦っていこうと思います。本当はDEEPとの対抗戦に出たかったのですが、キム・ミンウ選手にギリギリの判定負けをして本当に悔しかったです。DEEPとの対抗戦に出るために入場パフォーマンスも用意していたのに……本当に残念でした」

──それだけDEEPへの対抗戦に出たかったのですね。キム・ミンウに負けたとはいえ、紙一重だったと聞いています(※両者の一戦は2023年になってからYouTubeで公開された)。そして今日の勝利でBlack Combatフェザー級王座への挑戦をアピールしていました。

「次は今日のタイトル戦で負けたイ・ジンセと戦う約束をしてもらえました。4月に勝てばタイトルに挑戦できますが、日本で試合がしたいです。DEEPだけでなく、パンクラスやRIZINから声がかかればいつでも戦いたいと思います」

──正直、ユ・スヨンも良い選手ですが、多くの人がキム・ミンウの方が強いと思っているかと。そのキム・ミンウと競り合ったことで、チャンピオンになれる自信は相当にあるのではないでしょうか。

「自分はパンクラスで戦っているパン・ジェヒョク選手にも3-0で勝っています。ですからユ・スヨン選手に勝てる自信も当然あります。それは日本で戦うことを想定しても同じです。日本でも勝てると自信満々に言えます。日本の各団体が試合のチャンスをくれれば必ず受けて立ち、絶対に勝ちます!!」

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Black Combat Black Combat04 MMA MMAPLANET o ROAD FC イ・ジンセ イ・ソンハ キック キム・ジュンギュン ブラック ユ・スヨン

【Black Combat04】前ライト級王者ユ・スヨンがイ・ジンセを右カーフ&TDで圧倒、フェザー級も制す

【写真】徹底したケージレスリングとコントロールの強さを見せたユ・スヨン。打撃戦が少なかったメイン。これができるうえで打撃に強い──それがRoad FC成長期の韓国MMAだった。ブラックコンバットでは原点回帰もあるのか(C)MMAPLANET

12月31日(土・現地時間)に韓国はインチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催された Black Combat04「The Era of New Kings」。

ブラックコンバットではLIVE配信を一切行わず、試合前から試合後までを編集した動画を大会後、数日を経て1日1試合というペースで公開している。8日(日)に同大会のメインイベント=Black Combatフェザー級王座決定戦の動画がアップされたので、ここで試合レポートを掲載したい。


<Black Combatフェザー級王座決定戦/5分3R>
ユ・スヨン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
イ・ジンセ(韓国)

ライト級王座を返上して今回のフェザー級王座決定戦に挑むイ・ジンセ。4年前の初戦でユ・スヨンに勝利しており、今回が再戦となる。サウスポーのイ・ジンセはスイッチしながらサークリング。右ローを見せる相手との距離を詰めるユ・スヨンだが、イ・ジンセのインローが当たる。ユ・スヨンの左ジャブをかわしたイ・ジンセはローと・ジャブを当て、シングルレッグでテイクダウンを奪った。

ケージ際でハーフガードのユ・スヨンを抑え込むイ・ジンセ。トップコントロールからバックを狙いつつ、左のパンチで削る。ケージをつたって立ち上がろうとするユ・スヨンの左足を制してパンチを打ち込み、バックへ。左腕で相手の体を引き寄せ、両足を差し入れてバックマウントを完成させる。パンチで削るユ・スヨン。イ・ジンセが立ち上がるとバックコントロールへ。対するイ・ジンセは体勢を入れ替え、ユ・スヨンをケージに押し込み初回を終えた。

2R、両者が見合う中、ユ・スヨンの右カーフキックが当たる。イ・ジンセは左ハイ。ユ・スヨンも右カーフと右ミドルをヒットさせた。イ・ジンセが左ジャブを突くと、ユ・スヨンがダブルレッグでテイクダウンを奪う。ケージ際で相手の両足を畳んだユ・スヨンがマウントへ移行する。左のパンチと右ヒジで削りながらバックに回ったユ・スヨンが、右足を差し入れてバックコントロールでイ・ジンセの動きを抑え、右のパンチで削っていく。

立ち上がったイ・ジンセをシングルレッグでコカしたユ・スヨンは、そのままケージに押し込む。立ち上がろうとするイ・ジンセを、足をすくって倒すユ・スヨン。イ・ジンセがスクランブルに転じると、ユ・スヨンは立ち上がり、相手をケージに押し込んでいった。

最終回、ユ・スヨンがスイッチしながら距離を詰める。イ・ジンセは相手の左足江シングルレッグで組みつくも、これをスプロールされてしまう。距離を取るユ・スヨン。互いに左ジャブを突いたあと、イ・ジンセの左ボディアッパーにユ・スヨンが左ジャブを合わせた。ユ・スヨンの右カーフキックが連続でヒットし、イ・ジンセの左ふくらはぎが赤く腫れている。イ・ジンセもワンツーを繰り出すが、ユ・スヨンはブロックするなどパンチへのディフェンス力の高さを見せる。

ユ・スヨンがシングルレッグでイ・ジンセに組みつき、さらに足をかけて尻もちを着かせた。立ち上がろうとする相手をダブルレッグからリフトアップしたユ・スヨンだったが、イ・ジンセがボディロックから体勢を入れ替え、相手をケージに押し込んでいったところで試合が終了した。

裁定は3-0でユ・スヨンの勝利。ライト級に続きフェザー級のベルトを巻いたユ・スヨンは3月にカザフスタンのMMAプロモーション=NEIZA FCのフェザー級王座防衛戦が控えていることを明かし、「また来年、Black Combatで戦いたい。ライト級でも、先ほど試合をした2人(イ・ソンハとキム・ジュンギュン)よりも自分のほうが上だ。バンタム級でもベルトを獲りにいきたい」と3階級制覇を狙うと宣言している。

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Black Combat Black Combat04 K-MMA MMA MMAPLANET o   イ・ジンセ イ・ソンハ キム・ジュンギュン シン・スンミン ホン・ジョンテ ユ・スヨン

【Black Combat04】ブラックコンバット04 Gallery クレイジーな減量目立つK-MMA界で計量失敗なし

【写真】過去に減量中に病院に運ばれタイトル戦を欠場した過去を持つシン・スンミンは10日前のオファーを受け、体重を創りリカバリーも程よくされていた (C)MMAPLANET

昨年12月31日(土)に開催されたBlack Combat04。謎が謎を呼ぶK-MMA界の新興勢力。その韓国MMAファイターたちの減量の仕方が壮絶なのは、有名な話だ。

と同時に計量失敗にまつわる対戦カードの変更や欠場は、日常茶飯事となっている。さらにいえば同国での計量失敗に関しては、計量時間に遅れるだけでも罰金があるなど、飴と鞭ならぬ鞭のみの対策がこうじられてきた。

そんななか同大会では、試合数は6試合ながら計量失敗は見られなかった。それでも10日前のオファーで体重を創ったシン・スンミン、メインのフェザー級王座決定戦に出場したイ・ジンセなどは相当なリカバリーがあったように映る。他の選手も大胸筋の戻り幅は、なかなかのもの。ここでは──まだ試合結果が未公開のブラックコンバット04上位カード出場選手の計量Before & Afterを見比べてみたい。


ユ・スヨン


イ・ジンセ


イ・ソンハ


キム・ジュンギュン


ホン・ジョンテ

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【Black Combat04】計量終了 スクランブル出場シン・スンミンのパスに、対戦相手ホン・ジョンが笑み

【写真】シン・スンミンの計量パスに計測係の人物が嬉しそうな笑顔を見せていた。実は家族的な空気のブラックコンバットの一面がうかがえる(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)に韓国はインチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催される Black Combat04「The Era of New Kings」の本計量が行なわれた。

イベントのライブ配信は無し。YouTubeでディレイ配信し「ライブを楽しむのは会場」という方針で、満員の観客を集めるブラックコンバットでは、セレモニアル計量も実は大会1週間に撮影済みで、前日は本計量のみという創り込みようだ。


メインのフェザー級王座決定戦に出場するユ・スヨンとイ・ジンセの両者を始め、6試合全12選手が計量クリア。体重オーバーが多いK-MMA界にしては極々順調に出場ファイターは大会当日を迎えることとなる。

それでも下着を脱いで体重を測る選手は3名に及び、特に第4試合のフェザー級マッチでホン・ジョンテとのファイトを10日前に受けたシン・スンミンは、リミット丁度という結果にガッツポーズし、すぐに水分補給に入った。ここで対戦相手のホン・ジョンテも、満面の笑みを浮かべていたのが印象的だった。

また第2試合のフェザー級でイム・ジョンミンと対戦するイ・ソンウンは、フェイスオフの際にサンタクロースの衣装に身を飾って「初回で倒す」と言い続けた。25日が過ぎるとお正月ムード一色の日本と違い、クリスマスの情景が街中に残る韓国らしいイ・ソンウンのコスプレ・フェイスオフだった。

■ Black Combat04計量結果

<Black Combatフェザー級王座決定戦/5分3R>
ユ・スヨン:65.7キロ
イ・ジンセ:65.75キロ

<ライト級/5分3R>
イ・ソンハ:70.35キロ
キム・ジュンギュン:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン:66.0キロ
ホン・ジョンテ:66.0キロ

<ウェルター級/5分3R>
ソル・ヨンホ:76.75キロ
イ・チョンス:76.9キロ

<フェザー級/5分3R>
イ・ソンウン:64.7キロ
イム・ジョンミン:64.9キロ

<フライ級/5分3R>
オク・ウンチャン:57.2キロ
キム・ソンウン:57.18キロ

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BELLATOR Bellator287 MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC UAEW UFC   アダム・ピコロッティ キ・ウォンビン クォン・アソル サルバツホン・ハミドフ シモン・ビヨン ジャスティン・ゴンザレス ソウル・ロジャース ダニエル・スカティッツィ ティム・ワイルド デヴィ・ギャロン ニキータ・ミハイロフ パンクラス ファビアン・エドワーズ ベラトール マンスール・ベルナウイ ユ・スヨン

【Bellator287】計量終了 ベルナウイはRoad FC時代の強さを維持しているのか。タジキのハミドフにも注目

【写真】 強さを争う場ならカスピ海沿岸と中央アジアを掘らないと嘘(C)BELLATOR

29日(土・現地時間)、イタリアはミラノのかつてはパラリードの名で親しまれていたアリアンツ・クラウド・アリーナで開催されるBellator287「Piccolotti vs Barunaoui」の計量が、28日(金・同)に行われている。

今大会のメインはアダム・ピコロッティ×マンスール・ベルナウイのライト級マッチ。来年開催が予定されているライト級ワールドGPに向け、ベルナウイの査定試合という見方が出きる一戦だ。


Road FCライト級王座挑戦権が懸けられたライト級Tを経て、王者クォン・アソルに勝利した暁には100万ドル(※トーナメント優勝時点で20万ドルを獲得)を手にするという1年10カ月のロングランタイトル奪取劇から、3年5カ月──ついにベルナウイが実戦復帰を果たす。

Road FC王座奪取後、ベルナウイは大舞台で戦うことを念頭におき、RIZINからの出場交渉には首を縦に振ることなく長いバカンス期間に入ってしまった。コロナ禍で練習拠点をプーケットからパリに移し、ついに雌伏の時を終える。

ベルナウイはRoad FCではクォン・アソルを始め、カビブ・ヌルマゴメドフの盟友シャミール・ザハロフ、日本の下石康太、在韓モンゴリアン=ムングトスズ・ナンディンエルデン、キム・チャンヒョン、RTU出場でGladiatorライト級王者のキ・ウォンビンという7人から全て一本勝ちを手にしている。

しかも、下石とザハロフは3Rでそれ以外の選手は5分以内に仕留めているというフィニッシャーだ。とはいえザハロフと下石相手には盤石のコントロールということはなく、スクランブル戦を経て──特に下になったときの悦妙のスイープ奪取力でポジションを挽回して勝利に結びつけていた印象がより強い。

あの一瞬の機転と、集中力を切らさないファイトがこれだけのブランクを経て如何に維持できているのか。さらにいえば英&北米系ファイターとの対戦経験が少ないこと、ピコロッティとは上背の差がほとんどなくフィジカル的な優位さは求められない影響があるのか──も気になるベルナウイのワールドステージ初陣だ。

同じライト級でソウル・ロジャース、フェザー級ではジャスティン・ゴンザレスら注目選手が戦うメインカードに対し、プレリミで見逃せないのがオープニングファイトでジョゼ・マリア・トメと対戦するサルバツホン・ハミドフだ。

キャリア18年、元UFCファイターのブラジリアン・ファイター=トメは戦績40勝9敗3NCの40歳。対するハミドフは17歳でプロデビューを果たし、過去6年間で13の勝利を積み重ねてきた無敗のタジキスタン人選手だ。

ハミドフはUAEWではZEUSバンタム級王者でパンクラスにも来日経験のあるユ・スヨンをケージレスリングの消耗戦で下している。基本、シングルからケージにつめてテイクダウン&トップもしくはバックコントロールで試合を支配するスタイルだが、相手を削るなかでパウンドアウトや前後の絞めを持つ。

ベラトール・バンタム級戦線でケージレスリング&スクランブルの雄といえばタイガー・マゴメドフ。そのマゴメドフやニキータ・ミハイロフと北の勢力争いに割って入ることができるのか──楽しみな中央アジア(所属はロシアントップチーム)の俊英の初登場だ。

■視聴方法(予定)
10月30日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator287計量結果

<ライト級/5分5R>
アダム・ピコロッティ: 155.2ポンド(70.39キロ)
マンスール・ベルナウイ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ: 185.4ポンド(84.09キロ)
チャーリー・ウォード: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ソウル・ロジャース: 155.3ポンド(70.44キロ)
ティム・ワイルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ゴンザレス: 145.2ポンド(65.86キロ)
アンドリュー・フィッシャー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィ・ギャロン: 155.8ポンド(70.66キロ)
ダニエル・スカティッツィ: 154.8ポンド(70.21キロ)

<ミドル級/5分3R>
コステリョ・ファン・スティーニス: 185.4ポンド(84.09キロ)
カミル・オニシュチョク: 185.4ポンド(84.09キロ)

<ライト級/5分3R>
チボー・グッチー: 155.9ポンド(70.71キロ)
アルフィ・デイヴィス: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
キアラ・ペンコ: 115.1ポンド(52.2キロ)
マヌエラ・マルコネット: 115.8ポンド(52.52キロ)

<フェザー級/5分3R>
イーブ・ランジュ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ヴァルテル・コグリアンドロ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シモン・ビヨン: 205.8ポンド(93.34キロ)
ドラゴス・ズッコ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコロ・ソッリ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブハマ・キャマハ: 170.9ポンド(77.51キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 204.8ポンド(92.89キロ)
ルーカス・アルシーナ: 204.4ポンド(92.7キロ)

<181ポンド契約/5分3R>
スティーブン・ヒル: 179.9ポンド(81.6キロ)
アンドレア・フージ: 181ポンド(82.1キロ)

<バンタム級/5分3R>
サルバツホン・ハミドフ: 135.8ポンド(61.59キロ)
ジョゼ・マリア・トメ: 135.6ポンド(61.5キロ)

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Brave CF MMA PFL UAEW UAEW24 UFC アリ・アルカイシ イ・ドギョム カールストン・ハリス キック サルバツホン・カミドフ サンボ・ゴリンボ シルベスター・チップファンブ ヘンダソン・フェヘイラ マヒル・マメドフ ムイン・ガフロフ ユ・スヨン ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ

【UAEW24】2人のUAEW王者に挑むのはTitan FCとEFC Worldwideのチャンピオン!! 世界中の新鋭がズラリ!!

【写真】Titan FCフェザー級チャンピオンの挑戦を受けるUAEWフェザー級王者のイ・ドギョム(C)UAEW

29日(金・現地時間)、UAEはアブダビの柔術アリーナでUAE Warriors24が開催される。

28日(木・同)には同所でUAEW23 Arabia05と中東勢中心のYoung Blood大会が行われ、2日連続のイベント開催となる。また30日には同地でUFC267が開催されることで、今大会はダナ・ホワイトの御前試合になる可能性も高い。

今年の1月のEagle FCとの合同イベントはダナとカビブ・ヌルマゴメドフが席を並べて視察し、カールストン・ハリスがUFCと契約し、ムイン・ガフロフがコンテンダーシリーズ行のチャンスを掴んでいる。


そんなUFCウィークのUAEW24では2つのタイトル戦が組まれている。メインでは16勝2敗、ブラジル人王者ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラがシルベスター・チップファンブの挑戦を受ける。

3月大会でカナダ人王者ザビエル・アラウイをハイキックからパウンドアウトしベルトを巻いたオリヴェイラに対し、ジンバブエ人ファイターで現在は南アフリカのケープタウン在住のチップファンブはEFC Worldwideのバンタム級チャンピオンだ。

中東のプロモーションのブラジル人王者に、アフリカの王が挑む一戦。MMAの世界的伝播とUAEWのグローバル感が改めて伝わってくるメインといえる。そのグローバル感をさらに感じさせるのが、コメインのフェザー級選手権試合だ。

同級王者は韓国のイ・ドギョム。彼はAngel’s FCでフェザー級王座挑戦もムン・ギブンに敗れ、キャリアアップに中東の地を選んだ。現在はBRAVE CFに在籍する元PXCフェザー級王者でUFCベテランのロランド・ディをKOすると、2020年7月にアレクサンドル・キトランをヒザ蹴りで一蹴し、UAEWフェザー級王座に就いている。

挑戦者のアリ・アルカイシはBRAVE CFで3連勝しUFCにステップアップ──も2連敗でリリースされる。その後はUAEWで再起し、8月にはTitan FCでアンドリュー・ウィットニーを下しTitan FCフェザー級王者になっている──ヨルダン人散打ファイターだ。

イ・ドギョムとすれば、ただ王座初防衛を目指すだけでなく、有力フィーダーショーのチャンピオンを相手にインパクトを残す勝ち方をし、UFCへのステップアップを狙うファイトであることは間違いない。

また韓国からはイ・ドギョムだけでなくZEUS FCバンタム級王者のユ・スヨンがプロモーション・デビューを果たす。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

ユ・スヨンは2019年11月にパンクラスに来日し大橋悠一を僅か13秒でKOし、再来日が期待されていた25歳の新鋭だ。

ユ・スヨンもまた中東をステップアップの地として照準を定めたが、UAEWでは同大会初戦となるタジキスタン人ファイターのサルバツホン・カミドフ──キャリア11連勝中のえげつない相手を用意している。

またEFC Worldwideのウェルター級王者サンボ・ゴリンボもUAEW初陣を迎え、PFLベテランのヘンダソン・フェヘイラと相対する。この他にもカザフスタンのオクタゴンMMAミドル級王者で19勝1敗のマヒル・マメドフも出場、世界の新鋭の品評会ともいえるUAE Warriors24──見逃せないイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS

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